2019年4月17日 (水)

F1 2019 中国GP

 F1第2戦・バーレーンGP決勝が3月31日、第3戦・中国GP決勝が4月14日に行われました。
 
■F1第2戦 バーレーンGP
・予選
1位 ルクレール(フェラーリ) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
5位 フェルスタッペン(レッドブル)
12位 アルボン(トロロッソ)
13位 ガスリー(レッドブル)
15位 クビアト(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ルクレール(フェラーリ)
4位 フェルスタッペン(レッドブル)
8位 ガスリー(レッドブル)
9位 アルボン(トロロッソ)
12位 クビアト(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ルクレール/「Fastest Lap Award」ルクレール(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
■F1第3戦 中国GP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
5位 フェルスタッペン(レッドブル)
6位 ガスリー(レッドブル)
11位 クビアト(トロロッソ)
未出走 アルボン(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
4位 フェルスタッペン(レッドブル)
6位 ガスリー(レッドブル)
10位 アルボン(トロロッソ)
リタイア クビアト(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」アルボン/「Fastest Lap Award」ガスリー(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
 
 今季最初の常設サーキットでの開催となった第2戦バーレーンGPは、フリープラクティスからフェラーリ勢が速く、予選でもQ1/Q2/Q3とフェラーリ勢というかルクレールが他を圧倒。Q3で唯一の27秒台となる1:27.866を叩き出し、コースレコードも更新して自身初のポールポジションを獲得(史上2位の若さ+モナコ人としては史上初)。期待はずれに終わってしまった開幕戦とは打って変わって「ついに本領発揮か?」と私も期待しました。だがしかし、決勝ではルクレールがスタートで出遅れ3位に後退/首位ベッテルをルクレールが抜いてポジション奪還と順位変動はあったとはいえワンツーで中盤までは進行したものの、38周目にハミルトンに抜かれた直後にベッテルが単独スピンして後退/45周目あたりからルクレールのPUに異常が発生し大きくペースダウン。メルセデス勢にあっさりかわされ、ルノー勢のリタイアによるセーフティーカー導入で表彰台こそ守れたものの(ルクレールは自身初の表彰台)、それがなければフェルスタッペンにも抜かれていたという体たらくで、3位と5位という結果に終わりました。
 世界選手権として通算1000戦目の記念レースとなった第3戦中国GPは、予選Q2からメルセデスAMG勢が他を引き離し、コースレコード更新こそできなかったものの、ボッタスがポールポジション/ハミルトンも僅差で続き、3番手ベッテルとはコンマ3秒近く離れました。決勝も、スタートでハミルトンがボッタスをかわしてからはメルセデスAMG勢のワンツー体制が確立してしまい、あとはコントロールされて“盤石”のレース運びでそのままゴール。開幕以来3戦連続のメルセデスAMG勢ワンツーフィニッシュとなりました。フェラーリ勢はまたも3位と5位という結果に終わり(ベッテルは今季初の表彰台)、「記念レースでフェラーリは勝てない」伝説(※第1戦、第100戦、以降100戦ごとの記念レースでフェラーリはなぜか1度も勝っていない)はまだまだ続くことにもなってしまいました。
 
 もちろんプレシーズンテストはあくまでテストなのでその結果をもって過剰な期待をしてはいけないし、いけないとわかっていながら期待してしまった私も悪いのですが……「フェラーリは何をしとんのか」って言いたいですなぁ。3戦終わってメルセデスAMG勢が常に1位2位にいて、ベッテルとルクレールがそれぞれ3位に1回ずつ立っただけって、ねぇ。コンストラクターズではメルセデスAMGに既に57ポイントも差をつけられ、ドライバーズポイントでもベッテル4位/ルクレール5位ですよ。もちろん、ここから巻き返せば昨年のメルセデスAMGみたいに十分チャンピオンにもなれる段階ではあるものの、この状態はちょっと「ヒドすぎ」ですなぁ。次のアゼルバイジャンや“第2の開幕戦”スペインでは本当になんとかしていただきたい。
 他方、開幕戦でいきなり表彰台に乗ったレッドブルとトロロッソのホンダ勢は、表彰台には乗れなかったものの結果としては連続で3台入賞(ポイント獲得)ということになりました。PUにトラブルも出てはいるものの、レッドブル勢のPUは今のところ問題ないし、「順調」と言っても良いと思います。フェルスタッペンが3戦とも上位でフィニッシュしている一方でガスリーが奮わず、開幕戦ではポイントも獲れなかったことで批判が相当強く、一説には「シートを失うのも時間の問題」とまで言われているようなのですが……第2戦で初ポイント/第3戦ではQ3進出+6番手タイムに決勝スタート直後の3コーナーをフェルスタッペンと並んで入ったことで後続をブロックした形になったし、結果も6位+ファステストラップの1ポイントも持ち帰ったしでレッドブルのドライバーとしての仕事を果たすところまではきたと思います。そりゃ同じクルマなのにフェルスタッペンとタイム差がありすぎるとか、似たようなキャリアのルクレールと比べるとダメすぎると言われればそうかもしれませんけど、デザインしたニューウェイが首をかしげるほどにリアのグリップがないとかマシンの側に大きな問題を抱えているのでは彼の実力だって発揮できないわけで(リアが簡単に滑るクルマはアクセル踏めませんよ。ルクレールだってそんな状態のRB15に乗ったらどうなのかはわからない)、あと数戦は慣らし期間として大目に見てあげてもいいと思います。あと、新人のアルボンさんはよく頑張ってますよね。第2戦で初ポイント/第3戦ではFP3でマシン大破の大クラッシュをしてしまい予選も走れずピットスタートながらタイヤ戦略でポイント獲得までもってきましたから。Driver of the Dayに選ばれるだけの渾身のレースを見せてくれたと思います。もう1人のクビアトさんも、不運続きで2戦ノーポイントに終わったけど、よくやってると私は思っています。予想ほど実際の戦闘力はない感じも出てきていますが両チームともうまく回っていると思えるので、次戦から改良型PUに替えるというウワサもあるようだし、シャシーもPUも改良を重ねてさらなる好結果に繋がるようこのまま進んでいってもらいたいです。
 
 次戦は、超高速で荒れることが多いアゼルバイジャンGPですな。今季最強とも言われているフェラーリPUのパワー全開で今度こそ跳ね馬が駆け抜けてくれることを期待しております。

| | コメント (0)

2019年3月18日 (月)

F1 2019 オーストラリアGP

 F1開幕戦・オーストラリアGP決勝が3月17日に行われました。

■F1開幕戦 オーストラリアGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
4位 フェルスタッペン(レッドブル)
13位 アルボン(トロロッソ)
15位 クビアト(トロロッソ)
17位 ガスリー(レッドブル)
・決勝
優勝 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
10位 クビアト(トロロッソ)
11位 ガスリー(レッドブル)
14位 アルボン(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ボッタス/「Fastest Lap Award」ボッタス(+1p)/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 2019年のF1も、オーストラリアはメルボルンのアルバートパーク・サーキットで開幕しました。
 プレシーズンテストではフェラーリが絶好調で、私も「昨年同様序盤は勝てそうな勢いですね」と書いたのですが……実戦のフリープラクティスが始まってみると、僅差ではあるもののトップタイムはいずれもハミルトン。フェラーリ勢は次点。で、いざ予選になると、メルセデスAMG勢はさらに加速。路面コンディションがセッション中に激変した(どんどん良くなった)Q1こそルクレールがトップタイムだったものの、Q2でハミルトンが昨年のPPタイム(コースレコードの1:21.164)を上回り、Q3では2人揃って1分20秒台に突入。1分20秒台はメルセデスAMG勢だけで、2番手のボッタスと3番手ベッテルの差がコンマ6秒近くもついてしまい、他チームは圧倒されました。他方、初の実戦となったレッドブルホンダは、ガスリーはチームの戦略ミスでQ1落ちを喫したものの(※Q1トップタイムのルクレールもQ1落ち寸前だった)、フェルスタッペンがルクレールのタイムを上回って4番手につけました。トロロッソ勢は、Q2落ちながら、新人のアルボンがクビアトを上回ってみせました。あと、デビュー戦のノリス(マクラーレン)がQ3に進出して8番手と健闘しましたね。
 決勝は、スタートでボッタスがハミルトンをかわしてトップに浮上すると、独走態勢となり、危なげないレース運びで優勝。最終盤にファステストラップも記録し、今季から復活した1ポイントを加えて1レースのポイントとしてはF1史上最高となる26ポイントを獲得しました。2位はハミルトンでしたが、早めにピットインしたベッテルをカバーすべく同じく早めのピットインをしたことが裏目に出て、ボッタスに20秒もの差をつけられてしまいました。3位はタイヤ交換を遅らせてコース上でベッテルをブチ抜いたフェルスタッペン。前を行くハミルトンにも追いついてはいたものの、勝負を仕掛けるまでは至らず3位に留まりましたが……ホンダとしては2008年のイギリスGPでホンダチームのバリチェロが3位に入ったとき以来11年ぶり、第4期ホンダとしては初の表彰台となりました。で、絶好調なはずのフェラーリは、ベッテルが4位/ルクレールが5位に終わりました。6位以下は、マグヌッセン(ハース)、ヒュルケンベルグ(ルノー)、ライコネン(アルファロメオ)、ストロール(レーシングポイント)の順で、10位にクビアトが入りました。ガスリーは最後までクビアトを抜くことができずポイント圏外の11位、デビュー戦のアルボンは14位に終わりましたが、4基のホンダPUはいずれもトラブルなく開幕戦を走りきりました。

 とにかくボッタスが速かったですねぇ。プラクティスではドライブミスも目立っていたのですが、予選ではしっかりタイムを出してきてたし、決勝は心配されたタイヤの問題もなくパーフェクトなレース運び……まさに“盤石”。決勝がうまくいかず後ろから突っつかれ防戦に追われたハミルトンと立場がまるっきり入れ替わったみたいでした(どうやらハミルトン車はフロアに損傷があったようなのですが)。オコンの加入で崖っぷちなボッタスにとっては、最高の開幕戦になったのではないでしょうか。見ている側としても、ハミルトンが(結果的にとはいえ)一方的に勝ちまくった昨シーズンよりはるかに面白いことになったと思います。一方のフェラーリは……「良いところなく終わってしまった」って感じでしょうか。特にベッテルのペースが上がらず、どうしようもないように見えました。フェルスタッペンにサクッと抜かれたし、終盤はルクレールにもあっさり追いつかれましたしねぇ(ルクレールはチームから「ベッテルを抜くな」と言われていた模様)。マシンの実力は高いはずなので、次戦以降での巻き返しに期待……というか、巻き返してもらわないとまたまたメルセデスAMG独走になってしまうので困ります。しっかり調整していただきたい。レッドブルホンダとトロロッソホンダについては、それぞれ3位表彰台獲得&10位入賞ポイントゲットとどちらもうまく回っているように思えたので私としては言うことなしですな。ガスリーがレッドブルデビュー戦でつまづいてしまいましたけど、今GPでの非はチーム側にありましたし、次戦は昨年4位入賞したバーレーンGPですからね。自信もって闘ってくれればそれなりの結果もついてくることでしょう。トロロッソの新人アルボンさん共々、焦らず腐らず1戦1戦チーム内での経験を積み上げていけば良いと思います。

 次戦は、バーレーンGP。常設サーキットなので、オーストラリアGPとはまた違ったレースになるでしょう。フジNextの解説陣の方々も言及していましたが、今年のマシンの特性や各チームの実力がより鮮明になるでしょうから、どんなものが見えてくるのか楽しみに待ちたいと思います。

 オーストラリアGP開幕直前に、FIA安全委員の代表とF1レースディレクターを長く務められたチャーリー・ホワイティングさんが急逝されました。開幕セレモニーで黙祷が捧げられたり、各チームが追悼メッセージを出したりしていましたね。私も、心より哀悼の意を表します。
 また、F1の2021年シーズンから適用される技術と財政面における新たな規則のパッケージを3月26日に発表するとの報道がなされました。もめてるの決まらないのと言われていた新協定が、いよいよ実現する……のでしょうかね。リバティメディア主導でのF1大改革が本当に実行されるのか、こちらも目が離せませんな。

| | コメント (0)

2019年3月 3日 (日)

F1 2019 プレシーズンテスト

 2月18日から4日間/2月26日から4日間の計8日間にわたり、今年もF1のプレシーズンテストがスペインGPの舞台・カタルーニャサーキットで開催されました。

 オーバーテイク促進の観点から、空力レギュレーションの一部変更がなされた2019年のF1。特にフロント/リアのウイングが変わるので、結構外観が変わるのではと予想されていたのですが……発表されたニューマシンのデザインは、昨年型の発展版といったところのデザインが多く、今年も変化は乏しく思えました。
 まずは、マシン。各チームともサイドポンツーン後方の絞り込みが、さらに過激に抉られています(一体、どこまで抉るのかとw)。見た目の変化という点ではあまりないものの、ザウバーの名前が消えてアルファロメオのみのチーム名となった旧ザウバーは今年も独創的なデザインで攻めてきました。また、例年見た目保守的なデザインのメルセデスAMGは、テスト前半は昨年型のようなデザインだったものの、「失敗作なんじゃね?」との評を気にしたのか、後半は違う空力パッケージを持ち込みました。全マシンの中で唯一美しく保たれていたノーズが、ビミョーにねじ曲がったようなのになってしまったのが個人的には残念極まりないんですけど……そっちの方が機能しているようだし、仕方ないですかね。あと、昨シーズン不振を極めたマクラーレンとウィリアムズは中身を大幅に変更してきているみたいですね。おかげで、ウィリアムズはシャシー製造がテスト開始に間に合わなかったですけど(2月20日にシェイクダウンするハメになった)。
 次に、チーム序列。今年のプレシーズンテストもフェラーリが絶好調で、ベッテルが後半2日目に事故ったり他のトラブルも出たものの速さも信頼性もほぼ問題なさそうです。新加入のルクレールも順調に仕事をこなしたようですし、昨年同様序盤は勝てそうな勢いですね(新代表は「ベッテル優先」を明言しているようですし、その方針を1年通して徹底できたらタイトルも夢ではない……かもしれないんだけど、このチームは訳わからないですから。どうなることやら)。他方、メルセデスAMGは今年のテストも信頼性やデータ検証重視だったようでしたが、例年通りの「盤石」かというと、パッケージを大きく変えてきたり最終日にきっちりタイム出してきたりもしたので、それほどでもない気もします。焦ってはいないけど「余裕かましてる」ということもないのかも。“3強”のレッドブルは、ホンダPU初年度ということもあって、このテストではPUとのマッチングのテストを重視していたと思います。幸いホンダPUにトラブルは出ずPUのマイレージは着実に稼ぎましたが、新加入のガスリーが前半後半1回ずつ大クラッシュをしてしまったためにレースシミュレーションなどがきっちりできずに終わってしまいました。事故はドライバーのミスによるものみたいですけど、ギアボックスにトラブルが出ているようですし、今年もマシン全体の信頼性では疑問符が付くテストになりました。他方、トロロッソは、順調に周回を重ねた上に速さも見せていました。復帰したクビアト/新人アルボンの2人が担当でしたが、どちらも終始安定して速かったことが印象的。中団勢でいいところにつけるかもしれませんね。他の中団勢では、アルファロメオやハース、それに開発遅れがウワサされていたルノーもそれなりに仕上がっていそうです。マクラーレンは、速いタイムこそ出していた印象ですけど、ここはテストだけやたら速かったりするので実戦ではどうなるかわかりません。あと、フォースインディア改めレーシングポイントは、資金あっても開発が遅れているのか、良くなさそうな感じに終始。テスト開始日に間に合わなかったウィリアムズは、当然満足いくテストはできず、タイムも1分18秒台でした。少なくともシーズン序盤は厳しいレースになりますかね。
 で、レギュレーション変更によってダウンフォースが失われる結果、今年型のF1は昨年型よりラップあたり数秒遅くなると言われていたのですが……昨年のプレシーズンテスト最速タイムが1:17.182/昨年のスペインGPのPPタイムが1:16.173だったところ、今回のテスト最速タイムはベッテルが最終日に出した1:16.221。2番手は同じく最終日にハミルトンが出した1:16.224で、他にルクレール/ボッタス/ヒュルケンベルグ/アルボン/クビアト/サインツが16秒台を記録しました。って、全然遅くなってないのでは!?むしろ、速くなってないか、これ??まぁ、テストはテストで、昨年のPPタイムを上回ったわけでもないし、実際のところは実戦でしかわからないのですが……オーバーテイク促進が実現したのかも含めどうなってるんでしょうね、今年のマシンは。

 何はともあれ、今年も2週間ほどで開幕戦・オーストラリアGPが始まります。
 今年は「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」の視聴契約を既にスカパーとしており、F1開幕戦のライブ視聴は可能であります。昨シーズン終わりに書いた通り、レッドブルホンダのデビューシーズンなのでとりあえず5月あたりまでは継続視聴しようと考えています。
 どんな展開になりますかね、今年のF1は。全戦見るかどうかはまだわかりませんけど、見る以上はしっかり楽しみたいと思っています。

| | コメント (0)

2019年2月 4日 (月)

F1ストーブリーグ18-19

 F1は現在オフシーズン中ですが、今週より新シーズン用の新車発表が始まり、来週18日からはいよいよプレシーズンテストが始まります(開催地は、寒すぎるとかなんとか毎年言われてるのにまたまたカタルーニャサーキット)。
 とはいえ、空力に関してレギュレーションが一部変更になるためか、各チームとも情報統制が厳しく、どんなクルマになったのかはテスト初日になるまでわかりません(もっと言えば、テストはテスト専用パッケージでやる可能性もあるので、開幕戦までわからない)。
 で、そんな時はドライバーの移籍話・通称“ストーブリーグ”の話題になるのですが……来シーズンのシートは早々に決まってしまってたので、その話題も今冬はありません。ただ、多くのチームでドライバーがシャッフルされてたりするし、そのあたりについての展望ってのを簡単に書いてみることにします。

○メルセデスAMG
 ラインナップはハミルトンとボッタスで変わらず。ハミルトンが速いのは誰もが知っているので、注目はボッタスがどうなるかどうかでしょうな。リザーブ兼テストドライバーとしてオコンが加入しましたし、バンドーンもメルセデス陣営入りした(フォーミュラEに参戦中)ので、あまりに成績が奮わなければシーズン中に交代も十分あり得ます。ボッタスは実力を結果で証明するしかないですね。
○フェラーリ
 ルクレールが加入したことで「ベッテル危うい」説がそこいら中から聞こえてきますが……いくらなんでもルクレールがベッテルをいきなり圧倒するとは思えません。が、会社の経営陣が変わり、チーム代表からアリバベーネさんが引きずり下ろされてしまうなど御家騒動が続いている中、チームとしてベッテルを追い出す算段をしていたら話が違ってきます。「ベッテル絶不調」に仕向ける可能性がある、ということです。チャンピオンを獲りたいのならそんなことをしている場合ではないのですが、このチームはやりかねません。そうなってほしくはないのですが……今年の跳ね馬はあまり期待しない方がいいかもしれませんな。
○レッドブル
 リカルドが抜けたため、フェルスタッペンとガスリーのコンビになります。ホンダとの付き合いが長いガスリー君に是非とも頑張っていただきたいところですが……なにせ今年はホンダPU搭載初年度です。PU変えたのはレッドブルだけなので、他のチーム以上にレッドブルはマシンのデキ次第でしょうね。マシンが「当たり」なら、ガスリー君もうまくいくと思います。
○ルノー
 リカルドが加入して、ヒュルケンベルグと組むことになります。方や“モナコウィナー”、方や最も長く表彰台乗ったことがない男……チーム内争いは、ここが一番面白そうですよね。ヒュルケンベルグからすれば、リカルドを圧倒できればトップチーム移籍のチャンスが生まれるかもしれないですし。ま、個人的にはリカルドに頑張っていただきたいのですけどw
○ハース
 グロージャンが追い出されるかもとか言われてましたが、結局マグヌッセンとのコンビ継続。メインスポンサーがついたため、マシンカラーは一新されるようですけど、ここは変化が最も乏しそうですね。チームとしても、安定してポイント稼ぐようになれればそれでいいんじゃないですかね。
○マクラーレン
 ドライバー総取っ替えで、サインツとノリスが乗ります。が、ここもマシン次第でしょうねぇ。アロンソのようにウデで何とかするなんて芸当はできないでしょうし、ダメなら今季も最下位争いしかないでしょう。
○レーシングポイント(フォースインディア)
 元フォースインディアで、チーム名は開幕までにまた変わってるかもしれません。ドライバーは、ペレスと“スポンサー事情”によりストロール。資金面が大幅に良くなったことで、ここはのっけから大化けするかもしれません。そんな中、ストロール坊ちゃまはF1ドライバーとしての実力を発揮するのか……そこが見どころですかね。
○アルファロメオ(ザウバー)
 ザウバーチームは今季アルファロメオの名で戦うことが発表になりました。伝説のチームを名乗るマシンを駆るのは、ライコネンとジョビナッツィ。しがらみから開放されたライコネンが、活き活きと走ることだけを期待しています。
○トロロッソ
 トロロッソもドライバー総取っ替えで、復帰のクビアトと新人のアルボンが乗ります。今季はレッドブルのBチーム化が進み、マシンのリアセクションはまんまレッドブル仕様になるとか言われてますし、ホンダPUのテストベッド的な意味合いも継続されるので、「レッドブルのデータ取り部隊」ってことになり……選手権的にも見ている側にとっても「どーでもいいチーム」になってしまいそうな気がします。ちょっと心配。
○ウィリアムズ
 ここもドライバー総取っ替えで、F1復帰のクビサとメルセデス子飼いの新人ラッセルが乗ります。パディ・ロウがいる効果がそろそろ出てきても良さそうなんですけど……今年はどうなりますかねぇ?あと、あの悪夢のような事故から復帰したクビサは本当に決勝の長丁場を走りきれるのか、ジョージ・ラッセルは将来メルセデスAMGに乗るような才能の持ち主なのか、結構見どころは多いかなと思っています。

 どうなりますかね、今季のF1は……ま、とりあえずはプレシーズンテストですな。レッドブル・ホンダ、全力で応援するので頑張ってください。

| | コメント (0)

2019年1月 6日 (日)

謹賀新年 2019

 新年あけましておめでとうございます。
 今年の正月三が日は、やっぱり寝正月でした。
 正月恒例のスポーツイベントは、元日恒例の天皇杯サッカー決勝はアジアカップのため今年はなし(※決勝は昨年12月9日に開催されて、浦和レッズが優勝した)。2日の大学ラグビー準決勝は、明治大が早稲田大に、天理大が帝京大にそれぞれ勝って決勝進出。帝京大の10連覇はなりませんでした。2日~3日にかけて行われた箱根駅伝は、往路を東洋大/青山学院大が復路で優勝し、総合優勝は東海大。東海大学は箱根初制覇で、青山学院大の総合5連覇もなりませんでした。3日のライスボウルは、富士通が関西学院大を圧倒しました。ラグビーの帝京大は選手が例年ほどゴツくなくて「今年は小粒かなぁ?」と思ってはいましたが、まさか準決勝で敗退とは思ってなかったです。駅伝の青山学院大は出雲と伊勢を制していたのでフツーに連覇だろうと考えていたら、4区5区で失速して総合優勝を逃すなんて思ってもみなかった。昨年はライスボウルに出場した日本大学フェニックスがあんなことになりましたし……“1強他弱”な傾向があった大学スポーツも、今年は新たな時代に入っていくのでしょうかね。
 あと、今年もNHK BSプレミアムでニッポンアニメ100「あけおめ!声優大集合2019」という生放送の年越し特番を放送しまして、今回は最初から最後まで録画で見たのですが、実に面白くて、新年早々笑い転げました。いやはや、前回も今回もカオス極まりなかった現場を最大限盛り上げつつもあっさりとまとめてしまう西川貴教さんのトーク力は、本当に凄いですね。2020年版もぜひやっていただきたいですわ。

 初詣でもお祈りしておきましたが、今年こそは穏やかで落ち着いた1年になってくれればと思っております。
 本年も、「Bleumer's Diary 詮無きことを II」をよろしくお願いします。

| | コメント (0)

2018年12月31日 (月)

ゆく年くる年 2018

 大晦日です。2018年・平成30年も終わろうとしています。

 今年は、私Bleumerが住む関西地方にとっては災難な1年となりました。6月18日の大阪府北部地震、7月初旬の平成30年7月豪雨(中国四国地方の被害が大きかったが、関西も実は酷い)、観測史上初の紀伊半島の東に上陸して西へ抜けた“逆走台風”12号、20号、25年ぶりに非常に強い勢力を保ったまま日本本土に上陸し暴風で多大な被害をもたらした21号、そして24号と4回も台風の直撃をくらいましたし、さらに今夏は雨が降らなければ降らないで記録的な暑さとなり(※この暑さは全国的)、今夏の平均気温は西日本で観測史上2位だったそうで……熱中症で搬送される人が後を絶たず「災害級の暑さ」なんて言葉まで生まれましたな。私自身も暴風豪雨酷暑にはなんとか耐えましたが、大阪府北部地震では「自室崩壊」の被害をくらいましたし、本当に「災」な1年だったといえると思います。
 まぁ、本当に「災難」だったのは、どっかの維新さんが躍起になった「万博招致」のためだかなんだかのために深刻な被災状況をほとんど報道されず事実上“なかったこと”にされた(全国ネットはもちろん、関西ローカルさえほぼ取り上げなかった。ただ、そのおかげか2025年国際博覧会は大阪市で開催されると11月に決定した)、地震や豪雨や台風で被災した方々だったのではと思いますが。
 日本全体を考えてみても、今年は「良い1年」とは私にはとても思えませんでしたね。話題になるのはスポーツ界にのさばる卑劣な輩とか何度やらかしても懲りない自称ジャーナリストとか改革という言葉にのぼせるだけのガキな元大横綱とか、それに輪をかけて幼稚なコメントを発し悦に入る識者サマたちの群れとかばかりだったし……その上、臨時国会では事実上の移民解禁となる出入国管理法改正案があっさり通ってしまったわけで。野党にマスコミはおろかネットでさえ誰も移民解禁に反対しないし、反安倍とかでいつも騒ぐ連中も今回は一切騒がず(何らかの方法でご同胞が入ってくるのでしょうなぁ)……現代の日本では“左”は消えてただの反日なサヨクだけが跋扈しているのと同様、移民なんざ絶対に許さないはずの“右”も実際は1人もいないとはっきりしましたね。ネット右翼の保守だのとほざいてる連中も、結局はサヨクと同じ騒ぐだけな輩でしかないってことです。今年ロシア大会が行われたサッカーW杯でも「日本代表サポーター」というのは渋谷や道頓堀で騒ぐだけの連中のことを指していましたし、ハロウィン騒動とかを見ても、今この国では「騒ぐだけの輩」というのが=偉い人ってことになっているのだろうなと感じざるをえなかったですね、情けないことに。人間というのは、どこまで幼稚になっていくのか……水が低きに流れることを止めることはできないのと同様に、どうしようもないのですかね。

 Bleumer個人にとっての2018年は……6月の地震による自室崩壊→復旧及び耐震化作業というところが主だったように思えますが、再び入院もしましたし、他にもいろいろあって大変な1年となりました。買い物は、Xbox One Xとスパイダーマン仕様のPS4 Proが大きい買い物だったかな(おかげで、考えていた自作PCの更新はできなくなったw)。ホビー系だと、バンダイから「ROBOT魂 <SIDE HM> ガイラム」が発売されたのは本当に嬉しかったし、デキもよろしくて素晴らしかったですね。フィギュアは、自室復旧作業で時間取られて購入したものの開封さえ半分くらいしかできていないので評価しづらいのですが、開封した分ではFREEingの「加藤恵 バニーVer.」が恵そのもので特に良かったかな。とはいえ、今年一番のホビー製品となると、バンダイの「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ウイングガンダムゼロ(EW版)」かな。税込ながら27000円でプレバン限定値引きなしな高額商品ではあるけど、その値段だけの価値は十二分にある凄まじい出来映えでした。特に背中の例の羽根がとんでもない作り込み具合で、実際手にしてみて仰天しましたよ。アニメ作品では、こちらも時間が取れずに録画はすれど見ていない作品が山のように発生してて、評価が難しいのですが、見た中では「ゆるキャン△」「ウマ娘 プリティーダービー」「ぐらんぶる」「SSSS.GRIDMAN」あたりが良かったですかねぇ。劇場には行けなかったもののBlu-ray買って見た「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」も素晴らしかったなー。ただ、2016年公開作品ながら8月に地上波初放送された「聲の形」の衝撃度合いが今年一番でしたね(あの2時間で受けた衝撃は計り知れない……)。ゲームも、最新スペックのハードを2台も買った割にあまりプレイ時間が取れずじまいだったのですが、発売が地震の前だったこともあって「真・三國無双8」はそこそこやりこみましたね。システム一新で評判はよろしくないものの、私は結構楽しめました。あと、毎年恒例のForza新作である「Forza Horizon4」も毎日のようにプレイしてますね。一方で、期待していた「無双Orochi3」は全然進められなかったので……来年はこちらをじっくりやっていきたいと思っています。

 毎年書いていますが、体力的気力的にキツくて当ブログを続けていくことが厳しい状況は絶賛継続中です。フリーサービス故の広告表示も年々酷くなる一方で、自分のブログなのにブラウザで見る度に私がウンザリしています(特にモバイル版。運営は広告しか見せたくないのでしょう。無料ユーザーなので言える立場にないとはいえ、あまりに酷すぎ)。今年もF1ネタをメインになんとか記事を書けたものの、先に書いたように騒ぐだけの輩の罵詈雑言の巣窟となって幼稚化する一方のネットに自分も何か書くってこと自体に正直疲れてしまっていて……「どうしようかな」と考え続けるも答えは出せずにずるずると、なんですよね。ま、身体と脳が動く限りはなんとかこの意見表明の場を続けたいと思ってはいるのですが、どうしますか。もうしばらくがんばってみますか。

 2019年は、元号も変わりますが、穏やかな1年となりますように。

| | コメント (0)

2018年12月15日 (土)

F1 2018 アブダビGP

 F1最終第21戦・アブダビGP決勝が11月25日に行われました。

■F1第21戦 アブダビGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
16位 ハートレー(トロロッソ)
17位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
12位 ハートレー(トロロッソ)
リタイア ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」アロンソ/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 今年の最終戦もチャンピオンシップ確定後のグランプリとなってしまい、どことなく和やかな雰囲気の中でのレースになってしまいました。
 ただ、予選はメルセデスAMG勢が1分34秒台というえげつないタイム(ハミルトンは1:34.794。当然、コースレコード更新)を出して他を圧倒。最年少PP記録更新がかかっていたフェルスタッペンは6位に終わり、記録更新はなりませんでした。
 決勝は、初っ端からヒュルケンベルグ(ルノー)のマシンがひっくり返る大アクシデントがあったり(ヒュルケンベルグは無事)、(おそらく)フェラーリで最後となるレースとなるライコネンも早々にリタイアしてしまったりしましたが、レッドブル勢が揃って順位を上げた(レッドブルで最後となるリカルドは4位フィニッシュ)くらいで、特段面白くもない展開で終わりました。レース終了後に、グランドスタンド前にて今回でF1から身を引くアロンソ(マクラーレン)とハミルトンとベッテルが揃ってドーナツターンを見せてくれたのは良かったですね。特に、ベッテルがアロンソときっちりシンクロさせてマシンを回転させてたのには感動しました。

 これにて、2018年のF1も終了しました。
 ドライバーズタイトルは、ハミルトンが獲得。21戦中11勝、408ポイントを獲得。オーストリアGPでノーポイントだったにも関わらず、史上初の400ポイント超えを達成してしまいました。終わってみれば、2位ベッテルに88ポイントもの差をつけました……昨年は46ポイント差だったので、昨年以上に「圧勝」のシーズンでしたな。そのベッテルは開幕戦を含めて今年も5勝して320ポイントを獲得しましたが、「取りこぼし」が昨年以上に多かった上に、ドイツGPに代表されるように取りこぼしたところをハミルトンにきっちり25ポイント持ってかれたのは痛すぎましたね。3位には251ポイントのライコネン。3位が実に8回、そしてアメリカGPでは優勝と、今年は表彰台に12回も上ったんですよね。「まだまだトップチームでやれる」ことを証明した1年だったと思いますけど……来年はザウバー。もっと表彰台でシャンパンがーっと飲む姿を見たいものです。4位は249ポイントのフェルスタッペン。オーストリアとメキシコで勝って今年も2勝。来季はレッドブルホンダの“エース”です。ホンダPUでどのような走りを見せてくれるのか、楽しみですね。5位は247ポイントのボッタスで、今季勝ち星なしで終わってしまい極めて残念な1年となってしまいました。来季の奮起に期待。6位は中国とモナコで勝ったリカルド。来年はレッドブルから離れてルノーワークスですが……どうなるでしょうな。トロロッソホンダのガスリーは29ポイントでランキング15位/ハートレーは4ポイントでランキング19位でした。ちなみに、今年は全戦を途中交代も欠場代役もなく20人のレギュラードライバーだけで走りきりました。これはF1史上初のことだとか。そういや、今シーズンは途中から新人ドライバーが入ってきたり消えたりしてませんでしたな。
 コンストラクターズタイトルは、655ポイントを稼いだメルセデスAMGが獲得。2位フェラーリは571ポイントで、メルセデスAMGとの差は84ポイント。昨年は668ポイント対522ポイントで146ポイント差だったことを考えると、結果的には「実は頑張っていた」ということになりますかね。ただ、3位レッドブルも419ポイント取ってて、昨年(368ポイント)より50ポイント以上多かったりします。
で、“3強”以外の“中団勢”トップの4位には今年は(ワークス)ルノーが入りました。ま、フォースインディアがチーム事情で前半戦のポイントを失ったが故の4位だったりするのですが……ワークスとしての威厳が少しはついてきた、かな。5位はハースで93ポイント、6位は序盤にアロンソがポイントを荒稼ぎしたマクラーレン、7位はポイント剥奪後のレーシングポイント・フォース・インディア     (それでも52ポイント)。8位はザウバーで、トロロッソホンダ初年度は33ポイントに留まり9位でした。最下位は7ポイントしか獲れなかった名門ウィリアムズ……来季は復活できるのでしょうかね(ロバート・クビサが復帰するようだし、パディ・ロウがそろそろ本領発揮するだろうから、ちょっと期待)。

 去年のちょうど今ごろ、HALO義務化とPU基数制限強化のため「来季のF1を見たいと思わない」<記事>とここで書きまして、実際、シーズン中のフジテレビNEXTとの視聴契約もしたりしなかったりになりましたが……契約期間中の再放送とかのおかげで、結局のところ私が全く見ていないグランプリは開幕戦オーストラリアGPと第5戦スペインGPの2戦だけということになりました。HALOはだいぶ見慣れたし、ベルギーGPでのルクレールの事故でその有効性も証明されましたが、一方で最終戦のヒュルケンベルグの事故ではドライバー脱出の妨げにしかならない場合もあることも証明されました。また、PU基数制限もメルセデスやフェラーリのPUは年間3基でもなんとかレース可能であることを実証しましたし(ルノーとホンダは証明できなかったが)、心配していたほどレース中にパワーセーブしているようには見えませんでした。今シーズンのF1は「(競技としての)本質まで見失っていた」とまでは言えなかったかと思います。それなりに見る価値はあったでしょう。とはいうものの、やっぱり勝ったのはハミルトンで、やっぱりメルセデスAMGがタイトルを獲得して、というここ数年当たり前になってしまった結果を覆すには至らず、お金を払ってでも「見たい」と思ったかというと昨年書いた強い疑念は今なお何も消えていません。あと、リバティメディアによる競技自体の改革が2021年あたりから実を結ぶという話も、どうやら実現できそうにありません。11月19日にルノーCEOでもある日産のゴーン会長が日本で逮捕されるということがあったため、PUメーカーでありワークスチームももつルノーがF1から撤退するような事態になったら事情が変わるかもしれないのですが、そうでもない限りはほとんど現状のままでF1がずるずると続いて行ってしまう可能性が高くなっています。そうはなってほしくないのですが、昨今の自動車業界は総じてうまく回っていない感じですから……メルセデス/フェラーリ/ルノー/ホンダの4メーカーあっての今のF1では、大改革は無理かもしれませんな。けど、2021年まではまだ時間はあるので、リバティメディアさんには諦めることなく改革実現に向かって進んでいっていただきたい。
 大改革は厳しいものの、来シーズンのF1は空力レギュレーションの一部が変更になります。PU基数制限は今年のままのようで(厳しくはならない)、各チームのドライバーラインナップも変わらないのはメルセデスAMGとハースだけであとは大きく変わります。何より、来シーズンからはトロロッソホンダに加えてレッドブルホンダが走ります。来年のレッドブルは鬼才エイドリアン・ニューウェイが設計に大きく関わったシャシーだといわれていますし、初年度だけに過度な期待はできないものの、トップチームの一角にホンダPUが載るとどうなるのか、大変楽しみです。

 というわけで、来シーズンのF1は開幕戦から見ようと思っています。今月からフジテレビNEXTとの視聴契約は切っていますが、来年3月から視聴を再開する契約は既にしました。シーズン通して見るかどうかはまだ白紙ですけれど、レッドブルホンダのデビューシーズンなのでとりあえず5月あたりまでは継続視聴しようかなと今のところ考えています。
 来年2019年のF1は面白い展開になってくれることを期待しております。

| | コメント (0)

2018年11月19日 (月)

F1 2018 ブラジルGP

 F1第18戦・アメリカGP決勝が10月21日、第19戦・メキシコGP決勝が同28日、第20戦・ブラジルGP決勝が11月11日に行われました。

■F1第18戦 アメリカGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
13位 ガスリー(トロロッソ)
14位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ライコネン(フェラーリ)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
9位 ハートレー(トロロッソ)
12位 ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」メルセデスAMG

■F1第19戦 メキシコGP
・予選
1位 リカルド(レッドブル)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
14位 ハートレー(トロロッソ)
15位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 フェルスタッペン(レッドブル)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
4位 ハミルトン(メルセデスAMG)
10位 ガスリー(トロロッソ)
14位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

■F1第20戦 ブラジルGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
10位 ガスリー(トロロッソ)
17位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ライコネン(フェラーリ)
11位 ハートレー(トロロッソ)
13位 ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

 ドライバーズタイトルが決まる可能性も高くなっていたアメリカGPでは、2番手スタートのライコネンがスタート直後の1コーナーでハミルトンをかわしてそのまま優勝。ハミルトンは3位/ベッテルが4位だったためタイトル決定は持ち越しになったのですが……結局次のメキシコGPでベッテルは優勝を逃してしまったため、ドライバーズタイトルはハミルトンに決定。コンストラクターズタイトルも、ブラジルGPをハミルトンが制したことで最終戦を待つことなくメルセデスAMGに決定しました。

 いやぁ、オースティンの表彰台の真ん中にライコネンが立ったのには感動しました(ライコネンの優勝は、ロータス時代の2013年開幕戦オーストラリアGP以来で、実に5年半ぶり。でも、本人はいつもの表彰台と全く変わらずクールにシャンパンをがーっと飲んでましたがw)けど、昨年に引き続きメキシコでドライバーズタイトルをハミルトンに持って行かれ、コンストラクターズタイトルもブラジルでメルセデスAMGに決まってしまいましたね。まぁ、今年はCEOだったマルキオンネさんが突然亡くなってしまったりもしましたし、フェラーリにとっては「不運だった」とも言えなくもないですけど……勝負の後半戦で、エースのベッテルがベルギーで勝っただけであとは4位/3位/3位/6位/4位/2位/6位、ではねぇ。しかも、好調なライコネンを途中で「追い出す」と発表してみたり、「チームとして勝つ気あんの?」と思うことが多すぎましたな。今年はメルセデスAMGも、オーストリアで全滅したり、ボッタスが1勝もしていなくて落ち込んでたり、タイヤもうまく使えていない(これは他チームも同じだが。特に終盤戦で目立ってますな)など、“盤石”ではなかったのですがね。跳ね馬さんはまたも「来年に期待」、ですかねぇ。
 来シーズンのF1となると、レッドブルホンダが最も期待したくなるわけですが、まぁPU替え初年度となるとある程度大目に見ないといけない所も多々出てくるでしょうし、ホンダPUそのものもやはりまだ発展途上っぽいですからねぇ……期待半分不安半分といったところでしょうか。ただ、今回書いた3戦のDriver of the Day Awardを独占しているフェルスタッペンが来季はホンダPUが載ったマシンを駆るわけですから、その点では楽しみですな。完成度の高いPUを供給し、フェルスタッペンの果敢な走りとガスリーの落ち着いた走りで表彰台の2ポジションを奪う姿がたくさん見られるといいですね。
 とはいえ、まずは今週末の今季最終戦・アブダビGPです。しっかり見届けようと思います。

| | コメント (0)

2018年10月31日 (水)

新型iPhone&新型iPad発表 2018

 Appleが日本時間の昨晩から新製品発表会を開催し、新型「iPad Pro」と新しい13.3型「MacBook Air」&「Mac mini」を発表しました。

 今回の発表から遡ること1ヶ月半以上前の9月12日(現地時間)に今年の新型iPhoneは発表されたのですが……先行して発売された「iPhone XS」「iPhone XS Max」のお値段があまりに高すぎることに呆れかえってしまい、例年のように即記事にすることもどっかへいってしまいました。
 だって、私が使ってきたデカいiPhoneだけ見てみても、
au版 iPhone6s Plus  64GB:端末価格109920円/実質負担額51480円
au版 iPhone 8 Plus 256GB:端末価格121680円/実質負担額57600円
だったところ、今回は
au版 iPhone XS     256GB:端末価格146880円/実質負担額81840円
au版 iPhone XS Max 256GB:端末価格159840円/実質負担額94800円
 (※最大ストレージ容量の512GBだと、25000円ほどそれぞれ上乗せ)
なんてことになってしまったのですから。特に、au版 iPhone XS Max 512GBモデルの実質負担額119760円というのはホントに衝撃でした。もはや「俺は買えない」値段のつけ方だと感じましたよ。
その後、
au版 iPhone XR     256GB:端末価格116640円/実質負担額58320円
という発表がなされて、ホッとしました。「もう新しいiPhoneは買えないかな」と本気で考えてましたし、「これなら買えるな」と安心しましたからね。ただ、“廉価版iPhone”という位置づけのXRしか事実上買えない、となると……「もう、iPhoneはいいか」って感情が強くなってしまいます。今回ほど「今年が機種変更の年でなくてよかった」と思ったことはありませんわ。私の機種変更の時期となる来年は、値段のつけ方を見直していただきたいです。
 だがしかし、来年のiPhoneがどうなるかは現時点ではわかりません。XS系が世界中で売れてしまえば、来年はもっと高額な端末になっててもおかしくない上に、XRみたいな“救済策”は消えてしまいかねなかったりします。今後のiPhoneはどうなっていくのか……さらに、総務省の干渉で「毎月割」のような端末割引制度も消えてしまいかねなかったりしますし、Android端末もフラッグシップ機は高騰する一方だったりしますしねぇ。スマートフォンのこれからってどうなっていくのか不安ですな、本当に。なんとか買える範囲の値段で出していってもらいたいです。

 で、もうひとつのiOSデバイスであるiPadの新型が発表になりました。12.9型液晶を搭載した初代iPad Pro登場以来目立った進化が見られなかった近年のiPadでしたが、今回はドカンと変えてきましたね。ウワサでは有機ELになるとも言われていましたが、結局は液晶のまま12.9インチと11インチの2種類の画面サイズで展開。ただ、ベゼルはグッと狭まり、ホームボタンも廃してiPhone X系と同様の「Face ID」認証に移行。そして、こちらはウワサ通りにLightning端子が廃止され、USB Type-Cに。さらに、最大の強化点は、プロセッサがA11Xをとばして「A12X Bionic」になったこと。CPUが8コア(高性能コアx4&省電力コアx4)でApple曰く「市場にある92%のモバイルノートより高速」だそうで……iPhoneに載ってるA12から高性能コアが倍になってるとなれば、あながち間違いでもなさそうですな。またGPUも7コアあって、性能はA10Xの2倍とか……これらが合わされば、とんでもない処理能力だと思われます。
 「こいつは買いだ!」と直感的に思ったのですが……気になったのは、今までのiPad Pro用のオプションが全く使えないこと。特に、スタイラスペン「Apple Pencil」がLightning廃止で新型には使い回せないんですよね。となると、今回同時に発表された第2世代の「Apple Pencil」(税込15660円)も買わざるをえず、予算的に「キツいな」と。今うちで使っているiPad Air 2(Wi-Fi 128GB)を更新したいのですけど、そのために11インチのWi-Fi 256GBモデルを買うにしても、本体115340円にPencilが15660円にAppleCare+が15980円で、他にカバーやら液晶保護フィルムやらとなると……正直「うむむ」って感じになってまして、「(Air 2と併用している)初代iPad Proを更新するときまで待つか」とも考えています。

 一時期「保守的」に過ぎる時期もあったAppleですが、昨年のiPhone Xからデザインもハードもいろいろ積極的に変えてきていて、かつ完成度も高い製品に仕上げてきているのは素晴らしいことだと思います。ただ、価格も上がってしまっているので、こちらの買い替えはなかなか積極的にやれないのがなんとももどかしいですな。とはいえ、デバイス更新の時期はきているので、なんとか予算を確保していきたいと思っております。
 あと、別のウワサとして来春にiPad miniの新型がでるというものがあるのですが、こちらは是が非でも実現してもらいたいです。私にとって、常時携帯可能なモバイルネット端末としてはiPad miniのサイズと使い勝手が最高なんです。本体のデザインとかは変わらなくても良いので、A11やA12あたりのプロセッサを積んでブラッシュアップしてそれなりの値段だったら、ホント即買います。Appleさん、よろしくお願いいたします。

| | コメント (0)

2018年10月16日 (火)

F1 2018 日本GP

 F1第17戦・日本GP決勝が10月7日に行われました。F1が、今年もホンダの聖地・鈴鹿にやってきました。

■F1第17戦 日本GP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
6位 ハートレー(トロロッソ)
7位 ガスリー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
11位 ガスリー(トロロッソ)
13位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

 台風25号の日本接近で週末は大荒れになることも予想されていた今年の日本GPですが、台風が予想よりもだいぶ北の日本海上を通り過ぎたために風は強めだったもののそれほど影響はなく、金曜FP1&FP2はドライコンディション、台風が最接近した土曜はFP3の途中で雨が降りだしたものの予定通りに開催されました。
 予選。路面はドライながら時折雨が落ちてくるというコンディションの中、Q1でマクラーレン勢とFP3でクラッシュを喫したヒュルケンベルグ(ルノー)が消え、Q2ではトラブル発生で走行できなかったリカルド(レッドブル)や来季フェラーリ昇格のルクレール(ザウバー)が消えました。そんな中、トロロッソ勢は“スペック3”仕様の新PUのパワーもあってか、ガスリー9番手/ハートレー10番手で揃ってQ3に進出。Q3ではフェラーリ勢が「はなから雨」と読んでインターミディエイトを履いて出ていったものの、他車はすべてドライ(スーパーソフト)でタイムを出しに行き、フェラーリ勢も結局は途中でドライに戻したところで雨が降りだすという最悪な展開となり、ライコネンはなんとか4位になれたけどドライでのタイムが出せなかったベッテルは9位に終わってしまいました。結果、PPは余裕でハミルトンが獲得。2位ボッタスでメルセデスAMG勢がフロントロー独占。3位にはフェルスタッペンが入り、終わってみればハートレーが6位/ガスリー7位というトロロッソ勢は今季最高の予選となりました。
 決勝。天候は台風一過で晴れたのですが……スタートでハートレーが出遅れ/シケインでフェルスタッペンがライコネンをコース外に押し出し/ルクレールとマグヌッセンが接触し部品散乱→4周目にセーフティーカー導入/セーフティーカー解除後の9周目にスプーンでフェルスタッペンとベッテルが接触しベッテルは最後方へ後退、と序盤は荒れた展開に。他方、前方でトラブルに関係しなかったメルセデスAMG勢は安泰で“盤石”となり、また15番手スタートだったリカルドもこれらに乗じてスルスルと順位を上げ、またフェルスタッペンもライコネンとのトラブルで5秒加算ペナルティを受けたものの安定した速さで終盤にはボッタスに追いついて見せました。結果、優勝は悠々走ったハミルトンで今季9勝目。2位ボッタスで、3位フェルスタッペン、4位にリカルドが入ってDriver of the Day選出。5位ライコネン/6位ベッテルと、フェラーリは今年も鈴鹿で振るわず。期待されたトロロッソ勢はガスリーが11位/ハートレーは13位に終わってしまい、今年も第4期ホンダの母国での入賞&ポイント獲得はなりませんでした。

 予選を最高の形で終えたトロロッソの決勝は残念でしたが……まぁ、レースペースを上げられなかった以上、仕方ないですかね。ガスリーのPUにはオシレーションが出ていて、その対策セッティングがFIAに承認されていたにも関わらず決勝スタート直前に認められなくなった、というトラブルはあったようなのですが(※決勝終了後に明らかになった)、にしてもペースさえあればレッドブル勢のように上位に行くことも可能だったわけですからね。第4期ホンダの逆襲は、来年に持ち越しですな。あと、フェラーリ……昨年ほどではないにせよ、ガッカリですよ。予選Q3でのタイヤ選択に決勝でのベッテルの突っ込み……もちろん点差をつけられている状態なので攻めることは大事なのですが、「無謀」としか思えないことをまた平然と何度でもやってのけて繰り返し自滅しているように思えて仕方がないんですよね。今回だって、普通にやってれば3位4位は確実にとれただっただろうに(うまくいけば2位4位あたり?)、5位6位ですからねぇ。「これじゃあ、ワールドチャンピオンになれんわ」と考えざるを得ません。50ポイントだったハミルトンとベッテルの差は67ポイントにまで広がり、次戦でタイトルが決まる可能性もかなり高くなってしまいました。まぁ、こちらもチームの実力差があまりにも明白なので、仕方ないところですかね。
 それと、去年は日本GPの来場者数が過去最低を更新してしまったところ、今年は3日間ともに増えたみたいですね。合計では16万5000人が来場したとか。前年を上回るのは実に6年ぶりということで、良かったですね。来年からはレッドブル・ホンダが誕生してより上位の成績を残せそうですし、また観客数も増えていくと良いんですけど(とはいえ、今年も地上波のニュースでは他に特別なイベントもなかったのにまるっきり無視されてたけど)。

 2018年の日本GPも終わり、今年のF1も残るは4戦。今年は何戦か見ませんでしたが、ここから最終戦・アブダビGPまではしっかり見届けようと思っています。

| | コメント (0)

2018年10月 2日 (火)

F1 2018 ロシアGP

 F1第15戦・シンガポールGP決勝が9月16日、第16戦・ロシアGP決勝が9月30日に行われました。
 が、以前書いた通り9月はフジテレビNEXTと契約しておらず、私はレース中継を見ていないので今回も結果を書くだけに留めます。

■F1第15戦 シンガポールGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ベッテル(フェラーリ)
15位 ガスリー(トロロッソ)
17位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ベッテル(フェラーリ)
13位 ガスリー(トロロッソ)
17位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」マグヌッセン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

■F1第16戦 ロシアGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
13位 ガスリー(トロロッソ)
16位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
リタイア ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 10月から再びフジテレビNEXTの視聴契約をしましたので、ロシアGPの予選と決勝については再放送分を録画して見ました。見ましたが……レッドブル勢が最後方から追い上げた(フェルスタッペンがPU交換ペナルティで19番手スタートだったものの一時は首位にたち、5位フィニッシュ。リカルドも18番手スタートから6位フィニッシュした)以外は単調なレース展開以上に、「メルセデスAMG勢についていけないベッテルと完全に“我が道を行く”モードのライコネン」という構図が見えてしまい、萎えてしまいました。昨年ほどではないにせよ、勝負の後半戦にまたもフェラーリは「自滅パターン」に陥ってしまっているような……ドライバーズポイントもハミルトンとベッテルの差は50ポイント(丸々2勝分)にも広がってしまって、「今シーズンも跳ね馬はダメっす」って感じが強くなってますね。
 で、今週末はいよいよ日本GPですな。私も中継視聴に復帰ですよ、すごく楽しみですよ!って言いたいところなんですけど……現時点での予報では、週末通して雨ですな。ま、鈴鹿が苦手っぽいトロロッソにとっては適度なウェットなら“救いの雨”になるかもしれませんし、ロシアで出たブレーキトラブルとかもきっちり直して、ホンダのホームグランプリでしっかりと活躍してもらいたいです。あと、フェラーリ。雨となるとホッケンハイムでのいやーなイメージがまだ消えませんが、チャンスと思って勝ちにいってもらいたいところですね。

| | コメント (0)

2018年9月14日 (金)

F1 2018 鈴鹿サーキット開催契約更新

 F1第13戦・ベルギーGP決勝が8月26日、第14戦・イタリアGP決勝が9月2日に行われました。
 が、以前書いた通り8月9月はフジテレビNEXTと契約しておらず、私はレース中継を全く見ていないので結果を書くだけに留めます。

■F1第13戦 ベルギーGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 オコン(レーシングポイント・フォース・インディア)
11位 ガスリー(トロロッソ)
12位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
9位 ガスリー(トロロッソ)
14位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ボッタス/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

■F1第14戦 イタリアGP
・予選
1位 ライコネン(フェラーリ)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
9位 ガスリー(トロロッソ)
18位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
15位 ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ライコネン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

 レースのコメントが書けないので、今回はここのところのレース外でのF1の話題について書きます。
 まずは、破産申請がなされ先行き不透明となっていたフォースインディア。この件につき、FIAはベルギーGP初日の8月23日に新オーナーによるエントリーを承認。「レーシングポイント・フォースインディア」がベルギーGPから新規参入し、「フォースインディア」は今シーズンのコンストラクターズランキングから除外/ペレスとオコンが獲得したポイントはドライバーズランキング上では有効、という形になりました。チーム名にある「レーシングポイント」ってのは何なのかよくわからんですけど、フォースインディアを実際に買収したのはランス・ストロール(ウィリアムズ)のお父さんであるローレンス・ストロールが率いる投資家のコンソーシアムだそうで……おかげで、「(早ければ)ベルギーからストロールがフォースインディアに乗る」ってウワサも流れていましたが、どうやらランス・ストロールが乗ることになるのは来季からなようです。また、スポンサーの関係でペレスは残留するようで、オコンが放出されるのはほぼ確定といわれています。だがしかし、そのオコンが来季座るシートはなさそうと言われており、それでもってオコンが学んだメルセデスのドライバー育成プログラムの見直しってところまで話が進んでいってしまっているとか。まぁ、メルセデスの育成はオコンのみならずパスカル・ウェーレインも余っちゃってF1から離れさせるしかなかったですから……って、ウェーレインはともかく、オコンは有能かつポイントを堅実に稼ぐことができる極めて優秀なドライバーだと思いますけど、そのドライバーにシートがないってどうなってんですかねぇ、今のF1って。
 一方、マクラーレンは来年F1では走らないと発表したアロンソの後任として8月16日にカルロス・サインツを起用すると発表。また9月3日には、サインツの同僚にランド・ノリスを起用すると発表しました。サインツ起用発表とノリス起用発表にはかなり時間が空いていますが、その間にオコンの起用もマクラーレンは検討したようですね。が、オコンとメルセデスとの関係が強すぎることを理由にやめたとか……このへんもメルセデスが頭を抱えている理由の1つになっているようです。また、ラインナップ一新ということで、今乗っているバンドーンの来季シートもなくなりました。まぁ、目立つ結果を残せなかったバンドーンにも問題はありますが、スーパーフォーミュラ参戦中の走りを見ても彼は決して無能なドライバーではありません。しかも、彼にはスポンサーマネーもそれなりにあるのに……ホントどうなってんですかねぇ。
 さらに、今週11日、ルクレールのフェラーリ移籍+ライコネンのザウバー移籍が正式に発表されました。そんなウワサは前からあったものの「それはないだろう、アハハハ」と思っていたし、先日のセルジオ・マルキオンネ急逝でライコネン残留に大きく傾いたとの報道もあって(※マルキオンネはルクレール推進派)「そうだろうそうだろう」と思ってもいたのですが……結局はライコネンがフェラーリから離脱することとなり、正直落胆しました。まぁ、ライコネン自身はF1デビューした“古巣”への復帰を何も悪く思っていないみたいだし、ロータス時代みたいに中堅どころの方が自由な環境で大暴れできるって可能性も大いにあるし(現状の扱いがあまりにヒドすぎなのは火を見るより明らか)、将来的にはチーム運営に参画するのではとの憶測も出ていたりして、「そう考えると、アリかも」とも思います。あと、ルクレールさんがねぇ……ガスリーのレッドブル昇格も心配ですけど、こちらはもっと心配です。ベッテルとチーム内でうまくやれるかってのも心配だし、跳ね馬内とかティフォシ+メディアのおかしな圧力に若い芽を潰されてしまわなければ良いのですけど。大丈夫かなぁ。
 次に、F1のハード面。F1は2021年に大きなレギュレーション変更を予定しており、エンジン規則についても議論が進められてきたのですが……その雲行きが怪しくなっています。MGU-Hの廃止を含む根本的なレギュレーションを見直し、それにより新たなメーカーの参入を目論んでいたものの、どうやら参戦を確約したメーカーが出てこなかったようですな。そのため、既存のPUメーカーは新たなPUを開発するのは無意味だと主張しており、結局現行のエンジン規則が大きく変更されることは延期かそもそもなくなることになりそうです。エンジン規則についてF1ストラテジーグループでの議論を経た上で、シンガポールGPを前に合意がなされるとみられているようですが……どうなることやら。レッドブルのヘルムート・マルコは今月になって「ホンダとの提携が成功しなかったら、レッドブルはF1から撤退するほかない」とまで言ったとか。これは「レッドブルにとって、ホンダはポルシェが参入してくるまでの繋ぎ」説も強かった頃には考えられない発言ですから、メディアの見立て通りポルシェは参入せず、2021年以降もホンダと組むことを念頭においた発言とみられます。ホンダを応援する側からすれば、レッドブルと単なるエンジンサプライヤーではなくより強固な関係を構築して長期的にF1に臨むというのは願ったり叶ったりですから、これはこれでありがたい話だし、ホンダもメルセデスやフェラーリに追いつき追い越せでPU開発に邁進してもらいたいところなんですけど……今までの体質から変わっていかなければならないF1という競技全体としてはどうなのかと考えると、心配ですね。改革が後退し現状維持で結局は衰退の一途、みたいなことにならないよう願いますわ。
 最後に、今季限りでF1開催契約が切れる鈴鹿サーキットにつき、FOMは8月31日に鈴鹿サーキット側との開催契約を3年延長したと発表。これにより、鈴鹿でのF1日本GP開催は2021年までの継続が決まりました。また、ドイツGPも来年ホッケンハイムで開催されることが決まりました(こちらは20年以降は未定)。記事を読んでると、鈴鹿サーキットとFOMとの開催契約は直接交渉により内容が大きく見直されたようで、非常に喜ばしいですね。このへんは「オーナーが(話のできる)リバティメディアになってくれてありがとう」って素直に思えますわ。せっかくホンダがボロカスに言われつつも悪戦苦闘し、来年からはレッドブルとの共闘を本格化させようってときに、その母国たる日本でグランプリの開催ができないなんて寂しすぎますから。とりあえずは3年の契約ですけど、これからもF1が続く限りは10年20年と末永く日本GPが開催されることを祈ります。
 と言うからには、実際に私自身が鈴鹿サーキットに足を運んでしっかり対価を払ってF1観戦者数にカウントされるってのがスジなんですけど、残念ながらそうもいかないので……日本GPがある10月と最終戦アブダビGPがある11月はフジテレビNEXTと再契約し、テレビ観戦くらいはするつもりでおります。白熱したシーズン終盤戦が繰り広げられることを期待します。

| | コメント (0)

2018年8月24日 (金)

その名は「Z」

 1年半ほど前に「ニコンが不調」という記事を書きましたが、カメラカテゴリーでそれ以来となる記事を書くときがいよいよ来たようです。

 そのニコンが、ミラーレス一眼に再参入し、今度はフルサイズセンサー&新レンズマウントできましたよ。その名は「Z」<公式プレスリリース>。
「事業規模を縮小してでもプロ用カメラと共通する一眼レフに特化し、徹底して高品質な一眼レフを作るメーカーになる……私ならそうする、かな。ま、あまりに特化しすぎると将来性をも完全に閉ざしかねないと考えるならアドバンストカメラ(ミラーレス)は続けておくべきかもしれませんが、仮に続けるならシステムごと再構築すべきでしょうね。Nikon1のような中途半端な製品ではなく、「ああ、たしかにこれはニコンだな」ってわかりやすい製品にしてもらいたいです。」などと先の記事で偉そうなことをぶっこいてみたわけですけど……今回は本当に中途半端なものではなく、「Zマウント」という新規の大口径マウントを策定してシステムごと再構築してきましたね。ニコンには伝統の「Fマウント」があるわけですけど、44mmという口径の小ささと、何より長すぎるフランジバック(46.5mm)では、さすがにフルサイズのミラーレス一眼は厳しいですわな(できなくはないだろうけど)。というわけで、今回の「Zマウント」は口径55mm/フランジバックに至ってはなんと16mmですよ。キヤノンEFマウントをも上回る大口径に、ソニーEマウントやキヤノンEF-Mマウントに対し2mmも短いフランジバックで、さらにボディレンズ間の高速大容量通信にも対応(※スペックは非公開で不明)しているようでして……ついに、長年マウントで苦労してきたニコンが最先端のマウントを手に入れるって事になりますなぁ。もちろん、最新の高性能マウントだろうと交換レンズが揃わなければ宝の持ち腐れだし、先代「ニコン1マウント」みたいに打ち切り(※おそらく)になったらそれこそマウントとしては無価値になってしまいかねないわけですから、「Zマウント」も今後次第ではあるのですけど……ま、本気度高いですし、おそらく今回は大丈夫でしょう。Zシリーズのカメラがそれなりに売れさえすれば、順調に発展していくのではと思います(そうなったら、今度はFマウントがフェードアウトしてしまいそうだけどw……って、笑い事じゃねーか)。
 で、そのZシリーズのカメラ本体の方は、今回「Z7」「Z6」の2機種が用意されており、Z7が4575万画素/Z6が2450万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、感度はZ7がISO 64~25600/Z6がISO 100~51200。ほか、連写最高コマ数がZ7は約9コマ/秒に対しZ6では12コマ/秒だったり、測距点数でZ7が493点/Z6は273点だったりするようですが、基本的には同じボディみたいですね。なんか、モデル構成やスペック面でもフルサイズミラーレスで先行しているソニーのα7シリーズに似通っているように見えますが……まぁ、後追いで出すわけだし、この辺は仕方ないところでしょうか。で、気になるお値段は、α7Ⅲ対抗となる「Z6」はボディのみで実売価格20万円台後半で似たようなところにしてきましたが、α7ⅢR対抗となる「Z7」はボディのみで40万円超えてますなぁ(ヨドバシドットコムだと税込437400円)。「FTZ」というマウントアダプター(Fマウントのレンズが使えるようになるアダプター)が同時発売されるとはいえ、新規の投資が必要な新システムのカメラとしては結構強気な価格設定に思えます。「Z7」に関しては同じく4575万画素のセンサーを搭載した一眼レフ・D850(ボディのみ実売価格約40万円)の販売が絶好調なことも考慮したのかもしれませんな。

 今、この2機種のどちらかを私が予約するとすれば、高解像な「Z7」よりオールラウンダー的(D700的)な「Z6」ってことになりますが……やはり新システムとなると投資額がどうしても大きくなりますから、同じフルサイズセンサーで今まで通りにFマウント用レンズが使える一眼レフのD750/810/850と比べてしまいます。20万円を大きく割り込むこともあるD750、ちょっと古くなったけど実績あるD810、良いですよねぇ。それにD850もなぁ。店頭でちょっとファインダー覗いただけで私も惚れてしまいましたからねぇ……あの値段でバカ売れするのも無理もない、すごく良くできたカメラだと思います(予算の都合さえつけば、今すぐにでも買いたいw)。実際に「買う」となると、いろいろ考えさせられそうですな。ああ、「一眼システムを新しく揃える」って人なら、画像処理とかいろいろ新しくなってる以上問題なくZシリーズでしょうかね(Zシリーズの記録メディアはXQDのみってのも、新たにシステム揃えるならそれほど問題にはならないだろうし)。

 デジタルカメラメーカーが売れ行きの激減で総じて苦しい状態な中、Zシリーズも好調に売れ続けているD850に続くヒット商品になると良いですね。
 あ、もしZシリーズのTVCMやるのであれば、ぜひ水木一郎アニキにやっていただきたいですゼーーーーット!!

| | コメント (1)

2018年8月 5日 (日)

F1 2018 ハンガリーGP

 F1第10戦・イギリスGP決勝が7月8日、第11戦・ドイツGP決勝が7月22日、第12戦・ハンガリーGP決勝が7月29日に行われました。

■F1第10戦 イギリスGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG) 
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
14位 ガスリー(トロロッソ)
20位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
13位 ガスリー(トロロッソ)
リタイア ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

■F1第11戦 ドイツGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
17位 ガスリー(トロロッソ)
18位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
10位 ハートレー(トロロッソ)
14位 ガスリー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」フェラーリ

■F1第12戦 ハンガリーGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ボッタス(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
6位 ガスリー(トロロッソ)
8位 ハートレー(トロロッソ)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
6位 ガスリー(トロロッソ)
11位 ハートレー(トロロッソ)
「Driver of the Day Award」リカルド/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 イギリスGPの舞台となるシルバーストーン・サーキットは高速サーキットながらバランスが取れたマシンが勝つサーキット。で、予選は母国で圧倒的に強いハミルトンが今年もPPを獲得。「今年もハミルトン優勝かなぁ」と思っていたら……決勝は、そのハミルトンがスタートで若干出遅れベッテルに前に行かれた挙げ句、1コーナーでライコネンと接触。リタイアは免れたものの、コースアウトして大きく出遅れるという波乱の展開に。が、その後ハミルトンは怒濤の追い上げでポジションを挽回。終盤に2度のセーフティーカー導入がされた後、フェラーリ勢vsメルセデスAMG勢のガチバトルが実現し、最終的にはベッテルが優勝/ハミルトンは2位という結果になりました。
 2年ぶりの開催となるドイツGPは、ホッケンハイム・リンクでの開催。今度はベッテルの母国GPですが、メルセデスにとってもホームGPだったりします。で、予選はベッテルが2番手ボッタスをコンマ2秒引き離してPP獲得。他方、ハミルトンはQ1でマシンがストップしてしまい、Q2以降は走れず決勝は14番手スタート。「これはベッテル圧勝かなぁ」と思ってて、実際決勝もベッテルが中盤まで余裕のレースをしていたのですが、終盤に差し掛かると雨が降り始めて、コースの一部ではじゃじゃ降りだったり他では晴れ間も見えたりと極めて難しい状況に。ギャンブルするドライバーも現れましたが、そのギャンブルもインターミディエイトだったりフルウェットだったりと混乱。そんな中、上位勢はひたすらドライタイヤでステイアウトしており、結果的にはこれが正しかった(ギャンブル勢は結局全車ドライに履き直した)のですが、局所的な雨が一番酷かった時分にベッテルが路面に足下を掬われコースアウトしクラッシュ……まさかのリタイアに。これでセーフティーカー導入となり、ここでハミルトンはピットに入る入らないでピットからの指示が混乱し、ピットレーン入り口に侵入した後で芝生に乗り上げてコースに戻ったりしたのですが(※違反行為)、この行為についてはお咎めなしとされ(※レース後には戒告処分が下されたが、それだけ。ホームGPだから?)、チームオーダーもあって結果ハミルトン優勝/ボッタス2位のメルセデスAMG勢ワンツーフィニッシュとなりました。
 “夏休み”前恒例となっているハンガリーGPは、今年も中低速テクニカルコースのハンガロリンクで開催。パワーがあまり重要ではないので、メルセデスPU以外のPUユーザーが頑張るサーキットなのですが……今年は最重要の予選が雨。ドライでのプラクティスで調子の上がらなかったメルセデスAMG勢がフロントローを独占する結果に。決勝はドライコンディションになりましたが、ここは抜けないサーキット。終盤タイヤが持たなかった2位ボッタスをフェラーリ勢がなんとか攻略して(思い切り接触してたけどw)ベッテル2位/ライコネン3位に持ち込みましたが、ハミルトンには全く届かず終了。Driver of the Day Awardは、Q2落ちを喫し12番手スタートから挽回しボッタスも抜いて4位に入ったリカルドが獲得。

 その後、7月31日/8月1日の2日間、インシーズン・ハンガリー合同テストが行われ、その終了をもってF1はサマーブレーク(夏休み)に入りました。
 今シーズンのF1も前半戦が終了しましたが、ドライバーズポイントは1位ハミルトンが213p/2位ベッテルが189pで24ポイント差がついています。ベッテルは母国でのリタイアが致命的でしたねぇ。一方、コンストラクターズポイントは1位メルセデスAMGが345p/2位フェラーリが335pと10ポイントしか差がなく接戦となっています。こちらはライコネンが146pと好調/ボッタスが不運続きで132pなところが影響していますね。ただ、今年は「フェラーリ SF71Hの方がメルセデス W09よりも速い」ようなので、後半戦スクーデリア・フェラーリがメルセデスAMGよりも気を引き締めて一戦一戦大事に戦っていけばダブルタイトルも夢ではない、と思います。とはいえ、昨年後半のようなことをやらかしがちなのがまたスクーデリア・フェラーリというチームでして……今年は頑張って下さい、本当に。
 で、例年は「休みじゃ、休み~」って感じでルンルン気分(死語)な感じが伝わってくるハンガリーGPなのですが、今年はその前後に大変な事件(騒動?)が、それも立て続けに起こっております。
 まず7月25日、元フェラーリの会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネが66歳で亡くなりました。マルキオンネが手術のために入院したというのは報道で知っていましたが、術後に症状が急速に悪化し、亡くなってしまったとか。フェラーリは21日に健康上の理由によりマルキオンネが役職に復帰することができないとコメントを出していたのですが、その直後のことでこの訃報には驚きました。
 で、翌26日は、マクラーレンがジェームズ・キーをテクニカルディレクターとしてチームに加入すると発表しまして……私はこの一報を見た瞬間「なんだとー」と思わず声を出してしまいました。ジェームズ・キーは、言うまでもなくトロロッソのマシンデザイナーであります。つまり、ホンダPUとマッチした来年用の完全新シャシーを設計するはずの人なわけです。それが、この時期にいなくなるって、しかも行き先マクラーレンって……レッドブル側は「まだ契約あるからね~」って言ってるみたいですけど、キー自身はすでにトロロッソを離れてしまっているとか。せっかくレッドブル・ホンダ体制が決まり、来季はニューウェイとキーの2人がホンダPU用のシャシー設計にそれぞれ腕を振るってくれるものと楽しみにしていたのですが、ねぇ。極めて残念であり、また心底ガッカリしましたわ。
 ハンガリーGPが開幕した7月28日、今度はフォースインディアの破産申請が報道されました。ハンガリーGP金曜日の夕方に破産手続きが開始され、申し立てたのはドライバーであるセルジオ・ペレスであることも明らかに……ま、資金面ではヤバいヤバいとずっと言われ続けていただけに、「その時」は来るだろうと思っていましたけど、このタイミングとは。しかも。ペレスが申し立てたってのには2度ビックリでしたわ。ま、ハンガリーGPも合同テストもフツーに走ってたので、それほど深刻に受け止める必要はなさそうではあるのですが……再建はすんなりいってくれるのでしょうか。実力はあるチームなので、消えてなくなってしまうようなことにならないことを祈るだけ、ですかね。
 そして8月3日、メルセデスF1チームの非常勤会長であるニキ・ラウダが、肺の移植手術を受け、これに成功したという報道が。「ラウダさんも大変ですなぁ」と思っていたら……同日、ダニエル・リカルドが今シーズン限りでレッドブルから離れることが公式に発表され、その後ワークスルノーが、2019年はヒュルケンベルグとリカルドを起用すると発表しました(=サインツは放出)。いや、リカルドはレッドブル残留とばかり思っていたので、この報道にもたまげました。他方、ワークスルノーは8月1日に現チーフテクニカルオフィサーのボブ・ベルが役職から退くが、テクニカルアドバイザーとしてパートタイムで関わり続けることも発表していまして……ルノーはフォーミュラEから離れてF1に重点を移すようですし、体制も変えるのでしょうね。これが吉と出るのか凶となるのかわかりませんけど、ワークスチームですし、中団勢から抜け出せる方向に進んでいけばいいのですが。

 さて、今月末から再開となるF1後半戦、ですけど……フジテレビNEXTとの視聴契約は7月で解除しました。
 というわけで、8月開催のベルギーGPは見ない予定です。また、9月についてもおそらく契約はしないので、イタリアGPとシンガポールGPも見ない予定です。再契約するとすれば、日本GPが開催される10月ってことになりそうですけど、これもまだ決めてはいません。HALOについては見慣れてきましたけど、今年のF1をお金払ってでも「見たい」と思っているかというと……まだ疑問が残っています。たしかに今シーズンは“つまらないシーズン”というわけではないのですけど、ハミルトンvsベッテル+その他って構図に偏りすぎてて「なんだかなぁ」ってわだかまりみたいなものはまだまだ残っているので、すんなり「視聴継続決定!」とはならなかったですね。
 ま、一旦冷静になってみて、また視聴契約し直すかどうかをじっくりと考えてみようと思います。

| | コメント (0)

2018年7月16日 (月)

サッカーW杯ロシア大会閉幕

■準決勝
フランス 1-0 ベルギー
クロアチア 2-1 イングランド
■3位決定戦
ベルギー 2-1 イングランド
■決勝
フランス 4-2 クロアチア

 サッカーW杯ロシア大会決勝戦が日本時間で本日未明に行われ、フランスがクロアチアに勝利。自国開催のとき(ジダンらがいたとき)以来20年ぶり2度目の優勝を飾りました。
 試合は、W杯決勝には珍しく両チームが攻撃し合う展開となり、フランスが先制しクロアチアも同点に追いついたものの、今大会から始まったVAR(VideoAssistantReferee)からのPKでフランスが追加点を入れて前半終了。後半はクロアチア代表に疲れが見え始め、フランスのポグバとムバッペにゴールを決められてしまい、万事休す。クロアチア初優勝の夢は潰えました。今大会のフランスは、あまり潔くないサッカーに終始した感もあるせいか批判も多いですけど、若いチームながら非常にまとまっていて、キチッと守れる上に点もしっかり取ることができる完成度の高いチームでしたね。トーナメント戦でアルゼンチンにウルグアイにベルギーにクロアチアを、いずれも90分間で点取って沈めたわけですから、素晴らしく強かったですよ。Les bleus、応援して良かったです。優勝おめでとうございます。
 準優勝はクロアチアで、モドリッチが大会MVPに選ばれました。またも優勝国からの選出ではなかったのですが……フランス代表で最も活躍したMFカンテは決勝で交代させられましたし、GKロリスも決勝で失点ミスをやっちゃったので、選べなかったんですかね。とはいえ、クロアチア代表は今大会最も攻撃的なサッカーをし、かつ史上初となる決勝トーナメントの3戦(1回戦/準々決勝/準決勝)連続で延長戦を勝ち上がったタフさを見せ、そのチームの10番で、かつ全戦先発で延長3戦+決勝をフル出場したのがモドリッチだったので、MVPにふさわしい活躍だったといえるのではないでしょうかね。
 3位はベルギー。準決勝では引き気味のフランスから点を奪えなかったものの、3位決定戦ではイングランド相手に得意の高速カウンターから2点を先取し、3位を実力で勝ち取りました。タレント揃いなこともあって「個」に頼り切りな感が否めず、どうも好きになれないチームだったんですけど、決勝トーナメント1回戦の日本戦でチームプレイに目覚めたみたいですね。ただ、付け焼き刃の結束では、フランス代表には通用しませんでしたが……このチーム、やはり私は今大会も好きになれなかったです。
 4位はイングランド。若き獅子たちの挑戦は、準決勝でも3位決定戦でも勝つことができずに終わってしまいました。主将のハリー・ケーンが6得点を上げて大会得点王になりましたが……攻撃を、流れから点を取ることよりセットプレーに特化していたところを相手に見透かされたか、勝負どころで勝ちきれなかったですな。ただ、すごく良いチームだと思うので、攻撃の幅を拡げていけばもっと上に行けるのではないかと感じました。次のEUROやカタール大会に向けてどんどん伸びていってほしいと思います。

 いやぁ、Les bleusが優勝するとは正直思っていなかったんですけど、優勝しましたね。サッカーW杯で私が応援するチームはほとんど優勝できなかったりするんですが、そんなジンクスみないなもんも打ち砕いてくれたフランス代表Les bleus、本当に良かったです。改めて、優勝おめでとう!

 次のサッカーW杯は、カタール大会です。中東ということで冬開催となるようですけど、アジア開催=アジア勢が強い大会ってことに果たしてなるのでしょうか……どうなるんでしょうな。
 再び熱いサッカーを見て興奮できることを期待して、また4年間待つこととします。

| | コメント (0)

«サッカーW杯ロシア大会準々決勝終了