2018年9月14日 (金)

F1 2018 鈴鹿サーキット開催契約更新

 F1第13戦・ベルギーGP決勝が8月26日、第14戦・イタリアGP決勝が9月2日に行われました。
 が、以前書いた通り8月9月はフジテレビNEXTと契約しておらず、私はレース中継を全く見ていないので結果を書くだけに留めます。

■F1第13戦 ベルギーGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 オコン(レーシングポイント・フォース・インディア)
11位 ガスリー(トロロッソ)
12位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
9位 ガスリー(トロロッソ)
14位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

■F1第1戦 イタリアGP
・予選
1位 ライコネン(フェラーリ)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
9位 ガスリー(トロロッソ)
18位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
15位 ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ライコネン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

 レースのコメントが書けないので、今回はここのところのレース外でのF1の話題について書きます。
 まずは、破産申請がなされ先行き不透明となっていたフォースインディア。この件につき、FIAはベルギーGP初日の8月23日に新オーナーによるエントリーを承認。「レーシングポイント・フォースインディア」がベルギーGPから新規参入し、「フォースインディア」は今シーズンのコンストラクターズランキングから除外/ペレスとオコンが獲得したポイントはドライバーズランキング上では有効、という形になりました。チーム名にある「レーシングポイント」ってのは何なのかよくわからんですけど、フォースインディアを実際に買収したのはランス・ストロール(ウィリアムズ)のお父さんであるローレンス・ストロールが率いる投資家のコンソーシアムだそうで……おかげで、「(早ければ)ベルギーからストロールがフォースインディアに乗る」ってウワサも流れていましたが、どうやらランス・ストロールが乗ることになるのは来季からなようです。また、スポンサーの関係でペレスは残留するようで、オコンが放出されるのはほぼ確定といわれています。だがしかし、そのオコンが来季座るシートはなさそうと言われており、それでもってオコンが学んだメルセデスのドライバー育成プログラムの見直しってところまで話が進んでいってしまっているとか。まぁ、メルセデスの育成はオコンのみならずパスカル・ウェーレインも余っちゃってF1から離れさせるしかなかったですから……って、ウェーレインはともかく、オコンは有能かつポイントを堅実に稼ぐことができる極めて優秀なドライバーだと思いますけど、そのドライバーにシートがないってどうなってんですかねぇ、今のF1って。
 一方、マクラーレンは来年F1では走らないと発表したアロンソの後任として8月16日にカルロス・サインツを起用すると発表。また9月3日には、サインツの同僚にランド・ノリスを起用すると発表しました。サインツ起用発表とノリス起用発表にはかなり時間が空いていますが、その間にオコンの起用もマクラーレンは検討したようですね。が、オコンとメルセデスとの関係が強すぎることを理由にやめたとか……このへんもメルセデスが頭を抱えている理由の1つになっているようです。また、ラインナップ一新ということで、今乗っているバンドーンの来季シートもなくなりました。まぁ、目立つ結果を残せなかったバンドーンにも問題はありますが、スーパーフォーミュラ参戦中の走りを見ても彼は決して無能なドライバーではありません。しかも、彼にはスポンサーマネーもそれなりにあるのに……ホントどうなってんですかねぇ。
 さらに、今週11日、ルクレールのフェラーリ移籍+ライコネンのザウバー移籍が正式に発表されました。そんなウワサは前からあったものの「それはないだろう、アハハハ」と思っていたし、先日のセルジオ・マルキオンネ急逝でライコネン残留に大きく傾いたとの報道もあって(※マルキオンネはルクレール推進派)「そうだろうそうだろう」と思ってもいたのですが……結局はライコネンがフェラーリから離脱することとなり、正直落胆しました。まぁ、ライコネン自身はF1デビューした“古巣”への復帰を何も悪く思っていないみたいだし、ロータス時代みたいに中堅どころの方が自由な環境で大暴れできるって可能性も大いにあるし(現状の扱いがあまりにヒドすぎなのは火を見るより明らか)、将来的にはチーム運営に参画するのではとの憶測も出ていたりして、「そう考えると、アリかも」とも思います。あと、ルクレールさんがねぇ……ガスリーのレッドブル昇格も心配ですけど、こちらはもっと心配です。ベッテルとチーム内でうまくやれるかってのも心配だし、跳ね馬内とかティフォシ+メディアのおかしな圧力に若い芽を潰されてしまわなければ良いのですけど。大丈夫かなぁ。
 次に、F1のハード面。F1は2021年に大きなレギュレーション変更を予定しており、エンジン規則についても議論が進められてきたのですが……その雲行きが怪しくなっています。MGU-Hの廃止を含む根本的なレギュレーションを見直し、それにより新たなメーカーの参入を目論んでいたものの、どうやら参戦を確約したメーカーが出てこなかったようですな。そのため、既存のPUメーカーは新たなPUを開発するのは無意味だと主張しており、結局現行のエンジン規則が大きく変更されることは延期かそもそもなくなることになりそうです。エンジン規則についてF1ストラテジーグループでの議論を経た上で、シンガポールGPを前に合意がなされるとみられているようですが……どうなることやら。レッドブルのヘルムート・マルコは今月になって「ホンダとの提携が成功しなかったら、レッドブルはF1から撤退するほかない」とまで言ったとか。これは「レッドブルにとって、ホンダはポルシェが参入してくるまでの繋ぎ」説も強かった頃には考えられない発言ですから、メディアの見立て通りポルシェは参入せず、2021年以降もホンダと組むことを念頭においた発言とみられます。ホンダを応援する側からすれば、レッドブルと単なるエンジンサプライヤーではなくより強固な関係を構築して長期的にF1に臨むというのは願ったり叶ったりですから、これはこれでありがたい話だし、ホンダもメルセデスやフェラーリに追いつき追い越せでPU開発に邁進してもらいたいところなんですけど……今までの体質から変わっていかなければならないF1という競技全体としてはどうなのかと考えると、心配ですね。改革が後退し現状維持で結局は衰退の一途、みたいなことにならないよう願いますわ。
 最後に、今季限りでF1開催契約が切れる鈴鹿サーキットにつき、FOMは8月31日に鈴鹿サーキット側との開催契約を3年延長したと発表。これにより、鈴鹿でのF1日本GP開催は2021年までの継続が決まりました。また、ドイツGPも来年ホッケンハイムで開催されることが決まりました(こちらは20年以降は未定)。記事を読んでると、鈴鹿サーキットとFOMとの開催契約は直接交渉により内容が大きく見直されたようで、非常に喜ばしいですね。このへんは「オーナーが(話のできる)リバティメディアになってくれてありがとう」って素直に思えますわ。せっかくホンダがボロカスに言われつつも悪戦苦闘し、来年からはレッドブルとの共闘を本格化させようってときに、その母国たる日本でグランプリの開催ができないなんて寂しすぎますから。とりあえずは3年の契約ですけど、これからもF1が続く限りは10年20年と末永く日本GPが開催されることを祈ります。
 と言うからには、実際に私自身が鈴鹿サーキットに足を運んでしっかり対価を払ってF1観戦者数にカウントされるってのがスジなんですけど、残念ながらそうもいかないので……日本GPがある10月と最終戦アブダビGPがある11月はフジテレビNEXTと再契約し、テレビ観戦くらいはするつもりでおります。白熱したシーズン終盤戦が繰り広げられることを期待します。

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2018年8月24日 (金)

その名は「Z」

 1年半ほど前に「ニコンが不調」という記事を書きましたが、カメラカテゴリーでそれ以来となる記事を書くときがいよいよ来たようです。

 そのニコンが、ミラーレス一眼に再参入し、今度はフルサイズセンサー&新レンズマウントできましたよ。その名は「Z」<公式プレスリリース>。
「事業規模を縮小してでもプロ用カメラと共通する一眼レフに特化し、徹底して高品質な一眼レフを作るメーカーになる……私ならそうする、かな。ま、あまりに特化しすぎると将来性をも完全に閉ざしかねないと考えるならアドバンストカメラ(ミラーレス)は続けておくべきかもしれませんが、仮に続けるならシステムごと再構築すべきでしょうね。Nikon1のような中途半端な製品ではなく、「ああ、たしかにこれはニコンだな」ってわかりやすい製品にしてもらいたいです。」などと先の記事で偉そうなことをぶっこいてみたわけですけど……今回は本当に中途半端なものではなく、「Zマウント」という新規の大口径マウントを策定してシステムごと再構築してきましたね。ニコンには伝統の「Fマウント」があるわけですけど、44mmという口径の小ささと、何より長すぎるフランジバック(46.5mm)では、さすがにフルサイズのミラーレス一眼は厳しいですわな(できなくはないだろうけど)。というわけで、今回の「Zマウント」は口径55mm/フランジバックに至ってはなんと16mmですよ。キヤノンEFマウントをも上回る大口径に、ソニーEマウントやキヤノンEF-Mマウントに対し2mmも短いフランジバックで、さらにボディレンズ間の高速大容量通信にも対応(※スペックは非公開で不明)しているようでして……ついに、長年マウントで苦労してきたニコンが最先端のマウントを手に入れるって事になりますなぁ。もちろん、最新の高性能マウントだろうと交換レンズが揃わなければ宝の持ち腐れだし、先代「ニコン1マウント」みたいに打ち切り(※おそらく)になったらそれこそマウントとしては無価値になってしまいかねないわけですから、「Zマウント」も今後次第ではあるのですけど……ま、本気度高いですし、おそらく今回は大丈夫でしょう。Zシリーズのカメラがそれなりに売れさえすれば、順調に発展していくのではと思います(そうなったら、今度はFマウントがフェードアウトしてしまいそうだけどw……って、笑い事じゃねーか)。
 で、そのZシリーズのカメラ本体の方は、今回「Z7」「Z6」の2機種が用意されており、Z7が4575万画素/Z6が2450万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、感度はZ7がISO 64~25600/Z6がISO 100~51200。ほか、連写最高コマ数がZ7は約9コマ/秒に対しZ6では12コマ/秒だったり、測距点数でZ7が493点/Z6は273点だったりするようですが、基本的には同じボディみたいですね。なんか、モデル構成やスペック面でもフルサイズミラーレスで先行しているソニーのα7シリーズに似通っているように見えますが……まぁ、後追いで出すわけだし、この辺は仕方ないところでしょうか。で、気になるお値段は、α7Ⅲ対抗となる「Z6」はボディのみで実売価格20万円台後半で似たようなところにしてきましたが、α7ⅢR対抗となる「Z7」はボディのみで40万円超えてますなぁ(ヨドバシドットコムだと税込437400円)。「FTZ」というマウントアダプター(Fマウントのレンズが使えるようになるアダプター)が同時発売されるとはいえ、新規の投資が必要な新システムのカメラとしては結構強気な価格設定に思えます。「Z7」に関しては同じく4575万画素のセンサーを搭載した一眼レフ・D850(ボディのみ実売価格約40万円)の販売が絶好調なことも考慮したのかもしれませんな。

 今、この2機種のどちらかを私が予約するとすれば、高解像な「Z7」よりオールラウンダー的(D700的)な「Z6」ってことになりますが……やはり新システムとなると投資額がどうしても大きくなりますから、同じフルサイズセンサーで今まで通りにFマウント用レンズが使える一眼レフのD750/810/850と比べてしまいます。20万円を大きく割り込むこともあるD750、ちょっと古くなったけど実績あるD810、良いですよねぇ。それにD850もなぁ。店頭でちょっとファインダー覗いただけで私も惚れてしまいましたからねぇ……あの値段でバカ売れするのも無理もない、すごく良くできたカメラだと思います(予算の都合さえつけば、今すぐにでも買いたいw)。実際に「買う」となると、いろいろ考えさせられそうですな。ああ、「一眼システムを新しく揃える」って人なら、画像処理とかいろいろ新しくなってる以上問題なくZシリーズでしょうかね(Zシリーズの記録メディアはXQDのみってのも、新たにシステム揃えるならそれほど問題にはならないだろうし)。

 デジタルカメラメーカーが売れ行きの激減で総じて苦しい状態な中、Zシリーズも好調に売れ続けているD850に続くヒット商品になると良いですね。
 あ、もしZシリーズのTVCMやるのであれば、ぜひ水木一郎アニキにやっていただきたいですゼーーーーット!!

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2018年8月 5日 (日)

F1 2018 ハンガリーGP

 F1第10戦・イギリスGP決勝が7月8日、第11戦・ドイツGP決勝が7月22日、第12戦・ハンガリーGP決勝が7月29日に行われました。

■F1第10戦 イギリスGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
14位 ガスリー(トロロッソ)
20位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
13位 ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

■F1第11戦 ドイツGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
17位 ガスリー(トロロッソ)
18位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
10位 ハートレー(トロロッソ)
14位 ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

■F1第12戦 ハンガリーGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
6位 ガスリー(トロロッソ)
8位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
6位 ガスリー(トロロッソ)
11位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 イギリスGPの舞台となるシルバーストーン・サーキットは高速サーキットながらバランスが取れたマシンが勝つサーキット。で、予選は母国で圧倒的に強いハミルトンが今年もPPを獲得。「今年もハミルトン優勝かなぁ」と思っていたら……決勝は、そのハミルトンがスタートで若干出遅れベッテルに前に行かれた挙げ句、1コーナーでライコネンと接触。リタイアは免れたものの、コースアウトして大きく出遅れるという波乱の展開に。が、その後ハミルトンは怒濤の追い上げでポジションを挽回。終盤に2度のセーフティーカー導入がされた後、フェラーリ勢vsメルセデスAMG勢のガチバトルが実現し、最終的にはベッテルが優勝/ハミルトンは2位という結果になりました。
 2年ぶりの開催となるドイツGPは、ホッケンハイム・リンクでの開催。今度はベッテルの母国GPですが、メルセデスにとってもホームGPだったりします。で、予選はベッテルが2番手ボッタスをコンマ2秒引き離してPP獲得。他方、ハミルトンはQ1でマシンがストップしてしまい、Q2以降は走れず決勝は14番手スタート。「これはベッテル圧勝かなぁ」と思ってて、実際決勝もベッテルが中盤まで余裕のレースをしていたのですが、終盤に差し掛かると雨が降り始めて、コースの一部ではじゃじゃ降りだったり他では晴れ間も見えたりと極めて難しい状況に。ギャンブルするドライバーも現れましたが、そのギャンブルもインターミディエイトだったりフルウェットだったりと混乱。そんな中、上位勢はひたすらドライタイヤでステイアウトしており、結果的にはこれが正しかった(ギャンブル勢は結局全車ドライに履き直した)のですが、局所的な雨が一番酷かった時分にベッテルが路面に足下を掬われコースアウトしクラッシュ……まさかのリタイアに。これでセーフティーカー導入となり、ここでハミルトンはピットに入る入らないでピットからの指示が混乱し、ピットレーン入り口に侵入した後で芝生に乗り上げてコースに戻ったりしたのですが(※違反行為)、この行為についてはお咎めなしとされ(※レース後には戒告処分が下されたが、それだけ。ホームGPだから?)、チームオーダーもあって結果ハミルトン優勝/ボッタス2位のメルセデスAMG勢ワンツーフィニッシュとなりました。
 “夏休み”前恒例となっているハンガリーGPは、今年も中低速テクニカルコースのハンガロリンクで開催。パワーがあまり重要ではないので、メルセデスPU以外のPUユーザーが頑張るサーキットなのですが……今年は最重要の予選が雨。ドライでのプラクティスで調子の上がらなかったメルセデスAMG勢がフロントローを独占する結果に。決勝はドライコンディションになりましたが、ここは抜けないサーキット。終盤タイヤが持たなかった2位ボッタスをフェラーリ勢がなんとか攻略して(思い切り接触してたけどw)ベッテル2位/ライコネン3位に持ち込みましたが、ハミルトンには全く届かず終了。Driver of the Day Awardは、Q2落ちを喫し12番手スタートから挽回しボッタスも抜いて4位に入ったリカルドが獲得。

 その後、7月31日/8月1日の2日間、インシーズン・ハンガリー合同テストが行われ、その終了をもってF1はサマーブレーク(夏休み)に入りました。
 今シーズンのF1も前半戦が終了しましたが、ドライバーズポイントは1位ハミルトンが213p/2位ベッテルが189pで24ポイント差がついています。ベッテルは母国でのリタイアが致命的でしたねぇ。一方、コンストラクターズポイントは1位メルセデスAMGが345p/2位フェラーリが335pと10ポイントしか差がなく接戦となっています。こちらはライコネンが146pと好調/ボッタスが不運続きで132pなところが影響していますね。ただ、今年は「フェラーリ SF71Hの方がメルセデス W09よりも速い」ようなので、後半戦スクーデリア・フェラーリがメルセデスAMGよりも気を引き締めて一戦一戦大事に戦っていけばダブルタイトルも夢ではない、と思います。とはいえ、昨年後半のようなことをやらかしがちなのがまたスクーデリア・フェラーリというチームでして……今年は頑張って下さい、本当に。
 で、例年は「休みじゃ、休み~」って感じでルンルン気分(死語)な感じが伝わってくるハンガリーGPなのですが、今年はその前後に大変な事件(騒動?)が、それも立て続けに起こっております。
 まず7月25日、元フェラーリの会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネが66歳で亡くなりました。マルキオンネが手術のために入院したというのは報道で知っていましたが、術後に症状が急速に悪化し、亡くなってしまったとか。フェラーリは21日に健康上の理由によりマルキオンネが役職に復帰することができないとコメントを出していたのですが、その直後のことでこの訃報には驚きました。
 で、翌26日は、マクラーレンがジェームズ・キーをテクニカルディレクターとしてチームに加入すると発表しまして……私はこの一報を見た瞬間「なんだとー」と思わず声を出してしまいました。ジェームズ・キーは、言うまでもなくトロロッソのマシンデザイナーであります。つまり、ホンダPUとマッチした来年用の完全新シャシーを設計するはずの人なわけです。それが、この時期にいなくなるって、しかも行き先マクラーレンって……レッドブル側は「まだ契約あるからね~」って言ってるみたいですけど、キー自身はすでにトロロッソを離れてしまっているとか。せっかくレッドブル・ホンダ体制が決まり、来季はニューウェイとキーの2人がホンダPU用のシャシー設計にそれぞれ腕を振るってくれるものと楽しみにしていたのですが、ねぇ。極めて残念であり、また心底ガッカリしましたわ。
 ハンガリーGPが開幕した7月28日、今度はフォースインディアの破産申請が報道されました。ハンガリーGP金曜日の夕方に破産手続きが開始され、申し立てたのはドライバーであるセルジオ・ペレスであることも明らかに……ま、資金面ではヤバいヤバいとずっと言われ続けていただけに、「その時」は来るだろうと思っていましたけど、このタイミングとは。しかも。ペレスが申し立てたってのには2度ビックリでしたわ。ま、ハンガリーGPも合同テストもフツーに走ってたので、それほど深刻に受け止める必要はなさそうではあるのですが……再建はすんなりいってくれるのでしょうか。実力はあるチームなので、消えてなくなってしまうようなことにならないことを祈るだけ、ですかね。
 そして8月3日、メルセデスF1チームの非常勤会長であるニキ・ラウダが、肺の移植手術を受け、これに成功したという報道が。「ラウダさんも大変ですなぁ」と思っていたら……同日、ダニエル・リカルドが今シーズン限りでレッドブルから離れることが公式に発表され、その後ワークスルノーが、2019年はヒュルケンベルグとリカルドを起用すると発表しました(=サインツは放出)。いや、リカルドはレッドブル残留とばかり思っていたので、この報道にもたまげました。他方、ワークスルノーは8月1日に現チーフテクニカルオフィサーのボブ・ベルが役職から退くが、テクニカルアドバイザーとしてパートタイムで関わり続けることも発表していまして……ルノーはフォーミュラEから離れてF1に重点を移すようですし、体制も変えるのでしょうね。これが吉と出るのか凶となるのかわかりませんけど、ワークスチームですし、中団勢から抜け出せる方向に進んでいけばいいのですが。

 さて、今月末から再開となるF1後半戦、ですけど……フジテレビNEXTとの視聴契約は7月で解除しました。
 というわけで、8月開催のベルギーGPは見ない予定です。また、9月についてもおそらく契約はしないので、イタリアGPとシンガポールGPも見ない予定です。再契約するとすれば、日本GPが開催される10月ってことになりそうですけど、これもまだ決めてはいません。HALOについては見慣れてきましたけど、今年のF1をお金払ってでも「見たい」と思っているかというと……まだ疑問が残っています。たしかに今シーズンは“つまらないシーズン”というわけではないのですけど、ハミルトンvsベッテル+その他って構図に偏りすぎてて「なんだかなぁ」ってわだかまりみたいなものはまだまだ残っているので、すんなり「視聴継続決定!」とはならなかったですね。
 ま、一旦冷静になってみて、また視聴契約し直すかどうかをじっくりと考えてみようと思います。

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2018年7月16日 (月)

サッカーW杯ロシア大会閉幕

■準決勝
フランス 1-0 ベルギー
クロアチア 2-1 イングランド
■3位決定戦
ベルギー 2-1 イングランド
■決勝
フランス 4-2 クロアチア

 サッカーW杯ロシア大会決勝戦が日本時間で本日未明に行われ、フランスがクロアチアに勝利。自国開催のとき(ジダンらがいたとき)以来20年ぶり2度目の優勝を飾りました。
 試合は、W杯決勝には珍しく両チームが攻撃し合う展開となり、フランスが先制しクロアチアも同点に追いついたものの、今大会から始まったVAR(VideoAssistantReferee)からのPKでフランスが追加点を入れて前半終了。後半はクロアチア代表に疲れが見え始め、フランスのポグバとムバッペにゴールを決められてしまい、万事休す。クロアチア初優勝の夢は潰えました。今大会のフランスは、あまり潔くないサッカーに終始した感もあるせいか批判も多いですけど、若いチームながら非常にまとまっていて、キチッと守れる上に点もしっかり取ることができる完成度の高いチームでしたね。トーナメント戦でアルゼンチンにウルグアイにベルギーにクロアチアを、いずれも90分間で点取って沈めたわけですから、素晴らしく強かったですよ。Les bleus、応援して良かったです。優勝おめでとうございます。
 準優勝はクロアチアで、モドリッチが大会MVPに選ばれました。またも優勝国からの選出ではなかったのですが……フランス代表で最も活躍したMFカンテは決勝で交代させられましたし、GKロリスも決勝で失点ミスをやっちゃったので、選べなかったんですかね。とはいえ、クロアチア代表は今大会最も攻撃的なサッカーをし、かつ史上初となる決勝トーナメントの3戦(1回戦/準々決勝/準決勝)連続で延長戦を勝ち上がったタフさを見せ、そのチームの10番で、かつ全戦先発で延長3戦+決勝をフル出場したのがモドリッチだったので、MVPにふさわしい活躍だったといえるのではないでしょうかね。
 3位はベルギー。準決勝では引き気味のフランスから点を奪えなかったものの、3位決定戦ではイングランド相手に得意の高速カウンターから2点を先取し、3位を実力で勝ち取りました。タレント揃いなこともあって「個」に頼り切りな感が否めず、どうも好きになれないチームだったんですけど、決勝トーナメント1回戦の日本戦でチームプレイに目覚めたみたいですね。ただ、付け焼き刃の結束では、フランス代表には通用しませんでしたが……このチーム、やはり私は今大会も好きになれなかったです。
 4位はイングランド。若き獅子たちの挑戦は、準決勝でも3位決定戦でも勝つことができずに終わってしまいました。主将のハリー・ケーンが6得点を上げて大会得点王になりましたが……攻撃を、流れから点を取ることよりセットプレーに特化していたところを相手に見透かされたか、勝負どころで勝ちきれなかったですな。ただ、すごく良いチームだと思うので、攻撃の幅を拡げていけばもっと上に行けるのではないかと感じました。次のEUROやカタール大会に向けてどんどん伸びていってほしいと思います。

 いやぁ、Les bleusが優勝するとは正直思っていなかったんですけど、優勝しましたね。サッカーW杯で私が応援するチームはほとんど優勝できなかったりするんですが、そんなジンクスみないなもんも打ち砕いてくれたフランス代表Les bleus、本当に良かったです。改めて、優勝おめでとう!

 次のサッカーW杯は、カタール大会です。中東ということで冬開催となるようですけど、アジア開催=アジア勢が強い大会ってことに果たしてなるのでしょうか……どうなるんでしょうな。
 再び熱いサッカーを見て興奮できることを期待して、また4年間待つこととします。

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2018年7月 8日 (日)

サッカーW杯ロシア大会準々決勝終了

■決勝トーナメント1回戦
フランス 4-3 アルゼンチン
ウルグアイ 2-1 ポルトガル
スペイン 1(3PK4)1 ロシア
クロアチア 1(3PK2)1 デンマーク
ブラジル 2-0 メキシコ
ベルギー 3-2 日本
スウェーデン 1-0 スイス
コロンビア 1(3PK4)1 イングランド
■準々決勝
ウルグアイ 0-2 フランス
ブラジル 1-2 ベルギー
スウェーデン 0-2 イングランド
ロシア 2(3PK4)2 クロアチア

 決勝トーナメント1回戦は、フランス/ウルグアイ/ロシア/クロアチア/ブラジル/ベルギー/スウェーデン/イングランドが勝ち上がり、また準々決勝はフランス/ベルギー/イングランド/クロアチアが勝ち上がりました。

 90分で計7点も入ったフランスvsアルゼンチンの激しい試合で始まったロシア大会の決勝トーナメントは、スペインが開催国ロシアにPK負けを喫したことを除けば概ね予想された結果になりましたが……ベルギーが(あの)日本代表に2点先取されたのにはさすがに驚きましたね。1回戦で「強さ」が目立ったのは、フランスとウルグアイとブラジルでした。
 準々決勝は、1回戦で輝いたFWカバーニを欠いたウルグアイがフランスに敗北/ベルギーの脅威の集中力の前に運の尽きた“王国”が屈する/若きイングランドが伝統的イングランドサッカーを踏襲するスウェーデンを打ち破る/再び強敵をPK戦に持ち込んだもののロシアがついに力尽きる、という4試合となりました。組織的に動けていて攻撃力もあるブラジルが個人サッカーで悪くいえば「バラバラ」なベルギーに負けるというのは完全に予想外でしたし、ロシアvsクロアチアがPK戦までもつれるというのも驚きでしたが、個人的に応援しているフランスとイングランドが共に2-0できっちり勝ったのは良かったですわ。4強予想はハズレましたけど、ここまできたら、応援している2チームで「ドーバー海峡決戦」までいってほしいです。

 ロシア大会も、残す試合は準決勝と3位決定戦と決勝戦の4試合となりました。
 今大会は前評判の良かったチームが敗退するケースが目立っていますが、結局は力のある4チームが残った感があります。そんな中で最後まで勝ち進むのはどこになるのか……楽しみですわ。

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2018年7月 5日 (木)

F1 2018 オーストリアGP

 F1第7戦・カナダGP決勝が6月10日、第8戦・フランスGP決勝が6月24日、第9戦・オーストリアGP決勝が7月1日に行われました。

■F1第7戦 カナダGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ) 
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
12位 ハートレー(トロロッソ)
16位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
11位 ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」フェルスタッペン/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

■F1第8戦 フランスGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
14位 ガスリー(トロロッソ)
17位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ライコネン(フェラーリ)
14位 ハートレー(トロロッソ)
リタイア ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」ザウバー

■F1第9戦 オーストリアGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
12位 ガスリー(トロロッソ)
19位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 フェルスタッペン(レッドブル)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ベッテル(フェラーリ)
11位 ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ライコネン/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットはエンジンパワーが物をいうサーキットであり、6戦使ったPUではキツいこともあってか、フェラーリ/ルノー/ホンダは予想通り新型PUを持ち込んできました。が、メルセデスは新型の開発が間に合わなかったとかで投入を延期。メルセデスPU勢は7戦目のPUで戦うことに。そのせいだけかはわかりませんが、ここを大得意にしているはずのハミルトンが今年は不調で、予選4位/決勝5位という結果に終わりました。勝ったのはベッテルで、ポールトゥウィンの完勝で通算50勝目。フェラーリがカナダGPで優勝するのは、2004年のミハエル・シューマッハ以来で実に14年ぶり。
 フランスGPは、マニクール・サーキットで2008年に開催された(優勝者はフェラーリのフェリペ・マッサ)のを最後に途絶えていましたが、今年10年ぶりに開催されることとなり、場所もポール・リカール・サーキットに移りました。ポール・リカールでのF1開催は1990年(優勝者はフェラーリのアラン・プロスト)以来で、こちらも実に28年ぶり。ホンダエンジンが最強だった時代以来ということでポール・リカールでのF1を凄く楽しみにしていたのですけど……レース的には、スタート直後からクラッシュ続出となってしまって(特に1コーナーでのボッタスとベッテルの接触が痛かった。一気に緊張感が消えた)面白みはイマイチだったように感じました。メルセデスが新型PUをここで投入し、ピレリがブリスター発生リスクを抑えるべく通常よりコンパウンドを若干薄くしたタイヤ(※すでにスペインGPで使用。イギリスGPでも使用予定)を持ち込んでいたこともあって、メルセデスAMG勢が好調で、ハミルトンが難なく優勝。ベッテルは追い上げたものの結局は5位フィニッシュ。ここではモナコ出身の新人ルクレール(ザウバー)が初のQ3進出を決めて予選8番手/決勝10位でポイントゲットと目立つ活躍をしました。
 オーストリアGPは、引き続きメルセデスAMG勢が好調で、ここを得意とするボッタスがPP獲得/ハミルトンが2番手とワンツー体制を築き、その上ベッテルが妨害行為で3グリッド降格となってしまい“盤石”かと思われましたが……決勝では、まさかのダブルリタイアとなってしまいました。マシンストップの原因は、ボッタスが油圧低下/ハミルトンは燃圧低下のようで、新型PUそのものの故障ではないようなのですが……メルセデスAMGにとっては2016年スペインGPでの“同士討ち”以来のダブルリタイアということで、陣営の受けた衝撃はかなり大きいようですな。勝ったのはフェルスタッペンで、今季初優勝&通算4勝目。また、レッドブルはホームグランプリで初勝利をあげました。また、メルセデスAMG勢が全くのノーポイントの一方2位にライコネン/3位ベッテルということで、ベッテルがドライバーズランキング首位/フェラーリもコンストラクターズランキング首位に浮上しました。

 6月19日、ホンダが2019年からレッドブルにパワーユニットを供給すると正式に発表しました。他方、昨年までそのホンダが悪いホンダが悪いと言い続けてきたマクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエの辞任(事実上の更迭)を昨日7月4日に発表されました。いやぁ、来年から本当に「レッドブル・ホンダ」が現実のものになるなんて嬉しい限りではありますが、今年のトロロッソ・ホンダを見てもとても「順調」とは言えない状態なわけでして……期待よりも「大丈夫、かなぁ?」って心配の方が先に立ってるのが現実なのですが、どうなるのでしょうか。今年のトロロッソでの経験とデータがレッドブルの車体開発に活かされて、レッドブルとトロロッソの「ホンダ勢」が共にうまく回っていけばいいのですけどね。

 F1史上初めての3週連続開催ということで、明日からイギリスGPが始まります。時間のほとんどない中、メルセデスAMG勢というか母国GPとなるハミルトンは調子を取り戻すことができるのでしょうかね。

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2018年6月29日 (金)

サッカーW杯ロシア大会グループリーグ終了

 サッカーW杯ロシア大会は6月14日に開幕し、グループリーグ全48試合が終わりました。各グループごとの結果を、簡単に記事にしておきます。

※()内の数字は勝ち点。
グループA
1位:ウルグアイ(9)
2位:ロシア(6)
3位:サウジアラビア(3)/4位:エジプト(0)
グループB
1位:スペイン(5)
2位:ポルトガル(5)
3位:イラン(4)/4位:モロッコ(1)
グループC
1位:フランス(7)
2位:デンマーク(5)
3位:ペルー(3)/4位:オーストラリア(1)
グループD
1位:クロアチア(9)
2位:アルゼンチン(4)
3位:ナイジェリア(3)/4位:アイスランド(1)
グループE
1位:ブラジル(7)
2位:スイス(5)
3位:セルビア(3)/4位:コスタリカ(1)
グループF
1位:スウェーデン(6)
2位:メキシコ(6)
3位:韓国(3)/4位:ドイツ(3)
グループG
1位:ベルギー(9)
2位:イングランド(6)
3位:チュニジア(3)/4位:パナマ(0)
グループH
1位:コロンビア(6)
2位:日本(4)
3位:セネガル(4)/4位:ポーランド(3)

 おおよそ「予想通り」といえる結果になったグループが多かったかと思いますが、「番狂わせ」になったのはグループDとFとHですかね。グループDは結果だけ見るとそれほどでもないようにも見えますが、2戦終わってアルゼンチンが勝ち点1しかない状況に追い込まれ、3戦目にナイジェリアに勝ってなんとか決勝トーナメント進出を決めました。グループFは前回優勝のドイツが、初戦でメキシコに敗れ、3戦目には韓国にも敗れ、なんと最下位……大番狂わせとなってしまいました。グループHは、初戦でポーランドがセネガルに敗北/コロンビアが日本に敗北するという大波乱の幕開けとなり、2戦目でポッド1のポーランドの敗退が決定したものの、3戦の最後の最後まで順位が決まらず、結局はくらったイエローカードの枚数がセネガルより少ない日本が2位となりました。

 今大会の日本は……前大会のザッケローニ監督を引き継いだアギーレ監督をアジアカップ終了後に解任、その後引き継いだハリルホジッチ監督でW杯アジア予選を突破したものの、W杯本大会開幕2ヶ月前というタイミングでこれまた解任。しかも大会直前での解任なのにその理由がはっきりせず、その後を引き継いだ西野朗監督は本大会に出場する代表選手の選考理由として「ポリバレント」という言葉を使いながら、コンディションがよろしくないはず(実際、本大会でもこの3名は90分フル出場はできていない)の本田圭佑・香川真司・岡崎慎司の3名を選出しまして……サッカー云々ではなく、協会がスポンサーのために選手の知名度を優先したのだろうと直感した私はここで堪忍袋の緒が切れてしまいました。何十年も見てきたサッカー日本代表に期待しないことはあっても、応援しないなんてことは今まで1度たりともなかったのですがね……勝利を目指すことよりもカネ優先というのは、私としては結果を出そうが優勝しようがどうあろうと許せないんですよ。そのため、今大会の日本代表は一切応援しないこととしたので、コメントも今大会の日本代表については控えます。

 自国の応援もせずにただボーッと見てても大会を楽しめないので、今大会では走り回ってボールを取れば一気に連動攻撃するメキシコ/世代交代して能力高い若手が揃い活きの良いサッカーをするフランス/世代交代中でさらに若くて勢いあるサッカーを見せるイングランドの3チームを個人的に応援しています。その3チームは揃って決勝トーナメントに進出したので、まずは良かったのですが……決勝トーナメント1回戦でフランスはアルゼンチン/メキシコはブラジル/イングランドはコロンビアとなぜか3チームともに南米勢とぶつかることになってしまい、「ちょっとキビしい、かも?」と感じております。4強は、フランス/クロアチア/ブラジル/イングランドの4カ国あたりかと予想しますが……どうなりますかね。

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2018年6月25日 (月)

大阪北部地震から一週間

 6月18日の地震から一週間が経ちました。

 関西ではテレビなどで地震後ずっと「一週間は余震に注意するように」と連日警告されてまして、月曜火曜あたりはたしかに余震がきていたものの、木曜金曜と進んでいくうちに揺れを感じることもなくなり警戒心もだんだん薄れていったのですが……土曜日の23時12分ごろに大阪府北部を震源とするマグニチュード4.0の地震が発生。結構な縦揺れがうちにもきまして(震度は2程度だったようですが)、月曜の地震をくらったときの恐怖が戻りました。同時に、「本当に一週間は余震に注意しないといけないんだな」と実感しました。テレビでは「余震にまだ注意しとけよ」と警告しているので……揺れへの警戒心はもうしばらく解くわけにはいかないようです。
 この一週間は長い一週間でした。普段の一週間と何ら変わらない時間が同じスピードで流れているはずなのですが、「余震がくるんじゃないか」「余震どころか本震がくるんじゃないのか」と精神的に怯えてしまっているんですよね。それも、自分で思っている以上に、相当強く。阪神大震災のときはこんなに怯えたりはまったくなかったんですけど……今回はくらった揺れが大きかったせいか、恐怖が強く刷り込まれてしまったようです。
 でも、今回私がくらった揺れは、強くても震度5程度(4よりは確実に上だけど、5強か5弱かはわからない)だと思われます。しかし、震度にはさらに6や7があるわけで……自身の地震に対する想定の甘さを痛感させられました。
 あと、自室のプラモやらフィギュアやらの復旧ですが、ゆっくり進めていますけどある程度には達しまして、Twitterにも書きましたがおおよその被害の全体像は見えてきました。まだ見ていない箇所もあるので詳細は書けませんけど、落下の仕方がひどかった割には破損の程度はそれほどでもなかったってものが多い感じです。が、復旧となると、部屋全部の再構築が必要なくらいの作業量になりそうなので……地震直後の「茫然自失」の状態から一週間が経って「途方に暮れる」状態へ移行したってところでしょうかね。更なる地震対策を施しながら部屋をどうやって戻していくか、今も考えています。
 自室の復旧が終わって、とった対策法とかも書く気になれたらここで記事にしたいと思います。

 改めて言いますが、地震は恐ろしいです。

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2018年6月18日 (月)

大阪北部地震

 本日6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震がありました。

 まずは、本日の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

 で、本題。今朝の地震はでかかったです(マグニチュードは6.1)。私Bleumerは関西在住で揺れたとき自宅の自室にいたんですけど、自分が経験した中では最も強く、阪神大震災の時より激しく揺れました。でも、私や家人がケガしたり、家屋やライフラインが壊れるようなことはなかったので、その点では助かりました。
 だがしかし、うちの2階にある私の部屋の中はえらいことになってしまいました。ケースとかに入ってないプラモやフィギュアは多くが床に落下。さらに、小さめのケース(※20cm四方ぐらいの展示ケース)にフィギュアをギチギチに詰めた分さえも中でシェイクされていて、ケース内で転倒していたものもありました。部屋の中はまさに「崩壊」状態で……目の前に広がる現実が信じられないんですよね。ショックとか悲しいとか泣きたいとかって感情を通り越してしまって、もう茫然とするしかなくて。
 今回の揺れは本当に強烈で、部屋にあるタンスも今回初めて揺らされました。他の収納棚を含め重心を可能な限り下げる対策はしてあるので今まで地震に揺らされたことは(おそらく)なかったのですが……地震って本当にえげつないし、容赦ないですわ。
 まだ揺れる可能性があるので、自室の復旧はしばらく先まで本格的にはできないのですけど……確認した分だけでもプラモもフィギュアもあれこれ壊れてんのよね。いくつかはすでに直したりもしたけど、まだ状態チェックすら半分くらいしか済んでいません。今の気持ちは……なんとも言葉にできませんわ。

 地震は恐ろしいです。

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2018年6月 5日 (火)

F1 2018 モナコGP

 F1第5戦・スペインGP決勝が5月13日、第6戦・モナコGP決勝が5月27日に行われました。

■F1第5戦 スペインGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
12位 ガスリー(トロロッソ)
20位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
12位 ハートレー(トロロッソ)
リタイア ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

■F1第6戦 モナコGP
・予選
1位 リカルド(レッドブル)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
10位 ガスリー(トロロッソ)
16位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 リカルド(レッドブル)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
7位 ガスリー(トロロッソ)
19位 ハートレー(トロロッソ) ※完走扱い
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」フェルスタッペン/「Fastest Pit Stop Award」ザウバー

 スペインGPは、まったく見ていないので結果のみ書いておきます。
 モナコGPは、F1 GPニュースと決勝だけ見たので、少しだけ記事にします。
 「ここはモナコモンテカルロ、絶対に抜けない」で有名なモンテカルロ市街地コースですが、今年の決勝は「レース中盤にMGU-Kのトラブルで約160馬力ものパワーを失い、全8速のうち1~6速までしか使えない状態でも優勝」という新たなる伝説が生まれましたね。1:10.810という驚異的タイムで予選を圧倒しPPスタートのリカルドが、ピットストップも終えて余裕のレースになるかと思われた28周目、「パワーを失いつつある」との通信が。この会話を伝え聞いた2位ベッテルの追撃がすぐさま始まったわけですけど、オーバーテイクを試みるところにまでは至らず。その後も、後続がリカルド車に追いついて“数珠つなぎ”状態になるのかと思いきやそうもならず、セーフティーカー導入もなかったため(※VSCは終盤にルクレールとハートレーの事故処理で出た)、結局リカルドはそれほど後ろからつっつかれることもないまま逃げ切って初のモナコ制覇(ついでに、自身初のポールトゥウィン)となりました。まぁ、他車は1ストップ作戦のために中盤以降はタイヤのコントロールに苦しめられ続けていて(他にもいろいろとトラブルが出ていたらしい)、ポジション維持が精一杯だったみたいで……「これってレースとしてはどうなの?」とも感じましたが、表彰式で喜びを爆発させるリカルドやレッドブルの首脳陣を見ていたら「ま、いいかw」とも思いました(リカルドとレッドブルには2年前のモナコのこともありましたし)。

 以前「6月はポールリカールでのフランスGPがあるので、6月になったら改めて契約するか考えることにします」と書いたフジテレビNEXTとの契約ですが……今月6月と来月7月は契約することにしました(おかげで先月開催のモナコGPの映像を見ることができた)。今週末開催のカナダGPは荒れることも多い上に今年はPU更新が多くのチームでなされるのではとも言われていますし、やはり新装なったポールリカールの映像&レースを中継で見たいという気持ちが強まったのも大きかったです。また、来月は決勝4回開催という超強行日程=“夏休み”前のハンガリーGPまでの全戦を見ることができるので「お得」かな、と考えました。今年はサッカーのワールドカップとも被るんですけど、あっちは日本代表があの状態で他に特別「見たい!」ってチームもなく「それほど気にしなくてもいいか」って感じなので……「F1見ようか」って思いました。
 8月以降については、またその時考えることにします。

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2018年5月 5日 (土)

全ガンダム大投票

 3月2日、NHK BSプレミアムの特番として「発表!全ガンダム大投票」なる番組が5月に放送されると発表され、同日からネットでの投票受付が開始されました。
 というわけで、長年のガンダムファン(通称:ガノタ)である私も、ブルーメール名義で当然しっかりきっちりがっちり投票させていただきましたよ!

 今回の「大投票」の投票先は「アニメ作品」「モビルスーツ[メカ]」「キャラクター」「ガンダムソングス」の4カテゴリーに分類されており、「アニメ作品」は1作のみ/「モビルスーツ[メカ]」は3種類まで/「キャラクター」は5人まで/「ガンダムソングス」は2曲までと個別に投票できる数が設定されていました。
 私が最初に投票したときはこの投票システムに気付かず、カテゴリーごとに1票ずつ投じました。ガノタ歴ン十年の私が「最も投票すべき先はどれか?」を考えに考えて(たしか30分くらい考えた)投票した先はこちら。
■アニメ作品
 機動戦士Ζガンダム(TV版)
■モビルスーツ
 キュベレイ(Ζガンダム)
■キャラクター
 セイラ・マス(1stガンダム)
■ソングス
 月の繭 奥井亜紀(∀ガンダム)
 作品については、始祖たるTV版ファースト(「機動戦士ガンダム」)にしようかとも思ったのですが、「私にとってのベストは?」となると多感な時期に直撃をくらったΖのTV版だろうなって考えました。MSは私にとって最も美しく見たときの衝撃も一番強かったデザインのキュベレイを、キャラもソングスも私にとって最もインパクトのでかかったセイラさんと月の繭を選択しました。
 で、カテゴリーによっては複数投票可というシステムに気付いてから追加投票した先はこちら。
■モビルスーツ
 ジ・O(Ζガンダム)
 サザビー(逆襲のシャア)
■キャラクター
 エマ・シーン(Ζガンダム)
 クワトロ・バジーナ(Ζガンダム)
 アムロ・レイ(逆襲のシャア)
 ホシノ・フミナ(ビルドファイターズトライ)
■ガンダムソングス
 DREAMS ROMANTIC MODE(ガンダムX)
 MSは単に好みで、基本的にNT専用の重MS(1stのジオングから続くラスボスメカ系列)のデザインが好きなのでジ・Oとサザビーを選択。キャラは直撃作品の直撃お姉さんキャラのエマ中尉を選択。また、ガンダムといえばアムロとシャアなので、その2人の一番好きな時期を選択しました。あともう1人を誰にするかはかなり悩みましたが……答えが出なかったので「視点を変えよう」となり、「フィギュアやプラモデルを一番多く買ってるキャラにしよう」となって、数ではダントツで買いまくっているフミナ先輩(すーぱーふみな系含む)にしました。今度全身組み立てキットまで発売されますし(予約済)、この点では史上最強ですな、フミナ先輩はw。ソングスはインパクト歴代No.2の曲を選びました。

 そして、4月2日に「歴史秘話 ガンダムヒストリア」なるNHKらしからぬ悪ノリ特番(※内容は大まじめだった)が放送され、その最後で投票の中間結果と同時に「4月1日までに投票した方も、もういちど上限の回数まで投票できるようになりました!」と発表されまして……深夜の放送をLiveで見てた私は「なんじゃそりゃぁぁぁ~~」とその場でひっくり返りました。
 で、もう1回投票できることになったのですが……むしろ、こっちの方がどう投票するか悩みました。投票した先はこちら。
■作品
 ∀ガンダム(TV版)
■モビルスーツ
 V2アサルトバスターガンダム(Vガンダム)
 ウイングガンダムゼロ(ガンダムW EW版)
 ターンX(∀ガンダム)
■キャラクター
 ランバ・ラル(1stガンダム)
 ハマーン・カーン(Ζガンダム)
 フォウ・ムラサメ(Ζガンダム)
 トレーズ・クシュリナーダ(ガンダムW)
 アイナ・サハリン(第08MS小隊)
■ガンダムソングス
 儚くも永久のカナシ UVERworld
 trust you 伊藤由奈
 (いずれも機動戦士ガンダム00)
 「ぜひとも投票したい」ものには先の投票で投票してしまっているわけでして……「もう1回と言われても」という感じだったのですが、また「視点を変えよう」って考えて投票先を決めました。作品は、歴代で一番好きなものを選択。MSは先のが敵メカ3体だったので今回は主役のガンダム系列からデザイン的に好きなのを3体選びました(1体ラスボスがまたいるが、ご愛敬ということで。あれもガンダム系だw)。キャラはもう視点も変えようがなく、仕方なく上位6番目以降の人を選びました。ラル大尉は他にない敵キャラ/トレーズ閣下は他にないボスキャラ/ハマーン様は他にない女ボスキャラということで。フォウ少尉は直撃作品のメインヒロインなので(劇場版では格下げされたが)。5人目は誰にしようかホントに頭抱えたんですけど、ガンダムには珍しい素直な女性的ヒロインらしいヒロインということでアイナさんにしてみました。0083のドロドロ血まみれ女キャラなシーマ様(シーマ・ガラハウ)にしようか最後まで迷ったんですけど……まぁ、素直な方がいいかなとw。ソングスは平成ガンダムから選びました。「儚くも永久のカナシ」はクールさでは歴代曲でもピカイチだと思います。

 「機動戦士ガンダム」TVシリーズの放送が開始されたのが1979年4月7日。来年4月で40年になるんですなぁ。「ガンダム大投票」における投票先を決めるという作業を通じ、今回改めてガンダムという作品の歴史と、そのガンダムをずっと見てきた私の歴史(黒歴史?)を振り返ってみたわけですが……期間が長いだけに「いろいろあったなぁ」と感慨深かったですね。最初に私がガンダムに興味を持ったのは作品ではなくごく初期のガンプラ(300円の1/144 シャア専用ザクとか700円の1/100 ガンダムとか)からでして、直後の“ガンプラブーム”や劇場三部作(映画館に観に行った)からMSV(「模型情報」読みましたねぇw)、そしてΖにΖΖの本放送が直撃して、逆襲のシャアが公開されて、OVA時代になって0083に痺れてみたり……このへんは私の少年時代学生時代とモロに重なってるんですよね。その後GとかWとかの「これはガンダムなのか?」という葛藤を経て、平成ガンダムに変わると「これはガンダムではない」と怒ってみたり(昭和世代にありがち)、最近では「ユニコーン」や「ジ・オリジン」の超絶作画に酔う一方で「Gのレコンギスタ」にガッカリしてみたり(せめてもう1クールあれば、なぁ)、派生作品のビルドファイターズ2作の熱さに感動する一方で「鉄血のオルフェンズ」をどう評価していいやらわからなくなってみたり……ホントいろいろありましたねぇ。
 そんな中から、可能な限り多くの作品から投票先を選んでみたんですけど(SEED系やAGEは除外。やっぱりあれらは許せないw)……結局は、フミナ先輩の他は昔の作品からの選出がほとんどになってしまいましたね。やはり子供時代の方が受け手としての衝撃度合いが大きくて、忘れられないんでしょうな。

 で、今晩いよいよ「発表!全ガンダム大投票」の放送ですか。ま、投票先の順位は、1位でなくてもランキング上位でなくてもたとえ圏外であっても別に構わないのですがね(ま、ネット投票特有の“組織票”ってのもありますし……投票結果が必ずしもファン全体の意識を表すわけではないことは百も承知)。あー、そういえば既にランキングの一部は発表されていて、V2アサルトバスターガンダムが35位とかハマーン様も35位とか月の繭は19位だったみたいですね。なんか投票総数はとんでもない数になってるみたいだし、私はガンダムと認めたくないSEED系やAGEを投票したガンダムファンはどう評価したのかも含めて、最終的にどんな結果になるかは興味深いですな。
 今夜の本放送、楽しみたいと思います。

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2018年5月 3日 (木)

F1 2018 アゼルバイジャンGP

 F1第3戦・中国GP決勝が4月15日、第4戦・アゼルバイジャンGP決勝が4月29日に行われました。

■F1第3戦 中国GP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
15位 ハートレー(トロロッソ)
17位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 リカルド(レッドブル)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
18位 ガスリー(トロロッソ)
20位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」メルセデスAMG

■F1第4戦 アゼルバイジャンGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
17位 ガスリー(トロロッソ)
19位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ペレス(フォースインディア)
10位 ハートレー(トロロッソ)
12位 ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ルクレール/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 中国GPが開催される上海インターナショナルサーキットとアゼルバイジャンGPが行われるバクー市街地サーキットは共に長い直線があるレイアウトなので、「パワーのあるメルセデス勢が有利か」と思っていたのですが……そうはなりませんでした。
 第3戦の中国GPでは、予選でフェラーリ勢が他を圧倒。2番手タイムのライコネンが3番手のボッタス/4番手のハミルトンにコンマ5秒近い差をつけました。が、決勝では、スタートでベッテルがライコネンをブロックしたこともあってライコネンは4位に後退。そのベッテルも他を突き放すほどのペースはなく、テラーリはライコネンをベッテルより先にタイヤ交換を終えたボッタスへの盾にする“捨て駒”のような戦術(?)まで使ってなんとかベッテルの首位をキープし、見ている側としてはつまらないレースが続いたのですが……30周目にトロロッソ勢同士の同士討ちが発生(チームは戦略的にガスリーを前に行かせようとしたが、ガスリーが追い抜くタイミングが悪かった)、32周目にセーフティーカー導入。ここでステイアウトを選択したフェラーリとメルセデスAMGに対し、レッドブル勢は即座にタイヤ交換を敢行。セーフティーカー明けから大逆転劇が始まり、44周目にフェルスタッペン(レッドブル)はベッテルと接触してしまいましたが、リカルドはその翌周ボッタスを抜き去り首位浮上。そのままゴールし、今季初優勝を飾りました。ハミルトンは4位で、フェルスタッペンは10秒ペナルティが科されましたが5位。ベッテルはアロンソ(マクラーレン)にも抜かれて結局8位に終わりました。
 第4戦のアゼルバイジャンGPは、昨年までの6月開催から4月に移動したこともあって気温が上がらず、タイヤやブレーキの温度管理がさらに厳しくなり
かつ今年は決勝日に風も強く……決勝は昨年同様の大荒れレースになってしまいました。その決勝。オープニングラップでいきなりライコネンとオコン(フォースインディア)/アロンソとシロトキン(ウィリアムズ)が接触してセーフティーカー導入。オコンとシロトキンはリタイア/ライコネンとアロンソは後方からのレースに。そんな中、ベッテルは首位をキープして優位にレースを進めていましたが、31周目にタイヤ交換。ずっと2番手だったボッタスがステイアウトし首位浮上。そして、終盤40周目に激しく争っていたフェルスタッペンとリカルドの同士討ちが発生し、2度目のセーフティーカー導入。ここでボッタスはようやくタイヤ交換し、セーフティーカー明けの1コーナーでベッテルにインに飛び込まれたものの、ベッテルは止まりきれずにオーバーランしたため(4番手に後退)首位をキープできたのですが……49周目にリヤタイヤが突然バースト(※コース上のデブリを踏んだため)。ボッタスはそのままリタイアとなりました。結果、“漁夫の利”“棚からぼた餅”的にハミルトンが優勝。後方から追い上げたライコネンが2位、1回目のセーフティーカー導入時にタイヤ交換を済ませたペレスが3位、オーバーラン時にタイヤを痛めたベッテルは4位。5位にサインツ(ルノー)、6位には新人ルクレール(ザウバー)が入って「Driver of the Day Award」選出。7位にアロンソ、8位に昨年表彰台のストロール(ウィリアムズ)、9位バンドーン(マクラーレン)。10位にはハートレーが入り、F1での初ポイント獲得となりました。

 第4戦でようやく、メルセデスAMG&ハミルトンに勝ち星がつきました。そして、ハミルトンもドライバーズランキング筆頭になりましたが……今年のメルセデスAMGは、どうもおかしいですね。タイヤのコントロールに苦しんでいるのでは、と言われていますが、ハミルトンは「マシンは昨年よりも確実にドライブしづらくなっている」と言っているとか……どうなってるのか外野にはわかるはずもありませんけど、現状ではいつもの“盤石”って感じではありません。次戦は第2の開幕戦であるスペインGPなので、大幅なアップデートを持ち込んできて“盤石”が突然戻ってくるかもしれませんが……どうなりますかね。
 で、コンストラクターズランキング筆頭で調子が良いはずのフェラーリですが、こちらはこちらでレース戦略がおかしすぎますねぇ。ベッテルが開幕から2連勝したのは良かったけど、この2戦は表彰台にすら上れず。その一方で、酷すぎる扱いのライコネンがこの2戦でしっかり表彰台に上り結果を残しました。ヨーロッパラウンド以降はライコネンにもレースをさせてあげてほしいのですが……こちらもどうなることやら。そして、“3強”の一角のレッドブルは、リカルドが優勝という結果を残したけど、フェルスタッペンがねぇ……攻撃的ドライビングはたしかに魅力的だけど、いつまでたってもF1ドライバーとしては成長しませんねぇ。いいかげん、チームとして彼を御するべきじゃないですかね。
 トロロッソホンダは、バーレーンGPで大活躍したものの、中国GPではセッティングミスとかで全くいいところなく、アゼルバイジャンGPでもポイントは獲れたものの速さは見せられませんでした。ハートレーが言うにはSTR13は「他のチームのマシンに比べて風に弱い」傾向があるみたいなのですが……ま、弱点がはっきりしさえすれば、ジェームス・キーなら何とかしてくれそう。シャシー側で対処がセッティングミスも減るでしょうし、ここのところホンダPUがトラブルを起こしていないのは良い傾向と考えます。あとは、若いガスリーとハートレーがF1ドライバーとしての経験を積んでくれれば、ですかね。

 中国GPもアゼルバイジャンGPも、予選は順当/決勝はドラマチックで、見てる分には面白かったです。中国GPではリカルドはPUトラブルからの積み替え作業でQ1がホントにギリギリの出走で、そこからの大逆転優勝ってのは実にカッコ良かったし、アゼルバイジャンGPは大荒れで誰が勝つやらわからず、結果も表彰台にペレスが上るわ、ルクレールが6位/ハートレーが10位になるわで楽しかった。
 けれども……「F1として、レースとして、面白かったか?」と言われると、「うーん」ってところでしょうか。というのも、どちらのレースも“王者”メルセデスAMG&ハミルトンが王者らしく他を引き離したわけでもなければ、フェラーリを筆頭とした“王者”以外がその速さで“王者”を打ち負かしたわけでもないんですよね。中国GPのリカルドはチームの機転で勝利し、アゼルバイジャンGPのハミルトンはタナボタ勝利で、どちらも「最速だから勝った」とは言いがたい勝利でして、かつ2戦とも予選最速のベッテルは2戦とも散々で終わりましたし……「これでF1らしいと言えるの?」と訊かれたら答えようがなかったりします。私が見たいのは「誰が一番速く走るのか」であって、「誰が一番運が良いか」ではありません。「一番速い」ってのが、どうも見えてこないレースでは、なぁ……「今のF1はお金を払ってまで見るものではないな」と改めて感じてしまいました。
 というわけで、今月5月のフジテレビNEXTとの契約はしないことにしました。今年のスペインGPと伝統のモナコGPは見られないけど、しゃーないかなと。ただ、6月はポールリカールでのフランスGPがあるので、6月になったら改めて契約するか考えることにします。
 また、先日、コース上でのオーバーテイク増加を目的として2019年のF1技術レギュレーションを一部変更することが承認されたと発表されました。まぁ、ウイングなど空力デバイスへのちょっとした変更でしかないようですけど、反対もあった中で変更が承認されたということは「闘うレースとしてのF1」に回帰する一歩と言えると私は思っています。良い傾向なのではないですかね。

 F1が世界一速く走ることができるドライバーを決める世界選手権に1日も早く戻ってくれることを、強く望みます。

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2018年4月 9日 (月)

F1 2018 バーレーンGP

 2018シーズンのF1第2戦・バーレーンGP決勝が4月8日に行われました。

 今年のF1開幕戦・オーストラリアGPは3月25日に行われました。以前書いた通り3月はフジテレビNEXTと契約しなかったため、レース中継を見ていないので結果だけ簡単に。
■F1開幕戦 オーストラリアGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ベッテル(フェラーリ)
16位 ハートレー(トロロッソ)
20位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
15位 ハートレー(トロロッソ)
リタイア ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」アロンソ/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 予選ではハミルトンが2位ライコネンをも0.6秒以上引き離して圧倒。が、決勝ではVSC(バーチャルセーフティーカー)絡みでベッテルが首位となり、そのまま優勝。他方、デビュー戦となったトロロッソホンダは、予選も振るわず、決勝ではハートレー最下位/ガスリーはPUトラブルでリタイアという最悪の結果となりました。

 で、今季2戦目となるバーレーンGP。スカパー契約継続特典で4月はフジテレビNEXTを視聴できることになり、FP1からFP3に予選決勝と中継を見ましたので、記事にします。
■F1第2戦 バーレーンGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
6位 ガスリー(トロロッソ)
11位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
4位 ガスリー(トロロッソ)
17位 ハートレー(トロロッソ) ※13番手でフィニッシュしたものの、レース後の裁定で30秒加算ペナルティが科せられた
「Driver of the Day Award」ガスリー/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

 FP2/FP3とQ1でトップタイムを刻んだのはライコネンで好調そうだったのですが、Q2/Q3ではベッテルがトップタイムを叩き出してPPを獲得。特にQ3は1:27.958(コースレコード)と唯一人27秒台に入れてきましたからねぇ……今年のSF71Hはライコネンに合っているのではとか言われていますけど、ベッテルもSF71Hを手懐け始めているのかもしれませんね。
 決勝は、予選4位のハミルトンがギアボックス交換で9番手スタートとなり、スタートでボッタスが2位に浮上。1周目途中で電気系トラブルが発生したリカルドがリタイア/フェルスタッペンもハミルトンとの接触もあってかリタイアとなってしまい、序盤でレッドブル勢は全滅。また、1回目のピットインを早めに行って2ストップ作戦をとってきたフェラーリ勢は、ライコネンが36周目に2回目のピットインをしたものの、その際まだ左リアタイヤが外れてもいない状態(当然、左リアのタイヤ交換はなされていない)なのに発進してしまい、ピットクルーの1人を撥ねてしまう事件が勃発。違うコンパウンドのタイヤを同時に装着してコースに出るとペナルティとなるため、ライコネンはマシンをピットレーンで止め、そのまま降りてしまいリタイア。そして、最も硬いミディアムタイヤを後半に使う1ストップ作戦に出たメルセデスAMG勢に追い立てられる中、ベッテルは2回目のピットインをせずソフトタイヤのまま走り続けることを選択(「プランD」?)。当然タイヤは限界で最後の最後ボッタスに追いつかれたものの、これをブロックし逃げ切ることに成功。開幕2連勝を達成しました。また、“3強”のうちの3台が消えた中で4位に滑り込んだのは、今週末ずっと好調だったガスリー。前戦のトラブルが深刻で2戦目にして早くも2基目のPU投入となってしまいましたが、バーレーンに持ち込んだ新しいエアロパッケージが想定以上の効果を上げて安定した速さを見せ、早め早めの2ストップ作戦も功を奏して中団勢トップの4位となりました。
 いやぁ、ベッテル凄かった。終盤「さすがにタイヤもたんだろう」と思って見ていたんですけど……意外にボッタスが近づいてこなくて、追いついても抜けそうになく、結局逃げ切っちゃいましたからねぇ。30周しかもたないとされるソフトタイヤを38周ほども使いこんで、かつ追いすがるメルセデスAMGのマシンをブロック成功とは、ホント恐れ入りました。ガスリーも立派でしたね。青く光るマシンで水を得た魚のようにスイスイと走って、4位12ポイント獲得ですよ。Driver of the Dayにふさわしい大活躍だったと思います。開幕戦での絶不調がウソのようですなぁ。おめでとう!

 私にとっては今シーズンのF1の最初に見たグランプリとなったバーレーンGP、見ていて大変面白かったです。深夜までLiveで見ましたが、眠い目を擦りながらも見て良かったと感じました。ただ……初めて映像として見たHALOは、やっぱり不細工でひたすらジャマでしかなかったですねぇ。それに、ボッタスの追い上げも、あまりに迫力なさすぎでしたね。もちろんベッテルが頑張ったから相対的にああ見えるってことなのでしょうけれども、昨年ならアゼルバイジャンGPの最終ラップみたいに本家メルセデスパワーで直線でブチ抜いてたんじゃないかと。「PU基数制限で攻めきれないんかな」と思ってしまいました。
 次戦は連戦で、今週末に中国GPが開催されます。中継の終わりに森脇さんから痛烈なダメ出しされてたフェラーリ勢ですが……好調は続くのでしょうか。あまりに不運だったライコネンに頑張ってもらいたいところです。あと、トロロッソもどうなりますかね。ガスリーは勢いをそのままに、ハートレーにも次戦は結果がついてくると良いですな。

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2018年3月10日 (土)

F1 2018 プレシーズンテスト

 2月26日から4日間/3月6日から4日間の計8日間にわたり、F1のプレシーズンテストがスペインGPの舞台・カタルーニャサーキットで開催されました。
 車体のレギュレーション変更が、目立つところではHALO義務化程度な2018年のF1。発表されたニューマシンのデザインも、ジャマなHALOが装着されていること以外は昨年型の発展版といったところで変化には乏しく(禁止されたはずのシャークフィンも、小さくなっただけで背びれみたいなのが残っているのには驚いた)、テストでの各チームの序列もニュース記事を見ている限りでは特段変わりはないように思えました。
 まずは、マシン。とりあえずHALOについては無視するとして……サイドポンツーン後方の絞り込みが昨年型以上に抉られているのが今年型の特徴といえるでしょうか。あとは昨年型として最も成功したデザインといえるフェラーリSF70Hの空力パッケージングを取り込んだデザインが増えたってところですかね。レッドブルはモロにSF70H化しており、トロロッソの新車もノーズが細くてシンプルなものから突起付きの太めのものに戻ってしまいました。他方、メルセデスAMGは「昨年型と同じなんじゃねーの?」って錯覚するくらい外観は昨年型と似たクルマに仕立ててきました。で、トレンドの最先端であるフェラーリは先進的な空力設計をさらに推し進めたようなデザインになっており、今年からチーム名に「アルファロメオ」が入ってフェラーリの“Bチーム”化したとみられているザウバーは最も独創的なデザインで攻めてきました。このザウバーが速かったりしたらトレンドが変わって面白そうなんですけど……どうですかね。
 次に、チーム序列。フェラーリが最速タイム(1:17.182。※昨年型のタイムよりかなり速いが、コースが全面新舗装となったため、昨年のプレシーズンテスト/スペインGPのタイムとは単純比較できない)を記録し今年も速いのは間違いなさそうなんですが、一方のチャンピオンチームであるメルセデスAMGは今年のテストも信頼性やデータ検証重視だったようで、速さの追求は二の次のような感じに終始しました。焦っているようには感じられないので、例年通り「盤石」で「余裕かましてる」のかもしれません。“3強”のレッドブルは、今年もよくわかりません。速いときは速いけどトラブルも少なくないってことになりそうな予感がするテストになりました。他方、ホンダPUを搭載したトロロッソは、順調に周回を重ね、1回目のテストでは全チーム最多となる324周を走破。テスト中には若干のトラブルも出たものの、終始安定していたことが印象に残りました。ジェームズ・キーが言うには今年のマシンは「ホンダPUとのマッチング最優先の妥協の産物」らしいので、いきなり表彰台争いをするようなマシンとまでは言えそうにない感じですけど、中団争いには十分なポテンシャルがありそうに思えます。他の中団グループのフォースインディアやウィリアムズ、ハースにザウバーといったところも抜きんでたマシンはなさそうですからね。入賞争いというポジションでは、トロロッソホンダは面白い存在になるかもしれません。あと、残った(ワークス)ルノーとマクラーレンは……どうなるやらわかんないですねぇ。ときおり速さを見せるんだけど、深刻なトラブルも抱えがちっぽい感がありました。ただ、テスト最終日にアロンソがハイパーソフトタイヤを履いて1:17.784をマークしまして(1分17秒台を記録したのはフェラーリとマクラーレンだけ)……マクラーレンの新車は速いことは速いようです。鮮やかなイエローを纏うようになったルノー、オレンジ主体のカラーリングに変えたマクラーレン、うまく回ると良さそうですけど実戦ではどうなりますかね。

 何はともあれ、今年も2週間後には開幕戦・オーストラリアGPで、2018年のF1が始まります。
 しかしながら、私は今月の「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」の視聴契約をスカパーとしていません。結局、テストの情報に触れても「F1を見たい」という気にはなれなかったですわ。というわけで、今年のF1開幕戦のライブ視聴は不可能ということになりました。
 ただし、スカパー加入継続の特典として「フジテレビNEXT」を1ヶ月の間無料視聴できることになった(※スカパー自体との契約はずっと続けている)ため、4月はF1をライブ視聴できることとなりました。が、5月以降については今のところ決めていません。正直今なお「今年はカネ払ってまで見たくはないなぁ」って感じなのですが、“お試し”で見る機会が得られたので、後のことは4月開催のバーレーン/中国/アゼルバイジャンの各グランプリを見てから決めようと思っています。

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2018年2月28日 (水)

平昌オリンピック

 2月9日から25日まで、韓国・平昌で第23回冬季オリンピック競技大会が開催されました。

 開催前は資金がないの工期が遅れてるのと言われていましたが、オリンピックってのは始まってしまえば何とかなっちゃうもんなんですね。実際の大会運営には問題も多かったようですけど(問題指摘の報道が妙に弱いのは気のせいかな。何かしらの配慮?)、まぁ、全日程を一応クリアはしたのでその点では良かったですな。
 アジア開催、それも隣国での開催ということでテレビ観戦もしやすいはず、だったんですけど……忙しくて見る時間がないとかこちらの体調が良くなかったりとかで、中継はほとんど見ませんでした。ただ、日本選手団は大会日程中盤以降から大活躍で、金メダルは4個/銀メダルは5個/銅メダルは4個で合計は13個とメダル獲得数も冬季で過去最高だった長野大会(1998)での10個を大きく更新しました。いずれもニュースで見たんですが、スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲った平野歩夢選手とか、フィギュアスケート男子シングルで連覇を達成した羽生結弦選手に銀メダルの宇野昌磨選手とか(男子シングルの1位2位が日本人で占められるなんて、ソビエト全盛期を知ってる人間には信じられんことですが……あの2人は本当に凄い)、スピードスケート女子500mで金メダルの小平奈緒選手とか、素晴らしかったですね。あと、カーリング女子の準決勝/3位決定戦はLiveで見ましたが、粘り強い戦略で最後銅メダルを獲得したのにはしびれました。他の競技の選手も、経済的に厳しい環境にあると言われる中、よくやったと思います。
 ただ……今大会は選手や競技とは関係ないところでの話題が強すぎて、実に不快でしたねぇ。大会前はドーピング絡みでのロシア追放、大会直前と開幕直後は北朝鮮代表団による政治利用。そして、何に媚びてるのかわかりませんが日本のマスメディアによる連日の北朝鮮喝采報道が、もうウンザリでしたわ(妹がどうの美女応援団がどうのなんて知るかっての)。オリンピックの商業肥大化だけでもいい加減にしてほしいのに、こうも露骨に政治利用され、日本の報道がその利用っぷりをさらに過熱させるなんてのはホント「これっきり」にしてもらいたいと思うのですが……次の夏季大会は東京/次の冬季大会は北京となぜかアジア開催が続くので、2年後4年後もこんなことになってしまうのでしょうかね。

 現代オリンピックは莫大なカネが動くので政治とは切っても切れない関係にありますから、これを切り離すことはもはや不可能でしょうし、これを利用しようとするあらゆる政治勢力に関する報道を一切絶つということもできないことかもしれません。にしても、オリンピックというのは4年もの歳月をかけて準備してきた世界最高レベルの競技者たちの祭典であり、最高峰の競技大会であることを忘れてはならないと私は思います。
 祭典だからとはしゃぐこと自体は悪いと思いませんけど、オリンピックではしゃぐのなら純粋に競技に関してだけはしゃいでもらいたいものです。少なくとも、2年後の東京大会は、可能な限り参加する競技者のための大会になってもらいたい、そう願わずにはいられません。

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