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2012年12月 3日 (月)

Bleumer的政治観 ~2012年12月3日版

 突然の野田首相の解散宣言で始まった今回の衆議院議員選挙の前哨戦でしたが、それも今日で終わりです。いよいよ明日公示され、本当の選挙戦が始まります。
 「第三極」などというバカバカしい言葉に便乗するための騒動続きだったことから、各党の公約が昨日になってようやく出揃いました。10を超えると言われている乱立政党に対する個別具体的評価は皆さま自身でやってもらうとして……ここでは今回の選挙で主に争点とされている点についての私Bleumerの個人的見解を書いてみようかと思います。
(※あくまで選挙公示前時点での無党派野郎の個人的見解ですので、あしからず)

 政党が乱立していることから明確な政治的争点があって各党間で激しく論争が起こっている……かと言うと、今回の選挙はそうではなかったりします。争点もはっきりしない上に、政策論争もやってんだかやってないんだかよくわかりません。なので、ここでは「ある程度以上、世間的に争点とみなされている点」についての個人的見解を書いておくことにします。
○民主党中心の政権に対する信任
 マスメディアが「日本維新の会」と「日本未来の党」という選挙直前になってわいて出た「第三極」政党ばかりを報道しているので、今回の選挙は「この2党を信任するのかしないのか」みたいな雰囲気すらあったりしますが、違います。約3年半もの間日本の国政を担ってきた民主党中心の政権を国民が信任するのかしないのか、まずはこの点に今回の選挙の意義があると私は思います。
 先日書いたとおり<記事>、民主党政権の3年半は惨憺たるものでした。「反対」「反対」と言い続けただけの文句タレの素人に政権運営を任せてみた結果、内政は「政治主導」どころか以前にも増して官僚依存に、景気は悪化の一途で財政は逼迫し国債だけでは足りずついに消費税増税、外交も空回りと失敗続きでグダグダ、その上東日本大震災で復興もままならず……こんな政権運営を本当に「良かったよ、民主党さん」と言える国民が果たして何人いるのか?ってことを実際に数えてみようというのが今回の選挙の本旨のはずです。
 なのに、おかしなことになっていますね。審判を受けるべき民主党から逃げ出し別の党から今回の選挙に出馬する人間が多すぎて。「民主党さん、良かったよ」という人は民主党に投票すればいいだけなのですが……「民主党は酷い」「民主党は許せない」と思って他党に票を入れようとすると、いるわいるわ元民主党の議員がその他党に。それも選挙直前になって党籍を変えているからタチが悪すぎます。対決しているはずの自民党に移った議員までいますし、「第三極」とか言ってる「日本維新の会」にもずらりと元民主党議員サマが並び、「日本未来の党」など民主党内にいた小沢グループそのものですよ……投票する側としてはやってられませんわ。「どいつもこいつも、ふざけるのもいい加減にしろ」と声を大にして言いたいのですが、こんな気持ちを投票行動としてストレートに表現する方法は今回ないんですよね。「憲政史上最低の首相」と言われた鳩山由紀夫という政治家は今回出馬しないようですし、「憲政史上最悪の首相」と言われた菅直人という政治家や彼らと“トロイカ”と呼ばれたかつての同志・小沢一郎という政治家を落選させ選挙後のメディアに書きたてさせることぐらいしかないですかね、私たちにできることは。
 「民主党政権は信任できない。責任を追及したい」と思っている人は、候補者がこの3年半の間に民主党に在籍していなかったかどうかを自分で調べた上で慎重に投票するしかなさそうですな。なんて醜い選挙なのでしょう、信任投票でさえも普通にできやしないとは。
○原子力発電の今後を含めエネルギー問題全般
 福島第一原子力発電所の事故以来、「原子力発電事業をどうするのか」は争点になってきました。なっていたと思います。いや、なってたのか、なぁ……なんだか世間の関心は高いような調査結果になってはいるのですが、正直どうなのですかね。
 「官邸前デモ」などと称して一部がどんちゃん騒ぎしていましたが、本当に世間の人の関心が強いのかどうなのか、私には計りかねますわ。
 調査の通りに世間の関心が高いのであれば、もっと論争があってしかるべきだと思うのですが、ないんですよね。社民党が「原発稼働は直ちにゼロ」/共産党が「即時原発ゼロ」などと“革新”政党の本領を発揮して“反原発”的にはこれ以上ない主張をしている割に世間から無視されてる感じがします。また「原発反対」とネット上でぎゃーぎゃーわめき散らしてた人たちの多くが推している「日本未来の党」の「卒原発=原発稼働ゼロから遅くとも10年以内の完全廃炉・完全卒業の筋を創ります」などというわかったようなわかってないようなあやふやな主張も、やっぱりぎゃーぎゃーわめく人たちと小沢一郎個人に心酔する“小沢信者”が信仰心から賞賛してるだけ。大飯原発再稼働であれだけ騒いだ橋下徹大阪市長は石原慎太郎前東京都知事との合流で原子力発電事業に対するスタンスが全く不明になったため「現時点ではっきりしたこと言えません」などと街頭演説で言っちゃって拍手されてる始末。公明党とかみんなの党なんかも「脱原発」っぽいこと言ってるけど、具体策はなく「再生可能エネルギーがー、自然エネルギーがー」と言ってるだけ。民主党は例の「革新的エネルギー・環境戦略」を元にして「脱原発」を語っていますが、現実味に乏しく“言ってみただけ”なのは以前書いたとおりです<記事>。で、自民党はどうなのかというと「全ての原発について3年以内の結論を目指します」「遅くとも10年以内には将来にわたって持続可能な電源構成のベストミックスを確立します」とまた脱原発とも原発維持ともとれるあやふやな態度です。でも、「日本はこんなことでいいのか!」という人を私は今のところ見ていません。どういうことなのでしょうね?
 こんなにどの政党も「脱原発」と言うのなら、次の通常国会でさっさと「脱原発法」でも作って日本の原発全部やめたら良いんじゃないですかねぇ?もちろんその影響その結果については一切の責任を国会議員のセンセイ全員でとってもらいます、と言ってもなお「原発廃止!」「卒原発!」「脱原発!」と意味不明な呪文のごとき文句を言い続けられるセンセイが、一体何人いることやら。なのに、選挙では「脱原発!」と言い張る。「10年先20年先にはやるけどね」と先送りにしながら具体策は言ってないことを口実に、「責任からは逃げられる」と思って口からデマカセ言ってるだけじゃないですか。笑わせんな。
 私は震災直後からずっと「事故対応型の新型原子炉を新たに作って、原子力での発電比率を維持」というのが持論ですが、そんな踏み込んだ原発維持政策(ある意味原発推進政策)を出す政党は存在しません。全員が「脱原発」方向で「脱原発」への反対意見などない状況ですから、私はエネルギー政策に関して今回支持できる政党など1つもありません。ただ、自民党の安倍総裁が「最新の技術をつぎ込み、非常に安全な場所に(新たな原発を)つくるのがいいか、当然検討すべきだ」とインタビューで述べたという新聞記事も見たので、「これなら私の考え方にも近いかなぁ?」とは思ってます。が、党首がどっかで勝手に言っただけですから、政治的に実現する可能性は低いし、何の担保もありません。本気だったら東芝や日立の技術者に実現可能か聞くぐらいのことはしておくのでしょうけど、そんな準備を安倍総裁がしたとはとても思えませんしね。期待はしていません。
 ま、それでも、「即時原発ゼロ」を望む人間が日本に何人ぐらいいるのか、「卒原発」なんてものを望む人間が日本に何人ぐらいいるのかって点だけは今回の選挙ではっきりしますな。どのくらい票数を集め議席を取れるものなのか、見せてもらいましょう。ちなみに、民主主義下では過半数でない限り「少数派」ですからね(独裁国家や社会主義国家では違うのでしょうが、ここは日本です)。
○景気雇用対策と消費税増税の可否
 この大不況大失業時代に、国会は再来年から消費税を段階的に5%上げると決めたのですから、争点になって当然だと思うのですが……なんか、この点も論争は乏しいような。特に消費税増税についての国民の反応があまりに冷め切っているように思えてなりません。私は消費税増税は無論イヤですが、反対はしていません。ここで何度か書いていますが、今の国民は行政サービスを求めすぎており、そのコストを増税で負担するのは仕方ないと思うからです。とはいえ、増税は増税なのでもっと反発の声があっても良さそうなのですが……日本国民にもコスト意識が案外浸透しているってことなんですかねぇ?まぁ、2009年民主党マニフェストの財源論に騙された教訓がいきているのかもしれませんな。
 景気対策では、自民党の安倍総裁が「インフレターゲット3%」「日銀に国債を(直接)引き受けてもらう(※この点については誤報説あり)」などと発言したとして物議を醸しましたが、景気対策関連で盛り上がったのはそれだけだったりします。結局、自民党の公約は「物価目標2%」の表現に落ち着き、日銀による国債引き受け云々の話は盛り込まれていません。民主党は10万100万人単位で雇用を増やしますなどと書いてますけど「そんなことができるなら、なぜ今の日本はこんな状態なのか」と言いたいですな。日本維新の会は、「名目成長率3%以上、物価上昇率2%」となぜか自民党と全く同じ数字を公約に掲げています。自民党中心の政権になったら「政権に参加する」という意味なのでしょうか?あとの政党も当然いろいろと書いてはいますけど、「言うのはタダ」というのが見え見えですね。野党である限り責任は発生しませんし。ああ、ちなみに経済面で最低なのは「日本未来の党」。消費増税法は凍結して、内発的経済の発展を促進すればデフレ脱却できて、子ども手当は復活させて、必要な財源は特別会計の全面見直しを始めとする政治改革行財政改革地域主権改革によって捻出するんですって。鳩山内閣で懲りなかったんですね、小沢センセイ。国民はこういう騙しにもう懲り懲りなんです。「金持ちから税金もっと取り立てたるわ!」って言ってる共産党や社民党の方がよほど具体的で実現可能な政策ですよ。
 インフレターゲット論は、私は「絵に描いた餅」でしかないと思ってます。「デフレ脱却したけりゃ、名目インフレにすればその分相殺されて丁度よくなるじゃない」ってのがインフレターゲット論ですけど、仮に物価が名目上2%上がったとしましょうか。そこへこれから消費税が10%上乗せされる世の中になるんでしょう?今1050円で買えるものが、1122円出さないと買えない世の中になるってことです。手取りが今のままだったとしても、かなり痛い実質値上げ幅に私は思えますがね。その分給料も増えてくれれば物価+税率上昇分は補えますが、そんなのは高度経済成長期の話。今は給料が毎年減る、どころか何かの拍子になくなってしまうことさえ当たり前の時代です。「日銀にお札じゃんじゃん刷らせればいいんだよ、そうすれば個人の手元にだって入るさ」と言うのかもしれませんが、金融緩和などここ数年ずっとやってるのですが給料増えましたか?既にお札はばらまいてるのに、どっかで吸収されてしまって私ら庶民の手元には来たことがないのですよ。実際、給料を増やす具体的な策など、どこの党の公約にも載っていません。もちろん民間の給料を政府が強制的に上げさせるなんてのは資本主義社会では不可能に近いことですから公約できるはずもないのですが、それにも関わらず「インフレターゲットを設定して実現しさえすればデフレは解消できる」と言う。本当ですか?値上げ分を払えないなら、人は物を買わないんじゃないですか?物を買ってもらえないから安くしてでも売る、そんなデフレスパイラルに結局また陥るだけじゃないですかね。私たちの手取り額が増えない限りは、ね。
 「じゃあ、どうすんだよ」と言われそうですけど、「もはや国内の景気対策だけでやれることなど、ない」とはっきり言い切った方がいいんじゃないですかね。「日銀が無能だからだ!」とあちこちから言われてるけど、私が覚えている限りでは「今の日銀は有能」なんて言われてたことありませんよ。いつだって「日銀はダメだ」と言われ続けてきました。でも、日銀はなんとか日本経済がどん底まで落ちぶれないよう切り盛りしてきたのです。近年の政治家センセイより実績はずっと上と評価しても良いのでは?もちろん日銀の正すべき所は正すべきだと思いますけど、日銀に対する脅しや八つ当たりで景気が良くなるとも思えませんがね。
○TPP
 国内だけでは景気はどうにもならない、となれば出てくるのが国際的な経済連携です。そして、日本では「TPP拡大交渉参加の是非」として論じられ、JAなどを中心として猛烈な反対運動が起こり議論も比較的活発です。実際、このTPPに関するところだけは、今回の選挙において各党で立場が明確に分かれていると言われていますな。民主党が参加に賛成、日本維新の会が条件付き(「国益に反する場合は反対」)で参加に賛成、あとは反対のようです。ただ、自民党は「聖域なき関税撤廃を前提にする限り」という微妙な条件付きの反対になっています(JAの露骨な反対工作に折れたのでしょうけど、実際は維新とあまり変わらないと解しますね、私は)。
 TPPに関しては賛否両論あるのですが……私は拡大交渉には参加すべきと思っています。もちろん、「交渉に参加」するのであって、日本の国益など言うべきことはきちんと言うのが大前提です(交渉の席でこちらからは何も意見できない場合を「参加」と言いますか?言わないと思いますよ)。引けない点につきどう話し合っても通らないとなれば参加を打ち切るのも当然のことです。昨年11月に野田首相が「交渉参加に向けた協議に入る」と記者会見した際は、「TPP拡大交渉は来年いっぱいと期限が切られていて、今準備手続から始めたら、日本は本交渉で何も言えずに合意内容を勝手に決められてしまう。だから参加すべきでない」というのが反対派の大きな論拠でした。が、あれから1年経ったというのに日本はまだ参加するしないでもめています。おかしいと思いません?実は、先月になってカナダとメキシコが新たに参加したこともあってTPP拡大交渉はほとんど進んでいないのですよ。この2ヵ国は、自国に不利益な条件をのみません(特に対アメリカで条件闘争になると、妥協しません。仮に政府が妥協したら国民が許しません)から、拡大交渉の早期成立は難しくなっているのです。つまり、日本も交渉の席で安易な妥協をすることもなく意見をガンガン言える環境ができたと言いうるのですよ。反対派はとにかく「アメリカのいいようにされてしまう!」って強調していますが(「植民地にされる」って感じで煽ってますな。今なお「米帝」「米帝」と騒ぎ足りないんでしょうね)、そんなことはないと思いますよ。もちろん、条件は良くなったとしても交渉は担当のウデ次第ですし、日本の外交レベルではいいようにされてしまう可能性も否定はできません。が、感情論でTPPを憎悪しているだけでは、“反原発”と何もかわらないですよ。現状をきちんと自分で調べて、一度参加の是非を冷静に考えてみてはいかがですか?
 あと、関税が撤廃される経済連携はTPPだけと思いこんでいる人も多そうなのですが、世の中そうではありません。政府は着々とFTA(自由貿易協定)の交渉を各国と進めています。TPPには罵詈雑言をあびせ必死に反対しているのに、FTAには知らん顔してる人って何なのですかねぇ?ま、個人ならともかく、政治のプロのはずの政党が「TPP」「TPP」とこちらも呪文のように言ってるだけってのも……「あんたらホントにわかってるんでしょうね?」と言いたいですわ、私は。
○外交・安全保障
 安全保障では、やっぱり自民党の「国防軍」ってことになるのですかね。
 自民党は改憲に積極的な政党です。そのため、彼らは「日本国憲法改正憲法草案」なる“自主制定憲法”草案を準備し、既に公表しています。その第二章にて「国防軍」を明記しています。この改正憲法草案については以前詳しく記事にしたので<こちら>、そちらを見てください。
 私は「国防軍」でも構わないと思っています。ただ、自衛隊を国防軍にするにはたいへんな時間と労力が必要になります。それを今、野党第一党である自民党が「やるんだ!」と言うべきことなのかどうかは……正直、疑問です。まずは政権与党に復帰して、実績を残して、それから憲法改正を国民に問うってのが順番じゃないのかと私は思いますね。“安倍色”を出したいのでしょうが、票確保の観点からするとマイナス要因ですよ。喜ぶのはごく一部にとどまるでしょうから。
 この点につき、“左”の人たちがまたワーワー騒ぎ立て、挙げ句の果てには「自民党は徴兵制を復活させようとしている!」などとデマまで飛ばしているのをTwitterでも見ましたがね。徴兵制などという前近代的なことを言っているのは「日本維新の会」の方ですよ。憲法破棄だの徴兵制だの言ってるのはなんだかよくわからないけど維新に合流した石原慎太郎代表であって、“左”の人たちが目の敵にすべきは自民党じゃありませんよ。それに「国防軍」になったからイコール徴兵制だなんて「バカも休み休み言え」ですわ。今の機械化された軍隊にド素人のやる気のない若者なんて不要だし、そもそもお金が国庫にないから消費税上げてまでやりくりしなければならなくなったんじゃないですか。なのに、兵役義務化して集めた若者をどうやって食べさせるんです?ちょっと考えたらわかることですよ、「徴兵制なんて、意味ない上に無理」と。自衛隊の装備は現状で既に立派な軍です。数もいます。名前が変わって権限が増えるだけ。批判するなら「権限が増える」ってところを的確にお願いしますよ(騒ぐだけの文句タレには無理でしょうけど)。
 むしろ、他の党こそ「これからの安全保障をどうするんだよ」と聞きたいですね。この点、民主党は結構マシになったと思いますけど(尖閣国有化もしましたしね)……「また任せたい」とはとても思えませんな。
○人権侵害救済法案
 民主党の今回のマニフェスト、読んでみるとそう悪くなかったりします。2009年版が「ウソ八百」だったことを反省したか、政権与党としての自覚がそれなりにできたか現実路線ですし。
 でもね、「人権委員会の設置に向け、人権委員会設置法を早期に制定する。」、この一文で“一発レッド”ですよ。退場してもらうしかありませんな。
 「中道」のなんのといくら言われてもね、目指すところが結局「特定同和団体のためだけの政治」では次の政権など託せるはずもありません。閣議決定だけでは飽き足らず、人権侵害救済法案を臨時国会で本当に提出して審議にかけようとしましたもんねぇ、野田内閣は。冗談じゃない。
 他の党だって本当は成立を願ってたりするのはわかっているのですがね(公明党とか社民党とか。それに自民党だって今でも一部はそうですよ)。明記した以上は民主党を絶対に許せません。

 こんなところですかね。
 わけのわからない泡沫政党を除く各党の公約にざっと目を通しましたが、私が「支持」と明言できる政党は今回ありません。
 少なくとも「第三極」とメディアに祭り上げられている「日本維新の会」「日本未来の党」はどちらも話になりませんな。「日本維新の会」は石原さんを取り込むことを焦りすぎましたね。言ってることの筋が通らないどころか「野合」そのものです。もはや理念も何もないし、これでは幻想を抱くことすらできない。「日本未来の党」は、「小沢一郎再選という未来を実現させるためだけの党」ですね。小沢再選さえ果たせば、党首から公約から全部破棄でしょうな。「反対」「反対」言うだけでどれもこれも薄っぺらのぺらぺらで捨てやすくできてるでしょう?呆れますよ。ま、「第三極」の言葉に踊らされて票を入れたいなら、どうぞご自由に。民主党という素人集団に国を任せた結果がこの3年半だったのにそれ以上の素人無責任集団を国会議員にしても良いのなら、大飯原発再稼働決定時に与党民主党議員だった小沢グループの議員たちが自らの責任を顧みることもなく語る「卒原発」という言葉に正義があると思うのなら、どうぞご自由に。ただ、彼らを衆議院議員に選んだならば、私たち国民全員が彼らの政治行為の責任を負うということはお忘れなく。

 昨日書いたように<こちら>、前職衆議院議員など全員落選させてやりたいところなのですが、代わりに何もわかっていないド素人を国会議員にするわけにはいかないので、残念ながらそうも言っていられないというのが現実です。
 ですが、各政党が揃いも揃ってこの体たらくではなぁ……私たち国民は、候補者の中から「他よりは少しでもマシ」な人間を選ぶしかないのですかね。自分自身で立候補できれば良いのだけれど、日本は政党政治な上に供託金制度など立候補のハードルも高いですしね。
 明日公示されたら、候補者をよく見て、「少しでもマシ」な人を選んで投票することにしますよ。
 何の希望すらもてず無効にすらなりかねない今回の選挙ですけど、政治に不満があるならば、必ず投票はして下さいね。投票すらしない人に、政治に対して文句を言う資格はありませんから。

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