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2013年11月11日 (月)

重戦機エルガイム ~その9 L・GAIM

 なんとか記事用の写真を準備できたので、ホビー系の記事更新を再開します。
 9月に届いてました、バンダイ ROBOT魂 <SIDE HM> エルガイム(最終決戦仕様)

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 エルガイムは、その名の通り「重戦機エルガイム」の主役メカです。物語序盤は「主人公ダバ・マイロードが、コアムの辺境から持ってきたハンドメイドのA級ヘビーメタル(HM)」ってことになっていましたが、物語の展開と共にその出自が明らかになっていきます。明快な説明はなされないものの散りばめられた情報をまとめると、エルガイムの原型はヤーマン族の超強力なHM・ガイラム(※終盤、サートスターに隠されていた機体が出現する)であり、それをダバ・マイロードの育ての親であるダバ・ハッサーが量産化を前提に再設計して製作された戦略的HMだった、と。それ故、ステラ・コバン指揮下の反乱軍にエルガイムの設計図が渡ると、じきにコピー機のB級HM・ディザードが完成してサクサクっと量産化され、一気に反乱軍の戦力が増強されて、圧倒的だったはずのポセイダル正規軍が脅かされることになるわけです。

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まぁ、ヤーマン族の復讐として綿密に準備されたであろうこととはいえ、たった1機のHMがインフルエンザウイルス並の感染力を発揮するってのは都合良すぎる気もしますが……ディザードを元にしたA級HM・ヌーベルディザードをアマンダラ・カマンダラが製作していたってことは、その伝播にアマン商会も絡んでいたかもしれず、あり得ないことではないかもしれませんな。

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 ただ、エルガイムはコピーされ量産化されることが目的だったためか、性能的にはオリジナルのガイラムからはデチューンされており、A級HMとしてそれほど高いものではなかったようです。実際、同じA級とはいえ正規軍のコピーHMでしかないバッシュやグルーン相手の戦いは相当苦労していましたしね(一方で、コピーHMの中では別格なはずのオージェには、なぜか善戦してたけどw)。
 このエルガイム、放送が始まった1984年当時は画期的というか斬新かつ革命的なロボットデザインでした。可動のための内部骨格(ムーバルフレーム)と脚部サスペンション構造が設定に明示されており、外に被さる装甲がまた真っ白。子供向け玩具となることが最優先だったために主役メカといえば派手なカラーリングなのがまだ当たり前だった時代に、赤や青のワンポイントすらない純白の機体色ってのは凄いことだったんです(今でも、ここまで白い機体ってあまりないですし)。ま、1982年の「超時空要塞マクロス」でほぼ真っ白なVF-1J バルキリー(一条輝機)が世に出て成功していたから“リアルなメカ”が求められていた、ってのもあったのですが……にしても、当時としては画期的でしたね。買って作りましたよ、1/144のキットも、1/100のフルアクションモデルも。ええ。

 で、今回のロボ魂エルガイムは、実質的には再販です。再販前のものを買っていなかった私は「これ幸い」とプレミアムバンダイで予約したわけですが……再販するにあたっては“最終決戦仕様”として最終話で使用したバスターランチャーの付属の他、改良が施されたようで、詳しくはプレミアムバンダイの製品紹介ページを参照して下さい。一番の改良点は、塗装仕上げになったってことですな。白の樹脂そのままだと、経年劣化でそのうち黄ばんでくるんですよね。その点、塗装だとだいぶ黄ばみを抑えられるし保管に気を遣うこともなくなるし、ありがたいことです。

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 設定通りに肩のブロックが前に倒れます(さすがに、隠れカービングまでは再現されていない)。一方、首のスパイラルフロー収納ギミックはなし。

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 これまた設定通りに、正座が可能。これにはびっくりしました。なんという可動範囲の広さ。

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 「エルガイムといえば」の装備もきちんと付属。右手にパワーランチャー、左手にバインダー、背中にランドブースターライト。脚部のランダムスレートも、しっかり開閉可能。

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 “A級HMの証し”である腕の二重関節も再現されており、バインダー裏側もしっかり全装備を再現可能。パワーランチャーは合計3本入っています(プラグコードも3本ある)。両刃のランサーも付属しています。

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 バスターランチャーも、全塗装のものが付属。けど……個人的には、エルガイム(Mk.Ⅰ)にバスターランチャーは似合わないように思います。最終回で1発だけぶっ放したけど、結果墜落したしなぁ。

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 ロボ魂エルガイムMk.Ⅱとの比較。なんか、「兄と弟」というより「子供と大人」って感じですなw。設定では頭頂高でMk.Ⅰが20.7m/Mk.Ⅱは22.3mなので、ここまで差はないはずなのですが。たぶん、Mk.Ⅱが大きすぎるかと。

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 ロボ魂バッシュ<記事>との比較。こちらは同じM型フレームということで、きちんと似たような体型で再現されています。

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 ロボ魂グルーン<記事>との比較。グルーンはS型フレームの設定ながら、デザインの関係か大柄に見えますね。

 今回の最終決戦仕様エルガイム、設定と頭身など違っている点も見受けられるように思えますが、白のパール塗装はとてもキレイに仕上がっているし造形もシャープで可動ギミックも素晴らしいので、小型の完成品モデルとしては上出来ではないかと感じました。昔のハイコンプリートモデル(HCM)のエルガイムも知っている身としては「随分進化したよなぁ」と感心することしきりでしたし、値段はちと高めだったけど買って良かったですわ。

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