2020年7月 4日 (土)

F1、2020年シーズン開幕

 2020年7月3日、現地時間午前11時(日本時間午後6時)。オーストリアのレッドブルリンクにて、F1マシンが走り始めました。
 F1の2020年シーズンが開幕しましたよ。
 3月13日の今シーズン開幕当日にオーストラリアGPが急遽中止になってから約3ヶ月半が経過して、ようやく……いやはや、本当に長かったですな。
 
 F1グランプリとはいえ、観客席は無人/入場できるメディアの人数も大幅に制限/ピットクルーも人数制限があって、かつマスクまたはフェイスシールド着用義務あり、その他諸々の新型コロナウイルス感染症対策を施した上での開催ですが、10チーム全20台のF1マシンと20人のドライバーたちはきっちり金曜日のFP1/FP2をこなしました。他のレースでは短縮スケジュールで開催されたりもしていますが、F1は金曜日のFP1&FP2/土曜日のFP3+予選/日曜日の決勝と通常どおりのスケジュールで開催するようですね。今後過密日程が組まれていることもあってか、全車クラッシュはなく、ドライバーもマシンを壊さないよう慎重に走っている風にも見受けられましたが、昨年の金曜と変わらないようなタイムを刻んで走っていたのでそれなりには攻めているみたいですね。
 今月から再契約したフジテレビNEXTで観戦したのですが、やっぱりF1がサーキットを駆け抜ける姿を中継映像で見られるというのは良いものですね。映像を見ていて、とても感慨深かったです。
 
 新型コロナウイルス禍は未だ収まっておらず、日本でも再拡大の懸念が現実化しつつありますが……F1はこのまま予定通り順調に開催し続けていけることを祈っております。

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2020年6月 5日 (金)

F1開幕正式決定

 前の記事に引き続き、F1の現状について。

 日本では5月いっぱいまでとされていた緊急事態宣言の期間が短縮され5月25日に全面解除となりましたが、世界では新型コロナウイルス禍の中心は現在ブラジルなどへ移動しています。ヨーロッパでは経済活動を優先すべく自粛解除される国が相次ぎ、ドイツでは無観客開催ながら厳格な感染防止対策を実施の上でブンデスリーガが始まりました。また、惨憺たる有り様だったイタリア・スペイン・フランスなどでも段階的ながら自粛解除が進められています。
 で、F1についても無観客開催であるならば可能であるとの気運が高まりまして、現地時間6月2日に正式な2020年のカレンダー(第8戦まで)が発表されました。
開幕戦 7月5日 オーストリアGP
第2戦 7月12日 オーストリアGP
第3戦 7月19日 ハンガリーGP
第4戦 8月2日 イギリスGP
第5戦 8月9日 イギリスGP
第6戦 8月16日 スペインGP
第7戦 8月30日 ベルギーGP
第8戦 9月6日 イタリアGP

 オーストリアGP(7/5決勝)を開幕戦として翌週も第2戦として同サーキットで開催するダブルヘッダーとすることは前回の記事時点での情報のままですが、イギリスの都合で第3戦にハンガリーGPが入り、8月上旬にダブルヘッダーでイギリスGP、続いてスペインGPが復帰し、ベルギーGPとイタリアGPは当初の予定日通りの開催ということに決まったようです。
 ただ、オランダGPについては今年は開催されないことが正式に決定/日本GPを含む第9戦以降については現時点では未定となっています。もちろん、新型コロナウイルスが再び蔓延するようであればカレンダーの見直しもありうるようで、どこかが空くようであればドイツGPやサンマリノGPが復活するという話も今なおあるようです。
 アメリカではNASCARが5月17日に本当に開幕し現在シリーズ9戦目まで進行中/インディカーも予定通り現地時間6月6日開幕予定と着々と進行している中、いよいよF1も今シーズンの開幕が正式に決まって何よりではありますが……一方で10月16~18日にツインリンクもてぎで開催予定だったMotoGPの日本GPは先日開催中止が正式に決定しました。F1としてはアジアやアメリカでの開催実現を目指して調整中なようで、実際ベトナムGPは開催されそうという報道が出たりもしていますが、他方シンガポールGPは無理との報道が出ていたりもしますし、外国人のチームスタッフを多数受け入れないといけない以上日本でのF1開催は現時点では難しいかもしれませんな。
 あと、名門チームと言われるウィリアムズに今、身売り話が出ています。同じく危機的状況と伝えられていたルノーは会社本体が大変ながらどうやらF1活動自体は大丈夫そうな雰囲気ではありますけど……元々各自動車メーカーは不況に喘いでいた上に今回の新型コロナ禍ということで、F1を巡る経済情勢も厳しくなる一方のようです。なんとか予定通りに来月開幕して、F1ビジネスがまた回り始めてくれると良いのですがね。

 続報を待ちたいと思います。

追記:F1は6月12日に、今シーズンのアゼルバイジャンGPとシンガポールGPと日本GPの開催を断念したことを明らかにしました。アゼルバイジャンとシンガポールは公道を使うので元々モナコ同様に通常と異なる時期の開催が難しいのですが、クローズドサーキットである鈴鹿での日本GPも早々にキャンセル決定とは……現時点では日本の入国制限は厳しいままで、ヨーロッパ各国に対して解除の見通しも特例を設ける予定もありませんから、MotoGPと同じく開催は中止せざるを得ないのでしょう。残念ですけど、新型コロナの感染拡大防止のためには仕方ありませんね。

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2020年5月11日 (月)

F1は開幕できるのか

 日本でも緊急事態宣言の期間が5月いっぱいまで延長されましたが、世界でも新型コロナウイルス禍はまだ収束に至ってはいません。
 おかげでサッカーの欧州選手権(EURO2020)や東京オリンピックのような世界的イベントは当然のように来年に延期となり、プロスポーツも一部を除いて未だに世界中で開催できておらず、モータースポーツもその例外ではありません。
 
 で、F1も、開幕戦のオーストラリアGPが開催直前で中止/第2戦バーレーンGP&第3戦ベトナムGP&第4戦中国GPが延期となったところまでは前回の記事で書きました。その後、
・開幕戦オーストラリアGP主催者側は中止ではなく延期との意向
・第5戦オランダGPと第6戦スペインGPは延期が決定
・第7戦モナコGPは中止が決定
・第8戦アゼルバイジャンGPと第9戦カナダGPは延期が決定
・第10戦フランスGPは中止が決定
となりました。また、経済的事情に鑑み2021年シーズンは現行レギュレーションをそのまま使い、シャシー&PU開発も今シーズンは事実上凍結/新レギュレーションは2022年からとし、8月のサマーブレイクは春(今)に前倒しして取得したこととするなどの対応が取られました。
 他方、世界的に感染拡大の勢いが抑えられた地域から活動自粛解除の方向にありまして、現時点では感染拡大防止の観点から無観客開催を前提としながらも、
・第11戦として予定されていたオーストリアGP(7/5決勝)を開幕戦とし、翌週も第2戦として同サーキットで開催するダブルヘッダーを予定
・第12戦として予定されていたイギリスGP(7/19決勝)を第3戦/翌週も同サーキットでダブルヘッダー開催を予定
・第13戦として予定されていたハンガリーGP(8/1決勝)は第5戦として開催予定
・サマーブレイクはなくなったので、8月中のヨーロッパでの開催を模索中(ホッケンハイムでのドイツGP復活とのウワサあり)
・第14戦として予定されていたベルギーGP(8/30決勝)は開催を検討中
・第15戦として予定されていたイタリアGP以降は不明。日本GPも現時点では不明
・最終戦として予定されているアブダビGP(11/29決勝)以降も開催することを検討中
といったところになっているようで、特にオーストリアGPについては着々と開催に向けて準備が進められているようです。他にも、MotoGPが7月開幕を予定していたり、今や最大の感染国となったアメリカではインディカーが6月/NASCARに至っては来週開幕を発表していたりします(大丈夫なのかな……)。
 ただ、イギリスGPやハンガリーGPにベルギーGPについてもそれぞれの政府のコロナ対策で開催に支障が出そうとも報じられていますし、自粛を解除した途端感染の“第2波”がとも報じられ始めており、F1が予定通りに7月開幕となるかはまだ予断を許さない状況にあると言えそうです。

 予定されている通りにオーストリアGPで今シーズンのF1が開幕できれば良いのですが……例年のような各チーム全力での競争を見ることはできそうになく、選手権としてはどうなのかなと思うところは正直あります。かといって、開催を断念し続けると分配金が入らず規模の小さいチームが消滅してしまうとも報じられてますし(世界がこんな状態だと、大規模だったらメーカーワークスだったら生き残れる、とも限らないのだが)……日本でも今議論の的になっている「感染拡大防止と経済活動を両立させる」べく、F1も難しい舵取りを迫られてますね。
 私には新型コロナ禍に対しては自身の活動を可能な限り自粛することぐらいしかできませんし、F1開幕となってもフジテレビNEXTと契約しお金払って(※この放映権料こそが今シーズンのF1最大の収入源なので、極めて重要)観戦応援することぐらいしかできませんので、もどかしい限りですけど……薬なりワクチンなりで、厄介なウイルスを人類が克服できるよう祈るしかないのですかね。

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2020年4月12日 (日)

緊急事態宣言 ~その2

 その1からの続き
 緊急事態宣言が発効した後に、政権批判がマスコミとネットであまりにも大量になされているため、9日になって追加したツイートがツイート5と6の2つです。
 
■ツイート5
新型インフルエンザ等対策特別措置法を読んだ人なら、宣言発令時の首相の会見内容が大まかで各知事の会見の方が具体的だった理由もわかるはず。
にも関わらず、首相の会見はポエムだの気持ちが伝わってこないだの……批判勢力こそ精神論者ではないですかね?
批判もいいが、法文くらい読んでから言え。
 
○新型インフルエンザ等対策特別措置法第3条1項
 国は、新型インフルエンザ等から国民の生命及び健康を保護し、並びに新型インフルエンザ等が国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにするため、新型インフルエンザ等が発生したときは、自ら新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施し、並びに地方公共団体及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に支援することにより、国全体として万全の態勢を整備する責務を有する。

 新型インフルエンザ等対策特別措置法は感染症対策の特別な権限を地方公共団体&その首長たる都道府県知事に授与し、国はその対策を支援し態勢整備する責務を定めています。つまり、新型コロナ対策は指定地域の知事が行い、国の行政権の長である内閣総理大臣(首相)はこれを支援するという立場にあるのです。法制上そういう役割分担がある以上、会見内容も自ずと変わってきます。
 マスコミは法律がそうなっているのだからそのことを読者視聴者にきちんと説明すれば良いのにそれをしなかったということもありますが、ネットには安倍首相の会見を非難するコメントが大量に溢れかえり、私もそれなりの数の非難コメントを目にしました。
 しかし、これらは法律を知らないだけの全くの的外れな意見と言わざるを得ません。だから「新型インフルエンザ等対策特別措置法を読んだ人なら」と書きました。
 また、「外国のリーダーはもっといい会見してるのに」という批判も多いですが、そういう「外国」は体制が異なりそのリーダーは日本における内閣総理大臣よりも強い権力を有していて、だいたいロックダウンなどの対策実施に伴い自国民を処罰しています。良い演説でもして自国民を納得させる必要の度合いが、日本とは全く違うのです。
 「アベは“1強”の絶対権力者じゃないか!」ですか?そんなのは一部マスコミが勝手に言ってるだけです。信じこんでいる人間には「日本国憲法の統治機構を勉強しろ」としか言うことはありません。例の“戦争への反省”というやつで、日本の内閣総理大臣の権力は本当に弱められていて、国会と協働しないと権力行使できないのです。そもそも安倍首相が本当に絶対権力者だったら、それに対して文句ばかり言ってるあなたはもうこの世にいませんが?絶対権力者なる者がどういう存在なのか知りもしないで安直に使ってんじゃないよ、と。
 「専門家の意見も聞かずに気分だけで決めている」みたいな批判もよく見ますが、特措法14条などを読んでから言って下さい。それに、気分だけで決めているのは、何の知識もなく知ろうともせず考えず誰かが言ってることをコピーして感情で人を罵っているだけの連中の方だと私は思いますが。どれほど言ってることが理不尽だろうが「やればできる、やらないからできない、安倍はやってないだけ」、それこそ精神論ですよ。簡単な法文すらも読んでいないのなら、何も言わないでいただきたい。
 
■ツイート6
念のため言っておくけど、私は安倍政権につき安保法制以降支持しないので、首相の擁護はしません。
マスコミもですが、今Twitter上に溢れかえる批判があまりに理不尽で現状に対する危機意識がまるで感じられないことに腹が立つのです。批判しかしないってのは、コロナ禍を他人事と思ってる証拠ですよ。
 
 私は、考え方が甘い「美しい国へ」を読んだこともあって、第一次安倍内閣については批判的でした(当時のブログにも書いてある)。その後民主党政権を経て返り咲いた第二次安倍政権について当初は実務的で高評価をしていたものの、2015年の安全保障関連法案の議論から安倍政権……というより国会全体を信用しなくなりました。この議論の際に当時の維新の党が現行憲法に即した対案(これがまた特別素晴らしい案だった)を出した<維新の党の独自案のページ>ものの、国会内はもちろん世間的にも無視されるような形で与党案が決まってしまったことがありまして……出すタイミングが遅すぎたとかの事情はあれど、他の党も乗っかり方が異常に弱く、マスコミまでもがこの案につきほとんど言及せずに与党案成立に突っ走ったのが許せなかったし、「この法制、マスコミも含めた中央の連中は、表向きとは別の目的があるんだな」という不信感を当時強く抱きましたよ。他にも、その1で書いたいい加減な法律を議決し平気で国民を縛り続ける国会のヘラヘラ具合に腹が立ち続け……だから、2017年衆院選でも昨年の参院選でも私はTwitterで「前職議員は全員落としたい」とつぶやいていますし、実際にそういう投票行動をとりました。そんな私が、そんな国会議員である総理大臣及び各大臣で構成されている内閣(議院内閣制)を支持するわけがないでしょう?結果、自国の首相だからと擁護することもしない、そういうことです。
 ただし、「アベ憎し」という理由があるのかないのかもわからない(2006年から安倍晋三氏を個人として恨む人たちか、とも思ってはいるが)のにひたすら叩いている連中とは理由が全く違いますから。誤解なきよう、そこは念押ししておきます。
 
 マスコミも含めて、Twitter上には連日安倍非難政府批判が溢れかえり、トレンドにどの時間であれ1つ2つは批判関連のがあるような状態(トレンドが批判で埋め尽くされていることもある)で、そのあまりの多さに呆れ果てる毎日だったりします。
 この点、「政治に対して一切批判するな」とするのは間違いです。それは緊急事態にあっても変わりません。人間がすることに間違いは必ず起こりますから、正すべきを正すためにも正当な批判であればそれはあってしかるべきです。
 しかし、政治への関心もなく、基礎知識もなく、憲法も知ろうとせず、投票にすら行かないような人間が、ただただ感情論で他人や社会を罵っているだけっていうのは「批判」ではありません。ただの罵詈雑言です。言っているのが匿名実名有名無名ネットリアル、どれであっても関係ありません。どんな人間の発言であれそれが罵詈雑言であれば何も生み出さず、誰かの心を傷つけるだけで、害でしかない。
 そんなことは一切お構いなしで、自分の考えだけが正しいんだ、だから他人をどれだけ罵ったって正しいんだからいいんだ、自分さえよければいいのだから他人なんて罵り続ければいいんだ……そんな身勝手で幼稚な人間が、今この国にはあまりにも多すぎると感じます。もちろんそんな人ばかりではないこともわかっていますし、そういう人間が社会に一定数いるのは今も昔も変わらないことなのですが、正直こうも数が増えているとは思っていませんでした。この2ヶ月ほどで「この方が?」「え、この人も?」……誰とはわざわざ言いませんが、Twitterを見ていてその人たちの言い草や態度にどれほど失望したことか。危機的状況ってのは人間の本性を炙り出してしまうのだなぁと実感しましたし、自分の認識もまだまだ甘いのだなと痛感しました。あと、2012年に「要請」ばかりの新型インフルエンザ等対策特別措置法を起案した人たちや賛成した議員のことも一概に悪くは言えないですよ。まさかここまで身勝手な国民が多くなっているとは……8年以上前なら想定できなくても無理もないと私は思いました。
 また、別の話で私はこういうツイートも先月末にしました。
本当の意味で人が危機感を持った状態というのは、自分が生きるか死ぬかの瀬戸際になったことを認識し「もう政府批判だの社会批判だの他者批判だのなんてしている場合ではない」と悟った状態のことを言うと私は思いますけどね。
批判なんてしてられないんですよ、覚悟決めざるを得なくなるので。
 「死」と直接向き合うこと、すなわち「俺(私)、死ぬの?」って本気で考えると、人って態度も言葉遣いも顔つきさえも変わります。医師や看護師にくってかかってたような人が突然謙虚になる、以前病院に入院中そういう人を何人も見ましたし、私も死生観が変わりました。新型コロナウイルス感染症は、致死率こそ低いものの人の命を奪う感染症です。自分がかかれば死ぬかもしれないし、自分が死ななくとも伝染った相手が命を落とすかもしれない、そういう「死」と隣り合わせの重い病気なのです。本気で新型コロナウイルス感染症と向き合ったなら、自分の「死」と向き合っているはずです。謙虚になっているはずなんです。「批判しかしないってのは、コロナ禍を他人事と思ってる証拠ですよ」と書いたのはそういう思いを表現しました。「死」と向き合うことがどうしてもできない人(怖いから逃げる人)もまた一定数いると経験則上わかってはいますが……批判ばかり並べ立てている人には、自分と向き合い、考え直してもらいたいです。本当に。
 
 最後に。
 政府も、官僚も、社会全体を見渡して物事を決めなければならない責務があります。社会全体を見渡すとは、政治面経済面を合わせ見ることのみならず、何もかも反対する人間や自分さえよければ良い人間や反社会的勢力とか犯罪者でさえも確実に存在する現実を見通すということであり、その上で昼夜を問わず懸命に策を練っているのです。もちろん考えた結果が正しいとは限りませんし現に間違っていると私も感じることが多々あるけれど、本当に私たちはそんな社会の現実を事実として受け止めていますか?その上で、どうすればいいのかって真剣に考えたことありますか?今、最も大変なのは現場で感染症と闘う医療従事者の方たちで本当に頭が下がりますけど、政府や官僚だって寝る間を惜しんで対策を考え日々実行しているのです。
 感情のまま批判ばかり繰り返す前に、ほんの少しでも良いので相手の立場のことも考えてから発言をしていただきたい。
 よろしくお願いいたします。
 
追記:ちなみに、私Bleumerは国権の最高機関たる国会とそのメンバーたる国会議員をTwitterで強く批判していますが、憲法上の国会の位置づけ、国会議員の立場、代議士としての立場、いずれもしっかり考慮の上で批判しています。Twitterの字数制限で説明不足になっていることは承知しておりますが、念のため。

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2020年4月11日 (土)

緊急事態宣言 ~その1

 政府は4月6日、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を発令する方針を発表。翌7日に安倍内閣総理大臣が記者会見を開き「都市部を中心に感染者が急増し、(中略)医療提供体制がひっ迫している地域が生じていることを踏まえれば、もはや時間の猶予はない」として、史上初の「緊急事態宣言」発令。翌8日未明に官報で公示されて発効しました。
 
 この「緊急事態宣言」は、新型コロナウイルス感染症に適用されることを明記した附則1条の2を加える改正が3月13日になされた新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいてなされるものです。
 しかし、この法律はその名が示す通り2009年に世界的に流行した新型インフルエンザへの対策特別措置法として2012年に成立公布/翌2013年に施行されたものであり、それを国会の都合で単に流用しただけなので、今回の新型コロナウイルス感染症への対策としては十分とは言えない点が多々あります。また、マスコミが欧米で現に実行中の“ロックダウン(都市封鎖)”をさんざん煽った結果、「緊急事態宣言=日本でロックダウン実行」と誤解する人が続出(しかも、当のマスコミは無責任にも現行法制下ではロックダウンできないことをあまり報道せず、緊急事態宣言後にようやく明確に「できません」と報じた)。新型コロナウイルスの国内感染者増加の報道がヒートアップしていく中で不安になったのか「早く緊急事態宣言を出せ!」「政府の対応は遅い!今すぐ出せ!!という世論が高まっていきました。
 その勘違いから生まれたと思われる声のあまりの大きさに「ちょっと待てよ」と言うため、Twitterに「(間違った期待をしている)緊急事態宣言がいかなるものなのか、根拠条文を読んでほしい」というツイートを4月5日に上げました<こちら>(上げた翌日に発令方針が発表されてかなりビビりましたが)。
 とはいえ、ツイートは字数制限があって必要最小限のことしか書けず、どうしても説明不足な主張になってしまいます。なので、当ブログにて私の主張意図を補足しつつ、「緊急事態宣言」発令の1週間の記録として記事の形で残そうと思います。
 
■ツイート1
「緊急事態宣言」がなかなか出ないことで苛立っている人が多いみたいですが、文句を言う前に、その宣言がいかなるものなのか根拠条文たる新型インフルエンザ等対策特別措置法を読んでみることをお勧めします。検索すればすぐ全文見つかるし、特措法なので30分もあればざっと読むことができますから。
 
 主張する以上は全文載っているページをリンクするべきなのでしょうが、自分で検索してほしかったので敢えてツイートはしませんでした。たとえば、e-Govの該当ページ<こちら>になります。
 昔は六法書に載ってないような法律の条文を調べようとすると大変でしたが、今は検索すれば一発で出ます。緊急事態宣言発令方針発表後にマスコミがその内容につき説明するようになりはしましたが、新聞テレビは主たる読者視聴者である老人向けに「老人がわかりやすい」説明をするだけだし、ワイドショーなどの知性すら放棄したような説明ではもはや正確な理解など不可能と言ってもいいほどの惨状です(見てみたが本当に酷い)。
 六法と呼ばれる憲法/民法/刑法/商法+会社法/民事訴訟法/刑事訴訟法を理解しようと思うとそれこそ資格試験に合格するレベルの勉強が必要になってしまいますが、特定の事象のみ対象にした法律や今回のような特別措置法であれば普通の日本語読解力で十分読めるように書かれています。
 「マスコミの報道はなっていない!」と思う方は、今回の騒動を機に今後は根拠条文にあたってみるようになってもらえると良いなと思います。法文に扇動や捏造は入り込みません(※扇動目的の法律は除く)。
 
■ツイート2+ツイート3
新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正が成立したのは先月13日で即日公布翌日施行されましたが、改正案につき1ヶ月前に国会でどのような議論が行われ、1ヶ月前のマスコミがそれをどう報道し、1ヶ月前のネットがどんな反応をしていたか、皆さん覚えていますか?
本当に覚えてます?
もちろん状況がその頃と今では全く違うのは承知していますが、扱いが一貫しているのは政府の方です。
法文を読めばわかりますけど現状に対しとても有効とは思えないショボい効力しかない宣言をやたらと危険視していたのは、与党以外の党であり、マスコミであり、ネットでしたよ。わかってますか?
 
 今から検索しても3月時点の世間の状態がどうだったのかヒットしにくくなっていますが、「新型インフルエンザ等対策特別措置法改正 反対」あたりのキーワードで検索してもらえれば当時の反応もまだわかると思います。法改正自体に根強い反対論が多く見られ、「政府が緊急事態宣言だなんて、とんでもない」ってのが一般的だったんですよ。もちろん“左”の人たちは「アベに権力を与えるな!」の一点張りでした。その人たちのツイートでも遡ればたくさん出てくるんじゃないですかね。
 一方、政府は首相官邸の3月14日の記者会見ページ<こちら>などを見れば分かるように「様々な私権を制限することとなる緊急事態の判断に当たっては、専門家の御意見も伺いながら、慎重な判断を行っていく」という慎重論で、3月も4月になっても一貫していました。
 「法改正なんて必要ないし、緊急事態宣言だなんてとんでもない」から「緊急事態宣言は当然で、なぜ早く出さない」に180度言ってることが変わったのは私たちの方です。状況が変わったとはいえ、あまりに身勝手が過ぎると思いますよ(ああ、“左”の連中は、いずれも政府批判に利用していただけなので変わってないのかもしれませんが)。
 「現状に対しとても有効とは思えないショボい効力しかない宣言」というのは新聞テレビの説明でもわかったでしょう。特措法5条にある国民の自由と権利尊重のために強制力がほとんどなく、ほぼ「要請」しかできないのです。「こんなのが危険とか……」って改正論議のとき私は思ってましたが、「いつものことか」とも思ってましたね。この国では権力反対とさえ言っていればそれだけで偉いので。
 
■ツイート4
先週になって「緊急事態宣言は役に立たない」という論調の記事も出るようになりましたが、足りない分は再改正したっていいし、別の法律を国会で作れば強制力や罰則を伴う命令権限を政府や地方自治体に与えることだって可能です。
なぜそういう意見も議論も記事もないのか、私には不思議でなりません。
 
 週刊誌の記事などで「役に立たない」という論調の記事はたしかに見たのですが、「役に立たないんだよ」で終わってその後がないんですよね。
 新型インフルエンザ等対策特別措置法をさらに改正することだって可能だし、別に新たな法律を作れば行政に授権することは可能です。現に欧米では新型コロナ禍に対して使える法制度があればそれを使い、なければ法改正で対処しています。韓国だって国会で法律作って対処してますよ<日本経済新聞の記事>。
 「なんでここまで立法論にならないんだ?」と疑問に思ってたら、どうやら「憲法上、無理」ってどっかのテレビの“偉い”人が説明したみたいで、それ以降「罰することは憲法上できない」などとTwitterでも突然大量に湧いたのを見ましたが……もちろん基本的人権尊重は大切で不当な処罰は許されませんけれども、正当な理由があって適正な手続を経ても処罰してはならないなんて規定は日本国憲法にはありません。そんなに国民を処罰できないのなら刑法なんて存在しえないですし、だいたいここ数年「こんなことで処罰するのかよ」って法律を国会で当たり前のように作っていますよ。児童ポルノの単純所持処罰などの規制強化(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律 2014年)と「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」(いわゆるリベンジポルノ防止法 2015年)に違反した者は懲役か罰金刑に処されます。さらに一部の政党は本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律(いわゆるヘイトスピーチ解消法 2016年)に処罰規定つけようとしていましたが?言っただけで日本国民であるが故に処罰される寸前だったのに、もう忘れましたか。処罰規定のある特別法なんてこれらに限らず山ほどあります。既に、私たちは「いい加減」とも思えるような理由で法律により処罰されるのです。
 繰り返しになりますが、処罰の必要性と許容性があり全国民の代表である国会が議決した法律があれば、国民を処罰することは現行憲法下でも可能です。私は日本では完全な都市封鎖までは必要性も許容性もないものの(※少なくとも現状では。事情による変更はあり)、新型コロナ禍に限った上で指定地域での行動を制限する命令権限と違反する者に対する罰金刑程度であれば認める必要性も許容性も現状で既にあると考えています。
 上記ツイートの時点では「そういう意見も議論も記事もない」状態でしたが、緊急事態宣言が無力と知れ渡ったこともあってか、意見は出始めましたね。おそらく議論も始まるでしょう。もちろん処罰なんてしないに越したことはないので、私たち国民住民が自粛要請にきちんと従い接触を8割本当に控えられていれば良いのですが、それをどうしても守ろうとしない人間があまりに多いのであれば罰するしかないと思います。
 
 そして緊急事態宣言が発効した後に、政権批判がマスコミとネットであまりにも大量になされているため、9日になって追加したツイートがツイート5と6の2つですが、長くなったのでこれらについての補足は別記事<その2>にします。

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2020年3月14日 (土)

F1オーストラリアGP中止、そして第2戦以降の延期決定

 2020年のF1開幕戦・オーストラリアGPが、3月13日午後0時(日本時間午前10時)のFP1から始まるはず、だったのですが……心配されていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者がマクラーレンのチームスタッフに1名いることが開幕前日(3月12日)に判明し、マクラーレンが参戦取りやめを発表。その後深夜に及ぶ協議を経て、「F1ファミリーおよびそれ以外を含む幅広いコミュニティの安全、さらに競争の公平性を優先する」として、オーストラリアGPのキャンセルが発表されました。
 さらに、夜になってから第2戦・バーレーンGPと第3戦・ベトナムGPを延期して代替日程についての選択肢を探っていくと発表されまして、F1とFIAは現時点では「選手権はヨーロッパにおいて5月末にスタートする見通し」と考えているようです。「5月末」となると、5月3日決勝予定の第5戦・オランダGP/5月10日決勝予定のスペインGPも中止または延期ということになるでしょうし、5月24日決勝予定のモナコGPか、予定のない5月31日に延期したどこかしらのGPをもってきて開幕戦にすることを想定しているのかもしれませんね。
 
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍、日本も現在進行形ですが、今月に入って欧米が大変なことになっています。特にイタリアが突出していて昨日の時点で死者が1000人を超え、3月9日にはイタリア全土に移動制限措置が出されました。当然フェラーリの本拠地マラネロ/アルファタウリの本拠地ファエンツァ/ピレリの本拠地ミラノも封鎖されています(※アルファロメオの本社もミラノにあるが、アルファロメオ・レーシングの本拠地はザウバーの本拠地であるスイス・ヒンヴィル)。オランダやスペインにフランスやドイツも患者数が増え続けており、アメリカ合衆国は昨日よりイギリスを除くヨーロッパからの入国を30日間禁止しました。そのアメリカを含む北米でも患者が増え続けており、NBAが今シーズンの残り試合すべてをキャンセルにしたり、カナダで開かれる予定だったフィギュアスケートの世界選手権が中止になったりとするなどしています。最初に大流行した中国では既にピークアウトしたように報道されていたりもしますが……安心するにはまだまだほど遠い状況だと思われます。オーストラリアでも、12日に俳優トム・ハンクス夫妻が感染したことを公表したり、昨日は政府のダットン内相が感染したと発表したりと大変そうで……仮にマクラーレンのスタッフが感染していなかったとしても、F1グランプリを興行できる状態ではなかったと思われます。様々な事情が重なっているためにキャンセル発表が開幕当日というドタバタ劇になってしまったようですが、オーストラリアGPは中止にして正解だったのではないでしょうか。
 
 相当速いと目される今年型のF1マシンの本当の力を今見ることができなくなってしまったのは本当に残念でならないのですが……このような状況下ではスタッフや観客の人命や安全が最優先なのは当然のことですから、致し方ないですよね。
 時期をずらすことで運営側の目論見通りになるかどうかもわかりませんけど……今は、2020年のF1シーズンが5月に開幕することを信じて、吉報を待ちたいと思います。

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2020年2月29日 (土)

F1プレシーズンテスト2回目

 2月26日から28日までの3日間、F1のプレシーズンテスト2回目がカタルーニャサーキットで開催されました。
 2回目ということで、各チームはより実戦的なテストメニューをこなしていた……と思われますけど、当然ながら「手の内は見せない」ので、予選シミュレーションをしていたにしても見た目のタイムには反映されておらず(燃料多く積んでおくとか、エンジンモードで出力下げておくとか)、実際のところはわかりません。ただ、1回目も2回目でもトップタイムを記録したのはメルセデスAMGのボッタスでした。今までにない「DAS」なんてのを搭載している以上、ドライバーも実車での感覚を体に叩き込んでおかないといけないだろうし、作動機構を実際に動かしてみた際のデータも取らないと実戦で使えないしで、他より早い調整が必要だったんじゃないかと思います。とはいえ、903周・4203kmを走り込んでいて、走った距離も1番なんですよねメルセデスAMGは……やっぱり今年も“盤石”なのでしょうか?
 他方、残りのチームは徹底的に走り込んでいて、走行データを取れるだけ取った感じです。特にフェラーリが今年のテストはマイレージ稼ぎまくっているように見えましたが(844周・3929km)……ま、27日はベッテルが全チームの最速タイムを記録しましたし、速さもあるのでしょう(たぶん)。また、メルセデスPUに交換を余儀なくされるようなトラブルも発生する中、ホンダPUはまったくトラブルを起こさず2回のテストを通じレッドブル/アルファタウリの合計で1549周・7211キロを走破したとか。PUはもちろん、シャシー側もたんまりデータを蓄積できたでしょうから、今シーズンの両チームの大活躍を期待したいですな。残りのチームも似たり寄ったりのタイムを出してきているので、今シーズンはここ数年より上位と下位の差が詰まったレースが繰り広げられるかもしれません。

 実に開幕が待ち遠しい今年のF1、なのですが……中国武漢で昨年末に発生し今年に入って猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍が収まる気配がなく、日本を含むアジアや開幕戦が行われるオーストラリア、フェラーリやアルファタウリの本拠地があるイタリアなどでも感染者が出ています。第4戦が予定されていた中国GPは正式に延期が決まったものの、他では今のところ開催される予定ではあるようなのですが、既に物資の搬入や人員の移動に支障が出ていて(シンガポールなどの経由地が通れないとか)、開幕戦のオーストラリア/第2戦バーレーン/初開催となる第3戦ベトナムがキャンセルされるのではないかと言われています。日本の大規模イベントについては政府から自粛要請が出されていますが、オーストラリアなどではそういう要請も命令も今のところ出ておらず、スタッフやドライバーの安全が確保され、可能であるならばグランプリをぜひ開催してもらいたいなと思っているのですけれども……どうなりますかね。

 F1開幕戦・オーストラリアGPは、3月13日に開幕予定です。主催者側の発表を待ちたいと思います。

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2020年2月22日 (土)

2020年のF1、始動

 2月19日から21日までの3日間、F1のプレシーズンテスト1回目が今年もスペインGPの舞台・カタルーニャサーキットで開催され、2020年のF1が始動しました。
 
 2月6日にハースが2020年仕様のマシンのカラーリング(参戦当初のグレーベースのものに戻した)を発表して以降、各チームがいろいろな形で新車を発表。そんな中、(ワークス)ルノーの発表はあやふやで開発遅延が心配されたものの、プレシーズンテスト初日にはそのルノーや昨年はマシンが用意できなかったウィリアムズもきっちりマシンを組み上げてきて、初日から全チームが100周以上走行。車体レギュレーションがほとんど変更されなかったこともあって、まずは全チーム順調な滑り出しとなりました。
 今年は車体レギュレーションが昨年とほぼ同じ/来年は全面刷新ということで、どこのチームも基本的にはキープコンセプトで昨年型を改良したものを出してくるだろうと思っていたのですが……結構変えてきてるんですよね。特にノーズデザインが、昨年までのフェラーリ式の太くて平らな板みたいなのから、今年はメルセデスAMG式の細いタイプに変わったチームが多いですな。あと、サイドポンツーンの絞り込み方に至っては、フェラーリ式の上半分は広くして下半分を抉り取ったようなのが多かったのに、今年はチームごとにいろいろな処理をしてますね。レッドブルが続けていたエンジンカバー辺りのドーム状の処理も今年はやめてますし、効果のほどはよくわからないけど創意工夫が凝らされているのを見るのは楽しいですね。ただ、来年からアストンマーティンに名前が変わることが決まったレーシングポイントは、誰がどう見てもメルセデスAMGの昨年型「F1 W10」のまるごとコピーなデザインのマシンを持ち込んできてまして(しかも、速さまでW10みたい)……ちょっと残念な気がしました。まぁ、「だったらトロロッソ(今年からアルファタウリ)はどうなんだ!?」って言われそうなので深く追及はしませんが、あれでポイント荒稼ぎされるようになったら「ちょっと待て」って言いたくなりそうですね。あと、王者メルセデスAMGはフロントタイヤのトー角を走行中にドライバーが調整できる「DAS」という斬新なシステムをテストしているようなのですが……効果のほどはどうなんでしょうね?FIAは合法判定しているみたいだけど、危なくないのかとか壊れたらどうなるのとか重くなるんじゃないのとか、素人目にはマイナスの疑念の方が大きいんですがね。
 
 ま、全チームがしっかり走り込んでデータもたくさん取れたでしょうから、26日から始まるプレシーズンテスト2回目でどうなるか、ですね。昨年のこともあってか1回目では速さをまったく見せなかったフェラーリも、それなりに実力を出してくるでしょうし。楽しみです。

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2020年2月 7日 (金)

東宝特撮作品鑑賞中

 F1がオフシーズン中で書くネタが現在枯渇しているので……ここのところハマりぎみの東宝特撮作品について、ちょこっと書いてみようと思います。

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 東宝の特撮作品と言えば、1954年公開の「ゴジラ」から始まり今なお続いているゴジラシリーズがその代名詞であり、私も大好きなのですが、ゴジラやモスラのような怪獣がメインでないためゴジラシリーズには入っていないものの似たような特撮作品も結構あります。
 で、それらがまたいい歳のオッサンになった今の私が見ても、結構面白かったりするわけです。
 というわけで、某Amazonでちょくちょく円盤を買っては休みに見ていたりする作品を、簡単に紹介してみます。

■その1:「地球防衛軍」
 1957年公開。監督‎は「ゴジラ」(1954年)と同じ‎本多猪四郎。
 日本で初めて巨大ロボット(モゲラ)が登場する映画であり、扇風機越しにやる「ワレワレハ、ウチュウジンダ」の元ネタでもあったりします。さらに、70年代の東宝では「東宝チャンピオンまつり」なる子供向けの興行があり、そこで本作がリバイバル上映されまして、そこで上映された「地球防衛軍」こそが私の人生初の劇場鑑賞映画だったりもします(その「東宝チャンピオンまつり」バージョンもBlu-ray版には収録されている)。
 富士山麓に異変が起き調査に向かうといきなりモゲラ(1号機)が現れた後、ミステリアンという宇宙からの侵略者が天からではなく富士山麓の地中から現れて、これと人類が戦う話なのですが……ミステリアンってそのいかにもな名前とか、若い女性ばかりさらっていくんだけどその動機が「子供作るため」で「地球人(の女性)との結婚の自由を認めろ」って交渉団に要求してきたりとか(放送できんわw)、モゲラ(1号機)の特撮がすごくショボいとか目を凝らして見ておかないと存在すらわからない2号機があまりに哀れとか、なんかもういろいろとツッコミどころ満載です。ミステリアンの超技術に対抗するためにいっぱい出てくる超兵器群がまたぶっ飛んでて、極めつけはマーカライトジャイロ。マーカライトファープという直径200メートルもある巨大なパラボラ状の反射板を持つ決戦兵器を運ぶロケットがマーカライトジャイロで、劇中ではフツーに垂直打ち上げされるのですが、運ぶモノの大きさから単純に割り出された結果全長が1000メートルにもなるというトンデモロケットで、立たせたらその高さは東京スカイツリー(634m)の約1.5倍にもなります(打ち上げどころか、そもそも立たねえってw)。
 考えるとおかしいところだらけではあるけれど、昔の娯楽作品と割切れば、全人類の知恵と勇気を結集し大戦闘を繰り広げて難敵を打ち倒す激アツ映画なので、60年以上も前の映画ながら十分な画質に仕上がっているBlu-ray版はオススメです。
■その2:「宇宙大戦争」
 1959年公開。監督‎は本多猪四郎。
 東宝が「地球防衛軍」の姉妹編として製作したSF映画だったそうです。東宝特撮作品の知識はある方だと思っていたのですが、恥ずかしながらこの映画はつい最近まで存在自体を知りませんでした(某Amazonのオススメ欄で存在を知りました、マジでw)。「地球防衛軍」同様に宇宙からの侵略者(ナタール人)が現れて地球人類と戦闘になるわけですが……「大戦争」と言う割に、劇中の話は強行偵察がほとんどを占めてしまって、パッケージに描かれているような大規模な戦闘シーンは最後の最後にほんのちょっとあるだけだったりします(実はパケ写詐欺?)。しかも、敵であるナタール人がミステリアンと違って驚異的存在にはとても見えないし(ミステリアンはいろんな意味でヤバいw)、やっつけ方もイマイチで「地球防衛軍」のような必死さはまるで感じられず、いろいろと「?」が多い作品に思えました。
■その3:「妖星ゴラス」
 1962年公開。監督‎は‎本多猪四郎。
 円谷英二による東宝特撮映画50本目の集大成として、時間と金をかけた超大作だったようです。私の小さい頃~学生時代(80年代)は地上波で再放送アニメ同様にゴジラやらガメラやらの特撮映画も毎日垂れ流してた状態でして(今からすれば“天国”だったな……)、そこで1度だけ見たことがあった作品です。「南極にロケットつけて地球を動かしてしまう無茶な映画」って記憶していましたが、今見直すと、地球移動の推進力の元が重水素や三重水素(劇中でも「水爆じゃないか」ってツッコまれるw)とか、大量の推進装置で炙ったんで南極の氷はほとんど溶けてしまうとか(海面上昇w)、土星の輪だけでなく月までゴラスに飲み込まれるとか(月がなくなったらそれだけで天変地異w)、最後「これからが大変だ、今から北極に推進設備作り直して地球の軌道を元に戻さないと」って言ってたりとか、この作品もツッコミどころ満載だったりするわけですけど……時間も金もかかっているだけあって映像にはかなりの緊迫感があり、(60年近くも前にしては)凄く良くできた映画だと思いました。これもオススメの作品です。今のところDVD版しか発売されていないのですが(※画質はDVDでも悪くない)、HDリマスターされたものが既にあるようなのでBlu-ray版も出してもらいたいです。
■その4:「惑星大戦争」
 1977年公開。監督は「ゴジラ対メカゴジラ」(1974年)などを撮った福田純。
 「STAR WARS」(第1作。今で言うところのエピソードⅣ「新たなる希望」)の日本上陸を控えて急遽製作されたために、クランクインから公開まで2か月しかないという無茶が過ぎる製作期間だったそうですな。これ、私が小さい頃に上映館の前まで行ったのに観ることができなかった記憶がある作品で、テレビでの放送もされず、だいぶ後になってDVDレンタルかなんかで初めて見たように思います。
 その初見の時は「こんなんだったんかぁ」ぐらいにしか思いませんでしたが、今改めて見直してみると、予算も時間もなかったにしては意外とまともな映画になっていたりします。それどころか「70年代後半の日本の特撮作品って、こんなんだったよなぁ」感満載だし、「海底軍艦」(1963年)のリメイクなので話はそれなりにできてるしで、好印象を持ちましたね。ただ、やっぱりというか“お約束”というか、地球侵攻に成功したにしては敵戦力が少なすぎるし、宇宙人っぽくないし、「大戦争」の舞台となる金星がフツーの環境に描かれてたり(突入したら30秒もたないw)、その金星を吹き飛ばしてみたり(帰ったら地球は天変地異だってw)、ツッコミどころ満載なのは仕方ないですかね。あと、主演は現千葉県知事だったり、ヒロインはまだ10代の浅野ゆう子さんだったり、ヒロインの父にして轟天号艦長は「宇宙大戦争」「妖星ゴラス」主演の池部良さんだったりします。

 あと、「惑星大戦争」の元ネタである「海底軍艦」(1963年)は東宝特撮の最高傑作とも言われる作品であり、そのBlu-ray版も既に調達済みだったりします。そのうち観ようと思っています。
 今や特撮と言えば、完結作公開中の「STAR WARS」や昨年完結した「AVENGERS」みたいなハリウッドVFX映画か、連綿と続く「仮面ライダー」シリーズや「戦隊もの」のような等身大ヒーローものに集約されてしまった感もありますが、私は昔の東宝特撮作品群も「良いなぁ」と改めて感じます。ま、私が少年時分にテレビでたんまり見て育ってきた人間だからそう思えるだけかもしれないのですが……一度も見たことのない若い世代の人たちであっても、日本の先人たちが魂込めて作ってきた映像であるからには通じるところは多々あるだろうし、面白いと思えるのではないかと考えます。今は円盤買わずとも配信で安く見ることも可能ですし、気軽に見てみてもらいたいですね。

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2020年1月 5日 (日)

謹賀新年 2020

 新年あけましておめでとうございます。
 私Bleumerは、今年の正月も相も変わらず寝正月であります。
 正月恒例のスポーツイベント、元日恒例の天皇杯サッカー決勝は新装なった新国立競技場のこけら落としの試合となりまして、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズを下してチーム初タイトルを獲得。2日の大学ラグビー準決勝は、早稲田大が天理大に、明治大が東海大にそれぞれ勝って決勝進出し、決勝が23季ぶりとなる早明戦になりました。2日~3日にかけて行われた箱根駅伝は、往路を青山学院大/東海大が復路で優勝し、総合優勝は青山学院大。多くの選手が使用していたナイキの“厚底靴”が威力を発揮したか、往路タイムも復路タイムも総合タイムも大幅に更新されました。3日のライスボウルは、富士通が今年も関西学院大を圧倒しました。
 また、今年もNHK BSプレミアムで「あけおめ!声優大集合2020」という生放送の年越し特番が放送されまして、大笑いできました。あとは元日恒例の相棒スペシャルと3日に捜査一課長スペシャルを見たくらいですかね。結局、ほとんどTV三昧だったなw
 
 年末年始に国内外でいろいろあったので世間はちょっと騒がしい正月になっていますが、今年も穏やかで落ち着いた1年になってくれればと思っております。
 本年も、「Bleumer's Diary 詮無きことを II」をよろしくお願いします。

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2019年12月31日 (火)

ゆく年くる年 2019

 大晦日です。平成31年から5月に令和元年へと変わった2019年も終わろうとしています。

 今年は、やはり元号が変わった年ということになりますかね。5月の時点では「令和」の実感がなかったですけど、あれから半年以上経過した今は逆に「平成」が過去になってしまいました。天皇が交代した以外は特段何も変わっていないのですが、「令和」に馴染んだ途端「平成」が遠くなった、そんな気がします。7月には京アニ放火事件がありました。あまりに失われたものが大きかったこの事件、救いがあるとすれば事件後に世界中から10億単位の支援金が集まったというところですかね。私も微額ながらお金を振り込みましたが……京アニさんが再び作品作りに専念できる日が来ることを祈っております。また、10月には2014年(5%→8%)以来となる消費税引き上げ(8%→10%)が行われました。同時に始まった軽減税率制度(特定の対象品目の税率を8%据え置く制度)で混乱するかと思っていましたが、意外とすんなり新制度に移行しましたね。増税分を国がちゃんと適切に使ってくれれば良いのですが……どうなることやら。スポーツ関係では、モータースポーツで6月にトヨタが2年連続ル・マン総合優勝したのに続き、ホンダがPUメーカーとしてF1復帰後初めてオーストリアGPで優勝を飾って、結局シーズン3勝を達成しましたし、秋にはラグビーW杯日本大会で日本代表が初の決勝トーナメント進出を果たして日本中が盛り上がりましたね。第4期ホンダの強さと沸騰したラグビー人気が来年以降も持続し発展していけたら良いのですが……これらもどうなりますか。
 Bleumer個人にとっての2019年は……大変だった昨年と比べると、だいぶ穏やかな1年となりました。買い物は、ケータイの契約を刷新したこともあって、初めて買ったキャリア版LTEタブレットのiPad mini5とXperia1が大きい買い物でしたね。端末価格割引を事実上禁止する国のお達しのせいでお金がたんまり飛んでいった結果、今年もPCの更新はお預け。ホビー系だと、昨年のガイラムに続きバンダイから発売された「ROBOT魂 <SIDE HM> アトール&アトールVマクトミンビルドパーツセット」が嬉しかったですね。「ROBOT魂 <SIDE PB> 飛甲兵」も素晴らしかったし、ガンプラも「RG 1/144 νガンダム」が本当に素晴らしいキットでした。フィギュアは、今年も未開封分があるので評価が難しいのですが、メガハウスのアイナ・サハリンやクワトロ・バジーナ、シーマ・ガラハウにアナベル・ガトーとG.G.G系が良かったですかね。ガンダムのフィギュアってデキがイマイチなモノが多いのですが、今年は豊作だったと思います。アニメ作品では、「キャロル&チューズデイ」も良かったんですけど、やはり今年は「鬼滅の刃」でしょうね。ストーリーも良いし、音楽も良かったし(特にEDの「from the edge」)、何より絵がとんでもないクオリティで放送中は毎話毎話「すげぇ」と感嘆していましたよ。ゲームは、今年もプレイ時間があまり取れなかったので……一番やり込んだのは昨年やり残した「無双Orochi3」かな?毎年恒例となっていたForza新作(順番からいけばForza Motorsports 8だったはずなのだが……)が今年はなかったりしましたし、「新サクラ大戦」も発売されてしっかり買ってあるんだけど、なにせプレイ時間がないんですよね。来年はもうちょっと何とかしたいし、さらに来年末ぐらいにPS5とXbox SeriesXという次世代据置機がいよいよ出てくるようですからねぇ。まぁ、次世代機のローンチに私が飛びつく可能性は高くないのですけど(Forza Motorsports 8がくるなら別だが)、どんなハードになるのか今から楽しみです(値段がかなり高くなりそうなので、一応予算も用意しておかないとw)。

 毎年書いていますが、体力的気力的にはキツくなる一方でして、当ブログを続けていくことが厳しい状況は今年も継続中でしたし、来年になっても状況が好転することはないだろうなと思っています。F1ネタをメインに今年もなんとか記事を書けたけど……「どうしようかな」と考え続けるも答えは出せずにずるずるずると2019年もきてしまいました。ま、身体と脳が動く限りはなんとかこの意見表明の場を続けたいと今も思っているのですが……もうしばらくがんばってみますか。

 来年2020年は、夏に東京オリンピックが開催されるし秋にはWRCもやってくるしで日本全体が盛り上がる1年となることが期待されますけれど、私Bleumerにとっては穏やかな1年となりますよう願っております。

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2019年12月28日 (土)

ケータイ契約刷新

 2017年に何の変更もせず更新したauとの契約からまたも2年が経ち、契約更新時期がやってきました。
 先に書いた通り、国(総務省)からのお達し(正確には改正電気通信事業法に基づく新たな省令)により通信キャリアとの契約形態が大幅に変わりまして、auでいうところの「毎月割」のような端末代を毎月の通信費から割引くことは廃止されてしまい、端末代金の値引きも最大2万円までと明確に制限されました。結果、「毎月割」が大前提だった今までの契約プランは続行するわけにいかなくなり(※継続することは可能だが、あまりにも割高)……3G停波も近いことから(auは2022年に停波。ちなみに、アメリカなどでサービスが開始された5Gに関してはまったく考慮していない。仮に来年から日本でサービス開始されたとしても当面は東名阪地域限定とかだろうし、5G対応部品が技術的にこなれるのは数年先だろうからそのときになって考えれば済むことなので)、今回は契約ごと全面刷新することにしました。
 具体的には、
・GRATINAの通話回線を、3Gケータイからスマホ移行用のプランである「auピタットプラン(スーパーカケホ/s)」に変更。端末は、Xperia1 SOV40を割引ありで一括購入。
・iPhone8 Plusの回線契約は解約。
・新規でタブレット用通信回線「LTEフラット for Tab」を契約。端末は、iPad mini5(au版 256GB) を毎月割つきで一括購入。

Ipad-mini5
(※画像をクリックすると、本来の大きさの画像が表示されます)

 したがって、3Gケータイ+スマホの“2台持ち”から、スマホ+LTEタブレットの“2台持ち”になりました。

 で、私Bleumerが何をどう考えてこういう契約をしたのかについて今回も記事にしておこうと思っていたのですが……秋に私がこれらの契約をした後に、またも国からのお達しで2年縛りの契約解除料を1000円以内に値下げせざるをえなくなったため、各通信キャリアは新しく始めた契約プランをさらに改訂。auでも「auピタットプラン(スーパーカケホ/s)」「LTEフラット for Tab」は消滅し、今から契約することはできなくなってしまいました。
 よって、「文章書いても、まったく意味がない」こととなりましたので、今回は詳細を書くのはやめておきます。他社はわからないけど、auだと新しいプランそれぞれの違いなんて通信量の上限の値とオマケ(付加サービス)の違い程度なんですよね。もはや、どのプランにするかはその回線をどのくらい使うのかによって決めればいいだけでから……長文で説明の必要はないですな。

 Xperia1 SOV40は、先に書いた通りiPhone11シリーズの値段が高すぎるので、iPhone以外の選択肢から選びました。ま、他にも「Face IDがイヤ」「いわゆるノッチデザインでディスプレイが欠けているのもイヤ」だったりして、これらが該当しない端末となるとXperia1しか残らなかったってのもあるし、「Androidにするなら国内メーカーのにしたい」とか「Xperiaならパープルのを持ってみたい」とかもありましたが、選んだ一番の理由は値段です。端末一括購入価格:112320円という6桁価格は確かに高額でしたが(※私が購入した時点の値段。今は少し下がった)、クーポンやらポイントやらの割引で5桁にはなったのと、あとヨドバシのポイントが10%ついたので(※iPhoneは近年1%とかしかつかない)、それほど「高い」とは感じずに済みましたね。
 今までスマホはiPhoneを使い続けてきたので使い勝手はちょっと心配していたのですが、昔XperiaZ3を使ったこともあったし、タブレットは今もAndroid機を使っていたりもするしで、いざ使ってみればあっさり慣れてしまいました。今のところサクサク動いてくれるし、安定動作してくれてるし(※指紋を全く読み取らなくなった際に、一度再起動せざるをえなくなったことがあったが、その時以外は安定動作している。Android機でよく聞く「勝手に再起動」症状とかは一度もない)、バッテリーもそれなりに持つしで、結構イイ感じです。なにより長年の希望だった「パープルのXperiaを毎日使う」ことの満足感というのはすごく大きいです。不満は、指紋認証の精度がイマイチなところ(センサーが小さすぎるので仕方ない)と、21:9の変則超ワイド画面なくせにカメラの最高解像度がなぜか4:3で撮った写真がショボく見える、ってところぐらいですかね。
 もう一方のiPad mini5は、iOS環境を今まで通りいつでもどこでも使えるようにすべく、購入しました。A12 Bionic搭載で、うちにあるiOSデバイスではおそらく最速だし、使い勝手の点ではまったく不満はないというよりもむしろ「完璧」と言うべきですね。ホント素晴らしいです。ただ、iPhoneに比べれば当たり前ながらデカい上に、重いんですよね……Xperia1とiPad mini5の両方を持ち歩いていると「重いなぁ」と感じざるをえないのですが、ま、こればっかりは仕方ないですなw

 そんなこんなで、秋からスマホとLTEタブレットを持ち歩く生活になりました。で、毎月の支払額については、割引をつけられるだけつけた(回線を跨ぐ割引が多く、契約手続にやたら時間がかかったが)のとiPad mini5の毎月割(3085円/月)がデカいので、故障紛失サポート(auの端末補償サービス)の負担が2台分追加であるにも関わらず5000円弱に収まり、契約変更前より安く上がっています(※この額は、あくまで端末を一括払で購入し3085円/月の毎月割やその他の割引サービスをつけ、その上にXperia1のパケット使用量を月1GB以内に収め最小料金に抑えてはじめて成立する額ではありまして、「国のお達し」はまるで関係ありません。念のため)。ま、安く上げるために最新のハイエンドスマホ(Xperia1)をメールチェックとかに限定するなんて使い方としてどうなのかとも思いますが……iPad mini5が月に7GB使えるのでネット巡回をこちらで済ませば、動画視聴とかゲームとかはモバイル端末ではほぼしない私の使い方なら十分可能だったりします。
 問題は、この環境はあくまでiPad mini5の毎月割があるから可能なことだってことですな。2年経って毎月割が切れると「LTEフラット for Tab」はiPhone8 Plusの回線契約同様に解約せざるをえなくなるし、スマホ+LTEタブレットの“2台持ち”を維持しようとすると改めて回線契約を結ぶしかなく、auの現行プランだとスマホと別会計プランは「タブレットプラン20」(5500円/月)しかなくてバカ高いから……キビシいですな。いきなり20GB/月ではなく5GB/月とか10GB/月のプランも作ってくれればまだ助かるだろうけど、2年後もやっぱりないとしたら……またあれこれ考えるしかなくなるでしょうね。ホント、つくづく「国は余計なことをしてくれた」と思いますよ。いったい、「4割安く」とか言っときながらちっとも料金が安くならなかった“お達し”で、誰が得したんですかねぇ?やっぱ第4のMNO(移動体通信事業者)として参入する楽天なんですかねぇ??

 ま、いろいろありますけど、とりあえず来年再来年はXperia1+iPad mini5の“2台持ち”でいきます。

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2019年12月 9日 (月)

F1 2019 アブダビGP

 F1第20戦・ブラジルGP決勝が11月17日、最終第21戦・アブダビGP決勝が12月1日に行われました。
 
■F1第20戦 ブラジルGP
・予選
1位 フェルスタッペン(レッドブル) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
6位 アルボン(レッドブル)
7位 ガスリー(トロロッソ)
16位 クビアト(トロロッソ)
・決勝
優勝 フェルスタッペン(レッドブル)
2位 ガスリー(トロロッソ)
3位 サインツ(マクラーレン) ※ハミルトンが3位表彰台に上がったが、レース後の裁定で5秒加算ペナルティが科された。
10位 クビアト(トロロッソ)
14位 アルボン(レッドブル)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ハミルトン(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
 
■F1第21戦 アブダビGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
6位 アルボン(レッドブル)
12位 ガスリー(レッドブル)
14位 クビアト(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ルクレール(フェラーリ)
6位 アルボン(レッドブル)
9位 クビアト(トロロッソ)
18位 ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ヒュルケンベルグ/「Fastest Lap Award」ハミルトン(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
 
 アメリカGPで今年のタイトルは決まってしまいましたが、中団勢のコンストラクターズランキング争いが熾烈なこともあって(順位でチームの受け取る額が大きく変動=来年の活動費に直結)、今年の残り2戦は意外と熱いレースとなりました。
 まずは、ブラジルGP。インテルラゴス・サーキットが標高800mほどと比較的高い位置にあることから、オーストリアやメキシコ同様ホンダPUが威力を発揮し、予選でフェルスタッペンがPP獲得/アルボンは6番手タイムだったものの上位勢と同じ1分7秒台を記録(フェルスタッペンとはコンマ4秒差)、クビアトはマシンの不調でQ1落ちしたもののガスリーは7番手タイムと好調。決勝も、フェルスタッペンは順調で、ボッタスのリタイアに伴うセーフティーカー導入時のタイヤ交換でハミルトンに先行を許したもののリスタートで抜き返してレースのほとんどを支配。また、リスタート後にフェラーリ勢の“同士討ち”が発生して再度セーフティーカー導入時にはハミルトンがタイヤ交換したため、なんと1位フェルスタッペン/2位アルボン/3位ガスリーという「チェッカー目前にしてホンダ勢がトップ3独占」という状態も現実のものとなり、これには「うおおおっ」ってなりましたね。が、リスタート後にハミルトンとアルボンが接触してしまい(この接触で、ハミルトンはレース後5秒加算ペナルティ)、アルボンは大きく後退。代わりにガスリーがゴール前までのハミルトンとの競り合いに勝利し、初の表彰台を2位で獲得しました。優勝はフェルスタッペンで、自身初のポールトゥウィンを達成。ホンダエンジン搭載車でワンツーフィニッシュというのは1991年日本GP(マクラーレンのセナが同僚ベルガーにファイナルラップの最終コーナーで1位を譲ったレース)以来28年ぶり/2チームでのワンツーだと1987年イタリアGPでの1位:ウィリアムズのピケ/2位:ロータスのセナ以来の32年ぶりとか。また、クビアトが10位フィニッシュということで、トロロッソはダブル入賞かつ19ポイントを荒稼ぎということに。あと、ハミルトンのペナルティで3位にはサインツが繰り上がったため、サインツも自身初の表彰台ということになりました(表彰式には立てなかったので、その後マクラーレンチームだけで表彰台に上ってお祝いした模様)。ガスリーもサインツも、F1での初表彰台おめでとう!
 続いて、アブダビGP。ここ5年メルセデスが勝ちっぱなしのグランプリで、今年もメルセデスAMG勢が好調。一方、ブラジルの勢いが続いているのか、フェルスタッペンもFP3でトップタイムだったりしましたが……予選はメルセデスAMG勢が圧倒。PPは1:34.779(コースレコード)でハミルトン、2番手ボッタスで、メルセデスAMG勢だけ1分34秒台を記録しました。フェルスタッペンは3番手でしたが、ボッタスはPU交換のペナルティで最後尾に降格になったためフロントロースタートに。決勝は、システムトラブルで18周目までDRSが使えないままになったりセーフティーカーとかもなかったので、最後方から追い上げてきたボッタスが4位に入った他は上位勢に順位変動もなく終わりましたね。優勝はハミルトンで、ファステストラップポイントもサクッと取って完勝。2位にフェルスタッペン、3位にルクレールと、スターティンググリッド順の表彰台になりました。ま、今シーズン最後の表彰台が上位3チームから1人ずつ並んだのは良かったかなと思いました。アルボンは6位/クビアトは9位でフィニッシュしポイント獲得。ドライバーズランキングでサインツと並んでいたガスリーは、オープニングラップでレーシングポイント勢と接触してしまい18位完走に終わりました。
 
 2019年のF1も終了しました。
 ドライバーズタイトルは、ハミルトンが獲得。通算6回目で、ファン・マヌエル・ファンジオの5回を抜いて単独2位に浮上。史上最多のミハエル・シューマッハの7回が射程に入りました。昨年に続いて21戦中11勝で、ファステストラップポイントもあって計413ポイントを獲得。ドイツGPで危うくノーポイントになりかけましたが、結局は2ポイントを獲得して全戦入賞し、ただ1人今シーズンの全周回を走破。2位ボッタスに今年も87ポイント差(昨年は88ポイント差)をつけました……今シーズンは、ハミルトンのPPが5回に留まりまして(ボッタスも5回)メルセデスAMG絶対優位というわけでもなかったですけど、「レースでの強さを見せつけた」ってところでしょうか。2位ボッタスは、開幕戦とか鈴鹿での勝利など4勝して326ポイントを稼いだものの、「ナンバー2」ポジションから抜け出せなかったですね。ドイツとか「取りこぼし」もありましたし……すごく頑張ってるとは思うのですが、何が足りないのでしょうかね。3位はフェルスタッペンで278ポイント。ホンダPU初年度にして3勝を上げ、自身初のPP獲得とポールトゥウィンも成し遂げましたし、何よりフェラーリドライバーの2人を上回る3位は立派ですよね。来年は自身初となる母国GP(オランダGP)もありますし、悲願のタイトル獲得を目指して頑張っていただきたいです。4位はルクレールで264ポイント/5位はベッテルで240ポイントとフェラーリ勢が並びました。キャリア2年目&フェラーリ初年度のルクレールが2勝を上げたのは素晴らしい結果ですし、ベッテルも1勝はしましたが、どちらももっともっと稼いでるはずですよねぇ。まぁ、ルクレールはアゼルバイジャンで/ベッテルはカナダでドライビングミスをしてレースを失ったりもしたけど……チームがねぇ。6位には96ポイントを稼いだサインツが入りました。アロンソの後釜って感じでマクラーレンに入って「大丈夫かな?」と思ってましたけど、大躍進でした。7位はガスリーで95ポイント/8位はアルボンで92ポイントと、前半後半でチームを入れ替わった2人が入りました。ガスリーはレッドブルで上手くいかず、アルボンはレッドブルでも上手にやったって感じになりましたが、先に表彰台に上ったのはガスリーでしたね。降格でも腐らず頑張った結果だと思います。どちらも、来シーズンは力をつけてフェルスタッペンを脅かす存在になってもらいたいですね。クビアトは、37ポイントで13位。やたらマシントラブルが出てしまったようでツイてなかったようにも見えましたけど、ドイツGPでは初の表彰台に乗れたし、来季シートも維持できたしで、結構良いシーズンになったのではないでしょうか。あと、移籍組ではリカルドは9位/ライコネンは12位に終わりました。
 コンストラクターズタイトルは、739ポイントを稼いだメルセデスAMGが獲得。2位はフェラーリで504ポイントで順位の並びこそ一昨年&昨年と同じですが……一昨年は146ポイント差/昨年は84ポイント差だったところ、今年は235ポイントと大差どころではない差がついてしまいました。ルクレールは6回予選最速&7回PPスタートで今季最多/ベッテルは2回PPスタートしていて、スタートポジションはメルセデスAMG勢とほぼ互角だというのに、このザマですよ。マシンの信頼性は目をつむるとして、戦略というかレース運びのまずさと2人のドライバーのコントロールを本気で変えないと、もはやどうにもならんですな。3位は今年もレッドブルで417ポイント。リカルドがいた昨年は419ポイントでしたから、ホンダPUにスイッチしシーズン途中にドライバー交代があってもほぼ同じ結果だったというのは立派なんじゃないですかね。ホンダPUとシャシーのマッチングがさらに進み、アルボンも経験を積んだ来シーズンはかなり楽しみです。来季シャシーが代名詞の“コーナリング最強”に仕上がってくれれば、メルセデスAMGと対等に戦えるチームになれるかも……と期待しております。“中団勢”トップの4位には、今年はなんとマクラーレンが入りました。それも145ポイントと“3強”を除けば唯一の3桁ポイントを獲得し、91ポイントで5位になった(ワークス)ルノーに54ポイントもの差をつけました。今季からジェームズ・キーがテクニカルディレクターに就任したのもありますけど、マネージングディレクターとして元ポルシェのアンドレアス・ザイドルがシーズン途中から加入したのが大きそうです。それで、サインツ&ノリスという新ドライバーコンビの若さがハマったってところでしょうか……とはいえ、あの燻ってるだけだったマクラーレンがここまで活性化するとは本当に驚きました。今シーズンで最も感心しましたよ。他方、ルノーは大枚はたいてリカルドを獲得したというのに、自前PUのカスタマーチームに大敗って(しかも、そこはメルセデスPUに乗り換えると決めやがった)……ねぇ。来年はどうなりますかね。6位は85ポイントのトロロッソ。残念ながらルノーを追い越すことはできなかったけど、クビアトとガスリーがそれぞれ表彰台に上りまして、今シーズン所属ドライバー2名が表彰台に上ったチームはメルセデスAMGとフェラーリとトロロッソだけだったりします。よく頑張ったと思います。来季もガスリーとクビアトのコンビだし、より安定してポイント稼げたらいいですね。7位はレーシングポイント、8位アルファロメオで、ハースが28ポイントしか稼げず9位。マシン開発に失敗すると、こうなってしまうんですね。それと、名門ウィリアムズはついに1ポイントしかとれず最下位でした。ま、ちょっとずつながらマシンはマシになってきていたし、クビサは抜けるようですがラッセルは新人ながら良いドライバーでしたし、来年こそは復活できたらいいですね。
 
 F1に対しての不満は尽きないものの、今年はレッドブルホンダのデビューシーズンということで全戦きっちりフジテレビNEXTで観戦しました。序盤戦はメルセデスAMGの連勝が止まらず苛立ちも募りましたけど……オーストリアでレッドブルホンダの初勝利を見ることができ、大荒れのドイツでのレッドブルホンダ2勝目+クビアト初表彰台やハンガリーでのフェルスタッペンの初PPとハミルトンとの激戦、後半開始からのフェラーリ躍進とモンツァでのルクレール優勝&シンガポールでのベッテル優勝、そしてブラジルでのフェルスタッペンの初ポールトゥウィン&ガスリー2位表彰台などなど、終わってみれば見所がとても多い1年だったかと思います。有料の視聴契約をしてF1を見るようになって今年で4年目になりましたが、今年が一番良かったし「お金払ってまで見て良かった」と初めて実感できましたよ。
 先に書いた通り、F1は2021年から車体のレギュレーションが刷新されますので、現行のフラットボトムなマシンは来シーズンが最後となります。そのため、来シーズンはレギュレーションがほとんど変わらず、今シーズンの“第2ラウンド”的な1年となります。これは、レッドブルホンダにとっては千載一遇のチャンスだと思うんですよね。PUとしてメルセデスやフェラーリと遜色のない出力と信頼性をもつに至ったホンダPUと、その特性に基づいた鬼才エイドリアン・ニューウェイが設計したシャシーの相乗効果で、ぜひメルセデスAMGやフェラーリを打ち負かしていただきたい。
 
 というわけで、来シーズンのF1も開幕戦からしっかり見ようと思っています。2020年のF1も、今年以上に面白い展開になってくれることを期待しております。

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2019年11月10日 (日)

F1 2019 アメリカGP

 F1第18戦・メキシコGP決勝が10月27日、第19戦・アメリカGP決勝が11月3日に行われました。

■F1第18戦 メキシコGP
・予選
1位 ルクレール(フェラーリ) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
4位 フェルスタッペン(レッドブル)
 ※Q3の1回目でトップタイム/2回目でコースレコードを記録したが、イエローフラッグ無視により2回目のタイム抹消と3グリッド降格処分となった
5位 アルボン(レッドブル)
9位 クビアト(トロロッソ)
10位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
5位 アルボン(レッドブル)
6位 フェルスタッペン(レッドブル)
9位 ガスリー(レッドブル)
11位 クビアト(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ルクレール(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

■F1第19戦 アメリカGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
6位 アルボン(レッドブル)
10位 ガスリー(レッドブル)
13位 クビアト(トロロッソ)
・決勝
優勝 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
5位 アルボン(レッドブル)
12位 クビアト(トロロッソ)
16位 ガスリー(トロロッソ) ※完走扱い
「Driver of the Day Award」アルボン/「Fastest Lap Award」ルクレール(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 後半戦からフェラーリ勢の逆襲が始まり、どちらかというと苦戦ぎみだったメルセデスAMG勢が完全に復調。コンストラクターズタイトルに続いてドライバーズタイトルも決める北米2連戦となりました。
 まずは、メキシコGP。サーキットが標高約2300mの高地にあることから日本GPの記事で「メルセデスAMGに冷却の問題が出る可能性が高い」と書きまして、実際に予選最速はレッドブルホンダのフェルスタッペン/続いてフェラーリ勢で、ハミルトンは4番手/ボッタスは2回目のアタックでクラッシュしたため6番手に終わったのですが……そのボッタスの最終コーナーでのクラッシュで振られたイエローフラッグを無視したとして降格処分という“ケチ”がついてしまったフェルスタッペンは、決勝でもオープニングラップでハミルトンと接触し後退/さらに5周目にボッタスとも接触してタイヤがバーストし最後尾に落ちて「自滅」。PPスタートのルクレールは2ストップ戦略を上手くこなせずに後退、結局1ストップ作戦をこなしたハミルトンが優勝することとなりました。メルセデスAMG自体が苦戦を予想し、メキシコで勝てるとは思っていなかったようなのですが、終わってみれば表彰台に2人揃ってて1番上にはハミルトンという結果に。レッドブル勢は、アルボンが5位/フェルスタッペンは挽回したものの6位。トロロッソ勢は奮わず、クビアトとヒュルケンベルグ(ルノー)が接触したためガスリーが9位となってポイントは獲得できました。
 続いて、アメリカGP。ほぼ確実にハミルトンがドライバーズタイトルを決めそうな情勢の中、そのハミルトンは予選5番手に終わり、優勝する以外タイトル持ち越しの可能性すらないボッタスがPP獲得。フェラーリ勢はベッテルが予選2番手だったものの、ルクレールはトラブルが出てPUを古いものに交換したため4番手止まり。3番手にはフェルスタッペンが入りました。決勝は、スタートでベッテルが遅れ、アルボンも接触&緊急ピットインで最後尾に。その後、8周目にベッテルはリアサスペンションが壊れたためリタイアしてしまったものの、アルボンは3回ピットストップを強いられてその都度順位を大きく下げたものの挽回して最終的には5位フィニッシュし、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれました。優勝は無難に2ストップ作戦をこなしたボッタスで、タイトルがかかったハミルトンは1ストップ作戦を敢行して2位をゲット。タイトル決定を表彰台で祝うことができました。フェルスタッペンは終盤ハミルトンに追いついていたものの、マグヌッセンのリタイアによるイエローフラッグもあってオーバーテイクを仕掛けられず3位に留まりました。ルクレールはペースが上がらず、ボッタスから52秒もの大差をつけられて4位。トロロッソ勢はノーポイントに終わりました。

 なんか、メルセデスAMGの強さばかりが目立つ北米2連戦でしたね。ま、ホンダPUも結構イイ感じだったようには思えましたが、フェルスタッペンの予選降格処分で台無し&トロロッソ勢は不調で……時差の関係でどちらも全セッション録画で見ましたが、見てる間はとにかく楽しくなかったです。それと、フェラーリ……ロシア、日本、メキシコと表彰台には1人ずつ乗ったものの優勝はメルセデスAMG勢に持ってかれ、アメリカではついに表彰台から陥落してしまいました。アメリカGPではルクレールのPU交換もあったので「全力を出せなかっただけ」と言われればそうなのかもしれませんけど……アメリカGPの直前にレッドブルの問い合わせからFIAが「燃料流量計の隙を突く形で、規定以上の流量の燃料を消費することは違法」という技術指令を出しまして、これにより最近のフェラーリPUの異常なパワーが出せなくなったのではとも言われてたりするんですよね。フェラーリPUにこの違反があるのかどうなのか私たちにはわかりませんけど、実際のところどうなんですかねぇ。ブラジルやアブダビでも速い跳ね馬が見たい所なんですけど、ルールはルールだからなぁ。「どうなるか見てみよう」ってところですかね。
 今シーズンのタイトルはコンストラクターもドライバーも決まってしまいましたが、まだ2戦残っています。残り2戦は、見ていて面白い展開になってくれることを期待しております。

 あと、10月31日に、決定が遅れていた2021年以降のF1の新レギュレーションが発表されました。新レギュレーションは、テクニカル/スポーティング/ファイナンシャルの3つに分かれていて、その資料は28ページにもなるそうで相当細かいところまで規定しているようなのですが……大雑把にいうと「グランドエフェクトカー(ウイングカー)にして、18インチホイールでブレーキも大型化。油圧サス禁止などでよりシンプル化して接戦を可能としスポーツとしての競争を促す。トランスミッション開発規制や使用材質規制などのコストダウンとコストキャップ(年間21レースの場合、1億7500万ドル=約189億円)を導入して健全な財政状況&持続可能なビジネスモデルを目指す」ってなところなようです(※あくまで個人的解釈なので違っていたらすみません)。
 細かいところはまだこれから詰めていくみたいなのですが……F1マシンが危険だからと1983年から禁止したウイングカーに回帰することになるとはね。とはいえ、実際にウイングカーをずっと使い続けているインディカーはオーバーテイクが多いイメージありますし、規制強化やコストキャップで「中団勢」なんて露骨に下位カテゴリーな現状のチーム間格差がなくなってくれたらその方が競技としては面白いに決まってるし、で良さげにも思えますけど……現実はどうなりますかねぇ?現代の技術があればウイングカーの危険性は克服可能でしょうけど、2009年シーズンみたいな「抜け駆けしたチームの独走」という残念な結果にならなければ良いのですが……なにせF1だからなぁ。うーむ。
 こちらについても、見ているだけの私たちには「どうなるか見てみよう」としか言えないですかね。

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2019年11月 3日 (日)

ラグビーW杯日本大会

 4年ごとに開催されるラグビーの祭典・ワールドカップが、9月20日に日本で開幕(アジア初開催)。11月2日に決勝戦が行われ、南アフリカが3度目の優勝を決めて閉幕しました。
■予選 プールA
日本 30-10 ロシア
日本 19-12 アイルランド
日本 38-19 サモア
日本 28-21 スコットランド

 開催国である日本は、予選リーグを負けなしの4連勝し、勝ち点19でプールAを1位通過(勝ち点16のアイルランドが2位通過)。日本は1987年の第1回大会からずっと出場しているが、予選リーグを突破するのは今回が初めて。1大会で4勝するのも初。
 決勝トーナメントには、日本/アイルランド、ニュージーランド/南アフリカ、イングランド/フランス、ウェールズ/オーストラリア、が勝ち上がった。
■準々決勝
日本 3-26 南アフリカ(プールB 2位)

 日本は、前回大会予選リーグ初戦で破った南アフリカに完敗。大会ベスト8で終戦。
■決勝
イングランド(プールC 1位) 12-32 南アフリカ

 準決勝でニュージーランド(プールB 1位)を下したイングランドを、南アフリカがフィジカルで圧倒。南アフリカは1995年と2007年に続き3回目のワールドカップ制覇。また、ワールドカップ史上初めて大会中に黒星(大会2日目のニュージーランド 23-13 南アフリカ)を喫したチームが優勝した。

 始まる前は日本国内でラグビー人気が盛り上がってるとはお世辞にも言えず、どうなることかとヤキモキしていましたが……始まってみれば試合会場はお客さんで埋まっており、日本代表の快進撃で世間の関心も一気に沸騰。開催期間中に台風19号が東日本を直撃し、予選リーグ最終節のニュージーランドvsイタリア/ナミビアvsカナダ/イングランドvsフランスの3試合が中止され(天候による試合中止は大会史上初)、日本vsスコットランド戦も開催が危ぶまれて物議を醸すなどトラブルもありましたが、その他はきわめて順調に推移。終わってみれば観客動員数はのべ170万人にもなり、ワールドラグビー(主催団体)の会長さんに「最高の大会のひとつであり、新たな観客をもたらしたという点で非常に画期的」との賛辞も受けた素晴らしい大会となりました。
 いやぁ、今回のラグビー日本代表はホント凄かったですね。開幕戦の緊張で極度のガチガチ状態から始まったものの、2戦目は強豪アイルランド相手に後半1点も与えず逆転勝利したり、決勝トーナメント進出を賭けた“大一番”となった4戦目・スコットランド戦は終盤の全身全霊のディフェンス……すごく熱かった。それに、ロシア戦とサモア戦にスコットランド戦でも4トライ以上をあげて、前回大会で3勝しながら決勝トーナメントに進めない原因となったボーナスポイントをきっちり3ポイント獲得したオフェンスも良かったです。
 ただ、日本代表は、初めて足を踏み入れた決勝トーナメントという舞台の厳しさを南アフリカ戦でくらってしまいました。まぁ、今大会の南アフリカは大会最強チームだったんですけど、そういうチーム相手であっても日本は互角に戦えるチームでなければベスト4とか決勝戦の舞台にこの先進むことはできないわけです。具体的には、今回の日本代表は第3戦でサモワ代表にかなり苦労したんですけど、これを控え組で余裕勝ちできるようにならないといけないんですよね(実際、アイルランドやスコットランドはサモワに完勝している)。大会ベスト8のその先を目指すのであれば、日本代表はその実力をまだまだレベルアップしていかないといけないでしょう……とはいえ、こんなことを語ることができるのも、実際にベスト8に進んで、決勝トーナメントの試合を実際に体験してみたからです。この貴重な実戦経験を糧として、一歩一歩着実に進んでいきましょう。
 で、今後のラグビー日本代表ですが……サンウルブズとして参戦していたスーパーラグビーから(事実上)追い出されたり、今回の日本代表を率いたジョセフHCとの交渉がうまくいっていないとか他のコーチも別の国に移るとかよろしくないウワサも聞こえてきますけど、一方で今回の活躍を受け南半球4ヵ国(NZ、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)対抗戦に参加できるかもとかのよいウワサも聞こえてきます。もっともっとラグビー日本代表が強くなれるよう、国内のプロ化などラグビー環境を整備し、国外にもうって出られる環境も整備していけたら良いですね。

 今回の大会成功を機に日本のラグビーがさらなる発展を遂げられるよう祈りつつ、私は何十年と変わることなく見続けてきた国内ラグビーをこれからも応援していきますよ。がんばれ、日本ラグビー!

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