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2012年9月

2012年9月29日 (土)

「DEAD OR ALIVE 5」開始

 Bleumerは元々ゲーマータグ名なんですが……なんと、ゲームに関する記事が4ヶ月以上も空いてしまいましたか。最近、ゲームプレイから離れてましたからね。でも、一昨日、ようやくゲーマー復帰と相成りました。
 「DEAD OR ALIVE 5」(DOA5)、買いました。実に7年ぶりのDOAナンバリングタイトルということで、予約買いです。今回の「5」はPS3版も同時発売となりましたが、私は「4」と同じXbox360版にしました。で、限定版のコレクターズエディションを選択。「DOAといえばお色気」ですから、ま、当然ですな、当然w

 DOAシリーズは結構由緒正しき3D格闘ゲームですが、開発元のTeam NINJAも顔ぶれが変わり、会社もコーエーテクモとなっての初ナンバリングタイトルが今回の「5」です(※3DSの「Dimensions」は、3D格闘だけどナンバリングタイトルじゃないですから)。
 「5」は前作「4」の2年後の世界が舞台で、ずっと2次元アニメ的だったキャラクターのデザインも今回からリアルな3Dモデル的なデザインに変わりました。が……「体験版α.ver」のときに発表されたヒトミのデザインに愕然としたんですよね、その顔があまりにイメージからかけ離れてて(※私はヒトミをメインに使ってたりするんで、余計に)。その後、本編用のヒトミの顔は修正(整形ともいう)されたのですが、「あやねの顔がぁ、胸がぁ」「かすみの顔がぁ」などなど新デザインが発表される度にネット上ではいろいろな意見が飛び交っていましたなw。
 で、製品版で一通りキャラを使ってみましたが、結論を言うと「デザイン変更は、それほど気にならないな」ってことですかね。個人的に一番気になっていたヒトミは、合格点です。「3」「4」のヒトミとはたしかに顔違いますけど、「体験版α.ver」での「完全に別人やないか!」って感じではありませんでした。アップになっても「ああ、ヒトミだな」って思えますわ。他、発売前は「ビミョーだなぁ」と思っていたレイファン、「なんでこんなに太ったんだ……」と絶句していたエレナ様も、特に気にならないですね。同じく随分太った感じのリサもあまり気にならないし、あやねも“爆乳”感は弱まったけど、「普通こんなもんちゃうん?」と思えますしねぇ(爆乳ファンの人、すいませんw)。ハヤテ/ハヤブサはカッコいいし、「歳食い過ぎ」に思えたエリオットも悪くなかったし、酔っ払い(ブラッド)/お爺ちゃん(ゲン・フー)/バース/バイマンもイイ感じだし、こころは今回一番の美形デザインと断言できる出来映えだと思うし、私的には新デザインも割と好印象ですわ。新キャラ2名とゲスト参戦のVFキャラも魅力的ですし。ただ……かすみの顔はちょっと抵抗を感じるかなぁ。それと、発売前は「上出来」と思えてたクリスティとティナの顔が案外ビミョーでした。あと、ジャン・リー……てめぇはいろいろダメ。中の人が交替したのでイメチェンもある意味必然なんでしょうけど、「これはちょっと」と思いました。
 そして、肝心の格闘ゲームシステムは……「5」は、なんつうか、DOA最大の特徴であるホールドシステムによるいわば「ホールドゲー」から、鉄拳的な「コンボゲー」になったって感じですかねぇ。「4」まであった「一発でドカーンとダメージ」ってのが少なくなって、「8連以上のコンボを当てて当たり前」って感じのゲームになったように感じます。ストーリーモード(※モード自体は発売日に全クリアしました)に「ボーナスミッション」という“お題”が与えられるのですが、その中にヒトミで「コンボを10ヒット以上繋げろ」ってのがあって「えええ」ってなったんですけど、一撃必殺な空手使いのヒトミでも実際入るらしいんですよね(追記:クリアしました。4P/P/6P+K/6P+K<クリティカルバースト発動>/4H+K/PP4PPで、10ヒット。実戦ではまず入らない、お手軽コンボですが)。ホールドは若干決まりにくくなったように感じる一方、投げは「4」よりビミョーに入りやすくなった気もするし、今までのDOAシリーズとは違って良い意味での大味さが消え、よりシビアな対戦格闘になったのかなと思いました。ま、それでも、ガチな「VF」や「鉄拳」に比べると初心者でも入りやすい寛容さは今作でもあると思いますけど。
 ただし、CPUの極悪さは健在です。「4」は「ふざけんなよ」と私も激怒した凶悪難易度でしたが、今回ヌルい設定もできるようになり難易度上げても一方的な“なぶり殺し”はしてこないものの、やっぱり超反応でえげつないことに変わりはなかったりします。「オンラインには、もっとえげつない“猛者”がゴロゴロいるんですよ?」と言われればそれまでなんですけど(本当にいるw。あんなの私じゃ絶対勝てまへんw)ね、「オフラインだけで存分に楽しみたい」という人には、あまりオススメはできないかな。「4」ほどじゃないけど、「本当に強いプレーヤー以外は、コントローラー投げたくなるようなことも多々あるよ」とだけは言っておきます。
 オンライン対戦環境は、語れるほどまだやってないのですが、私がやった限りでは360で国内プレーヤー限定であれば今のところ特に「ラグい」感じはないです。ただ、海外とかのプレーヤー(海外に限らない、と思うけど正確なところは未確認)がロビー部屋に1人入ると途端に重くなったりしてますから、「安心のオンライン環境」とは言い切れないですね。ま、このへんも通信環境がすべてのプレーヤーで同一ではない以上ある程度は仕方ないかと思います。あと「4」のビジュアルロビーは超画期的なロビーだったのですが、「5」では簡素なものになってしまったのが極めて残念なんですけど……これもシステム上、仕方ないことらしいのでしゃーないですかね(でも、もうちょっとテキストチャットをわいわい盛り上がれるようにしてもらいたいです。短文コメント4つ表示されるだけってのはあまりに簡素すぎる)。

 とりあえずの感想は、こんなところです。
 明日、注文しといた攻略本も届くようなので、攻略本も読んで、久々に本格的に取り組もうかなと思っています。年齢的にこのテの格闘ゲームはそろそろ限界っぽいので(2D格闘は、「もう続行不可能」と諦めました)、本格的にやるのは今回の「DOA5」が最後になりそうですしね。おっさんなりに、ちょっくら頑張ってみますよ。

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2012年9月27日 (木)

重戦機エルガイム ~その7・C TEMPLE

 買いましたよ、バンダイ ROBOT魂 <SIDE HM> カルバリーテンプル(近衛軍ver.)

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 前に市販されたカルバリーテンプル“ヘルミーネ”<記事>の色替えバージョンで、今回はバッシュ<記事>同様魂ウェブ商店限定販売です。
 カルバリーテンプルについての説明は“ヘルミーネ”の記事を見てもらうとして、今回の「近衛軍ver.」というのは物語終盤・49話にて13人衆の1人ハンス・アラハートが乗ってきた機体、または53話で同じく13人衆のリョクレイ・ロンが乗ってきた機体になります。ハンスとリョクレイはどちらも最終決戦でポセイダル側についているので「近衛軍」ということですな。

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 同じカルバリーテンプルでも、“ヘルミーネ”はオリジナル/今回の黒い塗装の機体はレプリカとされているようなのですが、実際そういう設定だったのかはよくわかりません。ロボ魂版では色以外同じ物に思えますが……ただ、今回の黒い方が、胸部パーツとかでエッジがシャープになっているように見えなくもないです。おそらく、色合いの違いによる錯覚でしょうけどね。

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 あと、今回の黒い方には、バスターランチャーが付属しています。53話でリョクレイ機がぶっぱなしましたから、それでしょうね。劇中での描かれ方そのままに準備稿バージョンのバスターランチャーでして、バッシュに付属しているのと色も形も全く同じものです。

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 残りの兵装は“ヘルミーネ”付属のものとと同じ。セイバーも2本分あるので、ヘッケラー戦時に見せたハンス機の二刀流も再現可能(※なぜかセイバーのブレード部分の透明度が“ヘルミーネ”付属のものより低くなってる。なんか意味あるんだろうか?)。あっさりヘッケラーのバッシュの両腕を切り裂いたハンスさん、相当のウデだったろうに、その後ヘッドライナーとしては出番ないままお亡くなりになってしまって残念でしたわ。

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 ランダムスレートも同様に開閉可能。

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 リフレクターも同様で、特徴的な左右非対称のフェイスもしっかり再現されています。

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 “ヘルミーネ”と並べてみました。色の違いだけで随分印象が違います。今回の「近衛軍ver.」、ラインなどに使われている赤がもう少しくすんだ色(あずき色とか)になっていればより劇中のイメージに近かったかな、とも感じましたが……ま、それだと全体的に暗くなりすぎるかもしれないので「この色でもいいのかな」とも思ってます。“ヘルミーネ”が未だに店頭に残っていたりするのを見ると、「どー考えても黒の方がカッコよく見えるし、こっちを店頭売りにして“ヘルミーネ”を限定にすればよかったのでは?」などと思ってしまいますが……どっちもマイナーメカだし、どっちを店頭売りにしよーがあんま変わらないですかねw

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 バッシュと並べてみました。この2機が揃うと、今度はアトールV(マフ・マクトミン機)が欲しくなりますなーw……マクトミンビルド、ロボ魂で発売されないかな?

 今回の黒カルバリーの発表以降、ROBOT魂 <SIDE HM>には音沙汰がないんですけど、これで「打ち止め」ってことは……ないですよね?ガイラムとか、あと変形可能なヌーベルディザードとか普通のディザードとか、アシュラテンプルとかオージェとかまだまだ出すべきヘビーメタルあるじゃないですか~。
 というわけで、バンダイさん、来年の<SIDE HM>新展開、よろしくお願いしますよ。

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2012年9月26日 (水)

第25代自民党総裁選出

 今日午後、自民党総裁選の投開票が行われ、メディアの予想通りに自民党総裁選としては40年ぶりの決選投票までもつれました。
1回目
石破茂   199
安倍晋三    141
石原伸晃     96
町村信孝     34
林芳正       27
2回目(決選投票)
安倍晋三  108
石破茂     89
となり、結果、安倍元首相が第25代総裁となりました。次の衆議院議員選挙、自民党は安倍さんを“顔”に選挙を戦うことになります。
 私は、見聞きする限りでは石破さんが政策面で最も私の考え方に近いと感じているので、「石破総裁」を希望していたんですけど、負けてしまいましたな。まぁ、それでも安倍さんと石破さんは党内で比較的近い立場にあると言われてますし、長老議員に推される形+谷垣前総裁を裏切った形で出馬しテレビで失言を繰り返した石原伸晃現幹事長が自民党総裁になってしまった日には国民の意識が完全に「次の選挙で自民党は、ない」となってしまいかねなかったので、それを回避できた点では「良かったかな」と思っています。

 とはいえ……本当に安倍総裁で良かったんですかね?
 今回の選挙において、石破さんは党員票で165票を獲得しました。これは党員票の55%、つまり過半数です。一方、安倍さんは党員票は2位ながら87票しか獲得できませんでした。自民党の地方組織や一般党員は明らかに「石破総裁」を望んでいたということです。ただ、その石破さんは1回目の投票で国会議員票を34票しか獲得できなかったところ、安倍さんは54票を獲得しました。が、国会議員票1位は安倍さんではなく、石原候補で58票です。石破さんは総裁になれたとしても「国会議員に人気なさ過ぎ」で「国民には人気があっても中央の誰も言うこときかない」いわば“麻生(太郎元首相)さん状態”になりかねなかったわけですけど、安倍さんも正直なところ「党内基盤が中途半端」と言わざるを得ません。しかも今回、所属する派閥の長である町村さんと分裂選挙やりましたからねぇ。これが後々響かなければいいんですけど。
 また、安倍さんは日本国民であれば知っての通り、「首相の職を自ら投げ出した」人です。それが当人の説明通り「健康上の理由」だったとしても、“投げ出した”イメージは払拭できません。「どうせ、今回もまた投げ出すんだろ?」という疑念がついて回ります。その悪いイメージを覆して、国民から支持され、次の総選挙に勝って自民党を与党にし、再び首班指名を受けることができるのか……というか、一国民として「あなた、本気で首相にまたなるつもりなんですか?」って言いたくもなりますよ。ヒヨコみたいに生っちょろい政策、口だけでちっとも煮え切らない態度、“タカ派”とか呼ばれてたくせにコンニャクのように軟弱極まりなかった安倍政権のこと、私は忘れていませんぞ。ネットでは「安倍」「安倍」「安倍」「安倍」と他候補を圧倒して推されてた(気持ち悪いくらいに。ええ、それこそ特定の集団が推しているような、ね。具体的に何の集団なのかは知りませんが)のに、一般自民党員の票はちっとも伸びなかった理由はそのへんにあると思いますけどね。
 さらに、安倍さんは「維新に参加するのでは」とまで言われたくらいに、大阪維新の会に近い(近すぎる)のも気になります。まぁ、次の選挙で維新と全面対決するのはどの政党にとっても得策ではない感はあるのですが……エネルギー政策といい、ここ数日の領有権問題に関する発言といい、場当たり的で無責任極まりないあのド素人集団の体質にあまりに深く付き合っていると、「自民党も同類か」と思われかねないんですよね。それは「実務経験豊富」が売りの自民党にとって最も痛い評判だと私は思いますが。自民党はあくまで単独過半数確保を目指し、できることなら維新など粉砕する気持ちで戦ってもらいたいところです。

 何はともあれ、民主的手続に則り、自民党総裁が決まっちゃった以上は仕方ありません。谷垣さんから引き継いで、安倍新総裁の下で自民党にはしっかりしてもらうしかありませんな。
 まずは、党内をまとめてもらい、明日総選挙になっても問題ないような挙党態勢を構築することですね。石破さんと協力してやっていくと発言しているみたいだし、そのへんは何とかなるかな。
 あと、個人的には、安倍新総裁は可及的速やかに訪米しておいた方が賢明かと思います。現オバマ政権と、総選挙の前からきちっとした信頼関係を構築しておいてもらいたいのですよ。領有権問題などで現在、日米同盟は一層重要になっていますからね。政権担当能力を日本国民や世界にアピールすべく、総選挙前からある程度見える形でいくつか手を打っておくべきです。
 もちろん、堅実に務め、うっかり失言なんてしたりしたらダメですよ?「自分は選挙の“顔”としては不利な立場にある」ということを常に自覚して臨んでいただきたいですわ。
 きちっきちっと総裁職をこなしていくことができたならば、安倍晋三という政治家に対する国民の見る目もそれなりに変わると思います。そうなってくれることを、祈ってますよ。

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2012年9月24日 (月)

F1 2012 シンガポールGP

 F1第14戦・シンガポールGP決勝が昨日行われました。
 F1がアジアに戻ってきたんですけど……ザウバーが終始不調だったこともあって、見所も少なく面白くない展開になりました。
 予選。小林可夢偉(ザウバー)が、なんとQ1でいきなり脱落(18番手)。オーバーステア傾向が解消できなかったとかで、今GPではフリー走行から絶不調でしたが……うーむ。ただ、同僚のペレスもQ2でいいところなく敗退(14番手)。チーム側もC31のアップデートがうまくいかなかったことを認めるコメントを出しているので、今回は仕方なかったんですかね。一方、フリー走行ではベッテル(レッドブル)が絶好調で3回共にトップタイムだったんですが、Q3ではベストタイムを刻むことができず3番手に留まりました。PPはハミルトン(マクラーレン)が獲得。2番手にはなんとマルドナード(ウィリアムズ)が入ったんですけど、ハミルトンはそのマルドナードにも0.5秒差をつけ他を圧倒。いやぁ、速かったですな。4番手にバトン(マクラーレン)が入り、アロンソ(フェラーリ)が5番手。6番手ディ・レスタ(フォースインディア)、7番手ウェバー(レッドブル)、8番手グロージャン(ロータス)で、9番手ミハエルさん/10番手ロズベルグのメルセデスAMG勢はQ3出走せず。ライコネン(ロータス)はQ2敗退・12番手、マッサ(フェラーリ)は13番手でした。
 決勝。スタートに大きな混乱はなく、ハミルトンが首位で、ベッテルとバトンがマルドナードを抜き去って3台の先頭争いとなったのですが、スーパーソフトタイヤでのスタートだったため持ちが悪く、ベッテルがたまらず11周目にピットイン。ベッテルは中団に入る一方、マクラーレンの2台は悠々と先行していたのでラクになったと思いきや……ベッテルの新品ソフトタイヤが当たりセットだったようで、順調に追い上げ開始。そして、バトンはピットタイミングの関係でベッテルに先行され、先頭を走っていたハミルトンは23周目ギアボックストラブルでリタイアしてしまったため、ベッテルが先頭に。その後セーフティーカーが2度出ましたが、ベッテルが逃げ切って久々のトップチェッカーを受けました。2位バトンで、3位にはしぶとい走りでアロンソが入り、4位はディ・レスタ。5位ロズベルグ、6位ライコネン、7位グロージャン。8位には最後尾に落ちながら追い上げたマッサが入り、9位にはリカルド(トロ・ロッソ)。10番手ウェバーだったんですが、レース後20秒加算ペナルティでペレスが繰り上げ。可夢偉はひたすらガマンのレースで13位完走でした。マルドナードは、今回はクリーンなレースをしていましたがハイドロリック系のトラブルでリタイア。
 ベッテルが堅実なレースを見せましたが、アロンソはさらに渋かったですな。ドライバーズランキングでベッテルが2位に浮上して、アロンソと29ポイント差にまで詰めたんですが……BSフジでの放送ではほとんど映らない中、ひたひたと走り続けてしっかり表彰台に乗ってくるアロンソは「さすが」というか何というかw。マシンに勝てる速さがあろうとなかろうと、きっちりポイントとり続けるのは本当に凄いですね。

 さて、次はいよいよ日本GPです。
 可夢偉は今回良いところなかったけど、ザウバーC31は鈴鹿のコースレイアウトに合っていると思われます。チームにはマシン調整頑張ってもらって、ぜひ母国での表彰台を狙ってほしいですわ。

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2012年9月23日 (日)

ウォークマンFシリーズ発表

 今年もAppleに対抗してか、ソニーがこの時期に新型のウォークマンを発表しましたね。今度はFシリーズですか<公式ニュースリリース>。
 Fシリーズ・NW-F800は、昨年発表された最上位のAndroidウォークマン・Zシリーズを小型化したような感じですね。プロセッサに1GHzのNVIDIA Tegra 2を使っているところや「S-Master MX」やデジタルノイズキャンセリングを搭載しているところも同じだけど、4.2インチだったディスプレイを3.5インチに小型化し、Zシリーズより一回り小さく軽くなったみたいですね。実際、Zシリーズは「デカいな……」と感じたので、携帯音楽プレーヤーとしてはコンパクトなFシリーズの方が良いかな。ただ、iPhone4Sや先代のiPod touchとほぼ同じ大きさみたいなので、音楽専用プレーヤーと考えるとやはり大きすぎてお手軽さに欠けるかも。この点、小さめだったAシリーズが今回消滅してしまったのはラインナップ的に痛いように思います。あと、Fシリーズは可逆圧縮のFLAC形式(16bit/44.1kHz)に対応したってのが目玉機能なんですけど……どうなんですかね。音楽配信サービスでは標準形式みたいだし、今後はFLACみたいな可逆圧縮フォーマットが普及していくんでしょうかね?色は、ブラック/ホワイト/ブルー/ビビッドピンク/ライトピンクの5色+ソニーストア専用のガンメタリックシルバーの計6色展開みたいですな。ブルーとピンクは淡い色合いで新型iPod touchと似たよーな感じなんですけど(流行なんですかね?)、個人的にはもうちょっと深みのある色のモデルが欲しかったかな。現物見てみないと何とも言えないけど、私が買うとしたらガンメタかなぁ。
 Sシリーズは、昨年のS760からS770に変わりましたが……FLACには対応しておらず、若干薄くなってデザインが変わったこと以外は特に変化がないよーに思えます。F800シリーズとS770シリーズには新たに「クリアフェーズ」という音質向上機能が搭載されたみたいですけど……デジタル信号処理によりヘッドフォンの音響特性を最適化するようなのですが、汎用性ある技術ではなく、対応したヘッドフォン/イヤフォンのみに効果があるとか。ま、付属のイヤフォンは当然対応しているので(というか、現状では付属のものしか効果がないw)、付属のイヤフォンしか使っていない人には役立ちますけど、変えてしまったら最後現状では効果がないというのはどうなんですかねぇ?せめて、ソニー自身が出している現行イヤフォンであればすべて最適化できるって機能でないと意味がないよーな気がしますけど。
 ウォークマンの最上位は、Zシリーズ・NW-Z1000のままで、そのNW-Z1000シリーズにはAndroid 4.0アップデートが年内にリリースされ、それによりFLAC対応や「クリアフェーズ」も追加されるみたいですな。機能面でもなおFシリーズ以上で最上位ってことになるようです。

 昨年の発表時には「Zシリーズを買おう!」と思っていたんですけど、iPhone4SとPlayStation Vitaを手に入れたことから結局買わず終いになってしまいました。私にとってウォークマンとはあくまで音楽プレーヤーでして、NW-Z1000は持ち歩くのに大きすぎることからどうしても購入を躊躇しちゃうんですよね。あと、ウォークマンX・NW-X1060/BIが未だ現役で、ウォークマンに全く困っていないというのもありまして……たぶん、ZシリーズやFシリーズは当分買わないと思います。
 今買うとしたら、新型が出なかったAシリーズですかねぇ。連続再生時間がちと短めなことを除けばA860は音楽プレーヤーとしては良い製品だと思えるので、まだ在庫があるうちに手に入れておこうかな、とも考えています。

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2012年9月22日 (土)

革新的=非現実的エネルギー・環境戦略

 人権侵害救済法案閣議決定という日本国にとって決定的な出来事があったのでそちらを先に書きましたが、19日の閣議においては国内原子力発電の今後にとっても重要な決定がなされました。14日にエネルギー・環境会議(※国家戦略会議の分科会)が決定した「革新的エネルギー・環境戦略」<内容はこちら。※pdfファイルです>について、「柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行する」とする文書を閣議決定し、戦略そのものの閣議決定は見送ったのです。
 「革新的エネルギー・環境戦略」の具体的内容についてはリンク先の公式発表文書をきちんと読んでもらうとして、簡単に言うと「原発依存度&化石燃料依存度を減らす基本方針達成のため、グリーンエネルギーを社会の基盤エネルギーとして確立し、エネルギーの安定供給を図りつつ、原発に依存しない社会を一日も早く実現する」ってことですかね。で、冒頭に「2030年代に原発稼働ゼロ」という文言があったことから、メディアは今回の戦略を「原発ゼロ宣言」と報じ(※実際は「原発稼働ゼロを可能とするよう、」と書いてあるのですが、そこはいつもの通り断言調で煽って報じましたな)、大騒ぎとなりました。
 騒ぎは、「原発が止まる!」という反原発側からの歓喜ではなく、「原発ゼロだと!?」という反論によってです。
 ほんのちょっと前まで、政府が行った討論型世論調査では原発比率「20~25%」案が13%/「15%」案が15.4%であったのに対し「0%」案支持が46.7%もあったとして、「原発0%こそが民意である!」「政府は国民の声に従うべき!」みたいな報じられ方をしていたにも関わらず、今回の「原発ゼロ宣言」に対しては強烈な批判ばかりが各所から政府に浴びせられました。他方、官邸前デモ隊主催者サマも、この「原発ゼロ宣言」が全原発即時停止ではないことから一切評価せず猛反発。さらに割合からすれば半数近くが賛成してくれるはずの“民意”とやらも「原発ゼロ宣言」に積極的に同意している雰囲気などどこにもなく……結局、戦略そのものの閣議決定は見送りという形となりました。
 今回の「原発ゼロ宣言」を公に批判した(と私が報道などで確認できた)のは、次の方たち。
・原発立地の各自治体(特に青森県と福井県)
・財界(経団連・日本商工会議所・経済同友会が異例の共同記者会見を開いてまで批判)
・自民党総裁選立候補中の5候補全員
・アメリカ合衆国政府
・イギリス駐日大使
・フランス駐日大使
・IAEA(国際原子力機関)
 かの民主党とはいえど、原発立地や財界、それに自民党から批判されるのはさすがに想定していたことでしょう。が、アメリカやイギリス・フランスにまで文句を言われ、さらにIAEAにまでイヤな顔されるとまでは思ってなかったんじゃないですかね?特にIAEAは「もんじゅ」廃炉方針に懸念を表したとだけ報じられているのですが、実際は「核燃料サイクル」におけるプルトニウムの扱いについて相当厳しい非難をくらったんじゃないですかね。で、恐くなってやめたんだと私は見ています。また、民主党の支持母体である連合も、今回の「原発ゼロ宣言」には反対したという記事も見ました(雇用喪失の観点から?単に電力総連の反発か?)。これも選挙を考えると痛かったんでしょうね。
 あと、官邸前デモ隊主催者サマが猛反発するって事ぐらいは当然読めていたと思いたいのですが(※彼らは政府のやることに賛成なんて絶対にしません。したら、自己否定で崩壊します。「反対」することにしか彼らには存在意義がないのですから)……官邸に客として招き入れるようなことをしたくらいなので、読めてなかったかもしれませんね。「これで反原発の票を取り込める」とちょっとでも目論んでいたとしたなら(前の首相なんかは「取り込める」と本気で思ってたんでしょう。相手がどういう人間かなんて、見ないし見ることもできない人みたいだし)、完全に失敗でしたな。
 さらに、いわゆる“脱原発”な一般的な人々の票も、取り込みには失敗したことでしょうね。14日に発表して以降、「原発の新設・増設は行わない」と明記しておきながら建設途中の原発の工事再開を許したり(「新設・増設」に厳密には該たらないとしても、新たに稼働する原子炉は「40年運転制限制を厳格に適用」すると「2030年代に原発稼働ゼロ」に矛盾する)、原発輸出は許すと言ってみたり(国内では「危険だからやめる」と言ってるのに、輸出するのか?)、もんじゅについても「研究を終了」と言及しておきながら「続ける」と言ってみたり……その上、閣議決定せず事実上撤回となったらね。誰も支持しません、というかできませんよ。
 そして、私のような原発容認派からは怒りを買いました。せっかく野田内閣は反対を押し切ってまで大飯発電所の再稼働をしてみせたというのに、その実績も帳消しになりましたよ。閣議決定を回避したことで、財界の怒りはひとまず収まったようですけど、政策が稚拙なまま決定を焦って迷走の上破綻するといういつもの調子を改めて見せつけられたら、普通の経営者なら呆れることでしょうね。
 ま、代替エネルギーの具体案はまるでなく「グリーンエネルギー」とお茶を濁し、「発送電分離と省エネ化とこれから新エネルギー研究開発すればなんとかなるって」とした書面を「これが革新的戦略だ!」なんてねぇ……この程度、書こうと思えば誰でも書けるんじゃないですか?「2030年代に原発稼働ゼロ」って、「40年運転制限制」をとるとしたら国内の多くの原子炉がその頃には廃炉になりますから、政府はほとんど何もしないで実現しうることなんですよ。「そうなったときに、実際どうするのか」ってのを予め決めておくのが「戦略」じゃないですか?なのに、「そこは、これから考える」という企画書ってどうです?世の企業の企画書って、こんなんで通るもんなのでしょうか?これをまとめたの、古川元久国家戦略相みたいなんですけど、実に残念ですよ。この人、もっとデキる人だと思ってたんですけどね。

 そもそも、こんな形にまとめられる根拠となった討論会での「原発比率0%支持=46.7%」って数字、これ本当なのでしょうか。
 その討論会で参加していた人を調査した結果の数字を見ればたしかにこの数字だったのでしょうから、「ウソがある!」「政府の陰謀だ!」などと騒ぎ立てたりはしませんよ。実際「原発をもしゼロにできるなら、ゼロになった方が良い」って考える人はそれくらいの割合でいてもおかしくはないでしょう。でも、この数字が、日本国民全体を反映しているようには私にはとても思えませんわ。
 だって、本当に国民の約半数が「原発比率0%」支持だったとしたら、今回の「原発ゼロ宣言」は「よくぞ言った!」「そうだ!やればできるんだよ!」ってな具合にもっと拍手喝采されているはずでしょう?割合からいけば世の中の半分がそうなるはずなのに、そんな人見ませんでしたよ?どういうことですかね。
 この点、「民主党が言ったって、ねぇ……」と民主党政権故に最初から“ペテン判定”していて、言うことを信用してない人が多かったってのもあるでしょう。
 しかし、実際は、「そんなことできるのか。電気足りないんじゃないの?」とか「しちゃったら、電気代高くなるんじゃないの?」とか、「原発ゼロにはできそうにない」という現実的な判断をしていた人が日本国民のほとんどだったように感じましたがね。少なくとも、私の周りではそうでしたし。
 にもかかわらず、新聞はあくまで世間は「原発比率0%支持」だと決めつけて「野田政権はゼロから後退した!こんなことは許されない!」みたいな報道、つまり「0%にできるのに、しないとは何事か」と書いているのが多かったけど、私はこういう見方も違うのではないか思いましたね。今回の「原発ゼロ宣言」は見送らざるを得なかった、すなわち今の日本では「原発をゼロにはできない」ということが政府の稚拙な紙切れのせいで逆に浮き彫りになってしまったのではないかと考えますよ。
 この討論会ってのがどんなものだったか映像で何度か見たんですけど、どこの会場でも反原発側の人間がやたら幅をきかせてて、「0%」以外の意見の人に罵声を浴びせている映像などもありました。また、「20~25%」案を主張する電力事業者側の人間は、彼らが騒ぎ立てたことから討論会から排除されました。結果、討論内容がかなり偏っていたのだと思います。「0%というのは、やはり現実的ではない」と常識的な判断をする機会が参加者から奪われていたのではないでしょうか。だから、一般人の感覚とは大きく乖離して討論参加者のみ「0%」の比率が異常に高い結果になっただけだったということが、今回の世間の反応で証明されたように思えますね。そして、電力事業者側つまりプロの意見が全く反映されていないってことは、討論が机上の空論になってしまっていて、前提に“現実”が欠落していたとも考えられます。そのために、政府が「原発ゼロ宣言」として発表した途端、その“現実”というものが噴き出してきて、しかも諸外国から超現実的な安全保障的観点まで突きつけられてしまい、「原発比率0%」の非現実的夢物語は完全に破綻した……今回の閣議決定見送りの本質とは、こういうことなのではないでしょうか。

 エネルギー問題というのは、あくまでも“現実”の問題です。
 空虚な理想論で着地点が見いだせるほど甘い話ではありません。ドイツでは専門家が議論を徹底的に尽くし自然エネルギー転換を具体策をもって決めましたが、それでも現実は厳しくフランスから原子力発電による電力の供給を受けつつギリギリの所で供給の安定を確保していると新聞で読みました。そのフランスでは、原発比率低下を公約にしたオランド政権が発足しましたが、未だに比率を下げる目処すら立ちません。“現実”は厳しいのです。私は前から「現状の原発比率維持」が持論ですけど原子炉新設が不可欠なので実現は厳しいでしょうし、「原発比率0%」の実現もさらに厳しい道と今回判明しました。今後の日本の舵取りには、それらの厳しさに立ち向かうだけの覚悟と真剣な討議が必要となるのです。
 なのに、民主党は時間も人材も予算も投じているにもかかわらず、選挙の票目当ての稚拙な紙切れを焦って公表してしまいました。そんなものが通用するはずもなく、結局破棄されたってことですよね。当然のことですよ。
 ただ、原子力発電の危険性は一朝一夕に低下することではありませんし、またその代替となり得るエネルギーの研究開発も一朝一夕では確立しません。地球温暖化防止や涸渇回避のため化石燃料依存度を下げることも必要ですし、エネルギーミックスの観点から再生可能エネルギー比率を高めることも悪いことではありません。国全体の省エネルギー化も、今後より必要性が増していくことでしょう。これらの問題に対し政府として総合的に取り組み本格的に進めていくと責任ある宣言をしたことについては評価できる、とも言えると思います。少なくとも、大阪維新の会(というか、その自称ブレイン連中)が無責任なエネルギー論をわめき散らしたり、反社会的勢力によるデモの名を借りた破壊活動を英雄視したりして、「そうだそうだ」と騒ぎたてるだけという一部の狂乱状態よりは、はるかにマシですから。

 「何でも反対したほうが偉い」みたいな最近の日本の風潮では必要以上に時間がかかってしまうでしょうけれども、半歩ずつでもいいから、現実を見て、対処しながら着実に、前へ進んでいくしかないでしょうね。

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2012年9月19日 (水)

閣議決定

 国内では与党・民主党と野党第一党・自民党が共に党首選をしていて、外交では“尖閣問題”で対中関係が緊迫している中、民主党政権は本日こんなことをしてくれました。
 人権救済法案を閣議決定(産経ニュースの記事)。

 人権救済法案とか人権委員会設置法案とか略称はいろいろあるんですけど、要は、昨年「人権侵害救済法案など絶対に許せない」という記事で書いた人権委員会を作ってうんたらかんたらって例の法案(※提出される予定の法案の具体的条文が未だに公開されていないので確実とは言えませんが、報道を見る限り人権侵害救済法案は以前書いた05年のものから人権委員会の権限をさらに弱めにしたものと解されます)を作ろうとする動きを、民主党政権が再び明確にしたということですね。
 こんな時期に政権は何を考えているのかと言えば、記事の通り「衆院解散・総選挙をにらみ、支持基盤である人権団体へのアピールを急いだ」ということでしょう。つまり、“票固め”です。民主党は、閣議決定という形で「あなたたちのために頑張るから、選挙になったら票くださいね」と言ったのです。
 では、誰に言ったのか?記事にある「支持基盤である人権団体」、民主党が頑張ると言った相手は何なのか?
 今回の「閣議決定」はあくまで「姿勢を示す」ためのものであり、実際に法案成立に向けて国会へ提出するにあたっては国会会期中にもう一度閣議決定する必要があるようなのですが(※当然ながら、法案成立には国会での採決が別に必要)、民主党がこの世紀の悪法成立に向けて一段階歩を進めてしまったことには違いないので、はっきりさせておきましょう。
 部落解放同盟です。彼らは民主党の支持母体であり、民主党内に人材(松本龍 元環境大臣など)まで送り込んでいて、旧社会党からの長きにわたるつきあいです。
 そもそも、自民党時代の人権擁護法案だの民主党の人権侵害救済法案だのという法律の制定を求めているのは、最初からずっとこの部落解放同盟です。そして、彼らの言う「人権」とは、憲法に定める基本的「人権」では決してありません。彼らにのみ与えられる「特権」のことです。もっとはっきり言えば、「“かつて被差別民であったこと”の名の下に与えられる一般民衆に対する特権=逆差別」こそが彼らの求めるものなのです。その特権を日本という国の国家権力により明確に裏付けること、それが法制定の狙いであり、彼らは政治家を使ってそれを日本国に認めさせようとしています。
 民主主義国家において、政治家を影から支配し、民主的手続に基づいて平等原則を無視した特権を認めさせる……そんなことが可能になるならば、それはとんでもないことです。執拗な攻撃でマスメディア(Yahoo!などのネットメディアも含む)をも沈黙させての力業、「闇の権力」というにふさわしい芸当です。具体的にどのようにすればそんなことができるのか、私には考えもつきません。
 しかし、それ故に、このような悪逆非道を我々一般国民は絶対に許してはならないのです。
 特定の人間のみに逆差別を認めるということは、すなわち日本国憲法14条に定める平等原則に明らかに反しており、ひいては近代憲法原理に真っ向から挑戦することなのですから、それは即ち日本国憲法の破壊に他なりません。人権侵害救済法案は“売国法案”などと言われていますが、売国どころか亡国です。部落解放同盟は「糾弾会にかけるぞ。社会的身分も地位も名誉もすべて粉々にしてやる。イヤなら黙れ。俺たちに都合の悪いことは言うな!」と人々を恫喝してきましたが、それを国家権力の名において可能にする法律ができてしまえば、もはや私たち普通の日本国民は何も言えなくなります。部落解放同盟や、彼らと共同戦線を張る在日本大韓民国民団(民団)などが気に入らない国民の言動・行動(※「気に入らない」、それだけで良いのです。彼らにとって不利益かどうかなんて関係ない。言動行動でなく「てめぇの顔が気に入らない」でも呼び出せるし、極端な話「そこのキレイなネーチャン、ちょっとこっち来いや」って目的でも人権委員会に呼び出しOKってことになりますよ。それが特権というものですから)はすべてが「差別」とされ、しかも怪しげな団体ではなく国家によって封殺されてしまうのですからね。自由な生活なんてものは一切が破壊されます。
 良いのですか?
 そして、そんな悪法が、「政治家が部落解放同盟から1票を得るため」それだけのために法制化されるというのです。
 許せますか?
 私は許せませんね。被差別の歴史が悲惨極まりないことには同情しますが、だからといって現代において特権を許される理由にはならないし、ましてや憲法秩序を我々の生活を破壊することなど絶対に認めるわけにはいかないですよ。

 閣議決定したということは、与党民主党を代表する野田政権は「普通の日本国民の平穏な生活よりも、部落解放同盟への特権供与を選ぶ」と公に宣言したということです。
 ならば、普通の日本国民の1人、日本国主権者の1人として主張します。
 「あなたたち民主党を、絶対に許さない」、と。
 野田政権のこと、私はある程度評価していたんですけどね。それに野田佳彦という政治家は、こういうのに反対の立場をとる保守的な政治家だと思っていたんですが……所詮、民主党って組織の一員でしかなかったのかな。ここのところの「原発ゼロ」宣言の顛末を見ていると、もはや迷走を通り越して政権末期症状って感じですし。デモ隊を官邸に呼び入れるなど反政府運動に媚びを売り続ける態度も、これ以上は許せませんしね。
 民主党には、次の総選挙で消滅もしくはそれに匹敵する大打撃を受けてもらうしかないようです。他に、もう、ないわ。

 あと、もし人権侵害救済法案を国会に提出し本当に成立を図るようなことがあれば、また別の形を取りたいと思います。
 この問題は、ブログやTwitterその他ネットワーク上の発言から普段の生活上での発言まで何もかもできなくなるかどうかって話ですからね。いつまでも、おとなしく黙ってると思うなよ。

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2012年9月17日 (月)

いよいよフルサイズの時代が!?

 今月18日からドイツで「フォトキナ2012」が開催されるのですが、それに合わせて各社からカメラの新製品が次々と発表されています。そのうち、デジタル一眼レフ/ミラーレスに限ってみても、
ペンタックスが、k-5改良型の「K-5 II」&「K-5 IIs」<メーカーページ>に「Q10」<メーカーページ
ソニーが「α99」<メーカーページ>と「NEX-6」(※現時点では国外発表のみ)
ニコンが「D600」<メーカーページ
今日は、キヤノンが「EOS 6D」<メーカーページ>、オリンパスが「PEN Lite E-PL5」<メーカーページ>「PEN mini E-PM2」<メーカーページ>、パナソニックが「DMC-GH3」を発表したようです。

 いやぁ、ここ数年なかった“新製品ラッシュ”ですな~。久々に、ワクワクしてます。
 注目は、35mmフルサイズの新製品でソニー/ニコン/キヤノン3社が並んだことですかね。3社がα900/D700/EOS 5D Mark IIを並べてきた4年前を思い出しますよ。
 しかし、今回は前回とちょっと雰囲気が違います。
 まず、ソニー。「α99」は9ナンバーなので伝統通りの“αのフラッグシップ”を出してきたんですけど……α900と同じくフルサイズセンサー搭載ながら、なんと最上位機でもトランスルーセント&EVFで光学ファインダーのないボディにしました。また、同じフルサイズのセンサーを、コンパクトカメラのサイバーショット(DSC-RX1<公式ニュースリリース>とEマウントのレンズ交換式ビデオカメラ「NEX-VG900」<メーカーページ>にも搭載してきました。なんか、今回のソニーは、いろんな意味でブチ切れ<参考:AV Watchの記事>……いや、本気を感じますw
 そして、ニコンとキヤノン。トップメーカー2社は、さらにダウンサイジング&軽量化された“フルサイズ普及機”で共演となりました。ニコン「D600」はボディ22万円前後、キヤノン「EOS 6D」はボディのみで20万円切るようなので、フルサイズもだいぶ安くなりそうです。で、サイズはD300系とかEOS 60DとかのAPS-C機と同じくらいの大きさに収まって、重量もそこそこ軽いとなると……こりゃ、いわゆる“中級機”ってのが今後は本格的にフルサイズ化しそうですね。

 ただ、個人的な観点から言わせてもらいますと……今回のフルサイズの3機は、どれもあまり好みじゃないですわ。
 「α99」は光学ファインダーがないってのが、どうしても認められない。「D600」はシャッター速度が1/4000止まりだったりマルチCAM4800採用とか基本性能が低そうなのが気になる。「EOS 6D」も5D Mark IIが化けて出たみたいな感じで、こちらも基本性能が低そうなのがちょっとなぁ。メーカーの方針とか値段のことを考えればどれも仕方のないことなんでしょうけど、D700を知ったときの「これだ!!」って感じがどのカメラにもないんですよね。特に、「D600」が“万能機D700の正統後継”じゃなかったのが私的には痛いです。
 フルサイズが本格的に普及して購入の際の選択肢が増えるってのは新規ユーザーにとってとても良いことだと思うのですが、既存ユーザーの私からするといざ「D700から乗りかえなければならない」ってなった時に「好都合な機種はなお存在しない」ってのはどうなんですかねぇ?超高精細のD800系に行くか、それとも清水から飛び降りる覚悟で本当にプロ用万能機D4へ突撃するしかないのか……うーむ。D600が発表されたことでむしろ悩みが深まってしまいましたよ。

 ま、何はともあれ、新しいカメラがわんさか出てカメラ売り場に活気が戻るのは良いことです。
 私もこれから年末にかけて、店頭行って新製品をいろいろ触ってみようと思ってます(D5100買ったばっかだし、当分カメラは買い替えないつもりなので、触るだけですけどねw)。楽しみですわ。

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2012年9月13日 (木)

新型iPhone発表 2012

 時期的に昨年より少し早めでしたが、appleが新型iPhoneを発表しました。今年はウワサ通り「iPhone5」でしたね。
 iPhone4Sを使っているので、その後継機がどうなるのかは興味津々でしたが……ま、「予想通り」「想定内」ってところですかね。新しいA6プロセッサ+LTE対応+Retinaディスプレイ4.0インチ化ってのがiPhone4Sから進化したところかな。あと、おそらくRAMの1GB化もしてあると思われますし、無線LANが5GHzに対応してIEEE 802.11a/b/g/n対応となったりもしてますな。基本性能が大きく向上しているのは間違いなさそうです。
 iPhone4Sを使ってて最も切実なのが「画面もっと大きくしてほしい」ってことでしたから、この点今度の「iPhone5」はたしかにディスプレイが3.5インチから4.0インチに大型化されてて喜ばしいんですが……私としては、横幅を大きくしてほしかったんですよね(正確に言うと、アスペクト比を変更することなく画面を単純に大型化してほしかった)。でも、「iPhone5」は16:9のワイド液晶を縦に使うことで縦方向に長くなっただけです。ま、既存のアプリとの兼ね合いもあるので悩ましいところなのでしょうけれど、個人的にはあまり嬉しい変更ではありませんわ。ワイド液晶になったことは「最近のAndroid端末と変わらなくなった=iPhoneの独自性が失われた」ってことでもありますし。
 また、「apple製品と言えば」のDockコネクタが小型化されて8ピンの「Lightning」と呼ばれる新しいコネクタになりました。今後はこの「Lightning」コネクタに統一されるのでしょうけど……裏を返せば、今までのDockコネクタ対応の製品はアダプターをかませないと使えないわけでして、アダプターが使えないような製品だと今後のiOS機器には非対応ってなりますね。これはかなり痛そうですな。
 あと、iPhone4Sを使ってて切実なことその2の「バッテリーの持ち」は、どーなんすかねぇ?スペック上は改善してるのですが……LTE使うと、相当食うでしょうからね。実際に使ってみないと分からないけど、iPhone4Sより本体が薄く軽くなってるみたいだし、バッテリー容量を大増量できたとも考えられないので劇的に改善しているとは思えないなぁ。
 ま、「マイナーチェンジだし、さして売れないだろう」と言われていたiPhone4Sが日本でも世界でもバカ売れしましたから、そんなこんなは関係なく「iPhone5」もご新規さんも機種変更する人も大勢出てまたまたバカ売れしちゃうんでしょうねw。
 私は、2年間きっちりiPhone4Sを使い倒すつもりですので、来年まで機種変更はしません。「iPhone5」が今までと全く違う革新的なものに仕上がっていたら気持ちがグラついたかもしれませんけど、デザインも現状維持っぽいし(ここまで変化がないとは思ってなかったっす。ま、銀ブチがなくなったブラック&スレートのカラーリングは「いいな」と思いましたが)、これなら変わりませんわ。次変えるときは機種変更だけでなくLTEの契約もすることになるだろうし、割引次第ではドコモあたりにMNPすることも考えられますしねぇ(そのドコモって、ホントにiPhone出さないんですな。LTE対応iPhoneで回線勝負に討って出るかと思ったんですけどね。その上、シャープやソニーや富士通とかの国内メーカーではなく韓国メーカーと組んだりしてて、いろいろ残念ですわ)……「iPhone5S」になるのかどーかわかりませんが次のiPhoneなり、その他の選択肢も含めて焦らず来年改めてじっくり考えたいと思います。

 同時に、第5世代iPod touchと第7世代iPod nanoも発表になりました。
 iPod touchは前世代から大幅に進化しており、プロセッサーがiPhone4Sと同じA5で、「iPhone5」同様の4.0インチ(1136x640ドット)・IPS方式のRetinaディスプレイ搭載とされています。「iPhone5」と全く同じ液晶なのかどーかは実物見ないとわかりませんけど、今回のtouchはかーなりイイ感じに思えますね。iPhoneとの格差が小さそうだし、色もカラフルになったし(特にストア限定の赤がカッコ良さそう。早く現物見てみたいっす)。
 一方、iPod nanoは……前世代の「小さいってだけの液晶付きiPod」ではなくなって縦長デザインに回帰したとはいうものの、ショボさがむしろ前世代より増したよーな感じに思えます。まぁ、製品としてtouchと差別化しないといけないのでしょうから仕方ないのでしょうけど、「私の愛したiPod nano」のイメージからはかけ離れてますねぇ。容量も16GBのみとなり、touchから16GB版が消えたことからも“touchの超廉価版”としての意味合いしかなくなってしまったよーに思えます。「良質な小型メモリーオーディオプレーヤーが欲しかったらウォークマンのS型とかを使え」ってことなんですかね。

 メディアでは“appleの超売れる商品”だけに新型iPhoneもiPodもどこもかしこも手放しで賞賛していますけど……どうですかね。私的には、「appleすげー」って革新度合いが年々小さくなってきてて驚くこと(=サプライズ)がなくなっているようにも思えますがね。それに、今回製品情報の発表前リークが随分なされたのには違和感を感じました。去年までは厳重に情報統制されてハズレ予想ばかりだったのに、今回の「iPhone5」は漏れまくってて事前予想がほとんど当たりましたからねぇ。この点も相俟ってサプライズ感が薄れましたわ。
 全世界で売れすぎるが故に変えようにも変えられないって面も強くなっているんでしょうか。世界企業になった以上堅実で安心な製品作りというのももちろん大切なんですけど、そればかり言っているとappleもSONYと同じ道を辿るよーな気がしますが……ま、いいか。
 ウワサされるiPad miniとか次世代型iPad、それに次のiPhoneでは「クアッドコアCPU搭載なのにバッテリー長持ち」みたいな他メーカーには簡単に真似のできない革新的なことをやってくること、期待していますよ。

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2012年9月10日 (月)

F1 2012 イタリアGP

 F1第13戦・イタリアGP決勝が昨日行われました。
 夏休み明け2連戦の2戦目は、“ティフォシの聖地”モンツァ・サーキット。F1随一の高速サーキットのため、小林可夢偉の駆るザウバーC31は直線が遅く不利だと予想していましたが……予想外の結果となりました。
 予選。ヒュルケンベルグ(フォースインディア)がコース上にストップ、タイム計測できないままQ1敗退。Q2ではグロージャンの代役のダンブロシオ(ロータス)が15番手、ペレス(ザウバー)が13番手、“お騒がせ”マルドナード(ウィリアムズ)が12番手、ウェバー(レッドブル)が11番手で敗退。そんな中、フリープラクティスの間ずっと絶不調だった可夢偉が渾身のアタックで8番手タイムを記録。Q3に進出しました。結局Q3では9番手タイムに留まり、ディ・レスタ(フォースインディア)の5グリッド降格に伴って8番手スタートとなったんですけど、「可夢偉やるなぁ!」と感心しましたよ。何せ、どう見てもザウバーC31にここモンツァでは速さがまるで感じられなかったので。PPはハミルトン、2番手にはバトンが入ってフロントローをマクラーレンが独占。3番手はなんとマッサ(フェラーリ)。4番手はディ・レスタで(※降格で9番手スタート)、5番手にミハエルさん(メルセデスAMG)、6番手にベッテル(レッドブル)。ライコネン(ロータス)は8番手で、フリープラクティス&Q1/Q2と好調だったアロンソ(フェラーリ)はリヤのスタビライザーにトラブルが出て10番手タイムしか出せませんでした。
 決勝。今回はスタート直後の第1シケインと第2シケイン共に大きな事故なくクリアしたのですが……可夢偉のマシンに速さは見られず、オープニングラップでアロンソ、7周目には同僚ペレスにも抜かれるなど苦しい展開になってしまいます。レースは、スタートでマッサが2位に浮上したものの19周目にバトンが抜き返してマクラーレンのワンツー体制で進みました。が、34周目にバトンが燃料系のトラブルで突然リタイア。そして、このあたりから通常と逆のタイヤ選択(ハード→ミディアム)をしたペレスが猛烈な追い上げを開始。他車がハードタイヤでロングランしなければならないところをミディアムタイヤで圧倒、まずライコネンを抜き、アロンソを守る立場にあるマッサをあっさりと抜き去り、「まぁでも、ペレスもフェラーリに乗りたいんだったら、ここ抜かない方がいいですよね」という川合ちゃんの解説も無視して46周目にアロンソを抜き去り、さらに独走状態のハミルトンを追撃。10数秒あった差を、最後は4秒3にまで詰めてフィニッシュしました。優勝はハミルトンで、2位にペレス。3位にはアロンソで、4位にマッサ。5位ライコネンで6位ミハエルさん、可夢偉は9位。ベッテル&ウェバーはリタイアしました(共に完走扱い)。
 いやぁ、ペレス凄かったですね。フェラーリの2位3位走行で盛り上がるモンツァにて跳ね馬2台をブチ抜き、ティフォシたちを沈黙させましたからねw。上位チームの首脳陣に大きなインパクトを与えたのではないでしょうか。特に、ペレスを育成ドライバーにしているフェラーリに与えた印象は大きいでしょうな。どうやら今季終了とともにマッサは放出される可能性が極めて高いようなので……後釜にペレスが入ることは十分考えられますね。一方の可夢偉は……ペレスと同じマシンに乗っていることから、印象良くないですな。高速仕様とは言えないマシンで9位フィニッシュは悪くない結果のはずなのですが、片方が2位となるとねぇ。うーん、厳しいなぁ。
 また、チャンピオンシップの点では、ベッテル&ウェバーが0ポイントとなったためアロンソが再び他を突き放す結果となりました。ハミルトンがランキング2位/ライコネンがランキング3位に浮上したものの、アロンソは2位に37ポイント差をつけることとなり、余裕ができましたな。一方、レッドブル独走のコンストラクターズタイトルは、マクラーレンがちょっとずつすり寄ってきてるんですよね。今回レッドブルRB8は絶不調でしたが、今後はどうなるのかな。

 これにて、今年のF1ヨーロッパラウンドは終了となりました。
 次はシンガポール、その次がいよいよ日本・鈴鹿ですな。そして、19戦は久々にアメリカGPが行われます。
 まだまだF1は続きます。可夢偉の頑張りを期待したいと思いますわ。

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2012年9月 3日 (月)

F1 2012 ベルギーGP

 F1第12戦・ベルギーGP決勝が昨日行われました。
 ハミルトン(マクラーレン)が優勝/ロータス勢が2位3位となったハンガリーGPからF1は1ヶ月の夏休みに入ったのですが、その休み明けはベルギーのスパ・フランコルシャン。世界最高のレイアウトとも言われるオールドサーキットでの再スタートとなりました。
 予選。金曜日雨に祟られたため各車ドライセッティングが万全でない中で、まずQ1でロズベルグ(メルセデスAMG)が18番手敗退。続くQ2では14番手マッサ(フェラーリ)、13番手ミハエルさん(メルセデスAMG)、そしてベッテル(レッドブル)までもが11番手で敗退。そんな中、気を吐いたのがバトン(マクラーレン)。Q1当初「アンダーステアが~」とか言ってたのに、Q1を2番手通過。その後ピットでセッティング変えて、さらに加速(※追記:バトンの好調ぶりは新型リヤウィングの調整によるものかと思いましたが、Numberのこちらの記事によるとタイヤに関する勘違いを正しただけとか……「恐るべし、バトンの調整能力」ってところですかね?)。Q2をトップ通過、そしてQ1もトップタイムを記録して2009年・モナコGP以来のPPを獲得しました。そして、もう1つ気を吐いたのがザウバー。Q3に2台進出し、バトンの出した1分47秒573には及ばなかったものの小林可夢偉が叩き出したタイム(1分47秒871)を他車が超えられず、なんと自身初のフロントロー・2番グリッドを獲得(※2004年・ヨーロッパGPでの佐藤琢磨以来の日本人最高グリッド)。そして、チームメイトのペレスもQ3で5番手タイムを出し、3番手タイムだったマルドナード(ウィリアムズ)が3グリッド降格処分となったために4番手スタートに……いやぁ、これにはビックリしました。予選後の記者会見で、左の席に可夢偉が座って堂々と英語で受け答えする姿が見られるなんて、マジで感動しましたよ。しかも、可夢偉とバトンのタイム差は約コンマ3秒ありましたが1分47秒台はこの2人だけであり、同じマシンのペレスも速かったわけで、「今回のザウバーC31は本当に速いんだ。これはいける!」と思ったわけです。
 ええ、決勝が始まるその時までは。
 決勝。“スパ・ウェザー”と揶揄される不安定な天候のスパながら、この日はキレイに晴れ上がりました。フォーメーションラップが終わり、2番グリッドについたカーナンバー14のマシンから白煙が……ホイールからだったので「ブレーキだな」とは思ったんですけど、なんともいやーな感じの中、スタートシグナルがブラックアウトする前にマルドナードがあからさまなフライングでスタート。ブラックアウト後に残りがスタートしましたが、カーナンバー14は加速が遅れて「あああ、スタート失敗!?」となったんですが、今回はそれだけで済まず、1コーナー手前でグロージャン(ロータス)がハミルトンと接触してコントロールを失い、そのままペレスとアロンソのマシンにぶつかって大破。そしてハミルトンのマシンがカーナンバー14の右サイドポンツーンに乗り上げて……この多重事故発生によりセーフティーカー導入となりました。グロージャンその他事故に巻き込まれた面々は可夢偉以外全員リタイア。可夢偉はフロントウィング交換でレースに復帰しましたが、いやはや、これには心底ガッカリしましたよ。期待が大きかっただけにね。その後は、バトンが1回ストップで独走して悠々の勝利。2位は、同じく1回ストップ作戦を成功させたベッテル。3位はライコネン(ロータス)で、4位にはヒュルケンベルグ(フォースインディア)が入りました。5位にマッサ、6位にウェバー(レッドブル)。可夢偉は完走しましたけど、マシンが一部破損していたこともあって13位に終わりました。
 ポイントランキングトップのアロンソ(フェラーリ)がノーポイント/ベッテルがランキング2位に上がって24ポイント差に詰め寄った、ことからチャンピオンシップ的には面白くなったのですが……それにしても、表彰台を十分狙えた可夢偉のレースが、希望が、期待が、最初のコーナーで終わるというのは、ね。ま、「スパの1コーナーは多重クラッシュの名所なのはわかっていたはずだし、普通にスタートできていればバトンやライコネンのように事故に巻き込まれることもなかったのだから、たとえクラッチのトラブルだったとしてもそれができなかった以上は自業自得」という見方もできますから、いわゆる“レーシングアクシデント”として「仕方ない」と考えることもできますけど……今回の事故は今年何度も問題になっている「マルドナードの違反行為」&「グロージャンの乱暴なスタート」によるものでしたから、「なんてことをしてくれるんだ!」と腹立たしいことこの上ないですよ。たとえスタートの出遅れで可夢偉が6番手ぐらいに落ちてたとしても、1ストップでいければベッテルのようにジャンプアップできてたかもしれませんし、ザウバーチームとしても2台共にポイント取れず大損害です。アロンソにとっては連続ポイント獲得が途絶えて何より終盤の出だしノーポイントは痛かったでしょうし、ハミルトンだってノーポイントは極めて痛いでしょうし、ペレスだってねぇ。マルドナードにはレース再開後の接触事故のペナルティも重なって次戦10グリッド降格/グロージャンには1レースの出場停止と5万ユーロ(約493万円)の罰金という重い処分が科せられましたが、度重なる違反行為+事故の危険性+チャンピオンシップに与えた影響からすれば「もっと重くてもいいんじゃないか」と思いました(かつて、FIAの井出有治というドライバーに対する「スーパーライセンス剥奪」という処分を見た人間としてはねぇ。「どっちが“危険なドライバー”だよ!?」って言いたくもなります)。少なくとも、私の2人に対する感情は「最悪」になりましたわ。どちらもドライバーとして結構高く評価してたんですけど、今後は優勝したって評価しませんよ。今回結果を残せなかったことが可夢偉の今後に響くとしたら、ホント許せないわ。

 レース後の可夢偉本人のビデオコメントを見たんですけど、いつものようにサバサバとしていたんで、今週末に連続開催となる次戦・イタリアGPでまた頑張ってくれるものと期待しています。
 どんなアクシデントであれ、起こってしまった以上は取り返せませんからね。次戦以降でまた上位進出するしかないですな。今季はこれまで以上に応援しますよ、小林可夢偉というドライバーを。

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