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2011年12月31日 (土)

ゆく年くる年 2011

 大晦日です。2011年・平成23年も終わろうとしています。
 今年は、何と言っても3月11日でしょう。あの日の大地震を境に、日本という国は大きく変わりました。ただし、どんよりと重い“空気”に変わったというだけで、何かが良くなったなんてことはなく、むしろ悪化したかもしれません。この国が、今までに抱えこんでいた問題が一気に露出し、何一つ解決できず対処すらできず、年越しに至ってしまった。そんな1年だったように感じます。有事対応、貧困、地域間格差、エネルギー問題、政治不在、国家戦略、農業政策、国家財政、煽るだけのマスメディアと簡単に煽られすぎの民衆……簡単に解決できる問題ではないのだから越年するのも当然かもしれませんが、だからといって地震発生から9ヶ月も経ったのに被災地の復興どころか復旧すらままならず、犠牲者は津波によって亡くなっているというのに震災被害を福島第1原発事故のみへと国民の意識を誘導しておきながら春の計画停電/夏の全国的節電に続いて今冬まで関西と九州では節電を余儀なくされている現実は、現日本政府の無能無策ぶりを如実に示しています。原因はもちろん政権を担当する実質単独与党・民主党(国民新党なんて名前だけですから)にありますが、野党第一党の自民党にもあります。個人的には、自民党に心から失望しました。民主党がダメなのは私を含めて日本国民の多くがわかっている、そんな中で自民党は何をしたか、ほとんど何もしていない。同類ですよ。文句言ってるだけで足を引っ張っている分を引き、さらに唯一熱心なのは公明党(創価学会)の気を引くことで国民の関心を引くことではないという情けない実像を考え合わせると今の彼らはもやは害悪レベルですな。日本がこんななのは、あなた達が自分たちのなすべきことをしていないせいですよ。猛省を促したい。
 そして、今年最もショックだったのは、この国を民主党や自民党以上におかしくしているのは我々国民自身であるということがはっきりしたことでした。菅直人という憲政史上最低ともいえる内閣総理大臣がいました。先のことを一切考えず身勝手極まりなかった彼の行動を、賞賛する人間があまりに多かったこと……「反対のための反対」でしかないことを「正しい」と考えてしまう人間が、今の日本にはこれほどまでに多いとは。本当に絶望しました。一時期、日本から出られるものなら出て(少なくとも日本よりははるかにマシに見えた)アメリカとかフランスとかに行きたいと本気で考えたときもありましたよ。未だに一部のマスメディアに煽られるまま、ヒステリックな行動に走っている大人が少なくない現状を見ていると、この国が何も進められないのも当たり前と考えざるをえません。何かを変えるということは何かを捨てて代わりに新しい何かを創り出すということですが、「反対のための反対」は破壊しか生みません。それを主張する者も、それに煽られているだけの人間も、先を見ようとしない考えようともしないので、彼らの「変える」は「壊すこと」にしかならず、彼らの行く末は「進む」のではなく「潰える」です。何かを進めることなんて彼らには未来永劫できないのですよ。あと、この国はとにかくキレイゴト大好きになってしまって過去と現実から目を背け続ける風潮が蔓延していることとか、とかく政治を語りたがるヤツに限って憲法をあまりにも知らなすぎることとか……そんな無知蒙昧の輩が「俺は大人だ」「俺は社会人なんだ」「私は親だ」「私こそが真の有権者なんだ」と言って偉そうにそのへんを大手を振って歩いている、それが今の日本の本当の姿なんだということに気付かされた1年でした。
 ただ、この日本という国には、被災地と福島第1原発の復旧に全力で取り組んだ人も多くいたし、義援金を出す人が本当にたくさんいました(私も出したし)。ルネサス エレクトロニクスの復旧に関係企業が連合して取り組んだこともあったし、自衛隊・警察・消防・被災地の役所職員など日頃文句いわれっぱなしの公務員が命懸けで働いていました。そういう個人個人の底力、そして元々深刻な不況下でこれだけの被害を受けながらもへこたれなかった日本経済の底力を実感したというのもまた事実です。政府がこれだけ無能無策でも、リーダー不在でも、おかしな集団が大声で跋扈していても、個人の力が自然と重なり合って何とかしてしまう……日本という国は、この見えない“力”で前へと進んでいけるのかもしれませんね。
 また、今年は日本の震災だけでなく、ニュージーランドの地震やタイの大洪水もありましたし、世界中が大きく揺れまくりました。チュニジアで始まった民主化の動きはエジプトのムバラク政権を倒し、リビアのカダフィ独裁政権をも崩壊させましたし、EU内でギリシャ危機が深刻化した結果イタリアに波及してベルルスコーニ政権も倒れました。年末になって金正日総書記が死去し北朝鮮の体制の不安定化が心配されていますし(愚かな国家、「ああなったらお終い」という国家とはどんなものなのか、北朝鮮はわざわざ見せ続けてくれています。ある意味、感謝すべきでしょうね)、ロシアでは安泰と思われていたプーチンさんの不人気ぶりが明らかになってみたり、アメリカの国債が議会の調整不足でデフォルト寸前に陥るなんてこともありました。どれも政治の混迷が招いた結果なのですが、どの国も問題解決には至っていません。政治不信、政治不在、国家財政……世界中どこもかしこもおかしくなっていて、収拾がつかなくなっているんですよね。「日本ほど政治的におかしな国は他にない」と思っていたんですが、そうじゃないどころか、あのアメリカの民主主義までもがおかしくなっているとは(国民は連邦議会を見放したとか。オバマ大統領の支持率も高くない一方、来年選挙だというのに強力な対立候補もいません。危機的状況と言っても過言ではない)……今年ほどいろいろなことを学んだ年はなかったです。本当に激動の、大変な1年でした。

 私・Bleumer的には、新しいハードウェアな1年でしたかね。1月に“Sandy Bridge”なPCを自作<記事>、4月にニンテンドー3DS<記事>、6月にブルーレイレコーダー<記事>とiPad2<記事>、10月にiPhone4S<記事>、そして12月にPlayStation Vita<記事>ですか。Sandy Bridge(Core i7-2600K)なPCは画期的処理速度をもたらしてくれたんですが、マザーボードのリコールなんてこともあったりしました<記事>。iPad2はタブレット端末というネットデバイスの新しい形を現実として見せてくれましたし、iPhone4Sは携帯電話の新しい形を教えてくれました(今年も躍進したappleはスゲーと言いたいところなんですが、この年末に1st iPod nanoの交換プログラムでうちへやってきた6th iPod nanoのデキが実にビミョーでして……やっぱり信者にはなれませんわw)。3DSは任天堂らしいゲーム機だし、VitaもPSPの後継機というにふさわしいマルチメディア端末ですけど、どちらも既存機のブラッシュアップに留まっていて新しさという点では乏しかったかもしれません。
 あと、iPhoneはauと契約、後日ソフトバンクとの回線契約を切りましたから、今年は初の「キャリア替え」もしましたな。私が生まれたときからずっと放送されていた地上波アナログ放送停波も今年でしたね。半ば冬眠中だったTwitterアカウント(@Bleumer_twt)を復活させまして、それなりに使うようになり、今月になってTwitter上でもBleumerと名乗るに至りました(@Bleumer)。今年は遠くに旅行へ行ったりはできなかったけど、来年はまたどこかしらへ遠出もしたいなぁ。

 今年はいろいろありすぎました。
 来年は穏やかな1年であってほしいと願っていますが……今年の国政上の「先送り」のツケが早くも回ってくるでしょうし、その1つとして関西(関西電力管内)では来月から早速電力不足に陥りそう。衆議院の定数是正が成立しさえすれば、解散総選挙の可能性もあります。どうなっていくんでしょうね。
 不安も尽きませんが、2012年がこの国にとって良き1年となりますように。

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