« AFCアジアカップ2015 | トップページ | F1 2015 開幕 »

2015年2月17日 (火)

新VAIO、発表

 衝撃の「ソニーのVAIO」終了発表<記事>から1年……ようやく、「ソニーではない新しいVAIO」が昨日発表されました。その名は、「VAIO Z」メーカーページ>。
 最初に「VAIO Z」の文字を見たときは「うひょー、“Z”を復活させてきたかぁ。やるなぁVAIO株式会社。」と思ったのですが……そのスペックを詳細に見てからは、なーんとなく釈然としない感じになりました。なんというか、「“Z”ちゃうやん。“Fit 13A”の強化型やないか」とでもいうか。
 初代「VAIO type Z」を買って今でも(延命の上で)使っている私にとって、VAIOの“Z”というのは「とんでもスペックのモバイルPC」のことであり、「なんでこんなスペックが13インチ液晶クラスのノートPCに入ってるの!?」と驚愕するモデルを指します。「ありえないスペック」を気軽に持ち運べるからこその“Z”だったのです。実際、歴代の“Z”はいろいろな工夫で「ありえない」を実現し、他社を圧倒してきました。この点、今回の「VAIO Z」も、TDPが28WなIntel第5世代Coreプロセッサにメモリを最大16GB搭載可能だったり、最近のモバイルPCとしてはかなりのハイスペックで競合他社製品より高性能なものに仕上げてきたことは間違いないのですが、「ありえない」ほどかと言われると正直そうは思えません。GPUがIntelのIris Graphics 6100(GT3)で性能はたしかに優れていて使うには十二分でしょうけど、あくまでCPU内蔵のGPUであり、「モバイルでも外付けGPU」ってのもVAIOの“Z”のアイデンティティだったよーな気もするので……なーんか今度の「VAIO Z」は“Z”だと認めたくないんですよね、個人的には。
 まぁ、今回の「VAIO Z」を作ったのは“Z”を創造していたソニーではなくVAIO株式会社ですし、「VAIO Z」のZはZeroのZとかでコンセプトも違っているようなので、「こんなの“Z”じゃねええぇぇぇ!」といくら言っても詮無きことではあるのですが。それに、モバイルPCのみならず、ノートPCやデスクトップPCも含めたPC全体の位置づけが“Z”の頃とは完全に様変わりしてしまっていて、「市販PCには、尖ったハイスペックなぞ全くもって不要」って空気が市場に充満していますからねぇ……そんな中で、VAIO株式会社という小規模メーカーが(タブレット型に変形するとはいえ)「最高のクラムシェルPC」に拘った製品を出してくれたことをむしろ感謝すべきかもしれませんな。他にはない特徴を備えているのは事実だし、デザイン的にもVAIOっぽさはありますしね。“新生VAIOのオリジナル製品第一号”としては合格点上げても良いのかな。今回の開発経験を糧として、さらなるVAIOを作っていってもらいたいと思いますわ。機会があればまた買いますから(昨年Pro 13買ったんで<記事>、俺は当分買えそうにないけどw)。
 ただ、ね。前々から試作機の存在が公にされ、後日発売されることが正式に発表されたもう一方の新製品・Windowsタブレット「VAIO Z Canvas」<メーカーページ>がですな……こちらは「ありえないスペック」をしっかり搭載していて、本当に“Z”っぽかったりするんですよねぇ。しかも、ITmedia PC USERのレビュー記事を読む限りでは、現時点で既に“クリエイター向け”として相応の使い勝手を誇っているようで、めちゃくちゃ尖った仕様なんですよね。値段が高そうなのがネックですけど、こちらは素直に「すげぇ」と感心しましたし、「欲しい」とも思えますわ。それに、「こんなの作れるんだったら、なぜにモバイルPCで“Z”を作らんのか」と言いたくもなってしまうのですが……ま、いいかw

|

« AFCアジアカップ2015 | トップページ | F1 2015 開幕 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« AFCアジアカップ2015 | トップページ | F1 2015 開幕 »