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2012年12月30日 (日)

VF-4 ライトニングⅢ ~その2

 その1でVF-4Gのファイター形態について書いたので、今回はガウォーク/バトロイド形態について。
 シンプルなデザインのVF-4Gですが、ガウォーク形態にもきちんと変形します。

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 「どこからこんな腕と脚が!?」と思える、びっくりどっきり変形ですよ。詳しくは、やまとさんが直々にYouTubeにアップしている「VF-4G変形解説」という動画(その1/その2/その3/その4)を見てもらうのが一番ですわ。簡単に言うと、エンジンブロックの上半分が腕、下半分が脚なんです。

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 機首部が長いので、前後のバランスはあまりよろしくありませんな。さらに足首の接地面積も小さく、自立はするにはするけど安定感なし。

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 太腿は、なんと、あのファイター形態の薄い胴体部から出てきます。主脚を主翼に収納するタイプの航空機から着想したんですかね?「すげぇ発想だ」と感心しました。つーか、バルキリーの変形機構で今回ほどぶったまげたのはないですね。

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 最新のVF-25系統DX超合金ほどではないけれど、しっかり逆関節+八の字開脚も実現できています。なんとかバランスを取って自立できるのも素晴らしいと思います。ただ、このやたら長い脚に短い腕で、ガウォーク形態になる意味があるのかは、ちと疑問ですw

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 バトロイド形態。他のバルキリーとは全く異なるスタイルです。ガンポッドもなし。

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 横。長い機首部分が折り畳まれてバトロイドの胴体になります。

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 後ろ。前は装甲で覆われているからわからないけど、中身スカスカです。今回のやまと版では胴体(=ファイター時の機首部)にメタルフレームが組み込まれていて、上半身を支える構造になっていますな。きっちりかっちりしてて、よくできていますよ。

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 自立に関してはガウォークよりは多少改善されるものの、バランスの崩れやすさはむしろ悪化。そのため、自立してのポージングはかなり制約されます(つーか、ほぼムリw)。ビシッとポーズを決めたければ、別売りのスタンドを使うしかないでしょうな。

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 顔は「バイザーしかない」みたいな、超シンプル構造。けど、これはこれでカッコいいかも。エンジンブロックの名残みたいな肩は、固定で動きません。腕が短い上に肩も固定で可動範囲は狭く、格闘なんてとてもムリっぽい……うーむ。A型は変形機能がロックされていたって話だけど、実用兵器としてはロックしといた方が良いかもしれませんね。

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 VF-1A(一般機・TV版)との比較。VF-4って、「VF-1の後継機」というより「突然変異型」にしか思えませんわw。他のバルキリーからしても異端だし、何がどうしてこうなったのやら私には全くもって謎です。

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 DX超合金デュランダル(30周年記念カラー)との比較。2010年代の最新ロボットデザインと1980年代ロボットデザインってところでしょうか。とはいえ、顔つきも結構似てるし、脛部がやたら長い脚とか、案外共通点もあるかな?

 今回のVF-4、「やまと渾身のアニバーサリーアイテム」と銘打たれてますが、そのコピーに十二分に値する製品だと思います。どの形態でも破綻のないシャープで見事な造形、そして無理のない変形機構(特に機首部の収納は凄い)……本当に素晴らしいです。こんな“どマイナー”なメカ、とてもバンダイのような大手では製品化できないでしょうし、その上こんな複雑怪奇な変形玩具はそれこそやまとみたいな変態企業(いい意味でw)でないと形にならなかったでしょう。「よくぞ、ここまでやってくれた」と言いたいですわ。
 ただ、これだけの製品にも関わらず直販限定になってしまった点は気になります。普通の流通にのせられなかった何かしらの事情があるのでしょうが……まぁ、VF-4は私もよく知らなかった“どマイナー”機体ですから大量に売れる商材とはとても思えませんし、生産コストとの兼ね合いで受注生産的な商品にする必要があったというなら何の問題ないのですけど。「それとは別に、ややこしい事情があった」とかってのはイヤだなぁ。
 あと、せっかくこれだけのデキなので、「再販とかバリエーション展開とかはどうなるのか」ってのも気になりますな。なーんかG型にはマックス/ミリア機も存在しているようですし、今回のやまと版には尾翼に貼るストライプとボーン&スケルトンのデカールも付属してはいますけど、やっぱスカルマークは白い一条輝仕様の機体で見てみたいですしねぇ……発売されないのかな?

 中国の人件費高騰とかいろいろ大変でしょうけど、やまとさんにはこれからも各種バルキリーを作り続けてもらいたいです。可能な限り買いたいと思っていますので、来年もよろしくお願いします。

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コメント

もう最新式のバルキリーはYF-30になるんですね。前進翼ではありませんが、段々ウルトラ警備隊の戦闘機みたいになってきますね(笑)それと比べたら VF-4はどこか懐かしくかんじます。

投稿: エア・ウォーカー | 2013年1月 4日 (金) 04時05分

返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
YF-30は、翼の形を見るに「VF-27の系統かな」とか「YF-29の量産型かも?」とか、いろいろ考えられますけど、とりあえずはゲーム内でどういう風に使われるかですかね。
VF-4は、「80年代に考えた未来の戦闘機」って感じかな。そのへんが懐かしさにつながるのかも。今から見ると特異なバルキリーですけど、可変戦闘機としては凄く面白い機体だと私は思いました。

投稿: ブルーメール | 2013年1月 7日 (月) 22時00分

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