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2017年6月

2017年6月25日 (日)

NBAファイナル 2017

■2017年NBAファイナル
第1戦 ウォーリアーズ  113-91   キャバリアーズ
第2戦 ウォーリアーズ  132-113  キャバリアーズ
第3戦 キャバリアーズ  113-118  ウォーリアーズ
第4戦 キャバリアーズ  137-116  ウォーリアーズ
第5戦 ウォーリアーズ  129-120  キャバリアーズ

 “スプラッシュブラザーズ”にFAでケビン・デュラントが加入し“鬼に金棒”状態になった西のゴールデンステート・ウォーリアーズと、“キング”レブロン・ジェームズにアービングとラブを中心としたチームで今シーズンも勝ち上がってきた東のクリーブランド・キャバリアーズという3年連続同じ対戦カードとなったNBAファイナル(史上初)を、BSで録画しながら今年も見ましたよ。
 と言っても、第5戦(日本時間6月14日)からすでに10日以上も経過してしまっているので……レギュラーシーズン経緯は省略。プレーオフは、キャバリアーズはカンファレンスファイナル第4戦でセルティックスに敗れただけで、あとは全勝(バックスとラプターズはスイープ)。ウォーリアーズに至っては、トレイルブレイザースもジャズもあのスパースでさえもスイープ(※スパースは、レナードがケガで第1戦途中から第4戦まで欠場)という……もう、両チームとも書くまでもないほど強かった、ということで。

 今年のファイナルは、ケビン・デュラントでしたね。もう、とにかくケビン・デュラント。第1戦:38得点で、以下、33点/31点/35点/39点と、全戦30点以上稼いだ上に、勝負がかかったところで決める決める。特に第3戦、ホームに戻って全力で勝ちにきていたキャブスが最終盤にことごとくシュートを外してしまったのに対し、ウォーリアーズはデュラントがきっちりシュートを決めまくって逆転に成功。まさかの逆転劇でクイッケン・ローンズ・アリーナをお通夜状態にしたときは「デュラントすげー」としか言いようがなかったです。あの第3戦でキャブスがすんなり勝っていたら、たぶんファイナルの展開も違っていたんじゃないかと思うのですがね(あの敗戦で「キャブスは勝てない」って強く印象づけちゃったからなぁ。第4戦でキャブスのオフェンスが爆発したけど、終わってみれば思ったほど点差をつけられず、悪い印象を拭えなかったし……ま、今から言っても「あとの祭り」ですが)。当然、ファイナルMVPもケビン・デュラントが獲得。悲願のチャンピオンリングもゲットして、今シーズンのNBAを締めくくりました。

 これにてNBAもシーズン終了となりました。来シーズンは、どうなりますかね。キャブスはどうやって強化するのでしょうか。今のウォーリアーズに対抗するには、メンバーにさらに強力な選手を入れるしかないでしょうし……とはいえ、現状でも東では「敵なし」みたいな状態なのにさらに見境ない強化というのも、ねぇ。それに、東も西も他のチームがもっともっと強くなってもらわないと。スイープスイープスイープなプレーオフとか、4年も同じファイナルの組み合わせとかでは、ちょっとなぁ。なんとかしてもらいたいです。
 今年の記事は短縮版となってしまいましたが、来季のNBAは面白いシーズンになってくれることを期待しております。

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2017年6月 7日 (水)

F1 2017 モナコGP & インディ500

 “ヨーロッパラウンド”開幕戦となるF1第5戦・スペインGP決勝が5月14日/伝統の第6戦・モナコGP決勝と第101回インディアナポリス500マイルレース決勝が5月28日に行われました。

■F1第5戦 スペインGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
7位 アロンソ(マクラーレン)
19位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 リカルド(レッドブル)
12位 アロンソ(マクラーレン)
リタイア バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」メルセデスAMG
■F1第6戦 モナコGP
・予選
1位 ライコネン(フェラーリ)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
9位 バトン(マクラーレン)
10位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 リカルド(レッドブル)
リタイア バンドーン(マクラーレン)
リタイア バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ペレス/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 舞台が各チームのファクトリーが近いヨーロッパになり、かつ、テストで走り回ってどこよりもデータ豊富なスペイン・カタルーニャサーキットでの開催なので「第2の開幕戦」ともいわれるスペインGP。レッドブルなどの大幅アップデートが予想されていましたが……実際に大幅に変更してきたのはレッドブルではなく、メルセデスAMG。ノーズがさらに細くなるなどかなり大がかりな変更で、まったくの予想外だったことからFP1から目が点になりました。ただ、大がかりだった割に、速さに繋がったかというとそうでもなかったようで、金曜日は他を引き離したものの、予選ではハミルトンがPPを獲得したもののフェラーリ勢と差をつけることができず、決勝ではスタートでベッテルに前に出られてしまう始末。タイヤ交換したベッテルにボッタスを“壁”として使うことで差を詰め、ソフトタイヤで最後まで走りきる戦略でベッテルをかわしたハミルトンが優勝することができたものの、メルセデスAMGはフェラーリに対し明らかな差というものをつけることはできませんでした(ライコネンはスタート直後のボッタスとの接触でリタイア/ボッタスも交換した使い古しPUが壊れてリタイア)。
 で、そんな現状がはっきり出てしまったのが、伝統の一戦・モナコGP。木曜日はメルセデスAMG勢も好調でしたが、セッティングを大きく変えたとかで土曜日は特にハミルトンが失速。ウルトラソフトタイヤをうまく使えない傾向も相俟って、ハミルトンはQ2で思ったようなタイムを残せず、バンドーンのクラッシュでラストアタックも帳消しになってしまい万事休す。なんと14番手でQ2落ちとなってしまいました。そんな中、ライコネンがPPを獲得。ライコネンはロシアGPでもでてきた2008年のフランスGP(PP:ライコネン/2位:マッサ)以来のPP獲得となりました。決勝は、35周目にピットに入ったライコネンに対し、驚異的なペースで40周目のオーバーカットに成功したベッテルが優勝。2005年以来のモナコ優勝を目指したライコネンは2位に終わりました。ピット戦略でリカルドに前に行かれたボッタスは4位、ハミルトンは7位でレースを終えました。
 マクラーレンは、アロンソの母国・スペインGPでアロンソがQ3進出の上、なんと7位につけました。PPからは2秒近くも離されているとはいえ、Q3で出した1:21.048はメルセデスAMG/フェラーリ/レッドブルを除けば最速タイムでして、このタイムを中継で見たときはマジで驚愕しましたし、「アロンソは神か!?」とさえ思いましたね。本当に凄かったです。が、決勝ではスタート直後にマッサ(ウィリアムズ)と接触しコースアウトしたこともあって大きく後退し、今季初めてチェッカーフラッグを見ることができたものの、結果は12位でポイント獲得もならず。で、そのアロンソがインディ500に行ってしまったモナコGPでは、代役のバトンとバンドーンが揃ってQ3進出を果たしたものの……降格ペナルティもあって決勝は2人とも低迷の上、揃ってリタイアとなってしまいました。

 フェラーリ、好調ですな。SF70Hは相当デキがいいクルマってことなんでしょうか。モンテカルロをガンガン攻めまくるライコネンなんて見るのはいつ以来のことなのか……どこでも速い「万能型シャシー」なんですかね。スペインではアロンソの神懸かり的タイムアタック、モナコではライコネンの全力タイムアタックと、見ててワクワクしましたわ。あと、スペインGP決勝でライコネンが即リタイアしてしまったことに泣いていた男の子をフェラーリのパドックに呼んでライコネンと直に面会させ、表彰式の特等席にも招待してたのはファンサービスとしてなかなか良かったですなぁ。それに、予選後のトップ3選手へのインタビューをメインスタンド前でやるようになったのも悪くないファンサービスだと思いました。リバティメディアによるアメリカ流運営が少しずつ形になってきているってことなんでしょうけど、できるところから実際に変えていく姿勢というのは良いことなんじゃないですかね。

 そして、モナコGP終了後の同日28日にスタートした第101回インディアナポリス500マイルレース(インディ500)では、McLaren-Honda-Andrettiチームのルーキードライバーとしてアロンソが出場。Andrettiチームが今年絶好調なこともあって、なんとアロンソはインディカー・シリーズ初出場にもかかわらずトップ争いを繰り広げたようで、28周ものリードラップを記録したとか。結果的にはエンジンブローで179周でリタイアとなってしまったようですけど……インディアナポリスのコースはアメリカGPとして走った経験も一応あるので「全くの未経験」というわけでもないのですが、F1マシンとインディカーとでは全く違うし、ロードコースとオーバルコースでは全く違うし、そんな中でインディカーシリーズ歴戦の強者連中を抑えてトップを周回って、ねぇ。やはり凄いドライバーですなぁ、フェルナンド・アロンソという男は。
 さらに、今回のインディ500では、アロンソのリタイア後の終盤に、今年からAndretti Autosportに移籍した佐藤琢磨がトップに浮上。エリオ・カストロネベス(Team Penske)を振り切って優勝を果たしました。もちろん、佐藤琢磨はインディ500初制覇。というより、日本人がインディ500で勝つことなんて史上初めて(過去最高位は2003年の高木虎之助の5位)。かつてヒロ松下選手がCARTシリーズにフル参戦したことがとてつもないことだった時代を見てきた人間としては、「日本人によるインディ500制覇」なんてことは「夢のまた夢」であって、「ありえないこと」とさえ思っていましたが……佐藤琢磨はやってしまいました。「世界三大レース(モナコGP/インディ500/ルマン24時間)の1つを制したというのは本当に凄いことですし、本当に素晴らしいことだし、「偉業」というにふさわしい歴史的な快挙だと思います。
おめでとう、佐藤琢磨!
 と、そんな凄いことを成し遂げた日本人が現れたわけなんですが……当日のメディアの「佐藤琢磨優勝」の扱いは非常に、どころか異常なまでに小さく、彼が2013年4月にロングビーチでインディカーシリーズ初勝利したときよりも小さな扱いにされてしまいました。あれは一体なんだったんですかねぇ?その日行われたどっかのミサイル実験を絶対的に優先しなければならない事情でも日本のメディアにはあるのですかねぇ??まぁ、関谷正徳さんが1995年のルマンで日本人初制覇したときも扱いは大きくなかったし、2004年のチーム郷&荒聖治選手によるルマン制覇のときはさらに小さかったので、日本のメディアにとっての「世界三大レース」とはその程度のものなのかもしれませんけど(※1991年にチャージ・マツダ787Bがルマンを制したときは結構大きく報道された)……あの日は心の底から「日本のメディアって、自国の栄誉も喜べない、情けない連中なんだな」と思いましたね。本当に情けないですよ(ああ、NHKスペシャルで特集組んでくれることは期待していますので、そちらはどうかよろしくお願いいたします)。
 日本人による「世界三大レース」制覇、残るはF1のモナコGPですな。エンジンサプライヤーとしてはホンダが1987~1992年/無限が1996年に制しているのですが……チームやドライバーでは小林可夢偉(ザウバー)が2011年に5位入賞したってのが最高ですかね。いつの日か、日本人ドライバーがモナコGPも制覇したら嬉しいなぁ。うーん……まずは、表彰台に立つこと、ですかね。
 いつの日か、モンテカルロに日の丸と君が代を!

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