2017年5月 8日 (月)

F1 2017 ロシアGP

 F1第3戦・バーレーンGP決勝が4月16日/第4戦・ロシアGP決勝が4月30日に行われました。

■F1第3戦 バーレーンGP
・予選
1位 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
15位 アロンソ(マクラーレン)
17位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
14位 アロンソ(マクラーレン)
未出走 バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第4戦 ロシアGP
・予選
1位 ベッテル(フェラーリ)
2位 ライコネン(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
15位 アロンソ(マクラーレン)
17位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ボッタス(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ライコネン(フェラーリ)
14位 バンドーン(マクラーレン)
未出走 アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ボッタス/「Fastest Lap Award」ライコネン/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 砂漠のバーレーン、観光地のロシア・ソチ、ともに全セッション晴天下ドライコンディションで行われました。
 バーレーンでは、ボッタスがF1キャリアで初となるPPを獲得。で、スタートも決めて序盤をトップで周回したものの、11周目に2位ベッテルがアンダーカットを狙って早めにタイヤ交換。が、直後の13周目にストロール(ウィリアムズ)がサインツ(トロロッソ)とのクラッシュでマシンを止めたためセーフティーカー導入となってしまい「フェラーリ万事休す」かと思われましたが……導入タイミングの関係で、タイヤ交換したボッタスがピットアウトするとベッテルがギリギリで前という結果に。その後ボッタスはペースが上げられずに“チームオーダー”的なことを言われたようで、27周目にハミルトンを先行させ、3位でレースを終えました。ベッテルが今季2勝目。フェラーリがバーレーンで優勝するのは2010年にアロンソが優勝して以来で、7年ぶり。
 ロシアでは、メルセデスAMG勢有利の予想の中、なんと予選でフェラーリ勢がフロントローを独占。フェラーリが予選1位2位になるのは2008年のフランスGP(PP:ライコネン/2位:マッサ)以来ということで、実に9年ぶりとのこと。これは見てて本当に嬉しかったですね(「うおお」って声上げてしまいましたw)。が、決勝では、スタートでライコネンが若干遅れた上に2コーナーまでの長い加速区間でベッテルも3番手スタートのボッタスにまくられてしまってそのまま先行を許し、終盤にベッテルが猛追したものの押し切られてしまいました。ボッタスはF1キャリアで初の優勝。フェラーリ勢はベッテル2位とライコネン3位となり、週末通して調子が上がらなかったハミルトンは4位でした。
 マクラーレンは、バーレーンではMGU-Kによくわからないトラブルが頻発し、バンドーンは決勝に出走すらできず、アロンソも完走扱いにはなったものの残り1周でリタイア。また、ロシアではフォーメーションラップでアロンソがERSの不調を訴え走行しながらリブートを試みたものの失敗して止まってしまい決勝をスタートできず、バンドーンは5基目のMGU-Hとターボチャージャーを投入した(※4レース目にして年間制限基数オーバー)ため15グリッド降格のペナルティをくらったものの、なんとか完走することはできました。

 どちらのレースも「白熱のオーバーテイクシーン」みたいなものはなかったですけど、バーレーンではセーフティーカーラップ中/ロシアでは終盤のベッテルの猛追と見所はあって、見ていて面白かったです。あと、この2戦では、やはりボッタスさんですねー。ロズベルグの突然の引退で急遽トップチーム・メルセデスAMGに移籍し、誰しも「大丈夫かな?」と思っているボッタスさんが、開幕戦では無難に3位表彰台で悪くないスタートを切ったものの中国GPではセーフティーカーラップ中にやらかしてしまって結果は6位。バーレーンでは“汚名返上”と初PPを獲得したものの“チームオーダー”で屈辱の3位、そして、ロシアではベッテルの猛追を振り切ってついに初優勝……いやぁ、ドラマチックでしたなぁ。初めてのポディウムの頂点で、横には同郷かつ因縁あるライコネンがいて、言葉は交わさずシャンパンを合わせて互いに祝福してる姿もカッコ良かったですし。で、ポイントランキングは、ドライバーが1位ベッテル(84p)2位ハミルトン(73p)/コンストラクターは1位メルセデスAMG(136p)2位フェラーリ(135p)と、メルセデスvsフェラーリの僅差対決になってて、昨年までの「メルセデス1強」ではなく今年は「選手権」って感じでイイですね。ここでレッドブルも「選手権」に加わってくれればもっとイイ感じになりそうですが……次戦スペインGPでレッドブルはマシンを大幅にアップデートするみたいなので、それに期待ですかね(PUがちょっと頼りないけどw)。
 あと、勝負の3年目ということでこの「選手権」に加わっているはずのマクラーレンホンダですが……現状は「悲惨」としか言いようがないですね。来年からザウバーにもホンダPUが供給されることが正式に発表されたことは良いニュースですけど(さらに供給先は増えるというウワサ)、その前にエースドライバーのアロンソが今年のモナコGPを欠席してインディ500に挑戦することも発表になりました。前にヒュルケンベルグのルマン挑戦(※ヒュルケンベルグはGPの合間にルマンに参加した。ま、彼の場合、挑戦どころかルマンを制覇しちゃったけどw)とかもありましたし、現役ドライバーが別カテゴリーのレースに参加するのも否定はしませんけど……伝統のモナコGPを「欠席して」ってのが個人的にはひっかかりますねぇ。まぁ、今回はアロンソのわがままというだけでなく、むしろチーム側(というかホンダ)が超積極的(エンジン供給のコネでトップチームのマシンを1台用意)に行け行け言ってるようなものなので外野がとやかく言うべきではないのかもしれませんけど、F1を1年ドライブすることで数十億円ももらってるプロがその仕事のうちの大事な1戦をほったらかしてっていうのは釈然としないですわ。しかも、今年のアロンソの仕事ぶりはあまりにもやる気がなさすぎるように見えますし(※アロンソは今シーズン唯一人チェッカーフラッグを見ていないF1ドライバー。バーレーンGPまでは決勝で誰かに抜かれると途端にレース止めてるようにも思えたし、ロシアGPでは決勝をわざと走らなかったようにも見えた)、素直に「インディ挑戦がんばって!」とは言いたくないですわ。まぁ、3年目になってなおやる気なくすようなクルマしか用意されないのでは、仕方ないかもしれませんけど……ねぇ。ま、参戦が決まった以上はインディ500もしっかり走ってもらって、その後のグランプリでエースとしてしっかり働いてください、ってところですかね。ああ、ホンダはとにかくまともなPUを早く完成させて1戦でも早く実戦投入してください。お願いしますよ、ホントに。

 今月のF1は、“ヨーロッパラウンド開幕戦”となるスペインGPと、伝統のモナコGPですな。
 スペインではレッドブル他いろいろなチームがマシンをアップデートしてくるでしょうから楽しみですし、モナコでは欠席アロンソの代役をバトンが務めるそうで、バトンが今年のマシンでモンテカルロをどう走るのかも楽しみです。

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2017年4月11日 (火)

F1 2017 中国GP

 2017年のF1開幕戦・オーストラリアGP決勝が先月26日/第2戦・中国GPが一昨日9日に行われました。

■F1開幕戦 オーストラリアGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
13位 アロンソ(マクラーレン)
18位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ベッテル(フェラーリ)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
13位 バンドーン(マクラーレン)
リタイア アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ライコネン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第2戦 中国GP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 ボッタス(メルセデスAMG)
13位 アロンソ(マクラーレン)
16位 バンドーン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ベッテル(フェラーリ)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
リタイア アロンソ(マクラーレン)
リタイア バンドーン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 新レギュレーション下での初の実戦となった開幕戦・オーストラリアGPは、予選でハミルトンが1:22.188を叩き出して2位以下をコンマ3秒近く突き放し「ああ、今年もメルセデス盤石なのか」と思ったのですが……決勝では、トップを走っていたハミルトンが追走するベッテルより先にピットインを行ったところ、後続のフェルスタッペンに引っかかってしまってタイムロス。ここをステイアウトしてタイム差を稼いだベッテルがピットアウト後はトップに立ってそのままゴール。バルセロナテストでの好調さを証明する勝利を飾りました。そのテストが散々だったマクラーレンは、最新スペックのマシンに乗るアロンソが終盤までポイント圏内の10番手で走っていましたが、オコン(フォースインディア)とヒュルケンベルグ(ルノー)の2台に一気に抜かれるとサスペンショントラブルが出て、結局リタイア。以前のスペックのマシンに乗るバンドーンはトラブルに見舞われ続けたものの、2周遅れで完走しました。
 第2戦・中国GPは、金曜日のプラクティス(FP1/FP2)が「ドクターヘリが病院に降りられない」という聞いたことのないトラブルでほとんど行えず、事実上土曜日のFP3だけでセッティングを決めて予選突入ということになりましたが……1:31.678を叩き出したハミルトンが連続してPPを獲得しました(昨年のアメリカGP以来6戦連続PP獲得)。ただ、2位ベッテル/3位ボッタスとの差はコンマ2秒を切り(2位と3位の差は実に1000分の1秒!)、スピード差は前戦より縮まったかに思われたのですが……決勝はウェット路面でのスタートとなり、ストロール(ウィリアムズ)のコースアウトで2周目にVSC(バーチャルセーフティーカー)/VSC解除直後の4周目にジョビナッツィ(ザウバー)のクラッシュでセーフティーカー導入となって、ベッテルはVSC中にタイヤ交換したため後退(※他の上位勢はセーフティーカー導入中に交換)/ボッタスはセーフティーカー導入中にスピンしてしまい大幅後退。結果、速さに欠けるレッドブル勢が2番手3番手になったこともあってハミルトンがペースコントロールする余裕の展開となり、そのまま優勝しました。マクラーレンは、またもアロンソがポイント圏内を走行し、一時は6位を走っていましたが、ドライブシャフトが壊れたとかでリタイア。バンドーンは燃圧が下がってしまい、早々にリタイアしました。

 オーストラリアGPは「跳ね馬勝利!」で沸き立ったんですけど……正直、レースとしてはイマイチ面白みに欠けたかなって感じでした。スタートして早々にハミルトンとベッテルの一騎打ちになっちゃった上に結果はピット戦略で決まってしまいましたし、ボッタスは淡々と3番手を走って3位、ライコネンはメルセデスAMG勢から遅れて4位、フェルスタッペンが続いて5位で、マッサ(ウィリアムズ)が6位で健闘したけどほぼ周回遅れ。以下は全車周回遅れで上位勢と中団グループとの実力差がはっきりしてしまいました。それに母国GPのリカルド(レッドブル)がスタートに間に合わず途中リタイアってのも面白くなかったですな。一方の中国GPは、全車必死に走り回るFP3とか、タイム更新が激しかった予選Q3とか、決勝も最後列スタートのフェルスタッペンがスタートでスルスルと浮上していくところとかリカルドをベッテルがオーバーテイクするところとか見所も多くて、土曜日曜はなかなかドラマチックなレースになりましたね。ただ、そのドラマがトップ争いではなかったところは残念だったかな。
 あと、新レギュレーションによりコーナリングスピードが大幅に増した今年のF1マシンは、コースレコードを大きく更新することが期待されていたのですが……そちらについては、今のところどうやら「それほどでもない」ようです。オーストラリアGPが行われたアルバートパーク・サーキットは、コースレコードが1:23.837(昨年のオーストラリアGP予選 ハミルトン)だったところ、今年1:22.188と、1.6秒以上更新/中国GPが行われた上海インターナショナルサーキットは、コースレコードが1.32.238(2004年 ミハエル・シューマッハ)だったところ、今年1:31.678で、0.6秒ほどの更新でした(ちなみに、昨年のポールタイムはロズベルグの1:35.402)。他方、決勝のファステストラップのタイムでは、オーストラリアGPで昨年1:28.997(リカルド)/今年1:26.538(ライコネン)、中国GPでは昨年1:39.824(ヒュルケンベルグ)/今年1:35.378(ハミルトン)と2秒半から4秒半と結構な更新になっています。間違いなく速くなった今年のF1マシンではありますが、現時点ではレコードを3秒4秒と更新するようなところまでは至っていないみたいですね。ま、まだマシンの熟成どころか現状ではセッティング出しさえも道半ばってところが実際みたいなので、バリバリとタイムを切り刻むようになるにはもう少し時間がかかりますかね。

 F1は、連戦で今週末には第3戦のバーレーンGPが、今月末にはロシアGP、来月は“ヨーロッパラウンド”開幕戦となるスペインGPと伝統のモナコGPと続いていきます。フェラーリがこのまま優勝争いできると見ていて楽しいシーズンになりそうなんですけど……どうなりますかね。
 あと、マクラーレンホンダは、PUとシャシーの開発をとにかく頑張って下さい。お願いしますよ。

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2017年3月23日 (木)

WBC 2017

■1次ラウンドB組
日本 11-6 キューバ
オーストラリア 1-4 日本
日本 7-1 中国
■2次ラウンドE組
オランダ 6-8 日本
日本 8-5 キューバ
日本 8-3 イスラエル
■決勝ラウンド
準決勝
プエルトリコ 4-3 オランダ
日本 1-2 アメリカ
決勝
プエルトリコ 0-8 アメリカ

 今月6日、韓国での韓国-イスラエル戦で開幕した2017 WBC(World Baseball Classic)は、今日決勝戦がロサンゼルスで行われ、アメリカ合衆国が初優勝を飾りました。初の6連勝で予選ラウンドを勝ち上がった日本代表(侍ジャパン)は、準決勝で優勝したアメリカに敗れ、2大会連続で準決勝敗退という結果に終わりました。

 大会が始まる前は、日本代表が「史上最弱」とも言われていた上に、故障で大谷(日ハム)と嶋(楽天)が離脱という事態になってしまい「本当に大丈夫なの?」って感じだったのですが……いざ始まってみれば、あれよあれよの快進撃で初の予選ラウンド全勝突破。その勝負強さに正直びっくりしました。が、“死の組”となった2次ラウンドF組で前回優勝のドミニカを破って勝ち上がってきたアメリカには、好調だった打線を菊池(広島)のソロホームランを含め4安打に抑えられた上に堅実な守備のミスを突かれての2失点と、“侍らしさ”を見せられずに敗れてしまいました。
 ま、今大会はアメリカが強かったってことですかね。今大会のアメリカチームは、メジャーの主力選手が以前よりも多く参加していましたから。それに、いかにもアメリカ的な「パワーでゴリ押しベースボール」だけでなく、日本戦で見せたように相手のミスにつけ込んでコツコツと1点ずつ取っていく「スモールベースボール」を実践できる技量もきっちり備えていたわけで……「そりゃ強いわ」って思いました。

 次はまた4年後、2021年です。大会前は「今回が最後になるのでは?」という報道もされたのですが、主催者側はこれを否定しましたし、何より主催しているアメリカが優勝しましたからね。アメリカでの人気が高まれば、もっと多くのメジャー選手が参加してくるかもしれないし、そうなれば今大会では青木(アストロズ)1人だった日本人メジャーリーガーもずっと参加しやすくなるかもしれないですしね。メジャーのオールスターvs真の日本代表、みたいな凄い試合が実現したら……楽しいですし、そんな大会で日本代表が再び優勝できたら最高ですわな。そうなってくれることを期待しつつ、4年後を待ちたいと思います。

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2017年3月12日 (日)

F1 2017 プレシーズンテスト

 2月27日から4日間/3月7日から4日間の計8日間にわたり、F1のプレシーズンテストがスペインGPの舞台・カタルーニャサーキットで開催されました。
 車体のレギュレーションが大幅に変わる今年のF1。その新レギュレーション対応の各チームのニューマシンが登場するので例年以上に注目されていた今回のテストでしたが……正直なところ、ニューマシンのデザインも各チームの序列もあまり驚きはありませんでした。
 まずは、マシン。「ロー&ワイド化でカッコ良くなる!」と言われていましたが……残念ながら、それほどカッコ良くなったとは思えませんね。たしかに、タイヤは見るからに太くなったし、リアウイングは明らかに低く大きくなったので、一昔前(2000年代)あたりのスタイリングに戻ったようにも見えるのですが、ついでにシャークフィンも復活してたり(さらに「Tウイング」なんて付加物も)、ノーズ先端部のブサイクな突起もほとんどのチームで残ってしまいました。おかげで、「美しいマシン」とはとても言えず、せいぜい「昨年型のちょっとマシ版」ってのが多いように感じました。ただ、美しいマシンに仕立てる“王者”メルセデスAMGのマシンはノーズが細くなった今年型もやっぱり美しいマシンでしたし、ジェームス・キーが中心となって仕上げてきたトロロッソのマシンも今年型はメルセデスのそっくりさんながらカラーリングも一新され凄い別嬪さんになりましたので、こちらのデザインラインが今年のトレンドになってくれると嬉しいんですけどね。
 次に、チーム序列。ニューマシンが発表されテストが始まっていきなり速さを見せつけたのは、予想通りのメルセデスAMG。PU(パワーユニット)はレギュレーション変更がトークン制廃止程度なため、今年もメルセデスPUが有利と予想されており、テスト2日目午前中にハミルトン(メルセデスAMG)があっさり1分20秒983を記録。昨年のスペインGP予選Q3でハミルトン自身が記録した1分22秒000どころか、2008年のスペインGPでフェラーリF2008を駆るライコネンが記録したコースレコードの1分21秒670をも上回ってきました(※ただし、テストでのタイムは公式記録ではないので残らない)。このタイムを速報で見て「ああ、今年もメルセデス盤石かよ」と思いましたが……それに「待った」をかけたのはフェラーリ。同じ2日目の午後に、レコードを上回られたライコネンが1分20秒960を叩き出してすぐに最速タイムを奪還して見せました。そして、テスト3日目にはメルセデスAMGに移籍したボッタスが1分19秒705を出して19秒台に突入。そして、テスト後半初日にはウィリアムズに復帰したマッサが1分19秒726/レッドブルのリカルドも1分19秒900を出してきました。その後はタイム的には各チームとも伸び悩みましたが、後半3日目にベッテル(フェラーリ)がウルトラソフトタイヤで1分19秒024を出すと、テスト最終日には再びライコネンが1分18秒634を叩き出し、唯一の18秒台を刻みました。テスト開始前「フェラーリはデザイン的に失敗したのでは?」とのウワサも流れていましたし、実際今年型のSF70Hはエアーインテークが独特なデザインだったため「大丈夫なの?」って感じでしたが……終わってみれば、予想の斜め上をいくスピードを見せつけてくれました(しかも、ライコネンの最速タイムはスーパーソフトタイヤ。本気出せばもっと削れた、かも?)。また、信頼性の面でも、5102kmを走破したメルセデスAMGが今年のテストも他を圧倒しましたが、フェラーリも4450kmを走っており、見事2番手につけました。まぁ、「プレシーズンテストでフェラーリ絶好調」ってのは経験則上イマイチ信用できないので、「今年は跳ね馬の年や!」とはまだ言えないんですけど……開幕戦オーストラリアGPで本当に優勝できたりしたら、今年のフェラーリは期待していいかもしれません。また、最終日にはフェルスタッペン(レッドブル)が1分19秒438/サインツJr.(トロロッソ)が1分19秒837/ルノーワークスに移籍したヒュルケンベルグが1分19秒885と、ルノーPU勢3チームが揃って19秒台に入れてきました。ルノーPUはテスト中トラブル続きで信頼性の面では3チームとも下位に沈んでしまいましたが、スピードはそれなりに出せそうですよね。空力マシン復活ということでレッドブルも復活するのではと予想されていたところ、今回のテストではあまり強そうには見えませんでしたけど……開幕戦には別の空力パッケージになってるかもしれませんし、PUさえしっかり回れば今年も上位陣の一角にはなってるでしょうね。
 で、勝負の3年目を迎えたマクラーレン・ホンダなんですが……テスト期間中のほとんど連日、ホンダPUにトラブルが発生。テスト時間中のPUのせ替えばかりが報道され、後半2日目にはアロンソがブチ切れたとの報道もされました。結果的には、アロンソのベストタイムが1分21秒389(ウルトラソフト)で、新人バンドーンも1分21秒348(ウルトラソフト)とほぼ同じながら、19秒台には遠く及ばず、ブレーキに問題を抱えているといわれるハースのマグヌッセン(1分20秒504)/グロージャン(1分21秒110)よりも遅いタイムしか残せず、信頼性でも1978kmしか走れずにダントツ最下位。どの程度シャシー側のデータが取れたかはわかりませんけど、どう考えても今回のテストが最もうまくいかなかったチームであることは間違いないでしょうな。まぁ、テストは実車での不具合チェックの場であることも事実で、不具合の洗い出しは他よりたくさんできたとみることもできないわけではないですけど、ねぇ。PU供給先が1チームしかないホンダとしてはテスト期間中他チームよりとにかく走り回ってデータを取りまくらないといけなかったのではないでしょうか。にもかかわらず、この結果とは……電源周りのトラブルが多く、本当にPUだけの不具合なのか怪しいとはいえ(※さすがにその程度の不具合なら、さくらでベンチテストやってるうちに対策してるはず。シャシー側から過電流が流れるとかが原因ではないのかと予測)、この結果はあまりに情けないですね。開幕までにせめて電源周りのトラブルだけでも出ないように対策できて常に全力で回せる状態になっていれば、案外「本領発揮」して好成績を残すこともありうるかもしれませんけど……マシンデザインもあまり美しくないし、チームカラーのオレンジを配した新カラーリングもイマイチだしで、どうにも現状では期待できないですなぁ。予想外な方向で活躍してくれることを祈るほかない、ですかねぇ。

 何はともあれ、2週間後には開幕戦・オーストラリアGP決勝です。
 今月からまた「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」の契約をスカパーとしましたし、高速コーナリングマシンになったニューF1による2017シーズンが面白いシーズンになってくれることを願いますわ。

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2017年2月15日 (水)

ニコンが不調

 ニコンが、13日午後に第3四半期決算発表を行い、通期見通しの下方修正を発表。翌14日の東証では株価が15%近く値下がりしました。ニコン曰く「下方修正の主要因は、映像事業・産業機器事業における販売台数の減少」だそうで、特に映像事業では「アクションカメラが販売不振/ほぼ全カテゴリーで市場が想定以上に減速/発売を予定していたDLシリーズ発売取りやめ」が要因となっているようです。
 アクションカメラというのは野外活動などで使うウェアラブルカメラとして近年需要が急速に伸びたカテゴリーのカメラのことで、このカテゴリーを開拓したGoProの成功を見てニコンも 「KeyMission」というブランドで作ってみたのでしょうけれども……結果は不振、と。また、「全カテゴリーで減速」というのは、具体的には前年同期(Q1~Q3)実績比でレンズ交換式デジタルカメラが81万台減/交換レンズ108万本減/コンパクトデジタルカメラに至っては296万台減と、たしかに「市場が想定以上に減速」しているようで、どうしようもない感がありますね。そして、そんな中で上級のコンパクトデジタルカメラを出すのは“自殺行為”だからDLシリーズは発売自体を取りやめた、ってところでしょうか。

 ただ、ねぇ。最近のニコンのカメラ事業は、迷走している感もあるんですよね。だいたい、ウェアラブルカメラ参入って、元々購入層が限られる商品な上に、すでに本家GoProが完全に失速しているのが現状で、後追いしたソニーとかも決して順調ではなかったのにそこへ似たような製品を投入してもうまくいくはずないと思います。それに、コンパクトデジタルカメラは、携帯電話にカメラがついた時点から「カメラ需要は喰われる」と言われ続けていて、この10年でスマートフォン化してさらにカメラ機能が強化され続けてきた以上、市場が縮小することはわかりきってたことです。にもかかわらず、低コスト化(陳腐化)以外さしたる手も打たずにコンパクト機の生産をダラダラ続けた挙げ句、他社(ソニー)のDSC-RX100シリーズがちょっと売れているからってそれを真似た上級コンパクトデジタルカメラを出してみようかとDLシリーズを企画してみたものの諸事情で頓挫って、ねぇ。だいたい、DLシリーズで使おうとしてた1インチセンサーは、ニコンにとってはNikon1シリーズで使っているものです。なんでわざわざレンズ交換式のシステムを組んだ自社商品と性格が被る一体型コンパクトカメラを出そうとしたのか……とても「選択と集中」とのスローガンを掲げて改革に取り組んでいる企業とは思えないチグハグさですわ。

 私Bleumerのニコン党員歴は、COOLPIX950という200万画素コンパクトデジタルカメラから始まったのですが、その後はCOOLPIX990→D70→D200→D700と順調にステップアップしたものの、実質的には2008年に購入したそのD700で止まってるんですよね。他になんとなく買ってしまったD40とサブ機として買ったD90にブログ写真用に買ったD5100と、実はモデル末期の特売D7100も2014年に買ってたりするのですけど(Capture NX2最後の対応機種ってことで確保した)、購入履歴もそこで完全に止まっています。交換レンズも、D90用に買って今はD7100で固定運用しているAF-S DX 16-85mm以来買ってないし、最近は「レンズ欲しい」とも思わなくなってしまいました。(COOLPIX950の前に)リコーDC-3Zという35万画素コンパクトデジタルカメラを買って以来ずーっとデジカメの進化を追いかけ楽しんできた私でさえ、デジカメ市場からはもう2年以上離れてしまっているわけです、実際。で、TwitterにはiPhone(iPhone6s Plus)のカメラで撮った画像をアップしてますし、Twitterならそれで十分だとも思ってます。フルサイズ一眼レフの撮影画像を日常的に見ていた私でさえ今はそんな状態ですから、そんな中で普通のお客さんが再びデジカメ市場に足を踏み入れて高額商品を買い直すってことはなかなかないんじゃないですかね?なんか、カメラを販売する側のキタムラが国内店舗を大量閉鎖するって報道も出ていますし、カメラ事業の環境はさらに厳しくなることでしょう。
 となれば、今ニコンのカメラ事業を立て直すには、相当の覚悟が必要だと思います。ニコンはプロカメラマンとの関係が切れない以上、カメラ事業の根幹はプロ用カメラとサービスです。そちらに手をつけられないのなら、コンパクトデジタルカメラから撤退するしかないのではないでしょうか。事業規模を縮小してでもプロ用カメラと共通する一眼レフに特化し、徹底して高品質な一眼レフを作るメーカーになる……私ならそうする、かな。ま、あまりに特化しすぎると将来性をも完全に閉ざしかねないと考えるならアドバンストカメラ(ミラーレス)は続けておくべきかもしれませんが、仮に続けるならシステムごと再構築すべきでしょうね。Nikon1のような中途半端な製品ではなく、「ああ、たしかにこれはニコンだな」ってわかりやすい製品にしてもらいたいです。

 DLシリーズ発売中止を受けて「もうニコンはダメなんじゃないか」なんて意見も巷にはあるようです。が、フラッグシップのD5を見れば分かるようにニコンは今なお超一流かつ世界最高峰の製品を世に送り出しているカメラメーカーであります。ちゃんと作りさえすれば魅力的な製品を送り出す技術を持っているのですから、一般層向けのデジタル一眼レフカメラでもまたD200やD700みたいな質実剛健なビシッとしたのを出して下さいませ。その時は私も「カメラ好き」に復帰して1台買わせていただきますから。
 カメラメーカーとしてのニコンの復調、期待しております。

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2017年1月25日 (水)

F1ストーブリーグ16-17&バーニー・エクレストン退任

 F1は現在オフシーズンでして、「新レギュレーションに合わせた新車開発の時間を多く取る」とかいう理由で開幕前テストも今年は非常に遅い時期に設定されているため、各チームのマシン開発状況も今は全く不明だったりします。
 で、そんな時はドライバーの移籍話・通称“ストーブリーグ”の話題になるのですが……昨シーズン終了直後のロズベルグ電撃引退によって生じたメルセデスAMGの空きシートは昨年末ぐらいから報道されていた通りウィリアムズからボッタスが移籍し、空いたウィリアムズのシートにはマッサが復帰するという形になりました(ウィリアムズのもう1人は新人ランス・ストロール)。ベッテルとかアロンソなど他チームのエース級がメルセデスAMGに移籍して連鎖的な大移動勃発、なんてことにはならなかったため、イマイチ面白くない結果になってしまった感もありますけど……当のボッタスは大変ですな。正ドライバーとはいえ、契約は1年。環境が一変する上に、「昨年までのクルマとは別カテゴリーのクルマ」とも言われる新レギュレーションの下でのニューマシンで結果(上位入賞どころか表彰台当たり前、みたいな)を求められ、さらに比較対象はあのハミルトン。「跳ね馬のエース」よりかはマシかもしれないけど、強烈なプレッシャーの中で1年闘うってのは大変そうですね。とはいえ、結果を出せば名実ともにトップドライバーと証明されるわけですし、頑張ってもらいたいものです。また、レッドブルとフェラーリは2人とも残留。フォースインディアにはペレスが残り、新たにマノーからオコンが移籍。マクラーレンは、バトンが引退してバンドーンが加入。トロロッソは2人残留で、ハースはグロージャン残留/ルノーからマグヌッセンが移籍、ルノーはパーマー残留/フォースインディアからヒュルケンベルグが移籍。ザウバーはエリクソンが残留し、マノーからウェーレインが移籍することになりました。
 そして、残るマノーはと言いますと……現在破産手続中で、どうやら風前の灯火状態みたいですね。チームに対する出資者探しの最中らしいですけど、仮に新規出資者が見つかった場合でも時間的に2017年型車を開幕戦までに準備するのは難しいとして、FIAに序盤3レースについては2016年型車での参戦を認めるよう求めたとか……といっても昨年のマシン用のタイヤとか今年はありませんし、もはや八方ふさがりですかねぇ?せっかくハースが入ってきたのに、まーた退場するチームが出るとか……本当にそうなってしまったら、残念としか言いようがありませんわ。

 そんな中、一昨日23日にアメリカのリバティメディアがF1の運営権取得手続きを完了したと発表しました。21世紀フォックス副会長のチェース・キャリーがF1の新しい最高責任者(CEO)となり、今までF1を率いてきたバーニー・エクレストンはCEOを退任して名誉会長に。また、あのロス・ブラウンがモータースポーツ担当取締役、ESPNで販売・マーケティング担当上級副社長を務めたショーン・ブラッチスが商業担当取締役に就任することも発表されました。
 今までなんだかよくわからない運営がヨーロッパでなされていたF1が、これからはアメリカのメディア大手によって運営されていくこととなり、また最近は“老害”を通り越しシスの暗黒卿か何かの如く振る舞っていたバーニー・エクレストンがF1運営に(おそらく)関わらなくなるわけでして、これは「もしかしたら、運営が風通し良くより可視化されて、F1が良くなるのでは!?」と思いたくもなるニュースです。もちろん、F1が世界選手権として世界規模で毎年開催され続けてきたのはバーニー・エクレストンがいたからというのも事実でその功績は非常に大きいのですが、近年「F1は金持ちだけが見ればいいんだ!」みたいなことを発言してみたり、そもそもプロ競技として何を目指すのかって根本的なところから迷走させてしまったりとあれもこれもおかしかったですからねぇ。この点、リバティメディアならメディア戦略はきっちり立てるだろうし(※正しい戦略かどうかは別)、競技運営もロス・ブラウンなら1からしっかりとやってくれるんじゃないかと思います。
 ま、今年は時期も時期だしすぐに変わるとは思いませんが、来年再来年あたりからはF1も現代的なプロスポーツへと変革されるかもしれませんね。あまり多くは望みませんけど、F1がより良き方向へ変わっていくことは期待したいと思います。
 あと、今年は有料でも視聴するつもりですが、できることなら来年からは無料放送を復活してほしいです。F1から離れた客を呼び戻すためには、関心を呼び起こすことから始めるしかないと思うので。そちらの方もよろしくお願いいたします。

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2017年1月 4日 (水)

謹賀新年 2017

 新年あけましておめでとうございます。
 今年の正月三が日は、基本的に寝正月でした。正月恒例のスポーツイベントは、元日に吹田で行われた天皇杯サッカー決勝は延長線の末で鹿島アントラーズが川崎フロンターレに勝利。2日の大学ラグビー準決勝は、東海大が同志社に、帝京が天理大にそれぞれ勝って決勝進出。2日~3日にかけて行われた箱根駅伝は、青山学院大が往路も復路も勝って3連覇達成。ライスボウルは、富士通が関学大を下しました。
 今年こそ、穏やかで落ち着いた1年になってくれればと思っておりますが、どうなりますかね。とりあえずは、当ブログの記事を書き続けられるよう可能な限り頑張りたいと思っています。

 本年も、「Bleumer's Diary 詮無きことを II」をよろしくお願いします。

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2016年12月31日 (土)

ゆく年くる年 2016

 大晦日です。2016年・平成28年も終わろうとしています。
 今年は、世間的には震度7が2回もきた熊本地震もありましたし、通常国会でいわゆるヘイトスピーチ対策法/臨時国会ではカジノ法と問題だらけの法律があっけなく成立してしまったりと、いろいろありましたが……国内よりも国外の年でしたかね。6月にイギリスで国民投票によりEU離脱が決まってしまって唖然としていたら、11月にはアメリカ大統領選で共和党トランプ候補が民主党クリントン候補を破ってまさかの勝利。これらには本当に驚きました。議会制民主主義のお手本のようなイギリス連邦と共和制の代表国家アメリカ合衆国、どちらの国民も世界で最も成熟した主権者たる国民だと私は思っていたのですが……EU離脱派やトランプ陣営という冷静な判断を罵倒し感情論を煽り立てる側に投票して勝たせてしまうとは、なぁ。もちろん、イギリスには移民とそれに伴う失業+テロ問題/アメリカにもリーマンショック以降の不況という深刻な問題があるのに英キャメロン政権や米オバマ政権は有効な対策を結局打てなかったし、他のありきたりな政治家にも全く期待できないから、今までにはない選択肢が必要だったって事情はあるにせよ、「にしても、その選択肢を選ぶの?」と私などは考えてしまうのですが……ま、こんな風に考えられるのは、私ら日本国民は2009年に「一度やらせてみよう」と鳩山民主党に政権を託してみてとんでもないことになってしまったという大失敗を経験しているからかもしれません。イギリスやアメリカは成熟していたが故にあそこまで酷いことになった経験はほとんどないでしょうからな。彼らも「間違った選択のツケは自分たちが支払わされることになる」とこれから身を以て知ることになる、のかもしれませんね(もちろん「結果的には大成功」となるかもしれないけど)。

 Bleumer個人にとっての2016年は、手術受けたり、他にもあれやこれやと大変しんどい1年でしたね。今年はケータイの更新年でもなかったし、新規に何か大物を投入したりってのもなかったような……あ、そういやウォークマンNW-ZX100と12.9インチ版iPad Proを買ったか。NW-ZX100は高額なだけあってNW-A17とはたしかに違っており、全域でより深みのある音を出してくれるので気に入っています。また、iPad Proも大画面ながらサクサクサクサク動いてくれるので重宝しております(デカい分やたら重いのと、Apple Pencilのせいか電池があまり持たないのは困りものだけど)。ホビー系では、やっぱ年末に発売になったDX超合金バルキリーの最新作・VF-31J ジークフリードですかねぇ。フィギュアは、今年もアルターが凄かったんですが(特に西木野真姫)、個人的に一番良かったのはマックスファクトリーの「鏡音リン Tony Ver.」かな。各パーツがアルター製品以上にシャープで、フツーに服着てるのに妙に色気があったりして、とてつもない存在感です。アニメ作品では、今年は「君の名は。」とか映画が当たり年だったみたいですけどいろいろあって映画館行けなかったんで……そうだなぁ、ほぼ男だけの硬派な話で世界観含めしっかり作り込まれていた「ジョーカー・ゲーム」かなぁ、一番良かったのは。マクロスシリーズ最新作の「マクロスΔ」はキャラクターがイマイチでしたね。完結編かなんかを作って中途半端だったストーリーもきっちり補完し、挽回してもらいたいところです。ゲームは、今年もあまりできなかったんですが、一番やったのは「Forza Horizon 3」ですかね。

 毎年のように書いていますが、当ブログを続けていくことが厳しい状況だったりします。今年は体力的気力的に特にキツかった。来年の今ごろまで書き続けられているのかどうなのか……ま、ブログ11年目の来年も続けられる限りは書き続けるつもりですけど、どうかなぁ。「WELQ」やらのキュレーションサイト(まとめサイト)がどーたらこーたらの騒ぎを見ていると、真面目に文章書いてネット上にアップするのなんて本当にバカらしい行為に思えてきますしねぇ(私はまとめサイトの存在自体大嫌いで絶対見ないのですが、わざわざあのテのパクリか都合の良いデマゴーグ即ちウソがコンテンツなサイトに閲覧者が集まるってことは、ネットが求めているものが結局パクリか都合の良いウソってことなのでしょう。もっと言えば、ネットでは良質な記事なんてもんは不要で、酷い文章をアップして汚くカネ集めする卑怯な人間だけがいれば良いってことなんでしょう、残念ながら)。買い占めて卑劣な利益を貪る転売屋がいつまでも消えないのと同じで、ネット上では卑怯卑劣な輩ばかりが蔓延るようになってしまうのはどうしようもないんでしょうかね。体力も時間もどんどん奪われていく中、こんなネットの絶望的現実に気力までも根こそぎ持って行かれそうですけど……ま、もう少し頑張りましょうかね。

 2017年は、良い1年でありますように。

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2016年12月 3日 (土)

F1 2016 アブダビGP

 F1最終戦・アブダビGP決勝が先月27日に行われました。
 私の調子が結局良くならないので、第20戦・ブラジルGPと合わせた記事とします。

■F1第20戦 ブラジルGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 ライコネン(フェラーリ)
10位 アロンソ(マクラーレン)
17位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
10位 アロンソ(マクラーレン)
16位 バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」フェルスタッペン/「Fastest Pit Stop Award」ルノー
■F1第21戦 アブダビGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル)
9位 アロンソ(マクラーレン)
12位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
10位 アロンソ(マクラーレン)
リタイア バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル

 第20戦のブラジルGPは、予選はなんとかドライコンディションでやれたものの、決勝が雨雨雨でセーフティーカー→クラッシュ→赤旗中断ループの酷く荒れたレースに。ロズベルグが優勝すればチャンピオン決定でしたがそれどころではなくなり、元々ウェットがそれほど得意でないロズベルグはひたすらリスク回避で、雨でも速いハミルトンが優勝しロズベルグは今回も2位を死守。また、スピンしたりウェット/インターミディエイトのギャンブルに失敗したりと散々だったフェルスタッペンが、最後のセッションで他車を抜いて抜いて抜きまくって3位表彰台をゲットしました。こわいもの知らずというかなんというか……ただ、見ている側としては水を得た魚のようにスイスイと抜きまくるあのドライビングは実に素晴らしかったです。
 そして、チャンピオン争いが12ポイント差で迎えた最終21戦・アブダビGP。ロズベルグは3位までに入れば=表彰台に立ちさえすればハミルトンの結果がどうであれチャンピオンという状況で最終戦を迎えましたが……Q3でコースレコードに迫る1分38秒台を叩き出すなど、今回もハミルトンが先行。「スタートか1コーナーで何かあればあるいは」とも思いましたが、ハミルトンもロズベルグもきっちりスタートを決めて1コーナーもすんなりパス。その後、1回目のピットインで2人とも後から入ってきたフェラーリを待たされることになりましたが両者待たされたので差はほとんどつかず、アクシデントはこれだけ。ハミルトンは策略(?)からかスローペースの走行を続けたため、最後はハミルトンとロズベルグ、2回目のピットでスーパーソフトを選択し最終盤に3番手へ浮上したベッテル、それに1ストップ作戦で4番手のフェルスタッペンまでが連なる形になったものの、ベッテルも無理はしなかったためにこの隊列のままチェッカーフラッグが振られ、ロズベルグは2位となって表彰台に立ちワールドチャンピオンとなりました。アロンソは10位入賞で1ポイント獲得。このレースでF1を引退すると表明したバトンは、序盤にサスペンションが折れるトラブルが出てしまい、残念ながらリタイア。一方、マッサ(ウィリアムズ)は9位入賞で15年間のF1キャリアを締めくくりました。

 これにて、2016年のF1も終了しました。
 ドライバーズタイトルは、385ポイントを稼いだロズベルグが獲得。リタイアノーポイントは“同士討ち”になったスペインの1回だけながら、モナコ他4回表彰台を逃し、シーズン勝利数も21戦中9勝で10勝したハミルトンに及ばなかったりしましたが、最終的に5ポイント差でハミルトンの猛追を凌ぎきりました。ロズベルグはF1デビューから11年目にして初の戴冠。また、父ケケ・ロズベルグもF1チャンピオンであり(1982年。1勝のみでチャンピオンを獲得した)、親子でF1チャンピオンになったのはグラハム・ヒル(1962&68)/デイモン・ヒル(1996)親子に次いで2組目。ロズベルグ、おめでとうございます。ランキング2位は380ポイントを獲得したハミルトン。21戦中10勝/スペインを除くと表彰台を逃したのは3回と安定した成績を残しましたが……やはりマレーシアのリタイアノーポイントが痛恨でしたね。ただ、ハミルトンは3位が4回(ロズベルグは2回)あったりしますし、「ロズベルグよりもポイントを取りこぼした」というのも事実かと。F1が総ポイント数を争う競技である以上、負けは負けですな。ランキング3位は256ポイントのリカルド。マレーシアでの1勝とロシア以外の20戦でポイントを獲得。レッドブルの復調を証明する立派な3位だと思います。ランキング4位は212ポイントのベッテルで、5位は204ポイントのフェルスタッペン。今季0勝に終わった不振のフェラーリながら、最終戦でフェルスタッペンをブチ抜いてランキング4位を死守したあたりは“跳ね馬のエース”の意地、でしょうか。ただ、ベッテルとチームに生じた溝は端から見てるともう埋めがたいレベルにも思えますが……どうなりますかね。一方、その攻撃的なドライビングで批判されまくりのフェルスタッペン君ですが、シーズン途中にチーム変わっていきなり優勝(スペイン)した上、その後も表彰台6回登って、終わってみれば200ポイント超え達成……とんでもない若者であることは間違いないでしょうし、その才能は認めざるを得ないでしょうな。良くも悪くも今年最も目立ったF1ドライバーだったと思います。ただ、来年はもう少し大人のドライバーになってもらえると……いや、何でもないです。ランキング6位は186ポイントのライコネン。表彰台は4回に留まり、表彰台に立っている印象よりもフェルスタッペンとレース後にやり合ってる印象の方が強かったような気がします。7位には101ポイントを稼いだペレスが入りました。荒っぽいドライバーの1人だった彼も、今や中堅どころの筆頭格みたいになりましたね。タイヤの使い方では職人的だったりしますし、表彰台にも2回立ったし、立派です。8位ボッタス、9位ヒュルケンベルグで、アロンソが54ポイントでランキング10位に。11位マッサ、12位サインツ、13位グロージャン、14位クビアト、15位に21ポイントのバトンが入りました。
 コンストラクターズタイトルは、765ポイントのメルセデスAMGが獲得。21戦19勝、今年も完全に他を圧倒。2位は、468ポイントのレッドブル。3位はフェラーリで、398ポイント獲得。4位は173ポイントのフォースインディアで、5位は138ポイントのウィリアムズ。終盤まで争っていましたが、終わってみれば結構差がついてしまいましたね。6位は76ポイントを稼いだマクラーレン。昨年27ポイントしか取れず9位だったことを思えば「躍進した」とも言えますけど……目指す場所はこんな位置ではないはずなので、来季はしっかり表彰台争いをするチームになっていてもらいたいです。7位トロロッソで、新加入のハースが8位。これは立派。9位は新生ルノーで、10位はブラジルでナスルが獲得した2ポイントによりザウバー。オーストリアでウェーレインが1ポイントを獲得したマノーは残念ながら最下位でした。

 今季のF1は、見ててとにかく面白くなかった2014年よりさらに面白くなかった2015年と同じく、メルセデス1強&マクラーレン・ホンダがまだまだ弱い、見ていて楽しくないシーズンだったと言えますかね。ただ、オープニングラップで“1強”の2台だけがいきなり消えたスペインGPとか、リカルドが奮戦したモナコGPとか、ドラマチックだったマレーシアGPとか、川合さんがボヤくほど長かった雨のブラジルGPとか、チャンピオンシップが懸かって最後の最後までわからなくてドキドキした最終戦とか、楽しめたレースもあるにはありましたね。トップチームのマシンを駆って暴れ回るフェルスタッペン、初戴冠に向けて突っ走ることができずに耐えるロズベルグ、吹っ切れてひたすら押しまくるハミルトン……ドライバー同士の人間模様も今年は垣間見えたので、昨年よりは多少は良かったかもしれません。今年からは無料視聴枠が日本から消えてしまい、初めてお金(1万円弱ぐらい?)払ってF1の中継映像を見てきたわけですが、少なくとも「カネ返せ!」って気分ではないので、まぁ面白くはなかったが有料でも満足はできた、って感じですかね。
 で、来季は……とか考えていたら、昨晩遅くに突然「ロズベルグ引退」の報道がなされまして、驚愕しました。「チャンピオン獲った途端引退かよ」と思ったのと同時に、「後釜どうすんの?」って。今年はストーブリーグが早くに終わってまして、残ったシートは既に「ザウバーの1つとマノーだけ」って言われてましたが、ロズベルグが引退するとなると一番良い(と思われる)席が1つ空くわけで……何が起こるか全くわからなくなってしまいました。テストドライバーでもあるウェーレインが昇格すれば特段問題なさそうですけど、仮にベッテル(ドイツ人)とか他チームのエース級が移籍なんてことになると大変なことになります。「エース級なんてのは契約で拘束されているんだよ!」とか言われそうですけど、なぜか非常事態には契約が簡単に破棄されたりするのがF1界だったりするので、予断を許しません。トト・ウォルフが「メルセデスのコクピットはどのドライバーにも自由に開かれている」「必要なだけ時間を取るつもり」とか言ってるのも、「エース級さんの移籍、待ってまーす」と言っているようにも聞こえますしねぇ(ウェーレインなら支配下なので即決のはず)。どうなることやら。
 一方、マシンの方はレギュレーションが大きく変わりますので、一新されます。タイヤの幅がかつてのようなワイドタイヤになるのに合わせて、ワイドトレッド・ワイドウイングになって削られ続けたダウンフォースも今回は増します。PUのレギュレーションはほぼ変更ないようですが、開発制限は撤廃されるのでシーズン途中で新設計のPUにスイッチし劇的にパワーアップすることも不可能ではなくなりました。というわけで、来季の勢力図はどうなるのか、現時点では全くわかりません。今のまま“メルセデス盤石”が続くのかもしれませんし、エイドリアン・ニューウェイがとんでも空力マシンを作り上げてレッドブル1強時代に戻るかもしれませんし、2009年のブラウンGPの例がありますから黄色(ルノーワークス)無双とかインド無双なんてこともあるかもしれない。もちろん、古参のフェラーリやマクラーレンやウィリアムズが1強に返り咲くことだってあり得ます。レギュレーションが大きく変わった年は何が起こるか予測不可能なんです。ま、できれば1強ではなく3強か4強ぐらいになってくれた方が見ていて楽しくなりそうなんですが……どうなるんでしょうかね。外観的にどのくらい変わるのか実際どのくらい速くなるのか、来季の新マシンはカッコ良くなるらしいし、とても楽しみですわ。

 来年は、マシンと共にF1という競技自体が大きく面白く変わった1年となればいいですね。

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2016年11月 3日 (木)

F1 2016 メキシコGP

 F1第19戦・メキシコGP決勝が先月30日に行われました。
 私の調子が未だよろしくないので、今回も連続開催された第18戦・アメリカGPと合わせた短縮版の記事とします。

■F1第18戦 アメリカGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル)
12位 アロンソ(マクラーレン)
19位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル)
5位 アロンソ(マクラーレン)
9位 バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」フェルスタッペン/「Fastest Lap Award」ベッテル/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
■F1第19戦 メキシコGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 フェルスタッペン(レッドブル)
11位 アロンソ(マクラーレン)
13位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 リカルド(レッドブル) ※3着はフェルスタッペン/表彰台にはベッテルが上ったが、レース後の裁定で繰り上がった
12位 バトン(マクラーレン)
13位 アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ

 昨年はハリケーンの余波で大変なことになってしまい以降の開催が危ぶまれたアメリカGPも、今年はキレイに晴れ渡りお客さんもいっぱい入って興業としてはイイ感じそうでしたが……決勝はイマイチ面白くない展開でした。スタート直後の1コーナーでリカルドが2番手に上がり、中盤でヒュルケンベルグ(フォースインディア)とボッタス(ウィリアムズ)が接触/フェルスタッペンが27周目に突然ピットに入ってきてピットクルー大慌て→直後の29周目にスローダウンの後、コース上でストップし、VSC(バーチャルセーフティーカー)/37周目に念のためのピットストップを敢行したライコネンのマシンにホイールナットの締め忘れが発生→リタイアとなってしまいライコネン激怒、とトラブルはいくつか発生しましたが、ハミルトンは終始首位をクルージング/ロズベルグもVSCの間にピットインしてまんまとリカルドを抜いて“ノルマ”の2位ゲット、と結局は「メルセデス盤石」でした。一方、上記のトラブルがすべて良い方向に働いたマクラーレンは、アロンソが5位をゲット/バトンも9位に入ってダブル入賞。惨敗した日本GPがウソのように12ポイントも荒稼ぎしました。
 で、昨年復活して大観衆が押し寄せたメキシコGPは、さらに多くの観衆が押し寄せたようで、興行的には大成功だったみたいですけど……ことらも展開はイマイチ。FP1:7番手/FP2:3番手/FP3:4番手/Q1:6番手/Q2:5番手とロズベルグが週末通して不調で、面白くなるかなとも思いましたが、Q3に2番手タイムを叩き出してしまい……決勝もリスクを廃した危なげない進行で、やっぱり「盤石」。またも首位をクルージングしたハミルトンが優勝し、通算51勝目。通算勝利数でアラン・プロストに並び、歴代2位となりました。ロズベルグも“ノルマ”の2位を死守。また、今回2回ストップが予想されていたところ、ベッテル(フェラーリ)が1回ストップ作戦を敢行したことで、上位陣に「1ストップ縛り」のような状況が発生。最後の最後にフェルスタッペン/ベッテル/リカルドの間での3位争いが激烈になってそこは結構見ていて面白かったのですが……フェルスタッペンがコーナーをショートカットしてベッテルを抜き返し順位を維持したのにベッテルに順位を譲らず、そのままレースは進行。レース終了直後フェルスタッペンに5秒加算ペナルティが科され、表彰式控え室に入っていたフェルスタッペンは退去させられてベッテルが表彰台に/さらに決勝後、ベッテルがリカルドの追い抜きに対しブレーキング中の進路変更を取られ10秒加算ペナルティが科されると発表。最終的にはリカルドが3位で、フェルスタッペン4位、ベッテルは5位ということになりました。これはね……対象が人気のフェルスタッペンだからレース中に順位を譲るよう裁定を出さなかったのか、またメキシコで人気のあるフェラーリのドライバーだからベッテルを表彰台に上げておいてレース後に降格したのか、って「恣意的な判断がなされたのでは」と勘ぐりたくなるくらいにアンフェアで後味の悪い措置だなと感じましたよ。F1もプロスポーツである以上は、結果(表彰台)を左右するような裁定については厳密で公正な判断を的確にしてもらいたいものです。一方、マクラーレンは下位に沈んだまま何もできずに終わりました。今度はアメリカでの好結果がウソのように鈴鹿と同じパターンでノーポイント……「ロン・デニスが更迭されるのでは」とも言われてるみたいですけど、好不調の“波”が激しすぎるというか、最近のマクラーレンって一体どうなってんですかねぇ?
 チャンピオンシップは、ハミルトンが連勝して50ポイント/ロズベルグが連続2位で36ポイントを獲得し、ポイント差は19に縮まりました。が、残り2戦となったので、ハミルトンがさらに連勝したとしても、ロズベルグは残り2戦を2位と3位でもチャンピオンとなります。逆に、次戦ブラジルGPでロズベルグが優勝すると、ハミルトンは2位になっても最終戦で逆転不可能となるのでチャンピオンが決定してしまいます。ロズベルグがアメリカ2連戦を共に2位で乗り切ったのは、かなり大きいんじゃないですかね。個人的には、今年はロズベルグにチャンピオンになってもらいたいんですけど、どうなるのでしょうな。

 F1ではないのですが、先週アウディの今年限りでのWEC撤退が発表され、昨日はVWがWRCから撤退することも発表されました。WRCには来年から入れ替わりにトヨタが復帰するのでさほど痛手にはならなそうですけど、WECのLMP1ハイブリッドクラスはどうなるんでしょうか……アウディは今年新車を投入してきていたので、撤退の報を聞いたときは驚きましたわ。ヨーストと組んでどっかのメーカーが新たに参入すれば面白いんですけどね(日産とかマツダとかジャガーとかメルセデスとかプジョーとか)。
 ここ10年ほどモータースポーツには厳しい環境が続いていますけど、これからも持続して発展し続けていけるよう世界的になんとか盛り立てていかないといけませんなぁ。

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2016年10月11日 (火)

F1 2016 日本GP

 F1第17戦・日本GP決勝が一昨日行われました。
 日本、言わずと知れた本田技研工業の母国であります。鈴鹿サーキット、言わずと知れた本田技研工業傘下のパーマネントサーキットであります。そんなホンダが、F1でのマクラーレン・ホンダとしての復帰2年目、「トップ3に次ぐチーム」として母国に凱旋……とは、今年もいきませんでした。

 予選。雨天が予想されていたものの雨は午前中のみで、曇天ながら路面はドライ。となれば、荒れる要素はなくなり(前戦のハミルトン車のトラブルが深刻なエンジントラブルだったようで、メルセデスがPUユーザー全員にパワーセーブを言い渡したようですが……言うほど影響は大きくなかった)、予想通りメルセデスAMG勢のトップ争いということになってしまいました。他方、期待のマクラーレン・ホンダはQ1からまさかの大苦戦。アロンソは15番手でぎりぎりQ1突破/バトンは16番手でQ1落ちを喫しました。また、Q2もアロンソはふるわず、結局予選は15番手で終わりました。PPはロズベルグ(メルセデスAMG)が獲得し、3年連続。2番手ハミルトン(メルセデスAMG)。3番手ライコネン/4番手ベッテルとフェラーリ勢が続き、5番手フェルスタッペン/6番手リカルドとレッドブル勢は今回フェラーリに先行を許しました。7番手ペレス/9番手にヒュルケンベルグとフォースインディア勢が入り、8番手にグロージャン/10番手にグティエレスとハース勢が今回トップ10入りしてきました。ハースは初の鈴鹿にして初の揃ってQ3進出を達成。次戦が母国GPだからかどうかわかりませんけど、調子上げてきましたかね(新興ハースが結果を出したのに、名門マクラーレンときたら……)。
 決勝。また午前中に雨が降ったようですが、午後は曇天で路面はドライ。ライコネンがギヤボックス交換で5グリッド/ベッテルが前戦の接触が原因の3グリッド降格処分でそれぞれ8番手/6番手スタート、さらにバトンがエンジン交換ペナルティで最後尾スタートに。荒れる要素がまたまた取り払われメルセデスAMG勢独走かと思いましたが、スタートでハミルトンが出遅れ8位に落ちるアクシデントが発生。3周目にはベッテルがペレスをかわして3位に浮上、1位ロズベルグ/2位フェルスタッペン/3位ベッテルとなって「フェラーリが追撃する面白い展開か」とも思ったのですが……結局追撃できたのはハミルトンだけ。おそらくはパワーセーブの関係で2位フェルスタッペンを抜くことまではできなかったものの、3位まで戻して表彰台に乗ることには成功しました。優勝はロズベルグで、フェラーリ勢はベッテル4位/ライコネン5位。前戦優勝のリカルドは6位で、7位ペレス/8位にヒュルケンベルグのフォースインディア勢。9位に今季限りで引退するため鈴鹿ラストランとなったマッサ(ウィリアムズ)が入り、10位はボッタス(ウィリアムズ)。全車完走の上、セーフティーカーもバーチャルセーフティーカーさえもない展開では何もできずに下位に沈んだままとなってしまったマクラーレン勢はともに周回遅れとなりアロンソ16位/バトン18位に終わりました。「Driver of the Day Award」はフェルスタッペン/「Fastest Lap Award」はベッテル/「Fastest Pit Stop Award」はウィリアムズが獲得。

 抜きにくいコースレイアウトもあって、決勝は予想通りというかほとんど面白みのない展開になってしまいましたが……マクラーレン・ホンダにとっては「それ以前」のレースでしたな。昨年の日本GPの記事での感想も同じ書きだしで、「来季はMP4/4みたいな“無敵マシン”とまではいかなくとも、勝負ができるPUとシャシーをホンダとマクラーレンとで必ず用意してもらいたいものです。本当に。」で締めたのですが、その昨年以下の成績になってしまうとはねぇ(昨年はアロンソ11位/バトン16位)。「セパンでダブル入賞なら、今年はいける」と私も楽観視してましたが甘過ぎでした。蓋を開けてみれば、ルノーの2台(パーマー12位/マグヌッセン14位)にもザウバーのエリクソン(15位)にも負ける「惨敗」ですよ。しかも、ドライの鈴鹿(特殊要因なし)での敗北ってことは、MP4-31のF1マシンとしての実力がこんなもんってことであって言い訳できませんし。それに、フォースインディアとウィリアムズは4台揃ってきっちりポイント獲りましたから(しかも、両チームとも使い古しのPUな上にパワーセーブ中。ホンダPUは新品)……追いついたと思っていた2チームが、またはるか彼方へ遠のいた感じです。今年のマクラーレン・ホンダには本当にガッカリしましたわ。もうシーズン終盤ですし、シャシーのレギュレーションが大幅に変わる来年に期待するしかないですけど……どうなんですかねぇ。
 他方チャンピオンシップでは、ロズベルグがハミルトンをさらに引き離すことに成功。ポイント差は33に広がりました。残りは4レースなので、仮にハミルトンが残り全勝したとしてもロズベルグは2位を3回+3位が1回でもチャンピオンということになりました。また、今回でもってメルセデスAMGチームのコンストラクターズタイトル獲得が確定して究極“同士討ち”をも狙える状態にもなったので、「自分だけノーポイント」を避ければ良くなり、優位に立ちましたね。こうなると、ハミルトンはとにかく再逆転を信じて勝つしかないわけですが……まぁ、焦ってる感じは見受けられないし、とりあえず次の連戦(アメリカGP/メキシコGP)ですな。

 今年の日本GP来場数は過去最低だったみたいですけど、これも仕方ないでしょうな。レース終了後にBSフジで無料視聴できる特番(これまでの2016シーズン16戦ダイジェストと日本GPの1時間版)をやってましたが、普段は有料放送のみで地上波では「F1自体今は開催されていない」に等しい状態ですからねぇ(実際フジのニュースでさえスルーしてたし)……世間一般からは完全に切り離されてしまっている以上、関心がある人以外は来場しないのも当然です。そんな中で決勝日72000人/3日間合計145000人も鈴鹿に集めたなら、むしろ凄いことだと私は思いますわ。「何とかしたい」というのなら、世間に存在自体をアピールし直すところからやり直さないといかんでしょうな。F1の経営権がアメリカの企業に移ると先月発表になったので、そのあたりの方針もこれまでとは変わってくれればあるいは、とも思いますけど……F1自体も今後どうなっていくんでしょうかね。

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2016年10月 4日 (火)

F1 2016 マレーシアGP

 F1第16戦・マレーシアGP決勝が2日に行われました。
 もはや恒例となった更新サボリのため、今回も短縮版とします。
 まずは、夏休み明けとなったベルギーGPからシンガポールGPまでの結果。

■F1第13戦 ベルギーGP
・予選
1位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
2位 フェルスタッペン(レッドブル)
3位 ライコネン(フェラーリ)
9位 バトン(マクラーレン)
22位 アロンソ(マクラーレン)
・決勝
優勝 ロズベルグ(メルセデスAMG)
2位 リカルド(レッドブル)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
7位 アロンソ(マクラーレン)
リタイア バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ハミルトン/「Fastest Lap Award」ハミルトン/「Fastest Pit Stop Award」ウィリアムズ
■F1第14戦 イタリアGP
・予選
1位 ハミルトン(メルセデスAMG)
2位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
13位 アロンソ(マクラーレン)
15位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ロズベルグ(メルセデスAMG)
2位 ハミルトン(メルセデスAMG)
3位 ベッテル(フェラーリ)
12位 バトン(マクラーレン)
14位 アロンソ(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ロズベルグ/「Fastest Lap Award」アロンソ/「Fastest Pit Stop Award」レッドブル
■F1第15戦 シンガポールGP
・予選
1位 ロズベルグ(メルセデスAMG)
2位 リカルド(レッドブル)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
9位 アロンソ(マクラーレン)
13位 バトン(マクラーレン)
・決勝
優勝 ロズベルグ(メルセデスAMG)
2位 リカルド(レッドブル)
3位 ハミルトン(メルセデスAMG)
7位 アロンソ(マクラーレン)
リタイア バトン(マクラーレン)
「Driver of the Day Award」ベッテル/「Fastest Lap Award」リカルド/「Fastest Pit Stop Award」メルセデスAMG

 高低差と最長レイアウトのスパ・フランコルシャン/直線を繋げたレイアウトの超高速コースのモンツァとパワーを要求されるサーキットに向けて各PUメーカーがアップデートを投入。ベルギーGPではホンダが7トークン/メルセデスも5トークンを使い、イタリアGPではフェラーリが3トークンを使用。また、残るルノーもシンガポールGPで3トークンを使ったPUをフェルスタッペン車用に持ち込みました。また、PU基数制限に引っかかることが確実なハミルトンとアロンソが、比較的追い抜きしやすい(=後方からの挽回が可能な)ベルギーGPで後半戦用のPUを複数基投入しペナルティを一気に消化しました。
 で、ドライバーズランキングトップのハミルトンは、ベルギーで最後列スタートとなったものの序盤展開が荒れたこともあって3位表彰台を確保することに成功。続くイタリアGP予選では、2番手ロズベルグにコンマ5秒近い差をつけて(他チームは相手にならず)PPを獲得。もはや盤石か、と思われましたが……なんと決勝でスタートに失敗。2位にはなったもののロズベルグの後塵を拝することに。さらに、シンガポールGPではダウンフォースで勝るレッドブル勢が絶好調で予選決勝ともにリカルドに前に出られてしまい、決勝では一時ライコネンにも抜かれる始末で3位がやっと。結局、3連勝となったロズベルグに合計ポイントでの逆転を許しました。

 そして、久々の秋開催ながらやっぱり灼熱状態での開催となったマレーシアGP。ホンダが次戦に迫った母国GPに向けて改良型PUをアロンソ車に投入してきました(基数オーバーのペナルティ消化のためマレーシアで投入。2トークンを申請したものの、パワーアップはなく安全性向上のためのものと判定され、トークンは使わずに済んだ模様。また、今回の改良型PUを使ったのは金曜日のセッションのみ)。
 セパン・サーキットは全面的に舗装がやり直され、レイアウトの一部改修もされたため高速化。そんな中で行われた予選は、ハミルトンが圧倒。コースレコードに迫る1:32.850を叩き出してPPを獲得。2番手ロズベルグに再びコンマ4秒の差をつけました。ただ、引き続きレッドブル勢も好調で、今回はフェラーリ勢も好調。3番手フェルスタッペン、4番手リカルド、5番手ベッテル、6番手ライコネンまではハミルトンから1秒以内の差に留まりました。以下は、7番手ペレス(フォースインディア)、8番手ヒュルケンベルグ(フォースインディア)で、今回が300戦目になったバトンが9番手。10番手はマッサ(ウィリアムズ)で、アロンソはペナルティのために実質予選不参加の22番手。
 決勝。上位陣のスタートは順調だったものの、1コーナーでベッテルが止まりきれずにフェルスタッペンとロズベルグに接触。ベッテルはサスが折れてリタイア。フェルスタッペンはそのまま走り続けたものの。リアを押されスピンしたロズベルグは最下位に転落。難を逃れたハミルトンが優勝してあっけなくランキング首位返り咲きかと思いましたが……41周目に突然マシンから煙と炎が上がってコース脇にストップ。そのままリタイアとなりました。その後は、後続のレッドブル勢がワンツー態勢をキープし、リカルドが今季初優勝。2位フェルスタッペンで、ハイブリッド化以降メルセデス/メルセデスAMGチーム以外では初となるワンツーフィニッシュとなりました。3位には、最後尾から挽回して10秒ペナルティをくらいながらもライコネンに10秒以上の差をつけたロズベルグが入りました。4位はそのライコネンで、5位ボッタス(ウィリアムズ)、6位ペレス。最後尾スタートのアロンソは、またも混乱に乗じて順位を上げ、終わってみれば7位。8位はヒュルケンベルグ。バトンは9位となり、マクラーレンはモナコGP以来のダブル入賞達成。10位にはパーマー(ルノー)が入り、F1で初のポイント獲得となりました。「Driver of the Day Award」はフェルスタッペン/「Fastest Lap Award」はロズベルグ/「Fastest Pit Stop Award」はウィリアムズが獲得。
 スペインにモナコといろいろあって優勝を逃していたリカルド、今回は優勝できて良かったですね。ハミルトンがリタイアする直前の39周目、通常であればタイヤ戦略上フェルスタッペンにポジションを譲るべきだったところをリカルドは譲らず、解説陣も「チームとしてどうなの、これ?」と言っていたところに前が突然いなくなって結果優勝したわけで……もしリカルドが素直にポジションを譲っていたら、またもフェルスタッペンが優勝していたわけです。そんなことになったら、「仏の顔も三度まで」でさすがにリカルドもブチ切れてチーム内の収拾つかなくなってたかもしれませんからねぇ。結果的にワンツーフィニッシュとなって、レース後にリカルドとフェルスタッペンが抱き合って、表彰台には代表のクリスチャン・ホーナーも上がってチーム全員で祝福できて、本当に良かったですな(シューズを盃にするパフォーマンスも全員でできたしw)。
 チャンピオンシップでは、ハミルトンがまさかのノーポイントとなり、一方でロズベルグは3位15ポイントを獲得できたので、2人の差は23ポイントとなりました。まぁ、残りまだ5レースもあって、かつ次の日本で仮にハミルトン優勝/ロズベルグリタイアなら即逆転してしまう点差でしかないので、あれこれ言うのはまだ早いところなんですけど……ハミルトンはPUトラブルが自分にばかり起こることに相当イライラしているようで(まぁ、ベルギーで裏技みたいなことやってまで調達したPUが1レース目で壊れるとか、相手が順調すぎるだけに腹立つだろうけど)、これからどうなっていくのでしょうね。
 あと、マクラーレン・ホンダ。表彰台を争うところまではまだ遠そうなんですが、イタリアを除けばQ3に進出して着実にポイントを取れてるし、メルセデスAMG/レッドブル/フェラーリの上位勢に続くポジション(フォースインディアやウィリアムズと争えるレベル)には入ってきたように思えますね。まぁ、もう一段進化して「4強」の一角にならないとダメなんですが、それは来年のマクラーレンシャシー+ホンダPUに期待、ですかね。とりあえずは、ホンダの聖地・鈴鹿での活躍に期待します。

 今週末は、いよいよ日本GPですね。ま、予選と優勝争いは例の如くメルセデスAMG勢の争いになるのでしょうけど、決勝はマクラーレンとフェラーリに頑張ってもらいたいですわ。フェラーリは母国イタリアでなんとか表彰台を確保したものの、とにかくうまくいってないですから……跳ね馬のカッコいいところを見せてもらいたいものです。

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2016年9月 8日 (木)

新型iPhone発表 2016

 Appleが日本時間の今日未明に新製品発表会を開催し、iPhoneの新モデルとなる「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」およびApple Watchの新型「Apple Watch Series 2」が発表されました。
 防水化とか腕時計らしくなった「Apple Watch Series 2」ですけど興味ないのでここではおいといて……新型iPhoneですな。
 「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」は、6から7へとナンバリングは変更になりましたが、外形的には4.7型液晶の「6」「6s」/5.5型液晶の「6 Plus」「6s Plus」ほぼそのままのようです(6系用の保護ケースも、大きさ的には使い回せるとか)。デザインも、「変わりばえしない」とのウワサ通り6系から大きくは変わっていないようですな。「ナンバリング変更時にはデザインが大きく変わる」ってのがiPhoneのポリシーみたいになっていたので、この点では少し残念な気もします。ただ、今回、グレー+黒のスペースグレイからチェンジして、黒+黒なブラックと本体がツヤあり黒なジェットブラックという良い感じの新色が出るので、それほど不満は出ないかもしれません。
 一方で、ハード面や機能面では6系から結構変わっているようで……まず、ホームボタンがタッチセンサー化され押せなくなったとか。まぁ、随分と前からウワサでは押せなくなる押せなくなると言われてましたけど、ついにその日が来たようです。また、ステレオミニジャック端子が撤廃され、音声信号はLightning端子から変換アダプター(※同梱される)を介して取るか無線で出すかになりました。こちらは完全にウワサ通りの仕様変更ですが、これはいわば「iPod時代との決別」ってところですかねぇ……少なくとも、iPhoneにとって携帯音楽プレーヤー機能は小さくなったってことでしょうね(実際、私はiPhoneの音楽プレーヤー機能は使っていないし)。で、これらの代わりにiPhoneが防水機能を備えました。IP67の防水仕様に対応し、防水防塵とか。ただ、腕時計でいうところの生活防水程度なので風呂場持ち込みとか水中使用とかまでは対応していないようですな。また、カメラは、「Plus」のみについていた光学式手ブレ補正が「iPhone 7」にも装備され、「iPhone 7 Plus」は光学系が広角用/望遠用の2系統を持つようになるなどかなり強化されているみたいですな。「6s Plus」使っててカメラ機能にはとても満足しているのですが、画像処理もさらに強化されているとなると……カメラとしてもかなりの性能になってそうですね。それと、ストレージラインナップが16GB/64GB/128GBから倍加されて32GB/128GB/256GBとなりました。あとは、プロセッサがA9からA10になって高速化されてたり、ディスプレイが大きさや解像度は同じでも6系よりキレイになってたりしますし、ウワサではバッテリーの容量が少し増えてるとか「iPhone 7 Plus」はRAMが3GBになっているとか言われていたりもします(このへんは分解記事待ち)。
 その上、今回は日本向けモデルが“日本特別仕様”になっており、対応バンド数増加(Band11と21)のみならず、FeliCa規格にも対応してきました。「Apple Pay」の日本でのサービス開始を万全なものにするため、なのでしょうけど……今までの“殿様商売”なAppleでは考えられないような施策ですねぇ。FeliCa対応のウワサはあったので、サプライズとまではなりませんでしたがちょっと驚きましたわ。

 iPhone6s Plusユーザーの私は、来年まで機種変更するつもりもないため、今回のモデルチェンジは「高みの見物」となりますが……まぁ、今回の新モデルについても特段に魅力的とは感じなかったですね。進化に手詰まり感が色濃くなっている昨今のスマホにおいて、順当に機能強化を図っているとは思いますし、2つ前の6/6 Plusから「買い替えよう」と思わせるだけの端末にきっちりと仕上げたところは「さすがApple」って感じですけどね。実売価格次第でもありますけど(追記:翌日9日に各社から販売価格が発表され、「実質0円」こそないものの、6s/6s Plusより少し安めの値段になった)、今回のモデルチェンジに世間はどう反応するのでしょうか。
 あと、個人的には機種変する予定の来年モデルのiPhoneがどうなるやらまったく読めないのがちょっと怖いですわ。来年のiPhoneは10周年記念モデルということでデザインから何から一新されるというウワサもあります。「来年型で一新するために今年型はデザイン変更しなかった」という話で「本当かなぁ?」と疑ってたら本当に今年型のデザインが変わらなかったので……となると、来年型はぶっ飛んだデザインになるのか!?、と。全く新しいデザインというのはワクワクするものではありますけど、4S→5s→6s Plusと前年モデルと同じデザインの端末を乗り継いできた者としては不安もあります。1年先のことなので今から心配しても詮無きことなんですけどねw。ま、楽しみにしています。

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2016年8月22日 (月)

リオデジャネイロオリンピック閉幕

 リオデジャネイロオリンピックが、今日の朝に閉幕しました
 開幕前は物騒なニュースが相次いで「リオでやって大丈夫なの?」と思っていましたけど、犯罪やテロに巻き込まれるみたいなトラブルはほとんどなく(報道陣が乗ったバスの窓ガラスが割られたり、選手が強盗被害を訴えたものの狂言だったという事件もあるにはあったが)、閉会式も無事に終わったようですね。何よりです。
 日本選手団も、今大会は期待されてるのかどうなのか今ひとつはっきりしなかったんですけど、メダル獲得数は過去最高の数字とか。金メダルは12個/銀メダルは8個/銅メダルは21個で合計は41個。国別ランキングも、今回は金メダル数/メダル総数ともに6位。たいへん立派な成績だと思います。
 ただ、今大会は時差12時間のリオデジャネイロ開催ということで、中継をほとんど見ませんでした。今夏は猛暑で(関西は特にヒドく、最高気温35度以上が当たり前)、睡眠時間を確保しないと夏バテどころか命に関わるような状態だったことも大きかったんですけど……たまたまテレビつけたらサッカーU23日本代表とコロンビアの試合をLIVEでやってまして、0-0だった試合が私が見始めた途端2点取られたんです。で、日本代表が1点返すところまでは見てたんですが、事情で見るのを途中でやめまして、あとで確認したらこの試合は2-2の同点で勝ち点1の結果になったんですよね。さらに、なんか他の競技でも私が見ると途端に選手の調子が悪くなったような気がして……これは、「俺は見ない方が結果は良いんだな」という結論に至りましたw。まぁ、サッカーU23日本代表は結局決勝トーナメントに残ることができなかったりもしたのですが(グループ3位で予選敗退)、見るのを諦めた男子柔道は今回全階級でメダル獲得という快挙を達成しましたし、水泳とかもかなり良かったですしねぇ。たぶん、私が中継見なかったことも日本選手団好循環の一因になったのではないかと思っております、はい(ないないw)。
 その男子サッカーは、なりふり構わずOA枠でネイマールを投入したブラジルが、決勝でドイツをPK戦で下して悲願の金メダル獲得。一応注目はしていた男子バスケットボールは、アメリカが決勝でセビリアを大差で下し金メダルを獲得しました。バスケのアメリカの準決勝(スペイン戦)と決勝は録画して見たんですけど……デュラントの活躍は光ってたものの、正直どちらの試合も凡戦だったように思いました。
 結局今大会はニュースで結果をチェックするのがほとんどとなってしまいましたが、今回見てて一番熱かったのは、やっぱり陸上の男子400メートルリレーですかねぇ。ジャマイカのアンカーであるボルトの他を圧倒する超加速には唖然としましたが、第1走者・山県亮太選手のスタートダッシュから第2走者・飯塚翔太選手/第3走者・桐生祥秀選手までの日本チームの走りとアンカーであるケンブリッジ飛鳥選手、本当に見事で素晴らしかったですな。しかも、陸上短距離王国アメリカを破って堂々の2位ですからねぇ(※アメリカは3着だったが、失格となった)。あの映像はニュースで何度も見ましたが、ホント何度見ても感動しますね。凄かったです。

 閉会式で小池百合子新都知事が五輪の旗を受け取っていましたけど、次は2020年,東京大会ですね。あのオリンピックが、この日本で開催されるんですなぁ。まぁ、新国立競技場建設とかロゴマーク選定とか準備のゴタゴタっぷりを見ていると「今からこんなで東京も大丈夫なの?」と言いたくなりますけど、アテネやリオでも何とかなったし、東京も何とかなるのでしょう。
 「世界一の舞台」の4年後の日本での開幕を、期待して待ちたいと思います。

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2016年8月16日 (火)

詮無きことを、10年

 私がブログなるものを書き始めて、丸10年になりました(初めて書いた記事は、2006年8月16日にアップ)。
 MicrosoftがやってたLive Spacesで始めて(Live Spacesの分は、現在はwordpressに移行保存)、Live Spaces消滅騒動でここココログに移動してからも6年が経過して……合わせて10年。「詮無きことを」も随分と長く続いたものです。
 とはいえ、体壊して一眼レフでの写真撮影が難しくなったことからメインのコンテンツだったホビー系の記事を書かなくなってはや2年半……近年はF1の感想文ぐらいしかブログに記事をアップしておらず、その感想文でさえ中継見てすぐに書き上げることができずにいたりします。即時的な発信はTwitterでするようになったってこともあるのですが、そのTwitterでのツイートさえも最近はしんどく感じるようになってしまっていて……以前より体力的に厳しいだけでなく、気力も相当衰えてしまいました。今年は先月に国政選挙(参議院議員通常選挙)があってそれについての記事作成の準備もしたのですが、記事の形には結局できなくて……もう以前のような長文記事は書けそうにないです。
 というわけで、「10年を機に、ブログはやめようか」とも考えていたのですけど……F1がまだシーズン途中ですし、開幕記事を書いたリオ五輪も開催中だったりと今このタイミングではあまりにキリが悪いので、まだ続けることとします。

 ただ、私の状態が現在いろいろとよろしくなかったりするもので、年内は当ブログの更新ペースがさらに落ちるかもしれません。が、体の持つ限りはなんとかこの「場」を存続させたいと思っております。
 当ブログを、今後ともよろしくお願いします。

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