アニメ作品・関連グッズ

2014年4月 6日 (日)

「ガンダムビルドファイターズ」その他最終回

 本日、BS11で放送されていた「ガンダムビルドファイターズ」が最終回を迎え、私が見ていた“冬アニメ”は全て終わりました。
 「ビルドファイターズ」は2クール放送だったので正確には“冬アニメ”ではないのですが、熱くて良い作品でした。なぜか現代日本にランバ・ラルがいたりして最初は「“ガンダム”の紛い物か」と冷めた目で見てたんですけど、低年齢層向けアニメにしてはストーリーがしっかりしてたりキャラもきちんと立ってたりして、作品として見事にまとまってましたね。劇中でのガンプラ(=ガンダムプラモデル)の描かれ方も丁寧で実にカッコ良く、「ガンプラ販促番組」としてもうまく機能したみたいだし、誰も不幸にならない結末もとても良かったです。

 いわゆる“冬アニメ”では、「ウィッチクラフトワークス」と「未確認で進行形」の2つが良かったです。どちらも“萌えアニメ”系で放送前は全く期待していなかったのですが、萌え表現もさることながらストーリーがしっかりしていたので見ていて安定感があり、ハズレ回もなかったですね。あと、どちらも“暴走キャラ”はいるけど(特に、妹ウィッチの霞ちゃんと姉で生徒会長の紅緒様。どっちの暴走っぷりも凄かった。さんざん笑ったなぁw)「悪い人」はほとんどおらず、基本的に「良い人」ばかりだったのも見ていて心地よかったです(敵のはずのKMM団もメデューサでさえも良い人だった)。今の世の中、リアルも、ネットも、極めて殺伐としているので……シリアスな話よりもこういう穏やかな話の方が「ほっ」とできてイイですわ。楽しかった。ぜひ両方の2期シリーズを作っていただきたい、と思いました。
 あと、「銀の匙 Silver Spoon(2期)」「マギ(2期)」 も話が極めて安定していて良かったですな。原作進行に合わせて3期もぜひお願いします。「鬼灯の冷徹」も、ドSキャラの鬼灯さんが繰り出す変化球的なギャグで笑えて面白かったかな。評判も良かったみたいだし、最終回も特別な話ではなかったし、おそらく続編制作も確実ってところですかね。
 その他、今期はいろいろ過去最高レベルの数の番組をチェックしてましたけど……「ノラガミ」は、魅力的なのがヒロインの壱岐ひよりぐらいだった/「桜Trick」は、「共学校の校舎内で女子同士でキスしまくり」というシチュエーションにどうしても納得できず、中盤から楓&ゆず(みかんさんw)のペアばっか見てた/「ノブナガン」は、終盤の「ストーンフォレスト作戦」ネタ(※9人の戦士が世界を救うところから、「サイボーグ009」→石ノ森章太郎大先生→石:stone+森:forest)でちょっと見直したけど、あとは全般的にイマイチ/「バディ・コンプレックス」は、時間転移ものとしてありがちなストーリーなのとバリアンサーのデザインがイマイチでハマれなかった/「世界征服 ~謀略のズヴィズダー~」は世界征服もののはずが結局は東京ローカルものでしかなくこぢんまりとしてしまったところが残念、だったかな。2クール続いた「キルラキル」は、絵はとにかくエネルギッシュで凄かったけど、ストーリー的には単調で盛り上がりに欠けた印象が残りました。「グレンラガン」が果てしなく突き抜けすぎたのか……途中までの展開が似てしまった分、どうしても物足りない感が強かったですわ。
 ま、それでも、どの作品も途中で切ることなく最終回まで見ましたから、どれも「悪い作品ではなかった」とは感じました。ただし、「魔法戦争」……あれはダメだ。ストーリー自体が陳腐な上に、状況設定すらもおざなりで、かつ説明も完全に不足。展開も断片的な描写しかないから何をやっているかさえもわからず、キャラもどいつもこいつも全然立たなくてまるで魅力なし。EDの「Born to be」だけは映像も歌も素晴らしかったけど(シングル「魔法戦争ver.」でカップリングされていた「NEW WORLD」もカッコいい曲だったが、劇中ではちょっとしか使われなかった)、ホントそれだけ。最終回も、“結び”的なものが一切なく、物語の途中で終了……ラノベ原作アニメってのは「原作本の販促用」としての意味合いが強いものと思っていましたが、ここまで酷いと誰も原作本を手に取ろうとは思わないんじゃないですかねぇ?
 で、放送開始前から期待していた「スペース☆ダンディ」とか、「いなり、こんこん、恋いろは。」とか「ウィザード・バリスターズ ~弁魔士セシル」とかは、他のチェック分が多すぎて録画しただけになってしまいました。それと、見逃していた「ソードアート・オンライン」のアインクラッド編と「ガールズ&パンツァー」などもBS11で放送してたので録画しましたが、こちらも放送中は見ることができず、結局、昨日になってようやくアインクラッド編だけは見ることができましたわ。ま、これらは時間を見つけて、改めてチェックすることにしますよ。

 先週からいくつか“春アニメ”も始まりました。今週からは4月も第2週に入るので、“春アニメ”が本格的に始まりますな。
 とりあえずアニメの新番組を片っ端から予約してみたところ、なんか予約数が凄いことになってまして、えらいことになっとるのですが(特にBS11。いったい、いくつ新作やるんだよw)……今期はいくつ「予想外に面白い作品」ってのに出会えますかね。楽しみですわ。

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2013年12月29日 (日)

「革命機ヴァルヴレイヴ」その他最終回

 年末になり、“秋アニメ”が次々最終回を迎えました。
 分割2クールで放送された「革命機ヴァルヴレイヴ」は、1クール最後の12話でようやく盛り上がったというのに話がぶった切られ、地球に威力偵察することになったのですがこれが実に面白くなく、「あーあ」と思っていましたが……モジュール77に帰還した途端、話が急展開。21話から最終24話までは見てて辛かったけど(犬塚先輩とかハルトやエルエルフの気持ちを考えると、涙が止まらなくなった)、それなりに話がまとまって完結したので「これはこれで良かったのかな」とは思いました。地球に戻る話をもっと短くして「世界を曝く」ところを丁寧に描いてくれたら良かった気もするけど、2クールではしゃーないのかな?あと、2期はショーコの描かれ方が不足してたおかげでハルトがひたすら不憫なだけの存在になってしまったのも残念だったかな。ハルトは人間やめてまでショーコのために命懸けで戦い続けたってのに、結果的に“救い”はエルエルフの最後の一言だけってなぁ。酷いっすよ。本当に可哀想すぎます。とはいえ、犬塚先輩とサンダーさんなんて何も報われなかった点ではハルトより悲惨かもしれんし……うーむ、「男はつらいよ」ってことなんですかねぇ。
 個人的に、今期のアニメで一番面白かったのは「アウトブレイク・カンパニー」でした。期待していなかったというよりまったくのノーマークで「たまたま見てみた」だけだったのですが……「オタク文化を異世界に輸出する」という発想にとにかく感心させられっぱなしでした。まぁ、内容はいかにもラノベ的で「そんなわけねーだろ」というツッコミがいくらでも入るヌルさでしたけど、シチュエーションの荒唐無稽さを極めて上手に利用しつつ話が面白おかしく進んでいくので「よくできてるなぁ」と。ミュセルも可愛かったし、見ててホッとできたのも良かったっす。まぁ、そんなに世の中甘くはないとも思いますけど、加納慎一みたいな「侮れない引きこもり」ってのも実際日本にはいるだろうと思うんですよね。「埋もれてしまっている才能を、こんな風に社会に還元できたらいいのになぁ」なんて考えたりもしました。
 一方、期待はずれだったのが「境界の彼方」。京アニ制作ということで期待していたのですが……結局訳のわからんまま終わってしまった感だけが残りました。たしかに、映像的には今期一番だったと思います。特に戦闘シーンの異能力表現は「すげぇ」と感心しっぱなしでした。が、ストーリーが……とにかく徹頭徹尾「説明不足」でしたわ。「妖夢」とかの独特の世界観に関する説明やら各キャラクターの紹介やら、とにかくほとんどが抜け落ちていて、よくわからないまま話だけは進んでいってしまうって感じで、展開をちゃんと理解できないまま結局最後まで突っ走られてしまい、ついにはラストシーンもなんだかわからないけどハッピーエンド?みたいな……「何もかも事細かに説明しなければならない!」と言うつもりはありませんが、ここまで説明を放棄されて「なんとなくはわかるっしょ?それでいいじゃん」みたいにされるとねぇ、さすがに「不愉快です」と言いたくなりましたわ。
 また「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」も、面白かったと言えば面白かったのですが……こちらも説明不足なところが目につきまくりでした。だいたい、主人公と目される千早群像がどういう人間なのかわからなかったし、残りのイ401クルー4名に至ってはさっぱり不明。「これは人間の話ではなく、メンタルモデルの話である」と強引に解釈するにしても、肝心のイオナが結局何者なのかわからず終いだったし、途中登場したヒュウガの説明もどう考えても足りず……「これは、もうタカオとハルハル(ハルナ)とコンゴウあたりを愛でるためだけの作品なのか!?」とw。一応、アニメ作品である以上はストーリーを理解できる程度の説明はあってしかるべきだと私は思うのですが……「勝手に解釈してくれればいいから」って見てる側に投げてしまっても、いいものなんですかねぇ?
 だがしかし、世の中「説明不足」など実はかわいいものでして……「境界の彼方」「アルペジオ」をはるかに超越していたのが、「IS<インフィニット・ストラトス>2」。“ハイスピード学園バトルラブコメ”などと銘打っているけど、こちらは説明がないどころか内容自体がほとんどないという“とんでも”作品でした。私は「IS」1期を見ていないのですが、別に見てなくても何の問題も無いようで、5人のヒロインの性格さえつかめたら「それでOK」みたいなw。今回の「IS」2期だって、結局展開的には「何にもない」話でしたし。「可愛い女の子キャラが5人揃ってさえいれば、ストーリーさえ不要なのか」と驚愕しましたよ。すばらしい脚本で丁寧に作られた作品(コッペリオンとかコッペリオンとかコッペリオンとか)がさっぱり売れなかったりする中、内容ゼロな「IS」が売れるというのはどうなの?とも考えさせられましたが……まぁ、実際シャルロットとかセシリアとかキャラが立ってるし、同人誌が一大市場を形成する今では何も考えずに楽しめるこういう作風の方がむしろ需要はあるのかもしれませんな。

 来期は「銀の匙」の2期が始まるし、あと渡辺信一郎x菅野よう子の「スペース☆ダンディ」も面白そう。「アウトブレイク・カンパニー」みたいにノーマークながら見たら面白かったって作品もあるでしょうしね。
 来年も、素晴らしいアニメ作品にたくさん出会えることを期待していますよ。

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2013年11月30日 (土)

エクセレントモデル10周年記念企画・アンケート結果発表

 メガハウスのエクセレントモデル10周年記念企画・商品化希望アンケートについて以前記事にしましたが<こちら>、その結果が発表されました。
■エクセレントモデル
 1位:キュアビート
 2位:魔将軍アスタロット
 3位:怨夜巫女
 (3位以下はこちらを参照)
■RAHDXG.A.
 1位:ティエリア・アーデ
 2位:エルピー・プル
 3位:グラハム・エーカー
 (3位以下はこちらを参照)

 1位は最後の中間報告から変わりませんでしたが、2位は変わりましたね。で、その2位まで商品化されることが決まったと発表されました。
 ガンダムの方はグラハム・エーカーとかシン・アスカとかではなく、エルピー・プルが商品化されるというのは嬉しいですわ(プルならデキが良ければ買うし)。他方、エクセレントモデルの方は……1位も2位もキャラ自体知らないので興味すらわかず、個人的には残念な結果です。というか、最終結果のトップ10で知っているキャラが9位のディードリッドだけ/発表された15位まで見ても、11位の峰津院大和(なんで入っているんだ)と14位の孫悟空(なんでスーパーサイヤ人がこんな順位なのか)しかわからないという……ここまでくると「俺には関係ねーレベルの結果かな」って思えてきます。
 結果だけみると「アンケート期間中全力で投票していた私の行動は、いったい何だったのか」と若干の後悔も残るほどですが……まぁ、皆の投票の結果ということで、仕方ないですな。広く募ったアンケート結果の上位ということで、気合いの入ったフィギュアが創り出されることを期待しますわ。

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2013年11月24日 (日)

聖戦士ダンバイン ~その6・フォウ

 値段にたまげて躊躇しましたが、結局買いました。バンダイ ROBOT魂 <SIDE AB> フォウ

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 フォウは、バイストン・ウェルで開発されたウィング・キャリバー(戦闘機的なもの)の一種で、オーラシップのゼラーナ同様ギブン家が独自に製作したとされていますが……ギブン家って、地方領主の割にいろいろと持ってたんですな(まぁ、ドレイクも元は地方領主の1人か……)。何機か存在し、後にはラウの国やナの国でも運用されたようですが、いつの間にか使われなくなったよーな?最終戦闘だと、ニーやキーンもボチューンに乗ってましたし。ゼラーナ搭載の機体って、結局ゼラーナと一緒に消失したのかな?

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 飛行機、というよりは蜂や虻みたいな虫っぽいフォルムをしています。横の方についているグレーの物体はミサイル。脱着可能で合計6発装備でき、後端の羽根は可動します。

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 機体後部の砲塔は機関砲。台座部分は回転/砲身部分は上下に可動します。羽はオーラバトラーのと同じクリアパーツ製。ただし、バカでかく、小さい方がオーラバトラーの大きい方のサイズ。

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 キャノピー(?)がガルウィング的に開閉可能。ちなみに、前の鼻みたいな部分とコクピットの天井部分も開閉できるけど……撮り忘れましたw

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 コクピット上部はまるごと取り外すことが可能になっていまして、コクピット内部が再現されています。パイロットフィギュアが付属していますが……彩色は残念ながらされていません。ただ、形状から、ピンクの方がキーン・キッス/オレンジの方がマーベル・フローズンなのはわかります。後ろの3つ目の椅子は、折り畳むことが可能。

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 ダンバインと同じオーラショットをコクピット上に装備でき、専用のオーラショットパーツが付属しています。

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 オープニング映像にある雲海上の門を象った、凝ったスタンドが付属。フォウの前にあるのは、1人乗り滑空機のシュット。フォウの底面に抉れた部分が見えますが、そこに収納できます。シュット用のパイロットフィギュアも付属しており、こちらも単色ながら形状からニー・ギブンと判別できます。シュットに乗って銃を構えるニー・ギブン……トカマクダンバイン<記事>の天敵ですなw

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 フォウは戦闘機としても使われていましたが、どちらかといえばオーラバトラーの高速輸送/支援機としての性格が強かった感があります。今回のロボ魂版では機体後部の変形機構を再現し、ロボ魂ダンバイン<記事>との合体が可能になっています。

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 機体後部が下方向に折れ曲がるだけではなく、左右に展開することができるようになっていて、ダンバインの下半身を包み込むように収納します。この変形/合体は……DX超合金バルキリーほどではないものの、結構大変だったりします。また、写真は撮っていませんが、ダンバインの手首が収納されているカバー部分の部品を固定用のものに交換してビルバイン<記事>のウィングキャリバー形態のようにダンバインを騎乗させることも可能。

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 合体形態だと自立は不可能なので、スタンドが必須となります。合体形態専用のジョイント(門の上のクリアパーツ)でスタンドに固定します。

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 ダンバインの交換用キャノピーと水色のパイロットフィギュアが付属しています。形状でショウ・ザマとわかるようになっていまして、もちろん普通にキャノピーを閉じることも可能(※上のキャノピーを閉じた写真でも、フィギュア在中)。ついに、ロボ魂オーラバトラーのコクピットにパイロットが乗る日がやってまいりました!

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 ちょっとわかりにくい写真になりましたが、写真中央の水色の部分がショウのフィギュアです。フォウのコクピット奥の通路が再現されていまして、フォウのコクピットとダンバインのコクピットとで会話する劇中のシーンを再現できます。

 造形、ギミック共に完全完璧なウィング・キャリバー フォウでございます。変形&収納ギミックのことも考え合わせると、プラモデルでの再現は塗膜や強度の関係で難しそうですし、ロボ魂にてダンバインと合わせて再現されたのは極めて合理的だと思いました。TVシリーズの「聖戦士ダンバイン」をリアルタイムで視聴した世代としては「よくぞここまでの製品を出してくれました!」って感じです。
 ただ……いかんせんフォウってのは支援機に過ぎず、商品としてはいかにも地味ですわな。その上、お値段12600円(ウェブ限定のため値引きなし)ってのは、このボリュームだと「仕方ないだろう」とも思えるものの、フツーに考えればキツい。やはり「聖戦士ダンバイン」をよく知ってるファン層のみが買うアイテムでしょうね。そのファンアイテムもきちんと買ったことだし(お布施w)、オーラファイター ガラバの商品化をお願いしたいところですけど……どうかなぁ。フォウでこれだけのものになるなら、凄いものができそうなんだけどなー。

 ROBOT魂 <SIDE AB>の次回作は、どうやらズワァースみたいです。先日開催された「TAMASHII NATION 2013」で参考出品されたものの写真を見る限り、なかなかのズワァースになってそうな雰囲気。
 発売されるのはもう少し先(来年春~夏?)になるのでしょうけど、楽しみに待ちたいと思います。

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2013年11月16日 (土)

オービッド ウォクス・アウラ

 ついで、というか何というか……買いました。バンダイ ROBOT魂 <SIDE ovid> ウォクス・アウラ

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 “特売”というより“投げ売り”になっていた(※お値段、なんと3桁)ので、思わず買ってしまいました。このウォクス・アウラは、「輪廻のラグランジェ」の主役メカです。が、この「輪廻のラグランジェ」という12話+12話の2期にわたって製作されたTVアニメが内容的に○○中の○○(※表現が著しく汚いので、自粛)だったために、ロボ魂版ウォクス・アウラもマッタク売れず、この有り様ってところですかね。
 「輪廻のラグランジェ」は、1期を配信/2期は地上波で見たんですけど……まぁ、酷かったですね。1期では深い謎とか伏線とかを残す感じで終わったので、「2期で回収されるのだろう」と期待したら……ものの見事に肩透かし。世界観も、キャラも、舞台設定でさえも、どれもこれも説明どころか活かされることすらなく意味不明の個人的陰謀で終わってしまった、そんな感じでしたね。「きちんと描く気がないなら、なぜこんな世界設定にしたの?そもそも、なんで時空を超えた星間戦争なんてデカすぎる話にしちゃったの??」……とにかく、作り手側の意図がさっぱりわからんかったですわ。あそこまで酷いのは久しぶりでしたね。

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 とにかく本編は迷作でしたが、そんな中で私的に「良かった」と思えたのは中島愛さんのOP曲「TRY UNITE!」「マーブル」の2曲と、ウォクス・シリーズのデザインでした。今回のウォクス・アウラを含むウォクス・シリーズのデザインをしたのは、アニメ界の人間ではなく日産自動車グローバルデザイン本部の方々だったりします。「天女の羽衣」的な独特のフォルムと、白ベースにパステルグリーンのツートンカラー……アニメの主役メカとしては他にないデザインになっています。劇中では“ピアサー”と呼ばれる戦闘機モードに変形したりもしますが、今回のロボ魂版では変形はしません。

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 後方から見ると……よくわからんことになっています。自立はほぼムリなので、スタンドが付属。

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 ウォクス・アウラの武装は、右手のソード状の「プロムス」と左手のシールド状の「イテム」……だそうです(主人公・京乃まどかは積極的に戦わなかったので、戦闘兵器としてのウォクス・アウラはあまり記憶に残ってないっす)。

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 バストアップ。顔は亀か何かみたいで、ちょっとヘンですな。

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 腕とかも独特なので、ポーズを決めてみてもあまりカッコ良くならなかったりします。

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 でも、この角度からの姿はとても良いですね。カラーリングと相俟って、実に美しいデザインだと思います。

 今までなかったデザインを日産自動車の本職インダストリアルデザイナーにしてもらって、実際素晴らしいデザインに仕上がったというのに……脚本があまりにもなってなかったせいで、ウォクス・シリーズはもったいないこととなってしまいました。「このデザインが活きるシナリオで使われていたら」と思いますよ。本当に。
 ま、おかげで、こちらとしてはとても美しい可動オブジェが信じられないほど安く手に入ったわけで、これはこれで「良かった」とも言えますかね。

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2013年11月12日 (火)

重戦機エルガイム ~その10 G・ROON

 昨日のエルガイム<記事>に続いて、ロボ魂<SIDE HM>から。バンダイ ROBOT魂 <SIDE HM> グルーン

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 先月届きましたが、<SIDE HM>の新作がグルーンと知ったときは驚きました。バッシュ<記事>でロングスピアが製品化されていたのが大きかったんですかね?
 グルーンは、物語中盤の31話から登場したポセイダル正規軍のA級ヘビーメタルです。13人衆の1人であるリィリィ・ハッシーの乗機のイメージが強いですが、デビュー戦はネイ・モー・ハンが搭乗しています(エルガイムMk.Ⅱのバスターランチャーの余波で大破)。ネイ・モー・ハンが使うオージェはポセイダルからの借り物であることから「元々ネイはグルーンに乗っていた」みたいな解釈になっていますが、31話では「グルーンの小手調べをさせてもらう!」と言ってたりして……本当のところはよくわかりません。OVA「フル・メタル・ソルジャー」だとネイはHMサロンズ(※グルーンの強化型という設定)に乗ってましたから、元のグルーンに乗るのは初めてだったのかもしれませんな。

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 頭部のツノは先端が前方へ少し反り返っていまして、なかなか芸が細かいです。

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 グルーンのムーバルフレームは登場するHMの中では唯一のS型で、「S型フレームにM型用ジェネレーターを装備しているから、パワフル」という設定です。実際、リィリィさんのグルーンは劇中でパワフルに暴れ回りました。とはいえ、外見的にはM型のエルガイム(Mk.Ⅰ)やバッシュと変わらないサイズで、グルーンのどこがSmallなのかこれまたよくわかりません。

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 グルーンといえば、予告カットのこのポーズですよね~。実にカッコいいと思います。頭部のツノから余剰電力をビリビリ放出してるのも迫力あって、放送当時「おおお」と思いましたね。

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 “A級HMの証し”である腕の二重関節も再現されていて、手の可動範囲は相当広くなっています。ロングスピアの両手持ちも無理なく可能です。肩のランダムスレートも可動しますが、こちらは可動範囲狭め。動かしすぎるとボールジョイントが外れます。

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 手首の上方の部分にパワーランチャーを内蔵。劇中でもフェイント的に使ってましたが、フェイントがパワーランチャーだなんて、相手はたまりませんな。

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両端がパワーランチャーのロングスピアも、両手保持でなんとか正面に向けさせることも可能。打突武器兼射撃武器のロングスピアは使い勝手よさそうですな。

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 バスターランチャーも、エルガイムMk.Ⅱ仕様のものが付属しています。本当はバスターランチャー撃つにはパワー不足でグルーンだとそうそうぶっ放せないらしいのですが……劇中何回かフツーに撃ってましたよねw

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 ロボ魂エルガイムMk.Ⅱとの比較。やはりMk.Ⅱはちと大きすぎる感じですね。

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 ロボ魂バッシュとの比較。似たような大きさです。

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 ロボ魂カルバリーテンプル“ヘルミーネ”<記事>との比較。Cテンプルの方が一回り大きいです。Cテンプルはアシュラテンプル同様、L型フレームなのかな?

 グルーンは、牛っぽい顔が凶悪でいかにも敵役メカという感じですが、足も太めで安定感があり、人型メカとして非常にまとまったデザインになっていると思います。放送当時に発売された1/144キットも特徴をうまく再現できていましたが、今回のロボ魂版はその良デザインをさらにうまく再現できているなと感じました。可動範囲も広くてアクションフィギュアとしても良いデキですし、「グルーンの決定版」だと思います。

 「重戦機エルガイム」は、来年が放送開始30周年の記念イヤーとなります。今のところロボ魂<SIDE HM>の次回作は伝わってきていませんが……何かしら新作を出してもらいたいですわ。まぁ、普通に考えるとオージェ/オージあたりが順当かもしれませんが、個人的には前から書いているようにガイラムをお願いしたいです。あと、ヌーベルディザードやアトール/アトールⅤなんかも<SIDE HM>で出てくれたら嬉しいなぁ。グルーンがこれほどのデキになるなら、アシュラテンプルをロボ魂化しても凄いことになりそうだし、いいかも。
 最終決戦仕様エルガイムやグルーン同様出たらきっちり買いたいと思っていますので、バンダイさん<SIDE HM>の新作、ぜひお願いします。

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2013年11月11日 (月)

重戦機エルガイム ~その9 L・GAIM

 なんとか記事用の写真を準備できたので、ホビー系の記事更新を再開します。
 9月に届いてました、バンダイ ROBOT魂 <SIDE HM> エルガイム(最終決戦仕様)

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 エルガイムは、その名の通り「重戦機エルガイム」の主役メカです。物語序盤は「主人公ダバ・マイロードが、コアムの辺境から持ってきたハンドメイドのA級ヘビーメタル(HM)」ってことになっていましたが、物語の展開と共にその出自が明らかになっていきます。明快な説明はなされないものの散りばめられた情報をまとめると、エルガイムの原型はヤーマン族の超強力なHM・ガイラム(※終盤、サートスターに隠されていた機体が出現する)であり、それをダバ・マイロードの育ての親であるダバ・ハッサーが量産化を前提に再設計して製作された戦略的HMだった、と。それ故、ステラ・コバン指揮下の反乱軍にエルガイムの設計図が渡ると、じきにコピー機のB級HM・ディザードが完成してサクサクっと量産化され、一気に反乱軍の戦力が増強されて、圧倒的だったはずのポセイダル正規軍が脅かされることになるわけです。

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まぁ、ヤーマン族の復讐として綿密に準備されたであろうこととはいえ、たった1機のHMがインフルエンザウイルス並の感染力を発揮するってのは都合良すぎる気もしますが……ディザードを元にしたA級HM・ヌーベルディザードをアマンダラ・カマンダラが製作していたってことは、その伝播にアマン商会も絡んでいたかもしれず、あり得ないことではないかもしれませんな。

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 ただ、エルガイムはコピーされ量産化されることが目的だったためか、性能的にはオリジナルのガイラムからはデチューンされており、A級HMとしてそれほど高いものではなかったようです。実際、同じA級とはいえ正規軍のコピーHMでしかないバッシュやグルーン相手の戦いは相当苦労していましたしね(一方で、コピーHMの中では別格なはずのオージェには、なぜか善戦してたけどw)。
 このエルガイム、放送が始まった1984年当時は画期的というか斬新かつ革命的なロボットデザインでした。可動のための内部骨格(ムーバルフレーム)と脚部サスペンション構造が設定に明示されており、外に被さる装甲がまた真っ白。子供向け玩具となることが最優先だったために主役メカといえば派手なカラーリングなのがまだ当たり前だった時代に、赤や青のワンポイントすらない純白の機体色ってのは凄いことだったんです(今でも、ここまで白い機体ってあまりないですし)。ま、1982年の「超時空要塞マクロス」でほぼ真っ白なVF-1J バルキリー(一条輝機)が世に出て成功していたから“リアルなメカ”が求められていた、ってのもあったのですが……にしても、当時としては画期的でしたね。買って作りましたよ、1/144のキットも、1/100のフルアクションモデルも。ええ。

 で、今回のロボ魂エルガイムは、実質的には再販です。再販前のものを買っていなかった私は「これ幸い」とプレミアムバンダイで予約したわけですが……再販するにあたっては“最終決戦仕様”として最終話で使用したバスターランチャーの付属の他、改良が施されたようで、詳しくはプレミアムバンダイの製品紹介ページを参照して下さい。一番の改良点は、塗装仕上げになったってことですな。白の樹脂そのままだと、経年劣化でそのうち黄ばんでくるんですよね。その点、塗装だとだいぶ黄ばみを抑えられるし保管に気を遣うこともなくなるし、ありがたいことです。

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 設定通りに肩のブロックが前に倒れます(さすがに、隠れカービングまでは再現されていない)。一方、首のスパイラルフロー収納ギミックはなし。

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 これまた設定通りに、正座が可能。これにはびっくりしました。なんという可動範囲の広さ。

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 「エルガイムといえば」の装備もきちんと付属。右手にパワーランチャー、左手にバインダー、背中にランドブースターライト。脚部のランダムスレートも、しっかり開閉可能。

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 “A級HMの証し”である腕の二重関節も再現されており、バインダー裏側もしっかり全装備を再現可能。パワーランチャーは合計3本入っています(プラグコードも3本ある)。両刃のランサーも付属しています。

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 バスターランチャーも、全塗装のものが付属。けど……個人的には、エルガイム(Mk.Ⅰ)にバスターランチャーは似合わないように思います。最終回で1発だけぶっ放したけど、結果墜落したしなぁ。

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 ロボ魂エルガイムMk.Ⅱとの比較。なんか、「兄と弟」というより「子供と大人」って感じですなw。設定では頭頂高でMk.Ⅰが20.7m/Mk.Ⅱは22.3mなので、ここまで差はないはずなのですが。たぶん、Mk.Ⅱが大きすぎるかと。

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 ロボ魂バッシュ<記事>との比較。こちらは同じM型フレームということで、きちんと似たような体型で再現されています。

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 ロボ魂グルーン<記事>との比較。グルーンはS型フレームの設定ながら、デザインの関係か大柄に見えますね。

 今回の最終決戦仕様エルガイム、設定と頭身など違っている点も見受けられるように思えますが、白のパール塗装はとてもキレイに仕上がっているし造形もシャープで可動ギミックも素晴らしいので、小型の完成品モデルとしては上出来ではないかと感じました。昔のハイコンプリートモデル(HCM)のエルガイムも知っている身としては「随分進化したよなぁ」と感心することしきりでしたし、値段はちと高めだったけど買って良かったですわ。

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2013年10月 5日 (土)

エクセレントモデル10周年記念企画・商品化希望アンケート

 フィギュアメーカーのメガハウスが、「エクセレントモデル10周年」を記念して8月末から先月にかけ一般キャラとガンダムキャラに分けて商品化希望アンケートを取っていました(※現在は締め切られている)。それぞれ1日1回限りという制限付きながら投票は毎日できることになっており、好きなキャラのフィギュア化を直接訴えられるせっかくの機会なので投票しましたよ。ええ、もう、毎日w
 私は、「昨年~今年放送作品のキャラであれば、投票に関係なく商品化されるはず」と考えまして、それらは希望するキャラがいても候補から除外し、
・過去の作品のキャラクターで
・今までエクセレントモデルとしては商品化されておらず
・商品として出せそうな知名度がある重要キャラ
 を選んで重点的に投票する戦略にしました。

 で、実際に投票したのは、というと、
■エクセレントモデル
 フランソワーズ・アルヌール(「サイボーグ009」の003)
 ミリア・ファリーナ・ジーナス(「マクロス7」のシティ7市長)
 ガウ・ハ・レッシィ(「重戦機エルガイム」のヒロインの1人)
 如月アキ(「宇宙の騎士テッカマンブレード」のヒロイン)
■RAHDXG.A.
 セイラ・マス(「機動戦士ガンダム」のヒロインの1人)
 エマ・シーン(「機動戦士Zガンダム」のレギュラーキャラ)
 ファ・ユイリィ(劇場版「機動戦士Zガンダム」のヒロイン)
 レコア・ロンド(「機動戦士Zガンダム」のレギュラーキャラ)
 ルー・ルカ(「機動戦士ガンダムZZ」のヒロインの1人)
 エル・ビアンノ(「機動戦士ガンダムZZ」のレギュラーキャラ)
 セシリー・フェアチャイルド(「機動戦士ガンダムF91」のヒロイン)
 これらのキャラに、分散して投票しました。「一点突破」に賭けるってのも考えましたが……1/8~1/7サイズでどうしてもフィギュア化して欲しいキャラがこれだけいる以上、仕方ありません。「譲れないなら、投票するしかない」の精神でひたすら投票しましたわ。
 003は「009 RE:CYBORG」版のがどっかから立体化されていましたが、原作ファン(というか原作原理主義者レベル)の私からすれば「あんなのはフランソワーズじゃねぇよ」と断固主張したいこともあり、Twitterで原作版をお願いしたりもしました。ミリア市長は、ミレーヌが最初からノミネートされていたので「マクロス7は版権的に問題ないんだな」と考え(※昔のマクロスとかオーガスとかは権利関係が極めてややこしい。ややこしくなければ、早瀬未沙とかミムジィ・ラースにも投票してた。あの頃の美樹本キャラは神懸かりデザインだから)、「ならば、マクロス7時点でいいからミリアの商品化を!」と願い、重点的に投票しましたが……結果的にはノミネートすらされず、残念でしたわ。一方、レッシィさんは「エルガイムといえば」の女性キャラだし、来年エルガイムは30周年ということで「このタイミングを逃すまい」と多めに投票したのですが、その甲斐あってか追加ノミネートされたのは嬉しかったな。アキさんは……1回投票しただけだし、正直「言ってみただけ」って感じだったりします(もちろん、商品化されたら嬉しいけど)。
 ガンダムの方は、最初、上記のキャラが1人もノミネートされておらず「ありえねーだろ!」と思ってましたが、セイラさんにエマ中尉にルーにセシリーはじきにノミネートされたので前半はこのへんに投票。その後、「あと誰のフィギュアが欲しいかな?」と考えてファとレコアさんとエルにも積極的に投票したのですが……結局ノミネートされたのはファだけでしたな。まぁ、レコアさんは立体化映えしそうな衣装も思い浮かばず商品化されても売れそうにないし、エルもプルとかルーとかに比べると地味ですしねぇ。「ノミネートされないのも仕方ないかな」とは思いました。

 とかなんとか、いろいろ私は私なりに考えて票を投じていたのです。だがしかし、そんなものは世間一般にはまったく通用しない考え方なよーでして、上記のキャラは期間中に何度か発表された中間報告で上位に入るどころか順位が発表される15位以内にさえ一度も入ることなく、常にランキング圏外という……極めて厳しい現実が突きつけられましたw。プリキュアにセーラー戦士に森羅万象チョコとか「何でもあり」なエクセレントモデルの方はともかく(予測不可能w)、ガンダムワールド限定のキャラ投票においてあのセイラさん(※ガンダムエースとかでは、ハマーン・カーンと並んでずっとトップクラスだったはず)がずっと圏外というのはとても信じられなかったのですが……世の中、そんなもんなんですかねぇ?実際、宇宙世紀な過去作からはエルピー・プル(「機動戦士ガンダムZZ」のヒロインの1人)&プルツー(プルシリーズの2人目。ちなみに12番目がマリーダ・クルス)やシーマ・ガラハウ(「機動戦士ガンダム0083」の敵役)がランクインしているだけで、ランキング上位はSEEDとOO(ダブルオー)の男性キャラが占めるという「マジっすか!?」状態で……正直、あのランキングにはかなり驚きましたよ。ランキングを見る限り需要があるのはあくまで記憶に新しい近年の作品のキャラクターであって、私が欲するような古い作品のキャラは需要がないと証明されたわけで……であればメーカー側もそうそう商品化できませんわな(商売ですから)。「どうして商品化されないのか?」と思ってましたが、商品化を避けてたメーカー側の判断の方が正しかったんですね。恐れ入りました。
 今回のアンケートはきっちりかっちりした投票システムによるものではなく、どういう集計がなされているかもわからない以上、順位も本当なのか怪しいけど、それでも結果は結果。一番最後になされた中間報告では、エクセレントモデルの1位はキュアビート/RAHDXG.A.の1位はティエリア・アーデってことで、プリキュアとかOOあたりからは何らかの形で商品化されるでしょうな(※最終的な結果発表は11月末)。とはいえ、プリキュアとかティエリアとかグラハム・エーカーとかが1/8~1/7フィギュアとして発売されて実際に売れるのでしょうかねぇ?このへんのキャラのファン層とフィギュア買ってる層ってのは決定的に違っているよーに私には思えるので「実態を反映していない結果になるなら、やる意味がない」とも言えそうなんですが……と言っても、フィギュア買ってる層ってのの気まぐれっぷりもエゲつなくて、どんなに媚びてもデキが素晴らしくても、売れないものはさしたる理由もなく売れず(※デキが悪い“泥人形”が売れないのは当然だが、そうでないのにまるで売れなかったりすることが多々ある)、簡単に値崩れして“投げ売り”という名の屍の山だったりするのがフィギュアという商品である以上、フィギュア買ってる層の欲求だけを反映した投票結果に従って完璧な立体化をしたとしても売れる保証などどこにもないもんなぁ。キャラのファン層とフィギュア買う層との乖離なんて、さしたる問題じゃないかw。であれば、こういう形でリサーチかけてみて潜在的な需要を探ってみるってのも、多少的外れにはなるかもしれないけど試みとしては意義あることなのかもしれませんな。

 今回のメガハウスの商品化希望アンケート、いろいろと考えさせられたし、興味深いアンケートでした。

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2013年9月29日 (日)

「宇宙戦艦ヤマト2199」最終回

 今日、「宇宙戦艦ヤマト2199」の最終回・26話が放送されました。
 シリーズ通して最初のTVシリーズに沿った内容でしたから、ま、結末は予想通りでしたね(※一応「ネタバレ防止」の観点から内容は書かないでおきます)。とはいえ、沖田カンチョーと佐渡先生の艦長室でのやり取りは……わかってるのに、涙が出ましたわ。このシーン、佐渡先生の表情やしぐさがホント素晴らしいんすよね。また見られて、良かった。
 いやぁ、「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクである今回の「2199」、始まる前は「どんなもんになるのかな?」と期待半分不安半分でしたが……凄く良いデキだったと思います。私はいわゆる“直撃世代”ではないため最初の「ヤマト」の本放送は見ておらず、再放送(たぶん再々々放送ぐらいだったんじゃないかと思う)でしか知らないのですが、それでも特別な思い入れのある作品には違いない「ヤマト」をリメイクしたものがここまでのものになるとは、思ってもみませんでした。私が期待していたものよりもずっとずっと上質な作品に仕上がったなと。初代「ヤマト」は歴史に残るアニメ作品とは言え、なにせ1974年放送の古い作品なので、物語にはおかしな点が多々あったりします(※人類どころか地球の危機なのに立ち向かうのが日本人だけ、などが代表例で他にも多数。ただ、それらへのツッコミが「機動戦士ガンダム」を生み、後に「超時空要塞マクロス」を形作った面も)。それらのおかしな点を丹念に洗い出し、いちいちSF的考証を加え丁寧に解説しきっちりとフォローしていることに感心することしきりでした(※補給のフォローは苦しかったし、激戦後なぜか元通りになる艦体修理に至っては説明をほぼ放棄してたけど。ま、それ以外の点についてってことでw)。さらに、2クール26話で初代「ヤマト」より尺は短いにも関わらず、ガミラス側にも多数の新キャラ設定をし人間ドラマを盛り込んだことで物語に厚みを大きく増したのも凄かったですね。おかげで、ガミラス側にも戦争の痛みが多分にあったことが描かれ、単なる勧善懲悪や正義をふりかざすだけの戦争賛美譚にならなかったですな(「ヤマト」には「戦争賛美だ!」との批判がついて回ったから、重点的に対策したのでしょうね。私は前シリーズについても戦争賛美だとは思ってませんが)。“リメイク”というより、むしろ徹底的に作り上げた新しいシナリオを旧シリーズに沿った形で展開させたってところでしょうか。その、見事なシナリオを、現在のデジタル技術をふんだんに使った素晴らしい作画で美しく描き通したのも凄かったですなぁ。
 ま、敢えてマイナス面も指摘しておくと、ヤマトの人的損害が今回大幅に軽減された(※旧シリーズでは乗組員が大量に死亡したが、今回は少数に留まった)り女性乗組員が増えまくって艦内が楽しそう(一部、子作りまでしてたようだしw)だったりでイスカンダルへの航海が困難そうにとても思えず随分ラクそうに見えてしまったり、敵味方問わずいろいろ盛り込んだおかげで沖田カンチョーやデスラー総統あたりが割を食って描かれ方に不足感もありました。そのため、今日のカンチョーの「地球か……何もかも皆懐かしい」の名台詞も重さがイマイチ感じられなかった(旧シリーズでは、より多くの指令を怒鳴りまくり、古代進をムリヤリ艦長代理にして成長を促すなど艦長・責任者としての苦労が見ている側にもひしひしと伝わっていたので、セリフの意味合いが極めて重かった。今回の沖田さんはとても穏やかだったので、普段と最終回との落差も小さかったし)のは、ちと残念でした。
 が、それを考え合わせても、今回の「2199」は本当に良い作品になったと思いますよ。BDを2~6巻まで買い揃えましたが、きっちり全巻買い揃えようと思ってます(最終7巻は予約済み)。出渕裕総監督他のスタッフの皆様、素敵な「ヤマト」を見せていただき、ありがとうございました。

 で……「やっぱりTBSアニメだな」というか、何というか、放送終了後に「完全新作劇場映画 2014年公開決定」と出ましたねぇw。
 どうやら「完全新作」とは、作画のみならずシナリオも完全新作ということみたいなので、「2199」総集編とかではなく、むしろ初代「ヤマト」に対する「さらば宇宙戦艦ヤマト」みたいなものになりそうですが、どうなんでしょうなぁ。劇中すでにガトランティス(白色彗星帝国)が登場しているので、本当に「さらば」のリメイクになる可能性もありますが……個人的には、あんな悲惨なだけの結末を迎える物語ではなく、今回のように皆で困難を乗り越える話になってくれたらいいなぁと思います。
 あ、アンドロメダは絶対に出して下さいね~、「ヤマト」の中で一番好きな船なのでw。お願いしますよ~。

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2013年9月28日 (土)

「恋愛ラボ」その他最終回

 9月も末になり、アニメ番組も多くが最終回を迎えてますな。
 7~9月・1クールのいわゆる“夏アニメ”だと、私的には「恋愛ラボ」が一番楽しめたかな。女子高での恋愛妄想というよくわからんネタだったので、それほど期待してなかったけど、見てみると予想外にケタケタ笑えて面白かったっす。「侵略!イカ娘」みたいに笑い転げるレベルではないものの、こういう毒も無くほのぼのした感じで笑える話が最近すごくありがたく思うようになりました(私の頭の中身が相当ジジイ化してる模様w)。
 「WORKING!!」と原作者が同じということで期待していた「サーバント×サービス」は、当初実に面白くなかったのですが、キャラ紹介が終わったあたりからこちらもケタケタ笑えるようになって、通しで考えれば良い作品だったと思えました。地味に思えた千早恵さんが暴れ回るようになってから特に面白くなりましたわ。あと、課長。ダメ男役の小山力也さんは反則級のイイ味だしますよねぇw。ああそうそう、オープニングの映像は凄かったですな。毎回「こんな見せ方あるんだ」と感心しながら見てました。
 ラノベ原作らしい「犬とハサミは使いよう」も見たんですけど、こちらは「それなりに楽しめたかな」って感じでした。ただ、なぜかオープニングの曲は今期一番お気に入りになりました(曲中のセリフがいろいろとおかしいw)。
 最も期待通りだったのは「銀の匙」。重いテーマをきちんと描きながらも話は必要以上に重くならない、「さすがはハガレン(「鋼の錬金術師」)の荒川弘」と唸るほかなかったです。分割2クールらしく、来年1月から2期が始まるようなので楽しみに待ってます。
 2クール後半の作品では、「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」が結構良かったですな。最後まで展開が地味な感じだったけど、そんな中でもチームドーベルマンの決死行を描いた19話は衝撃的で出色のデキだったし、レッド5とジアート機の超高速戦闘は毎回凄く見応えありましたしね(速すぎて何やってんのか正直よくわからんかったけどw)。ただ、終わり方に「全部やり尽くした」感が乏しかった(戦闘終結後のイズルの表情がうかがえなかったりシモン司令の素性もわからんままだったし、ウルガル側もルメスが健在な上にジアートも死んでないように思えた)のは少し引っかかったんですけど……これって、続編あるんですかね?あるんなら、見ますよ~。
 「とある科学の超電磁砲S」は……面白いのかどーなのか、私には判断がつけられない話でした(※一応、これ書いている時点では関西だと最終24話未放映。以後は23話までを全体的に見て、の話)。キャラの作り方とか作画は「凄いな」と思いましたが、物語の展開がいちいち「甘い」というか……ま、中学生の女の子とかが解決しちゃうわけなので、話のもって行き方としてはあれぐらいが限度なのかもしれませんけどね。

 来月からは、「マギ」と「革命機ヴァルヴレイヴ」の2期が始まりますな。来期放送分で期待しているのは今のところその2つくらいですけど、新しく始まる番組の中からいくつかをまずはチェックしてみてそれから見続けるか考えてみることにしますよ。

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