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2013年5月13日 (月)

F1 2013 スペインGP

 F1第5戦・スペインGP決勝が昨日行われました。
 “第二の開幕”でもあるヨーロッパラウンド初戦の舞台は、カタルーニャ・サーキット。冬のテストでも使われるコースのため、各チームが特性を熟知しており、白熱した争いとなりました。
 予選。Q1ではウィリアムズの2台が共に脱落。今年のFW35は、どうにもならんのですかね。Q2ではバトンが14番手タイムしか出せず、脱落。MP4-28も、かなりアップデートされたようなのですが……やっぱ「トップチーム返り咲き」には調整がなお足りないみたいです。そしてQ3は、近年の決勝でフロントロースタートのクルマしか勝てていないからか、今回珍しく全車がアタック。PPはロズベルグ/2番手ハミルトンと、フロントローをメルセデスAMGが独占。しかも、この2台だけが1分20秒台を叩き出し、速さを見せつけました。3番手はベッテル(レッドブル)、4番手ライコネン(ロータス)。母国GPのアロンソ(フェラーリ)は5番手で、マッサ(フェラーリ)も6番手タイムでしたが進路妨害で3グリッド降格。以下、グロージャン(ロータス)、ウェバー(レッドブル)、ペレス(マクラーレン)、ディ・レスタ(フォースインディア)の順でした。
 決勝。スタート後にベッテルとアロンソがハミルトンをパスしてそれぞれ2位/3位に浮上。予選では絶好調だったハミルトンは、このままズルズルと後退していきます。そして、8周目にはまずウェバーがピットイン。ウェバーはスタートで出遅れたこともあってのピットインでしたが、翌周マッサもピットインし、その次の周にはアロンソとハミルトン、さらに11周目にはトップのロズベルグとベッテルそれにライコネンがピットイン。1回目のタイヤ交換が予想より早めとなり、4回ストップになることがほぼ確定しました。アロンソはピットアウトしたベッテルをかわして3位(実質2位)に浮上。ロズベルグはピットアウト後もトップを守りましたが、13周目にアロンソ/ベッテル/マッサに次々に抜かれ後退。14周目、先頭を走っていたグティエレス(ザウバー)がピットに入ったことからアロンソが1位に。ここからは、アロンソの独壇場となり、優勝までひた走りました。2位は、2セット目と3セット目にもミディアムタイヤを選択し驚異的なロングランを成功させて最後のみハードを履く3ストップ作戦をとったライコネン(※他は、だいたいミディアムスタート→ハード→ハード→ミディアム→ハード)。3位はマッサで、ベッテルは4位。ウェバーが5位に入り、ロズベルグは6位に終わりました。以下、7位ディ・レスタ、8位バトン、9位ペレス、10位リカルド(トロ・ロッソ)で、ハミルトンはなんと1ラップ遅れの12位に沈みました。グロージャンはサスペンショントラブルでリタイヤ。
 今回は、とにかくフェラーリが速かったですね。予選ではそれほどでもなかったけど、タイヤに優しいながらもペースが良く、マッサ共々悠々の表彰台って感じでしたな。また、7年ぶりのスペインGP制覇(※バレンシア市街地コースで開催されていたのは“ヨーロッパGP”なので、除外)、しかもカタルーニャ・サーキットでは過去22回「4番グリッド以下からスタートして優勝したクルマはない」というジンクスを破っての優勝でも、表彰台ではしゃいだりしないアロンソに、貫禄を感じました。また、タイヤに最も優しいマシン特性を最大限活かしたライコネン、タイヤに厳しくイマイチ冴えないレースになってもしっかりポイントは取ってランキングトップは守るディフェンディングチャンピオン・ベッテル……いやぁ、今回もなかなか見応えのあるグランプリだったんじゃないですかね。一方で、メルセデスAMGは……予選あれだけ頑張ってるのに、決勝で後退するほかないんじゃあ、ねぇ。あと、マクラーレンも今年はきつそうですな。夏ぐらいまで、どーにもならんのですかね。
 今回から一部変更されると言われていたピレリタイヤでしたが、結局、ハードのみに微修正が施されただけなようです。まぁ、シーズン途中に根本的な変更はできないのでしょうけど……問題が多いのはハードよりソフトの方でしょうからねぇ。ソフトこそ何とかした方がいいと思うのですが。それに、固めに修正したハードとミディアムをもってしても5月のスペインで4ストップすることになるってのは、どうなのかと。これから夏になってもっともっと暑くなっていくんですけど、ホント大丈夫なんですかねぇ?

 そして、今GP開催中に、なんと「ホンダが2015年からF1エンジンを供給することが決定的になった」との報道がありました。マクラーレンがメルセデスとのエンジン供給契約を延長しなかった、というのが根拠なようです。また、「ホンダは、マクラーレンの他にロータスやザウバーにも供給するのではないか」との報道もあったようです。
 もちろん、マクラーレンにメルセデスのエンジンが載らなくなるってだけの話でホンダから公式な参戦決定コメントは出されていないし、まだ何とも言えない段階ではあるのですが……「ホンダエンジン復活」が本当になったらとてつもなく嬉しいですね。それに、“マクラーレン・ホンダ”に“ロータス・ホンダ”だなんて、なんと美しい響きでしょうかw。アイルトン・セナや中嶋悟、ネルソン・ピケ、アラン・プロスト……あのホンダターボエンジン黄金時代の記憶が甦りますよ。
 いやはや、この話はぜひぜひ実現していただきたいですわ。ホンダ経営陣の皆様、よろしくお願いいたします。

追記:5月16日に記者会見が行われ、正式にホンダエンジンが2015年よりマクラーレンチームに供給されることが発表されました。F1にホンダが、本当に帰ってくるんですね……しかも、「マクラーレン・ホンダ」ですよ。いやぁ、楽しみです。

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