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2017年12月

2017年12月31日 (日)

ゆく年くる年 2017

 大晦日です。2017年・平成29年も終わろうとしています。

 今年は、世間的には天災とか記憶に残る大事件とかはあまりなかった印象でした(今年の10大ニュースとか調べてみても、ピンとこなかったし)。衆議院の解散総選挙は秋にありましたけど、大勢に影響なしって結果でしたしね(与党以外の連中が崩壊して自滅した、ってところか)。東証株価は上がりましたし、なんだかはっきりしないけど悪い年ではなかった、そんなところでしょうか。

 Bleumer個人にとっての2017年は……なんか、特別悪くもないけど良くもなく、こちらもはっきりしない1年だったというか。ケータイの更新年だったけどiPhoneを無難に機種変更して済ませてしまいましたし、その無難な機種変更が今年一番の高額出費で、他に特段の買い物をしたわけでもなかったかな。ホビー系だと、DX超合金 Sv-262Hs ドラケンIIIとかも凄かったのですが(変形にかなり難儀した……)、バンダイの「超合金 魂MIX メカゴジラ(生頼範義ポスターVer.)」が良かったですかね。合体変形するとんでもメカゴジラがみっちりと作り込まれていて、ガッチリと合体する上、メカゴジラとしても超絶カッコいいのには驚嘆感服しました。フィギュアは、今年もやはりアルターが凄かったんですが(アルファオメガ名義のトライアドプリムスも良かったけど、絢瀬絵里が素晴らしかった。スクフェスシリーズ恐るべし)、個人的に一番良かったのはホビーストックの「戦姫絶唱シンフォギアGX 1/7 立花響」ですかねぇ。あの難しいポージングでありながらどの角度から見ても崩れず、力強くかつヒロイックにまとめ上げているのは本当に凄いと思いました。アニメ作品では、「小林さんちのメイドラゴン」が一番印象に残ったかな。メイドラゴンを含めて今年の1~3月期は大豊作だったと思うのですが(「このすば」2期を筆頭に、よくできた作品多数)、話題が「けものフレンズ」に全部持って行かれてしまったのが不幸でしたかね。ゲームは、年末にNintendo Switchを購入したりもしたのですが、それも含めてあまりプレイできてないんですよね(毎年言ってるようだけど、ホントにできてない)。それなりにやったのは、やはり「Forza Motorsport 7」です。ああ、Xbox One Xが今年発売になったんですけど、日本に入ってくる量が少ないのかまるで買えそうにないので買えていません。来年には買えたらいいなと思っています。

 こちらも毎年のように書いていますが、当ブログを続けていくことが厳しい状況だったりします。今年も体力的気力的にキツく、何度もめげそうになりました(というか、めげた)。来年からはF1中継も見る可能性が低くなりそうでして、さすがに中継映像すらも見てないのに記事を書くというわけにもいかないので、体力も気力も弱まっていく上に「ネタ切れ」まで加わるかもしれません。どうしよう……まぁ、何かネタを見つけて、ちょろっとした文章を書く形にでもしますかね。

 2018年は、良い1年でありますように。

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2017年12月30日 (土)

iPhone8 Plusに機種変更

 2015年にしたiPhone6s Plus+GRATINAの契約<記事>からまたも2年が経ち、契約の更新時期がまたまたやってきました。
 いろいろ考えた結果、今回はauとの契約は何も変えず、iPhone6s Plusを機種変更するのみとしました。新機種は、iPhone8 Plusにしました。
Iphone8plus

 新機種候補筆頭は、やはりiPhone発売10周年記念の“フラッグシップ”機たるiPhone X、だったのですが……テンさんにはせずに、iPhone8 Plusにした理由は大きく2つです。
 まずは、値段。今回機種変更したiPhone8 Plusの256GBは、端末価格121680円/実質負担額57600円でした。正直「12マンって何なの」とは思ったのですが、実質負担額は5万円台で、下取りやポイントを使って実際に店頭で支払った額も5桁に収まりましたから、なんとか自分を納得させることができました。一方、iPhone Xの256GB版の端末価格は146400円/実質負担額でも82320円ってのは「いくらなんでもないわー」で却下。64GB版は端末価格128160円/実質負担額64080円と8 Plusの256GBと数字的にはさして変わらなかったわけですが、実質負担額の5万円台と6万円台の差というのが最後まで引っかかりましたね。で、「今回はやめとくか」と。
 次に、Face ID。ネット上に溢れる使用感のレポートをあれこれ読ませていただきましたが、思ってたほど悪くはなく、むしろ良好なようですね。ただ、「ムクミに厳しい」というレポートが引っかかりました。私も顔のムクミがヒドいときはかなりヒドくて自分でも分かるほどに顔の形が変わります。となれば、顔の形を3DスキャンしているようなFace IDがムクミあるなしで「あんたご主人様じゃないよね」判定するのも無理もないことでして……iPhone7から本格的に使えるようになったApple Payを私が使おうとすれば、店頭においていざ支払いというときに顔スキャンされて「ブブー」判定されてしまう姿も容易に想像できてしまうわけです。で、「とりあえずは、今まで通りで確実なTouch IDにしておこう」と考えました。
 他は、ホームボタンのあるなしはそれほど気にしなかったのですが、「ホームボタンが近いうちにiPhoneからなくなりかねないのなら、あるやつをあるうちに買っておこう」ぐらいは考えました。あと、有機ELディスプレイは店頭でちょっと見ただけでは特段の差は感じられなかった上に、自発光式ということはバックライト式よりバッテリー食うのは目に見えているし、焼き付きの問題もあるし、(Samsung製有機ELはすでにスマホでの実績あるものの)Appleの“第1世代”ハードってのは個人的にあまり信用していなかったりするので「液晶でいいや」と考えました。

 新端末であるiPhone8 Plusの感想については、一言で言えば「iPhone6s Plusとほとんど変わらないな」なんですけど……そう言ってしまうと記事にならないので、もうちょっと書き足しておきます。
 先に書いた通り、ストレージは256GBにしました。6s Plusは64GBだったので64GBの方を選んでも良かったのですけど、それだと「何も変わり映えしないかも」とも考え、店先で256GBを選択しました。今のところ、6s Plusのデータを移植して動画ファイルを追加でいくつか放り込んだだけなので、容量の半分も使っていません。ただ、使おうと思えばあっけなく満タンになるので(うちのiPad Proで証明済み)……使い途はよく考えてから決めようと思ってます。色はシルバーにしました。ゴールドは色合いが好きになれなかったので今回はパス。気分転換でスペースグレイにしようか最後まで迷ったんですけど、これも店先で直感的にシルバーにしました。裏面がほぼ白なのでシルバーというより事実上ホワイトなんですけど、以前使っていたiPhone 4Sの色と似た感じなので「こっちでいいか」と考えた次第です。
 6s Plusから大きく変わったところは、処理能力とカメラとホームボタン(物理的なボタンではなくなった)とヘッドホン端子がないってところですが……特段「変わった」と思うことはないですね。移行用バックアップデータをこしらえるために6s PlusをiOS11(正確には11.1.2)に書き換えてもみたのですが、その時に使ってみた感じと8 Plusで使ってみた感じに大きな差はなかったように思います。カメラは、生成画像が少し明るめに調整されるようになったことはわかりましたが、ホワイトバランスなんかの傾向は同じように思いますし、デュアルレンズになった恩恵は今のところ全くなかったりするのでよくわかりません。ホームボタンは押し込むことができなくなってしまったので、さすがに変わったことはわかりますけど、「へこみ部分を押すような感覚」ってのも即行で慣れてしまいました。「iPhone Xの代替動作ってのも、こんな感じであっけなく慣れてしまうのかな」と感じましたね。ヘッドホン端子に関しては、私はiPhoneを使うようになって以来全く使っていなかったので、なくなっても問題ありません。あと、初Plus時は気になった大きさや重さも、慣れ親しんだ6s Plusと8 Plusは似たようなものなので、こちらも何の問題もなし。というわけで「6s Plusとほとんど変わらないな」となるわけですけど、日常的に使うスマホで機種変更しても何ら違和感なく使えるというのは良いことです。
 変わったところといえば、省電力機能ですかね。8 Plusのバッテリー容量は2675mAhと言われており(※記事によって若干差があるが、だいたい2600台後半)、2750mAhあった6s Plusや2716mAhあるとされるiPhone Xよりも少なかったりするのですが、バッテリーの持ち具合はかなりイイ感じですね。低電力モードはもちろんのこと、通常モードでほったらかしといても待受時の電力消費はかなり抑え込まれているように思えます。この点、6s Plusは低電力モードに設定すると電力消費が抑え込まれるけど通常モードだと待受てるだけでも電力食ってるって感じでしたが、8 Plusは通常モードでも減り方が低電力モードとそれほど差がないように感じます(あることはあるが)。A11 Bionicの省電力コアは優秀なようですね。感心しました。
 ああ、液晶保護フィルムは今回もミヤビックスの「OverLay Brilliant for iPhone 8 Plus/iPhone 7 Plus(高光沢タイプ)」を買って貼りましたが、ケースはレイ・アウトの「iPhone8 Plus/iPhone7 Plusケース ハイブリッド クリア」にしました。6s Plusで使っていた全面ポリカーボネート製のケースだと、側面で固定するためにツメ状になっている部分から亀裂が入ってしまうことが多く、結構困ったので、今回は裏面はポリカーボネート製/側面は柔らかいポリウレタン樹脂でできたハイブリッドタイプのケースでストラップホールの開いたものを選びました。柔らかい樹脂な分、ケース側面が厚くなってしまって、ただでさえ幅広なPlusがさらに横に広がってしまったのは誤算でしたが、それ以外は普通に使えています。今のところ亀裂や割れは皆無ですし。

 iPhone Xほどではなかったものの、8 Plusも高かったので、結構痛い出費となってしまいましたけど……ま、A11 Bionicは相当な高性能だとのウワサだし、長く使えそうですからね。今回は2年と言わず「3年くらい使い込んでもいいかな」とも考えていたりします。今まで使ってきた4S/5s/6s Plus同様、8 Plusにもしっかり働いてもらおうと思います。

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2017年12月28日 (木)

来季のF1を見たいと思わない

 何年かぶりに、フジテレビのF1総集編を見ました。昔は年末になると当たり前に地上波で見ることができたF1総集編も、あるときから有料限定コンテンツになってしまい、初めてCS契約した昨年は11月でフジNEXTの契約を切ってしまったので見ることはできず、今年が有料化後初の総集編視聴となったわけですが……見ていてあまり面白くなかったです。特に“夏休み”明けのベルギー→イタリア→シンガポール→マレーシア→日本でのフェラーリの体たらくを連続で見た気分の悪さと言ったら、もう……「赤い跳ね馬も地に墜ちたな」とでも吐き捨てたくなるほどイヤな気持ちになりました。
 一方、過去のF1中継を振り返るF1 LEGENDSも見ました。2000年のベルギーGP(終盤にミカ・ハッキネンとミハエル・シューマッハがリカルド・ゾンタを挟んで3台横並びになったグランプリ)を放送していたのですが、こちらは面白かったですね。ま、過去の面白いグランプリを選んで放送している番組ですから、当然見ていても楽しいんですけど……3リッター自然吸気V10エンジンの甲高くて限界域まで当たり前に回すからむせび泣くようなエンジン音、今から見ると若干野暮ったいけど流麗で美しいデザインのマシン、カッコいいカラーリング、コース外は昔ながらの芝生やらグラベルやらでちょっとでも飛び出せば命に関わりかねない危険と隣り合わせの中での激しいドライビング……「昔って、こうだったよなー」と感慨にふけってしまいました。それに比べて、昨今のF1ときたら……そして、来シーズンのF1は……

 正直なところ、「来季のF1を見たいと思わない」んです。「見よう」という気にまるでなれない、こんなことは初めてなのですが、なんとなくではなく、かなり強い気持ちです。「見たくない」のです。
 来シーズンのF1は、今年の車体みたいな大きなレギュレーション変更はなされないのですが、いくらかは変わります。小変更ではありますが、競技の本質にかかわるという点では大きい変更だったりします。
●HALO義務化
 FIAは2018年からF1マシンにコクピット保護デバイス“HALO(ハロ)”の搭載を義務付けることを既に発表しており、部分的ながらマシンの外観が変わります。コクピットの周囲に下駄の鼻緒みたいなバーをくっつけることで長らくむき出しになっているドライバーの頭部を保護するもので、天使の輪っかという意味合いで“HALO(ハロ)”と呼ばれているのですが……マシンの中心にあるドライバーのヘルメットの上に無粋でゴツいバーがつけられるわけで、はっきり言って「極めて不格好」です。気にならない人には気にならないようですけど、長年F1を見続けてきた私からすれば「かつてないレベルで邪魔で不細工で美しくないパーツ」であり、「オープンシーターマシンにとってはありえない変更、あってはならない変更」に他なりません。もちろん、ドライバーの頭部保護の必要性は認めます。ですが、どうしてもドライバーを保護したいのならWECのLMP1のような頑強クローズドコクピットにするべきであって、オープンシーターであることを捨てるべきではないのでしょうか?(というか、危険を完全に回避するにはレース自体をやめるしかないのだが)。なのに、あんなとってつけただけのバーで「ないよりはマシ」程度の防護のために、ありえない変更を加えてしまうとは……信じられません。
 で、クリスチャン・ホーナーが言うには、FIAが導入をやたら急ぐのは「訴訟リスクの回避のため」のようです。ということは、実態はドライバーの安全のためでも何でもなく、FIAのジジイどもの単なる「保身」ってことですよね(それも金銭面だけの)。本当に情けないったらありゃしませんよ。そんなに訴えられたくないのならレースなんてもう止めたら?って言いたいです。
 ちなみに、“HALO(ハロ)”余計なパーツ、それも人を保護するデバイスなので、重いです。一説にはパーツとそれを支える構造物で14kgとかになるらしいですな。超軽量であることこそがF1マシンの長所なのですが、重いバッテリーを積んだりなんだりで近年ずっと肥大化し続けています。この上、さらに重くしてどうするんですかねぇ?F1って何なのでしょうか。
●PU基数制限
 今シーズンは全20戦だったため、PU基数制限は年間4基までとなっていました。これをクリアできずにルノーPUやホンダPUを搭載したクルマが今年もたくさんグリッドペナルティくらっていろいろ批判されましたよね。で、来季からはその制限がより厳しくなり、ICE(内燃機関)/TC(ターボチャージャー)/MGU-Hは3基まで、ES(エナジーストア=バッテリー)/CE(コントロールエレクトロニクス)/MGU-Kは2基までに減らされます(違反すれば、やっぱりグリッドペナルティ)。来シーズンのF1は全21戦が予定されているので、少なくともPU1基につき7グランプリ分は走らないとダメということになります。当然、7グランプリもたせないといけないということは、5グランプリもたせれば良かった今シーズンよりもPUの寿命を縮めるような全開走行は極めて限定的にしか行えないということであり、経済的負担の大きいカスタマーユーザーは大事に大事にPUを使っていくしかありません。ワークスチームのトップドライバーも全開アタックできる機会が限られるでしょうけど、カスタマーチーム(いわゆる中団勢)はとにかくパワーセーブですから今以上にワークスチームとの差は大きくなるでしょうね。
 ちなみに、この基数制限、2019年までにさらに厳しくなって、グランプリ数にかかわらずドライバー1人につき年間2台までしかPUが使えないことになる、とか言われています。F1って、壊れないように労って労って走る耐久性テストが目的でしたっけ?省エネ走法の競争でしたっけ?「いい加減にしろ」と言いたい。

 F1とは、そもそも何でしょうか?オープンシーターオープンホイールの世界最高峰フォーミュラカーに乗って世界一速く走ることができるドライバーを決める競技、ではないのでしょうか?
 にもかかわらず、重くて不格好でショボい音しか出ないマシンが世界最高峰のフォーミュラカーといえるのか、PUを労って労って全開とはほど遠い状態でのろのろと走ることが世界一速い人間を決める競技といえるのか。せっかく今年のレギュレーション変更でワイド&ローの車体に戻って速さを取り戻したというのに、またオープンシーターの潔さを捨ててまでカッコ悪くして重くして、その上、エンジン全開で走ってはダメってなんなんですかね?そんな本質まで見失った競技を、わざわざ視聴契約した上でお金払ってまで見るべきものと言えるのでしょうか?F1を今まで30年近く見てきましたけど、速さも美しさも闘いも激しさも何もかも失い続けるF1にもうホントにウンザリなんです。来シーズンのF1は、もはや速いドライバー決定戦でもないし、競技とすらもいえない、世界中のサーキットで派手なクルマ走らせるだけサーカスですよ。
 したがって、私は現状では「来季のF1を見たいと思わない」のです。ま、来季はホンダがトロロッソホンダとして再起動するし、ポールリカールでのフランスGP復活というイベントもあったりするので、本当に見るのをやめるかどうかは来年のプレシーズンテストがどんな状態なのかをチェックしてからにしようとは思っていますけど……ね。例年通りシーズン通しでF1を全戦きっちり見ることは、たぶんないでしょう。現行のコンコルド協定が切れてリバティメディアによる競技自体の改革が実を結ぶ(かもしれない)2021年シーズンあたりまで、まったく見なくなってしまうかもしれませんな。

 プロスポーツというのは、観客がお金払ってでも「見たい」と思って初めて成り立つものです。その上でプロスポーツである「F1」とはそもそも何なのか、運営側にはその本質をもう一度しっかり確認してもらいたいです。
 プロスポーツとしてあるべき形をF1が取り戻したなら、私もまた全戦「見よう」と思うでしょう。その時まで、残念ですけど暫しのお別れ、ですかね……ホント、残念ですよ。

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2017年12月 4日 (月)

F1 2017 アブダビGP

 F1第19戦・ブラジルGP決勝が11月12日、最終第20戦・アブダビGP決勝が11月26日に行われました。

■F1第19戦 ブラジルGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
7位 アロンソ(マクラーレン)
13位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
4位 ハミルトン(メルセデスAMG)
8位 アロンソ(マクラーレン)
リタイア バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」フェルスタッペン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第20戦 アブダビGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
11位 アロンソ(マクラーレン)
13位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
9位 アロンソ(マクラーレン)
12位 バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ボッタス/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 今年最後の2戦は、チャンピオンシップ確定後のグランプリとなりました。前回「チャンピオンシップは決まってしまいましたが、決定後故の面白いレースになることを期待します」と書きましたけど……期待通りの展開、とはなりませんでした。
 ブラジルGPは、Q1序盤でいきなりハミルトン(今年のチャンピオン)がスピン→クラッシュ→予選タイム残せずという大波乱の中、チームメイトのボッタスが頑張ってPP獲得。決勝はスタートでベッテルが前に出てそのまま逃げ切って優勝。レースの見所は、PU交換などでピットレーンスタートとなったハミルトンが最後尾から抜いて抜いて抜きまくって4位まで上昇したこと、ぐらいでしたかね(で、Driver of the Day Awardはハミルトン、と)。
 アブダビGPは、基本的に抜きにくいコース特性もあってさらに面白くなくて、ボッタスが2戦連続でPP獲得すると決勝ではポールトゥウィン+ファステストラップも記録し、Driver of the Day Awardも持っていきました。ハミルトンはボッタスの後ろを付いていくだけで、フェラーリは燃費の問題もあったらしくメルセデスAMG勢に全く歯が立ちませんでした。あと、引退レースとなったマッサは10位入賞、マクラーレンホンダとして最後のレースとなったマクラーレン勢はバンドーンはディフューザーに何か詰まっていたことによるダウンフォース不足で12位完走にとどまったもののアロンソが9位入賞で終わりました。

 これにて、2017年のF1も終了しました。
 ドライバーズタイトルは、ハミルトンが獲得。20戦中9勝、363ポイント。全戦完走してきっちり全戦ポイント獲得、一番悪かったのはメキシコで2ポイント/次に悪かったのはモナコで6ポイントでしたが残りは二桁ポイントで、2位は4回。終わってみれば2位ベッテルに46ポイント差をつけたので、圧勝のシーズンでした。そのベッテルは開幕戦を含めて今年5勝しましたし、2位も6回あったのですが、0ポイントが2回。取りこぼしが多かったのが敗因ですかね。3位には305ポイントのボッタス。移籍初年度にして初ポール獲得&初優勝を経験した上で年間3勝/2位も6回。合計で300ポイント超えてきたし、「立派だった」と言って良いのではないですかね。4位は205ポイントのライコネン。最終戦までリカルドと争っていましたが、結局リカルドが最終戦をリタイアしたため5ポイント差で4位になったわけですけど、トップ3チームのドライバーで唯一勝ち星なしですから……チーム事情もあるにせよ、立場的にはキツいでしょうね。来季は勝てるといいですね。5位はアゼルバイジャンで勝ったリカルドで、6位はマレーシアとメキシコで勝ったフェルスタッペン。どちらもマシントラブルが多かったので、タイトル争いという点では残念な結果に終わってしまいましたな。マクラーレンホンダのアロンソは17ポイントでランキング15位/バンドーンは13ポイントでランキング16位でした。
 コンストラクターズタイトルは、668ポイントを稼いだメルセデスAMGが獲得。20戦12勝ということで、昨年の21戦19勝からすると大きく勝ち星を減らしたわけですが……2位フェラーリとは146ポイント差ですからね。まだまだ“盤石”ですな。そのフェラーリは522ポイントで、昨年の398ポイントからは100ポイント以上も伸ばしてきました。ただ、タイトルにはまだ距離がある、って感じですよね。来シーズンこそはメルセデスAMGに追いつき追い越す勢いを持続してもらいたいですわ。3位は368ポイントのレッドブルで“3強”だったわけですが……“中団勢”トップの4位には今年もフォースインディアが入りました。昨年はフォースインディアが173ポイントで138ポイントだったウィリアムズと終盤デッドヒートを繰り広げていましたが、今年は5位ウィリアムズを104ポイントも引き離しての圧勝でした。187ポイントのうち100ポイントを稼いだペレスも立派ですけど、移籍初年度かつレギュラードライバーとして事実上のデビューイヤーながらブラジル以外全戦完走して着実にポイントもゲットして87ポイントを稼いだオコンは本当に素晴らしかったですね。「初年度からこれなら次は」といってもステップアップ先がないのが今のF1なので残念ではありますが、フェルスタッペンに続く今後が期待できる若手ドライバーとなりますね。あと、ランキング6位にはワークスルノーが入り、トロロッソが7位、ハースが8位で、30ポイントに留まったマクラーレンは9位に沈みました。昨年6位で、今年は9位(下から2番目)に逆戻り……まぁ、マクラーレンとホンダが別れることになるのも仕方ないでしょうね。ホンダPUも終盤戦は比較的安定動作していましたし、今月から始動した新生トロロッソホンダに期待しましょう。

 昨年のアブダビGPの記事で「来年は、マシンと共にF1という競技自体が大きく面白く変わった1年となればいいですね」と書いたのですが、今シーズンは車体レギュレーションの大幅変更でマシンは一新され、狙い通りにコーナリングスピードは大幅に高速化。実際にコースレコードも次々と更新されていき、「メルセデス1強」の時代から「上位3強」の時代へと変化したシーズンだったと言えるかもしれません。
 とはいえ、結果だけ見ればメルセデスAMGとそのエースドライバーであるハミルトンが圧勝したわけで、スポーツとして大きく変わったと言えるのかは疑問でしたし、面白かったかと言われても、前半戦でフェラーリが善戦したことや、アゼルバイジャンGPが荒れに荒れて近年稀に見る楽しいグランプリだったことを除くとイマイチな1年だった感もあります。リバティメディアによる競技自体の改革もまだ先が見通せるところには至っておらず、来シーズンは大きなレギュレーション変更もなされないことから今シーズンとは大きく異なる状況になるというのもちょっと想像し難いですよね。日本のF1ファンからすれば、トロロッソホンダが誕生するので今シーズンとは見所が変わることになりますけど……そう劇的にホンダPUが良くなるとも思えないので、この点でも変化は大きくはなさそうに思えます。もちろん、来シーズンのF1が面白くなってくれればそれで良いのですが。
 そのあたりも含めて、来年のことにつき次回の記事で書くことにします。

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