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2011年10月

2011年10月31日 (月)

F1 2011 インドGP

 F1第17戦・インドGP決勝が昨日行われました。
 インドでのF1開催は史上初。開催地も、できたばかりのブッダ・インターナショナルサーキット。GP開幕前は工事の遅延やトラブル話ばかりで「大丈夫か?」と思いましたが、無事開催されましたね。フォースインディアのビジェイ・マリヤ代表や、インド人初のF1レギュラードライバーであるナレイン・カーティケヤン選手にとって母国開催は感無量だったでしょうな。
 予選。最近ツキからも見放されている小林可夢偉(ザウバー)がQ3でいきなり脱落、ペレス(ザウバー)が黄旗無視で3グリッド降格処分とされたため17番手スタートとなりました。あとは、いつもの通りって感じでしたかね。ベッテル(レッドブル)がPPを獲得、2番手にハミルトン(マクラーレン。黄旗無視で3グリッド降格処分)、3番手ウェバー(レッドブル)、4番手アロンソ(フェラーリ)、5番手バトン(マクラーレン)、6番手マッサ(フェラーリ)、7番手ロズベルグ(メルセデスGP)で、あとの3台はタイヤ温存策。ベッテルは今シーズン13度目のPP獲得となり、年間13回はアイルトン・セナ(1988/1989)とアラン・プロスト(1993)に並んで歴代2位だそうで。まぁ、年16戦時代の記録と単純に並べて良いものかどうかわかりませんが、19戦あったからって簡単にできることじゃなし、やっぱ凄いですなベッテルは。
 決勝。スタート直後の1コーナーで何台かが接触。それに巻き込まれる形で小林可夢偉のマシンもスピンした挙げ句、接触。リタイアとなりました。とにかく、うまくいかないですね。こうなると、「来季のシート、早々に確保しておいて本当に良かったね」としか言えない雰囲気ですが……こんな次元で留まってるドライバーじゃないと思うので、次戦頑張って。レース展開は、これまたいつものベッテル独走パターン。PPからスタートして、順調に逃げて、最初のセット(ソフト)を上位集団で最後に交換し(20周目)、次のセット(ソフト)も上位集団で最後に交換(48周目)、問題視されていたハードタイヤも問題なくファイナルラップでファステスト……負けるはずがありません。2位に入ったレース巧者・バトンのタイヤマネージメント(19周目と47周目にピットイン)をさらに上回って、かつ速いんですから、最早どーしようもないですねw。3位はアロンソで、4位にウェバー。5位には予選12番手のミハエルさん(メルセデスGP)が入りました。6位はロズベルグだったんですが、ミハエルさんはドライバーズランキングで7位のロズベルグ(75pt)に追いついてきたんですよね(現在70pt)。「さすが元皇帝」と言うべきなのか、「ロズベルグやばくね?」と言うべきなのか、ちょっと複雑です。ハミルトンは7位。途中またもマッサと接触しまして……今回はマッサが悪いという裁定だったんですが(マッサにドライブスルーペナルティが科せられた)、何なんですかねぇ、この2人?2人の間にだけ特別な引力でもあるのでしょうか。フォースインディアはスーティルが9位に入って初の母国GPでポイントを獲得、ザウバーはペレスが10位に入りました。ヒスパニアからスポット参戦したカーティケヤンは17位完走。
 新しいブッダ・インターナショナルサーキットは4コーナーの入り口がとんでもなく広くなってたり面白いレイアウトだなと思いましたけど、いかんせん、ホコリが……テレビ画面からも視認できるほどに路面を白く覆い尽くすホコリ、あれは何なんでしょう?砂漠の真ん中にあるバーレーンインターナショナルサーキットの砂は有名ですけど、あれも砂なんですかね?F1は過去アルゼンチンとか南アフリカとかいろんなところで開催されてきましたが、あんなに汚れたコースは初めて見たように思います。決勝後半のレコードラインはかなりマシになってましたけど……コース状態がどうであろうとマシンをコントロールしてしまうF1ドライバーって、ホント凄いですな。

 グランプリ終了後の記者会見でベッテルも語っていましたが、先週開催のモトGP第17戦・マレーシアGPでマルコ・シモンチェリ選手が亡くなりました。モータースポーツに危険はつきものとはいえ、インディのダン・ウェルドン選手に続いて本当に残念な事故でした。
 ご冥福をお祈りします。

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2011年10月25日 (火)

iPhone4S、契約 ~その3(iPhone4S ソフト編)

 その2でiPhone4Sのハードウェア面を中心に書いたので、今回はソフトウェア面というか使い勝手について感じたことを書きます(※数々のアップデートがなされたため、5/16に記事内容を書き換えました)。

 初スマホとしてiPhone4Sを選ぶにあたり問題視していたことの1つが、その1でも書きましたが電話としての使い勝手でした。メール端末としてはiPad2/ウェブ端末としては第3世代iPod touchでiOS機がどんなもんか知っていたことからあまり心配しませんでしたが、電話機能はiPhoneにしかないものですから実際の使い勝手がわかるはずもなく……個人的には必須な留守番電話についてiPhoneだとどうなるのかが特に気になっていました。
 で、使ってみての感想は、「iPhoneも、電話としてフツーに使えるんだな」ってところです。まぁ、iPhoneは何年も世界中で電話として使われているはずなので、当然と言えば当然なんですけどw。電話帳は、931SHのをMicroSDカードに書き出して、PCでGoogleのウェブメールサービスであるGmailへインポートし、Gmailの連絡先とiPhone4Sを同期することで転送できました。
 留守番電話は、auのサービスの1つとして提供されるものを利用するだけで、ガラケーみたいに端末に音声データを記録する簡易留守録はやはり無理なんですね。また、留守番電話サービス自体は無料提供されるものの、そこへ預けられたメッセージを聞くには普通に電話をかけるとき同様通話料がかかるとか……うーん。この点、iPhoneにはビジュアルボイスメールという預かったメッセージを音声ファイルとして配信してくれる独自機能があるようで、ソフトバンクでは有料ながら「留守番電話プラス」(315円/月)としてサービス提供しています。auでは発売当初サービス提供されていなかったのですが、4/14のアップデートにより同じく月315円で提供されるようになりました。その他、ソフトバンクだと有料ながら割込通話(210円/月)やグループ電話(210円/月)とかも提供されてて、ビジュアルボイスメールとまとめて「iPhone基本パック」(498円/月)として提供もしているんですね<ソフトバンクのページ>。一方、auでは割込通話は無料で提供され、ボイスメールというサービス(auの別端末に対して音声メッセージをデータとして送ることができる)が無料で提供されるんですな。私の使い方だと割込やグループ電話ってのは不要なのですが、ビジュアルボイスメールはあってほしいかな。それにしても、なんでスマートホンって音声データを記録する簡易留守録機能がないんですかねぇ?(簡易留守録つきのも、ないわけではないようですが)。ボイスレコーダーにもなるiPhoneで技術的にできないはずがないと思うのですが。アメリカでは留守番電話なぞ必要とされてないのか、電話会社の側がそんな機能を許さないのか……よくわからないなぁ。何にせよ、やはり電話としての使い勝手は、悪くはないけどガラケーのようにはいかないですね。電話としてのiPhoneに期待しすぎるのは間違いのようです。工夫して何とかなる話ではないから、電話が重要であれば通話と通信とで端末を使い分ける“2台持ち”が合理的なんですな。「なるほどなぁ」と思いました。

 次に、メール端末として。
 発売当時「キャリアメールでプッシュ配信ができない」などメール端末として大きな問題を抱えていたau版iPhoneですが、アップデートを繰り返した結果、SoftBank版iPhoneのメール機能を上回るまでになりました。まず、キャリアメール(@ezweb.ne.jp)が3/13からプッシュ配信(=リアルタイム受信)できるようになりました。以前は「GmailやiCloudに転送して通知させる」という“裏技”的な設定が必要でしたが、今ではキャリアメールの設定さえしてしまえば普通のケータイメール同様に配信後即受信します。しかも、SoftBank版iPhoneのキャリアメールではWi-Fi接続のみでは着信通知ができない/添付ファイルの上限が1通あたり1MBであるのに対し、au版iPhoneだとWi-Fi接続のみでも着信通知可能/添付ファイルの上限が1通あたり3MBとなっており、機能面で上回っています。1MBと3MBで何が違うかというと、iPhone4Sのカメラで撮った画像ファイルが2MB程度となるためこれをそのまま添付してメールできるかどうかということになり、利便性という点で結構大きな差になっています。アップデート後ずっと使ってますけど、このキャリアメールはガラケーのメールの使い勝手と変わらず、実に素晴らしいですわ。次に、4/14からMMS(Multimedia Messaging Service)も使えるようになりました。上記のキャリアメールのプッシュ配信とは選択制になってしまうのが残念ですが(※キャリアメールのプッシュ配信さえ諦めれば、併用可能)、MMSを選択すると、iOSの「メール」ではなく「メッセージ」アプリで@ezweb.ne.jp宛のメールを扱うことになるようです。私はMMSではなく慣れている「メール」での管理を選択しているのですが、日本ローカルのキャリアメールだけでなく国際的な規格のMMSも選べるようになったのはありがたいことです。また、SMS(Short Message Service)も4/14から3GPP標準仕様になりましたし、未対応だったiMessage/FaceTime/ビジュアルボイスメールも使えるようになりました。これらのアップデートで、少なくとも「au版iPhoneがSoftBank版iPhoneに劣る」ということはなくなったと言えますし、今からau版iPhoneを購入するのであれば「何の心配もない」と断言してもよいと思います(※先日、キャリアメールにてサーバーの不具合らしき一時的に送受信できなくなるトラブルに遭遇したんですけど、翌日には直ってましたし。どこのキャリアであれサーバートラブルはありえますから、「au版はダメ」ってことではないです)。
 あ、メールを読む端末としては、必要十分ですね。3つも4つものアカウントを1画面で管理できてしまうのは実にスマートですな。けど、書く端末としては……ガラケーの中でもキータッチが最高クラスだった931SHとか、物理キーボード装備のスマホなどには到底及ばないですけど、タッチパネルのスマホとしては「こんなもんかな」って感じです。画面も大きくないし、親指ではなく人差し指でミスタイプを気にしながらちまちまと入力していくので長文メールを打ち込む気にはとてもなれませんが、短文であれば問題ない程度には慣れました。そういえば、auショップの人に「絵文字はauのiPhone同士でしか使えませんから」と念を押されたんですけど……私は絵文字使わない人なのでよくわからんのですが、そもそも絵文字を多用する人がスマホ(しかも、iPhoneみたいなグローバルホン)を選ぶのですかね?ま、できるのであれば、絵文字にも対応できればさらなるユーザー獲得を狙えるでしょうし、auには頑張ってもらいたいところですけど……どうなんだろう?

 ウェブ端末としては、昨日も書きましたけど3.5インチという画面の小ささがやはりネックですね。液晶が9.7インチのiPad2でのウェブブラウズは、PCに比べると小さい割に十分快適だったりするのですが、3.5インチは厳しいですな。ポータルサイトとして使っているYahoo!JAPANなんて、PC版は字が細かすぎて絶望的。
Iphone4s_5
こんな感じでして、もちろん拡大できますが、ここまで小さいと拡大する気も起こりません。モバイル版でもあまりに見にくいから配布されてる専用アプリで内容を抽出するのが一番マシって状況ですね(もはやサイトじゃねーようなw)。amazonも、モバイル版ページを閲覧するより専用アプリで検索してった方が実用的。当ブログに至っては、ココログモバイル版での表示になるので、記事を表示するとどこまでも果てしなく字だらけで読む気がなくな……あー、えー、基本的に文章長すぎなのがアダになってますな。あはははは(一応これでも文章を短くすべく気を使っていたりはするのですが)。どこであっても掌の中にてサイト閲覧できてしまうのは感動なのですけど、失うものも少なくないように思いますね。次のiPhoneでは、もう少し画面を大きくしてほしいです。
 auの回線システム上、通話と通信を同時に行うことはできないから電話がかかってきたら通信が遮断されるというのが一部で問題にされているようですけど、私は耳に当てて電話するので通話しながら通信することはないし、通信が一時的に遮断されても別に構わないと思っています。それが絶対に困るって人は、常にWi-Fi圏内にいるか、通信はWiMAXにしておくかとかでない限り、au版iPhoneだけじゃなくauの端末は全部ダメなんでしょうしねぇ。どうしても通話と通信が同時にできないと許せないなら、回線システムのことなので文句言うだけムダだし、黙ってさっさと他へキャリア替えしましょう。
 Twitterは、公式クライアントをインストールして使っていますが、これで必要十分だと思います。ヘビーユーザーの人はどう思うのかわからないのですが、私みたいに何となくつぶやいてタイムラインをたまに眺めている程度のライトユーザーであれば、表示も見やすいし問題ないかと。iOS5でOS側にある程度Twitterが組み込まれたことも関係しているのか、バッテリー消費抑制に多少貢献している気がしないでもないです。同じく公式クライアントをインストールしたiPad2のバッテリーが、iOS5にしてから妙にもつようになった気がするんですよね。Twitterが組み込まれたからというか、Twitter公式クライアントとの相性だけ良くなったのかもしれませんが。
 そのiOS5の“目玉”といえるのが、クラウドサービスのiCloudなんですけど……早速登録していろいろ試してみてはいるんですが、個人的にはあまり信用していません。サービス開始直後に見られたメールの遅延なんかはなくなりましたが、Windowsとの連携がまるでダメというか……「appleのサービスなんだから、Macでやれ」と言われればその通りかもしれませんが、うちのPCはWindows7ですし、PC用のSafariまでインストールして試しているのに連絡先をGmailから移すことすら未だできずにいます。フォトスクリームはたしかに「便利だな」と思ったんですけど、何でもかんでも画像をクラウドで公開してしまうかもしれず、どうするかを個別に設定できないとか……なんかいろいろやばすぎる気が。「音楽同期機能が日本では使えない」って以前話題になってましたが、それどころじゃない感じがします。「iPhone4SとiPad2を自動同期で連携できたら素晴らしいよなぁ」と思ってたんですけど、結局、iCloudのメールは個人メモ的に利用、連絡先はあきらめてGmailで一元管理、フォトスクリームは一括削除、当初はiPhone4Sのバックアップを任せようと思ってましたがそれもやめてバックアップ先はPCに変えました。
 あと、iOS機の中でもiPhone4Sのみの特権である音声入力機能“Siri”は興味深い機能ですが……過大な期待はしない方がいいです。実際に使ってみましたが、日本語版は機能的にまだまだで限定的にしか動作しません。また、これはクラウドサービスの一種でして、ハンパなく通信しまくるという記事が出ています<こちら>。ちょっとした質問をするだけで5MB以上のデータを消費って、本当だったらえげつないですな。Siriをみんながオンにしたら、ソフトバンクだけじゃなくauの3G回線もパンクするかもしれませんねw……って、笑いごとじゃないか。

 iPhone4Sは「さすが」の仕上がり具合ですし、SoftBankに後れを取っていたauのサービスもこの春で追いつきました。au版iPhone4Sも、誰にでもオススメできる端末になったと思います。Androidも最新OSである4.0が本格的に普及し始めてはいますが、セキュリティ対策が進歩したとはとても言えない状況ですし……「スマートホンにしたいけど、難しいことはわからない」って人には、特にiOS搭載のiPhoneがオススメですわ。
 KDDIがアップデートに次ぐアップデートでサービスを増強してくれたことには感謝しています。契約した2年間はきっちり使いたいと思っていますので、今後は安定したサービスを提供してもらえるようよろしくお願いしますよ、KDDIさん。

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2011年10月24日 (月)

iPhone4S、契約 ~その2(iPhone4S ハード編)

 その1では契約のことについて書きましたので、ここからはiPhone4Sについてハードウェア面とソフトウェア面に分けて書くことにします。

 その1でも書きましたが、iPhone4Sはホワイトの64GBを選びました(※容量は、スペック上の数字より少なく表示されます)。

Iphone4s_2_3
理由は、自宅で使っているiPad2<記事>がブラックの64GBでして、どっちも黒ってのも味気ない/同じだけ容量があれば連携が取りやすい、と考えたから。と言っても、それはどちらかというと“後付け”の理由。本当のところは「auショップでの直感」で決めちゃったんですよねw。チタンシルバーの縁取りだと白の方が映えるように見えたのと、実質1万円の差で容量倍だし、せっかく4Sになって64GBが追加されたんだからそれにしちゃえ、って。液晶画面の周りは黒の方が見やすいはずなんですけど、3,5インチという液晶サイズだと白でも見やすさはあまり変わらないように思えますな。ただ、真っ白なんで、2年も使うとなると黄ばんだり変色したりするんじゃないかってのは心配です。あと、64GBも本当に使うのかと言われると、使わないでしょうね。一応マルチメディアプレーヤーとして使うための音楽/映像データを放り込んだので、アプリと合わせると既に32GBほど埋まってはいるんですが……電池のことを考えると、iPhoneをプレーヤーとしてガンガン使うわけにはいかないですから。用途次第ではありますが、電話/ネット端末専用としてであれば16GBでも事足りるでしょうし、動画を大量に貯め込むとかじゃなければ32GBで十分じゃないかと思いますわ。
 液晶保護フィルムは、ミヤビックスのOverLay Brilliant for iPhone4を貼りました。iPhone4用ですが、そのまま使えます。高光沢タイプで透明度が高く、Retinaディスプレイの美しさをスポイルしないんですが……皮脂汚れは目立ちますね。1日1回程度はクリーニングクロスでの拭き取りが必須かなって感じ。ケースは、ラスタバナナのハードケース クリアを被せてます。サイズは同じながら側面ボタンの配置が違うため流用できないiPhone4用ケースが多く、対応ケースをまだ厳選できない状態なので、“とりあえず”のケースとして選びました。1000円程度と比較的安かった割には特に問題はないし、ストラップ取付け口があるのは便利なんですが、iPhone4S専用ケースが出揃ってよりよさげなものがあれば変える予定。
 初スマホにiPhone4Sを選んだ最大の理由は、iOS搭載で、かつiPhoneとしては初のデュアルコアCPU搭載機だからです。現状スマホ用OSとしてはiOSとAndroid OSがメジャーでWindows PhoneやBlackBerry OSが後に続く感じでして、Windows Phone 7.5には大変期待していたんですが……搭載しているのが現状auのIS12T<auの製品紹介>だけで、まだ試作段階の域を抜けていないように思えるんですよね。初スマホには厳しそうなのでパス。同じくマイナーなBlackBerryもパス。一方、Androidはこの秋から続々とデュアルコアCPU搭載機が発表されており、進化は最も早く、特にau用の富士通・ISW11F<auの製品紹介>は魅力的に映ったので最終候補にしていたんですが……甘すぎるセキュリティと、バージョンアップ時のトラブル頻発が気になりまして。最新の4.0からは大きく変わるかもしれないけど、現状ではOSとしてイマイチ信頼できないってのが最後まで引っかかりました。で、第3世代iPod touchとiPad2で既に使い慣れていて、セキュリティも(今のところ)堅固なiOSを選びました。あと、“2年縛り”がある以上は2年先まで使える端末を選びたいわけでして……CPUがシングルコア→デュアルコアになるってのは大きな転換点ですから、「このタイミングで乗ってしまうのがベストかな」と考えました。次の転換点は通信方式の4G化でしょうけど先行するWiMAXの現状を見ている限り消費電力などの点で実用段階へ至るにはあと1年くらいはかかるだろうし、デュアルコア化にこれほど時間がかかったとなるとスマホのクアッドコア化にはもっと時間がかかるだろうなと(タブレットが来年前半からとして、スマホは早くても来年秋……おそらく再来年にずれこむのではないかと予想)。
 実際、デュアルコアCPUの威力はかなりあると思います。他も大きく進化しているので必ずしもCPUの力だけじゃないんですけど、第3世代iPod touchとはサクサク度合いの点で次元が違いますね。ガラパゴスケータイとしてハイエンドでかつ専用OSで動いている931SHよりもサクサク。とにかく反応が機敏です。「処理を待たされる」って感じがしない。先代のiPhone4や同じくデュアルコアのGALAXY SIIは店頭で触ってみた程度なので比較はできませんが、現状のスマホとしては極めて快適な部類じゃないですかね。ただ、同じA5プロセッサーのiPad2と比べると、若干ながら鈍い感じはありますな。操作感は変わらないんだけど、Safariの描画速度は若干遅いかなとは思います(もちろん、どちらもWi-Fi接続の場合で)。同じA5でもiPhone4Sのは消費電力の関係でデチューンされてるようですから。まぁ、厳密に見比べると鈍いかなって程度なので、気にするようなことではないですが。
 デュアルコアCPUということはコアが2つになるってことでして、それでいてシングルコアのiPhone4と容量は同じとか言われると「電池の持ち具合」が心配だったんですけど……「案外、持つなぁ」というのが1週間使ってみての感想です。それなりに使ってみても、朝満タンにしておけば夜までは持つ感じ(その3で後述しますがメールの通知設定「プッシュ」でも、です。ただし、Bluetoothはオフで。ずっとオンにすると半日でなくなります)。あまり画面を点灯させずに大半を待受状態のままにしといたら、丸2日持ちました(残り1%までいってましたがw)。でも、それではスマホとして高い定額料金を払っている意味がないですな。とはいえ、iPhoneはバッテリー交換ができないため予備バッテリーを準備して持ち歩くことはできないし、四六時中使った場合のことを考えると実に不安なので、「eneloop mobile booster」<メーカーページ>ってのを買いました。

Iphone4s_4
私が買ったのはKBC-L54Dという、5400mAhのリチウムイオン電池内蔵で、高電圧が必要なiPad2も充電できるタイプです。これを予備バッテリーだと思ってカバンに入れておくことにしました。約142gってことなので、ちと重いですが仕方ないですな。いかにiPhoneといえども、いざって時に電池なくなって動かなかったら、どーしよーもないですから。
 ソフトバンク・au対決の最大の関心事である「電波の入り」は、良好ですね。au版ですけど、アンテナ5本のうち私の活動圏では4~5本がほとんどです。なぜか自室で3本を見ることがあるのですが……まぁ、私の自室はもともと電波状態がよろしくないので仕方ないですかね(ソフトバンクでは3本中2本になることも多い。Vodafone時代は圏外表示になることもあったヘンな環境っすw)。「電波表示欄に○が表示される(=低速回線に接続されてしまう)」ってのが一部で話題になってますが、私が関西で使っている限りでは問題になるようなことはないですな。なったところを未だ確認してないし、どこかで○状態になってたとしても普通に3G接続へ戻ってますから。少なくとも関西の都市圏では問題なさそうです(ま、本当に初期不良で戻らなくなる個体やSIMカードもあるのでしょうけど、騒ぎがじきに収まった所を見るとネットで問題を大きく見せたくてわざと騒いでるのがいたってだけですかね。目的は知らないけど)。
※10/27追記:本日、電波状態のよろしくない場所にて、私のiPhone4Sでも○状態になることを確認できました。ブラウザ更新中に数秒○表示になったのですが、すぐに3G表示に復帰。以後○状態になることはなく、普通に3G接続できています。キャリアは上の写真にもある通り「KDDI 11.1」。ちなみに、ソフトバンクの931SHだと、その場所ではパケット通信マークがついたり消えたりで、サーバーにアクセスしようとすると「ネットワークに接続できませんでした」みたいなメッセージが出ます。KDDI回線だと、こういう“事実上つながらない場所”とかアンテナ本数が減る場所ってのが大きく減りますね。
通信速度の速さは……「遅くはないです」としか私には言えませんわ。「どこでもそれなりのスピードでデータを取得している」としか私にはわからないので。何せ私は初スマホな上に今までメール以外ほとんどパケット通信していなかった人間で、ウェブへケータイを本格的に繋ぐのも今回のiPhone4Sが初。そのため、そもそも「ソフトバンク回線の遅さ」ってのを実感として知らないし(Jフォン以来この回線しか使ったことがない上に、ケータイ回線では「最近メールのダウンロードが遅くなったかなぁ?」ぐらいしかわからなかった)、比較対象が私の中で何もないし有意義な比較データも出せないし、何かしら書いても説得力皆無です。そのへんは別の検証レビューでお願いします。すみません。

Iphone4s_3
 Retinaディスプレイは、apple自慢のものだけあって「さすが」の表示品質ですな。この個体では青の発色も自然で、黄色かぶりも特にないと思えます。IPS液晶なので視野角は広く、写真のようにかなり角度のある所からでも見えています。ただ、3.5インチという画面の大きさは……今どきのスマホとしては小さいですね。メールチェックでは問題ないものの、SafariでPC用ウェブサイトを閲覧するのは大変厳しいですな。表示はできるけど、見にくいのでやっぱりモバイル用ページにしてしまいますね(あれば)。もちろん、画面を大きくすれば端末自体も大きくせざるを得ないので今みたいに片手でスイスイ操作することは難しくなるでしょうし、バッテリーも食いますから、総合的に考えると良し悪しなんですが……「もうちょっと画面が大きくなってくれたら、ウェブ端末としての実用性も上がるのになぁ」ってのが私の率直な感想です。
 iPhone4から大きく進化したとされるカメラについては……「フツーに使える」としか私にはわからないため、ここも他のレビューにお譲りします。私は写真を撮るなら一眼レフ、ビデオを撮るならハンディカム(といっても、ほとんど使っていないけどw)で、ケータイのカメラはそれらがないような緊急時にしか使わない人なので、評価はできないです。すみません。
 iPodとしては、実に強力です。イヤホン(※付属のものではなく、第5世代nano用として普段使っているオーディオテクニカのATH-CK90PRO)挿して音聴いてみてびっくりしました。iPodはフラットな音と言われていますが、iPhone4Sはかなり高域寄りのスッキリクリアな傾向の音でして、ウォークマンみたいな音質です。現行の第4世代touchや第6世代nanoは持っていないので比較できませんけど、第3世代touchや第5世代nanoと比べると解像感が大幅にアップしていて差がありすぎます。これなら「iPodなんて完全に不要じゃないか」と思ったくらいです。ただ、スッキリクリアな分、ちょっと軽い音になってしまっている感もあります。この点では、適度な重みで落ち着いた傾向で、かつ解像感もあるiPad2の方が音質的には上かな。

 ワンセグ/おサイフケータイ(モバイルFeliCa)/赤外線通信といったガラパゴス三種の神器は当然なく、NFC対応もLTE/WiMAX対応も見送られ、防水防塵なんて「何それ、うまいの?」状態な最新iPhoneではありますが……それでも、他にはないシンプルでコンパクトなデザインと、iOSというわかりやすくて使いやすいインターフェイスを世界で唯一備えた強力なスマートホンとして、無二の存在感は未だ健在です。“マイナーチェンジ”と言われもしましたが、そのハードウェアとしての完成度は極めて高いレベルにあると思いましたね。
その3(iPhone4S ソフト編)へ続く>

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2011年10月23日 (日)

iPhone4S、契約 ~その1(KDDI 契約編)

 iPhone4S、契約しました。

Iphone4s_1
 契約したのはKDDI(au)。写真の通り、iPhone4Sの色はホワイト。容量は64GBにしました。
 iPhone4Sが初めてのスマートホンです。また、私にとってはJフォン関西と契約して以来初の別キャリアとの契約であり、実はパケット定額契約も今回が初だったりします(今までつけたことないんですよ。パケット通信なんてほとんどメールでしか使いませんでしたから、必要なくて)。
 そんなわけで、今回のiPhone4Sの契約については相当悩まされました。いろいろ考えたことを記事にしておこうと思います。

 まずは、契約について書きます。
 私が今使っている回線は、Jフォン関西との契約以来ずっと使っている回線でして、ご存じの通りJフォンはVodafoneとなり、今はソフトバンクになっています。で、以前記事にも書いた「新スパボ(月月割)」改定前に駆け込みで機種変更した931SHというガラケー(ガラパゴスケータイ)を使っているのですが、その月月割の割引(月2000円ほど)が終了したんですよ。そうなると、コストが月3000円弱程度に戻ることになるわけでして……「それなら、月5000円強かかるスマートホンに替えてもいいんじゃないか?」と思ったりしたことが、今回のiPhone4S契約へのきっかけとなりました(あと、震災後の某社長の言動を見て「ソフトバンクを出たい」と考えるようになったことも理由の1つだったりしますが……ま、それはいいか)。
 そのため、夏ぐらいから本格的にスマートホン(以下「スマホ」とします)及びドコモとauの料金プランについて調べ始めました。スマホについては、「まだ進化の途中なんだなぁ」と感じましたね。調べ出す前から私はA5デュアルコアプロセッサー搭載のiPad2を使っていたのでその性能・快適さを知っており、一方スマホは夏時点だとほとんどがシングルコアCPU搭載機(※GALAXY SIIはデュアルコアですが、メーカーがサムスンなので眼中になし。「iPad2/iPhone4SのA5だってサムスン製じゃないか」というツッコミはなしでw)でしたから、比べると「スマホはまだまだなんだな」とね。iPad2に搭載されているA5ないしそれに匹敵するCPUがいずれスマホにも載るわけで、「それなら、そういうスマホが発売されるまで待とう」と思いました。また、スマホにすると基本的にパケット定額が「パケ・ホーダイ フラット(ドコモ)」「ISフラット(au)」となり、それだけで月5460円もかかり、さらに基本プラン額その他諸々というのがわかったときは、愕然としました。「コストは月7000円かよ」と……いやぁ、「ムリ」「止めよう」と思いましたね。何度もw。ただ、スマホだとドコモなら「月々サポート」/auなら「毎月割」が適用になるので、「毎月払う額は、ある程度抑えられるかな」とも考えてはいました。
 そして、iPhone4Sがappleから正式発表になり、日本でauからも発売されることが発表されました。ここで、次のスマホの契約はauとすることに決定。Android機も選択肢として考えていたので、iPhoneを選んだ場合具体的にどんな契約をすることになるのかauからなかなか発表されないのにはイライラしましたが、発表されて以降はさらにいろいろと検討しましたよ。しっかり検討すべくiPhone4Sの予約はせずにおき、いつでも契約できるように準備はしたものの12日の発売日は様子見しまして、先週になって在庫のあるauショップがあったことからその場で契約してきました。

 契約内容は以下の通りです。
新規加入(MNPではなく、完全新規)
○料金プラン:プランSSシンプル
○通話料割引サービス:誰でも割
○パケット割引サービス:ISフラット(キャンペーン適用)
○その他サービス:EZ WIN/IS NETAppleCare Protection Plan(分割払い)

 「ソフトバンクとの契約を切る」というのもスマホ移行の目的の1つだったわけで、当然MNPするつもりだったんですが、直前になってMNPはやめました。理由は、
・初スマホのため、iPhoneを本当に電話として使っていけるのか心配/電話帳アドレス帳などをキチンと引き継げるのか心配/おサイフケータイを失うことになるが本当に大丈夫なのか、など不安要素が多すぎた。移行はできるだけ緩やかに進めたい。
・MNP優遇といっても、au版iPhone4Sでは1万円キャッシュバックのみ。他は新規契約でも同じ。
・今の電話番号に愛着はあるが、キャリア替えと同時に一新してしまうこともやぶさかではない。
といったところです。ま、実際のところあれこれやってみて、移行に支障が出るようなことはないんですけど……「iPhoneは2台持ちが基本」と言われていることの意味がわかったような気もします。2台持ちをずっと続ける金銭的余裕はないので、ソフトバンクの契約は予定通り解約することにしますが、完全移行までの時間的精神的余裕を1万円で買ったと考えれば高くはないかなと思っています。
 基本料金プランは、プランSSにしました。理由は、なんといっても無料通話分1050円が有ることです。プランFやプランZも考えましたが、私は電話としては自宅やドコモのケータイへかけることが多くauのケータイにかけることは少ないので、あらゆる通話料金(+SMSの送信料)に適用される無料通話分がないと通話料の追加負担がバカにならなくなりそうなんですよね。ソフトバンクでも無料通話分目当てでオレンジプランを選択していた人ですし、結局のところauではプランSS一択でした。ショップの人はプランZに誘導したいような感じだったのですが、私はプランSSこそ他社に対するauの強みだと思いますけどねぇ……ま、いいか。誰でも割は、個人での新規加入ならもはや必須レベルなので説明省略。
 パケット割引は、auのスタートキャンペーン(※2012年1月31日までやっていた発売記念キャンペーン)適用のためISフラットしか選びようがなかったです。Wi-Fi運用にしてダブル定額って考えもあったんですけど、iPhone4Sでは毎月割(2140円割引/月)が適用外になりますからね。スタートキャンペーン適用で料金は最大24ヶ月間4980円/月となったんですけど、ソフトバンクのiPhone4Sより定額料で月500円(パケットし放題フラットは4410円なので、正確には570円)高いっていうのはちょっと痛いですな。その分、しっかり3G回線の品質を確保してもらわないと困りますね。あと、24ヶ月のキャンペーン期間が終わったら5460円/月に戻りますから~っていうのも何だかなぁ……本当にその値段に戻ってしまうなら、私、その時点で今度こそMNPでドコモあたりへ転出しちゃいますよ?その頃にはドコモからiPhoneが発売されてたっておかしくないですし、他の選択肢もあるだろうし。いいのかな。
 その他サービスのIS NETは、スマホでは必須オプションなので割愛。AppleCare Protection Plan(APP)は、今回のiPhone4Sをきっちり2年使い続けるつもりだし、他に保証サービスが存在せず(iPhone4Sで安心ケータイサポートは契約不可)、auショップでは一括払いを選択できないそうなのでやむなく。アメリカ本土ではさらに保証内容充実のPlusってのがあるとかないとか……日本でもやってくれるとありがたいんですけどね。ただ、「途中からPlusへの契約変更は不可」とか言われたら泣くしかないなぁ。
 端末代金は一括で全額払ってきました。分割を勧められましたが、ローンで買うのは主義に反するので。64GBですから、72000円也。当日ショップで払ったのは、この72000円のみでした。au新規加入の契約事務手数料2835円は、後日引き落としです。

 結果、私のauへの毎月の支払額は、
プランSS-誰でも割の980円と、ISフラット(キャンペーン適用)-毎月割の2840円に、IS NETの315円とAPPの325円で、合計4460円かな?消費税がどうかかってくるかわからないので不正確な数字かもしれないけど、ま、月4500円ぐらいなら払えない金額じゃないのでOKですわ。
※追記:正確には、ユニバーサルサービス料+7円とWEB de 請求書割引-20円、それに消費税の細かいやりくりがあって、合計4446円でした。通話料とかが多くかかれば、これに追加されていきますな。
 あとは、通信コストの増加分をiPhone4Sをどう活用し、回収していくか、ですな。
その2(iPhone4S ハード編)へ続く>

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2011年10月22日 (土)

「大阪都構想」は破綻する

 橋下徹大阪府知事が、知事職を辞職し、来月の大阪市長選に出馬すると明言したそうですね。
 まぁ、政策として「大阪都構想」を掲げている以上、大阪市長選と同時に大阪府知事選を実施すること(ダブル選挙)で民意をより明確に問うという姿勢自体は必ずしも間違っているとは思いません。
 しかし、そもそもこの「大阪都構想」というもの自体が間違っている上に、大阪市を巻き込んで関西一の大都市・大阪を混乱させるという政治戦術はね……私は賛成できません。
 「大阪都構想」とは府を都に変えることで市(政令指定市)という組織を省く構想とお見受けしますが、「それが実現したからどうなるのか」「大阪は良くなるのか」と言えば、不明です。というか、良くはならないと私は思います。大阪維新の会は「二重行政解消」などと主張しますが、仮に都構想が実現したとしても大阪市の住民からすれば「大阪府+大阪市」の組み合わせから「大阪府+特別区」の組み合わせに変わるだけで「二重」構造解消なんてことは現行憲法上ありえません。「大阪府+大阪市+行政区」から「大阪府+特別区」に変わるじゃないかと言うかもしれませんが、それは統治機構上の話にすぎません。「無駄を省く」といえば聞こえはいいかもしれませんが、大阪市と行政区の職員がそのまま特別区職員に再編されるだけ。得をするとしたら、政令指定により権限を一部市に委譲させられた大阪府というお役所だけですよ。権限が戻ってくると同時にお金(税収)が少し多く入ってくるようになりますからね。一方、府民や市民にとって良いことなど大してない。むしろ、市と行政区が統廃合されることでサービスが低下する方が大きいでしょうね。
 そして、「大阪都構想」の最大の問題は、地方自治体がその一存で決められることではないということです。地方行政をどうするのか、どういった形態で行うのかということを決めるのは国の専権です。仮に橋下大阪市長と維新の会の府知事が誕生し、「都構想は民意だ!」と叫んだところで、話は何も進みません。総務省と内閣が方針を決めて、国会で決めてもらわないことにはどうやったって大阪が「都」にはなれないのですから。だいたい、市長と知事がタッグを組めば「都」になれるというなら、既に名古屋市が解体され愛知都なるものに変わる手続きが進んでいるはずですが、そんな話、聞いたことありますか?河村名古屋市長と大村愛知県知事は共に「都構想」に賛同していましたよ?新潟も賛同していたはずですが、進みましたか?まるで進んでいませんよ。「これが民意だ」と有権者が示したところでね、どうにもならないことなんて民主主義下ではいくらでもあるんです。そんな大事なこと・肝心なことを敢えて黙って、「選挙で示せば、変わる」「変われば良くなる」とだけ主張するなんてね、はっきり言えば詐欺です。民主党のマニフェストを“サギフェスト”ともじったりしていましたけど、橋下知事と大阪維新の会のやっていることはあれと同じことですよ。少なくとも、「大阪都構想」に関しては。
 また、橋下大阪府知事って、「都構想」を口にしながら、大阪を都(日本の副都)にすることと矛盾する行為を思いつきでしすぎなんですよね。その最たる例が、エネルギーに対する考え方。原発依存率日本一の関西電力を抱えながら原発停止を求め、今夏の大阪の経済に深刻な打撃を与えるような行動をしたのは本当に致命的。あれは、本心から大阪の発展を望んでいるわけでは全くないということを、府民に、財界人に見せてしまいました。あれには、心底ガッカリしました。そう感じた人、少なくないと思いますよ。頭の回転が早いのは事実だし、改革派の知事として良い面素晴らしい面もあるんですが……あの人はどうしようもなく残念なところも少なくないんです。
 さらに、今回のダブル選挙は、橋下大阪府知事が大阪市長に鞍替え立候補するという点にも問題があります。現職知事が次期市長になるって何かおかしいと思いませんか?この行動はおそらく、2年前橋下知事の支援を受けて当選した政令指定都市・堺市の竹山現市長が就任後「大阪都構想」に反旗を翻してしまったことが影響していて、「裏切られるくらいなら、絶対に裏切らない自分が市長になる」ってことなのでしょうけど……だからって、“本丸”である大阪府を他人に任せるって戦略は正しいのでしょうか?それも、“本丸”を任せるのは、理念を通じた著名人候補ではなく、維新の会の幹事長(元自民党の大阪府議)です。著名人候補って聞こえがあまりよろしくない分、仕事で結果を出そうとするので“傀儡”とするには悪い選択ではないのですが、“傀儡”になるのが嫌だったのでしょう。やはり逃げられてしまいました。で、身内を担いだわけですけど……仮にも地方議員として政党に所属していた政治家の端くれです。そんな人が知事という権力の座について、府の官僚を顎で使う立場になって、“傀儡”であり続けられると思いますか?しかも、命令してくるのは(選挙に勝利したとして)立場上下位の市長ですよ。もって1年でしょうね。権力欲に目がくらんで反旗を翻すのは火を見るより明らかですわ。そんな、先の見えたショボくて破綻するであろう戦略を、わざわざ票を投じて賛同し、支援する必要があるのでしょうか?しかも、言っていることは詐欺ですし。
 ただ、この詐欺的な「大阪都構想」ですが、実現の可能性が皆無かというとそうでもないと私は考えます。大阪維新の会は元自民党の議員が多く在籍しています。それ故、自民党大阪府連とは犬猿の仲(当然だけど)だったりしますが、そこを逆手に取ってですな、次の総選挙の際自民党の選挙に全面協力することと引き替えに、自民党政権成立時には都構想を実現させることの確約を取り付けておくのです。表立ってする必要はなく、裏約束で構いません。そうしておけば、「国に決めてもらわないとどうにもならない」という問題はクリアできますし、自民党との協力体制があるってことは元自民党である“傀儡”さんへの首輪にもなるでしょう。一石二鳥ですよ……とはいえ、「敵を作って、民意を引きつける」という政治手法で、自民党を敵にすることが多かった橋下さんにそれができるとも思えないんですよねぇ。残念ながら。

 大阪の有権者はお笑いタレントに票を投じるので有名人なら誰でも投票する「アホ」と思われがちですけど、大阪人は人を見るという点では非常に長けた人たちです。彼の「独裁者志向」ってのが、「ただのワガママでしかない」としっかり感じ取っている人は多いんですよ。それに、「大阪都構想」なんて信じている人間は(私の周りでは)実際のところおらず、「他に任せられそうな人がいないから」など消極的理由で支持している人ばかりだったりします。
 したがって、今回のダブル選挙は決して安泰ではないと思います。平松現大阪市長は必ずしも良い政治家とは言えませんが、悪くはないですから、そう簡単に敗れないでしょうし、もし府知事選に強力な対立候補が現れたら市長選共々形勢が大きく逆転することも十分あり得ます。
 民意とは、権力者に都合良く用いられるためにあるわけではありません。ダブル選挙という、民意をはっきりと表現できる舞台ができたことはむしろ良い機会とも言えます。大阪の風雲児に賭けてみるのも良いし、その先の見えた暴走を止めてみせるのも良いでしょう。どっちを選んでも、その選択の責任は有権者が自分たちで取ることになるのですから。
 大阪の有権者の賢明な判断が下されることを、私は期待しますよ。

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2011年10月21日 (金)

劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~ Hybrid Pack

 今回は、劇場公開開始から約半年で発売になりました。「劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~ Hybrid Pack」。

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 「イツワリノウタヒメ」の時も劇場に足を運んだ上で<こちら>BDを買い<こちら>、「サヨナラノツバサ」も劇場に足を運びまして<こちら>、やはりBDを予約購入でございます。買ったのは「超時空スペシャルエディション」。「イツワリ」「サヨナラ」両方の縮小パンフなどいろいろ特典がついている豪華版(ボッタクリ版?)です。パンフは両方とも劇場で買ったし、その他の特典も正直値段分の魅力は感じませんでしたが……特製収納BOXは、今回の同梱物と「イツワリノウタヒメ」も一緒に収納できるので便利ですな。

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ちなみに初回特典の生フィルムコマは、ウワサの“映画泥棒”ではなかったものの、「実験器具の中で解析中のシェリルのイヤリング」でした。下が、そのコマの一部。
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最初、何のシーンかさえわからず、「どう見てもハズレです、本当に(ry」というシロモノでした……「イツワリノウタヒメ」の特典フィルムはランカだったし、シェリルの生フィルムが欲しかったっすorz。
 どうしても納得しきれず、レンタルがなかなか開始されないのに業を煮やしたこともあってDVD版を後日改めて買ってしまいまして……リトライで入手したフィルムコマの一部はこちら。

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アルカトラズに囚われたシェリルにランカが面会に行ったシーンですな。念願のシェリルが映ってはいるのですが……囚人服と髪だけw。まぁ、歌姫ご両人が映っているということで、良かったってことにします。

 画質はたいへんキレイで素晴らしいです。私が見た劇場スクリーンがかなりボケ加減だった(ズレてるってほどではなかったものの、明らかにフォーカスが甘かった)こともあり、BD版は脳内の印象が一気に鮮明になった感じがしてちょっと感動してしまいました。「イツワリノウタヒメ」は映像が大スクリーン用に作ってあったのでBD版でガッカリしたりもしましたが、「サヨナラノツバサ」はBD観賞するのに最適ですね。これは大画面液晶/プラズマでこそ映える映像だと思います。ただ、音については……音質が悪いとかおかしいところがあるってわけじゃないんですけど、サラウンド感が弱すぎる気がします。劇場ではかなりサラウンド感があるように感じたんですけど、サラウンドスピーカーからあまり音が出てこないんですよね。音声を2に切り替えてアンプにDTS-HD Master Audioが表示されているのは何度も確認したんですが……こんなんだったかなぁ?
 「こんなんだったかなぁ?」と思った点は他にもありまして……今回のBD版は、絵が劇場で見たのと随所で違うと思うんですよ。見比べたわけではないし、震災前の2月末の記憶との比較なのでハッキリしたことは言えないのですが、少なくない場面で絵が修正されていると感じました。間違いなく変わっているなと思ったのは、公開時話題になったイサムの登場シーンですね。劇場では大気圏に突入する戦闘機が映っていただけだったんですけど、BD版はビュンビュン飛び回ってますから。たしかにあれはVF-19ですなw。他にも「ん?」「あれ?」って何度か違和感があって、途中からそればかりが気になって、最後泣けませんでしたわ。ネットでアレコレ指摘されるでしょうし、絵的に良くなっているのでしょうから文句をつけているわけではないんですけど、公式にどこを変えたのか発表してもらえるとありがたいですね。気になって仕方ないので。
 いやぁ、改めて「サヨナラノツバサ」を見直して、「エンディングの衝撃再び」となったわけですが……あのエンディングを劇場のスクリーンで観た後は、ホントに放心してしまったんですよ。「うわぁ…… 何だこれは? 」ってなって「ここまでやって、またマクロスゼロかよ!?」と脳内でツッコミながらフラフラと家に帰ったんですよね。ま、2度目なのでBD版を見てさすがに放心することはなかったものの、何度見てもなんとも後味のよろしくない結末ですなぁ。今回の記事を読む人はBD/DVD版を見た人がほとんどでしょうし、映像特典の座談会(アルトの中の人のMC能力の高さには脱帽w)でも語られているのでもうネタバレ承知で書いてしまいますが、「直前にフォールドした」=「アルトは生きている」/「昏睡状態のシェリルが反応」=「アルトが帰ってきたからシェリル復活」って希望的解釈で構わないみたいですけど、YF-29 デュランダルを乗り捨てた挙げ句ノーメット状態なのに生きていられるのかって疑問もあるし(ここは、シェリルがもっと危険な状態に陥りながら生きていたことから推測せよってことのようですが)、それにどうやって戻ってくるんですかねぇ?アルト君は突然バジュラ本星へ何事もなかったかのようにフォールドアウトするんでしょうかw。よくわからんです。どーせあちこち修正するなら、終わりの終わりでもうちょっとだけ補足情報足してくれても良かったよーな気もしましたね。

 「Hybrid」のゲームの方はいろいろあって時間が取れず、まだ「スカル・コンバット」さえクリアできていないような状態です。そちらのレビューは今回ご容赦願います。

 TBSのTVアニメシリーズ「映画化決定!」乱発には食傷ぎみどころか完全に食あたり状態で吐き気すらする始末ですが(特に「BLOOD-C」。あれは酷い)、この「劇場版マクロス・フロンティア」は素晴らしかったですね。TVシリーズとは異なる、ほとんど新作といっていい作品で、かつ劇場版ならではのクオリティを実現していて。劇場に足を運んでBDも買ったけど、これらの投資には満足そのものですよ。長い間ずっと付き合って本当に良かった。
 改めまして、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

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2011年10月18日 (火)

F1 2011 韓国GP

 F1第16戦・韓国GP決勝が一昨日行われました。
 予選。小林可夢偉(ザウバー)がQ2で敗退、14番手。同僚のペレス(17番手)は上回りましたが……苦しい状況ですね。Q3ではマクラーレン勢が好調。そして、Q3ではハミルトンがただ1人1分35秒台のタイムを叩き出し、PPを獲得。レッドブルが開幕以来ずっと続けていた連続PPをついに止めました。2番手には今年度チャンピオンが決定したベッテル(レッドブル)、3番手バトン(マクラーレン)、4番手ウェバー(レッドブル)、5番手マッサ(フェラーリ)、6番手にアロンソ(フェラーリ)の順になりました。ようやくというか、マクラーレンがポールを獲得できたわけですけど……そのハミルトン、予選終了後すごく厳しい表情だったんですよね。ベッテルは笑ってたけど、温厚なバトンも笑ってなかった。あれは何だったんですかねぇ?それだけ真剣だってことだったのか何なのか。ちょっと疑問に思いました。
 決勝。1周目でベッテルがあっさりとハミルトンをパス。その後はいつもの逃げ戦法で盤石。面白かったのはハミルトンとウェバーの2位争いぐらいでしたかね。あと、終盤のアロンソの追い上げかな。17周目にセーフティーカー導入になったけど、それも展開的にあまり面白くはならなかったし。結果、ベッテルがファステストラップも記録して優勝。2位ハミルトン、3位ウェバー、4位バトン、5位アロンソ、6位マッサ。可夢偉は15位完走。ミハエルさん(メルセデスGP)はリタイアでした。
 韓国インターナショナルサーキットってのは常設のサーキットだと思うのですが、なぜか持ち込まれたタイヤがスーパーソフト/ソフトでして……しかも、1周5.615kmもあるのにあのスーパーソフトで15周も走れてしまうというのにはビックリしました(おかげで、上位陣はスーパーソフトでスタート→スーパーソフト→ソフトかスーパーソフト→ソフト→ソフトの2回ストップで済んだ)。鈴鹿(5.806km)なんてソフトが10周しかもたなかったというのになぁ。路面が公道なみにツルツルってことなんですかねぇ?そんな中、ソフトタイヤでスタートしたのに11周目に1回目のピットインをした可夢偉の戦略もよくわからなかったですね。なんか1周目から両ウイングが壊れてたとか言ってたし、その関係かもしれませんけど……ザウバーチームの考えていることは相変わらずよくわかんないです。ま、次のインドGPは全チーム初めてのサーキットなので、可夢偉クンのセンスに期待しましょう。

 今回の結果により、今年度のコンストラクターズタイトルもレッドブルチームに決まりました。
 と言っても、これも当然ですかねぇ。なにせ今年のレッドブルチームは、リタイアしたのはイタリアGPのウェバーだけで、最低成績が5位(オーストラリアGPとハンガリーGP。どちらもウェバー)、どちらかは必ず表彰台に上っているんですから。“ポイント荒稼ぎ”もいいところです。「圧勝おめでとうございます」としか言いようがないですな。

 F1とは関係ないのですが、同日行われたインディカー最終戦ラスベガスで大事故が発生。元王者のダン・ウェルドン選手が亡くなったそうです。事故の映像をネットで見ましたが、あんな酷いのは久々に見ました。
 ご冥福をお祈りします。

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2011年10月15日 (土)

iPhone&Vita狂想曲

 昨日からiPhone4Sが発売となり、今日からPlayStation Vitaの予約が解禁になりました。
 どちらも“争奪戦”が予想される期待の新製品なわけですが……案の定、“争奪戦”が繰り広げられることに。

 iPhone4Sは、発売開始日の昨日ではなく先週の予約開始時に「いかに早く予約するか」が“争奪戦”の主戦場だったんですけど、私はスマホ移行についてもう少し考えたかったので、予約も発売日当日分(主にアップルストア)も参戦はしませんでした(一応、参戦の準備はしていたりしたんですけどね)。iPhone4Sは予想されていた「5」でなかったため発表当日は「なんだ、マイナーチェンジか」とガッカリムードが強かったよーに感じましたが、予約が開始されればやっぱり“争奪戦”でしたね。ま、数的には予想ほどじゃなかったみたいですけど、予約開始直後にはソフトバンクの管理サーバーがダウンするなど多少混乱があったようで。そのサーバーは昨日の受付開始直後にもダウンして、混乱していたようですな。端から見ていただけの私は「なんだよソフトバンク、だっせーなぁ」などと笑っていたんですが……まさかその「サーバーダウン」が自らの身に降りかかってこようとは予想だにしませんでした。

 一方のPlayStation Vitaは、以前から書いているように目をつけていまして「買えるならば発売日に買いたい!」と思っている製品です。というわけで、「午前0時受付開始」と告知されたネットでの予約に参戦しましたよ。どこの予約を目指すか迷ったんですけど、amazonはVitaのページがわからなかったのでパスし、本命:Joshin web、対抗:ヨドバシドットコムでいくことに。本命ということでJoshinはうちでは最速の自作デスクトップPC(Core i7-2600K搭載)で臨み、ヨドバシにはいつものVAIO F(Core 2 Duo P8700搭載)でいくことに。
 前もってログインしておきまして、午前0時ちょうど「戦闘開始」となったわけですが……更新をかけたら、どちらもサイトがつながらない。とくにJoshin webは激重で、トップページの表示もままならないような状態。一方、ヨドバシドットコムは数分後にはトップページを表示できて、さらにVitaの整理券発券手続きページに進むこともできました。で、どうしようか迷ったんですけど、Joshin webはうんともすんとも言わないような状態のままだったので、“保険”の意味合いも込めてヨドバシドットコムの整理券発券手続きを進めることに。で、0時15分を過ぎたあたりでVitaの3G版の整理券を手に入れることができました。ヨドバシのはあくまで整理券で購入手続きはまた別と書いてありましたし「Joshinで注文できたら購入手続きしなけりゃいいんだから」などとその時は考えていたわけですけど、そんな考えは果てしなく甘かったですわ。Joshin webはその後も本当に沈黙状態で、ちょっと進んだかと思ったら「ごめんなさい」画像になっちゃって何もできなかったですね。運良く購入ボタンまで辿り着いても、カートには1度も入りませんでした。で、ヨドバシはヨドバシで、整理券発券後送られてくるという購入手続きへのリンクが書かれたメールとやらが来ない。一向に来ない。「あれれ?」と思い出した頃に、ヨドバシの整理券受付が終了。状況を確認するために2ちゃんねるを覗いてみたら、ヨドバシから送られてくるメールには「3時までに注文手続きせよ」と書いてあるとかなんとか……「えええ?」ってなりました。さっさと予約を済ませて寝ようと思っていたのに、これじゃ眠れないわけです。で、仕方なく待つことにしましたが、Joshin webはずっと激重状態のまま。退屈なので、ヨドバシでVita専用メモリーカードとソフトでも買おうと思って商品ページを見つけ出しカートに入れようと思ったのですが……これが入らない。こちらも、何度やってもダメでしたね。その頃2ちゃんねるでは「ヨドバシで整理券発券後の注文手続きがまったく進められない」という書き込みが殺到していたんですが、ヨドバシの決済システムがサイト全体で機能停止していたようです。それどころか、うちにはいつまで経ってもメールすら来ない。そのまま時間は過ぎていきまして、2時くらいかな?ある時ふっとJoshin webが軽くなったんですよ。で、その間にJoshinでVita専用メモリーカード(32GB)とソフトを購入しまして、本体の戦線にも再突撃したんですが結局購入ボタンを押せてもカートに入るところまでは至らなかったですね。そんなこんなで3時を過ぎて、「朝から出ないといけないし、今日はここまでだ」と諦めたその時、ようやくヨドバシからメールが来ました(3時6分)。内容は、「整理券受け取ってもまだ注文確定してないから、3時23分までに注文手続きしてね」……仕方ないのでメールのリンクを押してみましたが、表示すらされずじまいで3時23分を過ぎましたw。どーしようもないので、そのまま眠ったんですけど、朝起きて確認したら4時2分に「有効期限内に手続きできなかった人には別途購入いただける手続き方法を送るよ」というメールが届いてました。そして、16時になって「10月18日以降に手続きを案内するから」って新たなメールが届いていました。とりあえず、この手続きが完了することができれば、私もVitaを手に入れることができそうですわ。
 いやぁ、私はファーストロットを避けることが多いので、ネット上での本格的な“争奪戦”に参戦したのは今回が初だったんですけど、激しいもんですなぁ。Sofmapも覗いて見たりしたんですけど、サイトが一切表示されなかったりしましたし。天下のヨドバシドットコムの決済システムが完全に沈黙する所とか手続き後日改めてやるなどという“失態”をしでかすところを初めて見ましたよ(サイト刷新直後にめちゃくちゃ重くなったってのは見たことありますけどね)。ま、早朝から始まった店舗予約はかなり余裕あったみたいでちょっと拍子抜けしましたが、今日は仕事でそっちへは行けませんでしたし。本命にはフラレてしまいましたが、どこも特別な保証はつけられないだろうし、このままヨドバシドットコムで無事買えたらそれでいいですよ。
 しかし、こんな面倒なことになるのは、人気もさることながら1番の理由は“転売屋”対策なんでしょうね。これだけ対処してても、ヤフオクにはやっぱりずらずらと未発売のVitaが並んでいるようですし……なんとかならないですかねぇ、“転売屋”って。彼らのみみっちい稼ぎと、それに対処するため余計にかかる社会的コストって、全くもって釣り合っていないと思うんですよ。転売を一切合切禁止とすると小売業というものが成り立たなくなってしまうので民法で根本的に禁止することはできないんですけど、消費者保護とか不正競争防止とかの観点で彼らの転売行為を禁止する余地はあるように思えるのですがねぇ。いいかげん法律的に何らかの解決を図るべきですよ。

 注目の新製品が出たからといって目の色変えて行列してまで飛びつくってことは必ずしも褒められたことじゃないかもしれませんが、それで景気が少しでも良くなるのなら悪くはないんじゃないですかね。こんな世界恐慌とも言われるような情勢下では、特にね。

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2011年10月14日 (金)

「Forza Motorsport 4」開始

 Xbox360用ソフト「Forza Motorsport 4」が昨日発売され、うちにも届きました。買ったのは今回も限定版の「LIMITED EDITION」。昨日はできなかったので、今日からプレイ開始です。
 とりあえず体験版は一通りやってみたので、だいたい今作の感覚はわかっていたんですけど……いやぁ、今回も凄いですね。グラフィックも着実に進化しているんですけど、何よりクルマの挙動が凄いです。「タイヤはゴムでできている」ってことを実感できるような滑り方というか、なんともいえない挙動をします。前作よりコントロールが難しくなったかなと思うんですけど、今作の方がスリリングで「クルマを操っている」感じが強く、やってて楽しいですわ。
 それと、「AutoVista」という観賞モードがあるんですが、これがまた笑えるくらい凄いです。車種が極めて限られるのは残念なんですけど、「どこまでモデリングしてあるんだよw」ってくらいに細かいところまで車体モデルが作り込まれてますね。
 今日は、「キャリア」の「ワールドツアー」を2つ目まで進めてみました。キャンペーンの基本的なところは前作と変わってませんね。音声ガイダンスに従っていけばいいだけなので、初心者にもわかりやすく丁寧な作りなのも変わっていませんし。挙動の点で初めての人にはちょっと難しいんじゃないかとも思いますが、難易度は自由に設定できるからなんとでもなるでしょう。よくできていた前作の、正常進化版ですかね。

 同日発売の「ACE COMBAT ASSAULT HORIZON」はスルーしたので、しばらくは「Forza 4」に専念できます。ボリュームは相当あるみたいだし、じっくりと進めていきますよ。

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2011年10月 9日 (日)

F1 2011 日本GP

 F1第15戦・日本GP決勝が今日行われました。
 注目は、チャンピオンシップがかかっているベッテル(レッドブル)とホームグランプリとなる小林可夢偉(ザウバー)がどんな走りをするかという点でした。
 予選。Q1で可夢偉がなんと全体のトップタイムを記録。これには驚きました。また、Q2では全体の10番手となり、今季4度目となるQ3進出も決めました。ザウバーのマシンは今回大きくアップデートされたものの、決して速いとは言えないマシンであることに変わりはなかったので、よくやりましたね。Q3はタイヤ温存のために可夢偉はタイム計測なしだったんですけど、4台がタイム計測せず、ルール上その中のトップであると判断されたため今季最高の7番グリッドからのスタートとなりました。いやぁ、可夢偉は素晴らしい予選でしたね。そしてベッテルも、Q3で今週末絶好調だったマクラーレンの2台を上回る渾身の走りを見せてくれました。これもすごかったですな。で、PPはベッテル。2番手にバトン(マクラーレン)、3番手ハミルトン(マクラーレン)、4番手マッサ(フェラーリ)、5番手アロンソ(フェラーリ)、6番手ウェバー(レッドブル)で、可夢偉が7番手。8番手にミハエルさん(メルセデスGP)となりました。
 決勝。ベッテルがスタートでバトンに幅寄せしてトップを守ったため審議の対象になったんですけどお咎めなし。一方の可夢偉はスタートでミス。順位を下げてしまい、これが最後まで大きく響きました。今回ピレリタイヤのコンパウンドはソフトとミディアムだったんですけど、ソフトがそれほど持たず、ハミルトンが9周目にピットインしてソフトに交換。10周目にはベッテル、11周目にはバトンにウェバーにアロンソもソフトに交換しました。この2セット目のソフトも各車10周くらいで交換となったんですよね。今季のベストタイヤであるソフトが、こうも持たないとは……鈴鹿のコースってタイヤに厳しい路面なんですね。で、中盤の25周目、コース上の破片を理由にセーフティーカー導入となったんですが、タイヤのスケジュール的にはあまり良いタイミングではなくて、レース展開を面白くするには至りませんでした。可夢偉もセーフティーカー導入時に変えたミディアムタイヤのまま最後まで走りきる形となったため、最後は失速してしまい、昨年のようなオーバーテイクショーを見せることはできませんでした。結果、優勝は2回目のピットタイミングでベッテルをかわしてトップに立ち、そのまま走りきったバトン。2位アロンソで、ベッテルは堅実に走って3位。4位ウェバー、5位ハミルトン、6位ミハエルさん。7位マッサで、8位には2ストップ作戦を成功させたペレス(ザウバー)が入りました。可夢偉は結局13位でレースを終えました。
 うーん、今年は面白かったのはDRSが自由に使える予選だけでしたかねぇ?決勝は、たしかにバトンは「お見事」だったけど、ベッテルがおとなしかったこともあって展開として盛り上がらなかった気がします。あと、タイヤがきつかったのか、みんなムリしない走りに徹していたように見えたなぁ。可夢偉クンはそれなりに頑張ってたと思いましたけど、結果が残せず残念でした。同僚のペレスがここのところ調子を上げて結果も残しているので、残り4戦チームのエースとして負けないよう結果を残して下さいね。期待しています。
 そして、バトンは1位でしたが、ベッテルがポイントを獲得したために自動的に今年のチャンピオンが確定しました。ベッテル、史上最年少でのF1連覇、おめでとう!今年は終始「独走」で、素晴らしいシーズンでしたな。誰もが認める(認めざるをえない)チャンピオンですよ。本当に、おめでとうございます。

 今年、日本は東日本大震災に見舞われ、原発事故もあったために放射線被曝の心配から開催が危ぶまれていました。F1はそれほどでもなかったのですが、今月2日決勝が行われたMotoGPの日本グランプリは出場を辞退すると公言していたライダーやチームスタッフもいて大変だったと聞いています。
 そんな中、インディカー、MotoGP、そしてF1と、日本で無事開催できたことをモータースポーツの1ファンとして関係者の皆さんに心より御礼申し上げます。
 ありがとうございました。

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2011年10月 7日 (金)

ジョブズ死去とiPhone4S予約開始

 appleを率いてきたスティーブ・ジョブズ氏が亡くなってしまいました。享年56歳とか……若すぎますよ。8月にCEO職を辞任したことから「もう、長くはないのかな」とは思っていたけど、こんなに早いとは。時価総額世界最大にまで成長した企業のトップとして名実共に君臨していても、病魔には勝てないんですね。本当に残念に思います。
 私とapple製品とはiTunes+初代iPod nanoからの付き合いでして、Macintoshは1度も買ったことないし、たいして長くもないんですけど……Macを買わなかったのは「買えなかった」の方が正解ですわ。昔Macは本当に高くて、桁が違ってたり(7桁してた時もあったんすよ)、その後もWindowsPCに比べると明らかに割高だったりして、結果的にずっと手が出せなかったんです。今みたいにPCと値段差も性能差もほとんどなくWindowsも動いたりするMacだったら、手を出しやすかったんだろうけどなぁ。「こんなことならジョブズが創ったMacを1台くらい買っておくべきだったか」と思ったりもします。ま、その分と言ってはなんなんだけど、iPod nanoは初代/2nd/4th/5thと買って今も持ってるし、iPod touch(第3世代)は売り飛ばしちゃったけどiPad2が自宅用ネット端末の役を継いでいますし。これらの製品をこの世に創出してくれたジョブズ氏には感謝してもしきれませんわ。ありがとう、ジョブズ。

 で、その死が伝えられた前日に発表されたappleの最新製品・iPhone4S(当初発表イベントが予定されていた日に亡くなるなんて、いくらジョブズでもタイミング良すぎるんじゃないかとは思うのですが……ま、いいか)ですけど、発表の通り日本でも今日から予約受付が開始されました。
 ただ、その予約受付開始となった今日に至るまでドタバタしたというか、未明になってauがようやくiPhone4Sについて公式な発表をし、ソフトバンクなんて開始時間である16時直前の正午過ぎになってやっと正式発表したんですよね。ケータイをiPhone4Sに変えることも考えているので、具体的な価格と料金プランに予約方法とか早く知りたかったし、なんなら今日予約しに行く準備も一応はしていたんですが……昨夜チェックしまくったけど何もわからず、今朝起きてようやく発表があったことを知って、確認してみたものの情報サイトをあちこち回ってようやくauの販売価格や料金プランの概要がわかる程度の情報公開でしかなく、契約内容がはっきりしないところが多々あったんで、いい加減腹が立って今日予約するのは諦めましたよ(家に帰ってきて調べ直して、やっと詳細までわかりましたわ)。昔みたいに何かしらがまずくてもすぐに契約変更/機種変更できる時代だったらいざしらず、2年縛りがあってしかも毎月高額の請求が来る契約をよくわかっていないままホイホイできるほど私は経済的に余裕ないのでね。iPhoneはアメリカのapple本社と細かくやり取りしないと販売することができないみたいだし、au(KDDI)としてもソフトバンクとしても仕方ない所はあるのでしょうけど……今回のドタバタはあまりにも手際が悪すぎるんじゃないかなぁ。超人気端末だから仕方ない面もあるんでしょうが、予約したところで来週14日の発売日に確実に手に入るというわけでもないようだし、「ケータイの端末ごときでなんで争奪戦までしないといけないのか?」って思ってしまいました。
 というわけで、とりあえずiPhone4Sの予約はしないことにします。別にiPhone4Sが出たらすぐにでも契約しないとまずいってことなんてないし、そもそも次のケータイがiPhone4Sである必要もないので。直前まで様子を見て、14日にフラッと行って列に並ぶ程度で契約できるようならしてもいいんですけど(徹夜でもしないと不可能でしょうね、たぶん)、そうでなければ2ヶ月くらい待ったって構わないし、その頃にはもう1つの候補である富士通の新型デュアルコア機・ISW11Fも発売されて実機で比較できたりするでしょうし、究極「越年」でも構わない(私の場合、今日契約でも12月でも来年1月でも来年6月でさえも、2年縛りの解約金は払わないといけないことに変わりなし)。ま、変えたら基本2年付き合うことになるケータイ端末ですから、焦らずじっくりと選ばせてもらいますよ。

 偉大なるリーダーを失ったappleがこれからどうなっていくのかわからないですけど、一昨日書いた通り「appleの歴史は、ジョブズと共に始まり、そして終わった」なんてことになってしまわないように斬新なアイデアでもっともっと勝負してもらいたいと思います。

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2011年10月 5日 (水)

新型iPhone発表

 appleが新型iPhoneを発表しましたね。ウワサされていた「iPhone5」ではなく、「iPhone4S」でしたけど。
 外観がほぼ現行「iPhone4」のままなので「4S」となったみたいですが、中身はたしかにプレゼンテーションの通り別物でしょうね。CPU
がA4シングルコアからA5デュアルコアに変わってるし、1台でW-CDMA方式とCDMA方式両方の通信方式に対応できるようですし。RAMがどれだけ搭載されているのか不明ですけど、同じくA5デュアルコアを搭載(周波数や駆動電圧が違う可能性あり)しているiPad2は512MBで快適動作できているので、仮に4同様の512MBであったとしてもiOSならあまり問題にはならないんじゃないですかね(iOSは5にメジャーバージョンアップされるので、実際のところは出てみないことにはわかりませんが)。
 個人的には、デュアルコア化された点は高く評価しているのですけど、その分バッテリー容量を大きくすべく多少大型化するんじゃないか、ついでに画面も多少大きくなるんじゃないかと思っていたんですよね。それが、バッテリーに大きな変更はなさそうだし、画面が3.5インチのままどころか外形上ほぼ変化なしとはねぇ……バッテリーの持ち具合がかなり心配ですし、もう少し画面を大きくした方がスマートホンとして使いやすいんじゃないかなと。ま、4で気合い入れて全面刷新したガワを、たった1世代で捨てることはしないかなとも予想はしていたんで、「ああ、こうきたか」と思ったことも事実なんですけどね。
 今、ケータイをどうしようか考えているところでして、スマートホンに移行することも検討しています。iPad2を使ってARMのデュアルコアの快適さを知っていることから「スマホにするならデュアルコア機」ってのが個人的に必須条件なんですけど、とりあえず今回のiPhone4Sはその条件を満たしました。iOSは信用していますし、使い慣れているので、次のケータイ候補として最有力になりましたが……あとは具体的な料金プランがどうなるかですね。それ次第では、サクッとiPhoneデビューするかもしれません。

 で、同時に今回appleはiPodの今年モデルを発表したんですけど……こちらは、「現状維持」でした。白いiPod touchが加わったものの第4世代のままで、nanoもソフト面が一部変わっただけで世代交代はなく、shuffle/classicは放置。まさかの「新型iPod一切なし」でした。新型iPod touchが出たら購入することも考えていたんですけど、第4世代のままとはなぁ。いくら値段が安くなったとしても、これでは買えませんわ。
 昨年の第6世代nanoから、どーもappleにiPodに対する「やる気」が見られないですな。もう、iPodはどーでもいいんですかねぇ?最後の“縦長nano”になった第5世代nanoを買っておいてつくづく良かったなぁと思いますよ。ま、他のモデルはともかく、ビジネス上iPod touchを完全に捨てるとは現状考えられないので、来年秋にはまたモデルチェンジしてくるのでしょうが……iPodからappleに入った人としては、かなりガッカリしましたわ。

 今回のappleのイベントは、スティーブ・ジョブズのCEO退任後初の大きなイベントであり、ティム・クック新CEOの“お披露目”イベントでもありました。カリスマが降りた後のappleにとって極めて重要なイベントだったのは間違いないと思います。
 が、それにしてはイマイチだった気がしますねぇ。iPhone4Sは名前こそマイナーチェンジですけど、実際は「iPhone5」の名前をつけてたっておかしくないくらい進化しているので合格点を与えてもいいと感じましたし、プレゼンテーションも問題なくこなしたようで「あのジョブズの後任としては十分なんじゃないか」ってところですけど……iPodを放置とはね。常に攻めの姿勢で革新的な製品展開をしてきたからこそ今のappleがあるのであって、もし手堅くやっていくだけのメーカーになってしまったら、転げ落ちるのも早い気がしますよ。まぁ、この世界的不景気の中、そんなに攻めてばかりもいられないのだろうとも思いますけど……iOS5も斬新さが感じられず、手堅い面ばかりが目立つしなぁ。「appleの歴史は、ジョブズと共に始まり、そして終わった」なんてことになってしまわないよう、もっともっと斬新なアイデアで勝負してもらいたいものです。

※以前は「ケータイ」ネタについてカテゴリーを独立させていましたが<こちら>、今後は「パソコン・インターネット」カテゴリーに集約します。

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