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2012年7月 6日 (金)

「坂道のアポロン」&「シャイニング・ハーツ~幸せのパン~」最終回

 関西では「坂道のアポロン」最終回が4日未明に放送されました。
 「坂道のアポロン」は主人公・西見薫の高校1年の夏の転入から卒業までが主に描かれていたのですが、彼ともう1人の主人公・川渕千太郎とヒロイン・迎律子、この3人の心情描写がとにかく素晴らしかったですね。「青い春と書いて青春」なのですけど、何でもやれそうに思えるのに実際はうまくいかないんですよね、高校時代って。そのへんの葛藤が凄く表現されていました。もっと上手にできるはずなのに、できないそのもどかしさ……「うわ、こんな気持ち、当時あったよなー」って高校時代の記憶が甦ってきて心にグサグサと突き刺さってきましたよ。私の青春(※あったんすよ、こんな私にもw)には薫のような色恋沙汰もなかったし、千太郎のような熱血展開もなかったし、彼らの方がよっぽど上手に立ち回ってるのは間違いないのですが、そんな3人でも最終的には関係が壊れてしまいます。最終回の展開は、私にはショッキングでした(ま、一番驚いたのは後半アイキャッチの「厚生大臣」の文字だったんですがw)。物語の途中で重要なサブキャラ2人が抜けてしまったりするし、とかく“壊れる”話でしたねぇ。伝説的プレーヤーの不幸話が山ほどあるジャズを物語のベースに選んだのはそのあたりも考慮してたのかな。今どき珍しく、萌え要素なし予定調和もお涙頂戴な安っぽい感動話もなしの生真面目な青春劇、堪能しましたよ。今期一番の作品と断言します。

 あと、「シャイニング・ハーツ~幸せのパン~」最終回が今日の未明に放送されました。
 こちらは、主人公がパン職人でTonyデザイン(※元ネタのゲーム版。アニメ版では「原案」)の美少女キャラ多数=萌え要素満載という「坂道のアポロン」の真逆な作品でした。必ずしも“お気楽”ではないし後半こそ戦闘シーンもあったけど、深刻さは可能な限り排除されてて(主人公・リックやカグヤには複雑な事情がありそうなのに、結局何も明かされなかったw)、のんびりゆったりな感じが徹底されてましたね。RPGゲームを元にしたファンタジーで、こんなのんびりした作品は初めて見た気がします。なんか新鮮で、こちらも良かったですわ。

 どちらの作品も1クール・12話で完結したんですけど、「1クールでも、話のもっていき方次第では結構な話に仕上がるんだなぁ」と感心しました。配信で見た「LUPIN the Third -峰不二子という女-」も13話で結構な作品に仕上がってましたしね。
 またこういう短くても内容のあるアニメ作品に出会えたらいいなぁ、と思います。

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