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2013年11月26日 (火)

F1 2013 ブラジルGP

 今年のF1最終戦・ブラジルGP決勝が一昨日行われました(※現地時間。BS放送は昨日夜)。
 サンパウロは金曜も土曜も雨。予選もウェットコンディションとなりました。が、「ウェットならではの大番狂わせ」とまではならず、Q2でマクラーレン勢が2台とも消えた程度でしたね。PPは、やっぱりベッテル(レッドブル)。2番手はロズベルグ(メルセデスAMG)で、アロンソ(フェラーリ)が3番手。これがF1での最後のレースとなるウェバー(レッドブル)は4番手で、5番手ハミルトン(メルセデスAMG)、6番手グロージャン(ロータス)。7番手にリカルド/8番手にベルニュのトロ・ロッソ勢が入り、フェラーリでの最後のレースとなるマッサは9番手。10番手はヒュルケンベルグ(ザウバー)で、コバライネン(ロータス)は今回11番手に留まりQ3進出を逃しました。
 決勝は、曇り空ながら路面はドライ。スタートで、なんとベッテルが抜かれロズベルグがトップに立ちましたが……最終コーナーからの立ち上がりでベッテルがロズベルグを抜き返してオープニングラップは結局ベッテルが取ります。メルセデスAMG勢はスタートダッシュこそ良かったもののミディアムタイヤとの相性が悪かったようで序盤はペースが上がらず、ハミルトンに抜かれて5位になっていたウェバーも2周目にハミルトンを抜き返して4位浮上。後はベッテルが独走態勢を築き上げるいつもの展開になりましたが、そして今回はウェバーもそれに追随。13周目にアロンソをかわして2位に浮上→1回目のピットインで手間取ってアロンソに前に行かれたけど2周ですぐさま抜き返し、ベッテルの2回目のピットイン時にタイヤ選択をミスして交換に手間取る中ウェバーもピットに入って来てしまうトラブルが発生したものの同時ピットインしたアロンソにポジションは渡さないなど、今回はウェバーに“不運”が降りかからず、堅実なレース運びで2位表彰台を獲得しました。優勝は、途中で周回遅れにパスされるなど不可解な動きもしていたけど、やはり独走したベッテル。9連勝達成で同一ドライバーによるF1連勝記録(1952年~53年のアルベルト・アスカリ)に並び、シーズン13勝達成でF1シーズン最多勝記録(2004年のミハエル・シューマッハ)にも並びました。3位はアロンソで、多くがミディアムタイヤでのスタートを選択した中ハードタイヤでスタートし中盤以降ミディアムで頑張ったバトン(マクラーレン)が4位。5位ロズベルグで、6位はこちらも頑張ったペレス(マクラーレン)。7位は、途中4位までポジションを上げながらピットレーン入り口の白線を全輪で跨いでしまったことからドライブスルーペナルティをくらったマッサ(規則とはいえ、あのペナルティはちょっと可哀想だったなぁ。マッサは今回も“不運”でした)。8位ヒュルケンベルグで、9位ハミルトン、10位リカルド。コバライネンは今回普通に2ストップ作戦でしたが14位で、グロージャンは4周目にエンジントラブルでリタイア。

 これにて、2013年のF1も終了しました。
 ドライバーズタイトルは、後半戦を記録づくめで圧倒し397ポイントを荒稼ぎしたベッテルが獲得。ファン・マヌエル・ファンジオの4連覇(1954~1957)に並ぶ偉業達成です。おめでとう、ベッテル!後半戦は本当に“無双”で鬼神のようでした。確実に歴史に名を残す凄いドライバーですな。来年は、F1記録であるミハエル・シューマッハの5連覇(2000~2004)に挑戦ですね。ランキング2位は242ポイントを獲得したアロンソ。今年は2勝に留まり、取りこぼしも多かった上に後半戦で失速したのが痛かったですな。ランキング3位は199ポイントのウェバー。ベッテルとの不協和音がマレーシアGPでピークに達し“不運”も重なりすぎた今シーズンでしたが、引退を決めた後は穏やかな表情が多く見られたように思えます。表彰台ではベッテルとの不仲を見せないように振る舞ってたし(他方、アロンソとは本当に仲よさそうだったけどw)、2位表彰台で引退というのも苦労を重ねてトップドライバーになった人にはふさわしいものかもしれません(もちろん、最後に勝って)。12年のF1でのキャリア、本当にお疲れ様でした。ランキング4位はハミルトンで、5位ライコネン、6位ロズベルグで、グロージャンが132ポイントで7位。グロージャンは今シーズン最も成長したドライバーじゃないですかね?来季も頑張ってもらいたいです。
 コンストラクターズタイトルは、596ポイントのレッドブルが獲得し、こちらも4連覇。2位は、360ポイントのメルセデスAMG。昨年の5位から大躍進ですが、どうやらロス・ブラウンが離脱する模様。来季はどうなりますかね?3位はフェラーリで354ポイント、4位はロータスで315ポイント。マクラーレンは5位でしたが……122ポイントに留まり、今年は惨敗でした。 あのマクラーレンが、優勝どころか表彰台すらないとはね。2015年のマクラーレン・ホンダ復活のためにも、来年の巻き返しを期待します。

 来季は、マシン開発のレギュレーションが大きく変わります。動力源が長く使われてきた2.4リッターV8自然吸気エンジンから、1.6リッターV6ターボエンジンにERS (Energy Recovery System)を統合した「パワーユニット」と呼ばれるものに変わる上に、車体も大きく変わるようです。実際どうなるやら、今のところさっぱりわかりません。同様にレギュレーションが激変した結果ブラウンGPが席捲した2009年のように、とんでもないシーズンになるかもしれません。また、ヨーロッパ(というか世界中)の不景気続行中で、中堅以下のチームはドライバーに給料も払えないほど資金面で苦しんでいるチームばかりとか。トップチームの一角と言えるロータスでさえ明日をも知れぬ状態とか報道され、実際ライコネンはシーズン途中で離脱してしまいましたしねぇ。
 F1のこれからはどうなっていくのか本当にわからないことだらけですが、“世界最高峰”の自動車レースとして、来年も、再来年も、そして10年20年と今までと変わることなく極限の速さを追求する姿を世界中のF1を愛する人たちに見せ続けてもらいたいと私は心より願っています。

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