本・雑誌・マンガ

2013年11月 9日 (土)

「頭文字D」完結

 またも私が愛読していたマンガが終わってしまいました。今度は「頭文字D」。その完結編第48巻を読みましたよ。
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(※48巻全部並べて写真撮るのは大変なので、最初と最後の2巻ずつをピックアップしました。)

 「頭文字D」は講談社のヤングマガジンで1995年から連載されていたようですが……これも読み始めたのは途中から。読むようになったきっかけは、たぶんセガのアーケードゲーム「頭文字D Arcade Stage(初代)」だったと思います。1プレイ100円になった(※当初は200円だった)あたりからゲーセンでやり始めて、ゲーム内のストーリーモードの「公道最速伝説」をやってるうちに「原作をちゃんと読もうかな」となって単行本を買い始めたよーな記憶があります。で、「Arcade Stage」の方はVer.2をかなりやり込んだものの、Ver.3で引退。ゲームはやめてしまいましたが、原作の方は既刊を買い揃えて新刊が出る度に買っていき、今週ついに全48巻が揃いましたわ。アニメ版はほとんど見ていなかったりしますが、BGMに使われているユーロビートのCDは大好きでして買ったりレンタルしたりでだいたい揃えてます<記事>。あと、実写版の映画は劇場へ観に行きましたね(あの映画、個人的には高評価っす)。
 結局「頭文字D」原作には最後までつき合ったわけですが……「面白いから読んでいた」というよりは、途中からは「惰性」で読み続けていたよーな感じでした。対東堂塾戦までは面白かったんですけど、それ以降は「同じことの繰り返し」って感じで「高橋啓介も藤原拓海も、どうして勝つのか?なぜ負けないのか?」ってことにムリがありすぎるように思えて(対エンペラー戦の「エンジンのせ替え」みたいな理由付けもなく、どんどん出てくる強敵に「なんとなく勝ってしまう」もしくは「相手が決定的なミスをするから結果的に」ってのは、現実のF1やWRCのトップドライバー達の厳しい戦いを見ているとものすごく萎える)……“神奈川遠征”も納得できる話はなかったし、遠征を終えて公道の“最速伝説”が完成した時点で「プロジェクトD」の行き着く先も描くことなくヒジョーにあっさりと物語を終わらせた今回の結末、これはこれで良かったんじゃないですかね。プロドライバーになるにしても、ドリフト走行できるレースはD1グランプリぐらいしか今どきないですしねぇ(啓介はともかく、拓海にグリップ走法は似合わない)。

 なんだかんだで原作は48巻で終わりましたが、アニメは「Final Stage」が制作中なようで、また新しい劇場版も来年8月に公開されるとか。となれば、またまたユーロビートのアルバムが出るでしょうし、楽しみですわ。アーケードゲームもまだ続いているようですし、いろいろな形で楽しめる作品を世に送り出したしげの秀一先生、20年近い創作活動お疲れさまでした。

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2013年4月11日 (木)

ファイブスター物語 連載再開

 買いましたよ、ニュータイプ5月号。

Newtype05
その昔(※大昔w)ニュータイプを毎月のように買っていた頃もあったんですけど、最近は全くのご無沙汰で、前に買ったのがいつだったかわからないくらいに久しぶりの購入となりました。amazonで予約しといたところ、昨日発売ながら今日になって届いたんですけどね。
 目的は、表紙にある「ファイブスター物語 連載再開!!」……そう、2004年12月号以来ひたすら休載してやがったマンガ「ファイブスター物語」の連載が再開されるというので、それを最速で読むため。ただそれだけのためでございます。

 で、早速、「ファイブスター物語」読みました。
……
……(苦笑)
…………
……………………

感想:なし。

  私的には12巻発売以来だから7年にわたり待ちに待った連載再開だったのですが、ね。感想は、「ない」ですわ。
 まぁ、作者が永野護さんですから、「フツーに再開されるわけはない」とは思ってましたけど……“モーターヘッド”が丸々“ゴティックメード”に置き換わり、以降「“モーターヘッド”など、ジョーカー星団に最初から存在していなかったのだっ!」ってことになっているとは、さすがに考えもしませんでしたよ。
 「ファイブスター物語」ってのは、最初の最初は「重戦機エルガイム」で描かれなかった裏設定、特に「ファティマ」「Bテンプル」が描かれるということが売りでした。私もそこから入ったので、ニュータイプ連載開始当初から今の今までつきあってきたわけです。ええ、いつ描かれることになるやらさっぱりわからん設定資料集(CHARACTERS/DESIGNS)も高かったけどあれこれ買ってきましたよ<記事はこれとかこのへん>。それもこれも永野氏による“ファティマ”と“モーターヘッド”のオリジナリティあふれるデザインあればこそです。今回のエピソードを見る限り“ファティマ”を始めとするキャラ設定についてはだいたい残っているようですけど、“モーターヘッド”の設定は完全に書き換えられていますな。各個体のおかれている状況は同じながら、外観は当然ながら機体名も変わって、ご丁寧に年表も一切合切書き換えられています。つまりは“モーターヘッド”は完全に消滅し、今後一切描かれることもなくなったということなのでしょう。
 “モーターヘッド”が大好きで長年読者やってきた身としては「ふざけんな」って怒るべきところなんですけど、不思議とそういう怒りの感情は今回わきあがりませんでした。「悲しい」「残念」「がっかり」もありません。そして、「楽しい」とか今後への期待とかもまるでない(「Designs 4」今秋発売予定の文字を見たときは期待感も感じたのですが、それもしばらくしたら消えました)。
 「何もない」というのが一番正確かな、って感じです。なので、感想はなし、なのです。
 “ゴティックメード”のデザインは、全く私の心には響きませんでしたわ。カッコ良くもないし、カッコ悪くもない。美しくもなければ醜くもない。
 「やっぱスゲー」と思う人も少なくないのでしょうが、私にとっては心底「どうでもいい」デザインです。
 読み返してみても「ああ、そうですかそうですか」となげやりな気分にもならないし、「今後はスルー決定」と決めつける気にもならず、なんとも空虚で……そう、私にとって今回の新たな「ファイブスター物語」は実に空虚でした。
 2ちゃんねるのFSSスレでは、賛否両論というより賛同の方が多いみたいですな。否定派は叩かれてる感じ。他のマンガ、特に少年誌の作品がこれと同じことをやったら2ちゃんねるでも徹底的に叩かれると思いますが、FSS読者は“訓練済み”ですから。これからもどんな改変がなされようとも賛同してくれる読者さんたちに支えられていくのでしょう。ま、どう評価するかはその人の自由ですしね。

 今後の私の「ファイブスター物語」への対処については、まずは一晩寝てから考えることにしますけど、ニュータイプを買って連載を読むってことはおそらくもうないでしょう。「Designs 4」も、買うつもりだったんだけど、こうなっちゃったらもうどうでもいいなぁ。単行本は、次巻(13巻?)が世に出たときにまた改めて考えますかね。

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2011年12月23日 (金)

「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」完結

 私が愛読していたマンガ、「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」が終わってしまいました。その完結編第78巻を読みましたよ。

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 集英社のスーパージャンプにて1990年に連載開始されたんですね。私が読み始めたのは連載開始の何年か後からですけど、単行本は第1巻から全巻揃っています。この「ゼロ」と、細野不二彦さんの「ギャラリーフェイク」(全32巻。これも全巻持ってます)を読み始めたことで、私は絵画に興味を持ち、各地の展覧会へ足を運ぶようになりました(今年もフェルメールの作品を何点か見るなど、美術展に数回行っています)。私に数多くの“本物”の芸術作品を鑑賞する契機を与えてくれたこの2つのマンガには、心から感謝していましたが……「ギャラリーフェイク」が2005年に連載終了となり、「ゼロ」もついに完結ですか。始まったものはいつか必ず終わるのですが、残念でなりません。
 「ギャラリーフェイク」の最終話もかなりの長編だったんですが、「ゼロ」の最終話はなんと78巻まるまる一冊分。延々と続き永遠にエピソードを作れそうなこの作品をどう終わらせるのか、ちょっと心配だったんですけど、杞憂でしたかね。「ゼロ」らしい、ある意味ムチャな話の持っていき方で終わってしまいましたw。ま、良かったんじゃないですかね、これで。

 原作の愛英史さんと絵の里見桂さん、20年以上の創作活動お疲れさまでした。
 そして、“神の手”を持つ男・Mr.ゼロ。興味の尽きないエピソードの数々、本当にありがとう。

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