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2014年6月23日 (月)

F1 2014 オーストリアGP

 F1第8戦・オーストリアGP決勝が昨日行われました。
 実に11年ぶりの開催となったオーストリアGPの舞台は、レッドブルリンク。かつてエステルライヒリンクと呼ばれていた歴史あるコースをレッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツが出資し、近代的な改修が行われてF1開催地に復帰することとなりました。つまり、レッドブル・レーシングにとっては“ホームグランプリ”といえるレースだったのですが……結果は厳しいものとなりました。
 予選。メルセデスAMG勢がフリープラクティスから好調で、今回も他を圧倒するかと思ったのですが……Q3でいきなりボッタス(ウィリアムズ)が、ロズベルグ(メルセデスAMG)がQ2で叩き出したタイムを上回り、トップに立ちます。このタイムをロズベルグを上回ることができずに時間が進んでいき、結局ラストアタックも前を走っていたハミルトン(メルセデスAMG)のスピンの影響を受けてタイムを更新できず、またハミルトンはコースアウトとスピンでタイムを残せず、開幕から続いていたメルセデスAMG勢の連続PPもここで途絶えることとなりました。ただし、最後の最後でボッタスのタイムをマッサ(ウィリアムズ)が更新。PPはマッサが獲得しました。マッサのPP獲得は、あの1ポイント差でチャンピオンを逃す結果となった2008年ブラジルGP以来とか。2番手はボッタスで、ウィリアムズ勢がフロントローを独占。ウィリアムズ勢がフロントローを独占するのは、なんと2003年フランスGP(PP:ラルフ・シューマッハ/2番手:ファン・パブロ・モントーヤ)以来11年ぶりとか。3番手はロズベルグで、4番手アロンソ(フェラーリ)。前戦で初優勝を飾ったリカルド(レッドブル)がなんとか5番手に入り、6番手はマグヌッセン(マクラーレン)。7番手クビアト(トロ・ロッソ)、8番手ライコネン(フェラーリ)。タイムを残せなかったハミルトンが9番手、同じくタイムを残せなかったヒュルケンベルグ(フォースインディア)が10番手。ベッテル(レッドブル)は13番手でまさかのQ2落ち。カナダGP後に「即時F1撤退か?」とも報道されたケータハムの小林可夢偉は20番手でした。
 決勝。スタートダッシュでロズベルグが2位に、ハミルトンは一気に5位に浮上。その後、ボッタスが抜き返す一方、ハミルトンはアロンソを抜いて4位になり、ウィリアムズ勢ワンツー、メルセデスAMG勢スリーフォーでオープニングラップを終了すると……2周目にベッテルがスローダウン。ベッテルは周回遅れになってしまって今回の“ホームグランプリ”から早々に脱落してしまいました。で、10周目から1回目のピットインが始まり、12周目にロズベルグ/14周目にハミルトンがピットインしましたが、ウィリアムズ勢は15周目にマッサ/16周目にボッタスと後手になったことでマッサは後退してロズベルグが前に。また、2回目のピットイン絡みでハミルトンもボッタスの前に出て、結局メルセデスAMG勢のワンツー体制となり、そのままゴールしました。優勝はロズベルグで、ハミルトンが2位。3位にボッタスが入り、初の表彰台となりました。4位マッサで、5位アロンソ。6位は変則の2ストップで一時トップを走行したペレス(フォースインディア)で、7位マグヌッセン。リカルドは8位入賞に留まり、9位はヒュルケンベルグ。10位ライコネンで、小林可夢偉は16位完走。ベッテルは結局リタイアしました。

 10年近くもの時間をかけて実現に向け準備してきたレッドブルの“ホームグランプリ”でしたが、「カナダGPでの復活劇は何だったのか!?」というくらいレッドブルには厳しいレースとなり、メルセデスAMGのワンツーフィニッシュに戻ってしまいました。ただ、1周1分10秒±5秒って感じのコースで、セーフティーカーも入らなかったのに、優勝したロズベルグと3位ボッタスの差は8秒/4位マッサとの差も17秒とかなり縮まりましたし、また5位のアロンソもマッサと1秒程度の差でフェラーリのスピードもそれほど悪くはなく、さらに周回遅れは12位のマルドナード(ロータス)からでしたし、「メルセデスAMG独走」状態は解消されつつある、と言えそうです。
 次はイギリスGPで、シルバーストーンサーキットが舞台。高速テクニカルコースのシルバーストーンでもメルセデスAMG勢のアドバンテージがそれほどでもないようになっていたら、後半戦は優勝争いが楽しみになりそうですな。

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