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2012年7月10日 (火)

F1 2012 イギリスGP

 一昨日、F1第9戦・イギリスGP決勝が行われました。
 予選。雨でウェットコンディション。強く降ったり弱まったりだったため、いつ走るのか/インターミディエイトかフルウェットのタイヤ選択、その両方がカギになりました。今回もQ1から波乱含みで、なんと当落線上にロズベルグ(メルセデスAMG)とバトン(マクラーレン)がw。結局、母国GPのバトンが18番手でQ1落ちとなってしまいました。が、ロズベルグはQ2でも調子が上がらず、結局13番手に留まってQ3に進めず。また、好調かと思われていたザウバー勢もタイムは伸びず、可夢偉/ペレス共にQ3に進めず終い。PPはアロンソ(フェラーリ)が獲得、2番手はウェバー(レッドブル)、3番手にはミハエルさん(メルセデスAMG)、4番手はベッテル(レッドブル)で5番手にはマッサ(フェラーリ)が入りました。母国GPのハミルトン(マクラーレン)は元気なく8番手でした。
 決勝。予選ウェットに対しドライコンディションになったため、全車スタート時のタイヤ選択が自由に。ですが、今回のシルバーストーンは雨続きでドライセッティングが各車決まっておらず(※金曜日は雨、FP3のみかろうじてドライ)、戦略が分かれました。ソフト選択の方が多かったのですが、アロンソやハミルトンがハードを選択。また、後方スタートの可夢偉やバトンらもハードを選択。そして、ソフトタイヤはタレが早く、アロンソもトップを快走しましたし、スタートはハードタイヤが正解だったようでして、可夢偉もハード→ハードとつないで17番手スタートから順位を上げ5位を走っていたんですが……38周目の2回目のピットインでストップ時に止まりきれずピットクルーをはねる事故を起こし、15秒近くロス。普通に戻れば余裕でポイント圏内だったのですが、12位に転落してしまいました。ただ、可夢偉同様にハード→ハードとつないで最後にソフトを履いたアロンソは、その最後のスティントで失速。48周目にソフト→ハード→ハードとつないだウェバーがアロンソをパスしてトップになったので、必ずしもこのタイヤ戦略が全体を通して正解だったのかはわからなかったですね。ウェバーはそのまま逃げ切って優勝し、今季2勝目。アロンソはなんとか踏みとどまって2位、3位ベッテルで、マッサがなんと4位に(!!)。5位ライコネン、6位グロージャン(共にルノー)。7位ミハエルさん、8位ハミルトン、9位セナ(ウィリアムズ)、10位バトンで、11位に可夢偉となりました。ロズベルグは決勝も不調で15位、ペレスはマルドナード(ウィリアムズ)と接触したためリタイア。
 マッサが復調してきましたねぇ。予選5番手/決勝4位で12ポイントゲットですか。F2012がマシンとして確実に戦闘力を上げているってこともあるのでしょうが、表彰台まであと1歩まできましたな。2010年の韓国GP(3位)以来の表彰台、あるんですかね?
 で、合計ポイントでマッサに抜かれてしまった小林可夢偉なんですが……せっかく上手く運んでいたのに台無しにしてしまったあの事故はいかんです。罰金25000ユーロ(約245万円)が科せられたそうで、全くもってやってはいけない事でした。幸いクルーは軽傷で既に復帰したそうだし、可夢偉も謝罪したということで、これで後腐れがなくなればいいのですが。ただ、所定の位置に止まりきれないほど可夢偉を焦らせたのは、そもそもピット側の度重なるミスにあったとか。今までも散々な戦略で順位を落としてきた上に、前日の予選Q2でのタイヤ選択にチーム側の酷い扱いがあり、それに対して可夢偉は激怒していたというのです<詳しくはwebSportivaの記事で>。ま、それに対する報復としてワザとぶつけたわけではない(その意味でぶつけるなら、ピットウォールの首脳陣にぶつけますわなw)でしょうが……端から見てるだけでも、今年のザウバーチームにはぶつけたくなるってのもわからんでもない気がしますよ。ペレスを贔屓して可夢偉に結果を残させないようにしているようにさえ見えますしね、実際。マシンは速いみたいだし、それこそ表彰台とかわかりやすい結果を残して、来季はより上位のチームに移籍できたら良いのですが……そう言い続けて既に2年が過ぎているわけでして、可夢偉の立場は厳しくなる一方ですなぁ。マッサの復調でフェラーリにも“空き”がでないとすると、上位勢のシートはどうにもならなそうですしね。ホントに厳しそうです。
 あと、その“上位勢”の一角のはずのマクラーレンの不調も深刻ですね。チーム&メインスポンサーのホームであり、かつドライバー2人の母国であるイギリスで、ダブル入賞したとはいえバトンはいつも通りダメ/ハミルトンも冴えないレースに終始ってのは……どうなっちゃったんですかね?コンストラクターズランキングもロータスに抜かれて4位に転落しましたし、ここまで不振のマクラーレンって2009年シーズン以来かな。ここまできたら、09年のMP4-24のように、MP4-27も大改造するしかないかもしれませんな。

 次は、ホッケンハイムとハンガロリンクの2連戦ですね。そのあと、F1は夏休みに入ります。
 夏休み明けはまた勢力図が変わる可能性もあるので……ザウバーC31に競争力があるうちに、可夢偉に結果が残ることを期待します。

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