ガンダム

2013年11月28日 (木)

MRX-010 サイコガンダムMk-II(ネオ・ジオン仕様) ~その2

 昨日のその1でモビルスーツ形態について書いたので、その2では変形後その他について。

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 サイコガンダムは、写真のような“モビルフォートレス”と呼ばれるモビルアーマー形態へと変形できます。というか、元々サイコガンダムはジオン軍のビグザムのような拠点防衛用兵器として開発されており、このモビルフォートレス形態こそが本当の姿で、モビルスーツ形態の方が後付けということのようです。サイコガンダムMk-IIもこの点は同じ。ただ、ロザミアのMk-IIはモビルフォートレス形態にならず終いだったため、Mk-IIのモビルフォートレス形態は「機動戦士ガンダムZZ」でのみ見ることができます。

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 変形といっても、Ζガンダムやマクロスのバルキリーのような複雑な変形機構を用いているわけではありません。簡単に言うと「頭部にフードを被って“体育座り”している状態」ってな感じです(正確には、ちょっと違うけどw)。でも、こんな超重装甲の塊みたいのがミノフスキークラフトでプカプカ空中に浮いてて、Iフィールドでこちらのビーム兵器は遮断される一方、向こうはメガ粒子砲をばらまくように撃ってきて、さらに近接戦闘に持ち込もうとするとモビルスーツ形態に変形されて蹴飛ばされたりするわけで……普通のモビルスーツとかでこんなのの相手をするのは冗談じゃないでしょうなぁ。

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 サイコガンダムMk-IIは頭部が脱出ポッドになっており(プルツーが実際に使用した)、G.F.F. METAL COMPOSITE版も簡単に頭部が外れるようになっています(※首みたいに見えている金色のものは、撮影時の支えに使った、製品とは無関係の金属製のなんかの固定具です)。また、Mk-II専用装備の無線誘導兵器・リフレクタービットが6つ付属しています。ビットやファンネルのようにビーム砲などは装備しておらず、敵が撃ってきたビームを反射します。大気圏内でも使用可能で、実際プルツーがダブリンで使いましたが……キュベレイMk-IIのファンネルといい、このリフレクタービットといい、重力下の大気圏内でどうやって浮遊し自在に移動できるんですかね(重力制御装置でもついてるのかなw)。

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頭部をひっくり返すと、きちんと推進用のバーニアが再現されてたりします。脱出機構がサイコガンダム2号機にもついていれば、フォウもキリマンジャロで死なずに済んだかもしれませんなぁ。

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 1/144のHGUC サイコガンダム(※塗装済)との比較。ほぼ同じ大きさなので、今回のG.F.F. METAL COMPOSITE版サイコガンダムMk-IIもだいたい1/144と考えて良さそうですな。にしても……サイコガンダムとサイコガンダムMk-IIって、やっぱ別モノですよねぇ。サイコガンダム2号機を改修したとしたら、システムや骨格はそのまま使えるかもしれないけど、外装は全とっかえでしょうな。

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 というわけで、1/144のRG Zガンダム(※ほぼ無塗装・成形色)との比較。なんか、もう、倍以上デカいですなぁw。私もTVゲームの「ガンダム無双」系列でなら対決もしたけど、あれはあくまで三人称視点ですから(それでも大変)……実戦でこんなんと対峙するのはイヤだなぁ。まして、中のパイロットが「どこにいるの、お兄ちゃーん」とか言ってるのがわかったら、頭抱えるでしょうね。

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 HGUC キュベレイMk-IIがうちにはないので、HGUC キュベレイ(※塗装済)との比較。こっちの方が、なんとなくだけど勝負はできそうな感じがしますね。ただ、Zガンダムのビームライフルみたいな火力は無さそうなところにファンネルはリフレクタービットで対抗されるとなると……ハマーン様が乗ってたとしてもキュベレイでは勝ち目ないかな?

 サイコガンダムは、モビルスーツ形態が冗談みたいでどこか“茶目っ気”みたいなものがあったりしますが、サイコガンダムMk-IIはそういうところもなく、ミノフスキークラフト/Iフィールド/有線式の分離腕/リフレクタービットと“全部入り”かつより機能的なデザインになってていかにも「極悪兵器」って感じで、ムラサキのヘンテコカラーなところも他にはなく(※パクリのSEED系は除く)てイイ感じだし、私はこちらの方が好きです。惜しむらくは、劇中でその極悪っぷりをたいして発揮できなかったことですかね。ロザミアさんが、バウンドドッグでなく最初からこちらで暴れ回れば良かったかも。
 商品としてもデカい割には結構きっちりかっちりできてて、値段も言うほど高くないし、このデザインが「カッコいい」と思えるなら、今回のG.F.F. METAL COMPOSITE版も買って損はないと思います。

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2013年11月27日 (水)

MRX-010 サイコガンダムMk-II(ネオ・ジオン仕様) ~その1

 先月届いてましたが、いろいろあって、やっと記事化できました。バンダイ GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE サイコガンダムMk-II(ネオ・ジオン仕様)

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 2008年に発売されたサイコガンダムMk-IIの実質再販版ですが、マーキングを変更して「ネオ・ジオン仕様」となりました。2008年発売分(以後、「ティターンズ仕様」とします)のが店頭で展示されてて「おおお、カッコいいな、このサイコ」と思ったけど、結局買いそびれていたのですが……「再販される」とわかり、ティターンズ仕様でイマイチ好きになれなかった脚部のハデ目なマーキングもなくなっていたことから飛びつきました。予約買いです。

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 サイコガンダムMk-IIは、型式番号が示す通りMRX-009 サイコガンダムの後継機にあたる機体です。サイコガンダムは、ニュータイプ用のサイコミュ・システムとミノフスキークラフト推進装置の搭載を優先した結果、巨大化し、モビルアーマー(MA)として完成しました。また、連邦のNT研究所(ムラサメ研究所)が開発したサイコミュ・システムが実にアヤシげで、パイロットに過度の負担をかけることから、強化人間しかコントロールできず、事実上フォウ・ムラサメ少尉専用機でした。サイコガンダムMk-IIは、キリマンジャロ基地防衛戦で頭部を破壊されたサイコガンダム2号機が改修されたものとも言われていますが……ジェネレーター出力や推力、兵装などスペック面で大きく異なっているので、別の機体と考えた方が良さそうな気もします。フォウ少尉が戦死したことから、Mk-IIはオーガスタ研究所の強化人間であるロザミア・バダム少尉が搭乗。「機動戦士Zガンダム」TVシリーズ48話に登場しましたが、コクピットがある頭部をZガンダムに狙撃され戦闘不能となりました。

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で、今回の「ネオ・ジオン仕様」というのは、ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍がロザミア機を回収・修復し、実戦投入したとされています。「機動戦士ガンダムZZ」33話でハマーンがロザミアの顔写真つきの資料を見てたりするので、こちらはたぶん間違いないでしょう。機体が登場したのは34話、プルツーが搭乗して実戦に出たのは36話ですが、こちらも1話限りの出演で完全に破壊されました。ちなみに、劇場版「機動戦士Zガンダム」では登場せず、おそらく「ZZ」も含めて丸ごと“なかったこと”にされたと思われます。

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 今回のG.F.F. METAL COMPOSITE版、写真の通りマジでデカいです。パッケージのデカさにまず驚きましたが、パッケージを開けてみてさらにビックリ。「サイコガンダムMk-IIといっても、製品としてはオリジン版ガンダム<記事>より少し大きい程度だろう」とか思ってたのですが……まさかここまでデカかったとはw。店頭でショーウィンドウ越しに見るのと家で手にとって見るのとでは、やはり全然違いますな。

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 下からアオリ気味に撮ってみると……リアルロボット作品のメカながら、なんかスーパーロボットのようです。

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 顔。なんとも凶悪な面構えですなー。放送当時は極めて異彩を放っていましたが、その後RX-78GP02A サイサリス(ガンダム試作2号機)など“悪役面”ガンダムが続々現われ、いくらでもある今となってはフツーですかね。

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 メガ粒子砲だらけのサイコガンダム同様、サイコガンダムMk-IIもメガ粒子砲だらけ。5本の指もしっかりメガ粒子砲。

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 よくわからん写真になってしまいましたが、サイコガンダムMk-IIは両腕を切り離し、MSN-02 ジオング同様の有線式でコントロールすることができます。ただし、サイコガンダムMk-IIでは手首を内側に折り畳み、メガ粒子のビームソードを発生させて突き刺すように使うようです。写真撮った後で気がつきました、すみません(ジオングみたいに予測不可能な移動砲台として使った方が有効そうな気がしますがw)。支えに使っている白いのは付属の専用スタンドです(※本体用で、分離した手を固定できるわけではないので注意)

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 巨体なので、ちょっとポーズをつけただけで大迫力。造形もそれなりにシャープで大味にはなっておらず、イイ感じに仕上がっていると思います。

 その2に続きます。

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2013年6月 8日 (土)

ガンプラ組んでストレス解消

 ネット上でのハンドルネームである「Bleumer」はゲーマータグから来ていることからもわかるように、私はそれなりにヘビーなゲーマー……だったはずなのですが、最近ほとんどゲームはプレイしていません。360やPS3はほぼ電源すら入れておらず、Vitaは完全に冬眠中。最近それなりに使っているのは3DSのみでして、その3DSも「すれちがいMii広場」をちょこちょこ進めるだけというダメっぷり。
 なんというか……今年になってから、私、毎日毎日かーなりくたびれてるんですよねぇ。以前より、肉体的にも、精神的にも。日常のストレスから来てるのか何なのか自分でもよくわからんのですが、家に帰ってからゲームをやるだけの気力が残っていなかったり、休みの日でも体力が以前ほど回復していなかったりして。「よし、ゲームやろう!」って気が起こらないというか、何時間もモニターの前に座ってデバイスを操作したくないんですよねぇ……PCと向きあっての仕事の延長みたいになっちゃうのに、耐えられなくなったのかもしれないですわ(寄る年波で。あー、歳はとりたくねぇなぁ……はぁ)。

 というわけで、ある程度時間がとれる休日で、かつ気力がそこそこある時は、プラモデルを作ることにしました。プラモデルの組み立てなら体力をあまり使わなくても済むし、何かしら形ある物を組み上げていくと気分転換にもなるので。
 ただ、事情によりエアブラシ+エアコンプレッサーを使える状態ではなかったりするので以前のような本格的な塗装作業はすることができず、“モデラー”として本格復帰、というわけにもいかなかったりします。
 そこで、ガンプラ(=ガンダムのプラモデル)ですよ。
 年末にボリノーク・サマーンの記事<こちら>用にと思ってRG Ζガンダムを買ってきて組んでみたのですが、1/144スケールだというのに塗装せずともやたらキレイに仕上がったことに驚き(※以前、HGUCのΖガンダムを塗装して途中まで組んだけど、挫折した経験有り)、そしてMGのザクⅡJ型 Ver.2.0を組んでみて特に何をせずとも素晴らしい仕上がりになってしまうことに味を占めまして……うちの押し入れに眠ってた他のMGなんかも引っ張り出してきて、プラモ製作上の作業を思い出しながら組んでいきました。
 で、組み上がったのがこれ。
Photo
 いやぁ、ガンプラってホント凄いですな。ちょこちょこっと組んだほぼ無塗装状態でも、キレイに組み上がってしまったりするのですから。これまた事情により“モデラー”としての活動を一切していない期間が数年間あって、製作上のノウハウとかいろいろ忘れてしまってたりするのですが、その“リハビリ”にも好都合ですわ。MG グフ(Ver.1.0)とゲルググA型(Ver.1.0)を組んだときにゲート処理とかパーティングライン処理、それにコンパウンドによる下地処理とかを久々にやってみて、「ああ、前はこうやってやってたんだよなぁ」って感じ入りましたわ(もはやジジイの域でございます、はいw)。
 何より、組むことに集中している間はイヤなことを忘れられるし、ザクやジムのMG Ver.2.0はその構造に「へぇ~」ととにかく感心しましたし、組み上げることである程度の達成感も得られますしね(以前みたいに全力で組み上げたときの達成感とは違うけど)。自分で作った形あるものがキレイな姿で残ることでストレス解消にもなるし、実に実にありがたいですわ。

 プラモデルを作るってのは、素晴らしいですな。
 またエアブラシを使えるようになったら、R型ザクⅡのMG Ver.2.0とかMGのシャア専用シリーズとかを作ろうと思ってます。あと、MGのジ・Oも組まないとな。
 そうだよな、俺はいろいろやって頑張らないといかんのだよなぁ……あ、逆に、ストレスの種が1つ増えてしまった、かも。

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2013年3月24日 (日)

「機動戦士ガンダムUC」第6話 Blu-ray Disc版

 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」第6話 Blu-ray Disc版、先週のうちに届いたので見ましたよ。

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毎度の初回限定特典・特製スリーブは、今回ローゼン・ズール。「ΖΖ」に出てきたハンマハンマがどこからか甦ってきたよーなMSですな。ギラ・ズールがベースらしいですけど(※原作でも「骨格はズール・タイプの流用」とある)……そんなんでクソ重そうな上半身を支えきれるとも思えないけどなぁ。ま、いっか。無重力の宇宙空間だし、何とかなるんだろう。

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あと、今回は初回限定特典としてBD二層(50GB)の特典DISCと「FILM&LIVE 2012 特製進行台本」も付属していて、なんだかやたらと豪華です……が、私はこちらについてはまだ見ていないので、中身についてはよくわかりません。後日見ることにします。

 で、今作のタイトルは「宇宙と地球と」。原作8巻と同じ題名で、まぁだいたいそのあたりに該たる話なんですけど……今作は「原作なんてあったっけ?」ってくらいに割り切っちゃってますな。今までもアニメ版は「時間内に、原作の筋のおおよそのところを説明しとこう」って感じではありましたが、今作についてはもはや「おおよそ」ですらないというか。今回の第6話を見て、後から原作8巻読んだら「全く違う」とビックリすることだろうと思います。ま、原作終盤のエピソードはどれもこれも60分弱で映像化できるような内容じゃないので、ざっくり短縮するほかないのでしょうね。というわけで、見所は、ゼネラル・レビル配備MS隊とローゼン・ズール&シナンジュの戦闘シーンぐらいかな。主役機・ユニコーンは、今回ほぼお休み。最後に“フルアーマー”な姿がお披露目された程度でしたわ。あとは、いつものように「原作読んで補完」ですね。

 ガンダムUCアニメ版も、残すはfinal episode「虹の彼方に」を残すのみとなりました。予告によれば「2014 SPRING」とのことですので、丸々1年(か、それ以上)の後ですか。「虹の彼方に」はまた長い話だし、途中にどうしても避けられないヤマ場もあるし、今からでも遅くないから「やっぱり7話と8話にします」と言った方が良いのではと思いますけどねぇ。少なくともアニメ版を締めくくらないといけないので、できればTV3話分にあたる72分程度はあってもらいたいところですが……うーん、あの話は映像だと3時間あっても描ききるのはムリですかね(苦笑)。どこまでも果てしなく割り切るしかないか。
 こちらも「どーなっても、しゃーない」とある程度割り切って、最終話まで付き合うこととします。アニメ版として話がきっちり締めくくられること、期待していますよ。

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2013年2月10日 (日)

PMX-002 ボリノーク・サマーン

 久々に、ガンダムネタの記事を書いてみます。買いましたよ、ROBOT魂 <SIDE MS> ボリノーク・サマーン

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 記事にするのが遅くなってしまいましたが、先月末に届いてました。
 PMX-002 ボリノーク・サマーンは「機動戦士Zガンダム」終盤に登場したティターンズの試作MSです。パプティマス・シロッコが開発しジュピトリスで建造され、シロッコに近いパイロットのサラ・ザビアロフが搭乗しましたが、TVシリーズでは46話で破壊されました。

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 頭部モノアイの上の“お皿”部分がレドーム/左腕がレーザーセンサーになっており、偵察・索敵用のMSであるとされています。

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 偵察用=迅速に戦場から離脱しなければならない、ということだからか、バーニアやスラスターがとんでもないことになってます。配置も独特で、ヘンテコなのが多い「Zガンダム」登場のMSの中でもかなり異彩を放つデザインですな。
 全体的にボリュームがあって実に立体化しにくそうだし、PMXシリーズ4機(メッサーラ/パラス・アテネ/ボリノーク・サマーン/ジ・O)の中で唯一今の今まで商品化されたことがなかったというのも、無理もないですかね(一番の理由は、「乗ってるのがサラだから」らしいけどw。まぁ、サラは何がしたいやらわからない上に、「シロッコと寝てる」とかなんとかな一方でカツとあれやこれやで鬱陶しいことこの上ないキャラですから。私も好きじゃないっす)。

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 ボリノーク・サマーン最大の特徴は、主兵装が右腕に固定装備されたシザースクロー(カニバサミ)であることでしょうか。先端がハサミになってて、実際劇中でZガンダムの首を挟んでましたが……武器としてはビームサーベルで突き刺すよりはるかに難易度高そうな気がします。ま、普通はハサミの間にある(連装)ビームガンを使うのでしょうけど。つーか、シロッコって固定兵装が好きなんですなぁ(自分のジ・Oだけは、なぜか主兵装が手持ちのビームライフルだったりするがw)。

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 で、そのビームガンは、引き抜くとビームサーベルになります。また、銃身の方からビーム刃を発生させビームトマホークとして使うこともできます。便利といえば便利、かな?

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 劇場版第三部「星の鼓動は愛」では頭部のレドームが発光しているシーンがあって、それを再現するため今回のロボ魂版では“お皿”部分が加工されたクリアパーツになっている交換用頭部が付属しており、それにつけ替えるとこうなるのですが……劇中では紫チカチカに発光するところが、本体色と同じ緑系の色で加工されているので、特に目立たないものになってしまってます。単純にレドームを完全クリアにして中に銀+紫のモールドパーツを埋め込めば再現できそうに思いますけど、ま、1/144サイズなのとコストの関係でムリだったんでしょうね。

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 両肩のハッチ部分には炸裂弾が内装されており、ハッチが開いた状態用のパーツが付属し、開閉選択式になっています。

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 RG Zガンダム(※ほぼ無塗装・成形色)と並べてみました。設定ではゼータの頭頂高が19.85m/ボリノーク・サマーンの頭頂高は19.9m(=1990cm)となっているのでほぼ同じはずですが、ロボ魂ボリノーク・サマーンの方が高くなってますね。この点、1990cm÷144≒13.8cmであるところ、ロボ魂版は高さが14.5cmほどあるので、ロボ魂版はきっちり1/144ではなく若干オーバースケールのようです。ま、それを考慮しても、ボリノーク・サマーンは手が異様に長かったり、ガンダムなどの普通のMSデザインからは大きく外れたスタイルですな。

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 HGUC ジ・O(※塗装済)と並べてみました。こうやって並べてみると、曲線と直線を組み合わせた重装甲スタイル+大量のバーニアで機動性確保の点で共通しており「同一人物(シロッコ)が設計したのかな?」とも思えますな。メッサーラもこんな感じだし、むしろ曲線的でスリムなパラス・アテネの方がPMXシリーズとしては異端なのかもしれませんね。あああ、パラス・アテネかぁ……こうなったらHGUC パラス・アテネも作って、1/144の3機編隊組みたくなりますわ(あと、ついでに1/144のメッサーラも欲しいな)。

 「ボリノーク・サマーンが商品化される、しかも1/144サイズの完成品」ということで「おおお、こいつはスゲー」となり、半自動的に予約しちゃったわけですが……ま、購入しただけの価値はあったかなと思います。太腿などの黒っぽい部分は塗装なようでしてその仕上げがかなり雑だったり、足首のジョイントがボロボロと取れちゃったりとか、ムッとする箇所もたしかにあるんですけど、この大きさでシャープな造形の塗装済みボリノーク・サマーンが今になって手に入ることのありがたさとを天秤にかけたとすると、やっぱありがたさの方がはるかに大きいですわ。HGUCでキット化されるかどうかもわかりませんし、されたとしてもこの塗り分けだと組み上げるのが相当大変そうですしね。ウェブ専売の限定版ROBOT魂としてでしたが、「Zガンダム」ファンとしては商品化してくれたことに感謝しております。
 「Zガンダム」のMS、HGUCではだいぶ揃ってきてますけど、MG化はまだまだですなぁ。全高20mちょっとと中途半端にデカかったりするのがいかんのですかねぇ?ギャプランとかアッシマーとかガブスレイなんかのMGも見てみたいですし、パラス・アテネとかバウンドドッグのMGなんかも出たら涎垂らしちゃいそうですわ。

 あ、その前に、買ってあるMGマラサイ、さっさと作らないといかんな……ははははは。

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2012年6月 8日 (金)

「機動戦士ガンダムUC」第5話 Blu-ray Disc版

 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」第5話 Blu-ray Disc版、届いたので見ましたよ。

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初回限定特典の特製スリーブ付きで、今回は“黒いユニコーン”バンシィ。RX-0二号機ですが、アニメ版では「アームド・アーマー」という増加装備が両腕に装備されているので、一号機のユニコーンとは色だけでなく明確な差異がつけられていますな。個人的には、黒と金の取り合わせが好きじゃないので(なんか、下品に思えるんすよねぇ。成金趣味というか)、バンシィもあまり好きではないです。

 今回のタイトルは「黒いユニコーン」。原作7巻のタイトルと同じで7巻の内容と最後少しだけ8巻にも入り込んでいるんですが、トリントン基地戦は第4話でやってしまったので、ガルダでの姫様奪還戦が主です。旧型MS百花繚乱の大戦闘は今回はなく、新型のジェスタとアンクシャ(アッシマーの後継機)が出てくるぐらいですかね。MS戦は、ユニコーンvsバンシィが見所ですな(あとアンジェロ君の新しいのが最後にちょろっとw)。物語は、いつものようにあれもこれも省略&改変で、時間的にはある程度描く余裕もありそうなんだけど、出来上がってみれば第3話みたいな感じですね。それなりに描けているとはいうものの、説明不足で何だかよくわからないまま話だけが展開していってしまうという……ま、7巻の内容はフクザツだから、こんな短時間で全てを描ききれるわけもないし、仕方ないってところですかね。「きちんと理解したければ、自分で原作読んで補完しろ」ということなのでしょう。

 全6話とされていたガンダムUCアニメ版ですが、ここにきて7話が製作されることが正式に発表されました。
 原作8巻「宇宙と惑星と」も分厚い上に、9巻10巻の「虹の彼方に」も残ってるわけですから、とても6話1本だけでまとめられるはずがないですからねぇ。私は以前から「全8話ぐらいにしようよ」と言ってきたこともありますし、それはそれでよかったと思います。
 ただ……6話の「宇宙と地球と」が「2013 SPRING」で、7話に至っては「In The Near Future」って何ですかw。次は来年春ってのも大概な上に、完成は「近い将来」って「いつになるやらわかりまへん(キリッ」ってのと変わらんじゃないですかw。
 まぁ、ここまで付き合った以上は、最後まで付き合いますが……先は長そうだなぁ。

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2011年12月 2日 (金)

「機動戦士ガンダムUC」第4話 Blu-ray Disc版

 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」第4話 Blu-ray Disc版、届いたので見ましたよ。

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初回限定特典の特製スリーブ付きで、今回はデルタプラス。百式系統の変形モビルスーツみたいですな。何やらかんやら設定がついているみたいですけど……個人的には「どーでもいいや」って感じです。UCのモビルスーツって、カッコいいデザインだとは思うけど、どうも好きになれないんすよね。何というか、「狙いすぎ」とでもいうか。

 それはともかく、今回のタイトルは「重力の井戸の底で」。原作6巻のタイトルと同じで、地上に降りたバナージ君とミネバ姫の話なんですが……ついに、「あらすじを追う」ことさえも諦めたようですな。原作とは別の話に変わり始めました。
 ダカールにモビルアーマー・シャンブロが現れてぇってところまでは同じでも、シャンブロのパイロットがマハディ・ガーベイからロニ・ガーベイに代わってまして、マハディさんはとうの昔に連邦軍に殺されているそうですわ(ひでぇ改変ぶりw)。しかも、いろいろエピソードがあったはずのダカールは“ただの陽動”に使われただけで、舞台はさっさとトリントンへ移動。そこでシャンブロと一戦交えることになるわけですが、マハディさんの“呪い”がロニちゃんに乗り移る形で発現するとか……「そんな形で出すのかよ!」と心の中で思いっきりツッコミましたわ。いやぁ、もはやオカルトですな(まぁ、ガンダムの世界にオカルトは憑きもの、いや付き物かもしれませんけどねw)。
 戦闘シーンは、今回も良かったです。ジオン地上残存部隊になぜかジュアッグやゾゴックにイフリートがいたり、どっから手に入れたのかマラサイまでいるし、そいつらが暴れ回った挙げ句、やられっぱなしだった連邦軍にはバイアランを駆る強力な無名戦士(ジェリド中尉も真っ青w)が登場。それらのモビルスーツがドンチャンやるのを見てるのは楽しい楽しいw。デルタプラスもようやく実力を発揮できて良かったっすね~……って、その分、前回“化け物”だったユニコーンが今回は激しくどーでもよい扱いだったですな。ま、次巻で最後突然空から降ってきた黒いやつにKOされるんでしょうから、これはこれでいいのかもしれませんけど。
 しっかし、モビルスーツって、大した補給物資もなしに20年もホイホイ動くもんなんですかねぇ?ジオン残党さんたち、凄すぎます(シャンブロが元気に動いてるのはもっと信じられないけどw)。後になって落ち着いて考えると、「調子のりすぎだろ」ってツッコミたくもなりますが、それはヤボというものかな。ここは単純に面白がっていればいいんでしょうな。

 地上に降りるとブライトさんが登場するので「どうするんだろう?」とすごく気になっていたんですが、成田剣さんが演じることになったんですね。いやぁ、これは最高のキャスティングだと思いましたよ。成田さんがやってた「犬夜叉」の殺生丸の声が故・鈴置洋孝さんの声質そのもの(というか、殺生丸の中の人って途中までマジで鈴置さんだと思ってました)だったし、それなりに歳くったブライトの声にはピッタリですわ。

 ガンダムUCアニメ版は以前書いたように全6話ということですので、あと2巻しかないわけです。あと2巻で原作の「黒いユニコーン」「宇宙と惑星と」「虹の彼方に(上)(下)」を描くとなると……次の第5話で原作7巻8巻の分を完了するつもりなんでしょうな。そうなると、とてもじゃないけど、原作通りなんてできるわけないですよね。今回先にトリントンへ移動しちゃったのは、さっさと宇宙に上げちゃうための布石なんでしょうが……やっぱ全8話ぐらいに延長した方がよかったんじゃないですかねぇ?もう第5話をガンガン作っている頃だろうし言っても遅いんでしょうけど、ちょっとね。それなりに重要なキャラの意味合いまで変えてしまったりとか、ここまでするとなると、「こうまでして映像化する意味あったのかな」って疑問も感じ始めましたよ。原作者が直に改変しているわけだから、誰も文句は言えないわけですが……本当に、これでよかったんですかね?
 ま、何にせよ、ガンダムUCアニメ版は最後までBlu-ray Disc版にて付き合いますけどね。第5話も、期待はしていますよ。

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2011年9月 1日 (木)

G.F.F. METAL COMPOSITE RX-78-2 ガンダム(THE ORIGIN)

 ガンダムエース誌で先日、安彦良和大先生の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」が完結しまして(私もその号のガンダムエースを買って、読みましたよ。安彦大先生、本当にお疲れさまでした)、その記念も兼ねて発売されたので買ってみました。バンダイ GUNDAM FIX FIGURATION(G.F.F.) METAL COMPOSITE RX-78-2 ガンダム(THE ORIGIN)

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 RX-78-2 ガンダム。アムロ・レイが一年戦争で駆り、ジオン軍から“白い悪魔”と呼ばれた地球連邦軍試作モビルスーツの2号機で、「機動戦士ガンダム」の主役メカです。その漫画版「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」に出てきたリファインされたガンダムを、1/100スケールで立体化したのが今回のG.F.F. METAL COMPOSITE(THE ORIGIN)版です。

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 THE ORIGIN版のガンダムといっても、基本的なところはTVシリーズや劇場版のRX-78-2 ガンダムと変わっていません。ただ、細かいところは変更になっていまして、初代マスターグレード以降盛り込まれていった解釈も取り込まれてますし、オリジナルのデザイナー・大河原邦男氏によって細かいところのディテールが追加になっています。

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具体的には、“目”の部分が黄色→赤色に変更されてたり、胸部にバルカン砲があったり追加スラスターが付いてみたり、肩のアーマーにスラスターが追加されていたりします。しかも、物語の進行に合わせて改修され変更されていくという凝りよう。上の写真はジャブロー到着までの前期型で、左肩にあるのはTHE ORIGIN版特有の武装・ショルダーキヤノン。左側のビームサーベルマウントと交換する形で装着するのですが……そんな都合よく重火器を取ったり付けたりできるのかしらw。ま、それはともかく、短砲身がトリコロールなRX-78の肩に載っかってると、パーフェクトガンダムみたいですな。ビームライフルも前半のは写真のようにTVシリーズとは違うタイプでして、ジャブローの後でいつものデザインのものに変更されます。
 他にジャブローで改修された中期型とマグネットコーティング後の後期型が存在し、それらを再現するための細かいパーツがいちいち付属していて全て再現可能なのも、今回のG.F.F. METAL COMPOSITE版の特徴です。
 そして、今回のG.F.F. METAL COMPOSITE(THE ORIGIN)版最大の売りは、その可動範囲の広さ。これ、冗談抜きで凄いです。

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 まず、背中のビームサーベルを余裕で掴めます。

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 後ろから見るとこんな感じ。何の無理もなくこの状態にできるし、ここからまだまだ肘は曲がるし……「二次元のウソ」だったガンダムのビームサーベル抜刀が、現実にできるようになってしまうとは。ちなみに、THE ORIGIN版ガンダムはランドセルにノズルが1機追加されてて3発になっています(横にさらに1機ずつノズルが隠れていたりしますけどね)。

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 次。ビームライフルを正面で両手で構えることができます。昔、こういうポーズのポスターがありまして「こんな格好、できるわけねー」と思っていましたが……「二次元のウソ」が、これも現実化してしまいました(注:昔のポスターに合わせて、後期型のビームライフルを構えた写真にしましたが、THE ORIGIN的にはこの絵はおかしかったりします。本体が前期型なので、ビームライフルも前期型を構えているのが正しいです)。

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 そして、可動範囲が異常に広い上に、各所の間接保持力も高く、下半身がズシッと重いことでバランスが極めて取りやすくなっているため、こんな格好にもできるし自立もしてしまいます。それに、この写真ではわかりにくいんですけど、肩の装甲は上下で2つに割れるし、腿の装甲に至っては前後で割れて前の部分がスライド可動することで可動範囲を飛躍的に大きくしていたりします。1/100スケールにしてギミック満載で、とんでもないことになってますよ。

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 さらに、ジャブローで改修された際に搭載されたコアポッドシステムも再現されており、ちゃんとお腹に収納可能かつ展開可能だったりします。で、収納の上でコクピットハッチを開けるとこんな感じになっています(THE ORIGIN版ではハッチが下向きに開きます)。ちょっとコクピットの位置がずれてますけど、まぁそのへんは肩関節のスライド機構との関係上仕方ないですかね。この写真が後期型でして、胸部上方と両肩にスラスターが追加されたり、肘の関節部に銀色のカバーが付いたりします。マグネットコーティングされたってことが明示されるのは面白いんですが、「昔のおもちゃっぽいな」って気もします。

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 ローアングルから撮ってみました。静岡で見た「RG 1/1 RX-78-2 ガンダム」<記事はこちら>みたいに見えなくもない?

 個人的に頭部の造形が少し気に入らない(TV版とかのイメージが強すぎるのか、ビミョーに違うように思えてしまうんですよね。どこがどうとうまく説明できないんですけど……エラが張りすぎているとでもいうのかな?)点を除けば、今回のG.F.F. METAL COMPOSITE(THE ORIGIN)版はガンダムとして「完璧」をも超越したデキに思えます。私が初めて作ったガンプラはガンダムの初代1/100キット、例の股関節接着固定/足首一体成型で動かないという「プラモ狂四郎」のネタにもなったアレだったわけでして……あれからウン十年が経って、同じ大きさのガンダムが、ここまで凄いものになって手元にあるというのは本当に感慨深いです。写真には撮っていませんけどハイパーバズーカが2つ入っていたりしますし、仕上げもツヤ消しで実に上品。これだけの商品が1万ちょっととかで買えるなんて、いやぁ、ホント、感激ですよ。
 今回ばかりはバンダイの技術力に感服させられました。素晴らしい、その一言ですね。

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2011年4月 8日 (金)

「機動戦士ガンダムUC」第3話 Blu-ray Disc版

 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」第3話 Blu-ray Disc版、届いたので見ました。

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今回も、初回限定特典の特製スリーブ付きです。“四枚羽根”クシャトリヤですが……私はクシャトリヤのゲルググ顔が好きじゃないです。首から下はカッコいいのに、とってつけたように顔だけゲルググってのに違和感を感じちゃってずっと拭えないんすよね。シナンジュと頭だけ取り替えた方がいいんじゃないかって思います(シナンジュの顔の方がクィンマンサに近い。また、シャアのごにょごにょの機体ならゲルググ顔もイイ感じに決まりそうな気がするし、サザビーにも近いし)。ま、どーでもいいことなんですけどねw

 第3話のタイトルは原作5巻と同じ「ラプラスの亡霊」なんですが……その前のパラオ攻略戦が3話の主たる内容になってしまっており、5巻の内容を描く時間はぜんぜん足りてないですね。つーわけで、ラプラス宙域での戦闘を除き、あとの人間ドラマは完全にすっとばしです。(本筋とは関係ないとはいえ)ガエル・チャンのエピソードとかも消されてるし。フロンタル登場までは再構成でも何とか話になってる感じだったけど、パラオ攻略戦からは説明不足がすぎて「話の展開」ってのがわからなくなってしまってますね。それに、今回オードリー(ミネバ)とリディの心情をほとんど描かなかったってことで、今後の展開もどんどん破綻していくのが確実だと思います。「ガンダムUCアニメ版をストーリー重視で見たい」って人は、原作小説を買って読んで補完していくことが必須になるでしょうな(まぁ、原作には要らん文章も多いですけど。今回の所で言うと、戦後のプルトゥエルブとか……ファースト小説版のクスコ・アルあたりを意識してわざと書いてるんでしょうけど、やりすぎ。戦争を美化し生温く捉える今の風潮には私も腹が立つけど、その残酷さ理不尽さを書くにしても、もうちょっと抑えた書きようはあると思う)。
 その“人間ドラマすっとばし”で稼いだ時間は、ほとんどがモビルスーツ戦の描写に割かれているのですが、こちらは凄かったです。いやぁ、モビルスーツは躍動してるし、コクピット内のHUDとかとにかく描き込んでますねぇ。この3話は「ユニコーンガンダムが化け物MSである」って見せることを最重視したのだとしたら、大成功ですわ。ただ、クシャトリヤに襲いかかるシーンで一瞬ユニコーンのシルエットラインが溶けちゃったみたいに見える所がありまして、他は実にシャープな描写なのに何度見てもそこだけ「溶けてる」感じなので気になって仕方がないのですが、これって演出なんですかねぇ?NT-D発動時の“得体の知れなさ”を強調するための手法として、原作5巻文末あたりの表現をこっちに持ってきたのかなぁ?うーむ。そこを除けば、“モビルスーツ好き”の私は大満足のデキでした。

 ガンダムUCアニメ版は全6話ということで、今作で“折り返し”となったわけですが……どう考えても、後半3話にて残りのエピソードを描ききれると思えないですわ。本筋に関係ない人とかエピソードとかはどんどん切り捨てていくんでしょうけど、既にムリがでてるし、先に書いた通り話の展開が破綻してしまうでしょう。ダイジェスト的作品でも「逆襲のシャア」的にまとめられればいいんだけど、このままだと詰め込みきれずに「F91」になってしまう気がしてなりません。
 毎回先行劇場公開もして制作もうまく回っているみたいですし、全8話ぐらいに延長してもいいんじゃないですかねぇ?というか、しないとダメですよ。隔月発売だったはずが半年に1本ペースになっちゃってるんだし、完結まで1年伸びたってさして問題じゃないっしょ、もうw。せっかく高いクオリティを維持できてるんだから、作品全体としても時間をかけてきっちり完結すべきだと私は思います。

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2010年12月26日 (日)

「劇場版 機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-」Blu-ray 通常版

 「サヨナラノツバサ」が延期になってしまったので劇場に足を運ぼうかどうしようか迷っているうちに発売決定とか言われちゃったため、予約しておきましたよ。「劇場版 機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-」Blu-ray 通常版。

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 今年の9月上映開始にして、12月にBD/DVD発売とはねぇ……アニメ作品とは思えない素早さですな。ま、劇場に観に行かなかった側からすればこんな“トランザム”な商品展開もありがたいんですけど、劇場に行った人はどう思うのかな。
  「機動戦士ガンダムOO」TVシリーズは結構好きだったんですけど、今回の劇場版はあまり期待してなくて、ブルーレイも何のためらいもなくCOMPLETE EDITION(限定版)じゃない方(通常版)を選んだわけですが……いい意味で裏切られた、かな。限定版かどうかはともかく、内容的には良かったです。内容について具体的に書くとほんの一部でもネタバレになってしまいそうなのであまり書けませんが、今作は宇宙世紀ガンダムでいえば「逆襲のシャア」に相当する作品ですね(スタッフもそこを明確に狙ってるのでしょう。なぜかアクシズが出てきたりするしw)。「TVシリーズとは違うのだよ!」って感じではなく“新作2時間スペシャル”ってな雰囲気も似ていますし、地球防衛の話で、終わり方もアムロが語った「世界に人の心の光を見せる」ってのをもっと具現化するとこうなったってな感じでしたから。TVシリーズ2ndシーズンで軌道エレベーターが崩壊して降ってくる部品をみんなで迎撃するってエピソードがありましたけど、あれを見て熱くなれた人には間違いなくオススメできますわ。最後は「敵vs全地球」って感じで、まさに“最終決戦”でしたからねぇ、見ててたまらんかったです。決戦への持っていき方とか見せ方も非常に上手いなと思いましたし、「OO」ファンなら買っても損はないかと。一度見ただけじゃ意味がよくわからんカットとかも、何カ所かあったりしますしね。
 ただ、最後の最後にあるエピローグはちょっと……「うがっ、そうきたか」となってしまって、ものすごくフクザツな気分だったりします。見てから2日ほど経ったんですけど、まだ私の中で消化し切れていません。“衝撃のラスト”ってのは、こういうのを言うんですかねぇ?そのラストを書いてしまうと全てが分かってしまうのでどう衝撃なんだか書けないのが残念なのですが、これは「ガンダムでこんなんやっちゃいかんだろ」って感じもするし、「ガンダムだからこそできるんだ」とも言えそうな……とりあえず驚きのエピソードなんですわ。ま、「完全なる幕引き」になっているのは間違いないので、これはこれでいいんでしょうかね。うーん。
(2011 1/19追記:今回の劇場版は、地球人類の“最終決戦”でして……このようなラスト~エピローグになったのは、「ガンダム」的なラストではなく、もう1つの富野作品で“最終決戦”ものの「伝説巨神イデオン」的なラストとして描かれたんじゃないかと考えたところ、スッキリ受け入れることができました。「イデオン」といっても、その系譜の「交響詩篇エウレカセブン」のような“全滅回避パターン”ですけどね。)

 しかし、「機動戦士ガンダムOO」ってのは、凄い作品になったんじゃないですかね。1stシーズン開始当初は軽い感じだったのに最後は谷底に突き落とされるような暗い結末。2ndシーズンは、熱い展開でカッコ良くハッピーエンド。完結編は壮大に祭をして、かつてないぶっ飛んだ幕引き……いやはや、こんな展開をするとは、全くの予想外でした。サイド7でガンダムが立って、最後アクシズ落下阻止という形で終わる宇宙世紀ガンダム前半に匹敵する(超えたかも?)スケール感で、これぞまさしく「現代版ガンダム」であると言えるんじゃないかな。
 賛否両論あるだろうけど、私は十二分に楽しめました。「富野ガンダム」以外のガンダムも今や何作もありますが、私はこの「OO」に最高の評価をしたいと思います。スタッフの方々、本当にお疲れさまでした。

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