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2017年7月

2017年7月18日 (火)

F1 2017 イギリスGP

 F1第7戦・カナダGP決勝が6月11日/第8戦・アゼルバイジャンGP決勝が6月25日/第9戦・オーストリアGPが7月9日/第10戦・イギリスGPが7月16日に行われました。

■F1第7戦 カナダGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
15位 アロンソ(マクラーレン)
17位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル)
14位 バンドーン(マクラーレン)
リタイア アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第8戦 アゼルバイジャンGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
16位 アロンソ(マクラーレン)
19位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 リカルド(レッドブル)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ストロール(ウィリアムズ)
9位 アロンソ(マクラーレン)
12位 バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ストロール/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ
■F1第9戦 オーストリアGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
12位 アロンソ(マクラーレン)
13位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 リカルド(レッドブル)
12位 バンドーン(マクラーレン)
リタイア アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ボッタス/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第10戦 イギリスGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ベッテル(フェラーリ)
9位 バンドーン(マクラーレン)
13位 アロンソ(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
11位 バンドーン(マクラーレン)
リタイア アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 カナダGPは、通算65回目のPP獲得でアイルトン・セナに並んだハミルトンに、予選終了後セナがロータス時代に使っていたヘルメットが贈呈されるというサプライズイベント(※後日、ここで渡されたヘルメットはレプリカだったことが判明)が行われまして、これで気をよくしたか決勝もハミルトンが優勝。ベッテルはスタートでフェルスタッペンと接触してフロントウィングを破損、交換したため最後尾まで落ちましたが、挽回して4位フィニッシュ。ライコネンは7位。
 今年からアゼルバイジャンGPとなった1戦は、予選こそ普通に行われたものの、紳士的なレースに終始した昨年の鬱憤をはらす(?)かのように決勝はクラッシュ続出。途中ベッテルがブチ切れたり、赤旗中断まであってその際にハミルトン車のヘッドレストが固定されておらず緊急ピットインで後退させられたりと大荒れ展開。結果、序盤に最後方まで落ちたリカルドが優勝、周回遅れにもなっていたボッタスが2位、“ペイドライバー”との批判が強い新人ストロールが3位で初の表彰台というとんでもないレースになりました。ブチ切れ行為で10秒ペナルティをくらったベッテルは4位、チームのミスでみすみす優勝を逃したハミルトンは5位、ライコネンはマシンのフロアを破損しながら赤旗で奇跡の復活を果たしたものの14位完走扱いに終わりました。
 オーストリアGPは、ボッタスがPP獲得。決勝はスタートで混乱があったものの基本的にはガチンコ勝負となり、ボッタスがポールトゥウィンを飾りました。2位ベッテルで、3位にリカルド。ハミルトンはギアボックス交換で5グリッド降格ペナルティを受け8番グリッドからのスタートとなったことが響いて4位。ライコネンは5位。
 イギリスGPでは、ウェット路面で始まった予選のQ3でハミルトンが1:26.600という驚異的なタイムでPPを獲得し、イギリスGPでのPP回数5回目でジム・クラークと並び歴代トップに。また、決勝も危なげなくトップを快走して優勝(グランドスラム)。母国GPで4連覇を達成し、イギリスGP通算5勝はジム・クラーク/アラン・プロストと同じ歴代1位になりました。ボッタスはリバースストラテジーが功を奏して2位となり、メルセデスAMG勢がワンツーフィニッシュ。フェラーリ勢は最終盤に2人ともタイヤがバーストしたため、ライコネンはなんとか3位/スタートで出遅れた後挽回していたベッテルは7位フィニッシュとなりました。Driver of the Dayに選ばれたリカルドは、19番手スタートから挽回して4位フェルスタッペンに続く5位フィニッシュ。

 記事が書けなくて、4戦もまとめて書くことになってしまいましたが……この4戦も、なかなか面白い戦いになったんじゃないですかね。特に、大荒れのアゼルバイジャンGPは本当に見ていて面白かったですわ。完全ドライであそこまで荒れるレースってのは数年に一度でしょうし、最後の最後まで「“あの”ストロールが2位なの?マジで2位表彰台立っちゃうの?あー、ボッタスに抜かれた~。うわぁ」って、ねぇ。ホントの「出血大サービス」みたいでショーとしては実に実に素晴らしかったですし、「Liveで見られて良かった」と心底思いましたわw
 ただ、日本のF1ファンとしては、ホンダが、なぁ……“スペック3”なる最新型のPUがオーストリアから本格投入されたもののドカーンと大幅パワーアップするわけではなくて、結局はポイント獲得という結果ともならず、第10戦が終わった今なおアロンソがアゼルバイジャンでスペック2で獲得した2ポイントのみでマクラーレンはずっと最下位だったりします。出てくる話題と言えば、「マクラーレンとホンダ決別」「アロンソがチーム離脱」ばかりか「ザウバーとも決裂」とかで……まぁ、あくまでウワサで現実的ではないとわかってはいても、「ちょっとでもいいから期待できそうな話はないのか?」と言いたくもなる惨状がずっと続いています。次戦のハンガロリンクはマシン特性が合っているっぽいですけど……どうですかねぇ。うまく噛み合えば良いのですが。
 あと、シーズンを面白くするとみられていたフェラーリが、「不調」とまでは言えないものの、ここしばらく勝てていないですなぁ。モナコでのワンツーフィニッシュ以来ですか、勝ってないのは。というか、表彰台にさえもあまり立てていないんですよね。メルセデスAMG勢が安定した速さを取り戻しつつある中、フェラーリ勢は川井さんの言ってるように「(メルセデスAMGに対する)アドバンテージがない」状態に陥っているように思えます。それでも速いことは速いので決勝ではいい勝負してたりもするのですが、運がなかったりでポイントも必要以上に落としてますし……で、ポイントランキングは、ドライバーが1位ベッテル(177p)2位ハミルトン(176p)/コンストラクターは1位メルセデスAMG(330p)2位フェラーリ(275p)と、1ポイント差のドライバーの方はともかくコンストラクターは差が開いてしまいました。このまま差がズルズルさらに開いていってしまうと“1強”時代に逆戻りしてしまうので、跳ね馬さんには是が非でもマシン開発を進めて勢いを取り戻していただきたいところです。

 F1の次戦はハンガリーGPです。中低速の曲がりくねったコースなれど、今年のえげつないコーナリングスピードを誇るマシンで走るとどうなるんですかね。タイムの大幅更新はなるのでしょうか。

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