« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »

2015年9月

2015年9月29日 (火)

F1 2015 日本GP

 F1第14戦・日本GP決勝が一昨日行われました。
 日本、言わずと知れた本田技研工業の母国であります。鈴鹿サーキット、言わずと知れた本田技研工業傘下のパーマネントサーキットであります。そこで戦うべく“スズカスペシャル”と銘打たれた特別仕様のエンジンを日本GPのためだけに投入する、そんなこともかつての本田技研工業はやっていました。そんなホンダが、7年ぶりに復帰したF1での13戦を経て、いよいよ母国に凱旋……とは、いきませんでした。
 予選。Q1の最後の最後にフェルスタッペン(トロロッソ)が、ヘアピン直後でマシンを止めてしまいセクター2がイエローフラッグ。そのため各車ラストアタックができず、15番手タイムを出していたアロンソ(マクラーレン)はQ1を通過したものの、バトン(マクラーレン)は16番手タイムしかなくQ1落ち。また、アロンソは、Q2で「今シーズンベスト」と自画自賛するラップを刻んだものの、結果はQ2最下位の14番手(※15番手は出走できずにタイムを残せなかったフェルスタッペン)……新生マクラーレン・ホンダの鈴鹿での予選はここで終わりました。Q3は、またも最後の最後でクビアト(レッドブル)がヘアピン手前で大クラッシュしてレッドフラッグ、そのまま終了となって、ここでもラストアタックができませんでした。PPはロズベルグ(メルセデスAMG)で、鈴鹿でのPPは2年連続。2番手はハミルトン(メルセデスAMG)で、メルセデスAMGの2台だけが1分32秒台を記録。シンガポールで失速したメルセデスAMGでしたが、あっけなく復活しました。3番手はボッタス(ウィリアムズ)で、ベッテル(フェラーリ)は4番手。5番手マッサ(ウィリアムズ)で、ライコネン(フェラーリ)が6番手。以下、7番手リカルド(レッドブル)、8番手グロージャン(ロータス)、9番手ペレス(フォースインディア)、10位クビアトでした。
 決勝。スタート後の2コーナーでハミルトンがロズベルグをコース外へ追いやるような形になり、ロズベルグは4位後退/ハミルトン首位となりました。その後は、いろいろ苦労はしていたようですが国際映像が無視するほどにトップを快走してハミルトンが逃げ切り優勝。ハミルトンはセナの記録に並ぶ41勝目。ロズベルグは追い上げて2位。ハミルトンには約19秒差をつけられましたが、ワンツーフィニッシュはワンツーフィニッシュ。メルセデスAMG勢は速さが戻ってしまいましたね。3位はベッテル。ライコネンも4位で、フェラーリ勢も好調を維持。鈴鹿でも速いってことは、やはりマシンの完成度は相当高くなっているのでしょう。5位ボッタス、6位ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、7位グロージャン、8位マルドナード(ロータス)、9位フェルスタッペン、10位サインツ(トロロッソ)。アロンソはポイント圏内も走りましたが、最終的には1周遅れの11位でポイント獲得はならず。バトンは16位でした。

 抜きにくいコースレイアウトもあって、決勝は予想通りというかほとんど面白みのない展開になってしまいましたが……マクラーレン・ホンダにとっては「それ以前」のレースでしたな。もちろん、“スズカスペシャル”なんて特別仕様のエンジン(PU)は現行レギュレーション(1シーズン中使えるPUはたった4基/シーズン中の改良は届け出制で回数制限あり)では作れるはずもないですし、マシンが遅いのはPUメーカーのホンダだけが悪いわけではないとわかってはいるのですが、ねぇ。自国であり、かつ自前のサーキットで、大枚はたいて運転を任せたドライバーに「GP2のエンジンかよ!」と怒られたり「鎧も刀も持たない侍みたいだよ」と自虐ネタに走られたり……さすがに「情けない」にも程があるのでは、と。アロンソもバトンもホンダの母国ということで真剣に取り組んだ結果がこんなでは、そりゃ、一言二言言わずにはいられなくもなるでしょうよ(それだけ真剣だったってことです。いい加減な気持ちなら怒ったりはしません。2人とも百戦錬磨のプロ中のプロだし)。今シーズン中に劇的に速くなったりするとはとても思えないので、来季はMP4/4みたいな“無敵マシン”とまではいかなくとも、勝負ができるPUとシャシーをホンダとマクラーレンとで必ず用意してもらいたいものです。本当に。

 今年の日本GPは、何となくレース本戦よりも“場外戦”の方が話題になっていたような気がします。
 まずは、バトン。「日本でF1引退が発表されそう」と報道されてヒートアップしていたのですが……結局去就については何の発表もされませんでした。ロン・デニスはバトンは(マクラーレンに)残留するとコメントしたようなのですが、それはそれでバトンが否定するようなコメントを返したりして、よくわからないことに。
 次に、ロータス。マシンが届くのがギリギリで組立てが綱渡りとか使用料不払いにより鈴鹿のホスピタリティ・ユニットから閉め出されてドライバーが他チームで食事するなど困窮っぷりが世界に発信されてしまうとかあれこれエライことになってたみたいですが(その割に、本戦ではダブル入賞。すげーぜ、ロータスw)、週明けの昨日になってルノーによって買収されることが正式に発表になりました。来季からは車体とPUを共に製作するルノーのワークスチームが復活することになりそうです(※メルセデスの部品を一部使う説もある)。このルノーワークスチーム、マルドナードは残留すると既に発表されていますが、グロージャンはどうやら来年新加入するハースF1へ移籍するようで(追記:この記事をアップした数時間後、グロージャンのハースF1移籍が正式に発表されました)、シートは1つ空いていたりします。そこへバトンが移籍するという報道が今日になって出てきまして……(バトンに関するマクラーレンのオプションが切れるであろう)来月になったら移籍が発表されたりするのかもしれませんが、どうなることやら。
 さらに、もっと混迷の度合いを深めているのが、レッドブル&トロロッソの行方。ルノーがワークスチームを復活させたことで、レッドブル&トロロッソに来季ルノーPUが供給される可能性はほぼなくなりました。他方、フェラーリとのPU供給交渉もどうやらうまくいっていないようでして、ウワサのVWグループはディーゼルエンジン不正ソフト問題でF1参入どころではなくなりました。現状では、レッドブル&トロロッソは来季用マシンに搭載するPUが存在しないのです。そのため、両チーム揃ってF1から撤退するのでは、という観測が強くなってきて……って、昔からF1を見ている人には到底信じられないような事態になっています。いくらプライベーターとはいえF1の著名なチーム(それも、2年前まで常勝だったチーム)が資金はあるのにエンジン用意できないから退場だなんて。資金がなくてチーム消滅なんて話は昔からいくらでもありましたが、エンジンなんて昔は「本当に回るの?」ってくらいアヤシゲなのが跋扈してたのに……考えられませんよ。まぁ、レッドブルはルノーをボロカスに罵り続けた結果今に至るわけで自業自得といえばその通りだし、「こんなこともあろうかと」メルセデスと別れてホンダと組んだマクラーレンの選択の正しさの証明でもあるといえばそうなのですが……本当にレッドブル&トロロッソがPUがないからF1から消えるなんてことになってしまったら、「現行レギュレーションはF1の自滅を招くだけ」と考えるべきではないでしょうかね。ホント、ちゃんと考えていかないとマジでF1存続に関わる事態になりますよ、これ。
 昔からF1には“政治”がつきものでして、様々な形で“場外戦”が繰り広げられてきましたけれども……勝負ごとは、できる限りサーキットの中だけにしていただきたいものです。

| | コメント (0)

2015年9月21日 (月)

F1 2015 シンガポールGP

 F1第13戦・シンガポールGP決勝が昨日行われました。
 直線が短くコーナーだらけの市街地コースということで、マクラーレンにとってはモンテカルロやハンガロリンク同様に有利なレイアウト……とされていましたが、ここでも結果はついてきませんでした。
 予選。FP1ではトップタイムを記録していたもののFP2以降なぜかメルセデスAMG勢が不調でタイムを伸ばせず、代わりにフェラーリとレッドブルが絶好調。PPは、ただ1人1分43秒台を叩き出したベッテル(フェラーリ)が獲得。ベッテルがPPを獲得するのは2013年最終戦のブラジルGP以来、フェラーリがPPを獲得するのは2012年のドイツGP(ドライバーはアロンソ)以来とか。2番手にはリカルド(レッドブル)が入り、ライコネン(フェラーリ)は3番手。4番手はFP2でトップタイムを記録したクビアト(レッドブル)。ハミルトン(メルセデスAMG)は5番手で、ベッテルからなんと1.5秒近くも離されました。これにより、ハミルトンはセナの連続ポール記録(8回:1988~89)に並ぶことはできず。今回は新型PUを実戦投入してきたロズベルグも6番手に沈み、メルセデスAMGがコンストラクターとしての連続ポール記録(ウィリアムズが1992~93に記録した24回)に並ぶこともできませんでした。以下、以下、7番手ボッタス(ウィリアムズ)、8番手フェルスタッペン(トロロッソ)、9番手マッサ(ウィリアムズ)、10番手グロージャン(ロータス)。期待のマクラーレンは、Q1は揃って突破したものの、アロンソが12番手/バトンが15番手に留まりました。今回マノーマルシャからF1デビューしたアレクサンダー・ロッシは、最下位20番手。
 決勝。フェルスタッペンのマシンがスタートできずに立ち往生したものの、それ以外はキレイなスタートで、予想通りの膠着レースとなりました。その後、13周目に、1回目のピットインを終えてコース復帰しようとしていたマッサのマシンとヒュルケンベルグのマシンが接触したため、バーチャルセーフティーカー→部品撤去のためセーフティーカー導入/37周目にコース上への侵入者が確認されたためセーフティーカー導入、と2回トラブルが発生しましたが、2回とも上位勢のタイヤ交換直前のタイミングだったために「選択の余地なし」な状況となってしまい、リタイア以外に順位変動はあまりないままレース終了となりました。ベッテルが優勝で、通算42勝目。セナの41勝を上回り、歴代単独3位となりました(1位はミハエルさんの91勝で、2位はプロストの51勝)。2位はリカルドで、3位ライコネン。以下、4位ロズベルグ、5位ボッタス、6位クビアト、7位ペレス(フォースインディア)、8位フェルスタッペン、9位サインツ(トロロッソ)、10位ナスル(ザウバー)。ハミルトンは途中でパワー低下を訴え、エンジン温存のためリタイア。今季初のノーポイントという結果になりました。マクラーレン勢は、9位10位あたりのポイント圏内を走行していましたが、ともにギアボックストラブルでリタイア。こちらはチームとしてノーポイントに終わってしまいました。

 メルセデスAMG勢の謎の不調があったからとはいうものの、今回はフェラーリの速さが目立ちましたね。特にベッテル。解説の森脇さんが指摘していましたけど、ウォールぎりぎりまで攻め込んでいくドライビング、あれはマシンを完全に手なずけているからこそ成せるワザであって、つまりはベッテルが全幅の信頼をよせるほどにフェラーリのシャシーが完成するに至ったということですな。まぁ、シンガポールは市街地公道コースかつ日差しのない特殊環境だったりするので、普通のサーキットでのデイレースに戻るとまた違ってくるかもしれないのですが……まだチャンピオンの可能性が残っているベッテルが以降ずっと絶好調とかになったら、ひたすらハミルトン独走状態でつまらない今シーズンのF1も面白くなるかもしれませんね。あと、未だトークンを使わず非力のままなはずのルノーPUを積んだレッドブルが、ここへきて速さを取り戻しつつあるのか何なのか……なんかルノーは来季以降レッドブル&トロロッソへのPU供給はやめるとか言っているようで、そんなゴタゴタ状態の中でのレッドブルチームの上向き傾向、どうなってるやらよくわかりません。メルセデスPUの供給は拒否されたらしく、来季はフェラーリPUを載せるのではとか、本当にVWグループ(アウディらしい)がチーム買収に乗り出すのでは、などいろいろなウワサが駆け巡っているみたいなのですが……ルノーワークスになりそうなロータスチームの動向も含め、どうなるのでしょうな?
 で、マクラーレンホンダはというと……やっぱり、他チームの進化の方が早くて現状ではとても追いつけないってところみたいですね。ホンダPUばかりが責められてますけど、結局のところマシンの速さは全体のパッケージングで決まるのであって、仮にPUが良くなっていたとしてもシャシーがダメなら速くなるわけはないですからね。ホンダのPU/マクラーレンのシャシーのどちらかがダメというより、今年型はどっちも平均以下でダメダメなんでしょう、たぶん。コース適性が比較的良いと見られていたシンガポールでも、走ってみたら、なんとかポイント争いできるできない程度でしかなかったわけですから……次の鈴鹿はテクニカルコースではあるけど、バランスの良いマシンが勝つコースなので、状況が良くはならないでしょうね。表彰台争いとかは、全面刷新した来季仕様のホンダPUとマクラーレン製シャシーを待つしかないでしょうな。
 連続開催なので、今週末には日本GPです。フェラーリは本当に速くなったのか、メルセデスAMGの2台は復調するのか、ホンダはホームで意地を見せることができるのか……いろいろ楽しみですわ。

| | コメント (0)

2015年9月11日 (金)

新型iPhone&新型iPad発表 2015

 Appleが日本時間の昨日未明に新製品発表会を開催し、iPhoneの新モデルとなる「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」および新型「Apple TV」と「Apple Watch」のバリエーションモデル追加が発表されました。また、今年は新型iPadも同時発表されまして、ウワサされていた大型の「iPad Pro」と「iPad mini 4」が発表となりました。
 日本のTV事情からするとほとんど意味がなさそうな「Apple TV」(※このテの追加デバイスで日本のTVに劇的な変化が生じるんだったら、似たような機能を有するXbox Oneが“革命的デバイス”として日本市場を席捲してますよ。少なくとも「Xbox Oneの存在自体、日本では誰も知らない」なんて現状にはなっていないはず)とハード面では変更のなかった「Apple Watch」についてはおいといて……まずは、新型iPhoneですな。
 「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」は、4.7型液晶の「6」/5.5型液晶の「6 Plus」の外見ほぼそのままな改良版となりました。改良ポイントは、A9プロセッサ搭載/内蔵カメラや通信機能の改良/外装の強化/液晶画面を感圧式にした「3D Touch」採用ってところなようです。あと、新色として「Apple Watch」で使われていたローズゴールドが追加されました。ま、改良ポイントもローズゴールド追加も事前に予想されていたまんまだったので、“サプライズ”は一切なく、個人的には「こんなもんか」って感が強いです。ただ、「3D Touch」は気になる、というか気がかりですね。どれもこれも似たり寄ったりになってしまったタッチオペレーションの中で「押す」という操作を実用化した点は斬新で素晴らしいアイデアだとは思うのですが、極薄のガラス面を「押せ」と言われるとねぇ……「本当に大丈夫なのか?」って心配になるんですよね。この点、カバーガラスは二重イオン交換プロセスとかで強化してあるみたいですし、実際「iPad Air 2」なんか使ってると(※記事にはしてないけど、昨年128GB版を購入した。以前のモデルよりハードキーが1つ足りないことを除けば、薄くて軽くて良いiPadです)以前よりはガラスも割れにくくなってそうだし、実用化した以上は大丈夫なんでしょうけど……ねぇ。慣れてしまえばただの杞憂、だったら問題ないんですけどね。
 次に、新型iPad。A8XプロセッサとiOS機器で唯一2GB RAMを搭載していた「iPad Air 2」は今回更新されず、iOS最高性能は大型化した「iPad Pro」が引き継ぐこととなりました。A9Xプロセッサを搭載し(例によってRAM容量は不明。解析記事待ち)、12.9型・2732x2048ドット液晶を搭載(ちなみに、「Air 2」は9.7型・2048x1536ドット)。また、カバー兼用のキーボード「Smart Keyboard」/スタイラスペン「Apple Pencil」が純正オプションとして最初から用意されておりまして……どうやら、MSのSurfaceシリーズとか「VAIO Z Canvas」に代表されるクリエイター向け高性能Windowsタブレットあたりの客層取り込みを狙ってきてるようですな。「iPad Pro」は過去にない大きさのiPadになるので、昨年の「iPhone 6 Plus」と同様にとりあえずは現物を見て触ってみないことには判断しかねますが……どうなんでしょうね?13インチ液晶級のノートPCに近い大きさになりそうだから外で持ち歩くにはちょっとって感じになりそうだし、「PC代替」と言われても私ならVAIO ProみたいなモバイルPCを選びます(実際持ってるし)。家の中でお手軽ネット端末とするにもデカすぎそうな気がする(ご老体には見やすくて良いかもしれないが)。となると、特定の業務向けとかクリエイター向けってところになるのでしょうけど……そのへんの用途にしっかりマッチしたアプリが揃うかどうか、かな。タブレット端末全体の不振が言われて久しく、iPadも例外ではないわけですから、Appleとしても今までとは全く性格の違うiPadを出すしかなかったんでしょうかね。あと、「iPad mini 4」は、「3」からさらに薄く軽くなってA8プロセッサに更新、かつ「Air 2」同様の反射防止コーティングされたフルラミネーションディスプレイに変更と「3」と違ってそれなりに強化されてきましたが……地味ですな。しかも、発表会ではiPadラインナップの1つとして表示されただけで発言はなく事実上スルー扱いだったとか。今回はハード面でしっかりアップデートされているし、「3」ほどの酷い扱いではないかもしれませんけど、Appleにとってminiはやはり「どーでもいい」存在なのかもしれませんな。

 iPhone5sユーザーの私は、今秋契約更新を迎えますので、次の契約次の端末をどうしようか現在考え中だったりします。
 今回の6s/6s Plusを見ても「おおお、次はこれだ!これしかない!!」ってほどの魅力は残念ながら感じられなかったのですけど、同じく今秋出てくるであろうXperia Z5を見てもこれはこれで「うーん」って感じなので(5sのバッテリーが持たなくなったため、実はXperia Z3の白ロムを買ってここしばらく運用中だったりします。このZ3がまた評判通りの素晴らしい端末でして……Z5と言われても、Z4を見る限りむしろZ3より退化してそうな気さえします。パープルが復活したなら評価も変わっていたのですがそれもないし、「換えたい」って気がおきないw)、通常であれば6s/6s Plusのどちらか気に入った方を選ぶってことになるところなのですけれども……円安とか諸々で、今回の新型iPhoneは契約するとなると初期投資額が一体いくらになるやら、ちょっと恐いんですよね。なーんかauの買い替え支援策がやたら手厚いのもアヤシげですし、見たら目が飛び出るよーな額になってるんじゃないか、と。128GB版の6s Plusとかならともかく、64GB版6sでも「一括で持ち帰りたければ6桁包んで来いや」とか言われたりしたら……ちょっと、ねぇ。ケータイ契約に6桁とか正直かけたくないですし、実質は5万円とかになるとしてもさすがに契約そのものを考えてしまいます。予約開始前日夕刻になっても各キャリアからプランとか具体的な額とかが発表されてないってのもなぁ(9/12追記:予約開始当日午前になって、各キャリア揃って価格を発表しました。ドコモは全種全契約で5桁に抑えてきましたが、auとソフトバンクは6桁が……予想通り、高いです)。あと、今日になってセルラー版「iPad mini 4」の各キャリアでのプランは発表されたようですけど、こちらはコスト据え置きみたいなので、ガラケー回線を別に1つ持っていることもありますし、スマホは諦めてネット閲覧専用にiPadで回線契約することも考えています。iPad miniなら、持ち運びは多少困るだろうけど、その分バッテリーはかなり持ちますし(うちの5sは1年ちょっとでバッテリーが1日持たなくなった。4Sは1年半で1日持たなくなったし、iPhoneのバッテリーの耐久性はイマイチ信用できない。その点、iPadはうちにある個体のどれもがやたら長持ちなので、それなりに信用はできる)、PC同様にウェブサイト閲覧ができたりして使い勝手も良いですしね。
 ま、更新までの時間はもうしばらくあるので、あれこれ考えてみますわ。

| | コメント (0)

2015年9月 9日 (水)

新型ウォークマン発表 2015

 F1の感想文ばかりでもなんなので、久々にオーディオの記事でも書いてみようかと。

 昨日、ソニーが新型ウォークマンを国内発表しました。
 まずは、「NW-A20/A20HNシリーズ」。昨年発売された「NW-A10シリーズ」を更新したもので、基板やはんだなどパーツ変更されている点と新色が加わったのとハイレゾ対応の新型ノイズキャンセリング(NC)イヤホンが付属し(A20を除く)ハイレゾ楽曲にもNCを適用できるようになったこと以外は、A10シリーズから変わっていないようです。私はA10シリーズの「NW-A17」を使っていたりしますが、ハイレゾ対応でもそれなりの値段で音もしっかり聴かせてくれるし使い勝手も悪くなく、現行ウォークマンの標準機として申し分ない完成度の高い製品だと思ってます。なので、今年型の更新内容が内部的なものに留まったとしても、それほどおかしいとは思いませんね。
 また、HNシリーズ付属の新型NCイヤホンと同性能のものが「MDR-NW750N」として販売され、これを使えばA10シリーズでもハイレゾ楽曲にNCを適用できるようになる(※本体のアップデートは必要)みたいなので、ノイキャン信者としてはこの「MDR-NW750N」ってイヤホン、大変興味深いのですが……これ、付属品同等にしては結構なお値段なんですよね(ソニーストアだと、11880円+消費税)。税込6000円くらいまでだったら即予約してたんですが、5桁となると他社の中堅どころのイヤホンが買えそうな額ですし、ちょっと飛びつきにくいですわ。値段なりの音を出してくるなら払ってもいい額ではありますけど、現物が出てくるまでは様子見するつもりです。
 次に、エントリー機であるSシリーズは、昨年発売された「NW-S10シリーズ」のままでカラーリングのみ変えてきたみたいですな。今どき内蔵メモリが4GBしかないというのはどうなのかと思うのですが……エントリー機な以上は仕方ないのでしょうかね。
 最後に、上級であるZXシリーズの新型として「NW-ZX100」が発表されました。ソニーストアだとお値段66880円+消費税でして、一昨年に発売され最近まで売られていた「NW-ZX1」の後継と位置づけられているようですが、昨年「NW-ZX2」を発売したこともあってかZX1/ZX2とは性格の異なる製品にしてきました。ZX1/ZX2はAndroid OSを搭載した過去のZシリーズやFシリーズの発展型で、Android端末であるが故に音楽以外のメディアも扱えるマルチメディア端末でもあるのですが、今回のZX100はかつてのXシリーズやAシリーズのような組み込み系OSで管理するタイプで、しかも動画再生機能もすっぱり切り捨て完全な音楽特化型になったようですね。タッチ操作も廃したために「NW-A10シリーズ」同様キー操作のみとなっているようですけど、その分ZX1より小型軽量となり、電力消費も抑えられてFLAC(192kHz/24bit)再生でも45時間もつとか。それでいて、ZXシリーズの特徴である高剛性シャシーや高品位な回路設計などは踏襲されているみたいなので、肝心の音質面もかなり期待できそうです。
 ま、なんでもできてしまうスマホ全盛の時代にありながら、今回のZX100は言うならば「単機能商品」で相当割り切った製品になっているとは思うし、「現行Aシリーズの単なるアナログ回路強化版みたいなのがこの値段って」と言われてしまいそうな気もしないではないですけど……私は肯定的ですわ。というか、ZXシリーズでは初めて「欲しい!」と思いましたよ。ZX1のときは「私にはちょっと手が届かない領域まで飛んでってしまった感じ」と書いた通りその値段に呆然とし、さらに売価が6桁まで突き抜けたZX2のときは「こんなものは、もはやソニーのウォークマンではない」と感じ選択肢から完全に除外してました。実際、特にZX2は「欲しい」と全く思わなかったです。この点、今回のZX100は値段こそZX1と同じような額になりましたが、Android OSなどムダなところをそぎ落としていますし、その一方でノイズキャンセリング機能は復活していたりして「ソニーのウォークマン」らしさが戻ってきた感じがなーんとなく嬉しいんですよね、個人的に。それに、値段も容量64GBのNW-A27HNが42880円+消費税(ソニーストア)することから考えると、容量128GBかつ高音質設計であれば約25000円増しでも「仕方ないか」と納得できなくもないですし。今秋はスマホの更新とかも控えているので、ZX100を今から予約して即買いとかはできそうにないのですが……年明け以降とかで、お財布的にも実売価格の点でもある程度落ち着いたりしたら「買おうかな」とは思っています。

 ソニーも、今なおあれこれ言われてるし、実際いろいろあって大変そうではありますけど、好調なPS4とかカメラとかウォークマンとか良い製品も現に作っていると私は思います。これからも、「ああ、このソニー製品、買いたいな」と思うものをどんどん作っていってほしいですな。

| | コメント (0)

2015年9月 7日 (月)

F1 2015 イタリアGP

 F1第12戦・イタリアGP決勝が昨日行われました。
 “ヨーロッパラウンド”最終戦の舞台は、全開率71%とも74%ともいわれ、とにかくアクセル踏みっぱなしなモンツァ・サーキット。ホームGPであるフェラーリは3トークンを使った改良型パワーユニット(PU)を投入し、メルセデスもここでトークンを全投入した改良型PUを投入してきました(※ただし、改良型PUはメルセデスAMGの2台の分のみが持ち込まれ、さらにロズベルグ車の分にはトラブルが出たため、実戦投入されたのはハミルトン車のみ)。
 予選。全開率が高いということは、ホンダPUにとって前戦スパ以上に酷なレイアウトで……ルノーPU搭載車がエンジン不調に伴う交換作業とかで予選中も大変なことになっていた(リカルドはギリギリで間に合い、1ラップアタックでQ1通過。フェルスタッペンはQ1でタイムを残せなかった)にもかかわらず、マクラーレン勢はバトン16番手/アロンソ17番手と揃ってQ1落ち。PPは、新型PUを使ったハミルトンが獲得。また、2番手にはライコネン/3番手にベッテルが入り、フェラーリ勢も新型PUが威力を発揮。前戦まで使い古したPUで出場せざるをえなかったロズベルグが4番手。5番手にマッサ/6番手ボッタスとウィリアムズ勢が続き、以下、7番手ペレス(フォースインディア)、8番手グロージャン(ロータス)、9番手ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、10番手エリクソン(ザウバー)でした。
 決勝。フロントローに並んだライコネンの赤いマシンが、スタートできずになんと立ち往生。アンチストールシステムが作動したようで、再スタートすることはできたものの期待のライコネンは一瞬にして最下位転落……で、ライコネンの真後ろからスタートしたロズベルグも(ライコネン車を避けながらのスタートとなったため)加速がつかず6位まで後退。ハミルトンが先頭で、2位ベッテル、3位マッサ、4位ボッタス、5位ペレスの順となりまして……あとは、ハミルトンがまたまたレースをコントロールして、ゴール。最後の数ラップの間、なぜかピットとかなり緊迫したやり取りが行われ、何かしら“やばい雰囲気”の演出がなされましたが(後に、タイヤの空気圧を規定よりも低くスタートしてしまったことによりタイムペナルティが科されるかもしれないので、タイム加算への対策に追われていたと判明。ただ、裁定は「お咎めなし」となった)、結局は完勝でした。2位はベッテル。跳ね馬ドライバーとしては初の聖地でのレースでしたが、手堅く2位を最後までキープしました。3位は1回目のピットインでアンダーカットに成功したロズベルグ……だったのですが、残り3周でエンジンブローし、リタイア。まぁ、使い古しのPUを、よりにもよってモンツァ、ではね。無理がたたったのでしょう。で、3位には結局マッサが入り、4位にボッタス。ライコネンは最下位からひたすら挽回して、5位入賞。以下、6位ペレス、7位ヒュルケンベルグ、8位リカルド(レッドブル)、9位エリクソン、10位クビアト(レッドブル)。スタート直後には9位までポジションアップしたバトンは14位。アロンソはパワーダウンしたため大事を取って48周でリタイアしたものの、18位完走扱いでした。

 勝ったのはハミルトンで、しかも今回は新スペックのPUを投入し、FP1~FP3/Q1~Q3/決勝のすべてで最速ラップ+優勝という本当の「完勝」で、“一人勝ち”だったわけですが……フェラーリの速さの方が光っていたような気もします。前戦ベルギーGPではタイムでも他を圧倒していたハミルトンに対し、今回のフェラーリはベッテルもライコネンも予選でコンマ3秒ぐらいしか離されませんでした。ロングランのペースだと実際はかなりの差がついていたみたいですけど(コントロールしながらも、ハミルトンはベッテルに25秒差をつけた。終盤の数ラップのペース差からすれば、ハミルトンはもっと差をつけられたと推測されている)、「一発の速さ」だけならフェラーリもメルセデスAMGに匹敵するところまできているのかもしれません。まぁ、メルセデスAMG勢はときに余裕かまして全力を出さなかったりもするので、新PUが本気出したらこんなもんじゃなかったりするかもしれませんが……もし、フェラーリが追いついてきてるのなら、これからアジアやアメリカを転戦する後半戦が少しは面白くなるかもしれませんね。
 で、他方、マクラーレン・ホンダの方はというと……良くはなっているものの、やっぱり他チームの進化の方が早くてとても追いつけないってところなんでしょうか?新PUの評価は、前に書いた通り次のシンガポールGPの結果が出るまで待ちますけど……この分だと、今年の鈴鹿はあまり期待しない方がいいですかね。

| | コメント (0)

« 2015年8月 | トップページ | 2015年10月 »