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2016年11月

2016年11月 3日 (木)

F1 2016 メキシコGP

 F1第19戦・メキシコGP決勝が先月30日に行われました。
 私の調子が未だよろしくないので、今回も連続開催された第18戦・アメリカGPと合わせた短縮版の記事とします。

■F1第18戦 アメリカGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル)
12位 アロンソ(マクラーレン)
19位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル)
5位 アロンソ(マクラーレン)
9位 バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
■F1第19戦 メキシコGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
11位 アロンソ(マクラーレン)
13位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル) ※3着はフェルスタッペン/表彰台にはベッテルが上ったが、レース後の裁定で繰り上がった
12位 バトン(マクラーレン)
13位 アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 昨年はハリケーンの余波で大変なことになってしまい以降の開催が危ぶまれたアメリカGPも、今年はキレイに晴れ渡りお客さんもいっぱい入って興業としてはイイ感じそうでしたが……決勝はイマイチ面白くない展開でした。スタート直後の1コーナーでリカルドが2番手に上がり、中盤でヒュルケンベルグ(フォースインディア)とボッタス(ウィリアムズ)が接触/フェルスタッペンが27周目に突然ピットに入ってきてピットクルー大慌て→直後の29周目にスローダウンの後、コース上でストップし、VSC(バーチャルセーフティーカー)/37周目に念のためのピットストップを敢行したライコネンのマシンにホイールナットの締め忘れが発生→リタイアとなってしまいライコネン激怒、とトラブルはいくつか発生しましたが、ハミルトンは終始首位をクルージング/ロズベルグもVSCの間にピットインしてまんまとリカルドを抜いて“ノルマ”の2位ゲット、と結局は「メルセデス盤石」でした。一方、上記のトラブルがすべて良い方向に働いたマクラーレンは、アロンソが5位をゲット/バトンも9位に入ってダブル入賞。惨敗した日本GPがウソのように12ポイントも荒稼ぎしました。
 で、昨年復活して大観衆が押し寄せたメキシコGPは、さらに多くの観衆が押し寄せたようで、興行的には大成功だったみたいですけど……ことらも展開はイマイチ。FP1:7番手/FP2:3番手/FP3:4番手/Q1:6番手/Q2:5番手とロズベルグが週末通して不調で、面白くなるかなとも思いましたが、Q3に2番手タイムを叩き出してしまい……決勝もリスクを廃した危なげない進行で、やっぱり「盤石」。またも首位をクルージングしたハミルトンが優勝し、通算51勝目。通算勝利数でアラン・プロストに並び、歴代2位となりました。ロズベルグも“ノルマ”の2位を死守。また、今回2回ストップが予想されていたところ、ベッテル(フェラーリ)が1回ストップ作戦を敢行したことで、上位陣に「1ストップ縛り」のような状況が発生。最後の最後にフェルスタッペン/ベッテル/リカルドの間での3位争いが激烈になってそこは結構見ていて面白かったのですが……フェルスタッペンがコーナーをショートカットしてベッテルを抜き返し順位を維持したのにベッテルに順位を譲らず、そのままレースは進行。レース終了直後フェルスタッペンに5秒加算ペナルティが科され、表彰式控え室に入っていたフェルスタッペンは退去させられてベッテルが表彰台に/さらに決勝後、ベッテルがリカルドの追い抜きに対しブレーキング中の進路変更を取られ10秒加算ペナルティが科されると発表。最終的にはリカルドが3位で、フェルスタッペン4位、ベッテルは5位ということになりました。これはね……対象が人気のフェルスタッペンだからレース中に順位を譲るよう裁定を出さなかったのか、またメキシコで人気のあるフェラーリのドライバーだからベッテルを表彰台に上げておいてレース後に降格したのか、って「恣意的な判断がなされたのでは」と勘ぐりたくなるくらいにアンフェアで後味の悪い措置だなと感じましたよ。F1もプロスポーツである以上は、結果(表彰台)を左右するような裁定については厳密で公正な判断を的確にしてもらいたいものです。一方、マクラーレンは下位に沈んだまま何もできずに終わりました。今度はアメリカでの好結果がウソのように鈴鹿と同じパターンでノーポイント……「ロン・デニスが更迭されるのでは」とも言われてるみたいですけど、好不調の“波”が激しすぎるというか、最近のマクラーレンって一体どうなってんですかねぇ?
 チャンピオンシップは、ハミルトンが連勝して50ポイント/ロズベルグが連続2位で36ポイントを獲得し、ポイント差は19に縮まりました。が、残り2戦となったので、ハミルトンがさらに連勝したとしても、ロズベルグは残り2戦を2位と3位でもチャンピオンとなります。逆に、次戦ブラジルGPでロズベルグが優勝すると、ハミルトンは2位になっても最終戦で逆転不可能となるのでチャンピオンが決定してしまいます。ロズベルグがアメリカ2連戦を共に2位で乗り切ったのは、かなり大きいんじゃないですかね。個人的には、今年はロズベルグにチャンピオンになってもらいたいんですけど、どうなるのでしょうな。

 F1ではないのですが、先週アウディの今年限りでのWEC撤退が発表され、昨日はVWがWRCから撤退することも発表されました。WRCには来年から入れ替わりにトヨタが復帰するのでさほど痛手にはならなそうですけど、WECのLMP1ハイブリッドクラスはどうなるんでしょうか……アウディは今年新車を投入してきていたので、撤退の報を聞いたときは驚きましたわ。ヨーストと組んでどっかのメーカーが新たに参入すれば面白いんですけどね(日産とかマツダとかジャガーとかメルセデスとかプジョーとか)。
 ここ10年ほどモータースポーツには厳しい環境が続いていますけど、これからも持続して発展し続けていけるよう世界的になんとか盛り立てていかないといけませんなぁ。

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