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2013年12月29日 (日)

「革命機ヴァルヴレイヴ」その他最終回

 年末になり、“秋アニメ”が次々最終回を迎えました。
 分割2クールで放送された「革命機ヴァルヴレイヴ」は、1クール最後の12話でようやく盛り上がったというのに話がぶった切られ、地球に威力偵察することになったのですがこれが実に面白くなく、「あーあ」と思っていましたが……モジュール77に帰還した途端、話が急展開。21話から最終24話までは見てて辛かったけど(犬塚先輩とかハルトやエルエルフの気持ちを考えると、涙が止まらなくなった)、それなりに話がまとまって完結したので「これはこれで良かったのかな」とは思いました。地球に戻る話をもっと短くして「世界を曝く」ところを丁寧に描いてくれたら良かった気もするけど、2クールではしゃーないのかな?あと、2期はショーコの描かれ方が不足してたおかげでハルトがひたすら不憫なだけの存在になってしまったのも残念だったかな。ハルトは人間やめてまでショーコのために命懸けで戦い続けたってのに、結果的に“救い”はエルエルフの最後の一言だけってなぁ。酷いっすよ。本当に可哀想すぎます。とはいえ、犬塚先輩とサンダーさんなんて何も報われなかった点ではハルトより悲惨かもしれんし……うーむ、「男はつらいよ」ってことなんですかねぇ。
 個人的に、今期のアニメで一番面白かったのは「アウトブレイク・カンパニー」でした。期待していなかったというよりまったくのノーマークで「たまたま見てみた」だけだったのですが……「オタク文化を異世界に輸出する」という発想にとにかく感心させられっぱなしでした。まぁ、内容はいかにもラノベ的で「そんなわけねーだろ」というツッコミがいくらでも入るヌルさでしたけど、シチュエーションの荒唐無稽さを極めて上手に利用しつつ話が面白おかしく進んでいくので「よくできてるなぁ」と。ミュセルも可愛かったし、見ててホッとできたのも良かったっす。まぁ、そんなに世の中甘くはないとも思いますけど、加納慎一みたいな「侮れない引きこもり」ってのも実際日本にはいるだろうと思うんですよね。「埋もれてしまっている才能を、こんな風に社会に還元できたらいいのになぁ」なんて考えたりもしました。
 一方、期待はずれだったのが「境界の彼方」。京アニ制作ということで期待していたのですが……結局訳のわからんまま終わってしまった感だけが残りました。たしかに、映像的には今期一番だったと思います。特に戦闘シーンの異能力表現は「すげぇ」と感心しっぱなしでした。が、ストーリーが……とにかく徹頭徹尾「説明不足」でしたわ。「妖夢」とかの独特の世界観に関する説明やら各キャラクターの紹介やら、とにかくほとんどが抜け落ちていて、よくわからないまま話だけは進んでいってしまうって感じで、展開をちゃんと理解できないまま結局最後まで突っ走られてしまい、ついにはラストシーンもなんだかわからないけどハッピーエンド?みたいな……「何もかも事細かに説明しなければならない!」と言うつもりはありませんが、ここまで説明を放棄されて「なんとなくはわかるっしょ?それでいいじゃん」みたいにされるとねぇ、さすがに「不愉快です」と言いたくなりましたわ。
 また「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」も、面白かったと言えば面白かったのですが……こちらも説明不足なところが目につきまくりでした。だいたい、主人公と目される千早群像がどういう人間なのかわからなかったし、残りのイ401クルー4名に至ってはさっぱり不明。「これは人間の話ではなく、メンタルモデルの話である」と強引に解釈するにしても、肝心のイオナが結局何者なのかわからず終いだったし、途中登場したヒュウガの説明もどう考えても足りず……「これは、もうタカオとハルハル(ハルナ)とコンゴウあたりを愛でるためだけの作品なのか!?」とw。一応、アニメ作品である以上はストーリーを理解できる程度の説明はあってしかるべきだと私は思うのですが……「勝手に解釈してくれればいいから」って見てる側に投げてしまっても、いいものなんですかねぇ?
 だがしかし、世の中「説明不足」など実はかわいいものでして……「境界の彼方」「アルペジオ」をはるかに超越していたのが、「IS<インフィニット・ストラトス>2」。“ハイスピード学園バトルラブコメ”などと銘打っているけど、こちらは説明がないどころか内容自体がほとんどないという“とんでも”作品でした。私は「IS」1期を見ていないのですが、別に見てなくても何の問題も無いようで、5人のヒロインの性格さえつかめたら「それでOK」みたいなw。今回の「IS」2期だって、結局展開的には「何にもない」話でしたし。「可愛い女の子キャラが5人揃ってさえいれば、ストーリーさえ不要なのか」と驚愕しましたよ。すばらしい脚本で丁寧に作られた作品(コッペリオンとかコッペリオンとかコッペリオンとか)がさっぱり売れなかったりする中、内容ゼロな「IS」が売れるというのはどうなの?とも考えさせられましたが……まぁ、実際シャルロットとかセシリアとかキャラが立ってるし、同人誌が一大市場を形成する今では何も考えずに楽しめるこういう作風の方がむしろ需要はあるのかもしれませんな。

 来期は「銀の匙」の2期が始まるし、あと渡辺信一郎x菅野よう子の「スペース☆ダンディ」も面白そう。「アウトブレイク・カンパニー」みたいにノーマークながら見たら面白かったって作品もあるでしょうしね。
 来年も、素晴らしいアニメ作品にたくさん出会えることを期待していますよ。

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コメント

ヴァルヴレイヴは最後はよくわかりませんでしたね。エルエルフ似の子供も結局何者かわからなかったし。

アルペジオは元々原作を読んでいたので私はアニメから入った人よりは説明不足と感じづらかったかもしれません。だいたい原作でもイオナは何者かよくわかっていませんしwアニメ化が決まった頃には艦これとかなかったでしょうからいきなり2期やるような冒険もできなかったでしょうし。今なら2期やっても良いくらいの話題作ですが如何せんきれいにまとめてしまったので2期は無さそうですよね。あ、ちなみに原作では群像さんはどういう人間かは多少わかります。ただやはり他のクルーはよくわかりませんがwラスボスももちろんコンゴウではなく、たぶん日本人ならだれでも知っているあの戦艦です。

投稿: げるぐぐ | 2013年12月29日 (日) 21時19分

ヴァルヴレイヴの200年後の世界……そういや、あれも完全に「説明不足」でしたねw。まぁ、あれは本編とは関係ないことだし、二次創作も含め敢えて「ご想像にお任せします」ってことにしたのかなと思いました。
アルペジオの群像さん以外のクルーって、原作でもよくわからないんですか……ヤマトとかガンダムのブリッジクルーを全員描けと言うのは酷だけど、アルペジオは4人に絞っているから描こうと思えば描けそうなのになぁw。やっぱ「主役はメンタルモデル」なのかな。そういや、暴走コンゴウさんにあっという間に壊滅させられた霧のアメリカ艦隊がもったいなかったなぁ。霧の空母ってどんなんなのか、じっくり見てみたかったですわ。

投稿: ブルーメール | 2013年12月29日 (日) 22時24分

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