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2010年12月

2010年12月31日 (金)

ゆく年くる年 2010

 大晦日です。2010年・平成22年も終わろうとしています。
 今年は、政治的には散々な1年だったんじゃないでしょうかね。鳩山政権が倒れ、引き継いだ菅政権は参院選で敗北した後も失策続き。去年の大晦日に「今年の総選挙の結果が正しかったのか間違いだったのか、来年の今ごろにははっきりしてきてることでしょう」と書いたんですけど<記事>……「間違いだった」と考えている国民の方が多いんじゃないかなぁ?まぁ、そんな政権でも日本国が倒れることはなかったし、おかしな法律も作られずに済んでいるってのがせめてもの救いですけどねぇ。来年も民主党政権が続くのであれば、今年よりはマシな、日本国民のための政治をしてもらいたいものです。ホントに、頼みますよ。
 スポーツでは、4年に一度の冬季五輪とサッカーW杯があって日本人選手が活躍したりしたし、F1もベッテルが史上最年少チャンピオンになったり小林可夢偉が活躍するなど、面白い1年だったんじゃないかと思います。
 私・Bleumer的には、やはりブログ移転ですなぁ。まさか Windows Live Spacesが終了することになるとは。ここココログに一部を移すだけのつもりが全面移転になってしまい、過去の記事もWordPressへと引っ越すことになるなんて、思ってもみなかったですから。マイクロソフトの対応にもの凄く腹が立ったんで、勢いでココログにて「Bleumer’s Diary 詮無きことを II」を立ち上げたんですけど……今から思うと「よく立ち上げたなぁ」と思ったりもします(勢いって恐ろしいw)。おかげで、今書いた記事をこうしてアップできるわけですし。また1からのスタートになってアクセス数が激減したのは辛かったけど(実はかなり応えまして……ブログ止めようかと何度か思いました)、少しずつアクセス数も増えてきていますし、続けて良かったですよ。ま、アフィリエイトやってるわけじゃないのでアクセス数はそこそこあれば十分なんですけどね……来年はより多くの人の役に立つような記事を1つでも多く上げることを目標に、ボチボチと続けていこうと思っています。
 あとは、静岡ガンダムを見物に行ったことですかねぇ<記事>。物欲系としては、ノートPCを買い替えた<記事>とか、自室にサラウンド環境を導入した<記事>とか、サブカメラを買い替えた<記事>とかいろいろありましたね……うーむ、結構いろいろ買ったんだなぁ、俺(安売りで仕入れたのばかりだったりするがw)。ちなみに、今年最後のブツはこれ。

Sdf1_3
昨年の年末に続いてのデカブツです。しかも、昨年同様素晴らしいデキ。こういうモノがポンと出てくるんですから、まだまだ日本も捨てたもんじゃないですよ!ニッポン、サイコー!!

 来年こそは景気も良くなってもらいたいです。地上波アナログ停波という“節目”も迎えますし、日本経済もいいかげん不景気から脱却していい頃合いですよ。景気も来年が“節目”になるといいなぁ。
 2011年が皆様にとって幸多き年になりますように。

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2010年12月30日 (木)

「FINAL FANTASY XIV」到着?

 「FINAL FANTASY XIV」が、うちにやってきました。それも、初回生産分みたいですよ!

Ffxiv
……といっても、オマケとしてついてきたんですけどね。私が買ったASUSのグラフィックボードに。

Gtx460
 来年早々に動画エンコード用のPCを組もうと思ってまして、CUDAが使えるNVIDIAのGPUを載っけたDirectX11対応ボードが欲しかったんですよ。つーわけで、あれこれ探してたら、アホみたいに安くなってたんでASUSの「ENGTX460 DIRECTCU/2DI/1G/FF14」ってのを買ってみたわけです。
 GeForce GTX460(1GB版)って、出た当時はすごく人気があるGPUだったよーな記憶があるんですけど、安くなるもんですな。460→560への更新が近いというウワサがあるにしても、中の上クラスのGeForceボードが17000円割るって、ちょっと信じられませんねぇ(しかもASUS製)。その上、「FF14」が添付されている方が安くて、添付されていない方が数千円高いとか……どーなってんだか。フツー、有名ソフトなんだから添付されてる方が高いもんじゃなイカ?これじゃ「スクエニが、非同梱版との差額払ってるのでは?」って勘ぐりたくなるよーな、あまりに不自然な値段のつき方ですねぇ。
 「FF14」が爆死したってのはウワサでは聞いてますけど、こんなところまで影響が出るとは……“壮絶”とかってレベルじゃないですな。ま、買う側からすれば、安く買えたわけで、どんな事情だろうとこちらに損がない以上はありがたいだけですが。

 スクエニさんには悪いけど、新PCが組み上がったとしても、この「FF14」はインストールしないと思います。課金オンラインプレイしたけりゃ、うちには「MHF」がありますし(Xbox360版だけでなく、PC版も持ってたりするしw)。箱に入れたまんま、封印ですかね~。

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聖者の帰還

 「ガンダム無双3」、ヒストリーミッションを全クリアしました。
 「過去にあったとされる、様々な戦いの歴史を振り返るミッション」がヒストリーミッションなんですけど……最初は項目自体なく、知らないうちに項目が追加されてったんで、何をすればロック解除になるやらよーわからんかったですわ。最後に追加されたSEED&OOは、G/V/Xあたりのを全クリアした後、キラとアスランとシンを共感レベル4にしたら解除されたんで(※刹那は以前から共感レベル5)共感レベルがキーなんだろうな~ってのはわかったけど、他のはさっぱりw(ちなみに、現時点で共感レベルはLv.4にシャア/ドモン/東方不敗/ミリアルド/キラ/アスラン/シン/フロンタル/コウ/ハヤト/マ・クベ/ラル/レコア/フォウ/ロザミア/オードリー/チェーン/ナナイ/レイン/リリーナ、Lv.3にジェリド/リボンズ/ヤザン/サラ/ルナマリア/カテジナ/ソシエ/シュバルツ/リィナ、あとは全員Lv.5)。パートナー連れて行けないから共感レベル上げには使えないし、内容的にも原作の再現度に「?」がつくものが多く“無理やり感”が強いし……正直イマイチだったなぁ。ま、作る側からすればボリューム増やさないといけないから入れてあるのだろうし、プレイする側としても「これはどう考えてもつまらん」ってわけでもないので、いいんですけどね。
 愛しのエマ中尉は、現在レベル37。他のキャラの共感レベル上げが忙しすぎて、エマさんまで手が回らないや。ま、レベル50到達の実績があるのでいずれは50まで育てないかんしなぁ。その時にじっくり育てようと思ってます。

 随分やった気もするんだけど、「Complete!」マークがついたミッションは、未だチャプターとヒストリーとチュートリアルだけだったりするんですよねぇ。一体、このゲーム、ミッションどんだけあるんだろうw

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2010年12月27日 (月)

F1総集編のない年末…

 フジテレビ系列で毎年年末に放送されていた「F1総集編」が、今年はないみたいですね(注:地上波では。CSではあるらしい)。いつだったか、4時間くらいかけた年もあって「(VHSの時代だったので)ビデオで録りきれないじゃないか!」なーんてことさえあったというのに……よりによって大混戦で面白いシーズンだった今年の総集編がないとは、極めて残念です。
 その代わりなのか何なのか、今日未明に「F1 サムライの涙」って1時間ぐらいのプログラムがフジテレビ系列で放送されたので録画して見てみましたが……今年限りでF1から撤退したブリヂストン、そのチーフである浜島裕英さん(モータースポーツ・タイヤ開発総括責任者)の総集編みたいなものになってましたね。今季最終戦・アブダビGPの裏話的内容でたいへん興味深く、「浜島さんって凄い人だったんだなぁ」と素直に思えたし、これはこれで良いプログラムだとは思いました。
 だけど、やっぱり、例年の総集編でやってるように全部のグランプリの裏話を見たかったですよ。2時間とか3時間とかの長さにも関わらず本当に丁寧な作りで、年末特番としては実に貴重な素晴らしいプログラムだったのになぁ……残念としか言いようがないですわ。スポンサーがつかなかったんですかねぇ?で、大口スポンサーであるブリヂストンに特化したプログラムになってしまった……とかだったらイヤだなぁ。来年からはそのブリヂストンもF1番組におそらくはスポンサードしなくなるでしょうから、「お先真っ暗」って感じになっちゃうし。うむむむ、日本シリーズでさえ(部分的とはいえ)中継できなかったりするご時世だし、テレビ局としてもつらいのかなぁ。

 モータースポーツ番組って、今本当に少なくなっているんで(一昔前はル・マン24時間の中継だってあったんですから……いい時代だったんだなぁ、あの頃は)、F1だけは地上波で何が何でも存続してほしいです。来年もまた地上波でのF1中継で楽しませて下さい、フジテレビさん。心よりお願いしますよ。

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2010年12月26日 (日)

「劇場版 機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-」Blu-ray 通常版

 「サヨナラノツバサ」が延期になってしまったので劇場に足を運ぼうかどうしようか迷っているうちに発売決定とか言われちゃったため、予約しておきましたよ。「劇場版 機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-」Blu-ray 通常版。

Oo
 今年の9月上映開始にして、12月にBD/DVD発売とはねぇ……アニメ作品とは思えない素早さですな。ま、劇場に観に行かなかった側からすればこんな“トランザム”な商品展開もありがたいんですけど、劇場に行った人はどう思うのかな。
  「機動戦士ガンダムOO」TVシリーズは結構好きだったんですけど、今回の劇場版はあまり期待してなくて、ブルーレイも何のためらいもなくCOMPLETE EDITION(限定版)じゃない方(通常版)を選んだわけですが……いい意味で裏切られた、かな。限定版かどうかはともかく、内容的には良かったです。内容について具体的に書くとほんの一部でもネタバレになってしまいそうなのであまり書けませんが、今作は宇宙世紀ガンダムでいえば「逆襲のシャア」に相当する作品ですね(スタッフもそこを明確に狙ってるのでしょう。なぜかアクシズが出てきたりするしw)。「TVシリーズとは違うのだよ!」って感じではなく“新作2時間スペシャル”ってな雰囲気も似ていますし、地球防衛の話で、終わり方もアムロが語った「世界に人の心の光を見せる」ってのをもっと具現化するとこうなったってな感じでしたから。TVシリーズ2ndシーズンで軌道エレベーターが崩壊して降ってくる部品をみんなで迎撃するってエピソードがありましたけど、あれを見て熱くなれた人には間違いなくオススメできますわ。最後は「敵vs全地球」って感じで、まさに“最終決戦”でしたからねぇ、見ててたまらんかったです。決戦への持っていき方とか見せ方も非常に上手いなと思いましたし、「OO」ファンなら買っても損はないかと。一度見ただけじゃ意味がよくわからんカットとかも、何カ所かあったりしますしね。
 ただ、最後の最後にあるエピローグはちょっと……「うがっ、そうきたか」となってしまって、ものすごくフクザツな気分だったりします。見てから2日ほど経ったんですけど、まだ私の中で消化し切れていません。“衝撃のラスト”ってのは、こういうのを言うんですかねぇ?そのラストを書いてしまうと全てが分かってしまうのでどう衝撃なんだか書けないのが残念なのですが、これは「ガンダムでこんなんやっちゃいかんだろ」って感じもするし、「ガンダムだからこそできるんだ」とも言えそうな……とりあえず驚きのエピソードなんですわ。ま、「完全なる幕引き」になっているのは間違いないので、これはこれでいいんでしょうかね。うーん。
(2011 1/19追記:今回の劇場版は、地球人類の“最終決戦”でして……このようなラスト~エピローグになったのは、「ガンダム」的なラストではなく、もう1つの富野作品で“最終決戦”ものの「伝説巨神イデオン」的なラストとして描かれたんじゃないかと考えたところ、スッキリ受け入れることができました。「イデオン」といっても、その系譜の「交響詩篇エウレカセブン」のような“全滅回避パターン”ですけどね。)

 しかし、「機動戦士ガンダムOO」ってのは、凄い作品になったんじゃないですかね。1stシーズン開始当初は軽い感じだったのに最後は谷底に突き落とされるような暗い結末。2ndシーズンは、熱い展開でカッコ良くハッピーエンド。完結編は壮大に祭をして、かつてないぶっ飛んだ幕引き……いやはや、こんな展開をするとは、全くの予想外でした。サイド7でガンダムが立って、最後アクシズ落下阻止という形で終わる宇宙世紀ガンダム前半に匹敵する(超えたかも?)スケール感で、これぞまさしく「現代版ガンダム」であると言えるんじゃないかな。
 賛否両論あるだろうけど、私は十二分に楽しめました。「富野ガンダム」以外のガンダムも今や何作もありますが、私はこの「OO」に最高の評価をしたいと思います。スタッフの方々、本当にお疲れさまでした。

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「侵略!イカ娘」最終回

 「侵略!イカ娘」TVシリーズ最終回、録画して見ましたよ(※関西では今日が最終回放送日)……うーむ、終わってしまいましたね、「イカ娘」。フツーにいい話で、「よかったね」って終わり方で、最後まで本当に良い作品だったと思いました。

 まぁ、私はまだ未見の3話と4話があるので、それらが収録されたBD第2巻発売という楽しみも残されてはいるのですが……毎週の楽しみが1つ消えてしまったじゃなイカ。ううう(泣)。
 うがーっ、ガマンならん。「イカ娘」第2シリーズ、何が何でも作ってくださいいいいいぃぃぃぃぃっ、お願いしますぅぅぅぅっ。

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2010年12月23日 (木)

「侵略!イカ娘」第1巻 Blu-ray Disc版

 ふとしたことから見始めた結果、あっけなく侵略されてしまい……買いましたよ、「侵略!イカ娘」第1巻 Blu-ray Disc版。

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 当初は見てなかったんですが、何かの記事で「イカ娘」のことを読んで、「じゃあ、見てみるか」ってことになって、第6話を録画して見てみたんですよね。「なるほど面白いじゃないか」って思ってウェブを回ってたら、第1話がGYAOで見れるとわかったので見てみて大笑いして、「これはいける!」となって、第5話も見て……そこでKOされました。ミニイカ娘は“反則”じゃなイカ!!

 というわけで、私は2話から4話を見ておらず、1話と5話はPCのSD動画視聴だったので大画面HDで見てみたくて、Blu-ray購入と相成りました。ええ、もちろん予約買いでございます。TV放送分の1話と2話/48分収録にして定価7140円というのは「搾取が過ぎるんじゃなイカ!?」と思うのですが……仕方ないんですかねぇ。この値段でも構わないけど、せめて3話収録にしてほしいところです。

 予約買いということで、初回限定特典もついてきましたが……「1分の1スケール触手切り落とし」って、結構デカいですわ。

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束になったこんなのに顔を突かれても関係なく突進できるたける君は、あっぱれですなw。触手っぽくムニムニと曲げられるんですけど、切り落とされてるだけあって使い途ゼロ。とりあえず、ぼけーっと眺めていればいいんでしょうかねw。ちなみに

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特典の外箱にはこんな注意書きが……注意書きすらギャグにしてしまうとは、恐るべしイカ娘。
 内容。1話は侵略者のはずがなぜかバイトにされてしまう「侵略しなイカ?」もいいけど、やっぱり「最強じゃなイカ?」ですね~。目を開けた千鶴の恐ろしさとそれがトラウマになってしまった後のイカちゃんの行動がひたすら可笑しいw。基本手抜きアニメって感じですけど(※作画はレベル高い)、この千鶴の攻撃シーンとか時折もの凄い動きのあるシーンがあるんすよねぇ、このアニメ。このへんのギャップも見てて楽しいですな。2話は、「遊ばなイカ?」かなぁ。アレックス(犬)に触手を噛まれて痛がるイカ娘(触手を手刀でバラバラにされてもかき氷機で削ってもどうってことなかったりするのに、反応するときは反応するんですよねw)がやたらカワイイのと、早苗が変態化していきなり大暴走が始まるのが可笑しいですな。変態後の姿しか知らなかったので、「変態化する過程はこうだったのかぁ」とミョーな感心をしてしましましたw
 画質はデジタルセルアニメなので、ノイズとかの問題もなくキレイです。音質も普通。ま、ギャグを楽しむアニメなので、BDといってもそのへんに拘る必要もないでしょう。

 「けいおん」にはイマイチ乗れなかったのに、「イカ娘」には即ハマってしまい「この差はなんだ!?」って考えてみたんですけど……「イカ娘」って、「ハクション大魔王」とかから連綿と続くドタバタの古典的パターンな作品なんですよね。異文化圏から来て人間世界をよくわかっていない存在が引き起こす騒動を面白おかしくっていうやつで(8話の「ささなイカ?」とかが典型)、そのパターンの代表作とも言える「うる星やつら」TVシリーズをリアルタイムで見てきた私がすんなり入れるのはむしろ当然ってところでしょうか。パターンってことで、ギャグがはっきりしてて脊髄反射で笑えるし、安心して見ていられるんすよねぇ。栄子のツッコミが実に的確なのもイイ(「これは女子高生のツッコミではない」と思うところが多々あったりするけど……いろんな意味で。あれじゃ男子校のノリじゃなイカw)。TVシリーズ見ながら、毎週笑いまくってますよ。ホントほのぼのしてて良い作品だと思います。
 にしても、こんな良い作品が深夜枠に押し込められて普通の時間に放送できないとはなぁ。余程色っぽかった「うる星」はゴールデン枠での放送だったわけですからねぇ……どっかの規制条例の「萎縮効果」ってのをつくづく実感させられますよ。困ったもんです。

 そんな「イカ娘」TVシリーズも、今週でおしまいなんすよね(※関西では最終回が今週末です)……幸い人気はかなりのものみたいだし、第2シリーズを今のスタッフで作ってもらえないもんですかねぇ?うちのiPod touch(3rd)にも住み着いてもらいましたし、BDも第3巻まではお布施するつもりなので、萎縮することなく何とか「イカ娘」第2シリーズを作ってもらいたいと願ってますよ。

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2010年12月22日 (水)

天空の城ラピュタ Blu-ray Disc版

 以前、「宮崎作品最高峰「天空の城ラピュタ」のBD版を出してほしいなぁ。出たらまた予約買いしますよ!」と書いた以上は、予約買いですよ。「天空の城ラピュタ Blu-ray Disc版」。

Bd
 BD版「ナウシカ」<記事はこちら>に続いての宮崎作品BD化は「ラピュタ」でしたね。いやぁ、「ラピュタこそが宮崎作品最高峰である」と断じている私としては、これ以上ない“クリスマスプレゼント”ですわ。
 “宮崎駿作品”といえば「風の谷のナウシカ」(1984年)か「となりのトトロ」(1988年)あたりが一般的な感じですけど、その中間・1986年の作品であるこの「天空の城ラピュタ」こそ代表作だって意見は、アニメファン……つーか、いわゆる“オタク”な方面で強いですな(コアなファンだと最初の長編作品「ルパン三世 カリオストロの城」って意見もありそうですが、まぁ、それは置いといてw)。私も、その“アニメオタク”の部類なので……ってわけでもないんですが、宮崎作品といえばやっぱり「ラピュタ」です。
 たしかに、「ラピュタ」は映画的な評価が他の作品と比べると低く、実際映像的に見るものが少なく、内容的にも子供っぽくて感動するわけでも泣ける話でもないし、「映画としてはねぇ(嘲笑)」とかいう評論家さんの声も聞こえてきそうですけどね、そんなこたぁどーでもいいんすよ。というよりも、そのようないかにもアニメ的な絵で、いかにも子供向けでひねりのない夢物語を、完全なる直球で2時間の作品として仕上げてあるところが最高なんです。目の前に突然かわいい女の子(しかも姫君で、実に健気で性格まで理想的……男の子的には、ですが)が現れて、その女の子を守るべく、地の底を這いずり回り、空を駆け抜け、力の限りを尽くす……心の中になんとなくある男の子の夢が、この2時間の映像の中に結実しているんですよ。それも、純結晶としてね。ここまでストレートに結晶化している映像作品を、私は他に知りません。そういう「子供の心」がテーマの作品ってのは数知れずあるけど、なんかしら大人目線でひねってあったりするし、必ず都合のいい大人ってのが出てきて助けてくれたりします。が、このラピュタに出てくる大人は基本的に全員敵です。守ってくれる親はおらず、ムスカや軍人達は悪い大人そのもの。世話になってる“親方”も上役以上の存在としてはほぼ描かれておらず(ドーラ一味から助けてくれはするけど、結局自分の力自慢になってたりして、あまり良くない大人なんですよね。その後パズーは自分から縁を切ってしまうし)、ドーラおばさんなんて悪党でその力を借りるだけ(ドーラの方もほぼ利用してるだけ。やはり最後には別れてしまうし)……年頃の男の子の「世の中は全部敵で、好きな女の子だけがすべて」って心情を、シチュエーションからストーリーまで少年目線でこうも徹底して表現していて、かつ作品として完成しているってのは、凄すぎますよ。悪い言葉かもしれませんけど、“男の子の妄想”として完璧なんです、これは。一分のスキもない。そして、こんなのは実写ではおそらく絶対に作れない(トトロ以降って作りが実写的になってて、実写化不可能じゃないような気もするんですよね。しても駄作以前のものにしかならないでしょうが、できそうな可能性は残る。一方ラピュタは、パズーもシータも現実の子役を当てようとした時点で崩壊すると思う。他のキャラはともかく、パズーとシータは人ができるものではない)。さらに、アニメといっても宮崎駿の芯の通った柔らかい絵だからこそ、性的ないやらしさも一切なく成立している(ナウシカはちょっといやらしさがあります。BD版のコメンタリー参照)……つまりは、この「ラピュタ」は宮崎アニメだからこそ作り得た奇跡的作品であり、かつ宮崎作品の中でも孤高の存在なんですよ。これを宮崎作品の最高峰と言わずして何と言えばいいというのか、ってところですな。

 というわけで、その“最高峰”ってやつを改めてブルーレイで観てみました。
 画質ですけど、「ナウシカ」のと同じ傾向ですな。高精細でフィルム映画の質感まで再現するって方向です。ホコリはないけど、フィルムならではの粒状感はあるってのも同じ。ただ、背景画には粒状感があるんだけど、人物の絵の粒状感は極力取り除かれている(特に肌。ほぼノイズレス)ので、普通に見ているだけなら人物に目が集中しちゃうからノイジーだとは感じないんじゃないですかね。「ナウシカ」より粒状感は全体的に弱くしてあるなと思いましたし。そのかわりなのか、全体的に精細感も弱くなってる気もしますが……「背景が絵である」って感じは「ナウシカ」よりよく出てたかなぁ。「パトレイバー 劇場版」で感じた「背景って水彩画そのものなんだな」ってのは「ナウシカ」より強く意識しましたね。そうそう、ラピュタに上陸する兵隊さんたちとかラピュタ崩壊のシーンとかは細かいところまで鮮明で、「さすがブルーレイ」って感じましたねぇ。あんな細かく描き込んでいたとは……「ジブリすげぇ」と感心しましたよ。
 あと、DVD版より音質が明らかにいいですな。音的にはセリフ聞いてるだけみたいな作品ですけど、パズーとシータの声の鮮度が2段くらい上がった気がします。特にシータ役の横沢啓子さんの声の響きが最高にイイ。個人的には、BD版の価値はこのシータの声にありますねw
 でも、今回のBD版「ラピュタ」は特典が弱いです。「ナウシカ」はオーディオコメンタリーが素晴らしかったのですが、今回音声特典そのものがないし、映像特典は北米版本編といわれましても見ないですからねぇ……復刻ミニ本が入ってるわけでもないし(あっても小さすぎて読めないから必要ないっていえばないけど)、この内容でBD版「ナウシカ」と同じ値段というのはちょっと納得いかない気もします。“最高峰”ですから私は1万円だろうが買ってたでしょうが、そうじゃない人からしたら割高感は拭えないでしょうな。同じ値段にするなら、もうちょっと特典らしい特典をつけてほしかったと思います。

 BD版見て思いましたけど、「ラピュタ」はやっぱりいいですねぇ。「ナウシカ」みたいに見終わった後にジーンときたりはしないんですけど、見始めたら2時間きっちりと見てしまいますから。最新作「ポニョ」なんて2時間かからないのに途中で眠ってしまいそうになりましたが、そんなことは一切ない。正座して見ても苦にならないくらい観賞に集中できますからねぇ、本当に素晴らしい作品ですよ。
 次のBD版は順番的にも「となりのトトロ」ですかね。同じく評価の高い「千と千尋の神隠し」かな?でも、私はどちらもそれほど好きじゃない(どっちのDVD版も買っていない)しなぁ……「紅の豚」か「もののけ姫」がBD化されたら買ってみようかと思っています。

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2010年12月21日 (火)

終わらない戦いを

 「ガンダム無双3」、発売日以来サルのようにプレイしており、プレイ時間はすでに38時間とかになってますが……今日になってやっとチャプターミッション全クリアしました。
 いやはや、このチャプターミッション、あっちの勢力こっちの勢力、キャラ指定機体指定と面倒この上ないですね。まぁ、そんなこんなとやってるうちにキャラ同士の共感レベル(友好の度合い)も上がるのですが……機体の準備に金がかかってしゃーないっすよ。一通りレベル3以上の機体が揃ったので少し金銭的余裕も出てきたけど、正直お金の工面が一番きつかったなw
 あと、このゲームは共感レベルがキモなんですね。私はリレーションミッション(共感レベル5になるためにクリアしないといけないミッション)が出る度に潰してったんで、テキトーにプレイしててもさして詰まることなく進んでったんですけど、リレーションミッションのクリアもチャプター進行やキャラ出現のフラグになってるみたいですな。「2」の友好度よりは格段に楽なシステムになりましたけど(あれには参りました……レインが仲間にならなかったりして泣かされたなぁ)、それでもまだややこしさが残りますねぇ。うちでは、現時点で、Lv.1がディアナ様、Lv.2がリィナ、Lv.3にうじゃうじゃいて、Lv.4にシロッコ/ハマーン/ヒィロ/プルツー/ガトー/コウ/デュオ/レコア/セシリー/ファ/チェーン/ナナイ、Lv.5にアムロ/カミーユ/ジュドー/ロラン/エマ/シーブック/刹那/バナージ/ガロード/トレーズ/カイ/ギンガナム/ラクス/ティファ/アストナージとなってます(ちなみに、最初にLv.5になったのはガロードで、次がトレーズw)。ディアナ様はヒストリーミッション攻略で上がるみたいだけど、リィナは何で上がっていかないのかなぁ?ずっとオペレーターに指名してるんですけどね……グレミーとかと連動したりするのかな。
 愛しのエマ中尉は、現在レベル33まで強化して全キャラ中トップなんですが……アムロも既にレベル31だし、28とかならバナージとか刹那とかゴロゴロいるんすよねぇ。キャラ指定のミッションが多いので主役キャラはどんどん成長しちゃう一方、エマさんみたいな脇役キャラはなかなか上げられませんな。レベル30台になると、パイロットセンス(※経験値を多くもらえるスキル)つけててもレベルがなかなか上がってくれなくなるし、最終レベルの50まではまだまだ時間かかりそうです。

 チャプタークリアで最後のモビルスーツも使えるようになったし、ミッションも次から次へと湧いてきてるので、年末年始はこれの攻略に明け暮れそうです。不満もないわけじゃないけど、十分面白いゲームになっててくれてよかったですわ。

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2010年12月16日 (木)

「ガンダム無双3」到着

 個人的年末発売ソフトの本命、「ガンダム無双3」が今日発売されました。早速プレイ開始ですよ!
 買ったのはXbox360版。前作「2」も360版でしたしね(初代はPS3版だったから、まぁ、どっちでもよかったんですが……なんとなくw)。
 オープニングが終わったら、いきなり刹那&OOR(ダブルオーライザー)で実戦チュートリアルが始まっちゃってビビリました。つーか、私無双はキー配置をデフォルトから変えてプレイしてる人なので、正直困りました(チュートリアル終わるまでキーコンフィグできないんすよw……オプションぐらいいじらせてくれてもいいのに)。ま、特に問題なくクリアできましたがね。
 後はガロード君のシナリオを進めてって、とりあえず愛しのエマ中尉を仲間にするところまでは行ったのですが、なぜか好感度が上がらずじまいとなってしまいました(同時に仲間になったファは、あっさりなついたのに……)。うーむ、なぜ?エマさんはガロードみたいな品のないガキは嫌いなのかな(主役らしからぬ声が気に入らな……いや、何でもないですよ?)。

 というわけで、明日の目標はエマ中尉をプレーヤーキャラにすることに決定っす。初代・「2」に続き、エマ中尉を最強パイロットに育てますよ!

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「グランツーリスモ5」

Gt5
 「グランツーリスモ5」(以下「GT5」とします)、A-specでレベル23まで進み、トロフィーは50%獲得しました(一応、左欄にある「PSN Portable ID」から確認できます)。今後は「ガンダム無双3」に移行するので、感想を書いてみたいと思います。
 この際、はっきり言わせてもらいます。このゲーム、駄作です。
 似たようなゲームにXbox360用の「Forza Motorsport 3」(以下「フォルツァ3」とします)がありまして、私もかなりやり込みましたけど<記事はこちら>、「GT5」はあれより収録車種・収録コース共に上だと思ってます。「フォルツァ3」は走っててとにかくストレスが溜まるコースが多すぎるところ、「GT5」はインディアナポリス・モータースピードウェイやモンテカルロ市街地コース(コート・ダジュール)など三大自動車レース(インディ/F1モナコGP/ル・マン)のコースが揃ってたりしますし、オリジナルコースのレイアウトもいやらしさを感じることは少ないですしね。クルマの挙動に関しては「フォルツァ3」に軍配が上がるかなとも思いますが、「GT5」のグランツーリスモ的挙動ってのも悪くないですし、ウェットコンディションとか新しい状態にもチャレンジできたりもしますから(一部のコースだけだけど)、ただ単に走るってことではいろんなクルマが使えてコースが楽しい分「GT5」の方が上だとは思うのですよ。
 しかしですな、このゲーム、他の所でダメすぎるんですよ。私がダメだと思うところを挙げてみます。

×レースイベント
 A-specのExpertSeriesまでの全てのレースでゴールド、ExtremeSeriesは「スーパーGT」までゴールド(「NASCARシリーズ」のデイトナだけ勝ててないけど、総合はゴールド獲得)獲得してるんですがね、とにかく面白くない。面白いと思えるのは最初のうちだけで、やればやるほど面白くなくなるってのは「ダメ」以外何といえばいいのか。
 面白くないってだけならまだしも、「二度とやりたくない」ってレベルのものまで複数あるんすよ。ExpertSeriesの「ヒストリック・レーシングカー・カップ」2つは、まともに勝負できるクルマが20億とか値段高過ぎで用意できないために異常な難易度になってます。ディープフォレストはダッジ チャレンジャーR/T '70をレーシングモディファイ&フルチューン(当然セッティングもする。※追記:セッティングはドライバーに合わせてするものなので、自分に合った設定を自分で見つけるしかありません。私は車高を標準の半分くらいに下げて、その分バネ&ダンパー&スタビ硬く、あとはギア比をサーキットに合わせるという基本的なところだけです。リアを滑らせない方向に持っていくくらいは考えているけど、数値はかなりテキトー)、コート・ダジュールはシェルビー コブラ 427 '66のフルチューンで、どちらもトヨタ7に先頭走られたらどうしようもないから中段グループから抜け出せないようなポジションの組み合わせにすることで何とか勝てましたけどね、組み合わせが最も有効な策とか……こんなの明らかにおかしいですよ。また、「NASCARシリーズ」のデイトナは、同じオーバルのインディアナポリスだと普通に勝てるのになぜかスピード差がなくなり、接近戦になったらなったでCPU車が攻撃をかけてきて、反撃するとこちらが絶対的に負けるために一方的にスピンさせられ終わるという、“理不尽”そのものですわ。これで勝てとか、ありえない。
 それに、旧車指定のレースが「ジャパニーズクラシック」「ヨーロッパクラシックカー選手権」「ワールド・クラシックカーシリーズ」「ジャパニーズ'90sチャレンジ」「オールドマッスルカー選手権」「スーパーカー・ノスタルジア・カップ」「ジャパニーズ'80sフェスティバル」「ヒストリック・レーシングカー・カップ」と8つもあるため、レベルの低いうちから好きでもない昔の高いクルマを買ってチューンせねば先に進めないとかね……明らかにバランスを欠いてます。
×License&Specialイベント
 Licenseが面白くないのは、個人的嗜好でもあるのでそれ自体は許します。しかし、こんなことをいつまで繰り返させるのでしょうか?私、初代「グランツーリスモ」から「2」、「3」、「4」、「GTPSP」のライセンス、全部通ってるんですけどね。いつまで100m目指してブレーキ踏めばいいの?
 Specialは「カート エクスペリエンス」とかが面白いと言えば面白いのですが……一度ゴールド取ってしまうと以後経験値も賞金ももらえないって何?前に書きましたが、「NASCAR スクール」って“パッドプレイ撲滅運動”か何かですか?そもそも「スクール」とか「アカデミー」とかって名前ついてたりするけど、何か教えてくれました?PS3なんだし、走るコツとかをレクチャーする映像くらいつけてくれたっていいのに、ちょろっと一文書いてある程度で何を学べと言うの?
×CPU車
 レースはもちろん、License/SpecialイベントでもCPU車が出て来たりするんですけど、こいつらがまたヒドいんですわ。露骨ではないにせよ妨害するときは妨害してくれるし、後ろにいれば遅いのに前に出れば異常に速いとか昔のまんまですしねぇ。横並びになるとぶつからない攻防をしてくれたり周回遅れにする際に避けてくれたりしてくれてるのがいるような気もしないでもないんだけど、邪魔なのはトコトン邪魔で、ぶつかってはいけないLicenseに限ってぶつかってきて失格にさせてくれたりとか……イライラ感MAXですよ。
×経験値も賞金も足りなすぎ
 今回、次のステップへと進むのに経験値獲得によるレベルアップが必要になりました。それ自体は構いません。が、レースを勝ったり、License/Specialイベントをこなすことで入ってくる経験値がどう考えても少なすぎるんですよ。この記事を書くためになんとか耐久レースをプレイできるよう進めてきたんですけど、その必要レベル(レベル25)にまるで進まず、時間切れですわ。どんだけ時間かければいいんですか?このゲームは、1日24時間ゲームに費やせるような人間だけを相手にしてるんですかね?
 賞金も全然足りないですよ。すぐにフェラーリF1(10億w)買わせろとは言いません。しかし、中盤のレースイベントに出場するってだけで千万単位、上級になると億単位のクルマをホイホイ要求するのに、賞金は700万とか800万って……何百回レースやればいいんですかね?レースクリアのためのクルマ調達&チューンをさせられて、好きなクルマをぜーんぜん買えないままに延々つまらないレースを繰り返させて何が面白いの?
初回限定生産版には特典としてアウディR10 TDIとかGT500のNSX/GT-Rがついてきて、タダで使えたからいいものの……これがなかったら私、怒りでディスク割ってますよ。それくらいゲームバランスおかしいです。
△グラフィック
 グラフィックはたしかにキレイです。キレイさだけなら「フォルツァ3」を上回っているでしょう。
 ただ、キレイには見えるんだけど、描画が必ずしも安定していないのはどうかと。うちの薄型PS3(CECH-2000B)固有の問題かも知れませんが、ときどき画面にノイズが入ったりするんですよねぇ。あと、60フレーム/秒も維持できてないみたいだし、雨の時の水煙の表現もいただけませんな。
 それに、プレミアムカー(新規モデリング)とスタンダードカー(過去作の使い回しモデリング)の差がありすぎるのはやっぱりおかしいですよ。コースのモデリングまで使い回しなのには呆れましたし(ディープフォレスト・レースウェイの湖面とかねぇ……「何とかしよう」とすら考えないんですね。ユーザーをバカにしてます?)
△データ引き継ぎ
 データ引き継ぎがあるというから「GTPSP」買って、PSPであるってことを差し引いてもガッカリだった「GTPSP」をプレイして一生懸命クルマ集めたんですが……引き継いだクルマはアーケードでしか使えないとはね。そりゃたしかに「GTライフで使えますよ」とは言ってなかったでしょうけど、ガッカリですよ。アーケードなんて「5」では結局一度もプレイしてないし、結局引き継ぎする気さえなくなっちゃったので放置してますが。
 それに、「GRAN TURISMO 5 Prologue」から何一つ引き継げないってのもどうなんですかね?「Prologue」だって決して安くはなかったのに、「5」のテストプレイさせられただけで何のメリットもなしとは、いい商売ですねぇ、ポリフォニーさん。……ざけんなよ。

 3年半前に発売された「Forza Motorsport 2(フォルツァ2)」には完勝かもしれませんがね、1年前に発売された「フォルツァ3」にはゲームとして間違いなく劣っていると私は判断しました。「フォルツァ3」もやり続けると実にダルいゲームなんだけど、それでも「何とか面白く思ってもらおう」という配慮は感じられますから(あくまで“配慮”ですからね。本当に「面白い」と感じるかどうかはまた別の話)。しかし、「GT5」にはそういうところが微塵も感じられない。ただただ「ユーザーのプレイ時間を稼ぎたい」としか考えてない。だから、やればやるほどバカバカしくなってくるし、つまらない。
 せめて2年前に発売されていれば、この内容でも、車種のボリュームの点だけで合格点くらいは上げても良かったとは思います……が、前作「グランツーリスモ4」から6年、PS3発売から4年を経て、ウワサじゃ開発に何十億円もかけてまで作って、これですか。その点も考慮すれば駄作という表現ですら生温い。明らかに失敗作ですよ、こんなのは。
 なーんか、「ランボルギーニ・エクスクルーシヴ」とか「ヒストリック・レーシングカー・カップ」の救済なのか、クルマを24日から無料配布するみたいですけどね……3台配る程度じゃ、このバランスの悪さはどうにもならんわ。このゲーム、百歩譲って買うにしても許せるのは初回限定生産版だけですよ(オマケの本は立派。あれは良いものでした)。通常版なんて「オススメしない」じゃなくて「絶対買うな」って言いたいです。本当に、このゲームはオススメできません。クルマゲーなんて、今は「フォルツァ」シリーズのみならず、PS3でも他に選択肢があれこれありますから、そっちを選べばいいだけのことです。
 売り飛ばすことこそしませんが、「GT5」を積極的にプレイすることはもうないでしょう。もし「6」が出るとなっても、おそらく買わないでしょうな。「4」も「GTPSP」もガッカリなデキで、「5」がこれで、どうせまた前置き(プロローグ)からでしょうしねぇ、アホらしすぎるわ。ポリフォニーには心底絶望しましたよ。もう付き合いきれねぇ。
 今までありがとうございました、ポリフォニー。そして、さようなら。

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2010年12月15日 (水)

「モンスターハンター フロンティア オンライン」

Mhf
 Xbox360用「モンスターハンター フロンティア オンライン(MHF)」、クリアということで感想を書いてみます。

 以前PSP用ソフト「モンスターハンター ポータブル2G」を買ったことは買ったんですけど、買った直後にいろいろあってプレイできず、事実上今回のMHFが“初モンハン”な私でしたが……5月のクローズドβテスト&6月の「ビギナーズパッケージ」発売に伴うオープンβテストに参加の上、本サービスにも結局5ヶ月連続で参加しました。それもほぼ毎日インしてましたからねぇ(もちろん、仕事があるので平日は夜だけですが)、ここまで長くやり続けたゲームって、未だかつてなかったと思います。
 とはいえ、楽しいからやり続けてたわけじゃ必ずしもないんですよね。なーんか、秋ぐらいから義務感みたいなもんさえ感じてて、「第二の仕事」みたいになってましたな。今までここに書いたMHFに関する記事も不満ばかり書いてますしw。こんな気持ちで続けたゲームってのは初めてです。我ながらよく頑張った、かな?
 長くやったこともあって感想もあれこれこんがらがってたりするので、大きく3つに分けてみました。

●課金オンラインゲームである点について。
 “モンハン”のみならず課金制オンラインゲームをすることも私はこのMHFが初めてだったんですけど……最初は「Xbox Liveのゴールドメンバーシップ12ヶ月分がついてくることを考えればタダ同然」というケチくさい動機で始めたはずなのですが、終わってみれば凄い額をもっていかれましたよ。パッケージだけでも「ビギナーズパッケージ」に「シーズン9.0 プレミアムパッケージ」にPC版「MHF シーズン8.0 プレミアムパッケージ」を購入し、プレイのために最低限必要なハンターライフコース分と事実上必須なエキストラコース分を毎月支払い、その上課金装備のための「プレミアムキット」と「ブースターパック」にも手を出し、最終盤に「アシストコース」なるものにも手を出して……MSP(マイクロソフトポイント)で支払ったため正確な額はわからんのですが(Amazonにて20%ほど割り引かれたプリペイドカード2種類を購入してMSPを補充してったので、きっちりした算定が不可能w)、合計すると3万円ぐらいになってるはずです。ま、特典のゴールドメンバーシップ分は差し引けるし、差し引かずとも月1本ずつ新作ゲームを買い続けるより安くついてはいるのですが……こんなにお金をつぎこんだって気持ちはさらさらなかったんで、びっくりですよ。パッケージ購入はともかく、知らず知らずの間に金を使わせるこの課金システムは「見事」と思うと同時に、「恐ろしい」と思いましたね、マジで。「ブースターパック」はもっともっと買いたかったところを堪え、「ターボパック」には手を出さなかったなど、欲求を抑えに抑えたにも関わらずこの結果ですから、欲望の赴くままに買ってたら大変なことになってましたな。いやぁ、ホント、欲しくなるんですよ、課金装備。時間も考え合わせると、費用対効果が実に大きいんです。端から見るとバカバカしいとしか思えないだろうし、私自身オンラインゲームに万単位で課金するなんて「アホじゃないの?」みたいに思ってたりしたんですが……今なら「やってない奴にはわからんのじゃー」って言っちゃいますねw。このゲームやるなら、金のかかるゲームだと覚悟しといた方がいいですよ。
 また、「ネトゲ廃人(ネットゲームで普通の生活が送れなくなった人のこと)」なんて言葉がありますけど、このMHFをやってみて、そうなってしまうのも少しわかった気がしました。このゲーム、ゲーム内で要求されることが多種多様で異常に多いんですよ。しなきゃいけない事の1つ1つはさほど難しくないんだけど、達成するためには何度も繰り返さなきゃならず、時間はとにかくかかる。けど、達成すれば確実な報いがあり、時間を短縮するには協力してプレイするのが有効で協力することで達成感はより強くなる。強い達成感が繰り返されるとそれが快感になり、やり始めると達成するまでやり続けたくなって、昼夜が逆転し始める。達成したらしたでまた次の目標が転がってて、それらを次から次へと達成していくとそのうち目的が達成することじゃなく、ひたすらゲームをプレイし続けることになってしまって……そうなると、学業や仕事のような達成感が曖昧で報われる実感に乏しいことは何一つ面白くなくなり意味がないように思えるでしょうから、「ゲーム漬けになってしまうってのも無理ないかも」と思いました。「さほど難しくない」「人と協力して達成する」「確実に報われる」ってあたりがキモですかねぇ?現実社会はこのへんが希薄になりすぎているので、錯覚を起こすのも無理ないんですけど……錯覚はどこまでいっても錯覚ですからねぇ。廃人化してしまうかどうかの境目は「誰かによって作られた達成感であり、現実にはまるで意味のない報いである」ってことを意識できるかどうかですかね。人の言うことに従うってのが私は大嫌いなので「誰かによって作られた」ってのに反応して廃人にならずに済みましたが、実際24時間戦ってるようなハンターさんもいるようですし……何事もほどほどに、ですかね。
●アクションゲームとしてどうかについて。
 このゲームはリアルタイム操作でモンスターを狩るわけで、基本的にアクションゲームなのですが、アクションゲームとしても非常に良くできていると感じました。私はかなりアクションゲームが苦手な部類なんですけど、私みたいなヘタクソなプレーヤーでもモンスターの特性や行動を覚えることでだんだん対処できるようになっていくんですよね(もちろんヘタクソにはいつになっても対処しきれないモンスターもいましたが。上位ヴォルガノスとか)。その辺の加減は、良くできてると思います。
 ただ、時々ボタンを押しても反応しなかったり、反応が遅れる感じがつきまとったりすることがありました。元々動作がキビキビというより鈍い感じなので、先を読んで行動していかないと間に合わないゲームなんですけど……時折「これ、そもそもキー操作に反応してないだろ」みたいな場面に遭遇するんですよね。常にそうならそういうものなんでしょうけど、なるのはときたまだからタチが悪い。単にうちのコントローラーに問題がある(※私は無線コントローラーは使っておらず、常に有線です。ただ、何年も使っているので、機械的に問題がある可能性もなくはない)だけかもしれないし、回線を通しているオンラインゲームだからある程度は仕方ないことなのかもしれませんが……一発即死とかが普通にあるゲームなので、キーレスポンスは“絶対間違いない”ってレベルであってほしかったなぁ。最後まで信用できなかったのは残念に思います。
●ゲームシステムについて。
 モンスターを狩るための「クエスト」のシステムも、よくできてると思いましたね。基本4人までってパーティ人数も、見ず知らずのハンターさん達を募集する時とかのことを考えると、絶妙な数だと思いましたし。
 しかし、「剛種クエスト」のシステムだけは最後まで納得できませんでした。前にも書いたことあるけど、「剛種クエスト」ってのは剛種と呼ばれる強いモンスターを倒す難易度が高いクエストでして、参加するには「剛種適性試験」というこれまた難易度高めのクエストをクリアして調達する剛種チケットが必要なんですが、失敗するとこの剛種チケットがムダになるんですよ。そのため、失敗することが基本的に許されない雰囲気になってまして……故に武器指定とかパターンハメとかが横行してたりします。そういうことを知らないと失敗しやすくなるため、知識のない人に対する風当たりが必要以上に強くなり、プレーヤー同志で罵り合う一番の原因になっている、そんなイメージがあります。ま、シーズン9.0からリタイアすれば剛種チケットが返却されるようになったんで多少マシにはなったかとは思うんですけど、失敗すればパーティの連帯責任になってしまう点は変わってないわけでして……とにかく「剛種クエスト」のパーティプレイは個人的にイヤでしたねぇ。フレンドさん達と行くならともかく、野良募集に入ることはしませんでした。実際行ってみたら「いうほど難しくないかなぁ」とも思ったし、クリアも30回くらいはしたんですけど、やっぱ失敗率は他のクエストに比べてはるかに高いんで、復帰したとしても野良パーティに入ることはないでしょう。求人区募集なんて絶対行きたくないですし(失敗したら何言われるかわかったもんじゃない)。アンケートにも書いたことあるんですが、このシステムは本当に廃止してほしいです。
 あと、課金オンラインゲームだからか、「狩人祭」ってイベントが定期的に行われるんですけど……これにも不満がありましたねぇ。「狩人祭」はハンターの組合のような「猟団」で参加して、特定モンスターを狩って「魂」を集めて「魂」数に応じた特別報酬をもらうってイベントなんですが、個人が「魂」を集めて得たポイントは猟団内で均等に分配されちゃうんですよね。完全個人報酬制にしちゃうと猟団の意味がなくなってしまうってのはわかるんですけど、歩合制とかにして「魂」集めを頑張った人と頑張らなかった人の報酬にある程度差をつけないと不公平だと思います(これもアンケートで書いたのですがね)。それと、いくらなんでも間なしにやりすぎですよ。何だかわからないけど、祭が終わったと思ったら間髪入れずに次の祭が始まって、それが終わるとまた祭が始まっての繰り返しで……これじゃ「祭=特別なイベント」じゃなくなってますし、「魂」集めって結構疲れるものでして、最後の方は心底うんざりしてました。祭は1回3週間かかるんですから、2ヶ月に1度くらいでいいんじゃないかと思いますな。

 1人でプレイすることも多かったし、パーティプレイでも「よろしく」「お疲れ」でおしまいって付き合いが多かったんですが、クエストに何度も同じメンバーで行ったりしてフレンドさんでもない見ず知らずの人たちとパーティとしての連帯感が生まれたときは確かに他のゲームでは味わえない楽しさがありましたね。「これがオンラインゲームの醍醐味か」と実感しましたよ。
 でも、このゲーム、面白いところは本当に面白い一方で、不満なところはものすごく不満が募るんすよねぇ。割合的には半々くらいだったかな?好きなところイヤなところが両極端であるが故に、「最高!」とも「サイテー!」とも評価を割り切れず、義務的になってまでもプレイし続けてしまうというか、そんな感じでしたね。だから「このゲームにハマった」って気がイマイチしないんすよねぇ、半年ぐらいずっとやってたってのに。こんな風に思うってのも実にヘンなんですが……何なんだろうなぁ、このどっちつかずの中途半端な感じ。自分でもよーわからんですw
 「この年末年始から始めたいんだけど」と言われたら……うーん、そうですねぇ。「オンラインゲームってのには、とんでもないのがいるのでは」と警戒心も持ってたんですけど、何百回とクエスト行った割には想像してたほど悪い人には遭遇せず、むしろいい人多かったし、今から360版のサーバー4(※サーバー5もあるんですが、私は5のことはわからんのでw)にて新規でハンターライフを始めても普通に面白くプレイできるんじゃないかと思います。アクション面は技術より慣れですから、なんとかなりますし。ただ、MHFを始めたら最後、時間と金はいくらあっても足りなくなるってことは覚悟しといた方がいいですな。あとゲームプレイ上の知識とかをネット上で調べておくことも必須ではないにしろ要求されることが多いので、そのへんも覚悟して臨んだ方がいいかなぁ。気軽に「オススメ」とは言えないけど、「楽しいことは楽しいゲームですよ」ってところですかね。

 やたら長い割に何とも歯切れの悪い感想文になってしまいましたが……「二面性のある、ややこしいゲーム」ってことで、ご容赦ください。

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2010年12月 8日 (水)

MHFクリア

 Xbox360用ソフト「モンスターハンター フロンティア オンライン」、先週末をもってクリアしました。ま、クリアといっても、特別なイベントでエンディングを迎えたみたいな大層なことはなく、ハンターライフが切れて更新せず勝手にやめちゃったってだけなんですけどw。
 やめちゃった理由は、2つです。1つは、他にやりたいゲームが発売され、モンハンFへフルに時間を割けなくなるから。テキトーにできるゲームなら継続してもよかったんですが、とにかく時間のかかる「グランツーリスモ5」がすでにうちにあり、その上これもやたら時間がかかる(であろう)「ガンダム無双3」が発売されるとなるとねぇ……「こりゃ、モンハンFやってる時間はないな」と判断しました。
 もう1つは、「もう、このへんでいいだろう」ってことですね。疲れちゃったんですよ、必死に素材集めて武具を作るってことに。SP武器は作ったので、次は剛種武器なんですけど……剛種クエストのシステムとか剛種武器の要求素材や製作費用のことを考えていくと、その手間に見合わないんすよねぇ。そうなると、なーんか何もかもがバカバカしくなっちゃって。「ハンターライフも切れるし、ちょうどいいか」と思ったんですよね。

 最終的に、HRは186になりました。
 主武器である太刀は、「HR150超え」<こちら>で書いたものから、水斬が【最終段】に、無属性がレス・イーブSPⅦになったのと、長リーチの長蒼刀【鬼将軍】(祭武器)とメレティの宵飾太刀【月読】/陽飾太刀【天道】を作ったくらいかな。
 プレイ終盤は主に弓を強化してましたね。火属性の真蒼鳥幣弓/氷属性のソニックボウⅦができたのは嬉しかったなぁ。水属性はオオバサミをⅥまで強化し、雷と龍属性はメレティの弓(シリウス=テンペスト&シリウス=ドラグーン)でしたから……結構な装備になったかなと。
 防具は、「HR150超え」で書いた匠系攻撃装備をちょっと変えて
武器スロットなし
SP頭           ○
デュールFメイル   ●●      匠珠
スフィアFアーム    ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠
デュールFフォールド ●●      匠珠
スフィアFフット      ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠
匠カフPA1           ●●          匠+3

攻撃力UP【大】、見切り+2、耳栓、斬れ味レベル+1、幸運、麻痺半減、火事場力+1
防御力:689

ってのを作りまして、頭に文鎮珠SP入れて剛種クシャルダオラ、旅人珠SP入れて剛種テオ・テスカトルに行ったりしましたね。ブリッツスタローネ(雷太刀)担いでレジェンドラスタと2人だけで沼地へ行って、剛テオを切り刻んだのは実に楽しかった。
あと、なかなかできなかった麻痺剣装備は
武器スロットなし
レアルFマスク    ●●● 音無珠G, 剛力珠, 剛力珠
メレティFベスト  ●●●  匠珠, 剛力珠
ルースFアーム  ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠
メレティFコイル  ●●● 匠珠, 剛力珠
スフィアFフット    ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠
麻痺剣カフPA1  ●●          麻痺剣+10

攻撃力UP【大】、見切り+3、麻痺剣+3、高級耳栓、火事場力+2、ランナー、体力回復アイテム強化、気絶確率半減、斬れ味レベル+1

という形で完成したんですけど……ためしに使ってみた後はお蔵入りになっちゃって、残念でした。麻痺剣ってスキルは、やっぱ笛につけるもんなんですかねぇ?太刀持ちではあまり効果的に使えそうに思えなかったです。

 なんだかんだ言いながらも、結局は半年くらいやり続けたんですなぁ、私。課金はすべてMSP(マイクロソフトポイント)で払いましたけど、いつの間にやら10000ポイント超えてましたしねぇ(今になって計算してみたら、大台突破してました……そんなに使ったのか、俺)。他にやるゲームがなかったので延々やってたつもりだったんですけど、こりゃ「ハマりました」と言うべきなんでしょうな。
 初めてのオンラインゲームということで、いろいろ考えさせられることも多く、そのへんは次回まとめてみますけど……ま、全体を通してみれば楽しかったですかね。

 クエストをご一緒した全てのハンターさん、ありがとうございました。ゲームで他にやることがなくなったら、また“へっぽこハンター”として復帰するかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします。

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2010年12月 5日 (日)

スーパーライセンス、クリアしたけど

 「グランツーリスモ5」、Licenseの最後・スーパーライセンスをクリアしました。ブロンズですけどね。
 スーパーライセンスは全部サーキット1ラップバトルって感じでしたが……やってて面白くも何ともないですわ。サルテサーキットのS-9なんて、後ろからCPU車にぶつけられて失格なんてことまでくらいましたし。「何年もかかってこんなコンテンツしか作れないのか」って、マジで絶望しましたよ。いつまでたっても進化しない、くだらねぇゲームに成り果てましたな「グランツーリスモ」って。
 「GRAN TURISMO 5 Prologue」から付き合ってきたから「5」は買いましたけどね、次は買わないです。ホントもうダメだわ、これ。ま、どうダメなのかは、ちゃんとレビューできる程度に進めてから、後日改めて書きますよ。

 年末年始じっくりやろうと思ってたけど、それだけの気力はなくなりました。「ガンダム無双3」までの繋ぎってことでよしとしますかね。はぁぁ。

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2010年12月 4日 (土)

16-35mm f/4G

 前回書いたように、静岡ガンダムを見に行ったことでいろいろ考えさせられたわけですが……その結果がこれでございます。 買いましたよ、ニコン AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR。

N1635_1_4

 今年2月に発売になった、FXフォーマット(フルサイズ)で使える広角ズームレンズですな。発売前から私も目をつけていたのですが<記事はこちら>……発売時には経済的事情により買えず、ようやく資金が調達できたので手に入れることができたってところです。発売から時間が経ったことで実勢価格が下がったことと、キャッシュバックキャンペーンが始まったことも大きかったかな。

N1635_2

 上部に見える金色のラインはニコンの上級レンズの証でして、うちのニッコールでこれが引いてあるのは初であります。また、距離計の横にある「N」の刻印はニコンが誇るナノクリスタルコートが施されている証ですが、これが付いたレンズもうちでは初だったりします。広角ズーム……とはとても思えないレンズ形状ですなぁ。フィルター径77mmで太いことは太いけど、長いので標準ズームどころか望遠ズームみたい。

N1635_3

 うちにある唯一の望遠ズームニッコール「ニコン AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED」と並べてみましたが……望遠ズームと広角ズームの長さがさして変わらんってどーなっとるんでしょうなw。まぁ、70-300は300mmの時びろーんと先に伸びるところ、16-35はズームしても全長は変わらないんですけどね。

N1635_4

 D700に装着して、付属のフード(HB-23)もつけるとこんな感じ。デカいです。D90+トキナー AT-X 124 PRO DXより二回りくらい大きく思えますな。すごく迫力があるんですけど……これ持ち運ぶの、かなり大変そうです。

 純正のFX用標準ズームも欲しかったんですけど、その焦点域には十分使えるタムロン SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A09N)があることはあるわけで、「レンズがない焦点域から調達すべき」だと考えました。広角ズームがなかったが故にD700を静岡に持って行けなかったわけですからねぇ……やっぱこっちから先に買うべきでしょうな。私は基本的に風景撮りで、望遠はほとんど使わず、D200の時も1本だけだったらトキナー AT-X 124 PRO DXをつけてった人ですから、たぶん標準ズームより使うことも多くなるでしょうしね。
 とりあえず室内で試し撮りしてみただけなんですけど、悪くない感じではあります。トキナー AT-X 124 PRO DXほどシャキっとした感じじゃないけど、色はこっちの方がイイんじゃないかなぁって思えますし。ま、実際に風景を撮ってみないことには、はっきりとした評価は言えないんですけどね。使う機会があったら、またここで写真をアップしようと思ってます。

 何年もかかってニコンFマウント用レンズを徐々に揃えてきましたけど、私の使いそうなレンズはこれでほぼ揃ったかなぁ。あとは、純正の標準ズームと、中望遠の単焦点あたりですかねぇ。とはいえ、どっちも安くないっつーか、高いんですよね。うーむ、どうしたものかw
 ま、これまで同様、ボチボチと揃えていきますか。

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2010年12月 3日 (金)

カメラ野郎的ガンダム見物記

 久々にカメラの話でも。
 以前、“静岡ガンダム”を見物してきたんですけど、その時のことを今回はカメラカテゴリーの視点で書いてみようと思います(今さら、って感じではありますがw)。

 “静岡ガンダム”を「見に行った」わけですけど……実際のところ、「撮影に行った」って言った方が正確ですね。実際、見てた時間より撮影してた時間の方が長かったですし。

 撮影に使ったのは、D90でした。当初D700とD90の2台体制で行こうと思ってたので両方持っていくつもりだったのですが……持っていくカメラバッグにそもそも一眼レフ2台は入らないのと、別口で持っていくにしてもレンズも含めるとあまりにも重いってこともわかり(この点も「大丈夫だろ」とタカをくくってたんですけど、実際やってみたら愕然としました。こうも重いとは)、2台体制は諦めました。で、D700とD90のどちらを持ってくのか、いろいろ考えたんですけど……最終的にD90を選択しました。「どっちか1台」となると、フルサイズで高感度に強い万能カメラ・D700を選びたいところだったんですが、うちにはフルサイズで使える広角レンズがないんすよね。神戸の鉄人28号を見に行ったときはD700を持ってったんですが、「広角もあればなぁ」と思ったことを思い出し、最終的にうちにある広角ズーム「トキナー AT-X 124 PRO DX」が使えるD90を選びました。あと、D90にはオプションの縦位置グリップ「マルチパワーバッテリーパック MB-D80」が買ってあるってのも大きかったです(「後継機が発表されるとなくなるかもしれない」と思って、D90購入直後に買っといたんすよ。実際は、今でもフツーに買えるようですけどねw)。

Mbd80_1

ガンダム像となると縦位置で撮ることが多いだろうし、時間的に暗い場面での撮影も多くなるだろうから安定して撮れる方がいいかと思ったんで。

Mbd80_2

D90につけるとこんな感じ。ゴツいですが、プラ製なんで見かけほど重くないのは凄くありがたいっす。縦位置グリップを持って撮影すると、最初は違和感ありまくりでしたが、そのうち慣れました。D700にもオプションの縦位置グリップがあるんですけど(MB-D10)、値段が高いのと装着するとD3系より重くなるってのがあまりにもバカバカしくて買ってないんですよね。

 持っていくレンズもちょっと悩みました。前述の「トキナー AT-X 124 PRO DX」は当然バッグに詰め込み、望遠は「ニコン AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED」しかうちにないのですぐに決まったんですけど……標準域に何を持っていくかは決まらなかった。当初は「タムロン SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A09N)」しかD700で使えないのでそれでいく予定だったんですが、カメラがD90になったんで……D90にキットレンズとしてついてきた「ニコン AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」とか選択肢ができちゃったんもんだから、ホント悩みました。でも、最終的にはA09を持っていくことにしました。理由はF2.8と明るいことと、軽いこと。VRの補正分でシャープネスを稼いでも良かったんですけど「明るいに越したことはないか」ということと、70-300mmがとにかくかさばるのでコンパクトなレンズの方がありがたかったんすよね。A09は去年D700との組み合わせで鉄人28号を無難に写してくれたので、画質面も大丈夫だろうと思ってたんですけど、標準域の“保険”として単焦点の「ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」も持っていくことにしました。
 で、それらを使って撮影した結果が、ブログ記事に貼った写真ですな。
 「静岡ガンダム!」のその1の写真は「トキナー AT-X 124 PRO DX」で撮りました。このレンズと今年買ったばかりのD90とは、ちゃんと作動するかどうかの試し撮りをしてみただけだったりしたんで、ちょっと心配だったりしましたが(私はぶっつけ本番主義です、はいw)、問題なかったですね。家へ帰って現像してみたら、D200で使ってた頃同様シャープな絵になってたので安心しました。空を入れたいときにはやっぱり良いですねぇ、広角ズーム。
 その2のディテール編は「ニコン AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED」で撮ったものです。DXフォーマット(APS-C)だと450mm相当にもなるので、はるか上にあるガンダムの頭部も大きく写すことができました。当日は風も強くてかなりブレやすい状況だったんですけどね~、失敗写真はごく少数で済みましたよ。VRⅡ(手ブレ補正)、たいしたもんですな。
 その3のライトアップ編は「タムロン SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A09N)」で撮ったものです。プログラム(P)モードになってるのを忘れてバシャバシャ撮ってたんですけど、ファインダー内にF2.8って表示されてるのに気付き、「あ、しまった」とw。アップした写真は、アイリス(A)モードでF4.0に設定し直して撮ったものですな。帰ってから見たところ、F2.8で撮ったのは甘い絵になってたんで、途中で気付いてよかったっす。暗いのを見越して明るいA09にしたんですけど、結局F4.0で撮るのならキットレンズを開放で使っても良かったかもしれません。当然ノーフラッシュですけど、ブレたカットがなかったのは縦位置グリップのおかげですかねぇ?あー、そういや記事最後の真っ暗カットはF2.8で撮りました。気合い入れてホールドしながら撮ったんですけど、それでもユルユルの絵になってましたなw。でも、ま、あの暗闇の中ISO800(※私はD90の上限感度をISO800に設定しています。ちなみにD700では3200)でも何とか見られる絵が撮れたってのは、F2.8のおかげですね……って、「F1.4のレンズはどうした!?」と言われそうですが、実は着替えなんかと一緒のカバンに入れといたもんだから、50mmはホテルに忘れちゃって、ガンダムの所へは持って行ってなかったんですorz。あれは失敗したなぁ。ガンダム像、単焦点レンズでも撮りたかったですねぇ。

 いやはや、カメラは1台としても、それに加えてレンズを4本持っていくってのは大変ですな。近場ならレンズ数本持っていってもさして苦にはならないんだけど、泊まりがけになると他の荷物もあるんで……正直キツかったっす。ストロボ付きカメラ複数みたいな重装備で撮影しているプロの人たちって、ホント凄いですね。こうもしんどいとなると、少しでも荷物を減らすべく、画質面で妥協せざるをえない高倍率レンズ(いわゆる“便利ズーム”)が売れるってのも無理ないなぁと実感しましたよ。
 ただ、やっぱ、せっかくのレンズ交換式一眼レフですから、レンズを交換して、場面場面で最適なものを使いたいって気持ちもあるんですよね。それに、今回のガンダム像については、広角ズームがあって本当に良かったなと思ってます。静岡ガンダムは周囲の建物が比較的少なく、青空とか夕暮れの空をバックにした写真が撮りやすかったですから。28mm未満の広角域は“便利ズーム”じゃ撮れないですからねぇ。
 ま、結構な装備でガンダム見物に行ったことで、カメラ野郎としてもいろいろ考えさせられました。

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