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2011年10月25日 (火)

iPhone4S、契約 ~その3(iPhone4S ソフト編)

 その2でiPhone4Sのハードウェア面を中心に書いたので、今回はソフトウェア面というか使い勝手について感じたことを書きます(※数々のアップデートがなされたため、5/16に記事内容を書き換えました)。

 初スマホとしてiPhone4Sを選ぶにあたり問題視していたことの1つが、その1でも書きましたが電話としての使い勝手でした。メール端末としてはiPad2/ウェブ端末としては第3世代iPod touchでiOS機がどんなもんか知っていたことからあまり心配しませんでしたが、電話機能はiPhoneにしかないものですから実際の使い勝手がわかるはずもなく……個人的には必須な留守番電話についてiPhoneだとどうなるのかが特に気になっていました。
 で、使ってみての感想は、「iPhoneも、電話としてフツーに使えるんだな」ってところです。まぁ、iPhoneは何年も世界中で電話として使われているはずなので、当然と言えば当然なんですけどw。電話帳は、931SHのをMicroSDカードに書き出して、PCでGoogleのウェブメールサービスであるGmailへインポートし、Gmailの連絡先とiPhone4Sを同期することで転送できました。
 留守番電話は、auのサービスの1つとして提供されるものを利用するだけで、ガラケーみたいに端末に音声データを記録する簡易留守録はやはり無理なんですね。また、留守番電話サービス自体は無料提供されるものの、そこへ預けられたメッセージを聞くには普通に電話をかけるとき同様通話料がかかるとか……うーん。この点、iPhoneにはビジュアルボイスメールという預かったメッセージを音声ファイルとして配信してくれる独自機能があるようで、ソフトバンクでは有料ながら「留守番電話プラス」(315円/月)としてサービス提供しています。auでは発売当初サービス提供されていなかったのですが、4/14のアップデートにより同じく月315円で提供されるようになりました。その他、ソフトバンクだと有料ながら割込通話(210円/月)やグループ電話(210円/月)とかも提供されてて、ビジュアルボイスメールとまとめて「iPhone基本パック」(498円/月)として提供もしているんですね<ソフトバンクのページ>。一方、auでは割込通話は無料で提供され、ボイスメールというサービス(auの別端末に対して音声メッセージをデータとして送ることができる)が無料で提供されるんですな。私の使い方だと割込やグループ電話ってのは不要なのですが、ビジュアルボイスメールはあってほしいかな。それにしても、なんでスマートホンって音声データを記録する簡易留守録機能がないんですかねぇ?(簡易留守録つきのも、ないわけではないようですが)。ボイスレコーダーにもなるiPhoneで技術的にできないはずがないと思うのですが。アメリカでは留守番電話なぞ必要とされてないのか、電話会社の側がそんな機能を許さないのか……よくわからないなぁ。何にせよ、やはり電話としての使い勝手は、悪くはないけどガラケーのようにはいかないですね。電話としてのiPhoneに期待しすぎるのは間違いのようです。工夫して何とかなる話ではないから、電話が重要であれば通話と通信とで端末を使い分ける“2台持ち”が合理的なんですな。「なるほどなぁ」と思いました。

 次に、メール端末として。
 発売当時「キャリアメールでプッシュ配信ができない」などメール端末として大きな問題を抱えていたau版iPhoneですが、アップデートを繰り返した結果、SoftBank版iPhoneのメール機能を上回るまでになりました。まず、キャリアメール(@ezweb.ne.jp)が3/13からプッシュ配信(=リアルタイム受信)できるようになりました。以前は「GmailやiCloudに転送して通知させる」という“裏技”的な設定が必要でしたが、今ではキャリアメールの設定さえしてしまえば普通のケータイメール同様に配信後即受信します。しかも、SoftBank版iPhoneのキャリアメールではWi-Fi接続のみでは着信通知ができない/添付ファイルの上限が1通あたり1MBであるのに対し、au版iPhoneだとWi-Fi接続のみでも着信通知可能/添付ファイルの上限が1通あたり3MBとなっており、機能面で上回っています。1MBと3MBで何が違うかというと、iPhone4Sのカメラで撮った画像ファイルが2MB程度となるためこれをそのまま添付してメールできるかどうかということになり、利便性という点で結構大きな差になっています。アップデート後ずっと使ってますけど、このキャリアメールはガラケーのメールの使い勝手と変わらず、実に素晴らしいですわ。次に、4/14からMMS(Multimedia Messaging Service)も使えるようになりました。上記のキャリアメールのプッシュ配信とは選択制になってしまうのが残念ですが(※キャリアメールのプッシュ配信さえ諦めれば、併用可能)、MMSを選択すると、iOSの「メール」ではなく「メッセージ」アプリで@ezweb.ne.jp宛のメールを扱うことになるようです。私はMMSではなく慣れている「メール」での管理を選択しているのですが、日本ローカルのキャリアメールだけでなく国際的な規格のMMSも選べるようになったのはありがたいことです。また、SMS(Short Message Service)も4/14から3GPP標準仕様になりましたし、未対応だったiMessage/FaceTime/ビジュアルボイスメールも使えるようになりました。これらのアップデートで、少なくとも「au版iPhoneがSoftBank版iPhoneに劣る」ということはなくなったと言えますし、今からau版iPhoneを購入するのであれば「何の心配もない」と断言してもよいと思います(※先日、キャリアメールにてサーバーの不具合らしき一時的に送受信できなくなるトラブルに遭遇したんですけど、翌日には直ってましたし。どこのキャリアであれサーバートラブルはありえますから、「au版はダメ」ってことではないです)。
 あ、メールを読む端末としては、必要十分ですね。3つも4つものアカウントを1画面で管理できてしまうのは実にスマートですな。けど、書く端末としては……ガラケーの中でもキータッチが最高クラスだった931SHとか、物理キーボード装備のスマホなどには到底及ばないですけど、タッチパネルのスマホとしては「こんなもんかな」って感じです。画面も大きくないし、親指ではなく人差し指でミスタイプを気にしながらちまちまと入力していくので長文メールを打ち込む気にはとてもなれませんが、短文であれば問題ない程度には慣れました。そういえば、auショップの人に「絵文字はauのiPhone同士でしか使えませんから」と念を押されたんですけど……私は絵文字使わない人なのでよくわからんのですが、そもそも絵文字を多用する人がスマホ(しかも、iPhoneみたいなグローバルホン)を選ぶのですかね?ま、できるのであれば、絵文字にも対応できればさらなるユーザー獲得を狙えるでしょうし、auには頑張ってもらいたいところですけど……どうなんだろう?

 ウェブ端末としては、昨日も書きましたけど3.5インチという画面の小ささがやはりネックですね。液晶が9.7インチのiPad2でのウェブブラウズは、PCに比べると小さい割に十分快適だったりするのですが、3.5インチは厳しいですな。ポータルサイトとして使っているYahoo!JAPANなんて、PC版は字が細かすぎて絶望的。
Iphone4s_5
こんな感じでして、もちろん拡大できますが、ここまで小さいと拡大する気も起こりません。モバイル版でもあまりに見にくいから配布されてる専用アプリで内容を抽出するのが一番マシって状況ですね(もはやサイトじゃねーようなw)。amazonも、モバイル版ページを閲覧するより専用アプリで検索してった方が実用的。当ブログに至っては、ココログモバイル版での表示になるので、記事を表示するとどこまでも果てしなく字だらけで読む気がなくな……あー、えー、基本的に文章長すぎなのがアダになってますな。あはははは(一応これでも文章を短くすべく気を使っていたりはするのですが)。どこであっても掌の中にてサイト閲覧できてしまうのは感動なのですけど、失うものも少なくないように思いますね。次のiPhoneでは、もう少し画面を大きくしてほしいです。
 auの回線システム上、通話と通信を同時に行うことはできないから電話がかかってきたら通信が遮断されるというのが一部で問題にされているようですけど、私は耳に当てて電話するので通話しながら通信することはないし、通信が一時的に遮断されても別に構わないと思っています。それが絶対に困るって人は、常にWi-Fi圏内にいるか、通信はWiMAXにしておくかとかでない限り、au版iPhoneだけじゃなくauの端末は全部ダメなんでしょうしねぇ。どうしても通話と通信が同時にできないと許せないなら、回線システムのことなので文句言うだけムダだし、黙ってさっさと他へキャリア替えしましょう。
 Twitterは、公式クライアントをインストールして使っていますが、これで必要十分だと思います。ヘビーユーザーの人はどう思うのかわからないのですが、私みたいに何となくつぶやいてタイムラインをたまに眺めている程度のライトユーザーであれば、表示も見やすいし問題ないかと。iOS5でOS側にある程度Twitterが組み込まれたことも関係しているのか、バッテリー消費抑制に多少貢献している気がしないでもないです。同じく公式クライアントをインストールしたiPad2のバッテリーが、iOS5にしてから妙にもつようになった気がするんですよね。Twitterが組み込まれたからというか、Twitter公式クライアントとの相性だけ良くなったのかもしれませんが。
 そのiOS5の“目玉”といえるのが、クラウドサービスのiCloudなんですけど……早速登録していろいろ試してみてはいるんですが、個人的にはあまり信用していません。サービス開始直後に見られたメールの遅延なんかはなくなりましたが、Windowsとの連携がまるでダメというか……「appleのサービスなんだから、Macでやれ」と言われればその通りかもしれませんが、うちのPCはWindows7ですし、PC用のSafariまでインストールして試しているのに連絡先をGmailから移すことすら未だできずにいます。フォトスクリームはたしかに「便利だな」と思ったんですけど、何でもかんでも画像をクラウドで公開してしまうかもしれず、どうするかを個別に設定できないとか……なんかいろいろやばすぎる気が。「音楽同期機能が日本では使えない」って以前話題になってましたが、それどころじゃない感じがします。「iPhone4SとiPad2を自動同期で連携できたら素晴らしいよなぁ」と思ってたんですけど、結局、iCloudのメールは個人メモ的に利用、連絡先はあきらめてGmailで一元管理、フォトスクリームは一括削除、当初はiPhone4Sのバックアップを任せようと思ってましたがそれもやめてバックアップ先はPCに変えました。
 あと、iOS機の中でもiPhone4Sのみの特権である音声入力機能“Siri”は興味深い機能ですが……過大な期待はしない方がいいです。実際に使ってみましたが、日本語版は機能的にまだまだで限定的にしか動作しません。また、これはクラウドサービスの一種でして、ハンパなく通信しまくるという記事が出ています<こちら>。ちょっとした質問をするだけで5MB以上のデータを消費って、本当だったらえげつないですな。Siriをみんながオンにしたら、ソフトバンクだけじゃなくauの3G回線もパンクするかもしれませんねw……って、笑いごとじゃないか。

 iPhone4Sは「さすが」の仕上がり具合ですし、SoftBankに後れを取っていたauのサービスもこの春で追いつきました。au版iPhone4Sも、誰にでもオススメできる端末になったと思います。Androidも最新OSである4.0が本格的に普及し始めてはいますが、セキュリティ対策が進歩したとはとても言えない状況ですし……「スマートホンにしたいけど、難しいことはわからない」って人には、特にiOS搭載のiPhoneがオススメですわ。
 KDDIがアップデートに次ぐアップデートでサービスを増強してくれたことには感謝しています。契約した2年間はきっちり使いたいと思っていますので、今後は安定したサービスを提供してもらえるようよろしくお願いしますよ、KDDIさん。

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コメント

クラウドの利用により、
スマートフォンの内容が豊富になってきました。
クラウドの応用はパソコンではなく、
スマートフォンの中でますます多くなりましたね。
確かに科学進歩がいいですね~

投稿: cloud | 2011年10月25日 (火) 22時48分

クラウドの進歩には目を見張るものがありますね。
より進歩して、スマートフォンがさらに使いやすく便利なものになってくれたらありがたいです。

投稿: ブルーメール | 2011年10月29日 (土) 16時33分

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