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2011年8月11日 (木)

左翼テロリスト支援国家日本

 東北地方太平洋沖地震発生から今日で5ヶ月になります。
 でも、被災地の復旧も未だ途上、復興なんてほとんど手つかずです。当然ですよね、政府は復興方針策定を東日本大震災復興構想会議に丸投げした上、その構想会議がロクに仕事をせず、それを咎めることもなく、やることといえば福島第一原発事故を利用してこの国のエネルギー政策を混乱させているだけなんですから。
 日本という先進国家の政府が、ここまで無能無策だったとはね。驚きました。
 しかし、本当に問題なのは、政府の無能無策ではないと考えるようになりましたよ、この5ヶ月で。
 本当に問題なのは、この国全体です。あまりにもひどい政府の失策を批判しないどころか擁護するマスメディア、そして主権者たる我々国民、これらすべてです。

 最もひどかったのは、菅直人という内閣総理大臣です。これは間違いありません。あの地震が来るまで、この人は「不適格者」にすぎないと考えていました。参議院議員選挙では方針を一貫させずに大敗し、中国漁船衝突事件で何も対応しようとせず責任を押しつけた「ただの無能」だから、他の閣僚や官僚が支えれば何とかできるかもと思って震災直後に「そんなに今すぐ辞めてほしいですか」という記事も書きました。が、震災で福島第一原発にかつてない規模の事故が発生したことで、この人は本性を現したんですよ。「無能」ならはるかにマシだったんですが、良く言えば「市民活動家」……いや、違うな。はっきり言わせてもらえば「左翼テロリスト」としての本性をね。ここでいう“左翼”とは、「共産主義者」ではなく、漠然と世の中のあり方に「反対」し、不都合を全て何かのせいにしてその何かを攻撃し壊すだけの「反対のための反対」を繰り返す思想のことです。「反対のための反対」は、反対しうる巨大権力や巨大組織があってはじめて成り立つ屁理屈でしかありません。それらがなくなれば存在価値すらなく創造性は皆無であり、何も生み出しません。社会構造に依存した一種の“甘え”にすぎないのです(親に対する子どもの反抗期が“甘え”でしかないというのと同じです)。日本に少なからず存在するこの手の“左翼”は、その点で純然たる「共産主義者」にも劣りますし、攻撃的かつ破壊的な点ではテロリストそのものですよ。そんな本性の男が今回甘えた先が、電力会社という巨大組織だったわけです。原子炉のメルトダウン(※メルトスルーの可能性もある)で大量の放射性物質が飛散させたことに対する国民の不安や怒りを利用し、東京電力を悪者に仕立てあげ、中部電力浜岡原子力発電所を法律の根拠もなく停止させました。そして九州電力玄海原子力発電所の再稼働を容認する姿勢を見せておきながら、最終段階で「ストレステスト」という国民に馴染みの薄い概念を持ち出すことで再稼働を認めず、その内実を世間に晒すことで国民の怒りを増幅させ、自らの保身を図りました。被災地の復旧も復興もせず創造的どころか原状回復すらしていないことから国民の目を逸らし、「反対のための反対」を実行するためだけにこの国のエネルギーをそぎ落とすことをして、楽しんでいたのです。ここ何年かの内閣総理大臣は皆短期間で辞任しましたが、その短期間の間心労でやせ細っていったというのに、菅直人という人はこの“国難”下でむしろ太ったように見えますよ。日本という国家のこと、そこに住まう我々国民のことなどどうでもよくて、国政というおもちゃで自己満足の“甘え”を楽しんだ幼稚な子供……それが第94代内閣総理大臣の姿だと思います。鳩山前首相もひどい首相でしたけど、あの人はあの人なりに国を思っていたような気もします(ありえないほどの低次元でしたが)。統治機構をおもちゃにして権力に甘える、こんな人間を内閣総理大臣にしてしまったことは、1人の日本人として1人の主権者として心から恥じねばならないと深く反省しています(直接選んだわけではないし、政権交代選挙を経て就任した鳩山前首相と違って間接的にも選んでいないのですが……国家の恥は国民の恥ですよね)。今なお辞める辞めないで茶番劇を続けていますが、辞めると言ったならさっさと明日にでも辞めてもらいたいものです(どうせ土壇場になったら「やっぱり辞めない」と言い出す気がしますけど)。
 その恥じるべき総理大臣を支え続けた与党たる民主党と国民新党も、やはりひどかったし、許されないですね。一時は内閣不信任案に同調する構えを見せた民主党議員も多く、また民主党執行部も“菅降ろし”に積極的で今首相退陣への道筋をつけようとしていますが……菅直人という人は民主党の代表でもあり、「党代表だから首相になっている」というのが建前のはず。本気で菅直人という人間を首相の座から引きずり下ろしたければ民主党代表選挙をさっさと実行してしまって新代表を立ててしまえば良かったのです(規約改正が必要だったとしても、勝手に書き換えてしまえばよかったんですよ)。それをせず、国民新党も連立を離脱しなかった以上、菅内閣を延命させた責任を取ってもらわねばなりません。だいたい、一部で話題になった「市民の党」&「政権交代をめざす市民の会」などという時代錯誤の“革命分子”と民主党の奇妙な関係だって解明されていないし、それを隠蔽するために菅直人辞任劇を演出しているような気さえするし。何にしても、民主党の政権獲得後の行状は許せませんよ。この上、人権侵害救済法案だの外国人参政権だのと言うのだったら、もはや政党ではなく「反政府勢力」と認定してしまっても良いくらいですな。普通の国民を「人権」の名の下に虐げようとする政党なんて、現行憲法下で存在自体許すべきではありません。
 また、野党第一党である自由民主党も、菅直人首相と民主党の横暴に対して結局抵抗しなかったですよね。たしかに内閣不信任案を突きつけはしましたけど、確実に通せる状況を作ったわけでもなく強行して失敗。不信任成立後のことを考えて行動したわけでもなかったのですから政策集団としては同じく「無能」ですし、今回菅直人首相が辞任したとしても自民党が追い詰めたからではありません。追い詰めるどころか、特例公債法案という“切り札”を児童手当復活で舞い上がった公明党(創価学会)に言われるがまま放棄してしまったんですから。政治戦略として論外です。やったことと言えば、せいぜい民主党のマニフェストを撤回させただけ。3年も前の衆議院選挙の時に話を元に戻したというだけで、震災後の日本にとってどうこうという話など何もしていないし、エネルギー政策だって「自然エネルギー」にかぶれてしまって民主党とさしたる違いはありません。こんなのでこれからの日本の舵取りなんてできるわけがないですな。おそらくは麻生政権時よりはるかに劣化してますね。本当に情けない政党ですわ。あとの政党なんて、下の下です。全部消えた方が日本のためです(共産党ぐらいですかね、残っても良さそうなのは。ま、これは震災に関係なく、元からそうなのですが)。つまりは、立法府たる国会全体があまりにもひどいということです。もう、「民主党が」とか「自由民主党が」とかの次元じゃないです。全部ダメです。次の国政選挙では「民主党だから落選させる」とか言っている場合ではありません。所属政党に関係なく、「残すに値する代議士」以外の現職議員は全員落選させなければこの国に未来などないですな。そのくらい劣化が進んでいると考えなければいけないと確信しました。私たち主権者たる国民の手で、責任で、何とか国会を刷新しないといけませんよ。
 さらに、国民に事実を報道すべきマスメディア……そのマスメディアの報道というものが、いかにねじ曲がり、客観性に乏しい煽り記事を書き連ねているだけかということも、今回の震災ではっきりしました。いかに彼らがエネルギー問題というものに無知で真剣に考えていないかを証明してくれましたし、「自然エネルギー」というものの欠点を書かずに偏った主観のみ読者に押しつけてくるその姿勢、彼らの本性がいかなるものか今回よくわかりましたよ。これは「市民の党」&「政権交代をめざす市民の会」がなぜ報道されないのかというのにも関係するのですが、結局彼らも多くが“左翼”なんですね。「反対のための反対」を記事として書きたてることで社会構造に甘えているだけの人間が、菅直人首相同様に上で偉そうにふんぞり返っているってことです。だから“同類”である菅直人という人の所業は批判どころかむしろ擁護して、官僚や電力会社ばかり叩いて「反原発」を語り、悦に入るわけですな(「市民の党」ってのも「同志」なんですよね。連帯しているわけで、その存在がまずければまずいほど書かないですわな)。それか、あとはカネですよね。「売れりゃいいんだ」ってだけで、人々を煽るわけです。「放射能」「放射能」って人々の不安につけ込んで部数を稼ぐ、それだけなんですよ。あとは知らん、混乱の責任なんて取らないって言うんだから、Twitterでデマを流して他人が騒ぐのを楽しんでいる輩と何も変わらない。報道機関としての社会的道義的責任とかなんて、どうでもいいんですな。以前よりある程度感じてはいましたが、ここまでひどいとはね。最近“韓流推し”が騒ぎになってますが、それだって結局はカネのためでしょう?非難の対象になっているのはカネのために映像配信を使って“整形推し”をしてきたテレビ局だし、マスメディアの劣化も来るところまで来ていたってことが今回改めて明らかになったってだけですな。ホント、うんざりですよ。
 そして、劣化は我々国民全体にも相当進行していますね、残念ながら。こんなことは書きたくないのですけど……いかに反対のための反対を叫ぶ幼稚な“左翼”が多く、そしてその扇動に何の考えもなく乗ってしまう人間が多いか、今回の震災を経てよくわかりましたよ。「放射能」「放射能」と煽られただけで、「放射能」が何たるかを調べることもなく(放射性物質から放射線が出て被爆する、放射線というのは太陽光線など自然界に存在し我々は日常的に曝されている、などの基本的な知識すらないし、調べようともしない。そのくせ「放射能」と言われると必要以上に恐れおののく)、書き立てられた漠然とした不安に従って行動を決めてしまう人間がいかに多いかということ、本当に思い知らされました。そして“左翼”の破壊衝動をそのまま真に受けて原子力発電事業そのものを集団でヒステリックに破壊しようとするに至るとはね。代替エネルギー論も、「自然エネルギー」などという出力が絶対的に足らず安定供給不可能な“まやかし”に騙されるなんて、情けないにも程があります。「騙されているなんて、何を偉そうに」と仰るでしょうけどね、現時点での「自然エネルギー」の至らなさをちょっと説明しただけで唖然として黙り込む人があまりにも多すぎるんですよ。政治家やマスメディアの曖昧に濁した言葉だけで「今すぐにでも代替可能である」ように思い込み、自分の頭で考えないから、違う情報が入ってきただけで言葉が出なくなるのです。そんなことで、「原子力安全神話」を批判できるなどと本気で思っているんですか?あなたたちは、また同じように「自然エネルギー」という新たな神話(=偶像)に取り込まれようとしているだけですよ。「自然エネルギー」は電力としては未だ補助的に使える程度でしかなく、現実的な代替エネルギーたり得ません(エネルギー源として実用段階に至るには十年単位の時間が必要で、それから徐々に設備を更新していくというならわからないでもないですが、百年かかってもおかしくない話です。不都合だからそういう事実を隠蔽しているんですよ、「自然エネルギー」推進派は)。原子力という極めて高効率高出力で安定的なエネルギーに代替するものは、現実には火力しかないのです。その火力も、欠点は多々あります。それに、今回の失敗だけで原子力という技術を一切捨ててしまうというのはあまりにも惜しい(現に今まで何十年もそれに頼ってきたんですよ、私たちは?)。「原子力は高リスクですが高出力、火力は高出力ながらCO2排出やコストが高くなります。自然エネルギーは安全と言われていますけど発展途上で出力が極めて低くコストも高い。それらを考え合わせた上で、選ぶとしたらどれがいいですか?何も1つにしなければならないわけでなく、それぞれをミックスしながら使っていく方法もありますよ」って提案を政治は丁寧にしなければいけないのに、泥をかぶるのを嫌悪した怠惰な政治家たちの「原子力は悪」「自然エネルギーは善」という“騙し”を安直に受け入れ「それでいいから、後は勝手にやっとくれ」なんてのはね、悪徳業者の儲け話に乗っかって泣きを見る人間と何も変わらない、ただの愚か者のすることですよ。いいんですか、そんな輩にいつまでもバカにされ騙され続けても?いいんですか、泥もかぶらず、何も創り出さず、ただ社会構造に甘え「反○○」と言っては煽っているだけの人間に破壊されていくだけの社会で?そんなことばかり繰り返してきたから、ここまで劣化してしまったんです、この国は。このままでは、本当に取り返しのつかないことになりますよ。

 私たちは、この国の、日本の国民でしょう?主権者としてこの国の政治に責任を持って相対していくのは当然のことじゃありませんか。よりよい政治のために働いて稼いだ大切なお金を税金として納めているのでしょう?違いますか?なのに、なぜ真剣に考えないのですか。
  それとも、左翼テロリストにまで落ちぶれてしまった総理大臣を、そんな政治家たちを、劣化したマスメディア同様支援し続けますか?そんなテロリスト支援をする国家日本であり続けたいのですか?違うでしょう。
 ならば、しっかり自分の目で見て、調べて、考えましょうよ。政治家と呼ばれる人間たちがあまりにも劣化した今、彼らに任せてなどおけない今、私たち主権者たる国民1人1人がしっかりするしかないのですから。 

 なお、一部の存在をこの記事で“左翼”と表現しましたけど、私はその逆に位置する“右翼”だからそんなことを言っているわけでは決してありません。私は反対のための反対を繰り返すだけの“左翼”同様に、国家を一方的に崇拝するだけの“右翼”というものも嫌っております。大嫌いです、どちらも。そして、“右翼”なるものも、今回の震災で「見るに堪えないものである」と確信しました。
 そのことについては、彼らが政治的利用し続ける終戦記念日あたりに記事にしたいと思っています。

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