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2015年3月16日 (月)

F1 2015 オーストラリアGP

 2015年シーズン開幕戦・オーストラリアGPの決勝が昨日行われました。
 予選。ハミルトン(メルセデスAMG)がQ1で28秒台/Q2で26秒台後半/Q3で26秒台前半(1:26.327)、ロズベルグも常に2番手タイムで“別次元”の速さを見せつけまくり、終了。3番手にはマッサ(ウィリアムス)が入ったのですが、ハミルトンとは約1.4秒もの差をつけられました(ロズベルグとは0.8秒差)。ベッテルが4番手/ライコネンが5番手で、テスト中から「今年はいいかも?」といわれていたフェラーリ勢がその速さを実証(マッサとの差は0.1秒以内)。6番手はボッタス(ウィリアムズ)、7番手に母国GPのリカルド(レッドブル)で、8番手はデビュー戦のサインツ(トロ・ロッソ)。9番手グロージャンに10番手マルドナードと、メルセデスPUに変わったロータス勢も復活を印象づけました。史上最年少のフェルスタッペン(トロ・ロッソ)は12番手。ホンダ復帰戦となったマクラーレン勢はバトン17番手(1:31.422)/マグヌッセン18番手(1:32.037)で、マノーが予選も出走できなかったため予選最下位という結果となりました。
 決勝。マノーは決勝にも出場せず、マシンは持ち込んでいたものの結局まったく参加できずに終了。また、ボッタスが背中を痛めたとかで決勝欠場/レッドブルでのデビュー戦となるクビアトとマグヌッセンはレコノサンスラップでPUから白煙を上げてしまってそこで終了と……スターティンググリッドに並んだのは15台に。そして、スタート直後の接触事故でいきなりセーフティーカー導入(今年からセーフティーカーがメルセデスAMG GT Sに変わりましたが、早速のデビューということにw)となりまして、ここでマルドナードとグロージャンが消えてロータス勢は1ラップもできずに全滅。あとは、だいたいフツーの展開になりましたが、中盤にフェルスタッペンとライコネンがリタイアし、コース上には11台が残るのみとなりました。そんな中、バトンのマクラーレンMP4-30は最下位に沈んでいたペレス(フォースインディア)に43周目に抜かれるまで最下位ではないところ(※最下位1つ前)を走り続け、その後も周回を重ねてチェッカーフラッグまでしっかり走りきりました。優勝はハミルトン/2位ロズベルグ。メルセデスAMG勢は強すぎてほとんど中継映像に映ることもなく、レース中彼らが何をやっていたのかよくわかりませんでしたw。3位は、1回目のピット戦略でマッサを抜いて、その後は安定してポジションを守ったベッテル。4位マッサで、5位はなんと今回がデビュー戦のナスル(ザウバー)。6位にはリカルドが入りましたが、昨年2位表彰台(ただし規定違反で取消)だった母国GPで屈辱の周回遅れ。7位はテスト不足で四苦八苦しているフォースインディアのヒュルケンベルグ。8位には昨年可夢偉の同僚だったエリクソンが入り、ギド・バン・デル・ガルデの訴訟でゴタゴタしていたザウバーが、ダブル入賞して14ポイントも獲得するという驚愕の結果となりました(昨年ポイント1点も取れなかったチームが、コンストラクターズ3位ですよ、3位w)。9位にはサインツ。10位にはペレスが入って、フォースインディアも結果ダブル入賞。11位にバトンが入り、ホンダ復帰戦は完走ながら2周遅れの最下位という結果になりました。

 とりあえず、メルセデスAMGは予想通り「超強力」ってことがハッキリしましたね。今回、2位ロズベルグと3位ベッテルとの間は約33秒でしたが、余裕かましまくっての差であって、メルセデスW06が本気を出すと他車はおそらく果てしなく突き放されそうな気がします。ただ、「今年のフェラーリはマジで速い」というのも証明されました。今回のフェラーリPUはテスト時のものより出力を抑えているという記事もありましたし、ベッテルも3位浮上後はポジションキープになって全力では走っていなかったようですから、こちらも余力がありそうです。それに、ザウバーまでもがこうも速くなったとなると、今年のフェラーリPUはかなり良さそうですな。期待できそうです。他方、ルノーのPUは……予想以上に厳しそうですねぇ。レッドブルのクリスチャン・ホーナーやヘルムート・マルコがマジギレしているみたいですけど、改良が進まないようだと今シーズンは厳しい結果になるかもしれませんね。そして、我らがホンダについては……まぁ、しょうがないかと。なにせテスト期間中に連続で最も長く走った周回数が12周(たった12周!!)のホンダPUが、想定よりも高温だったレース本番で56周も走れたなんて「奇跡」に近いです。個人的にバトンは実のところあまり好きなドライバーではないのですけど、今回は素晴らしい仕事をしたと思ってます。よくぞ完走してくれた、本当によく頑張った、と。次戦は灼熱のマレーシア・セパンなのでマトモに動かせるどうかすら怪しそうですけど、着実に改良していって本領を発揮できるようになれば、最終的には良いものに仕上がるのでは?との期待だけは私はまだもっています。“夏休み”明けのベルギーGPあたりでアロンソとバトンが全力アタックできるようになっていたらいいなぁ、と思うのですが……どうですかねぇ。何とかならないかな。
 なんにせよ、F1の2015年シーズンが始まりました。全20戦(3/21追記:予定されていたドイツGPがキャンセルとなったため、2015年は全19戦となりました)の長丁場ですけど、フェラーリが圧倒的すぎるメルセデスAMG勢にどこまで迫れるのか、マクラーレン・ホンダはどん底からどこまで這い上がってくるのか、このあたりに注目しながら見ていきたいと思います。

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