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2013年9月 8日 (日)

オリンピック東京開催決定

 日本時間の今日の早朝、IOC総会にて2020年夏季オリンピック/パラリンピックの開催都市に東京を選出しました。東京の他の候補地はスペインのマドリードとトルコのイスタンブールでしたが、1回目の投票では東京が首位を獲得するも過半数に至らず、最有力とも言われていたマドリードが落選。決選投票ではイスタンブールを大差で破っての選出でした。東京での開催は1964年以来の2回目(※東京は1940年大会につき選出だけされているので、選出は3回目。選出後に日中戦争激化のため日本は開催を辞退し、その後1940年大会自体中止)で、日本でのオリンピック開催は4回目(残り2回は、冬季五輪の1972年・札幌と1998年・長野)となります。

 まずは、開催決定おめでとうございます、ですかね。前回2016年大会の招致活動は石原慎太郎前東京都知事が1人で浮かれているような感じがつきまとってたけど、今回は猪瀬都知事だけでなく安倍首相を筆頭に国を挙げて招致に取り組んでいましたし、招致活動が実を結んたのは素直に喜んでいいんじゃないかなと思っています。
 ただ、個人的には、スポーツやってた学生時代ならともかく完全におっさん化した今となっては「日本でオリンピックねぇ……」って感じで、東京開催を特別嬉しいとは正直思っていません。「参加することにこそ意義がある」と言われているようにオリンピックとはあくまで出場するスポーツ選手の祭典であって、もはや参加することは100%ありえずTVを通して見る可能性しかない今の私からすれば、どこで開催していようが同じだったりします。むしろ、日本から遠く離れたどっかでやっててくれる方が“いかにも雲の上の頂上決戦”って感じられたりしますし、競技場へ直接見に行こうとも思わないし。
 それに、元がポストセブンの記事でアレなのですが、こんな記事を読んだりするとね……「五輪開催期間中だけ成人雑誌の販売を中止する措置」ぐらいなら別に構わないけど、オリンピック開催を口実に政府が“浄化作戦”とかいって表現規制や風俗規制を永続的に強めてきたりするおそれもなきにしもあらずなんですよね。猪瀬都知事って表現規制に積極的だし、自民党もね……少し気がかりだったりします。Twitterでも書いたのですが、オリンピックを開催するといっても2020年夏のほんの数週間の間、予定される競技を滞りなく進行しスケジュールをこなせばそれで十分なのです。選手・関係者・メディアなどの移動手段確保とかでインフラ整備は必要でしょうけど、東京は元々治安が素晴らしく良いから開催都市に今回選ばれたのであって、何も「汚ない」とされる面を必要以上に取り除かなければならないわけではありません。オリンピックを規制強化の口実には絶対にしないでいただきたい。
 その一方で、巷に流れる「強硬な開催反対論」ってのにもまた一切賛同できませんでしたね。特に、未だ収束し切れていない福島第一原子力発電所の事故に結びつけて「東京は放射能汚染されているじゃないか!」「(自分は福島と無関係の人間なのに)原発被災者のことをもっと考えるべき!」っていつもの“反原発”が反政府活動の一環として騒ぐ口実にしていたり、それだけでは飽き足らないのか「東京には大地震がくるのに!」「大津波だってくるのに!」などと言ってたり……たしかに海から遠く離れたマドリードに大津波は来ないでしょうけれども、地震は地球上のどこでも起こりうるし原発事故だってどこで起こるかわからないし実際7年後に開催都市がどうなってるかなんて誰にもわからないと思うのですがねぇ(笑)。あまりに幼稚極まりない言い分に、「何なの、この人たち」と呆れかえりましたよ。そして、そんなバカげた言いがかりに「そうだ!そうだ!」と毎度毎度声を揃える一部の連中の浅はかさは本当に見るに堪えないですわ。日本は自分も住んでいる国なのだろうに、反対のための反対をひたすら繰り返してこの国を貶めることがそんなに楽しいのですかねぇ?ホント、見ててうんざりしましたよ(ここ数年、毎度のことですが、ね)。
 そういう「反対のための反対」な人たちがひっきりなしにスローガンに掲げる「子供の未来」という観点からすると、オリンピックの国内開催というのは極めて明確な目標ともなり得ます。「東京でオリンピックが開催されるのなら、ぜひ出場したい」と目的意識をもってスポーツに励む子供が多くなってくれるならば、閉塞感ばかりの今の日本社会においては非常にありがたいことだとも言えますよね(※あの人たちは決してそうは思わないだろうけど。あの人たちって口先だけで自分の考えなんてないから、自分が口にしている「未来」ってものすら具体的にどういうものなのかなんてわかっていません。なのに反対だけはするから、論理が破綻するのです)。だから、最近不祥事続きのこの国のスポーツ文化を改めて発展させるには、オリンピック開催はとてもいい機会になるかもしれません。それに、オリンピック開催による経済効果というものもバカにはできません。一部メディアが騒ぐほど効果は大きくないとしても、インフラ整備名目でお金が回りやすくなるのは事実ですし、「数年後にお祭りがある=なんとなく高揚感がある」ってのは消費に大きく寄与し、ひいては設備投資にお金が回りやすくもなります。お金が回るようになれば、これまた大震災の被災地にも循環するわけで、被災地にとっても悪い話ではないはず。ま、一言で言えば、「強硬な開催反対論者の主張には理由がまるでない」ってことですかな。

 なにはともあれ、7年後に東京で夏期オリンピック/パラリンピックが開催されることとなりました。
 日本はホスト国として、また東京都はホスト都市として粗相の無いよう、これから万端の準備をしていかなければなりません。が、何かの口実としてオリンピックを悪用したり、反体制勢力による理不尽な罵倒になど動じることなく、粛々と準備を進めていただきたいと思います。
 56年ぶりの開催となる2020年の東京オリンピックが再び成功することを、私は期待していますよ。

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コメント

とりあえず「AKIRA」みたいに東京崩壊が無いことを祈ります(笑)

投稿: エアウォーカー | 2013年9月10日 (火) 03時36分

「AKIRA」予言ネタはTwitterで知ったのですが、大友克洋さんは「流石」としか言えませんです。
「7年後に開催都市がどうなってるかなんて誰にもわからない」と上に書きましたが……ま、さすがに「東京崩壊」はないでしょうw
日本らしく、ソツなく「おもてなし」しつつ無難にホスト役を務めることを期待します。

投稿: ブルーメール | 2013年9月10日 (火) 23時14分

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