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2012年5月28日 (月)

F1 2012 モナコGP

 F1第6戦・モナコGP決勝が昨日行われました。
 伝統の一戦・モナコGPなわけですが……「ここはモナコモンテカルロ、絶対に抜けない」という三宅アナの有名な実況にもある通り、モンテカルロ市街地サーキットは“抜けないサーキット”の代表でもあります。心配された雨がほとんど降らなかったこともあって、今年も「抜けない」展開になってしまいました。
 予選。“抜けないサーキット”のため、ここでは予選順位が何より大事です。というわけで、珍しく各車がQ1から全力アタックとなったわけですが……ペレス(ザウバー)がいきなりクラッシュして赤旗中断。ペレスはタイムを残せず、Q1敗退。また、期待された小林可夢偉(ザウバー)も12番手タイムでQ2敗退。バトン(マクラーレン)も13番手でQ2敗退。Q3も珍しく白熱した争いになったのですが、そんな中ベッテル(レッドブル)は敢えてタイムを残さず10番手スタートを選択しました。で、トップタイムを記録したのは、なんとミハエルさん(メルセデスAMG)!2006年フランスGP以来のPP獲得……とはなりませんでしたが(※前戦のセナとの事故で5グリッド降格がレース前から決まっていた)、びっくりしましたよ。で、2番手タイムでPPとなったのはウェバー(レッドブル)。こちらも昨年のドイツGP以来となる、久々のPP獲得。2番手スタートはロズベルグ(メルセデスGP)、3番手スタートはハミルトン(マクラーレン)。以下グロージャン(ロータス)、アロンソ(フェラーリ)、降格のミハエルさんで、7番手にはいよいよ立場がやばくなってきたマッサ(フェラーリ)が入りました。
 でも、面白かったのはここまででして……決勝は、スタート直後にグロージャンが姿勢を乱してコースを塞ぐ格好になり、可夢偉のマシンが避けきれず接触。結局両者ともにリタイアとなりました。その後は、もう「ここはモナコモンテカルロ、絶対に抜けない」いいいぃぃぃぃ……というフレーズが頭の中でリフレインする展開で、トップ集団までもが最終盤にて6台数珠つなぎになってしまいかつオーバーテイクなしという実につまらないレースでした。優勝はトップを守りきったウェバーで、今季初優勝。2位も2番手を守り切ったロズベルグ。ハミルトンはピットストップで順位を落としたため(5位)、アロンソが3位で、4位にはスタートで新品のソフトを選択したベッテル。マッサは今回頑張って6位に入りました。マッサもこれで「復活」となればいいんですけどね。スペインGP終了後に炎上したマシンで走ったセナ(ウィリアムズ)は、なんと10位入賞。バトンは完走扱いとはなりましたが最下位16位に沈み、ミハエルさんはマシントラブルか何かでリタイア。前戦でミラクルな初優勝を果たしたマルドナード(ウィリアムズ)は、予選からペナルティに次ぐペナルティで結局リタイアでした。

 結果、開幕6戦で6人目のウィナーが誕生しました。これはF1史上初のことだそうです。また、ドライバーズランキングではアロンソが76ポイントでトップに立ちました。散々な言われようのブサイクマシン・F2012を駆るアロンソが、6戦終えた時点で単独トップとはね。一方で、“レース巧者”のバトンがこのところ全く良いところがなかったり、好調だったルノー勢も今回はうまくいかなかったりと、なんだか「よくわからないシーズン」になってきましたね。マシンのデキに差がないとも言えるのでしょうが、「誰が一番速いか決定戦」ではなく「誰がピレリタイヤを当日一番上手に使ったか決定戦」になってしまっているよーな?今回はコースレイアウトの関係もありましたが、ちょっとピレリタイヤの演出が過ぎる感じも出てきましたかねぇ。
 次は昨季のベストレースとも言われたカナダGPですな。次はハミルトンかライコネンが優勝して、7人目のウィナーが出るようなことになるのかな?

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