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2011年8月 1日 (月)

F1 2011 ハンガリーGP

 F1第11戦・ハンガリーGP決勝が昨日行われました。
 前戦の第10戦・ドイツGP(ニュルブルクリンク)では、ホームGPのベッテル(レッドブル)が3番手スタートから4位に沈んで表彰台にも立てないという波乱があり、3位にウェバー(レッドブル)、2位にアロンソ(フェラーリ)、優勝はハミルトン(マクラーレン)となりました。
 今回のハンガリーGPは、中低速レイアウトで「抜けない」と言われるハンガロリンクサーキットでの開催でしたが、パーマネントサーキットだというのに持ち込まれたピレリタイヤはなんとスーパーソフト(とソフト)。「スーパーソフトで真夏の決勝を走れるのか!?」って思ったんですけど……思ってもみない展開となりました。
 予選。「抜けないサーキット」故に、各チーム積極的にスーパーソフトを選択するなど本気で上位進出を狙ってきて、熱い予選となりました。PPはベッテルが獲得。2番手にはハミルトン、3番手バトンとマクラーレン勢が好調。4番手にマッサ、5番手アロンソとフェラーリ勢が入りましたが、マッサが前。マッサはドイツGPでも5番手スタート/5位フィニッシュでしたし、復調してきたようですな。ウェバーは6番手。小林可夢偉(ザウバー)はQ2で脱落して13番手。同僚ペレス(ザウバー)はQ3に進出して10番手だったので、もうちょっと予選も頑張ってほしいところですかね。
 決勝。ハンガロリンクでは珍しい雨が降った状態でのスタートとなり、全車インターミディエイトタイヤを装着。「抜けないサーキット」でのレースが一転し、激しい攻防となりました。序盤のトップはベッテルが死守していたものの、5周目にミスをしてハミルトンがトップに浮上するなど各所で順位が変動。しかも路面が乾きはじめたことから、11周目にまずウェバーとマッサがピットインしてスーパーソフトタイヤへチェンジ。12周目にバトン、13周目にはハミルトンとベッテルとアロンソが同様にスーパーソフトに履き替えました。14周目にはバトンがベッテル、ウェバーがアロンソをパスしてそれぞれ2位と4位に浮上するなど、DRSに関係なく冷えた路面とグリップの関係で有利な方が前をどんどん抜き去る展開に。その後、上位陣は26~29周目に2回目のタイヤ交換で全車スーパーソフトを選択したものの、3回目のタイヤ交換ではアロンソとハミルトンはスーパーソフト/バトンやレッドブル勢はソフトと選択が別れたんですよね。これが結果的に勝負を分けました。また、52周目に雨が落ち始めたことからウェバーがインターミディエイトに履き替え、53周目にハミルトンがこれに倣ったものの、雨は止んでしまってギャンブル失敗となったのも勝負を分けました。結果、ソフトタイヤでロングランを成功させたバトンが優勝し、自身の200戦目を勝利で飾りました。同じくソフトタイヤでロングランしたベッテルが2位。スーパーソフトタイヤのスピードで勝負したアロンソは3位。ギャンブルに失敗し、スピンによる進路妨害でピットスルーペナルティまでくらったハミルトンが終盤追い上げて4位。同様にギャンブルに失敗したウェバーが5位。マッサは4ストップで6位。7位は3ストップのディ・レスタ(フォースインディア)。小林可夢偉はピット戦略のミス(2回目にソフト/3回目にスーパーソフトを選び、かつスーパーソフトでロングランしたため順位を落とした)で11位となり、前戦(9位)に続いてのポイントゲットはなりませんでした。ミハエルさん(メルセデスGP)は、9番手スタートで一時トップを走ったもののリタイア。

 いやはや、タイヤ選択が勝負を分けた今回のGPでしたが……これ、フツーに晴れて路面温度が高かったら、一体どうなってたんでしょうな。スーパーソフトじゃ、ホント「もって数周」だったはず。ソフト3本を繋いでいって最後にスーパーソフト、だったんですかねぇ?雨混じりだったのですごく面白いレースにはなりましたが……「おかげでピレリタイヤの限界が暴露されずに済んだ」ってのが本当のところだったんじゃないか、なーんて思ったりもしますよ。
 また、ブロウン・エキゾースト規制はイギリスGPのみとなって元に戻ったにもかかわらず、レッドブルに他を圧倒する速さは見られなくなりましたね。フェラーリとマクラーレンが改良してきて、「互角」と言えるところまで追いついたのでしょうか……とはいえ、あれこれ批判されているベッテルはポイントを着々と稼いでいるんですよねぇ。勝てなかったイギリス/ドイツ/ハンガリーですけど、その3戦だけで48ポイントも稼いでいます。この3戦で、ランキング2位のウェバーは40ポイント、3位のハミルトンは49ポイント、4位のアロンソは58ポイントですから、チャンピオンシップという観点では、ほとんど問題ないんすよねぇ……それに、ボロクソに言われているウェバーも今季ずっと二桁ポイントを獲得し続けていまして(※今季二桁ポイントを獲得し続けているのはベッテルとウェバーの2人だけ)、レッドブルはチームとしては未だ盤石ですな。ウェバーとレッドブルは契約更新間近ともウワサされてますけど、これじゃ手放したくはないですなぁ。
 そんなこんなで、小林可夢偉も来季ザウバーに残留することが正式に発表になりました。マクラーレンはこのままハミルトンとバトンでいくでしょうし、マッサも復調してきていますしねぇ。上に空きがない以上は、残留も仕方ないですかね。「エンツォ・フェラーリが生きていたら、可夢偉をほっとかないだろうになぁ」なんて思ったりもしますが、その場合は先にクビサ(ルノー・現在療養中)をほっとかなかったでしょうしねぇw。なかなかうまくいかないものですな。いや、ホントは今のF1で持ち込み資金もないのに来季のシートを早々と確保したってだけでももの凄いことなんですけど、やっぱりあれだけのウデがあるならね、上に十分行けると思いますから……ちょっと残念ですよ。

 これにて、2011年のF1は夏休みとなります。
 後半戦はどうなるかわかりませんけど、アロンソに頑張ってほしいなぁ。赤い跳ね馬にふさわしい彼の熱い走りは、素敵ですよ。“最速”レッドブルを打ち負かしてもらいたいものです。あと、可夢偉クンも、ドーンと表彰台まで行っちゃってもらいたいですわ。ポディウムまで行っちゃうと、また世界が変わるでしょうからね~。「突然のドライバー交代劇」の主役になれるよう、頑張ってもらいたいです。

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