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2013年4月11日 (木)

ファイブスター物語 連載再開

 買いましたよ、ニュータイプ5月号。

Newtype05
その昔(※大昔w)ニュータイプを毎月のように買っていた頃もあったんですけど、最近は全くのご無沙汰で、前に買ったのがいつだったかわからないくらいに久しぶりの購入となりました。amazonで予約しといたところ、昨日発売ながら今日になって届いたんですけどね。
 目的は、表紙にある「ファイブスター物語 連載再開!!」……そう、2004年12月号以来ひたすら休載してやがったマンガ「ファイブスター物語」の連載が再開されるというので、それを最速で読むため。ただそれだけのためでございます。

 で、早速、「ファイブスター物語」読みました。
……
……(苦笑)
…………
……………………

感想:なし。

  私的には12巻発売以来だから7年にわたり待ちに待った連載再開だったのですが、ね。感想は、「ない」ですわ。
 まぁ、作者が永野護さんですから、「フツーに再開されるわけはない」とは思ってましたけど……“モーターヘッド”が丸々“ゴティックメード”に置き換わり、以降「“モーターヘッド”など、ジョーカー星団に最初から存在していなかったのだっ!」ってことになっているとは、さすがに考えもしませんでしたよ。
 「ファイブスター物語」ってのは、最初の最初は「重戦機エルガイム」で描かれなかった裏設定、特に「ファティマ」「Bテンプル」が描かれるということが売りでした。私もそこから入ったので、ニュータイプ連載開始当初から今の今までつきあってきたわけです。ええ、いつ描かれることになるやらさっぱりわからん設定資料集(CHARACTERS/DESIGNS)も高かったけどあれこれ買ってきましたよ<記事はこれとかこのへん>。それもこれも永野氏による“ファティマ”と“モーターヘッド”のオリジナリティあふれるデザインあればこそです。今回のエピソードを見る限り“ファティマ”を始めとするキャラ設定についてはだいたい残っているようですけど、“モーターヘッド”の設定は完全に書き換えられていますな。各個体のおかれている状況は同じながら、外観は当然ながら機体名も変わって、ご丁寧に年表も一切合切書き換えられています。つまりは“モーターヘッド”は完全に消滅し、今後一切描かれることもなくなったということなのでしょう。
 “モーターヘッド”が大好きで長年読者やってきた身としては「ふざけんな」って怒るべきところなんですけど、不思議とそういう怒りの感情は今回わきあがりませんでした。「悲しい」「残念」「がっかり」もありません。そして、「楽しい」とか今後への期待とかもまるでない(「Designs 4」今秋発売予定の文字を見たときは期待感も感じたのですが、それもしばらくしたら消えました)。
 「何もない」というのが一番正確かな、って感じです。なので、感想はなし、なのです。
 “ゴティックメード”のデザインは、全く私の心には響きませんでしたわ。カッコ良くもないし、カッコ悪くもない。美しくもなければ醜くもない。
 「やっぱスゲー」と思う人も少なくないのでしょうが、私にとっては心底「どうでもいい」デザインです。
 読み返してみても「ああ、そうですかそうですか」となげやりな気分にもならないし、「今後はスルー決定」と決めつける気にもならず、なんとも空虚で……そう、私にとって今回の新たな「ファイブスター物語」は実に空虚でした。
 2ちゃんねるのFSSスレでは、賛否両論というより賛同の方が多いみたいですな。否定派は叩かれてる感じ。他のマンガ、特に少年誌の作品がこれと同じことをやったら2ちゃんねるでも徹底的に叩かれると思いますが、FSS読者は“訓練済み”ですから。これからもどんな改変がなされようとも賛同してくれる読者さんたちに支えられていくのでしょう。ま、どう評価するかはその人の自由ですしね。

 今後の私の「ファイブスター物語」への対処については、まずは一晩寝てから考えることにしますけど、ニュータイプを買って連載を読むってことはおそらくもうないでしょう。「Designs 4」も、買うつもりだったんだけど、こうなっちゃったらもうどうでもいいなぁ。単行本は、次巻(13巻?)が世に出たときにまた改めて考えますかね。

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コメント

はじめまして。

空虚。
私もそのとおりの感想です。
新デザインもどうでもいい。カッコイイのかカッコわるいのか、というよりも、興味が湧かないデザイン。

いやー、「永野だから」で片付くのですが、今回の感想は、その「ああ、永野らしい」それだけですね。

投稿: み | 2013年4月25日 (木) 23時52分

“み”さん、はじめまして。
FSSの捉え方も人それぞれだとは思いますが、私はやはり「デザインありきの作品」だと思っています。
永野護という人は、「過去の自分のデザインを壊す」ことを今まで何度も繰り返してきてファンも皆それをわかっていましたから、今回のことも仰るとおり「永野だから」「永野らしい」でいつものように片付くと言えばそうかもしれないのですが……今までは、ベースラインは必ず残してあって、その上でこれまた必ず今まで以上のデザインによるいわば“着せかえ”を見せてくれていたからこそファンも認め納得していたのではなかったかと、私は考えます。
なのに今回は、ベースラインも完全消去し、かつ、今までと良くて同等あるいはそれ以下のデザインになってしまったことから、私のように何も響かなかったり“み”さんのように興味が湧かなかったり、一部に否定あるいは拒絶という結果を招いているのではないですかね。
ゴティックメードに化けたこと自体商業作品として許されざることではあるのですが、ゴティックメードの新デザインに圧倒的な説得力がありさえすれば、世間の反応もまた違っていたのではなかったかと思えてならないです。

投稿: ブルーメール | 2013年4月26日 (金) 20時15分

意外と古い読者もファイブスター読み込んでないのかな?と思ってます。
あれを単なる設定変更やデザイン変更だと思っているとは
私自身あそこまで変えるとはと思いませんでしたが。
FSSはもともと時空を旅するラキシスの物語じゃなかったでしたっけ

投稿: | 2013年4月26日 (金) 22時58分

「古い読者」といっても、普通のマンガのベテラン勢と違ってFSSはあまりに空白期間長すぎであちこち抜け落ちて忘れてたりしますから。「どう解釈すれば?」と真剣に考えるより「もうどうにでもして」って人がいてもおかしくないですな。
私にとってFSSとは今でも「ファティマ」「Bテンプル(LEDミラージュ)」の話なのでその片方が消し去られたことは話の前提を消された「暴挙」以外の何ものでもなく、仰るとおり単なる設定変更/デザイン変更なんて次元で済まされる話ではありません。
が、「ファティマ」だけを見ている人とかストーリーのみを読んでいる人にとってはゴティックメードのことなどどうと言うこともなく「変更」ですらないのかもしれません(実際、2ちゃんねるでそんな感じでレスしてる人も見ました)。GTM化に伴いジョーカーでの戦闘形態も戦術も大きく変えられてしまったけど、そういう細かな世界観まで気にしながら読んでる人ばかりでもなさそうです(女性読者とかには全く問題無いような)。
今回の変更に対する反応を通じて、「FSS読者って、いろんなタイプがいたんだなぁ」と知りました。読者といっても設定集買いあさって丹念に読み込む人ばかりではなく、GTM化といえども気にならない人にはまったく気にならないのでしょう。
あと、ラキシスは「重戦機エルガイム」のスヴェート中枢部にその名がしっかり出てきたし、時空を旅してWWⅡのドイツに出現とかって話も「エルガイム」の頃から公開されてたとは思うし、間違いなくFSSのヒロインですけど……彼女の放浪記はFSS初期から「第三部」扱いでイラスト以外特に描かれたこともないし、本筋とまでは言えないんじゃないですかね。クフィル・インペリュンとマンティコア(そんな名前だったよーな?)がうんたらとかって、どんなエピソードなのやら見てみたいですが……それこそいつ描かれることやらw

投稿: ブルーメール | 2013年4月27日 (土) 00時32分

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