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2012年7月29日 (日)

聖戦士ダンバイン ~その1・ビルバイン

 見本写真がやたらカッコ良かったので、予約買いしましたよ。バンダイ ROBOT魂 〈SIDE AB〉 ビルバイン

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 「聖戦士ダンバイン」は、1983年2月に放送が開始されたTVシリーズで、富野由悠季作品の1つです。全49話。異世界“バイストン・ウェル”を舞台にしたファンタジー作品だったのですが、当時はウケが悪く、途中の38話でほぼ全キャラが地上界(=私たちが住む現実世界)にほっぽり出されてしまい、以降は冷戦下の世界を巻き込んでの大混乱という話に改変されてしまいました。最後はバイストン・ウェル組が1匹を残して全滅することで混乱が収束するという悲惨な結末を迎えるのですが……前年に究極の“黒富野”作品「伝説巨神イデオン 発動篇」を世に出した人の作品ですから、異分子排除だけで収束した「ダンバイン」はむしろ救いのある話と言えるかも?
 で、ビルバインは、物語後半の主役機でして、バイストン・ウェルに突如出現した戦闘マシン・オーラバトラー(AuraBattler)の強化発展型という設定です。オーラ力に優れた地上人(聖戦士)しか事実上動かせない代わりに非常に強力な機体で、ウイングキャリバーに変形し高速移動も可能……となっていますが、実は「スポンサーの都合により生み出された玩具的機体」なのだそうです。実際このビルバイン、ナの国が開発したということにされていますが、ボゾンやボチューンを生産している(であろう)大国とはいえショットやゼットみたいな技術者の設定もなくオリジナルの機体を作ったこともない国(※ボソンやボチューンを開発したのはラウの国)がある日突然こんな強力なマシンを1機だけ作り上げるってのはいかにもおかしいですし。デザインしたのが他と違って湖川友謙さんだったり、いろいろおかしな経緯がありそうなオーラバトラーですなw
 しかし、その玩具的で世界観からも大きく外れたビルバインが、私はとても好きだったりします。バンダイから過去3度キット化されているのですが(1/72、1/48、HGAB)全部買ってます。子供の頃は変形機構が好きだったし(今から見ると、あまりに子供騙しな変形なんですがw)、昆虫的な要素と機械的な要素が混ざったデザインが妙なバランス感を醸し出していて実に素敵。そして、朱色とライトブルーと濃紺と黄色という他では考えられない絶妙な配色が素晴らしい。この4色を使ってこうもカッコ良くみえるなんて、ビルバイン以外あり得ないですよ。ホントに。

 作品と機体の説明はこれくらいにして、今回のROBOT魂版ビルバインですが……マジでカッコいいです。

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 横と後ろ。どの角度から見ても、非常にバランスが良いスタイルだと思います。膝の裏のノズル部分が上下して可動域を広げるギミックも組み込まれています。設定だと、かかと部分は爪だけが黄色で基部は朱色なんですが、今回のROBOT魂版は全部黄色になってますね。HGAB版も全部黄色指定なので、近年の解釈は全部黄色なのかな?

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 オーラソードライフルは、ストックを折り畳んだソードモードを再現可能で、ソードの刃がクリアパーツで付属しています。設定も劇中もここまで刃が長かったとは思えないけど、気にしない。ついでに写真も見にくいけど気にしないで下さいませ。

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 オーラキャノンは、劇中同様正面に向けることが可能。オーラキャノンもいかにも“玩具的”だけど、カッコいいっすよねぇ。

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 乗降時の片膝立て状態も再現可能で、キャノピーも開閉可能。ただし、キャノピーは上まではね上げることはできません。写真の角度が限界。また、コクピット内がモールド再現されていますがシートの回転とかまで再現されているわけではなく、パイロット(ショウ・ザマ)のフィギュアも付属していません。ちょっと残念。

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 ウイングキャリバー形態にも変形可能。特別なギミックとかは確認できませんけど、劇中同様ダンバインを上に乗せることができるようになってるんですかね?

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 オーラソードライフルが短めな一方、オーラソードはかなり大きく長いです。設定の1.5倍くらいありそうだけど、カッコいいから良しとしますw

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 オーラソードにかぶせる形のエフェクトパーツが付属しておりまして、箱全面を使うような巨大パーツになってます。初登場29話でアレンのビランビーを真っ二つにしたシーンを再現可能。ただ、エフェクトパーツがデカい分重いので、支えるのはちょっと大変。

 今回のROBOT魂版ビルバイン、だいたい1/72サイズになると思いますが「このサイズで、変形機構も再現した上でよくぞここまで」と思える素晴らしい造形だと思いました。オーラバトラーって塗り分けが大変なのでキットを買ってはみるものの実はほとんどきちんと完成させたことがなかったりする(HGABの各キットどころか、MGダンバインや大昔に買った1/48ドラムロなんかまで今も押し入れの肥やしになってるはず……)人としては、こんなカッコいいビルバインがこの時期に塗装済み完成品で手に入るなんてね。感激ですよ。
 ただ、今回のロボ魂ビルバイン、「生産量が少ない」というウワサでして……昨日の発売日は“争奪戦”だったようですね。ネット予約も開始当初は比較的余裕があったよーに覚えていますが、数日でどこも締め切られてしまって予約し忘れていた私はかなり焦った記憶があります。それでもなんとか某量販店サイトで深夜の復活分を予約できたから無事手に入れられて良かったものの、〈SIDE AB〉の次回作・ダンバイン<記事はこちら>はネット予約解禁時から激しい“争奪戦”となったよーで私は撃沈しましたよ。ま、それも後日受付開始のところでなんとか予約できたけど……「なんでもっと生産しないのか」と言いたいですわ。まぁ、オーラバトラーはどう考えてもマイナーなメカだし、今まで商品化してもポンポン売れたなんてことはなかっただろうし、余ったら困るメーカー側としたら余剰分まで生産したくはないだろうし、ネット予約は一定数を転売屋が買い占めてしまうのを現状防ぐ術がないって事情もわかるのですがねぇ。バルキリーのDX超合金もそうなんですけど、この「欲しい人に適正価格で行き渡らない」状況、何とかならないかな?今までのROBOT魂の人気商品は再販/再々販になっているようなので、ビルバインも再販で需給バランスを調整するしかないんですかね(※2013年5月に再販されることになりました)。それと、ビルバインは劇中の終盤グリーン系2色の洋上迷彩塗装になるのですが、これをプレミアムバンダイ限定定価売りにすることである程度需要を調整できるかもしれませんな。
(追記:2013年2月に、本当に洋上迷彩版がネット専売で発売されました。記事はこちら)。

 次回作は前半の主役機・ダンバインですが、〈SIDE AB〉も敵方のオーラバトラーを商品化してもらいたいですね。1機出すとしたらズワァースが最有力かと思いますが(黒騎士の黒とミュージィの白の両方出せるし。謎のピンクっぽい機体もあったりするし)、私的にはビランビーを希望しますよ。前半から結構活躍した機体なのにHGABでリメイクもされませんでしたし、せっかくのオーラ斬りエフェクトパーツですから対応するオーラバトラーをぜひ出してもらいたいですしね。あとは、可動面では全く面白くなさそうだけど、オーラファイター・ガラバですかねぇ。緑のビルバインと対になるのは、やっぱ黒騎士搭乗のガラバでしょうから。
 まずはダンバインのデキに期待しつつ、さらなる〈SIDE AB〉の展開を待ちたいと思います。

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