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2017年5月 8日 (月)

F1 2017 ロシアGP

 F1第3戦・バーレーンGP決勝が4月16日/第4戦・ロシアGP決勝が4月30日に行われました。

■F1第3戦 バーレーンGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
15位 アロンソ(マクラーレン)
17位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
14位 アロンソ(マクラーレン)
未出走 バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第4戦 ロシアGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
15位 アロンソ(マクラーレン)
17位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
14位 バンドーン(マクラーレン)
未出走 アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ボッタス/「Fastest Lap Award」ライコネン/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 砂漠のバーレーン、観光地のロシア・ソチ、ともに全セッション晴天下ドライコンディションで行われました。
 バーレーンでは、ボッタスがF1キャリアで初となるPPを獲得。で、スタートも決めて序盤をトップで周回したものの、11周目に2位ベッテルがアンダーカットを狙って早めにタイヤ交換。が、直後の13周目にストロール(ウィリアムズ)がサインツ(トロロッソ)とのクラッシュでマシンを止めたためセーフティーカー導入となってしまい「フェラーリ万事休す」かと思われましたが……導入タイミングの関係で、タイヤ交換したボッタスがピットアウトするとベッテルがギリギリで前という結果に。その後ボッタスはペースが上げられずに“チームオーダー”的なことを言われたようで、27周目にハミルトンを先行させ、3位でレースを終えました。ベッテルが今季2勝目。フェラーリがバーレーンで優勝するのは2010年にアロンソが優勝して以来で、7年ぶり。
 ロシアでは、メルセデスAMG勢有利の予想の中、なんと予選でフェラーリ勢がフロントローを独占。フェラーリが予選1位2位になるのは2008年のフランスGP(PP:ライコネン/2位:マッサ)以来ということで、実に9年ぶりとのこと。これは見てて本当に嬉しかったですね(「うおお」って声上げてしまいましたw)。が、決勝では、スタートでライコネンが若干遅れた上に2コーナーまでの長い加速区間でベッテルも3番手スタートのボッタスにまくられてしまってそのまま先行を許し、終盤にベッテルが猛追したものの押し切られてしまいました。ボッタスはF1キャリアで初の優勝。フェラーリ勢はベッテル2位とライコネン3位となり、週末通して調子が上がらなかったハミルトンは4位でした。
 マクラーレンは、バーレーンではMGU-Kによくわからないトラブルが頻発し、バンドーンは決勝に出走すらできず、アロンソも完走扱いにはなったものの残り1周でリタイア。また、ロシアではフォーメーションラップでアロンソがERSの不調を訴え走行しながらリブートを試みたものの失敗して止まってしまい決勝をスタートできず、バンドーンは5基目のMGU-Hとターボチャージャーを投入した(※4レース目にして年間制限基数オーバー)ため15グリッド降格のペナルティをくらったものの、なんとか完走することはできました。

 どちらのレースも「白熱のオーバーテイクシーン」みたいなものはなかったですけど、バーレーンではセーフティーカーラップ中/ロシアでは終盤のベッテルの猛追と見所はあって、見ていて面白かったです。あと、この2戦では、やはりボッタスさんですねー。ロズベルグの突然の引退で急遽トップチーム・メルセデスAMGに移籍し、誰しも「大丈夫かな?」と思っているボッタスさんが、開幕戦では無難に3位表彰台で悪くないスタートを切ったものの中国GPではセーフティーカーラップ中にやらかしてしまって結果は6位。バーレーンでは“汚名返上”と初PPを獲得したものの“チームオーダー”で屈辱の3位、そして、ロシアではベッテルの猛追を振り切ってついに初優勝……いやぁ、ドラマチックでしたなぁ。初めてのポディウムの頂点で、横には同郷かつ因縁あるライコネンがいて、言葉は交わさずシャンパンを合わせて互いに祝福してる姿もカッコ良かったですし。で、ポイントランキングは、ドライバーが1位ベッテル(84p)2位ハミルトン(73p)/コンストラクターは1位メルセデスAMG(136p)2位フェラーリ(135p)と、メルセデスvsフェラーリの僅差対決になってて、昨年までの「メルセデス1強」ではなく今年は「選手権」って感じでイイですね。ここでレッドブルも「選手権」に加わってくれればもっとイイ感じになりそうですが……次戦スペインGPでレッドブルはマシンを大幅にアップデートするみたいなので、それに期待ですかね(PUがちょっと頼りないけどw)。
 あと、勝負の3年目ということでこの「選手権」に加わっているはずのマクラーレンホンダですが……現状は「悲惨」としか言いようがないですね。来年からザウバーにもホンダPUが供給されることが正式に発表されたことは良いニュースですけど(さらに供給先は増えるというウワサ)、その前にエースドライバーのアロンソが今年のモナコGPを欠席してインディ500に挑戦することも発表になりました。前にヒュルケンベルグのルマン挑戦(※ヒュルケンベルグはGPの合間にルマンに参加した。ま、彼の場合、挑戦どころかルマンを制覇しちゃったけどw)とかもありましたし、現役ドライバーが別カテゴリーのレースに参加するのも否定はしませんけど……伝統のモナコGPを「欠席して」ってのが個人的にはひっかかりますねぇ。まぁ、今回はアロンソのわがままというだけでなく、むしろチーム側(というかホンダ)が超積極的(エンジン供給のコネでトップチームのマシンを1台用意)に行け行け言ってるようなものなので外野がとやかく言うべきではないのかもしれませんけど、F1を1年ドライブすることで数十億円ももらってるプロがその仕事のうちの大事な1戦をほったらかしてっていうのは釈然としないですわ。しかも、今年のアロンソの仕事ぶりはあまりにもやる気がなさすぎるように見えますし(※アロンソは今シーズン唯一人チェッカーフラッグを見ていないF1ドライバー。バーレーンGPまでは決勝で誰かに抜かれると途端にレース止めてるようにも思えたし、ロシアGPでは決勝をわざと走らなかったようにも見えた)、素直に「インディ挑戦がんばって!」とは言いたくないですわ。まぁ、3年目になってなおやる気なくすようなクルマしか用意されないのでは、仕方ないかもしれませんけど……ねぇ。ま、参戦が決まった以上はインディ500もしっかり走ってもらって、その後のグランプリでエースとしてしっかり働いてください、ってところですかね。ああ、ホンダはとにかくまともなPUを早く完成させて1戦でも早く実戦投入してください。お願いしますよ、ホントに。

 今月のF1は、“ヨーロッパラウンド開幕戦”となるスペインGPと、伝統のモナコGPですな。
 スペインではレッドブル他いろいろなチームがマシンをアップデートしてくるでしょうから楽しみですし、モナコでは欠席アロンソの代役をバトンが務めるそうで、バトンが今年のマシンでモンテカルロをどう走るのかも楽しみです。

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