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2017年9月 4日 (月)

F1 2017 イタリアGP

 “夏休み明け”となるF1第12戦・ベルギーGP決勝が8月27日、“ヨーロッパラウンド”最終戦となる第13戦・イタリアGP決勝が9月3日に行われました。

■F1第12戦 ベルギーGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
11位 アロンソ(マクラーレン)
15位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 リカルド(レッドブル)
14位 バンドーン(マクラーレン)
リタイア アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」メルセデスAMG
■F1第13戦 イタリアGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 リカルド(レッドブル)
10位 バンドーン(マクラーレン)
13位 アロンソ(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
17位 アロンソ(マクラーレン)
リタイア バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」メルセデスAMG

 今年もサマーブレーク明けの開催となったベルギーGP。気まぐれな“スパウェザー”で知られるスパ・フランコルシャン サーキットですが、今年の予選/決勝は雨に祟られることもありませんでした。となれば、パワーが必要なコースレイアウトなので有利と予想されていたメルセデスAMGが圧倒するのかと思いきや……案外そうでもなく、FP3はフェラーリ勢が1位2位で、予選こそハミルトンが1:42.553を叩き出してPPを獲得したものの、(ライコネンが引っ張ってくれたとはいえ)ベッテルも1:42.795を出すなど奮戦。決勝でもハミルトンをベッテルがきっちり追走し、オーバーテイクはできませんでしたが、しっかり2位表彰台をゲットしました。ボッタスは週末を通して調子が上がらず、予選3番手も決勝5位/プラクティスで好調だったライコネンは予選4位で決勝も4位でした。
 一方、連続開催となった“ヨーロッパラウンド”最終戦のイタリアGP。こちらは土曜日が雨に祟られてしまい、FP3はほとんど走れず、予選もQ1開始5分ほどでグロージャン(ハース)がクラッシュして赤旗。そのまま2時間半以上の中断(※中断中もフジテレビの中継はずっと続行。その間クルマはまったく走らなかったけど、結構面白かったw)を経た後に再開されたものの、雨がやんだり強く降ったり弱まったりで、コースコンディションもフルウェットとインターミディエイトの間をいったりきたりと非常に難しい状態に。そんな中、PPはQ3最終盤に新品フルウェットに履き替えて一発勝負に出たハミルトンが獲得。これで通算PP獲得回数が69となり、ミハエル・シューマッハが持っていた通算68回を超え、ハミルトンが史上最多記録を樹立しました。2番手にはフェルスタッペン/3番手リカルドとレッドブル勢が入り、4番手はなんとストロール(ウィリアムズ)/5番手はオコン(フォースインディア)というフレッシュな面々が飛び込みました。ボッタスは6番手で、ホームGPとなるフェラーリ勢は7番手ライコネン/8番手ベッテルと波乱の結果に。決勝は、一転して完全ドライでレッドブル勢がPU基数制限違反で後退したため、ストロールが史上最年少フロントロースタートの記録を作り、オコンも3番手スタートとなりましたが……4周目までには4番手スタートのボッタスに2人とも余裕でブチ抜かれてしまい、あとはワンツー体制になったハミルトン&ボッタスに完全にペースコントロールされちゃってレースは終わりました。ハミルトンが今季初の連勝でチャンピオンシップでもトップに立ち、ボッタス2位。ベッテルはなんとか3位表彰台に立ったものの、ライコネンはスタートで抜いたボッタスに抜き返されてから調子が上がらず5位フィニッシュ。16番手スタートのリカルドが4位でした。

 ベルギーでは「スパでメルセデスAMGに対抗できるなら、フェラーリまだまだいけるか?」という期待も持てたのですが……そんな楽観論を見事に打ち砕くモンツァでのメルセデスAMGの圧勝劇でしたね。次戦がミョーにメルセデスAMGが苦手としている(ような?)シンガポールGPなのでどうなるかはわかりませんが、その後のマレーシアGP以降はメルセデスAMG有利と予想されるコースばかりなので……ドライバーズタイトル争いでも抜かれてしまったフェラーリ&ベッテルは厳しいですかね。鈴鹿で躍動する真紅の跳ね馬を見たいところなんですけど……うーむ。
 で、タイトル争いなど「夢のまた夢」状態が続く名門マクラーレンホンダは、ウワサの“スペック4”PUを投入できず、3.5とか3.7とかよくわからないアップデートPUを持ち込んで大量の降格ペナルティをくらった上に、ベルギーではアロンソのリタイアが「故意に離脱した」と書き立てられ、「アロンソはウィリアムズに移籍濃厚」とも騒がれ、イタリアではバンドーンがQ3進出したもののMGU-Hのトラブルとかで交換となり結局降格ペナルティくらって、ダブルリタイア(※アロンソは完走扱いで17位)という結果に……2連戦ノーポイントどころか完走したのはベルギーのバンドーンだけという悲惨さに、今日(イタリアGP決勝の翌日)になって「マクラーレン、ホンダと別離へ」との記事まで出る始末(しかも、書いたのがそこらの怪しいスポーツメディアではなくロイター通信)。本当にヤバい雰囲気ってところまで来てますな。ま、「ホンダから他にスイッチしたら、マクラーレンって予算どうすんの?」とか「PU供給してくれるメーカーって本当にあるの?」とか「カスタマーエンジンでアロンソ様って満足するの?」などツッコミどころはいろいろあるのでロイターが報じようが正式に発表されるまで「別離」は信用できませんが……「別れたくなるのも無理もない」ことは誰の目にも明らかでしょうな。“スペック3”から出力的には少しずつマシにはなってきているようにも思いますけど、すぐ壊れるクセは今なお直ってないっぽいですしねぇ。ホンダさん、「どこにもPU供給できずにF1から閉め出し」なんてことにならないように頑張って結果出してください。

 F1の次戦は、アジアに戻ってきてシンガポールGPです。メルセデスAMG以外の各チームが重点レースとして気合い入れてくるグランプリとなります。さて、どうなりますかね。

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