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2012年1月25日 (水)

第7回大阪モーターショー ~その2

その1からの続き)
 3号館。ダイハツとトヨタがブースを構えていたんですが……

Toyota
 見るべきものは、この「86」だけでした。ダイハツはそれなりにコンセプトカーを並べてあったけど、トヨタの方は台数があるだけで、「86」を除けば「アクア」ぐらいしか見るものなかったっすねー。レクサスなんて存在意義すらない感じ。ショーなんだから、LFAを置いておくだけでもまたイメージ違うだろうに……やる気ないんですかね。
 で、スバルBRZのトヨタ版が「86」なわけですが……標準グレード「G」の値段が、6速MTで241万円って記事が出てましたね。ブレーキ回りとかを見た限りでは「現代版セリカだな」と感じたんで、もう少し下げられるかと思ったんですが。若者に売るにはちと値段が高いかなと。期待通りに売れるといいけど、どうかなぁ?
 4号館。ホンダがドーンとブースを構えてて、コンセプトカーを並べていたんですが……見るものがない。

Honda1
 この「EV-STER」とかあるわけですけど、「だから何?」って感じで……「こんなの出すくらいなら、日本でシビック売ったら?」って思えてしまって。「N-CONSEPT」ってのも、特にどーとも。

Honda2
 さらに、ホンダのDNAと言うべきレース車両の展示が、このレプソルカラーのRC212V、たった1台とは……泣けてきました。

Mazda
 マツダのブースは、狭いながらもコンセプトカー・雄(たけり。次期アテンザですかね?)とか、スカイアクティブ技術とか見所はあったように思います。

Mersedes
 メルセデスのブースも内容的にはイマイチな感じだったけど、この「SLS AMG ロードスター」は流石でしたねぇ。

Audi
 アウディのブースは、このA8の「¥20,610,000」の値札が異彩を放ってましたが、グレード別にクルマが並んでるだけでしたね。せっかくのショーだし、R8とか、せめてTTは並べておいてほしかったなぁ。

Alfa
 アルファ ロメオは、この「Giulietta」が置いてありました。また、シトロエン/プジョー、ハーレーダビッドソンなんかも少しだけ置いてありましたが、省略します。5号館はカスタム屋さんなんかの展示がなされていましたが、これも省略。

 なんか、全体的にこぢんまりとしてて、「華のないショーだな」って感じました。三菱自動車、ヤマハ発動機、川崎重工業は不在。光岡自動車も不在。フェラーリやポルシェなどのスーパーカーメーカーはもちろん、アメリカのメーカー、フォルクスワーゲングループ(アウディ除く)も不在。メーカーのレースマシンも数えるほどで「これじゃF1の地上波放送もなくなるわなぁ」と実感せざるをえませんでしたし、展示内容にもホント夢がない。やっぱり日産GT-Rみたいなクルマに人は集まってくるのに、そういうクルマを用意しないんじゃ関心も集まりませんよ。あと、コンパニオンのオネーサンも少なくて、今回はクルマ以外写真撮る気も起こりませんでした(かなりの重装備で行ったんですけどねぇ。途中でクルマ用の広角ズームにレンズ替えて、それっきり。ハンディカムを使うこともなければ、予備電池も一切不要でしたわw)。前に来たときはグッズも買って帰ったんですけど、今回はそれもなし。買いたいものがなかった。
 それでも、お客さんは多かったです。開催日程が金・土・日・月曜だったので、最も空いているであろう最終月曜日を狙って行ったんですが、平日にも関わらず随分人が多かった。以前の大阪モーターショーも月曜日を狙って行ったんですけど、今回が人出は一番多かったんじゃないかな。

 「自動車不況」の日本ではありますが、モーターショーとなればやはり人は集まるわけです。ということは、自動車の人気自体が衰えたというわけでは必ずしもないのではないでしょうか?ただ、「魅力的なクルマ」というものがない。最近言われている日本のクルマ市場に対する問題提起の1つですが、的は射ていると思います。もちろん、魅力的なデザインのクルマを作ってみても売れず、魅力的なスペックの高性能車を作ってみても売れない。売れるのは低燃費のエコカーか軽ばかり、それが現実な以上、今のラインナップでも仕方がないといえばそうかもしれませんけど、だからといって安い軽、プリウスやインサイトに代表されるエコカー、実用性だけのワンボックス、それしか選択肢がなかったら、本当に先細りしていくだけの市場で終わってしまうのではないでしょうか。
 そんな中、今年はトヨタの「86」やスバル「BRZ」が発売されます。これらは魅力的なデザインとスペックを併せ持つクルマですが……この低賃金の時代にはまだ若干高いです。これからヨーロッパの国際レースでは1600ccエンジンが標準になります(F1もWRCも規定でそうなる)けど、そのクラスであればもう少し値段を下げられるのではないでしょうか。現行ではヴィッツとかフィットのクラスになりますが、ボディを現代的でスタイリッシュなものにすれば、かつてのトレノ/レビンやシビックのような若者にもウケるパッケージができると思うんですがね。

 何から何まで夢も希望もないような時代ですけど、まだクルマにはできることがあると思います。少しでも明るい雰囲気になるような国産車ができること、期待していますよ。

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コメント

こんにちは.

最近はエコカーが注目されてしまい普通のガソリン車(特にスポーツカー)はおいていかれる一方ですね.
そういう自分も今月からプリウスに乗っていますが,札幌の街中もプリウスやフィットだらけです.

モーターショーは札幌でも来月開催予定です.

投稿: LUCA | 2012年1月28日 (土) 17時53分

こんばんは。
私の家の周りでは、最近ヴィッツやフィットを通り越して軽がやたら目立ちます。ま、石油依存を少しでも解消するという観点からはエコカーとかクルマが小さくなることも悪いことではないのですが、自動車業界が元気になるにはちょっと、ね。
モーターショーを福岡や札幌でも開くのは良い試みだと思います。多くの人が見に行くことで、そこにいるクルマメーカーの人たちがいろいろな客の反応を直に見れば、考え方もまた変わってくるのではないかと(少し)期待しています。

投稿: ブルーメール | 2012年1月28日 (土) 23時40分

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