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2016年2月29日 (月)

Xbox Elite ワイヤレスコントローラー購入

 私は、家庭用ゲーム機では基本的にパッドでプレイする人間です。「ドライブゲーやりこむなら、ハンドルコントローラー使うのが当たり前でしょ」「格ゲーやるならスティック買うに決まってるっしょ」……というのがゲーマー的には普通かと思いますが、私はパッドでプレイします。ええ、パッドです。その昔セガ信者だった頃は専用コントローラー(ハンドルにツインスティックにマラカスまで)を買い揃えたりもしていたのですが、結局は押し入れのガラクタと化したことに懲りたというか専用コントローラーを買ったところでまるで使いこなせない己のスペックのあまりの低さに呆れたというかそんなことより特殊なコントローラーなど置き場が全くない今の自室の現状に愕然としたというか……ともかく、近年は特に「意地でもパッド」です。
 そんな“パッド野郎”な人間に、ちらほらと「Xbox One Elite用のバッドが凄いらしい」という話が聞こえ始め、その後GAME Watchの記事を読みまして「ほほう」と思ってました。そして今年に入り、「どうやら日本でも、コントローラーのみで近く発売されるらしい」というウワサが伝わってきて、それなりに注意していたところ、1/19に突如国内発売が告知されまして、その日の昼過ぎに運良くネットで予約できたことから、発売日(2/25)に手に入れることができましたわ。マイクロソフト「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」
Elite1
 先のGAME Watchの記事にもあります通り、このパッドはXbox Oneの上位バージョンであるXbox One Eliteに標準添付されているパッドでして、それを単品売りするようになったのが今回の「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」になります。パッケージはこんな感じで、多少高級感はあるものの見た目的には普通の別売り純正パッドのパッケージとそれほど変わらなかったりもするのですが……この「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」、高いです。定価なんと16178円(税込)!!あのセンサー多数なハイテクデバイスのXbox One専用Kinect センサーと同じ値段だったりしますが、こちらは値引き一切なし(ヨドバシで注文したから、ポイントは10%ついたけど)。通常の純正パッドが5000円台で売っているのにこいつは16000円ちょっとですから、約3倍の値段だったりします。パッドとしては「異常に高価」と言わざるを得ないお値段ですな。実際予約注文する前は、あまりに高いので、予約するかしないか結構悩みましたね。
 で、届いた現物はこういうものでした。
Elite2
 まずは、パッケージにもある標準状態。この写真だとたぶんほとんど伝わらないと思いますけど、表面の質感が標準パッドとは全く違います。プラスチック製ながら極めて上質なツヤ消し黒仕上げでして(キメが細かい)、感じとしてはデジタル一眼レフカメラのプラ製ブラックボディに近いかな。
Elite3
 次に、交換できるアナログスティックと方向キーを交換してみた写真。左アナログスティックを一番背の高いもの/右アナログスティックはキノコ型のもの/方向キーを十字型のものに変えてみましたが……この写真だけだと何のことやらさっぱりわからないかもしれません。部品交換については4Gamerの記事がたいへん詳細なので、そちらを参照してみて下さい。
Elite5
 裏側。今回の「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」最大の特徴が、棒状に伸びた4つの金属製パドルスイッチ。コントローラーを両手で持つと、自然と上の短い方が中指/下の長い方が薬指と小指にかかるようになっています。あと、灰色の部分は、ラバー素材で滑り止め加工されており大変素敵な仕上がりになってます。
Elite4
 普通の純正パッドとの比較。形状はほとんど同じと言って良いと思います。ABXYボタンやLRボタンとかの感触は同じ。ただし、アナログスティック/方向キー/トリガーキーのバネの感触は全然違うものになってます。特に方向キー。へニョへニョな感もする普通の純正パッドに対して、「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」はしっかりとした入力感があります。「この方向キーなら、格ゲーにもってこい」とまでは言えないけど、少なくとも「格ゲーにも使えそう」なものにはなったと感じました。

 先に挙げた4Gamerの記事が実に良くできているので、製品の紹介はこの辺で切り上げまして、当ブログでは「Forza Horizon 2」と「Forza Motorsport 6」で実際に使ってみた感想を書くことにします。
 前提として「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」をXbox One本体に設定しておかないといけないのですが(設定しないと、普通の純正パッド扱いで、パドルにABXYボタンが割り振られていたりする)、Xbox Oneでは特にアプリのダウンロードとかは必要なく(というか、Xbox Oneからストアに行っても該当アプリは存在しない)、「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」を繋いだ上で設定アプリの「Kinectとデバイス」の内の「デバイスとアクセサリー」を選択すると、「Xbox アクセサリー」アプリが起動します(※本体を最新の状態にしておく必要はあるかもしれない)。アプリ設定後にはおそらくコントローラーをアップデートすることになるので、コントローラーはUSBケーブルで本体と繋いでおいた方が無難な気がします。アプリには「Forza Motorsport 6」用のプリセットデータしかありませんが、そのプリセットデータで「Forza Horizon 2」でも「Forza Motorsport 6」同様の操作が可能です。
 で、実際に「Forza Horizon 2」と「Forza Motorsport 6」を「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」を使って数時間走ってみたんですけど……結構、というより、かなり難しいなと感じました。通常の純正パッドと違いが出るのは、基本的にはハンドル操作とシフト操作ということになります(あと、トリガーによるアクセル/ブレーキにもトリガーのロック機構で違いが出るけど、そのロック機構を利用してってのが私にはピンときませんでした)。ハンドル操作については、左アナログスティックを一番背の高いものに交換することで左右の振れ幅(の感じ)を変えることができます。これにより、「ハンドルを途中まで回し、その状態を維持しながらコーナリング」というハンドルさばきをアナログスティックで再現することが比較的簡単にできるようになりました。今まではスティックを途中まで倒してその状態を維持することは難しく、「途中まで回す」を再現するにはスティックを倒したり(中立に)戻したり倒したり戻したりと細かく繰り返すことなどで微調整していましたけど、それをせずに済むようになりまして、この点については革命的なくらいに操作感覚が進歩したように思えます。が、ストロークが増した分、シケインなどの素早く的確な切り返しが必要なところでは逆に操作が難しくなったりしますし、左親指が難しくなった分、左人差し指のトリガー操作(ブレーキング)がおろそかになったりもします。また、シフト操作も、最初はF1マシンをはじめとした実車によくあるパドルシフトみたいな感覚がパッドで味わえることに「おおお」と感激するのですが……そのパドルがですな、「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」背面のものは実車のものに比してはるかに小さいため、初めのうちは入力ミスが頻発するんですよね。プリセットデータだと、左右ともパドル上がシフトアップ/下がシフトダウンなので(※「クラッチなし」の場合)、中指でシフトアップ/薬指と小指でシフトダウンしようとするのですが、これが親指人差し指と合わせての操作となるとなかなかうまくいかない。まぁ、そりゃ360時代からずっと慣れ親しんだパッド操作とは違う操作法をいきなりうまくやれるほど器用なウデを持ち合わせていないので仕方ないですけど……「Forza Horizon 2」と「Forza Motorsport 6」両方で標準仕様のスバルWRX STi(2015)に乗り換えて、ちんたら走って変速の練習していたら、少しずつ操作にも慣れてきてはいるのですが……正直なところ、「想像してた以上に手強いな」と。「慣れの問題」と断言できるほど簡単に修正できそうには思えなかったです。このコントローラーを今までの純正パッド同様に使いこなせるようになるにはそれなりに時間かかりそうですけど、まぁ、ボチボチ頑張ってみようと思います。
追記:プリセットデータだと左右ともパドル上がシフトアップ/下がシフトダウンのため上と下でこんがらがってどうしても反射的な操作ができずにいましたが、新たな設定を起こしまして、実車同様にパドル右(右側の上下)をシフトアップ/パドル左(左側の上下)をシフトダウンにしてみたところ、実に簡単かつ直感的にシフト操作ができるようになりました。この設定で毎日ちょっとずつドライブして慣らしていってます。なんとかなりそうですわ。

 感想はこんなところですかね。
 「人類史上最強のゲームコントローラー」とまで言えるかどうかはわかりませんが、ゲーム用汎用パッドとしてはたしかに過去最高レベルの製品といって過言ではないと思います。360のときから既に大きさ持ちやすさやボタン配置や頑丈さとかでベストの汎用パッドだったところへ、さらにカスタマイズができるようになり、かつアナログスティックの極上の操作フィーリングも得たわけですからね。PS4の純正パッドもPS史上最高のデキだと思いますけど、純粋にパッドとしての完成度を見れば今回の「Xbox Elite ワイヤレスコントローラー」の方がはるかに上をいく製品だと断言できます。世界的に品不足みたいですけど、それだけ売れる理由はあるとも思いました。ただ、個人的には、この内容&品質とはいえ16000円強という値段はさすがに如何なものかとも感じますわ。普通の純正パッドの倍額(実質で12000円ぐらい)、できれば10000円強で買えるぐらいが適正ではないかな、と……「16000円払っても損などない!」とまではちょっと言えません。他にはない製品ですから、私みたいに「兎にも角にもパッドなんじゃ~、箱orPC用の最高のパッドが欲しいんじゃ~」って人は値段がいくらであろうがこれを買うしかないですけど、そうでもなく特別パッドに拘りのない人にも「ぜひこれを買え」と奨めることはこの値段ではできないですね。私的には、あくまでパッドに拘る人だけが買えばいい製品かと思います。
 とはいえ、こんなに高価でも品薄どころか品不足で買いたい人は多いのにまったく供給が追いついていない現状は……マイクロソフトに「とっとと何とかしろ!」と言いたいですな。EliteコントローラーだけでなくXbox One Elite本体の方もそうなんですけど、ホントに、なんで売れる商品を売らんのかと問い詰めたいですわ。そりゃXbox Oneが世界シェア1位で殿様商売できる状態だったら問題ないかもしれませんけど、当代ハードのシェア1位はPS4で、Xbox Oneは追い上げないといけない状態じゃないですか。その上ハードウェア的にはXbox OneはどうやったってPS4には追いつけず、PS4より売れそうな要因もほとんどない中で、せっかくEliteという良い製品を世に出したというのに、本体もコントローラーも現物が市場にまるで供給されないとは……一体、何をしとるのかと。まぁ、高額な上位機種ですから、作りすぎて余ってしまったら大損するので困るのかもしれませんけど、販売機会喪失だけでも損害なのに、今どき半年も待たされたら購入熱なんて完全に冷め切ってしまいますから、欲しがってた人にも売れなくなって損害倍増です。「鉄は熱いうちに打て」と言いますが、欲しがっている人がいる間に十分な供給量をきっちり確保して下さいよ、マイクロソフトさん。ユーザーの1人として、ホント頼みます。しっかりしてください。

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