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2011年4月18日 (月)

F1 2011 中国GP

 F1第3戦・中国GP決勝が昨日行われました。
 今年以降の開催権が危ぶまれていた上海インターナショナルサーキットでしたが、契約更新されて今年も開催されましたね。
 ここでもベッテル(レッドブル)は絶好調。フリー走行1、2、3と全てトップタイムを出した挙げ句、予選Q3でも1人だけ1分33秒台を叩き出して他を圧倒しました。2番手バトン(マクラーレン)をコンマ7秒離しましたからねぇ……凄いですな。そして、今回突然化けたのがメルセデスGP。ロズベルグがQ3に進出した上、バトンや3番手につけたハミルトン(マクラーレン)と並ぶ1分34秒台をマーク。4番手につけました。ま、一方のシューマッハさんはQ2敗退14番手に沈んだわけですけど……先週末からえらく急激に進化したんだなぁ。小林可夢偉(ザウバー)は、調整がうまくいかなかった他、Q2赤旗中断の影響をもろに受けてしまい13番手。“最速マシン”を駆るウェバー(レッドブル)は、なんとQ1敗退で18番手スタートということに。「107%ルール」適用は今回もなく、ヒスパニアの2台を含めて全車無事決勝に出られることになりました。
 決勝。「またもベッテルの独走か?」と思っていましたが……なんとスタートでマクラーレンの2台が前へ。KERSはちゃんと使っていたので、単にベッテルのスタートがうまくいかなかっただけみたいですな。が、これだけで波乱は収まらず、先頭を走っていたバトンと2番手に浮上したベッテルが同時に1回目のピットに向かったところ、バトンが自チームではなく1つ手前のレッドブルのピットで止まってしまうというハプニングがw。すぐにバトンが前に進んだためベッテルのピットインにほぼ支障はなく、ベッテルが先にピットアウトしたため事無きをえましたが……ちょっと危なかったですな。何かあったら審議になってたかも(見てる分には単純に面白かったけどw)。さらに、一通り1回目のピットインが終わってみると、ロズベルグがトップに……これにも驚きました。昨晩の放送分を録画して見たんですけど、なんで途中からロズベルグがトップになってるのやら、さっぱりわからなかったです。ピットインのタイミングでああいう展開になったんですかね?そして、今回はピット戦略がレース展開全体を大きく動かしましたね。終盤トップに返り咲いたベッテルが2ストップ作戦を採っていたところ、最後に使ったハードタイヤがここでもイマイチだったようで、ロングランに持ちこたえることができず3ストップ作戦のハミルトンにあっけなく抜かれてしまいました。結果、ハミルトンが優勝。ベッテルの開幕3連勝はならず、2位フィニッシュ。そして、最初にハードタイヤを消化してしまう作戦に出たウェバーが、予選に使わなかったことで温存できたソフトタイヤ3セットで他車を抜きまくり、18番手から終わってみれば3位に……いやぁ、今回は展開がめまぐるしくて面白いレースになったんじゃないですかね。4位にバトン。いつの間にかトップだったロズベルグは、いつの間にか後退して5位フィニッシュ。途中で燃料不足ぎみになったためペースを落としたみたいですな。スピードはあったのに、惜しかったですね。以下、6位マッサ(フェラーリ)、7位アロンソ(フェラーリ)、8位シューマッハ、9位ペトロフ(ルノー)。10位には小林可夢偉が入って、しぶとくポイントゲットしました。いやはや、毎度のことながらお見事です。
 前2戦はピット回数を減らした方が良い結果になる感じでしたが、今回は3ストップで「ハードタイヤを捨て、ソフトタイヤでガンガン行く」戦略の方が良い結果だったようですね。ハードタイヤの性能があまりに低すぎるが故のことなんでしょうが……これじゃハードタイヤが“罰ゲーム”みたいなもんですなぁ。使えるセット数が限られているので「数周だけハードで走って、あと全部ソフトで繋ぐ」って極端な作戦はムリっぽいけど、「予選を戦わずにタイヤ温存すればいいんじゃね?」ってウェバーの冗談が、冗談じゃなくむしろ正しいよーな気さえします(証明しちゃったしw)。タイヤのカスが多すぎてレース中危険と言われてたりもするし、ピレリさんにはせめてハードタイヤだけでも変更してもらいたいなぁ(シーズン途中であっても)。
 あと、今シーズンのレギュレーション改正の目玉とも言えるKERS+DRSですが……KERSは「抜かせる」ためでなく「抜かせない」ためのシステムになってしまってるのは以前と同様ですな。その点、DRSは「抜かせる」ためのシステムとして働いているように思えましたけど、使えたり使えなかったりするのが実にわかりにくいし、アロンソのマシンにマレーシアで開かないトラブル/中国では禁止区間で開いてしまうトラブルが出たようで……今まで使ったことのない装置だけに、なんとも「試行錯誤中」って感じです。面白い試みではあるけど、どっちもマシンを“ドーピング”して無理に速くしているようなイメージがあって、あまり好きになれないんだよなぁ。でも、せっかく採用してメーカーが頑張って開発したんだろうし、上手に使ってくれればいいんじゃないかなと思います(来季も存続するのかは、また考えればいいでしょう)。

 次戦はトルコ、ヨーロッパラウンド開幕です。イスタンブール名物のターン8にピレリタイヤがもつのか?ってのが面白そう。今シーズンはマクラーレンやメルセデスGPみたいにマシンが短期間で大化けしたりするし、“本場”ヨーロッパに戻ることでまだまだ何が起こるかわからないですな。
 個人的には、フェラーリの進化に期待したいです。「アロンソはこんなもんじゃない」ってところをまた見たいですから。頑張れ、跳ね馬!

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