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2013年3月18日 (月)

F1 2013 オーストラリアGP

 2013年シーズン開幕戦・オーストラリアGPの決勝が昨日行われました。
 予選。土曜日のメルボルンは雨模様で、予選はQ1のみ行われてQ2/Q3は日曜午前に延期という異例の展開に。そのため、BSフジではQ2/Q3がダイジェスト放送となってしまったので今回は結果だけ記載します。PPはベッテル、2番手ウェバーのレッドブル勢がフロントロー独占。3番手にメルセデスデビュー戦のハミルトン。4番手にマッサ、5番手にアロンソのフェラーリ勢。6番手ロズベルグ(メルセデスAMG)で、7番手ライコネン/8番手グロージャンのロータス勢。9番手ディ・レスタ(フォースインディア)、10番手バトン(マクラーレン)。マクラーレンデビューのペレスは15番手。
 決勝。ベッテルは無難にスタートしたところ、母国GPのウェバーは(またも)スタートに失敗して7位に落ち、代わりにフェラーリ勢が2位3位に。ライコネンはハミルトンをかわして4位に浮上しました。そして、5周目にバトン、6周目にウェバー、7周目にはトップを走っていたベッテルがピットイン。予選で使ったタイヤとはいえ、今回持ち込まれたスーパーソフトは「想定以上に持たないんだな」と思ったのですが……必ずしも全車そうでもなく、マッサは9周目、10周目にアロンソとライコネンが入り、毎年タイヤが持たないメルセデスAMGのハミルトンはなんと14周目まで走りきりました。ただ、このスティントは早く替えても長く走っても正解ではなく、伏兵が潜んでいました。予選12番手からミディアムを履いてスタートしスルスルと順位を上げていたスーティル(フォースインディア)です。ピットに入っていないスーティルが先頭に立つと誰も抜くことができず、22周目にピットインするまで先頭を走られてしまったことで各チームの戦略が少しずつズレていきます。アロンソはスーティルより先にピットイン/ベッテルはスーティルと同時にピットインしてミディアムの2セット目を履き、他も順次ミディアム2セット目に替えて3ストップ作戦を選択したのですが……このスティントも正解は別で、ライコネンが1セット目のミディアムでロングランを敢行し35周目まで走ることに成功。まんまと2ストップ作戦を成功させ、そのまま独走勝利となりました。2位はアロンソで、ベッテルはタイヤに苦労し続け3位。4位マッサで、ハミルトンはメルセデスデビュー戦を5位で終えました。ウェバーはKERS故障とか抱えながらも終盤追い上げて6位。スーティルはスーパーソフトの最後のスティントが厳しく7位となりましたが、ディ・レスタも2ストップ作戦に成功して8位に入り、フォースインディアはダブル入賞。9位にバトン、10位グロージャン。ペレスは11位でした。
 ライコネンが実に「見事」なレース運びで開幕勝利を呼び込んだんですけど、いやはや今回はスーティルのレースでしたな。自身が1年のブランクを経ての復帰戦で、かつ参戦すら危ぶまれていたフォースインディアのマシンでトップ快走には正直唖然としましたよ。なにせ、タイヤを履き替えたベッテルが追い抜けなかったんですから。それに、各車3ストップ目の後再び2位となってまたまた快走しましたしねぇ。ホント凄かったです。あと、「タイヤに優しいロータス」「戦闘力あるフェラーリ」ってのはテスト段階からある程度言われていたので「やっぱりか」って感じですが、「レッドブルがタイヤに厳しい」「メルセデスがタイヤに優しい」「マクラーレンが(現時点では)まるでダメ」ってのには驚きました。まぁ、レッドブルはダウンフォースマシンな以上タイヤに厳しいのがむしろあるべき姿ですし、マクラーレンの完全新車ってのは毎度毎度ダメダメだったりもするのでわからなくもないんですけど、メルセデスのマシンがタイヤに優しいってのは意外でした。「一発のスピードは速いんだろうがタイヤ持たないもんね」と予想されてたところ、「スピードそれなりに速くてタイヤ長持ち」とはねぇ。それも、あのハミルトンがタイヤ長持ち作戦を実行できるほどとはビックリです。こりゃ、本当に今シーズンの“台風の目”になるかもしれませんね(去年みたいに“最初だけ”の可能性もあるけどw)。
 次戦・マレーシアGPは、連続開催のためいきなり今週末です。マシンは微調整程度しかできないでしょうし、各チームの戦闘力は第3戦の中国GPあたりではっきりしてきますかね。で、本格的な勝負は、例年通りヨーロッパラウンド開幕の第5戦・スペインGPからかな。今年は、昨年以上にチーム差が小さいのではとも予想されているし、緊迫した展開になってくれることを期待しています。

 それと、今日になって大手新聞が一斉に「ホンダがF1用エンジン開発に着手」と報じました。今までにも専門誌でのウワサレベルでは報道されていましたけど、いよいよホンダの第4期F1プロジェクトが本格的に動き始めたのだとしたら嬉しいですわ。早くても「2015年から参戦」とか、「マクラーレンにエンジン供給するのでは」とか書かれてますけど……本当に「マクラーレン・ホンダ復活」となったら、アイルトン・セナ+ホンダV12エンジンの時代を知っている人間としては感激しますよ。報道では「検討段階」とされているのですんなり復活となるかはわかりませんけど、ぜひ実現してもらいたいものです。強く希望しますよ。ホンダさん、お願いします。F1に戻ってきて下さい。

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