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2014年4月22日 (火)

F1 2014 中国GP

 F1第4戦・中国GP決勝が一昨日行われました。
 第2戦・マレーシアGPは、予選ウェットでハミルトンがPP(ロズベルグ3番手)→決勝ドライでハミルトン優勝、ロズベルグ2位
 第3戦・バーレーンGPは、予選決勝ともにドライでロズベルグPP/ハミルトン2番手→終盤にセーフティーカー導入されるも解除後他チームをまったく寄せ付けず、ハミルトン優勝/ロズベルグ2位……と、2戦続けて「メルセデスAMGとそれ以外」という一方的な展開のレースに。
 そんな流れでやってきた中国・上海インターナショナルサーキットでしたが、予選はウェットコンディション。そんな中、ハミルトンが予選通してただ1人53秒台(1:53.860)をマークして悠々PPを獲得したものの、ロズベルグは4番手タイムに留まり、2番手はリカルド/3番手にベッテルとレッドブル勢が割って入りました。以下は、5番手アロンソ(フェラーリ)、6番手マッサ(ウィリアムズ)、7番手ボッタス(ウィリアムズ)、8番手ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、9番手ベルニュ(トロ・ロッソ)、10番手グロージャン(ロータス)。
 しかし、ドライコンディションとなった決勝では、ハミルトンは燃料消費量が全車最少のままひたすらトップを快走/スタートで遅れて7位まで落ちたロズベルグは中盤から猛烈な追い上げを開始して42周目にアロンソをあっけなくかわし2位浮上、で3戦連続のワンツーフィニッシュとなりました。

 もう、メルセデスAMGの2台だけが“別次元”の速さです。特に、ハミルトン。結果的には3レースともに3位に入ったマシンと24秒程度の差しかつけていませんが、それはペースを余裕をもって調整しまくっているからでしかなく、全力で走ったら「他チーム全て周回遅れ」にもしかねない恐るべき性能差ですな。メルセデスのパワーユニット(PU)が他よりも(かなり)優秀なのもありますが、そんなメルセデスのPUを積んでいるはずのマクラーレンは開幕戦の好結果がウソのように不調になってしまっているのを鑑みると……PUも含めたW05のパッケージング全体で他を圧倒しているのでしょうな。
 他方、昨年まで他のマシンを圧倒していたチャンピオンのベッテルさんは……マレーシアGPでは予選2番手/決勝3位表彰台だったものの、バーレーンGPでは予選Q2落ち/6位入賞、中国GPでは予選3番手から5位入賞と精彩を欠き、2戦続けて同僚のリカルド(バーレーン/中国ともに4位入賞)にも勝てませんでした。ま、調子が上がらない(というか、絶不調の)中、それなりにポイントを獲得しているところは「さすが」なのですが……あの“無双”っぷりからしたら、信じられないくらい今年のベッテルは苦しんでますね。しかも、リカルドの方が速くて「先に行かせろ」とチームオーダー出されちゃうのは相当キツいでしょうな。
 それに、フェラーリ。アロンソが今回の中国GPで3位表彰台を獲得でき、ドライバーズランキングでも3位に浮上したから良かったものの……チーム代表のステファノ・ドメニカリが中国GP前に突然辞任したり、復帰したライコネンは不調でポイント獲るのがやっとみたいな状態だし、こちらもうまくいってなさそうですね。どうやらPUがメルセデスやルノーより重いとか言われてて不利なようだし、何よりライコネンがこうも力を発揮できないというのはちょっとなぁ。“ヨーロッパラウンド”ではなんとか立て直してもらいたいものです。
 あと、マクラーレンもなんとかしてもらいたいですね。リカルド失格で開幕戦ダブル表彰台の快挙を成し遂げたのも束の間、マレーシアではダブル入賞(6位&9位)できたものの、バーレーンと中国ではポイント圏外に消えてしまいました。来季ホンダ製PUに乗りかえるのが決まっていることからメルセデスの供給優先順位が低くなってしまう分は差し引くにしても、有利なメルセデスPU積んでいながらトロ・ロッソと同レベルの性能しか発揮できないってのは「シャシーに問題がある」としか思えませんな。“出戻り初年度”となる来季のホンダに過剰な期待はしていませんけれども、「ポイント争いすらできない非力なホンダエンジン」ってのはさすがに見たくないので……来季唯一のホンダユーザーとなるマクラーレンには「現行ルール下での上手な設計」ってやつの目処くらいは立てておいてもらいたいものです。
 今季から復帰した小林可夢偉(ケータハム)は、マレーシアGPでは予選20番手/決勝13位、バーレーンGPでは予選19番手/決勝15位、中国GPでは予選18番手/決勝18位、という結果になりました。それこそ「ポイント争いすらできない」結果ではありますが、ケータハムのボロいマシンでちゃんと完走しているし、マレーシアはチーム最高位タイの順位だし、ドライバーとしての仕事はきっちりやっていると思います。それに今回の中国GPは、ファイナルラップでライバルチームのビアンキ(マルシャ)のマシンをぶち抜いたというのに、運営側のチェッカーフラッグのタイミングミスで無効にされる(※本来56周で争われるところ、55周の時点でチェッカーフラッグが振られたため、規定により54周目の順位が最終結果となった)という不運もありました。関係者の評価もそれなりにされているのだろうとは思いますが……再び中堅どころのチームのシートに戻るには、やはり「ケータハム初ポイント獲得!」とか目立つ実績が必要になるのでしょうかね。

 次戦は、“ヨーロッパラウンド”開幕戦となる第5戦・スペインGP。F1はここからが本当の勝負となりますが……レッドブル&ルノーやフェラーリが開発を進めて、とにかくメルセデスAMGの独走を止めてくれることを期待しています。

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