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2015年9月21日 (月)

F1 2015 シンガポールGP

 F1第13戦・シンガポールGP決勝が昨日行われました。
 直線が短くコーナーだらけの市街地コースということで、マクラーレンにとってはモンテカルロやハンガロリンク同様に有利なレイアウト……とされていましたが、ここでも結果はついてきませんでした。
 予選。FP1ではトップタイムを記録していたもののFP2以降なぜかメルセデスAMG勢が不調でタイムを伸ばせず、代わりにフェラーリとレッドブルが絶好調。PPは、ただ1人1分43秒台を叩き出したベッテル(フェラーリ)が獲得。ベッテルがPPを獲得するのは2013年最終戦のブラジルGP以来、フェラーリがPPを獲得するのは2012年のドイツGP(ドライバーはアロンソ)以来とか。2番手にはリカルド(レッドブル)が入り、ライコネン(フェラーリ)は3番手。4番手はFP2でトップタイムを記録したクビアト(レッドブル)。ハミルトン(メルセデスAMG)は5番手で、ベッテルからなんと1.5秒近くも離されました。これにより、ハミルトンはセナの連続ポール記録(8回:1988~89)に並ぶことはできず。今回は新型PUを実戦投入してきたロズベルグも6番手に沈み、メルセデスAMGがコンストラクターとしての連続ポール記録(ウィリアムズが1992~93に記録した24回)に並ぶこともできませんでした。以下、以下、7番手ボッタス(ウィリアムズ)、8番手フェルスタッペン(トロロッソ)、9番手マッサ(ウィリアムズ)、10番手グロージャン(ロータス)。期待のマクラーレンは、Q1は揃って突破したものの、アロンソが12番手/バトンが15番手に留まりました。今回マノーマルシャからF1デビューしたアレクサンダー・ロッシは、最下位20番手。
 決勝。フェルスタッペンのマシンがスタートできずに立ち往生したものの、それ以外はキレイなスタートで、予想通りの膠着レースとなりました。その後、13周目に、1回目のピットインを終えてコース復帰しようとしていたマッサのマシンとヒュルケンベルグのマシンが接触したため、バーチャルセーフティーカー→部品撤去のためセーフティーカー導入/37周目にコース上への侵入者が確認されたためセーフティーカー導入、と2回トラブルが発生しましたが、2回とも上位勢のタイヤ交換直前のタイミングだったために「選択の余地なし」な状況となってしまい、リタイア以外に順位変動はあまりないままレース終了となりました。ベッテルが優勝で、通算42勝目。セナの41勝を上回り、歴代単独3位となりました(1位はミハエルさんの91勝で、2位はプロストの51勝)。2位はリカルドで、3位ライコネン。以下、4位ロズベルグ、5位ボッタス、6位クビアト、7位ペレス(フォースインディア)、8位フェルスタッペン、9位サインツ(トロロッソ)、10位ナスル(ザウバー)。ハミルトンは途中でパワー低下を訴え、エンジン温存のためリタイア。今季初のノーポイントという結果になりました。マクラーレン勢は、9位10位あたりのポイント圏内を走行していましたが、ともにギアボックストラブルでリタイア。こちらはチームとしてノーポイントに終わってしまいました。

 メルセデスAMG勢の謎の不調があったからとはいうものの、今回はフェラーリの速さが目立ちましたね。特にベッテル。解説の森脇さんが指摘していましたけど、ウォールぎりぎりまで攻め込んでいくドライビング、あれはマシンを完全に手なずけているからこそ成せるワザであって、つまりはベッテルが全幅の信頼をよせるほどにフェラーリのシャシーが完成するに至ったということですな。まぁ、シンガポールは市街地公道コースかつ日差しのない特殊環境だったりするので、普通のサーキットでのデイレースに戻るとまた違ってくるかもしれないのですが……まだチャンピオンの可能性が残っているベッテルが以降ずっと絶好調とかになったら、ひたすらハミルトン独走状態でつまらない今シーズンのF1も面白くなるかもしれませんね。あと、未だトークンを使わず非力のままなはずのルノーPUを積んだレッドブルが、ここへきて速さを取り戻しつつあるのか何なのか……なんかルノーは来季以降レッドブル&トロロッソへのPU供給はやめるとか言っているようで、そんなゴタゴタ状態の中でのレッドブルチームの上向き傾向、どうなってるやらよくわかりません。メルセデスPUの供給は拒否されたらしく、来季はフェラーリPUを載せるのではとか、本当にVWグループ(アウディらしい)がチーム買収に乗り出すのでは、などいろいろなウワサが駆け巡っているみたいなのですが……ルノーワークスになりそうなロータスチームの動向も含め、どうなるのでしょうな?
 で、マクラーレンホンダはというと……やっぱり、他チームの進化の方が早くて現状ではとても追いつけないってところみたいですね。ホンダPUばかりが責められてますけど、結局のところマシンの速さは全体のパッケージングで決まるのであって、仮にPUが良くなっていたとしてもシャシーがダメなら速くなるわけはないですからね。ホンダのPU/マクラーレンのシャシーのどちらかがダメというより、今年型はどっちも平均以下でダメダメなんでしょう、たぶん。コース適性が比較的良いと見られていたシンガポールでも、走ってみたら、なんとかポイント争いできるできない程度でしかなかったわけですから……次の鈴鹿はテクニカルコースではあるけど、バランスの良いマシンが勝つコースなので、状況が良くはならないでしょうね。表彰台争いとかは、全面刷新した来季仕様のホンダPUとマクラーレン製シャシーを待つしかないでしょうな。
 連続開催なので、今週末には日本GPです。フェラーリは本当に速くなったのか、メルセデスAMGの2台は復調するのか、ホンダはホームで意地を見せることができるのか……いろいろ楽しみですわ。

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