« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月26日 (火)

「アクエリオンEVOL」その他最終回

 関西では「アクエリオンEVOL」最終回が今日未明に放送されました。
 前作「創聖のアクエリオン」では終盤のヘビーな展開そのままにキツめのエンディングを迎えたのですが、今回はゆるーくハッピーエンドでしたね。23話でシュレイド/24話でイズモとアリシアが犠牲になるなど暗い部分もあったけど戦争の話の盛り上げ方として上々だったし、あとは丸く収まったので「めでたしめでたし」かな。ネタバレになるので詳しく書くのはやめておきますけど、アマタ/カグラと不動の正体には驚いたし、“EVOL”にあんな意味があったってのも笑ってしまいました。うろたえるドナールも面白かったな。
 あとは、DX超合金 アクエリオンEVOLの発売を待ちますかね~。先代の神話型アクエリオンのDX超合金は傑作でしたし<記事はこちらから>、EVOLもぜひ完全変形合体のDX超合金で出してほしいですわ(MIXのフィギュアも、できたらお願いしますw)。

 また、関西では「MANPA」としてアニメ4作品を深夜2時間枠で流してるのですが、そのうち「緋色の欠片」「ZETMAN」「ちはやふる」が今日未明分で最終回でした(※残り1枠は「HUNTERxHUNTER」)。
 「ZETMAN」が面白そうだと思ってこの枠を見始めたのですが……高雅があまりにも○×なため(中二病ってレベルじゃねーw)物語途中で呆れ果てどーでもよくなってしまい、「緋色の欠片」は“乙女枠”作品のため最初から論外で「見るのやめよーか」とも思ったんですが、完全ノーマークの「ちはやふる」が(見ていなかったので)前半全く知らないにも関わらず意外に面白かったんですよね。結果、どれも1クールしっかり見続けることにw
 で、最終回だったんですが、「緋色の欠片」は話の展開がとにかく酷かったっすねぇ。季封村とか守護者の連中とかの深そうな事情を完全無視したかのような結末に唖然としました。第2シリーズが作られるようなので事情を語るのはそっち回しになったのかもしれませんが……「イケメンが5人いさえすればそれでいいのか!?」って思ったなぁ(ま、美少女ハーレムもののシナリオも「女が5人いればいい」ってのばかりで大概ですけどねw)。これじゃ恩田尚之さんの画力が余りにもったいないっすよ。
 「ZETMAN」も、私は原作を読んでないから正確に評価できないんですけど、仮に現代版デビルマン(※漫画版)を目指したのならもっとシリアスに詰めてもらわないとなぁと思いましたね。親殺しとかしてる割には表現がとかく甘く感じたな。人(ジン)がどんなに頑張っても、高雅が作品の雰囲気を何もかも壊しちゃってるよーな。
 一方、すっかりお気に入り作品になった「ちはやふる」は最後も良かったですね。「ちはやふる」は、真剣勝負の空気感の表現がとにかく見事なんですよ。だから物語に常に緊張感があるし、おかげで合間に入るギャグシーンもキレ味鋭くなるし、話のテンポも良くなる。作画も各話素晴らしくて、先の恩田さんとは対照的にこちらは「さすがはマッドハウス」って思えますね。見ててとにかく楽しかったです。ウワサではこちらも第2シリーズが作られるようですけど、これは是非見たいですわ。

 「アクエリオンEVOL」も終わってみれば良かったし、春アニメでは「エウレカセブンAO」がようやく面白くなってきて「坂道のアポロン」はとにかく素晴らしい。首都圏他では秋アニメの「ちはやふる」も同じくらい素晴らしい作品だったと思います。
 昨今は深夜枠を利用して玉石混淆でいろんなアニメ作品が放映されていて楽しいわけですが……夏開始のアニメは、私的に期待できそうな作品が特に見当たらなかったりするんですよねぇ。まぁ、計画停電がありうる今夏はそもそも見れるかどうかもよくわからんので、どうしても見たい作品は少ない方がむしろ助かるという考え方もあるんですけどね。
 ま、秋アニメに期待しますか。

| | コメント (0)

2012年6月25日 (月)

F1 2012 ヨーロッパGP

 F1第8戦・ヨーロッパGP決勝が昨日行われました。
 前戦カナダGPは、ハミルトン(マクラーレン)が優勝し7戦目にして7人目のウィナーとなりました。ヨーロッパGPは、抜きにくいスペイン・バレンシア市街地コースで行われるので「波乱のない展開」が予想されていたのですが……その予想は見事にひっくり返りましたw
 予選。ウェバー(レッドブル)がなんとQ1で脱落。Q2ではアロンソ11番手/マッサ13番手でフェラーリ勢が揃って脱落。ミハエルさん(メルセデスAMG)12番手、前戦3位表彰台のペレス(ザウバー)も15番手でQ2脱落となりました。小林可夢偉(ザウバー)は10番手タイムでQ3に進出し、1ラップ勝負で7番グリッドを獲得。PPは同じく1ラップ勝負に出たベッテル(レッドブル)が獲得しました。今回レッドブルはRB8を大幅に変更してきたものの、Q1でウェバーが19番手/ベッテルも14番手だったりして良いんだか悪いんだかわかりにくかったのですが、終わってみれば2番手ハミルトンにコンマ3秒以上差をつけてのPP獲得でしたね。
 決勝。ベッテルが無難なスタートから淡々とタイムを刻んで1台だけ逃げていき、一昨年・昨年同様の「先行逃げ切り」に持ち込む展開。「スタートは奇数列有利」と言われている中、可夢偉も好スタートを決めて1周目に4位最高3位まで順位を上げたんですが……まずは15周目のピットストップ1回目タイヤ交換に手間取ったことで6位後退、次に20周目セナ(ウィリアムズ)と接触してピット作業したため後退、さらに28周目ベルニュ(トロロッソ)とコバライネン(ケータハム)が接触しセーフティーカー導入となって順位を上げたもののレース再開直後34周目にマッサと接触。可夢偉はレースを終えてしまいました。そして、このセーフティーカー導入後は可夢偉以外にも上位陣にトラブルが続出。トップを走っていたベッテルがレース再開直後突然のエンストでリタイア/2位に浮上したグロージャン(ルノー)も突然の電源喪失でリタイア/ファイナルラップで3位争いをしていたハミルトンとマルドナード(ウィリアムズ)が接触してハミルトンはリタイアし、マルドナードはタイム加算処分で12位となりました。結果、スタートとセーフティーカーで順位を上げてベッテルに代わってトップに立ったアロンソが逃げ切り優勝。2位は終盤ハミルトンを抜いたライコネン(ルノー)。3位にはタイヤ戦略で終盤他車を抜きまくったミハエルさんが入りました。4位はミハエルさん同様の戦略で終盤に抜きまくったウェバー。以下、5位ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、6位ロズベルグ(メルセデスAMG)、7位ディ・レスタ(フォースインディア)、8位バトン(マクラーレン)、9位ペレス、10位セナでした。

 いやぁ、表彰台の真ん中にフェラーリの現エース・アロンソが真紅のレーシングスーツで立ち、前のエース・ライコネンとその前の大エース・ミハエルさんが黒と銀のそれぞれのレーシングスーツで立つ姿には感激しましたよ。ミハエルさんが表彰台に立つのは、メルセデスでの復帰後では今回が初です。その表彰台に並ぶのがまた跳ね馬の歴代エースで、3人が立つ中でイタリア国歌が流れるなんてね~。偶然にしても、良いものを見せてもらいました。
 そして、アロンソが国歌を聞いて泣いている姿には心の底から感動しました。会見でも言っていましたが、経済問題に苦しむ母国スペインでフェラーリドライバーとして優勝するというのは特別なんでしょうね(※フェラーリのアロンソがスペインで勝利するのも今回が初。アロンソの母国での勝利は、意外にもルノー時代の06年スペインGP1回だけだったりします)。BSフジをライブで見てたんですけど、私の目にも涙がこみ上げてきましたわ。アロンソは、本当に熱くて最高にカッコいい漢ですよ。開催中のEURO2012でベスト4に勝ち進んでいるサッカーの代表チーム同様“スペインの誇り”ですな。観客達はアロンソが通るたびに総立ちで歓声もたびたびマイクに収められてましたし、スペイン国民にとっても今回の勝利は良かったんじゃないですかね。
 その一方、我らが“日本代表”の可夢偉は、とことんついてないですねぇ。マッサとの接触は審議対象となり、結果可夢偉が「次戦5グリッド降格」の処分となりましたから、最後は「自滅だった」と言えるものの……1回目のピットストップを無難にこなせていればセナ絡みの大渋滞に巻き込まれることもなかったかもしれず、であれば接触もなかったわけで、その後の展開からすると表彰台争いにも加われたんですよね。可夢偉に運がなさすぎるのかザウバーチームがおかしいのかわからないけど、今回は(今回も)本当に残念でした。

 次はイギリスGPですな。可夢偉が「5グリッド降格」処分に負けることなく好成績を残してくれることを期待していますよ。

| | コメント (0)

2012年6月22日 (金)

NBAファイナル 2012

2012年NBAファイナル
第1戦 サンダー 105-94 ヒート
第2戦 サンダー 96-100 ヒート
第3戦 ヒート  85-91   サンダー
第4戦 ヒート  98-104  サンダー
第5戦 ヒート 121-106 サンダー

 自室にBS視聴環境を整備したこともありまして、今年のNBAプレーオフは見ましたよ。昨年もファイナルは見たんですけど、今年は久々にカンファレンスセミファイナルあたりから楽しませてもらいました。今年のプレーオフは東ではレギュラーシーズン1位のシカゴ・ブルズ、西では昨年度チャンピオンのダラス・マーベリックスが1回戦で消えるなど激しい争いで実に面白かったですな。
 そして、ファイナルです。ファイナルは、レコーダーに予約録画して全試合見ましたよ。
 西を勝ち上がってきたのは、若いチームのオクラホマシティ・サンダー。以前はシアトル・スーパーソニックスだったチームですな。3年連続の得点王ケビン・デュラントがエースで、今年はレギュラーシーズンを2位通過。プレーオフでは昨年のカンファレンスファイナルで敗れたマーベリックスを1回戦で撃破、次にコービー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズを撃破、カンファレンスファイナルでは西1位で20連勝のNBA新記録を作ったサンアントニオ・スパーズを撃破しました。スパーズが順当に上がってくると思いきや、サンダーは2連敗のあと勢いで4連勝しましたからねぇ……西のカンファレンスファイナルを見てて、「これは本当に強いんだな」と思いましたね。
 一方、東を勝ち上がってきたのは、レブロン・ジェームズ/ドウェイン・ウェイド/クリス・ボッシュの“スリーキングス”を擁するマイアミ・ヒート。スター選手をFAでかき集めたことから未だに批判されまくっているようですが……キャブス時代からレブロンのファンな私は何の問題もなく今1番応援しているチームです。まぁ、私も“スリーキングス”はチートくさいとは思うんですけどw。でも、実際は3人いるからって楽に勝てるわけでもないですし、実際今年のレギュラーシーズンはブルズが1位でヒートは2位止まり。また、プレーオフも1回戦のニューヨーク・ニックスには4勝1敗で勝ち抜けたものの、カンファレンスセミファイナルでは東3位のインディアナ・ペイサーズに苦戦して4勝2敗。カンファレンスファイナルでは“ビッグ3(最近はビッグ4とも)”のボストン・セルティックスに先に王手をかけられちゃいましたからねぇ……言うほどインチキくさい強さはないんですよ。
 で、ファイナルも、第1戦はサンダーが取りました。が、第2戦からボッシュがスターターに戻り、ヒートが息を吹き返しましたね。接戦をものにして2戦3戦4戦と勝利して王手をかけ、今日の第5戦は第1クォーターからヒートのオフェンスディフェンスともに冴え、第3クォーターには26点差をつけるなど圧倒。第4クォーター途中でサンダーはデュラントとウェストブルックをベンチに下げてしまい、あっけない幕切れになりました。
 いやぁ、昨年のマーベリックスとのファイナルでは勝負弱さを見せてしまいボロカスに非難されたレブロンが、今年はとにかく凄かったですね。プレーオフ全体を通してチームを引っ張りましたし、第4戦では終盤膝がつったとかでコート上で動けなくなるアクシデントに見舞われながらも3点シュートを決めたり……結局、第5戦は26得点/11リバウンド/13アシストのなんとトリプルダブル、ファイナル平均も28.6得点/10.2リバウンド/7.4アシストを記録したわけで。もう、MVP以外の何ものでもなかったですな。本当に素晴らしく、最高でしたよ。

 レブロン・ジェームズも、3回目のファイナル挑戦でついにチャンピオンリングを手に入れました。これで、正真正銘の“キング”となりましたよ。良かった。本当に良かった。おめでとう、レブロン。
 今シーズンのNBAは長期ロックアウトもあって良いシーズンとは言えませんでしたが、ファイナルは全米視聴率も良かったようですし、ファンに見放されるようなこともなく終えられたようで。また、サンダーもそうだけど、ブルズとかペイサーズとか若いチームが順調に育ってきてるんですなぁ。ペイサーズなんてレジー・ミラーの頃しか知らないんですけど、名前もまったく知らん選手たちがカンファレンスセミファイナルでえらく強かったもんだからビックリしました。時代は変わっていくんですね。
 次のシーズンは、まずは普通に開幕して、また熱い戦いを見せてもらいたいですね。そして、“キング”レブロンのさらなる活躍を期待したいと思います。

| | コメント (0)

2012年6月20日 (水)

除名は「弾圧」ではない

 世の中にはルールというものが存在します。人間というのは極めて勝手な生き物ですから、集団で行動するためには一定の規律が必要になります。作ったルールを守らない者にはペナルティを与えると決めておくことでルールを守るよう促します。本当にルールを守れない者が出た場合はペナルティを科します。ペナルティには普通、ルールを守らない度合いに応じて段階を用意しておきます。人間の集団の結束というのは脆いので、明らかに集団の和を乱す者は最終的に集団から排除することになります。これは集団の存続に関わるため、仕方のないことです。
 現代の複雑化した人間社会においては、さまざまな集団が構成されています。個人同士のつながりから、数人のグループ、チーム、企業、自治体、果ては国家であり、さらに国家共同体まで組織されていますね。で、それぞれの集団にルールがあります。グループレベルでも“決め事”みたいなものはあるでしょうし、チームレベルでも、各チームごとにルールはあるでしょう。国家レベルであれば憲法に始まり各種の法律以下さまざまな規則が設けられています。先に書いたとおり、人間というのは勝手な生き物なのでそうでもしないと集団では行動できないのです。そして、これらのルールを守らない者にはペナルティが設けられています。国家における刑法がその最たるものでして、刑法が死刑や懲役刑で社会から排除する刑罰を用意しているように、サッカーにおけるレッドカード(退場)など失格処分はどんなスポーツにもありますし、最近流行りのフレーズ「民間企業ならクビですよ、クビ」のクビ(解雇)など「集団から排除される処分」というのはどんな集団にも用意されています。

 今日、群馬県桐生市の市議会でとある議員が失職しました。議員の除名を求める懲罰動議が可決されたために、地方自治法135条により失職したのです。
 地方自治法135条に定める除名による失職というのは、地方議会が法律や会議規則や条例に反した特定議員を排除するという処分です。議会の自律権として認められており、議会を構成するメンバー(議員)が他の干渉を受けることなく自発的に「ここから出て行け」と退場を決定します。
 この議員サマはTwitter(@niwayamayuki)にて暴言を繰り返したため全国的に話題になった議員です。が、今回の懲罰動議はこの暴言も原因の1つではあるけれども直接的原因ではありません(マスメディアの報道を見ていると暴言だけが原因みたいにもとれますが、違います)。この議員は以前から桐生市議会の秩序を乱す行為で問責決議を繰り返し受けておりかつ以前5日間の出席停止という懲罰をも受けていたにも関わらず、今回さらに騒動を起こし、委員会にてその理由を問いただした際も真摯な態度を取らなかったが故に、規則に反し懲罰動議となったのです。そして、地方自治法135条2項及び3項で除名には「議員の定数の八分の一以上の者の発議」+「議員の三分の二以上の者が出席し、その四分の三以上の者の同意」という極めて厳しい特別多数の同意が必要とされているのですが、今回これをクリアしました(※桐生市議会は定員22名で、うち17名が発議。本件について本人と1名の退席者を除く20名で記名投票し、うち18人の議員が除名に賛成した)。もちろん市議会議員として多額の報酬を税金から受け取る身分である以上、地方議員の基本法である地方自治法はきちんと理解していなければなりませんし、「次やったら、除名になるからね?」という警告は受けていたはずですし、Twitterだブログだを見る限り本人も理解していたと見受けられます。にも関わらず、敢えて騒動を起こし説明も拒んだわけですから、議会から退場させられるのは当然の話。それこそ昨今のTVのコメンテーターもよく使う「民間企業ならクビですよ、クビ」ってことです。ルールがあるのに知ってて守らないなら退場、そういうことですよ。

 この人の言い分は全く支持できないし、議員という立場もわきまえない幼稚な態度に対する今回の除名処分を私は当然と考えます。一方、今回の除名処分に対して、議員(というか元議員)本人がどういうコメントを残そうとそれは構わないと思います。罵詈雑言であっても、表現は自由ですから、Twitterやブログでどうぞご自由に。
 問題は、世間の反応です。「この議員を支持する」ってのは言いたい人が勝手に言っていればいいのですけど(私には信じられませんが)、それでは飽き足らずに懲罰動議を「言論弾圧」「政治弾圧」と騒ぐ人間がネット上で少なくなかったのです。
 しかし、今回の処分はどちらにも該当しません。そもそも「弾圧」ではありません。
 「言論弾圧」とは国家機関や権力者による圧力で言論の自由が奪われることであり、「政治弾圧」は同様の圧力で政治活動の自由が奪われる様ということになるのでしょうが、今回の除名処分は同じ地位にある桐生市議会のメンバーが自主的に議会から退場させただけのことです。国家機関や群馬県や桐生市長などの権力者は手続に一切関与しておらず、また議場内での活動はできなくなりましたが元議員個人の言論の自由は一切奪われていませんし、政治活動とて何ら制限されず自由です。実際、次の市議会議員選挙で当選すれば、桐生市議会は除名された議員を拒むことができません(地方自治法136条)。したがって、今回の処分は「弾圧」では決してないのです。レッドカードを提示されたサッカー選手が、ピッチから追い出されるだけでサッカー選手として選手生命を絶たれるわけでも何でもないのと似たようなもの。レッドカードだと数試合出場停止とかになりますが、除名処分にはそれすらもなくいくらでも再起可能なんですから、「レッドカードより軽い処分」と言ってもいいくらいです(※サッカー選手と異なり一時的に失業はしますが、それは政治家という職業の特殊性ゆえ)。なのに「レッドカードは選手生命を絶つ行為だ」とでも言うかのように「除名処分は弾圧」と騒ぎ立てるなんて、誇張もいいところ。ちゃんちゃらおかしいわ。
 そこをわざわざ「これは弾圧」と表現し世間の同情を集めようとしている人間が少なくない上に、「そうだそうだ。これは弾圧だ」と安直に同意してしまう人間が日本に多数存在しているという事実に私は唖然としました。もちろん掲示板にしろTwitterにしろ「こんな酷い議員がいるなんて」という意見の方が大勢なのですが……私が見ている限りでも「弾圧」という言葉を使う人、それに賛同する人が結構いる。それがごく少数ならまだしも、大変な数がいる。これは、憂慮すべきことだと思います。
 まぁ、ネット特有の“煽り”もあるし、強い口調ばかりが注目され支持されるのがネットってこともあるのかもしれませんけど、「弾圧」ってものが何なのか知らない知ろうともしないくせにそういう表現をやたら使いたがる人間が増えたってことなんですかね。大層なことでもないのに大げさに騒ぎ続けているといざという時誰も助けてくれないってのはイソップ童話にもある通りなのですが、こんなことで「弾圧」などと表現していたら権力によって本当の「弾圧」が始まったとき誰も助けてくれなくなるんだけどな(はるかに重い公民権停止処分でさえ「弾圧」ではないのですよ?)。まったく、いい大人がみっともないことで。また、「弾圧」みたいな言葉は被害妄想の人がよく使う言葉であり、そして政治的には強度の反体制の側の人間(簡単に言うと「極左」)が日常的に使う用語でもあります。それに被害妄想の強い人間が側にいたら普通の人なら付き合いを避けますし、反体制にとらわれている人間の言い分なんて普通の人は聞かないものですし、私もそういう態度を取りますが、ネット上だとそうでもないんですかね?Twitterを見ていると、「こんな人でも同意しちゃうんだ」ってのを多々目にします。真っ当そうな実名社会人のアカウントが同意してたりするんですよねぇ……近年リアルで極右/極左の人を見ることがなくなったってのも関係しているのかもしれませんが(私はどっちの人間も知ってるんですけど、タイプこそ違えど両方とも最低最悪の人間です。冗談抜きで)、「強い口調=正しい主張に違いない」なんて錯覚してるとそのうち本当に大変なことになりますがね。若いうちならいざしらず、それなりの年齢の社会人だとつまらない誤解でさえ取り返しがつかなくなるんだけど。そんなこともわからず考えもせず、安直に同意してしまう大人がたくさんいるなんて、この国はどうなっちゃってるんだろう。そんなのがどっかの社長どころか一国の首相にまでなるご時世ですから、むしろ錯覚している方が偉いのかもしれませんけど……そんな首相はやはり退陣したし、そこまで人間腐りきってはいないと信じたいのですがね、私は。

 先に書いたとおり、今回除名された議員の言論活動も自由ですし政治活動も自由です。ですから、今後も一個人として勝手に活動してくれればいい。どんなに酷い言論だろうと、勝手にすればいい。
 でも、政治家という立場にあった以上、この人は政治責任というものを負っていました。その政治責任は、今回の処分では追及が不十分というか全くなされていないに等しいです。政治責任を追及するのであれば、その機会は次の桐生市議会選挙にこの除名された議員が立候補したときに訪れます。この人はおそらく、次の選挙に立候補するはずですよ。
 その選挙で、もしこの人が再び当選してしまったならば、行為は追認され政治責任を問う必要などそもそもなかったということになってしまいます。
 除名された議員は桐生市で生活する住民を愚弄し続けています。こんなことは市議会議員として許されてはならない行為と私は思います。であるならば、桐生市民の手で落選させることできっちりと責任を取らせるべきだと思いますね。それしか、この人に責任を取らせる方法はありませんから。まずはこの候補に投票しないというのが第一なのですが、たとえこの人が一定数の得票を得てしまうにしてもそれ以上の票が他の候補に入りさえすればこの人は落選します。前回の投票率が56.66%ということは、少なくとも43000票以上もの死票があるわけですし、それらが他の候補に入ればそれだけで責任を取らせることも不可能ではないのです。桐生市民の方々、よく考えてくださいね。

 おかしな政治家というのは今回の桐生市議に限らないってのがこの国の不幸なのですが、それは私たちがそんな政治家を選挙で選んでしまったために他ならないんですよね。
 よく考えるべきもまた、桐生市の人たちのみならず私たち日本国民全員ですかね。

| | コメント (0)

2012年6月14日 (木)

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」購入

 PlayStation Vitaの期待作「ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)」が発売されたので、購入しました。予約買いです。
 2008年発売のPS2ソフトのリメイクってのもアレですし、アニメ版「ペルソナ4」の放映分は全話見ましたからストーリーもだいたいわかっちゃってるわけですが……いかんせん、Vitaには今のところこれ以外発売予定表にさえも“大作ソフト”ってのが見当たらないので、Vita持ちとしては仕方ないんすよね。買うしかw
 で、主人公の名前をアニメ版と同じ「鳴上 悠」に設定し(私はアニメ版から入ったので、彼が「鳴上」にしか思えないw)、「ペルソナ」シリーズは難易度高めとかどっかで見たので難易度はイージーに設定して、1時間ぐらいプレイしてみたんですけど……
画面(グラフィック)が、超絶キレイっす
 いや、ホントにキレイなんです。これにはたまげましたよ。今までの携帯ゲーム機でのゲームグラフィックとは次元が違うのは当然として、PS3での「テイルズ オブ」シリーズ(ヴェスペリア&エクシリア)に匹敵どころかむしろそれ以上にさえ思えますわ。とにかく、凄いです。

 ただ、やったのがたったの1時間なので、千枝ちゃん&愛しの雪子嬢に会えたってだけでまだ戦闘にも至ってないし、システムがどうなのかとかもまだ全然わかりません。ま、今後のお楽しみってところですわ。
 今、サッカーのEURO 2012とアメリカ・バスケットのNBAファイナルが開催中でして試合時間の関係で録画試聴してたりしますし、その上、春開始のドラマの最終回があったり深夜アニメの録画分とかもあって、とにかく時間が圧倒的に足りないんですよね~。
 というわけで、現在ゲームは後回しになってまして、本格的に「P4G」で遊ぶのは来週以降になりそうです。

| | コメント (0)

2012年6月 8日 (金)

「機動戦士ガンダムUC」第5話 Blu-ray Disc版

 「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」第5話 Blu-ray Disc版、届いたので見ましたよ。

Uc5
初回限定特典の特製スリーブ付きで、今回は“黒いユニコーン”バンシィ。RX-0二号機ですが、アニメ版では「アームド・アーマー」という増加装備が両腕に装備されているので、一号機のユニコーンとは色だけでなく明確な差異がつけられていますな。個人的には、黒と金の取り合わせが好きじゃないので(なんか、下品に思えるんすよねぇ。成金趣味というか)、バンシィもあまり好きではないです。

 今回のタイトルは「黒いユニコーン」。原作7巻のタイトルと同じで7巻の内容と最後少しだけ8巻にも入り込んでいるんですが、トリントン基地戦は第4話でやってしまったので、ガルダでの姫様奪還戦が主です。旧型MS百花繚乱の大戦闘は今回はなく、新型のジェスタとアンクシャ(アッシマーの後継機)が出てくるぐらいですかね。MS戦は、ユニコーンvsバンシィが見所ですな(あとアンジェロ君の新しいのが最後にちょろっとw)。物語は、いつものようにあれもこれも省略&改変で、時間的にはある程度描く余裕もありそうなんだけど、出来上がってみれば第3話みたいな感じですね。それなりに描けているとはいうものの、説明不足で何だかよくわからないまま話だけが展開していってしまうという……ま、7巻の内容はフクザツだから、こんな短時間で全てを描ききれるわけもないし、仕方ないってところですかね。「きちんと理解したければ、自分で原作読んで補完しろ」ということなのでしょう。

 全6話とされていたガンダムUCアニメ版ですが、ここにきて7話が製作されることが正式に発表されました。
 原作8巻「宇宙と惑星と」も分厚い上に、9巻10巻の「虹の彼方に」も残ってるわけですから、とても6話1本だけでまとめられるはずがないですからねぇ。私は以前から「全8話ぐらいにしようよ」と言ってきたこともありますし、それはそれでよかったと思います。
 ただ……6話の「宇宙と地球と」が「2013 SPRING」で、7話に至っては「In The Near Future」って何ですかw。次は来年春ってのも大概な上に、完成は「近い将来」って「いつになるやらわかりまへん(キリッ」ってのと変わらんじゃないですかw。
 まぁ、ここまで付き合った以上は、最後まで付き合いますが……先は長そうだなぁ。

| | コメント (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »