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2013年10月28日 (月)

F1 2013 インドGP

 F1第16戦・インドGP決勝が昨日行われました。
 ベッテル(レッドブル)が5位以内に入ればドライバーズタイトル決定となる緊迫の1戦となりましたが、今回持ち込まれたピレリのソフトタイヤがとにかくもたないことから決勝のタイヤ戦略が大きく別れるレースとなりました。
 予選。戦略を間違えたグロージャン(ロータス)がまさかの17番手でQ1落ちを喫したことを除いて、概ね予想されたメンバーがQ3に進出。ただ、柔らかい方でタイムを刻むいつものQ3と違って、決勝スタート時を見越して「ソフトを履くか、ミディアムを履くのか」で各車考え方が別れます。フリープラクティスでトップタイムを連発していた絶好調のベッテルは、早々にソフトタイヤで出ていって、1:24.119のコースレコードを叩き出しました。一方、ウェバー(レッドブル)はミディアムタイヤを選択して約1秒遅れのタイムを記録。これに対し、メルセデスAMGは共にソフトを選択してロズベルグが2番手/ハミルトンが3番手タイム、マクラーレンは共にミディアム選択でペレス9番手/バトン10番手、フェラーリは別れてソフトを選択したマッサが5番手/ミディアムを選択したアロンソが8番手タイム、ライコネン(ロータス)とヒュルケンベルグ(ザウバー)はソフト選択でそれぞれ6番手と7番手につけました。
 決勝。1周目にアロンソがライコネンとちょっと接触したウェバーのマシンに接触しフロントウィングを一部破損して後退してしまったんですが、3周目にベッテルがピットイン。ソフトタイヤを2周で履き捨てる作戦に出ました。アロンソもこれに続いて同じ3周目にピットインしたのですが……ベッテルが17位で復帰したところ、アロンソはノーズ交換もあって20位に復帰。ベッテルは中団グループをするするパスしていくところ、アロンソはミディアムタイヤを1セット捨ててしまう形になった上にペースも上がらず終い。序盤でチャンピオン争いが「終わったかな?」って感じでしたが、ソフト勢が1回目のピットインをして後方に下がった11周目にベッテルは4位まで順位を戻した一方、アロンソは16位と実際そうなってしまいます。で、ベッテルはファステストラップを刻みながらスイスイと走り、29周目に1回目のピットに入ったウェバーの前に出て1位に復帰。32周目に2回目のピットインを行うものの、ウェバーに次ぐ2位で復帰と、既に他チームを突き放すポジションを確定。ウェバーは40周目にリタイアしてしまったため、結局いつもの独走となり……ベッテルは同じくソフト→ミディアム→ミディアムの作戦をとって2位に入ったロズベルグには30秒近い差、またタイトルを争うアロンソには1周近い差をつけて優勝しました。3位は、1ストップ作戦を成功させていつの間にやら驚異的に順位を上げたグロージャン。4位はマッサで、5位にはペレスが入りました。ハミルトンは6位で、ライコネン7位。8位にディ・レスタ/9位に1ストップ作戦のスーティルが入って、ホームGPのフォースインディアはダブル入賞。10位はリカルド(トロ・ロッソ)でした。

 ベッテルは、今年3回目のインドGPを3回ともポールトゥウィン/ベルギーGP以来6連勝の今季10勝目、で4年連続・4回目のドライバーズタイトルを決めて見せました。表彰台でロズベルグ&グロージャンに肩車で祝福されたり、観客からは盛大な拍手と喝采を受けられたし、決めたのがインドで良かったのかも(「インドGPは今年で最後」なんて話もあったりするし)。チャンピオン決定おめでとう、ベッテル!また、今回の結果を受けて、コンストラクターズタイトルもレッドブルに決まりました。レッドブルチームも、タイトルおめでとうございます。
 いやはや、後半戦はベッテル&RB9が圧倒的すぎて、他チームはどーしよーもなかったって感じでしたね。もう1台のウェバーはクルマにトラブルが多発(今回で今季4回目のリタイア)して今季1度も優勝していないにもかかわらず、3戦残して両タイトルとも決めてしまうとは……まぁ、今年の後半戦は各チーム来年用のマシン開発にかかりきりになっていて今年仕様のマシン開発が止まっているという特殊事情もあったりするし、仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんけど、「もうちょっと何とかならなかったのかなぁ?」って気もしました(特にフェラーリ)。何にせよ今年のタイトル争いは終わってしまったので、“頂点を巡る勝負”という点では、レギュレーションの関係でマシンもレースも「激変する」と言われ混乱も予想されている来シーズンを楽しみにする他ないですな。
 ただ、コンストラクターズの2位3位4位争いはメルセデスAMG/フェラーリ/ロータスで拮抗しており、シーズン後に受け取る分配金の額が億単位で違ってくるらしいので、残り3レースはこの3チームのポイント争いがかなり熾烈になると思われます。あと、今シーズン限りで引退するウェバーが残り3レースにて“有終の美”的な優勝をできるか、ですかねぇ。見所になりそうなのは。ま、そのへんに注目ながら見ていこうと思います。

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