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2011年6月29日 (水)

YF-29 デュランダル ~その1

 「サヨナラノツバサ」を観た後の脱力感からネットで予約せずにいたら、どこもかしこも売り切れてしまい……リアル店舗にて予約することで、なんとか発売日に手に入れましたよ。バンダイ DX超合金 YF-29 デュランダルバルキリー(早乙女アルト機)

Yf29_01

 YF-29 デュランダルは「劇場版マクロスフロンティア 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」にのみ登場する機体で、「Y」がつくことからもわかるように試作機です。VF-25 メサイアの発展型だと思っていましたが、付属の説明書によればYF-24 エボリューションを元にメサイアと並行開発された姉妹機だそうで。1機しかない超性能機なんですが、そんな機体に何で「スカル4」なアルト君が乗れるのか「?」でしたね。「いい機体だろう」とか言ってたし、本当はオズマが乗るはずだったけど、不在だったから乗れたんですかねぇ?まぁ、結果的にはアルトが乗ったからこそ超性能を発揮したわけですが。
 試作機ということで、ド派手な紅白のカラーリングになってます。しかし、マクロスの世界では一般機以外全部派手なカラーリングだったりするので、特に目立つというほどでもないかなw

Yf29_02(※小さい画像はクリックすると拡大できます)
 YF-19/VF-19と同様に前進翼を採用しています。VF-9 カットラスも前進翼らしいので、VFシリーズにとって「9」は前進翼の番号なんですかね?前進翼って個人的には好きじゃないんですけど、やまとのVF-19改 ファイヤーバルキリー<記事>のおかげで多少慣れました。けど、前進翼にすれば本当に大気圏内での運動性能が上がるのかなぁ……私は今でも信じていません。

Yf29_03
 後方から見ると、こんな感じ。やっぱ、前進翼ってヘンじゃないですかねぇ?
 元のデザインがヘンなだけで、造形的には何の問題もございません。というか、今回のデュランダル、よくできていると思います。

Yf29_04
 YF-29は連装MDEビーム砲を内装しており、写真のように上方向へ展開することができます。旋回も可能なので、機体の向きと関係ない方向にビームを撃てますな。翼に付いたエンジンポッドも回転可能で、さらに翼の先端部が上下方向に動きます。このへんが例の「歌舞いてやがる」の動きを実現させるんでしょうかね(まぁ、サイコフレーム……もとい、フォールドクォーツの効果が圧倒的なんでしょうけど)。

Yf29_05

 キャノピーは開閉可能で、カバーを外すと後部シートが再現されているなど結構凝ってます。DX超合金 VF-25<記事>の問題点の1つが「ランディングギアが短くてショボすぎること」だったのですが、今回のYF-29ではVF-27 ルシファー<記事>と同様前脚/主脚共に長いものになっています。とはいえ、現用機ややまと製品のように白く塗装されているわけではないし、前脚は位置が決まらず、主脚も「主」というにはあまりにも細いんですよね。まぁ、DX超合金はあくまで玩具なので仕方ないですけど、ランディングギアは戦闘機モデルでは極めて重要なパーツだったりするんで……そこもしっかり拘って作られているやまと製品との差は、今回も埋まりきらなかったですな。

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 ちょいと長めの重粒子ビームガンポッドですが、腕に挟んで固定する形なのでファイター時でもしっかり懸架可能です。

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 前進翼の赤い機体同士並べてみました。ファイヤーバルキリーはファイター時ヌメッとしたフォルムなのでデュランダルの方がシャキッとカッコ良く見えるし、私はデザイン的にはデュランダルの方が好きですね。バンダイDX超合金バルキリーの集大成が今回のデュランダルなわけで、「良くできている」とは思ったのですが……やまとの完全変形シリーズの結晶であるファイヤーバルキリーのデキと比べると、正直なところファイヤーバルキリーの方が上かなと思います。不評だったDX超合金メサイアの欠点を見事に修正しているのでデュランダルも製品としてはかなりのものなんですけど、まだ詰めが甘い部分が残ってたりします。一方のファイヤーバルキリーは、本当に完璧と言っていいデキなので、軍配はファイヤーに上がるかなと。まぁ、値段も違いますしね。どっちも良いものであることには変わりないです。

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 VF-27 ルシファーとも並べてみました。同スケールのはずなんですけど、デュランダルの方が一回り大きい感じです。DX超合金の中では評価の高かったルシファーですが、デュランダルと比べると……うーん、甲乙つけがたいってところかなぁ?デュランダルはよくできているんだけど、バトロイドへの変形がちとやりにくいんですよね。一方、ルシファーは1度変形させてみれば、あとは比較的ラクに変形できたりします(実際このルシファーさん、写真を撮る前はバトロイドで飾ってあったんですが、マニュアルを見ることもなく簡単にファイターに戻せました)。造形やギミックはデュランダルの方が上だけど、変形玩具としてはルシファーの方が優れていると思うので、引き分けかなぁと。

 長くなったので、ガウォーク/バトロイド形態については今回もその2に分けます。

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コメント

……前進翼で結果的に運動性能上がるというのは事実ですけど一般のイメージ(旋回半径が小さくなる)とは少し違うかも。そもそも高速度域での旋回半径は主翼の形状にそこまで関わりがないというかむしろ尾翼とバランスの領分なので。
実際の前進翼の利点は高速度域で急な動きをしても翼から気流が剥がれにくいのでコントロールを失いにくい、という物です。
ソレ以外の性能は普通に後退翼と同じ。そもそも左右交換しただけですし。低速度域だとバランス崩れるし揚力低いしというマイナス面も同じ。
ただし高速度の戦闘中ならちょっとくらい無茶してもコントロール失ってスピン入る可能性が低い、というのはパイロットからすると十分運動性能が高いという事になるのではないでしょうか。

投稿: | 2011年7月 4日 (月) 03時52分

はじめまして。
前進翼に関する詳細なコメント、ありがとうございます。
高速度域でコントロールを失いにくくなれば、たしかに機動性能の限界は後退翼より高いことになりますね。そのことをもって「大気圏内での運動性能が上がる」としても、十分正しい解釈ですな。「なるほどなぁ」と思いました。
ただ、それほど高性能なら「なぜ実用機が出てこないのか」ってのがどうしても引っかかりまして……あと、私個人の好みの問題ですね。実物を見たこともある後退翼やデルタ翼の方がなんとなく美しく思えてしまうのですよ。で、記事にも一言書いてみたわけですが、余計だったかも。
今回のデュランダル、ファイター形態の造形はとても良い感じなので前進翼であっても気に入ってはいるんですよね。可変戦闘機という架空のものですし、あまり厳密に拘らず、素直にカッコいい立体物として楽しめばそれでよいのかもしれませんな。

投稿: ブルーメール | 2011年7月 5日 (火) 00時08分

実機が作られないのは原理的にステルスという技術と相性が悪い形である事が第一です。現代の戦闘機は運動性能よりステルスが優先されますので。
それと素材の強度の問題ですね。当初から前進翼は高速度域でコントロールを失わない=とんでもなく強い負荷が掛かり続けるという割に一番負荷がかかる前端が本体と離れた位置にあるため強度を確保にくいという事が分かりきって居たため、素材そのものが頑丈なものが開発されない限りは実用化が不可能と二の足踏んでたら時代がステルスに、というのが実機の現状です。一応マクロス世界はステルス関係の技術が進歩したのとエネルギー転換装甲という強力な素材が確保されたため、という設定で前進翼を取り入れた事になっています。
デザインがカッコイイか否かは個人の感想なので言うのは大いにいいと思いますが、少し調べれば分かる理屈や情報系を調べないまま言うとこういったいらん輩が現れることになります。ご注意を。
特にマクロス系の航空機は監督がぬえ出身の機械オタクなので厳密とまでは言わないまでも一応その形に現代技術からフィードバックされた理屈がちょくちょく付いておりますので……。

投稿: | 2011年7月 5日 (火) 04時33分

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