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2013年7月 8日 (月)

ウィンブルドン 2013

■ウィンブルドン2013 男子シングルス決勝
アンディ・マリー 3(6-4/7-5/6-4)0 ノバック・ジョコビッチ
 (第2シード)                   (第1シード)

 ウィンブルドン、今年は錦織圭とクルム伊達公子の3回戦と男子シングルスの決勝を録画しておいて後から見ました。
 男子シングルス決勝、スコアだけ見ると「マリーのストレート勝ち」なんですが……実際は、どのセットも超接戦で、凄い試合でした。ジョコビッチに終始ミスが目立っていたのも確かなんだけど、いやはや、今年のマリーさんは恐ろしく勝負強かった。とにかくどんな球でもくらいついて拾ってしまうとんでもない脚力に加えて、ジョコビッチの返しがちょっとでも甘かったら信じられないような所へ打ち返す正確なコントロール。そして、今年はキレない精神的タフさもありましたね。フツーに勝っただけみたいにも思えるけど、第2セットは1-4からひっくり返しての7-5/第3セットも2-4からひっくり返しての6-4でしたから。うまくいかないと何やら言ってみたりラケット投げてみたりとマリーさんに落ち着かないところがあるのは相変わらずでしたけど、今年の決勝では冷静さを欠いていたのはむしろ世界ランキング1位のジョコビッチの方でしたしね(審判にくってかかる場面が何度かあった)。とはいえ、そのジョコビッチさんも第3セット最後となった第10ゲームではマリーのサービスで40-0まで追い詰められて、センターコートが“歴史的瞬間”への全イギリス人の期待を包み込んだ異常な状態にあったにも関わらず、そんな空気などお構いなしに3連続ポイント奪取→デュース→4連続ポイントでアドバンテージ先取→デュース→アドバンテージ獲得→デュース→アドバンテージ獲得、とまさしく鬼のような攻撃を展開。最後の最後は力尽きてあっけなく決まったりするものなのに、そこで超絶集中力を発揮し、No.1プレーヤーとしての力を遺憾なく発揮して食い下がったのにはただただ感嘆しましたわ。あの第10ゲームこそ“歴史的”ゲームだったのかも。
 そんな第10ゲームを勝って、マリーはフレッド・ペリー以来となる77年ぶりのイギリス人男性のウィンブルドン優勝選手となりました。昨年は決勝まで進んだもののフェデラーに敗れて準優勝に終わってしまいましたが、ついにやり遂げましたね。おめでとうございます。NHKのウィンブルドン中継の中で今まで何度も「イギリス人プレイヤーによる決勝進出、今年はなるのか?」とか聞いてきましたけど、77年ぶりとなるイギリス人プレイヤーが優勝を成し遂げた瞬間の映像を見る日が来るとはね。いいもの見せてもらいましたよ。

 今回のウィンブルドンは、久々に全仏を制したナダルがなんと1回戦負けをくらったり、あのフェデラーが2回戦負けしてしまったり、女子でも波乱続きだったりしたのですが……そんな中で、42歳になったクルム伊達公子さんがウィンブルドン史上最年長での2回戦/3回戦進出を成し遂げました。3回戦は世界No.1/前年ウィンブルドン女王のセリーナ・ウィリアムズとの対戦となったため2-6/0-6と圧倒されてしまいましたが(そのセリーナは、なんと次の4回戦で敗退)、大会記録を作ってしまうとはこちらはこちらで凄いことですな。ウィンブルドンの最年長勝利はあのマルチナ・ナブラチロワさんの47歳だそうですが(※1回戦での勝利)、あのナブラチロワと同列に語られるような記録を日本人が作ってしまうとは。ホント、びっくりですよ。
 あとは、錦織圭選手に3回戦4回戦と突破してもらいたいですね。来年も、期待していますよ。

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